6月2日(月曜日)

家庭での
節電・省エネ


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 東京都議会では、今月の10日から第二回定例会が開催されます。石原知事から提出される議案の中では、先日も報告した「環境確保条例(改正)」が“目玉”になることは間違いありません。
 この議案の内容と私の意見は、5月16日に載せてありますので、日付をクリックしてご覧ください。
 この改正条例は四つのポイントで組み立てられています。大規模事業所、中小規模事業所、家庭部門、自動車のそれぞれの対策で、大規模事業所には「総量削減義務」が導入されます。
 さて、東京都全体では1年間に、約6,000万トンのにCO2(二酸化炭素)が排出されています。
 ちなみに、この数字は日本全体の5%ななります。東京には発電所やメーカーの工場は少ないので、思ったほどのパーセントではありません。
 また、部門別に示すと、業務・産業系44%、家庭系24%、運輸系30%です。運輸系はその大半が自動車といって良いでしょう。私たちの家庭から出されるCO2も全体の約四分の一ですから少ない数字ではありません。
 これに関連して東京都ではアンケートを昨年12月に行ないました。都の基本政策への関心を尋ねたものでしたが、地球温暖化対策が、高齢者対策や耐震化・防災などを抜きトップでした。都民の皆さんの関心の高さが分かります。
 家庭での節電や省エネは、太陽光・太陽熱の利用、高効率給湯器(エコキュートやエコジョーズ)の設置などが大変有効ですが、現在のところ初期経費が高いのが難点です。
 身近な節電ということでは、白熱球から電球型蛍光灯への交換をお願いしています。両方を比べると、消費電力は五分の一、寿命は5〜10倍です。これで計算すると、3年間のランニングコストの差額は1灯あたり約4,700円になります。
 もちろん、現在の価格は白熱球が150円程度、電球型蛍光灯は1,000円〜1,500円程度ですから交換しづらいのですが、コストは約9カ月目で逆転するそうです。また、メーカーにも聞いてみましたが、大量生産すればかなり値段は下がるということでした。
 シャワー時間の短縮も同様ですが、家庭での省エネは理屈で分かっていても、なかなか実行できないが現実でしょう。しかし、子どもたちの世代、その次、その次の次の世代、すなわち50年後、100年後への地球温暖化防止に向けて、家庭が、一人ひとりが、できることから取り組まなければなりません。