神戸山口組分裂の不思議

 当局の組対筋では今回の神戸山口組の分裂騒動は“偽装”ではないのかとの見方もあるようで、よく分からないことが多いです。ただ、一和会との分裂以降初めての“記者会見”も行われていますので、その線は細いかなとも思います。
 その記者会見では分裂の理由を、①上納金など金銭問題 ②組長・井上邦雄さんの出身母体(山健組)へのえこひいき ③進言・諫言などを一切聞いてくれないなどが詳しく説明されたようです。
 ただ、これって、一昨年8月末に山口組が割れて神戸山口組が発足してとき、弘道会を批判していた内容とほぼ同じです。そして、「それより酷かった」と真鍋組の池田幸治さんが言っていましたが、神戸山口組はこれまで不協和音はあったものの、まあまあ、上手くやっているなと感じていたので、どうも、今回の分裂劇は不可解な気がします。
 また、例の新幹線新神戸駅で起こった「サイン、くださーい!」事件は今回、「任侠団体山口組」代表になった織田絆誠さん(写真:前・神戸山口組若頭代行&山健組副組長、本名:金禎紀)が仕切ったと私は思っていましたが、実際にはその真逆だったようです。確かにあの作戦は他団体などでもかなり不評だったようです。
 そして、井上さんに絶対的忠誠を誓っていた織田さんが山健組内部人事の不満で飛び出すとはとても考えにくいです。彼はそんなことで組織を割るとは思えません。でも、記者会見ではっきと言っていますので、さらに訳が分からなくなります。いずれにしても、もう少し様子を見ないと全体像が見えてきませんし、もしかしたら、織田さんが生粋の山健組出身でないことが遠因かもしれません。

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