上手な病院のかかり方

IMG_3374xyIMG_3376IMG_3378xy 連続講座としての「河北(総合病院)健康教室」の24回目は、分院院長の岡井隆広先生が講師を務められ、西館地下の講堂で開催されました。前回同様、会場はほぼ満員で、地域の皆さん、患者な皆さんの関心の高さが分かりました。
 講演な内容は大分類の項目として、「賢い外来のかかり方」、「かかりつけ医を持ちましょう」、「医療の役割分担」、「在宅医療のすすめ」、そして、医療ソーシャルワーカーさんから、「医療費(とりわけ高額医療費)」について、とても分かりやくお話がありました。いわば、タイトルの「基本」の“キ”ですね。また、参加者の皆さんの多くはメモを取っていたのが印象的でした。
 それから、いずれも当然のことなのですが、一般的な検(健)診の結果は必ずかかりつけ医に見せる、できれば“かかりつけ薬局”を持つ、医師から言われた指導内容はメモする、次回の診療を決めるためにスケジュール表などを持参する、セカンドオピニオンを希望するときは遠慮なく申し出るなど、私もどの内容もあらためて、「そうだったよな」と自分に言い聞かせました(≧∇≦)
 ところで、医師から見たあるべき患者像とはどんなことでしょうか。もちろん、現場の医師はそんなことを絶対に言いませんが。特に順位はありませんが、やはり、“素直な患者さん”となることが大切でしょう。医師から指導を受けたことをきちんと守ることです。当たり前のことですが、これがけっこうできていないケースが少なくありません。
 私は以前、開業医から血圧に関して、「ラーメンのスープや日本そばの汁は飲まないように」とアドバイスをいただきましたが、その日から今日まで確実にそのことを守っています。最初は辛く、もったいなかったですが、慣れてしまえば何の問題もありません。そして、その経過を先生に自信を持って報告し、それを聞いた医師は本当に喜んでくれます。何事もいう通りにするという意味ではありませんが、このようなことがお互いの信頼関係を構築するでしょう。
 さらに、病気な治ったとき、症状が改善したとき、担当医に、「治していただき、ありがとうございます」と素直に申し上げることでしょうか。お医者さんもいろいろですが、どうも、これを患者さんから言ってもらうことに職業として、人として喜びを感じていらっしゃるようです。
 現在、一部とはいえ、モンスターペイシェントの存在が大きな問題になっています。この病院ではありませんが、机の下に非常ベルを用意したり、少し離れたところに警備員を配置している場合もあります。特に問題が多いのは、時間外の小児救急です。世の中全体がそのようにぎすぎすした雰囲気になっていることはもの凄く残念ですが、せめて、身体や心の病を癒し、治してくれる医療の場ではそのようなことがないようにしなければと感じています。