小池百合子さんの次の一手

  ほとんど外部には伝えられていませんが、政党(会派)や議員個人にとって、場合によっては廃止される“200億円政党復活予算”より深刻かも知れないことを都知事の小池百合子さんが決めたようです。
 私たちは個人や団体からいろいろな種類の陳情ごとをお受けしています。内容はそれこそあらゆる国政、都政、区政にかかわることで、大規模再開発もあれば、「あすこにカーブミラーを設置して欲しい」、「うちの団体の補助金をアップ出来ないだろうか」など様々です。
 そうすると、どのようなことでも役所(都庁や区役所)の課長さんなどに自分や所属する会派の意見を含めてお伝えし、実現に向けて活動することになります。もちろん、何でもかんでも“成功”するわけではありませんし、正直なところ、、中には筋が良くない相談もあります。
 それで、小池さんのやり方は議員から陳情を受けた課長などの管理職がその内容を記録するということなのですが、これ自体は過去からどの役所でも行われてきました。それプラス、そのやり取りについて情報公開の請求が住民や報道機関からあれば、ルールに基づいて公開するということのようです。ここがポイント、肝、本丸でしょう。
 皆さんは、「やましいことじゃなければ問題ないでしょう」、「地域や個人が困っていることを役所につないでもらうことは助かります」と思われるでしょうし、その通りです。しかし、今回はそのようなケースをターゲットとしているのではないと思います。それは負のイメージを持った“口利き”のことで、口利きも広い意味では陳情、お世話活動ですが、社会的、経済的に昔からさんざん問題になってきた利権などに直結することです。
 冒頭、“政党(会派)や議員個人にとって”と書きましたが、そのことを具体的に示すことは避けます。また、過去に遡っての公開はしないようですが、国会議員や区議会議員が都庁の役人に陳情しても同じようにするとのことで、政党によってはそのことをすでに注意喚起しています。
 表現が適切ではありませんが、「小池さん、なかなかやるね!」という想いです。攻め方をよくご存知ですね。大きな頭の黒い鼠さんたちは戦々恐々かも知れません。
(写真は昨日、まちづくり問題で地元の方々の陳情をお受けしている様子です)

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