公明党と共産党の“3K”対決

 ふざけているわけではありませんが、国政選挙や都議会選挙での公明党と共産党の批判合戦はなかなか面白く、野次馬的に言えばかなり楽しませてくれます。両党とも固定票は文字どおり、何があっても揺るがないですが、訴える対象の経済・生活水準が被っているので毎回、そうなるのでしょう。そのことは昔、自民党の大物幹事長が、「何もしなければ共産党に行ってしまう人たちを公明党・創価学会が取り込んでくれた」と言っていたことに象徴されるでしょう。
 それで、今回の都議選で先制したのは公明党でした。共産党を“3K”とまず決めつけました。①汚い!実績横取りのハイエナ政党 ②危険!オウムと同じ公安の調査対象 ③北朝鮮!「危険ない」と的外れな発言 との指摘で、合わせて「各地で殺人事件や騒乱事件などを引き起こしました」とダメ出しまでしています。
 一方、共産党もいつものように売られた喧嘩は買わなければなりません。機関紙・赤旗で小池晃書記局長が、「事実無根の攻撃だ。厳しく抗議したい」と反論していますし、志位和夫さんも同様です。しかし、何か思うところがあるのか、彼は珍しく諭すように言っていました。また、趣旨返しよろしく“3K”のお題を流用し、①キレイ!ひもつき献金いっさい受け取らず ②キレキレ!政策論争で堂々勝負 ③クナンケイゾク!国民の苦難軽減が原点 と投げ返しました。もっとも、この3Kは公明党向けのものではなく、それなりにセンスが良いですね。
 いずれにしても、公明党と共産党は国会から地方議会まで徹底して仲が悪く、ときとして、「敵の敵は味方」の戦術を展開することもあります。個人的は両党(の議員)とも良い人が多いと思っているのですけどね。毎度、お互いにお疲れ様です。

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