下の記事は、2004(平成16)年3月26日に掲載したものです。当時、私は6期目の区議会議員でした。今日は6年半前の記事をそのまま再掲します。

 24日に起きた、尖閣諸島・魚釣島への中国人グループによる上陸事件と逮捕については、報道でご承知の通りです。
 この事件について小泉首相は、「法令に従いきちんと対応した結果だ。法令に従うのは法治国家として当然」と語っています。
 私も今回の逮捕は“当然”と思います。
 尖閣諸島は1895(明治28)年の閣議決定で日本に編入して、沖縄県の所轄となりました。
 それまではどの国も領有権を主張していません。
 現在は無人島ですが、昔は日本人が居住していましたし、鰹(カツオ)節工場などもありました。日本による実効支配が続いていますし、国際法上も日本の領土であることは間違いありません。
 おかしくなってきたのは、1968(昭和43)年に国連の学術調査があり、この島々の周辺に石油が埋蔵されている可能性が高いと発表されてからです。
 中国外務省の幹部は、「古来から中国固有の領土」だと言っていますが、まったく根拠のない屁理屈です。
 実際、領有権を主張するようになる以前(1971年)は、中国が発行している地図には、尖閣諸島は自国の領域外に表示されています。
 この事件は法律に基づき対応していくと思いますが、余計な民族主義を煽っているのは犯人たちです。
 グループに「馮錦華」という名前の人間がいるようです。同姓同名の別人物でなければ、この犯人は平成13年8月に、靖国神社のこま犬に赤いスプレーで落書きをして逮捕されています。中国国内の反日主義者の間では英雄扱いされているようです。
 つまり、事件を起こすこと自体が目的の確信犯です。
 この問題以外にも、我が国と中国の間にはさまざまな隘路がありますが、 「反省すべきは素直に反省し、不当な発言や行動には毅然として対応する」姿勢が重要と思います。

(写真は魚釣島の全景。海上保安庁第11管区海上保安部のホームページから引用させていただきました)

3月26日(金曜日) 尖閣諸島のこと