12月3日木曜日、厚生労働大臣の長妻昭氏と同政務官の足立信也氏が、区内阿佐谷北にある河北総合病院へ視察にいらっしゃいました。私も前日、河北博文理事長よりその旨伺い、同席することになりました。
 大臣は、入室されるなり私に気づき、「お〜門脇さんじゃないですか。」と声をかけてくださり、私が都議会厚生委員会委員長、および会派生活部会長として、医療勉強会をしていることをねぎらってくれました。勉強会を実施していることをご存知だったのは大変驚きました。
 さらに、会の冒頭でのご挨拶では、「国と都と連携をとり、望ましい医療体制を築きたい」と言われました。その言葉を聞き、しっかりやっていこうと、決意を新たにしています。
 視察の流れは、河北理事長による病院概要について説明、その後病院内視察。最後に、院長、副院長、小児科部長、分院長、看護部長からの説明があり、ディスカッションへと入りました。
 具体的な訴えとしては、次の通りです。@診療報酬の改定により、病院が疲弊していった現状の説明。A収益のうち56%が人件費になるが、そのくらい人をつけなければ、質のよい医療はできないという説明。B救急をきちんとするためには、連携する救急以外の診療科がしっかりしていないとできない。Cベッドが満床では救急に対応できない。しかし、空床が多いと経営が成り立たない現状の説明。D地域の病院には、高齢者が多く入る。同じ病気でも、高齢者が入ると、合併症などから多くのコストがかかるE臨床研修医補助金額が2008年度に138,688円から83,933円に削減。それにより約1億円が病院負担になっている現状の説明。F72時間のくくりの中で、7対1の看護体制(7人の患者に1人の看護師を配置すること)を維持するのは、大変厳しい状況。Gインドネシア人の看護師希望者を受け入れているが、言葉の壁が高く、3年後の看護師の国家試験を他の日本人と同じ条件で受験させたら難しいだろうという予測説明。
 このような話を受けて、長妻大臣は、「補助金をつけるだけでは、大変不安定であり、時代に対応した診療報酬を考えるのが望ましい」と言われました。
 私も、医療関係の研究会や勉強会など、かなり集中的に参加してきましたが、それでも今日、あらたな現状・問題を知りました。おそらくまだまだわかっていないこと、知らないことも数多くあります。しかし、地方議員として、国と連携できるものは何か、東京都してできることは何であるのか、そろそろ具体的な方針を提案する時期になってきているのでしょう。その意味では、新たなステージに進んでいこうと思っています。

12月7日(月曜日) 長妻大臣の電撃訪問
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