それは1週間前の石原慎太郎知事の定例記者会見の後半での発言でした。
 そろそろ記者会見も終わろうとしていたとき、MXテレビの女性記者が、
 「今月末から都議会の第4回定例会が開会する予定だが、前回(第3回定例会)の議長人事を引きずって、日程通り始まるか危ぶむ声も出ているが」と質問をしました。
 それに対して石原知事は待ち構えていたように、以下のように話しました。内容は要旨であり、カッコ内と太字は門脇が付け加えたのもです。なお、会見そのものは東京都のホームページから動画でご覧いただけます。
 「今の都議会の自民党はどうかしている。(2年前の都議会)選挙で大敗した遺恨もあるだろう、個人的にいろいろな人が。
 (民主党所属の)議長の不信任出して何になるのか。しかも、議席を持っていない人が今の自民党をコントロールしているのはおかしい現象だ。もうちょっとしっかりしてもらいたい。
 民主党だってバカじゃないし、是々非々でいけば、私たち(都庁側)もとんでもない予算を出しているわけではない。
 予算を人質に取っているのは民主党ではなく、むしろ自民党の一部の人たちと思う。
 タクティカル(戦術的)な議長の不信任を出して何をしていようとしているのか。(中略)
 民主党を代表する議長の人格は人によって違うかもしれないが、ベーシックなものはそんなに狂ってこない。
 議長の不信任問題で定例会開催が遅れるかどうか分からないが、(自民党の)やっていることはいささかナンセンス。
 自民党にもしっかりしてもらいたい。(強い調子で)はた迷惑だよ。(この会見を聞いて)怒る人もいるだろうけど。

 今日現在、定例会を間近にして緊張が続いている都議会ですから、私自身、この知事の発言について詳しい考えを載せることはしませんが、全体的には“異議なし!”であり、太字強調したところに大きなポイントがあると思っています。
 ところで、この発言が出てきた背景ですが、都庁や都議会でもいろいろな憶測が飛びまわっています。
 それについてある新聞記者が、自民党都連の会長(石原伸晃衆議院議員)と幹事長(内田茂氏:前都議会議員)との関係に問題を解く鍵があると言っていました。事実のほどは私には分かりません。
 なお、私たち都議会民主党は石原知事に対して、文字通り“是々非々”で臨むことを大原則としており、自らを“知事野党”とも“与党”とも定義したことはありません。
 二元代表制の中で、納税者である都民の皆さんの負託に応えていくことがもっとも重要と認識して発言を行動を律しています。
 このことは誰が知事であっても変わることのない約束事です。

11月25日(金曜日)

驚いた知事の
記者会見