威厳ある自衛艦旗授与式

 写真は海上自衛隊潜水艦「せきりゅう」の艦尾に自衛艦旗が掲揚されている様子です。国歌・君が代が音楽隊により演奏され、艦長以下、乗組員が敬礼してゆっくりと旗が揚がっていきます。そして、数多くの皆さんに見送られて出港していきます。
 さて、それより前にはその潜水艦を造船したメーカー(この船の場合は川崎重工業)からの引渡式があり、防衛大臣名で企業に対して自衛艦受領書が交付されます。そして、同じく防衛大臣(副大臣や政務官が代行するケースが多い)から自衛艦旗が授与されるわけです。
 これらの映像は海上自衛隊が提供しているYouTubeでご覧になれますが、文民統制(シビリアン・コントロール)がいかに間違いなく行われているのかが良く分かりますし、専守防衛に徹した自衛隊艦艇の力強さが理解できます。また、“帽振れ”とともに出港する勇姿は感動的ですらあります。
 それから、その自衛艦旗(十六条旭日旗)ですが、自衛隊施行令(政令)で法的根拠が定められていて、デザインは旧・帝国海軍の軍艦旗と同じです。これに異論がある人もいますが、かなり研究・検討した結果、形状、日章の大きさ、位置光線の配合など、軍艦旗に勝るものはないとの結果だったそうです。私も何の問題もないと思います。
 ただ、ときには自分たちの生命を犠牲にしても、この国と国民を守ることが自衛隊の崇高な任務ですから、その象徴でもある自衛艦旗を別の目的で安易に使用することは慎むべきとも考えています。
 ところで、この旗が築地にある新聞社の社旗に似ているとの指摘があります。確かに似ているといえばそうなのですが、新聞社は“真似はしていない”と言っていますし、だいたい、この新聞社のそれと比較すること自体が自衛隊や隊員の皆さんに対して失礼極まりないでしょう。間違っても福岡国際マラソンでもらった応援社旗をサッカーの韓国戦で振ってはいけませんね。

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