それにしても安倍さんは運がいい

 私のフェイスブックでのお友達は政治関係の方が多いので当然、この時期は衆議院選挙の記事や写真が圧倒的に多くなっています。特に今回の選挙では民進党の候補者が希望の党、立憲民主党、無所属と分かれたので、それぞれの候補者を応援する参議院議員や地方議員などの応援メッセージが溢れています。
 そして、私はほぼその全部(+他党でも友だちが推している記事)に“いいね!”を押しています。しかし、ちょっと気になるのは7月の都議会議員選挙で当選した都民ファーストの以前からの友人からのアップが日常的な地域行事への参加などだけで、選挙戦についてはまったくと言ってよいほどないことです。反面、希望の党の候補者のツイッターなどには、不思議なことにその都議会議員の応援の姿が写っていたりします。でも、他の応援弁士とは異なりハッシュタグは付いていません。
 様々な事情や都合があることは理解していますし、義理と人情の板挟みになっていることも承知していますが、それぞれが支援している希望の党の候補者へのSNS応援メッセージの効果は間違いなくあるのですから載せてあげれば良いとも思います。逆に民進党で再選された同志の一部や立憲民主党を応援している市議や区議はとても元気があります。
 さて、日本社会党以来の久しぶりの左派リベラル政党の立憲民主党の勢いがすごいです。それにしても、「さらさら」と「排除」がこれほど大きく影響するのですから、評論家みたいですが、“政治の世界は怖い”といまさらながら私も再認識しました。なお、余談ですが、私が30年以上通っている床屋さんのオーナーは、「今度の選挙は立憲民主党に決めた!」と高揚した声で携帯に電話を掛けてきました。
 そして、確かに立憲民主党は党自体はもちろん、応援している皆さんもヒートアップしているようです。写真はこの党のホームページから引用しましたが、昨年の都知事選挙での小池ブームの再来のように感じますし、もしかしたら、それ以上かもしれません。さすがに私はそれはないだろうと思いますが、今後の展開次第では野党第1党もありうると、知り合いの記者の一人は言っていました。
 公明党もこれには焦っているようで、枝野幸男さんがかつて、軍事力の保有、集団的自衛権の行使、国連のもとでの多国籍軍への参加などの改憲試案を発表していたことを痛烈に批判し始めました。ただ、今は積極的に立憲民主党の応援をしている日本共産党も4年前に公明党と同じことを言っていましたので、何が何だか分からなくなります。
 一方、素敵な名前の「三都物語」は実質的に愛知県から袖にされ、大阪府の知事からは同情されている希望の党ですが、私の友人やお世話になった人たち、後輩たちが数多く移籍していますし、ほんの少し前まで200名に迫る当選も夢ではないと言われていましたので、急失速している現状はとても残念で仕方ありません。
 その中の少なくない人たちはすでにやる気をなくしていますし、宣伝カーの横に“民進党”ののぼり旗を立てたり、今になって「私は憲法9条の改悪については明確に反対です」と主張したり、宣伝カーやタスキに希望も小池も緑もまったくない候補者がいたり、「やっぱり、民進党公認が良かったな」と嘆いたりなどと魑魅魍魎状態ですが、それぞれの方が複雑な心境なのでしょう。現職でもそうなのですから、新しくこの党の公認で戦っている新人の皆さんは可哀想ですね。
 これから、有田芳生先生が期待されているように自民党・公明党の失言やスキャンダルがまったく出てこない保証はありませんが、大方の予測のように安倍さんが勝てば、皮肉にもその最大の功労者は小池百合子さんと前原誠司さんになるのでしょうか。
 ただ、トンデモ話の類いですが、三人でそのことを示し合わせ、改憲に消極的な公明党を外して、自民党、純化された?希望の党、日本維新の会で憲法改正の発議を成就させるシナリオがあるのだとすれば、それはそれで大したものです。
 いずれにしても、希望でも立民でも無所属でも、私がお世話になった皆さん!上から目線で恐縮ですが、最後まで勝利の二文字を信じて頑張ってください!

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