昨日の朝日新聞朝刊(東京版)の記事の見出しは、「民主『厳しい結果』都議補選と知事選惨敗〜議会主導権失う」とありました。そして続く記事には、「民主党が都知事選挙と都議補選杉並選挙区で『ダブル敗北』を喫した。対決してきた石原慎太郎知事は続投、都議会の勢力を決める都議補選でも自民党に大敗。一昨年の都議選で獲得した都議会での優位性を失い、会派内にはあきらめの声も出ている」と書かれています。
 大変厳しい内容ですが、“あきらめの声”の部分は別として事実であることに間違いはありませんし、昨日もお伝えしたように、補欠選挙が戦われた杉並区の党支部長は私ですから、その責任を極めて重く感じています。
 また、それに続く“都議会第1党の存在感をどう発揮できるのか。戦略の練り直し必要だ”はまったくその通りで、会派メンバー一人ひとりの緊張感がさらに求められることになります。
 さて、議会の構成比ですが、今回の補欠選挙の結果と花輪都議会議員の世田谷区長選挙立候補による自動失職を織り込むと、63議席対63議席になります。ただし、民主党は議長を出しているため、実際には自民党・公明党連合が1議席多くなり、上記のようにここが私たちの最大の“悩み”になります。
 それから、民主党を“中心”とする63議席には日本共産党などの左翼勢力が含まれていることは、さらに事態を難しくしています。確かに、「新銀行」や「築地市場移転」などの重要案件で共産党などと“(結果)共闘”することに問題はありませんが、東京都政はこの二つの問題だけで運営されてはいません。
 さらに昨日もホームページで書いたように、悔しいことですが石原知事を評価する都民の皆さんの割合は80%近くになっています。
 このような現実を踏まえ、文字通り“戦略の練り直し”が必要ですが、繰り返して申し上げれば、私たちの石原知事に対する基本的なスタンスは、「建設的是々非々主義」であり、このことを実践することがもっとも大切でしょう。
 そうすることにより、会派の主体性を維持しながら、都民の皆さんの負託に応えていくことが可能になると思います。
(写真:都庁第一庁舎側から見た都議会議事堂 後ろは京王プラザホテル)

4月13日(水曜日

議会運営の厳しさ

(写真クリックで拡大))