今になって始まったことではありませんが、7月の参議院議員選挙を目前に両党の熾烈な戦いが本格的にスタートしたようです。もともと、支持層が重なると言われている公明党と共産党ですが、この場合の「層」とは思想信条のことではもちろんなく、経済生活状況のことでしょう。都営住宅の入居者でそのことが分かると友人が指摘していましたが、事の真相は私には不明です。
さて、最近の両党党首の発言ですが、まずは公明党の山口代表。「根っこがまるで違う政党が、平和安全法制の廃止一点だけで共闘し、混乱の極みが目に見えている。そうゆう人たちにこれからの政治を任せるわけにはいかない」。
次は代々木の御大将・志位委員長。「『野党共闘は野合だ』と言われるが、自民党、公明党に言われたくない。大義がないのは、自民、公明党にこそ当てはまる。野党には大義がある(後略)」。(いずれも読売新聞)
私は政治評論家ではありませんから、面白おかしく申し上げてはいけませんし、民進党の党員ですが、すみません(≧∇≦)、どちらも、間違っていないと思います。当たらずも遠からずです。有り体に言って、それほど、わが国の政党の共闘、連携はとても“いびつ”な状況です。発展途上国は分かりませんが、少なくてもOECD加盟国の中でも極めて特異な組み合わせでしょう。と言うか、先進各国では共産党はほとんど影響力がない、または存在すらしていませんし、公明党のように宗教団体が実質的に最大の応援団という政党もまったくありません。
ところで、今から40年以上前になりますが、「創共協定」(日本共産党と創価学会との合意についての協定)というのがありました。公明党じゃないです、創価学会です。この協定は共産党支持者であった作家の松本清張さんが仲介して、当時の日本共産党委員長の宮本顕治さんと創価学会会長の池田大作がさんが対談を行っています。お互いの誹謗中傷合戦に疲れたので停戦しましょうねという内容です(7項目)。しかし、諸般の事情から正式発表と同時に有名無実化してしまいました。“そんなこともあったな”と微かに覚えている方もいらっしゃると思います。
また、余談ですが、このとき、公安関係者はかなり焦っていたようです。そして、当時は大手メーカーなども内部担当セクションがあり、社内の共産党(員)をウォッチしていましたが、同時にもう一つの団体(会員)も注視していたことは本当だと元・労組役員が言っていました。現在はどうなっているのでしょうか。
誤解を恐れずに言えば、政治の世界で最も大切と考えられる国家観、世界観から照らせば、民進党≒自民党V.S.公明党≒共産党となるような気がしますが、そうならないところがその世界の悪戯(いたずら)でしょうか。
月別アーカイブ: 2016年5月
サンドイッチはこれで決まり
蒙古タンメン中本 辛旨飯
ありがとうございます
蓮舫さんがご自身のツイッターで次のように発信しています。「『核なき世界を』 オバマ大統領の広島訪問、そしてスピーチ、被爆者の方と話される姿。この歴史的な声明を実現された安倍内閣の外交は高く高く評価します」。私も同じ想いです。
そして、オバマ大統領はもちろんですが、2Kと呼ばれている、ケネディー駐日大使、ケリー国務長官がいらっしゃらなければ、今回のことは実現しなかったと思います。さらに、わが国の岸田外務大臣の自然な立ち振舞も素晴らしかったです。ケリーさんが以前に献花されたとき、原爆ドームを指差しながら岸田さんに、「あれは?」と聞かれてその前まで行かれましたが、この予期せぬ出来事がオバマさんの広島訪問につながったように感じます。2Kじゃなくて、3Kですね。
そして、被爆者代表の方の言葉にも感動しました。「アメリカの大統領が訪問してくれる。それでいいじゃないですか。おわびとか、つらかったとかという話は言うつもりはない」。
平和記念資料館をオバマさんが見学して、どのように思われたのかは分かりませんが、私たち日本人は被爆国の国民として“核廃絶”を世界へ発信していかなければならない義務が永遠にあると、あらためて感じました。
(写真出典:内閣広報室制作のビデオから切り出しました)
綺麗な花が咲きました
東京地検にお願いするのがベスト
ここ数年前から企業の不祥事などで大活躍の“第三者委員会”なる組織は、舛添さんが40回以上も言っていたそれと似ていますが、まったく別物でしょう。そして、これまた何回も、「検事出身の方です」とPRしていますが、これもまったく意味がありません。現在は弁護士(いわゆるヤメ検)ですし、弁護士の責務は依頼者の利益を最大限守ることです。ですから、あまりというか、ほとんど期待できませんね。
都知事には僭越で申し訳ありませんが、今もっとも取るべき方法は本物の検事さんに厳しく調査してもらうことです。各種書類もすべて提出し、必要だったらご本人も取り調べしてもらえば良いと思います。ちょうど、大学教授などでつくる市民団体が告発状を東京地検に送っていますので、タイミングも適切でしょうし、事前の上申書ようなことです。
もっとも、舛添さんご自身はプライドがとても高い方ですから辞めたくて仕方ないかも知れません。でも、それが出来ない、させてくれない、そう強いとは思えませんが、力が働いているのでしょうか。ただ、その力の発信元も対応を誤ると、今度はそちらに弾が飛んでくる可能性もあるでしょう。それにしても茶化してはいけませんが、「お笑い舛添劇場」みたいになってきました。
素敵なキャップをゲット
これって不公平では~サミットを機会に
今日から二日間の日程で西側諸国のリーダーが集合するサミットが開かれます。いろいろありますが、(悔しいかな)安倍首相の外交政策はかなり上手と思います。極めて緻密に計算された行動が次々と打ち出されています。今回も捉え方は様々でしょうが、下準備もしっかり行っていましたので、オバマさんの広島訪問でおまけみたいになってしまいましたが、成功するのでしょう。
さて、シリアで「イスラム国」によるテロがあり、140人以上の方が亡くなられました。心からご冥福をお祈りいたします。しかし、とても悲しい出来事ですが、新聞もテレビもパリやブリュッセルのテロのときのような報道はしていません。これだけの人が犠牲になったのですから、子供たちもいたでしょう、お年寄りもいたでしょう。でも、わが国も含めて、「シリアの無辜な人々と共にある」という声明は聞きません。追悼のコンサートもありませんし、花束やロウソクも見ません。フェイスブックの個人アイコンもシリア国旗のカラーになっていません。
ところで、フランスは自国の植民地政策を推し進めるために、過去何度もこの地域に爆弾を落としていました。そして、イギリスとロシアと結託して悪名高い“サイクス・ピコ協定”を秘密裏に結んでいましたし、また、イギリスの中東での“三枚舌外交”はとても有名で、パレスチナやクルド人問題はこの国が引き起こしたようなものですね。
アメリカやヨーロッパなど西側諸国との連携を強め、テロには1ミリも屈しない姿勢が大切ですが、欧州列強がそう遠くない昔に中東やアフリカで何をやっていたのか、サミットに合わせて少しだけ考えてみることも生意気ですが、悪くはないと思います。
(写真:今回のテロで多くの皆さんが犠牲になられたシリアの美しい港湾都市・タルトゥース)
気温と湿度との戦い
「戦い」という表現は少し大袈裟ですが、早くも熱中症の話題も出てきました。この国に生活していて“四季”があって良いなと思いますが、これからは高温とジメジメを覚悟しなければなりませんね。また、アメリカのNASAは「今年は史上最高の気温の年となる」とアナウンスしていますので、日ごろの生活から注意しなければと思います。
朝の駅頭活動はマイクで話していても、チラシ(活動レポート)を配っていても、約90分間はほとんど動きませんから、お日様との位置関係ではけっこう辛い時間になります。寒いときは早く暖かくならないかなと思い、暑い時期はその逆になります。それを繰り返して“時”が過ぎていきます。あれ、ちょっぴり、感傷的になってしまいました(≧∀≦)
世界で400億個食べられた!
日清食品のカップヌードルが発売以来、世界で400億食を達成したそうです。そのうちのどのくらいが私のお腹の中に入ったか定かではありませんが(≧∀≦)、日本人の平均よりは負けていないと自負しています。
この偉大な数量を記念して写真のパッケージが販売されていましたので、全4種類を買ってきました。BICやKINGサイズはなく、レギュラーだけですが、何となく嬉しくなります。もちろん、中身と価格は通常商品と同じですが、販売する数は限定とのことです。
それで、せっかく凄い記録が実現したのに、新しいCMを自主規制で放送を止めてしまいました。「OBAKA’s UNIVERSITY」シリーズと名付けられたもので、出演しているのは(敬称略)、ビートたけし、小林幸子、ムツゴロウ、矢口真里、新垣隆とかなり“豪華”な方々ですが、私はこのコマーシャルのどこが問題なのか分かりませんでした。日清食品の公式サイトにもお詫びが掲載されていますが、それがどこなのか、何なのかは書いてありません。
ネット上にいろいろな意見があるようですが、このCMが本来打ち破ろうとしていた現状の重苦しい雰囲気、不寛容な社会に負けてしまったならば、そちらのほうが、よっぽど怖いような気がします。もし、お時間があれば、検索してYouTubeでご覧ください。
ヤクルトレディの訪問
晩節を汚すことなく辞任を
舛添さんには失礼ですが、すでに「晩節を汚すことなく」は不可能のようです。20日の定例記者会見に少しだけ期待していましたが、前の週のそれとはまったく異なり、40回以上、「厳しい第三者の目で調査してもらう」を繰り返して、虚しさ以外は何も残らず終了しました。
謝罪会見→新たな事実発覚→謝罪会見→新たな事実発覚のループがこれからも続くとしたら、もっとも影響を受けるのは都民の皆さんであり、それはその都民・有権者から選挙で選ばれた首長として許されないことです。「知事がいなくても都政は停滞しない」と言う方もいますし、確かに副知事を始めとして大変優秀な職員の多い東京都ですが、やはり、高度な判断は予算にしても、人事にしても知事にしか出来ません。
それにしても、ほんの少し前まで、アメリカで赤いオープンカーに乗り、満面の笑顔で手を振っていた1300万人都市の行政責任者が、回転すしの領収書をもらったとか、もらわなかったとか、あるいは会見で記者から、「政治資金で買った下着はどのように政治活動に使ったのか」は、あまりにも悲しい、惨めなことです。世界でも人口は東京より多い都市はありますが、文字通り、政治、経済、文化が集約された最大都市のトップとして情けない限りです。何となく、2020オリンピック・パラリンピックへの情熱も萎えてしまいます。
これからの展開は未知数ですが、舛添さん自身は出処進退を決めているのでしょう。でも、それが即、表明できない理由があるように思えます。当面は6月1日からスタートする都議会第二回定例会が注目されますが、選挙で彼を応援した都議会の自民党と公明党の対応が大きなインパクトになることは間違いありません。
もっとも、その両党の幹事長と代表は、「猛省が必要だ」、「説明責任を果たしてもらいたい」と言っていますので、都議会でも同様な姿勢で追求するものと思います。しかし、自民党幹事長の発言にはさほど動揺した様子はなかったのに、公明党代表のそれの後にはかなり態度が変化したように感じるのは私だけでしょうか。
また、評論家的に言うことは避けなければなりませんが、「次の知事は?」の話題もあちこちで出てきているようです。わが国首都の知事選挙が本来の任期の4年間の中で3回行われることは極めて異例なことですが、「橋下徹さんしかいないじゃないか」との声も少なくない方面から聞こえてきます。東京8区選出の自民党代議士の名前も一部では上がってはいるようですが、前大阪市長が意志を示せばそれで決まりでしょう。
稜(りょう)ちゃんのお宮参り
新生台湾の船出万歳!
オランダ対イタリア戦
やっぱり抹茶味が美味しい
伊勢志摩は付録~やっぱり同日選?
もともと、サミットの共同宣言案は事前に出来上がっているし、ドイツが財政出動に少しだけ文句をつけ、あとはテロの根絶とデフレ脱却を全会一致で謳いあげ、伊勢志摩サミットは閉会でしょう。そんなものだと思います。
それで、世界の関心は会議より、その数時間後に行われる、オバマ米大統領の広島市訪問になっているようです。安倍首相の頭の中は風光明媚な、日本を代表する観光地である伊勢志摩ではなく、広島でいっぱいでしょう。もちろん、アメリカ大統領が被爆都市・広島を訪れること自体、とても素晴らしいことです。被爆者団体の皆さんが涙を流して喜んでおられることも、僭越ですが、率直な気持ちの表れだと感じます。
それから、オバマさんが謝罪についても報道されていますが、これはそれほど大切なことではないと思います。つまり、米国大統領が広島を訪問し、その映像が世界に発信されることが重要です。唯一の被爆国である日本は未来永劫、その悲惨な過去を世界に訴えていかなければなりませんが、悲しいかな、資本主義国家チャンピョンのモンタナ州の田舎では、大英帝国の美しいスコットランドの地方都市では、そのことは知られていません。
それが、オバマさんの姿が全世界に放映されることにより、広島の、原爆のことが70年間の中で最大、最高に知られることになるでしょう。私は様々な捉え方はありますが、とても良いことではないかと思います。伝えられているように、長崎のことも触れてもらえればさらに嬉しいです。
それにしても、中国、韓国、日本共産党はあい変わらずです。軍国主義の復活とか、戦犯国の歴史を消すとか、今に始まったことではありませんが、わが国が国際的に注目されることは嫌で嫌で仕方ないようです。日共は、「(アメリカが)核兵器禁止条約の国際交渉開始を求める世界の声に背を向けてきた、これまでの態度をあらためることが必要であると考える(赤旗)」と偉そうに言っています。この党に素直さを求めるのはムダですし、結局は日米安保破棄の姿勢は1ミリたりとも変化がありません。共産主義者はどこまでも共産主義者です。
さて、政府税調の目玉だあった配偶者控除問題もよくわからない理由で先送りされ、熊本県中心の地震対策の補正予算も決まり、衆院選挙制度改正も今国会で成立確実になり、やっぱり、ダブル選挙でしょうか。参議院議員選挙を現場で戦う最前線の一人としてはやめてもらいたいと思います。(写真出典:ウィキペディアコモンズ)
杉並区議会同志の皆さんと
海上自衛隊がピースボートを護衛
まったく漫画みたいな出来事です。シェイクスピア戯曲で悲劇を観ていたら、本当は喜劇だったみたいでもあります。海賊対策での自衛艦隊派遣に強く反対している「ピースボート」の客船をソマリア沖で海賊に襲われないよう海上自衛隊が護衛していたそうです。もちろん、反対していても邦人の安全は守らなくてはなりませんが、現地の自衛官の皆さんも複雑な気持ちでしょう。また、ピースボートのメンバーは明確な思想を持っていますが、ちょっとは“これって矛盾しないのかな”と思わないのでしょうか。僭越ですが、自衛隊と異なり有料になりますが、傭兵を雇って海賊から身を守る方法があります。日本ではお馴染みではありませんが、これだったら、彼ら彼女らも堂々と街中にポスターを貼ってお客さん集めすることが可能です。(写真出典:海上自衛隊)
「ブーメラン」は良くないです
この間、「せこい」というあまり上品でない単語が日本中を飛び回っているような気がします。何が、どのような行為が”せこい”になるのか分かりませんし、もちろん、それ自体が悪ではありません。また、「ケチ」とは異なります。これもどちらかというと侮蔑的イメージがありますが、舛添さんは前者のようです。
それで、政界での「ブーメラン」状態とは、民主党が政府・連立与党に問題点などを指摘したとき、すかさず、「民主党政権時代はもっと酷かった」と反論することで、悔しいかな、間違っていない場合も少なくありません。あまりセンスが良くありませんが、特に安倍総理はそこを突いてくる能力が高いようです。
さて、舛添さんも苦しい立場に陥っていますし、知事選挙で支援した自民党幹事長までが、「猛省が必要だ」と発言しています。でも、先日の記者会見以上はもう反省できないと思います。あとは土下座しかありません。時間の問題なのでしょうが、多分、頭の良い方ですから、腹はくくられていて辞任されるのでしょう。それから、次の都知事はふざけているわけではありませんが、橋下徹さんかも知れませんね。
また、過去には写真のことを発言しています。当時はなかなか的を得たことを言うなと感じていましたし、実際に世論調査では、総理大臣にしたい人のトップでした。典型的なブーメランですが、さみしい限りです。
リオ五輪の閉会式を観たくない
政治経済や社会問題になかなか鋭い突っ込みをする、カンニング竹山(竹山規範)さんの言っていたのが今日のタイトルです。五輪の閉会式では開催都市の知事(市長)が次の都市の人に五輪旗を手渡すセレモニーがあり、そこで登場するであろう舛添要一さんを見たくないということでしょう。あと、3カ月しかありません(≧∀≦)
私は1300万都市の行政責任者がファーストクラスを利用することを否定しませんが、過去には下の写真のことを言っていたのです。嫌味や皮肉ではなく、舛添さん自身が”さもしい根性の男”になってしまったことは間違いないでしょう。確かに世界のスポーツ大会の最高峰で、さもしい男を見たくはありませんね。竹山さんの言う通りです。なお、舛添さんが指摘した大臣とは民主党政権時代のことです。
ニャンコも可愛いけど
トランプさんは本気のようです
いくら日本で、「信じられない」、「アメリカは病んでいる」、「ペテン師みたいだ」などと言っても、あと6カ月後には世界最大、最強国家の最高権力者が米国民の皆さんの選挙で決まります。その本選挙に共和党から登場するのは噂のトランプさんのようです。民主党も同様に決まりそうですが、指名を受けるであろう方は何となく好きにはなれません。
それで、わが国にとってはやはり、米軍の駐留経費のことがもっとも注目されていますが、それは当然のことと思います。そうならないように祈っていますが、トランプさんが大統領に当選すれば、このことを求めてくることは、いい加減な割に随分と昔からの信念であるようですから、時期の早い遅いはあるにしても間違いないでしょう。
では、その駐留経費はどのくらいの金額なのかといういことですが、丸めて丸めて計算すると、日本とアメリカは同程度で概ね7千億円くらい掛けているようです。ですから、アメリカが日本に駐留することによるメリットなどを省くと、トランプさんを満足させるには、あと7千億円追加で負担しなければなりません。この特別徴収を政府・与党、野党、国民の皆さんがどう判断するかです。私はそうならないことを願っていますが、もしももしも、そうなればわが国の防衛のために負担増は仕方ないと思います。アメリカという国とは多少、嫌なことがあってもお付き合いしなければなりませんね。
それから、もう一つの選択肢です。彼も払わなければ撤収すると言っていますので、「どうぞ、出て行ってください。長い間、お疲れ様でした」もありです。日本の「右」と「左」は“反米”では一致しているとも言えます。すでに、自主独立派は、「やっと、長年の夢が実現する。もちろん、核武装も否定しない」と元気のようです。
一方、左翼陣営も狂喜乱舞でしょう。大嫌いなアメリカ(軍)がいなくなりますし、方程式では日米安保は大幅に縮小するか破棄になります。また、沖縄を始め全国のベースは返還され、辺野古や普天間の問題も基本的にすべてなかったことになります。
また、それ以上に喜ぶのは中国と北朝鮮です。韓国も内心ちょっぴり嬉しいかもしれませんが、自国からも米軍が撤収すると死活問題になりますから複雑な思いでしょう。東アジアの勢力地図も大幅に変わるでしょう。台湾のことがとても心配ですが、東シナ海、南シナ海は中国のやり放題になります。
もともと、米国には“モンロー主義”なる思想があり、これはヨーロッパに対するものでしたが、それが、アジアの日本や韓国に適用されることになります。ただ、そうならないように日本政府にも頑張ってもらいたいのですが、この機会に頭の体操として、様々なシミレーションしておくことも必要と思います。
住宅地をカルガモ親子が行進
数時間前の映像です。私の自宅は住宅地にありますが、その前をカルガモ親子が通って行ったそうです。次男のお嫁さんの友だちが撮ってくれました。無事に善福寺川にたどり着いたと思います。
解除します禁酒宣言
ほぼ1カ月前に条件付き禁酒宣言をして、身体がどのように変化するのか、自分で経過観察を続けてきました。その結果ですが、ほとんど体調に変わりはなく、特に睡眠が深くなるとか、思考能力が高まるとかもありませんでした。一方、禁煙してから5年以上経ちますが、何回かお伝えしているように、こちらは効果抜群で継続していきます。
それで、禁酒ですが、上述のこともあり、再び飲み始めることにしました。要するにかっこつけていますが、ビールと焼酎、ウイスキー、居酒屋さん、バーなどが恋しくなったわけです。もちろん、年齢相応に、無理のない範囲で「休肝日」は設定します。
ということで、同志、お友だちの皆さん、飲み会のお誘いをお待ち申し上げております(≧∀≦)
妻への誕生日プレゼント
保育園の増設と育休の拡充
昨日、杉並区長の田中良さんが、「すぎなみ保育緊急事態宣言~待機児童解消緊急対策第二弾」に関する記者会見が行われ、私はその会見後すぐに田中さんとお会いして、これらのことについてお話しをしました。
詳細は区役所のホームページなどをご覧いただきたいと思いますが、田中さんはかなりの決意と体制でこの取り組みを進めていくんだという雰囲気が充満していて、特に対策本部の組織づくりには、ボトムアップとトップダウンの両面から相当な覚悟を持って取り組んできたことも再度分かりました。
もう一つは育児休暇の期間と給付金の充実です。これは杉並区だけでは出来ません。私も以前に自分の考えを含めてブログなどでお伝えしていますので、詳細は省きますが、国と東京都、経営団体、企業(労組)などを巻き込んで実施することが極めて重要であり、側面からの待機児童解消になることも間違いありません。
世の中では保育園の増設や保育士のお給料アップが叫ばれていて、もちろん、それはそれで大切ですが、育児休暇の拡充こそが今、もっとも求められ、やらなければならないことと思っています。
台湾茶の専門店
超有名なドーナツ屋さんが閉店・撤収した同じ場所(阿佐ヶ谷駅南口)に、今後は台湾茶の専門店がオープンしました。あまり、アナウンスされていませんが、店員のお嬢さんにお聞きしたら、ドーナツ屋さんとは同系列の経営のようです。
それで、ベースの種類、ホットかアイス、SMLサイズ、甘さの段階、氷の量、トッピング(選ばなくてもOK)をカウンターで選択して客席で待ちます。美味しかったですが、地元台湾のどこでもで3分の1の値段で飲めるお茶にはかなわないと思いました。
それにしても、市場調査もしっかりやったのでしょうが、ドーナツ屋さんの命は短かったですね。新宿の1号店がオープンしたときは数時間も並んで買ったのが嘘のようです。それほど過去のことでもないのですが(≧∀≦)
湿度25%での駅頭活動
安倍首相の欧州とロシア訪問
大型連休中に安倍総理はヨーロッパとロシアを訪問しました。いろいろな評価はあるのでしょうが、ほとんど表敬的に訪れた(というか、報道によれば伊勢志摩サミット成功に向けての下慣らし)国も含めて、かなり精力的に外交を行ったことは評価できると思います。また、オバマ米大統領の広島訪問も大いに歓迎するものですし、高齢の被爆者の方が「とても嬉しい」を涙ながらに言われていた姿を見て、恥ずかしいのですが、もらい泣きをしてしまいました。
さて、具体的には今後のロシアの対応次第ですが、この国との交渉は極めて大切でしょう。とりわけ、北方領土のことは私も民社党・同盟時代から強い想いを持っていますので、けっこう日本ファンのように感じるプーチンさんに期待しています。そして、わが国から遠く離れた国クリミア・ウクライナ問題も、ロシアに肩入れする必要はないと思いますが、だからと言って、あまり欧米列国に傾きすぎないことが大切ですね。良い意味で“適当”に(≧∀≦)
それから、ベルギーのモレンベーク駅でテロの犠牲者に献花したとき、「日本はベルギーと、そして、ヨーロッパと共にあります。(中略)日本は世界の国々と手を携え、テロの根絶に向けて闘ってまいります」と言っています。もちろん、犠牲者に心から哀悼の意を表するのは当然のことですが、“共にある”ってどうなんでしょう。伊勢志摩サミットを成功させたい気持ちは良く分かりますが、パリでの大規模テロのときも同じことを言っていました。
つまり、テロに厳しく対処するのは主権国家として当たり前ですが、欧州列強がこれまで、中東で北アフリカで何をしてきたのか、それと日本がどう関係があるのかをおさらいしてみる必要があるかと思います。首相が歴訪した諸国が過去、恐ろしいほど残虐な植民地支配を行ったこと事実です。皮肉は好みませんが、大英博物館は明らかに「大英帝国略奪物展示館」でしょう。儲けのためならどの国へでも武器・兵器を売りたくて仕方ないフランスも要注意ですし、その他の国々も似たり寄ったりです。南米大陸では何故、ブラジルがポルトガル語で、それ以外の多くの国々がスペイン語なんでしょうか。
また、逆に言えば、EU加盟国にとって、尖閣諸島も、竹島も、北方領土も、中国の南シナ海強奪も、北朝鮮の核・ミサイル問題もほとんど関心が無いでしょう。共産独裁国家が音頭を取って設立した開発銀行に先を争って参加していますし、日本にとっての周辺重要事態は火星の裏側で起こっているくらいに思っているのでしょう。
テロ対策は重要ですが、何でも「共にある」必要はまったくありません。表現は適切ではありませんが、ほどほどに連帯すれば良い考えます。もちろん、世界で働き、勉強している在留邦人の安全を確保することは国の使命をして何よりも重要です。
(写真出典:首相官邸ホームページ)