新国立競技場の建設計画

jscinyo2016年のオリンピック・パラリンピック招致は残念ながら実現できませんでしたが、2020年につなぐことができたのは本当に良かったと思います。
ただ、都知事の猪瀬直樹さんのこれからのことが気になります。東京五輪・パラリンピックは成功させなければなりませんが、そのとき、開催都市であり首都である東京を代表する“顔”は誰になっているでしょうか。
さて、その東京大会とその前年のラグビーワールドカップ(2019年9月)で使われる「新国立競技場」の建設計画が揺れています。特に建設経費のことですが、当初の1,300億円ではとても造ることができずに3,000億円という数字が出てきました。
“おいおい、それじゃーお金がかかり過ぎだろう”ということで再検討して、JSC(日本スポーツ振興センター:国立競技場や秩父宮ラグビー場などを運営している組織)が延べ床面積を29万㎡から2割ダウンして22万5千㎡にしたようです。もちろん、文部科学省の意向が強く働いていたと思います。これで1,850億円くらいに圧縮されるとのことです。
私は新しく競技場を造るのですから、それなりに経費を投入して長く使用できるものが必要と考えていますが、イラク出身の建築家の方の作品(写真:JSCから引用)は未来の宇宙船みたいで何となく馴染めませんね。反対するわけではありませんが、緑多い“神宮の森”には若干ふさわしくないように思います。
ところで、2016年招致のときのメインスタジアムは晴海ふ頭が予定されていました。交通の便も悪く、東京湾からの風の影響や五輪後の維持経費なども心配されていました。当時、私たち都議会民主党はそのことを指摘し、現在の国立競技場の全面的な改築が望ましいと要請していました。
その意味では結果、それが実現したのですから、とても良かったと思います。あとは周辺整備を始めとする国と東京都の負担割合ですが、猪瀬さんの今後の立ち位置を考えると、国の攻勢が強まってくるようで心配です。

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