飯田房太さんのこと

 安倍総理には僭越ですが、できれば、ハワイ・カネオヘ湾海兵隊航空基地内にある飯田房太(ふさた)さんの記念碑にお参りしていただきたいと願っていましたが、それが実現しただけではなく、声明の中にも彼のことが織り込まれていました。正直なところ、とても驚きました。
 飯田房太さんは真珠湾攻撃で空母「蒼龍」から分隊長として出撃、乗っていた零戦の燃料タンクが被弾し、僚機の帰路を誘導したのちに米海軍格納庫に突入しました。この当時はまだ、”特攻”という概念はそれほどなく、実際、日本海軍は母艦までたどり着けない場合の救出の段取りを決めていましたし、零戦には脱出用の落下傘もあったようです。
 そして、アメリカ海軍は飛び散った飯田房太中佐(生前は大尉:戦死後二階級特進)の遺体を丁寧に拾い集め、米軍のしきたりに準じてねんごろに埋葬してくれました。そして、突入跡地に記念碑が建立されていますが、”だまし討”と言われている攻撃でも、飯田中佐の勇猛ぶりを同じ軍人として讃えたのでしょう。享年28歳。合掌。
 ところで、私たち夫婦はかなり以前のことになりますが、結婚のときに行かなかった新婚旅行代わりにハワイを訪ねたことがあります。アリゾナ・メモリアルの訪問も予定していたのですが、運悪く連邦政府機関(施設)が閉鎖になってしまい、それが実現できませんでした。これから機会があれば、再訪問したいと思っています。(下の写真2枚の出典:米国連邦政府)

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