この夏の参議院議員選挙で、東京選挙区(定数5名)から民主党公認で再選を目指していた蓮舫(れんほう)参議院議員は、来年4月に予定されている東京都知事選挙に立候補する決意を固め、その準備活動に入った。
 蓮舫議員の関係者が一部報道機関の取材に答えたもので、すでに小沢一郎幹事長の内諾は得ているという。今年元日に世田谷区の小沢邸で開かれた恒例の新年会にも出席しており、その時期から両者で話し合いは進められていたようだ。
 また、蓮舫議員と親しい衆議院議員によると、彼女は今回の立候補決意の動機を、「首都東京において大胆な事業仕分けを行いたい」と語っているという。
 なお、民主党都連関係者は、蓮舫議員の知事選転出による後任の東京選挙区候補者には、同じ青学出身の滝川クリステル氏を内定していることも明かした。
 都議会は昨年7月に改選が行われ、民主党が大幅に議席を伸ばす一方、石原知事与党である公明党はかろうじて議席を維持したものの、自民党は大敗し、しかも、大御所の内田茂氏(自民党都連幹事長)や会派幹事長である高島なおき氏などが議席を失うなど、石原知事にとっては、厳しい都政運営が続いていた。
 この状況で、先月の第1回定例会では、築地市場の豊洲新市場移転問題について、最終的に民主党の主張をかなりの部分で認め、当初の都の方針を転換するなど、これから1年間、残りの知事の任期中は特に難しい案件はないものの、4期目の立候補を含め、石原知事自身も動向も注目されている。
 来年4月の都知事選については、どちらにしろ、自民党系候補者と民主党系候補者の一騎打ちになる構図に間違いないだろう。公明党は国政での動き次第という面もあるが、その国政よりもはるかに長い都議会での自民党との連携を考えれば、民主党系候補者を応援するという選択肢はなく、創価学会が真剣に動くかどうかは別として、自民党系候補者に推薦を出す可能性が高い。
 一方、民主党だが、都議選や総選挙前までは、菅直人氏が都知事選挙に立候補するのではという話もあったが、その菅氏も今は副総理兼財務大臣になり、首都での挑戦はなさそうだ。
 このような情勢の中で、蓮舫参議院議員を都知事にとの声は以前からあったものの、民主党内はもとより、本人も参議院志向であることに変わりがなかったが、今年に入って周辺の動きが活発化してきた。
 民主党都議会議員であり、蓮舫氏とは青山学院大学の同窓でもある門脇文良氏(写真右)はこれらのことについて次のように話している。「やっぱり私の思うところとなった。私は蓮舫さんが都知事に出るべきと1年前から言っているが、誰も相手にしてくれなかった。どうだ!私の先見性が分かっただろう!アッカンベー!」
 また、「前回の参議院選挙では当選順位が2番だったので、彼女には今度こそ“1番”になって欲しい」とも語っている。
 良く意味が理解できないのだが、それだけ蓮舫氏への思い入れが強いということだろし、彼自身もすでに当選に向け後援会などへの要請を始めているようだ。
 
 「ああ、夢だったのか」。なんちゃってスポーツ新聞の編集長は目覚め、「滝川が出馬すれば、『民主東京 熾烈な青学女性対決!』のタイトルで決まりだったのに」と独り言をつぶやいた。「そういえば、今日は4月1日だったな」。

4月1日(木曜日)

蓮舫参議院議員
都知事選出馬へ


(写真クリックで拡大)

 以下の記事は、エイプリルフールの政治ジョークです。