哀れな共産党と福田峰之さん

 “哀れ”という表現は上から目線で失礼なのですが、それ以上にフィットする言葉が見つかりません。タイトルが長くなるので省略しましたが、このあとに朝日新聞&毎日新聞と本当は続きます。
 さて、世間が“どうしてなんだろう?”とか“本当かな?”とか言っている先週の新聞各社の選挙予想ですが、確かにあれだけ似たり寄ったりの数字ですと、私も同様な思いになってしまいます。しかも、過去にはハズレもアリましたが、近年はけっこう当たっていますからね。
 それでは本題に。私は今月3日の記事で、「なお、本家左翼の日本共産党はちょっぴり複雑な想いでしょう。表向きは枝野さんの政党と選挙協力するのでしょうが、この新政党に同情が集まり、勢いが出てくると相対的に自分の議席が減ってしまう可能性があります。社会党、共産党時代から“社共共闘”がありましたが、その実態は近親憎悪的にとても仲が悪かったですから」と書きました。
 もちろん、“ほら、当たっただろ!”などと得意げに申し上げるつもりはありませんが、ほぼそのとおりになっているようです。共産党は貧乏くじを引いてしまいましたし、候補者を降ろしたくて仕方がなかった全国の地区委員会はがっかりしているようです。その結果、本来は選挙を仕切る側の地区委員長などがあわてて候補者になっています。
 そして、それ以上に「供託金没収埋め合わせカンパ」をやらなくてはならなくなり、もう、踏んだり蹴ったりです。でも、この党は執行部への批判は絶対に許されないので、なおさら惨めですし、議席が減っても屁理屈をこねて(例えば民進党の3分裂により野党協力にひびが入った)、志位和夫さんも小池晃さんも一切責任を取らないというとても不思議な政党です。
 それから、神奈川8区で3回にわたり自民党で比例復活当選して、今度は希望の党で東京5区から立候補している福田峰之さんという方ですが、一面識もないものの、“どんな人なんだろうな”と興味が湧いてきました。と言ってもネットなどを覗いてみるだけなのですが、前の選挙区ではすこぶる評判が悪かったようです。
 ご本人のツイッターやフェイスブックもざっと拝見しましたが、一つとして評価するコメントなどはありませんでした。いくら「恩を仇で返す」人でも少しは好意的な意見があるものですが、東京5区の有権者にとってもいい迷惑かもしれません。
 また、SNSには自分の選挙区の自民党候補には続々と大物が駆けつけ、ポスター貼りは自分一人、今日は1枚だけしか貼れなかったなどと泣き事を言っていますが、「自民党の組織力は本当に恐ろしい」って、その恐ろしい組織力により福田さんは3期も比例復活させてもらったことや、いわば温情で大臣補佐官や副大臣にしてもらったことをすっかり忘れているようです。因果応報とは彼の行動のことでしょう。
 ここまで来るとタイトルのように“哀れ”になってしまいますが、泣きっ面に蜂のごとく、事前予想では“伸び悩んでいる”とか“苦戦している”とか文字が並んでいます。アップしている駅前などの演説写真も迫力がなく、まったくやる気を感じさせません。このままですと、終盤予想では“独自の戦いをしている”となるのではと心配していますし、ついには、共産党からも、「希望の党は振り落としました!」と言われてしまう始末です。
 さらにやけくそになっているのか、「自民党で出た方が当選可能性は高いだろうけど」などと言っています。この人、大丈夫でしょうか。東京5区の有権者の皆さんは街頭で彼を見たら聞いてみましょう。「だったら、どうして自民党で出なかったのですか?」と。こんな候補者を応援しなければならない地方議員に同情してしまいます。
 それにしても、希望の党はどうして彼を受け入れ、代表補佐や公約担当責任者にしたのでしょうか。小池代表は「私の右腕」とまで褒めていますが、本当はそのように信頼しているとは思いませんし、これは若狭勝さんや細野豪志さんも同じでしょう。
 また、小池百合子さんが政権批判を強め、「森友と加計の深い闇がー」と言っていますが、これは戦術的に筋が良くないです。確かに国民の皆さんはまだまだ納得していませんが同時に、「あれだけやっても新しい事実は出てこない。もう、もりかけはお腹いっぱいだ。北朝鮮のミサイル、年金や介護をなんとかしてくれ」というのが率直な思いでしょう。機を見るに敏の小池さんがその辺りを理解できなくなっていること自体に、この党が雪隠詰になってしまった悲しさがあるように感じます。
 すみません、あまり長く書くと読んでもらえませんので、新聞社については“哀れ”よりも“悔しい”なのですが、機会あれば次回に掲載します。なお、写真の後ろ姿は安倍晋三総理ですが、このお店の方に、「もり、かけそばはある?」って尋ねていました。余裕なのでしょうか。

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