ブラック企業大賞が決定

IMG_3195ブラック企業大賞企画委員会が主催する「ブラック企業大賞2013年」の授賞式が先日都内で行われたそうです。
この企画委員会のメンバーはいわゆる“左翼系”の皆さんが多いといわれていますが、“追い出し部屋”などのこともあり、以前のように、「どうせ、左の連中がやっているんだろう」、「共産党か新左翼が指導しているようだ」ということだけでは片づけられなくなっているようにも思われます。
さて、今回の大賞(優勝)は、「ワタミフードサービス株式会社」で、2位以下を圧倒的に離した受賞だったと報道されています。オーナーは先月の参議院議員選挙で自民党公認で当選した渡邉美樹選さんであることは良く知られていますね。
ところで、肝心の受賞理由については関係サイトが次のように伝えています。
「2008年6月に正社員だった森美菜さん(当時26 歳)が、月141時間の残業を強いられ、わずか入社2カ月で過労自殺。昨年2月に労災認定されたあとも、同社は責任を認めることなく、創業者である渡邉美樹元会長は遺族からの求めに応じず、いまだに面談も謝罪も拒否している。遺族と支援する労働組合は、森さんの労働実態と原因の解明のために責任ある立場の人との面談を同社に求め続けているが、同社は顧問弁護士のみとの面談を除いて応じる姿勢を見せていない」。
また、「24時間365日死ぬまで働け」のフレーズも有名ですし、ご本人から私は直接聞いたことがありますが、「当社には労働組合は現在は必要ない」と言われていました。このような姿勢で居酒屋に来店されるお客様に心のこもった良質なサービスができるのでしょうか。従業員を大切にしない企業に明るい将来などあるわけがありません。
その意味ではこの企業だけではなく、株主への配当や取締役など役員報酬アップを第一にしている会社も同様でしょう。いつ解雇されるか分からない経営者の下で質の高い仕事などできるわけがありません。
こんな簡単な理屈が分からないようでは、いくらアベノミクスを鼓舞してもわが国の経済発展はできないことは間違いないと思います。

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