安倍首相は本当に姑息だ

 P1030520xy確かに憲法学者の先生方が最終的な判断を下すわけではありませんが、それだったら、自民党や公明党の主張に合った人を呼べばよかったと思います。そのような大学教授だって少なくないのですから。やっぱり、“おごり”があったのでしょうね。
 さて、私は過去から、わが国の自衛隊の活動をとても高く評価させていただいています。私の義務教育時代には世間で「自衛隊は違憲である」という考え方がありましたが、現在ではさすがにそのようなことを言っている人たちいません。自衛隊が国民の側にある限り、遠い将来まで専守防衛の防人として信頼を失うことはないでしょう。
 それで、国会で安全保障関連の法案が審議され、通常国会の会期が大幅に延長されようとしています。もちろん、しっかりと議論してもらいたいのですが、安倍さんの考え方はおかしいです。突っ込みどころはいくつかありますが、やはり“後方支援”のことです。連日のように報道されていますから、詳しくは省略しますが、そもそも「後方だから安全だ」という論理そのものが間違っていると思います。
 戦闘行為あるいは戦争そのものは前線が重要ですが、太古の昔から“兵站”がいかに大切か、軍事的なことは詳しくない私でも理解しています。中国共産党の軍隊である人民解放軍を領導する中央軍事委員会は4部制になっています。総参謀部、総政治部、総装備部、そして、総後勤部です。後勤部とは兵站を担っているセクションで、言いかたを変えれば“後方支援”です。
 それほど戦闘行為では後方支援が大切で、逆に言えば、敵はそこを狙って攻撃を仕掛けてきます。前線の士気がどんなに高くても、弾薬や食料が補充されなければ戦いに負けてしまいます。古今東西の著名な戦いがそれを証明しています。
 つまり、安倍さんはそのことを分かっているのでしょうが、“後方だから安全だ”と繰り返している姿勢は本当に姑息です。これでは、いざというとき、国民のために命を落とすことを覚悟している自衛隊員に失礼でしょう。集団的自衛権を確立したければ、憲法を改正すれば良いのです。96条に改正の手続きが定められているのですから、堂々とやるべきでしょう。その意味でも二重に姑息です。
 自分の政策などなく、ひたすら「アーミテージレポート」を実行することだけを考えている安倍(+公明党)政権は一刻も早く打倒しなければなりません。

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