NHKがワンセグ契約を本格化させる

NHKがスマホなどワンセグ機能を搭載する機種に対する受信契約を所有者に強く求めていく方針が明らからになった。NHKの複数の幹部が当社の取材に対して認めた。ただ、明確な取り組みまでは決まっておらず、国民一人に1台の時代に世論の動向が注目される。

NHKは昨年の最高裁の判決(テレビがあれば、受信契約を結ぶ義務があり、受信料を支払わなければならない)に続いて今回、東京高裁で同様にワンセグにも適用されるという判決があり、自信を深めているようだが、さいたま地裁の判決を取り消してのものであり、原告側は上告する姿勢なので、今後の対応は慎重に進めていくようだ。

ただ、最高裁で再びワンセグ契約が“合法”であるとの期待も高くなっており、具体策の検討も進められている。いくつかのポイントがあるようだが、家庭や職場での契約と異なり、スマホなどのワンセグ機能は実態を把握しづらく、そこをどうするかが最大の課題となる。

それに対しては、街中でワンセグスマホを見つけ出す要員を配置することが有力だ。駅前や商店街などで、「すみません、ちょっとお持ちのスマホを見せていただけますか」を声を掛け、契約をしてないユーザーにはその場で契約書を手渡し、一定の期間を過ぎても契約書(インターネット契約も可)が届かない場合には訴訟手続に入るというもの。

要員については民間企業に100%委託し、その委託料は完全出来高払いにする予定だが、利用者からかなりの反発が危惧されるので、ヘルメットの着用を義務付け、委託会社と雇用を結ぶ契約社員の取り分を厚くするように指導する予定。企業の選択は地域別に1社独占とし、契約件数が芳しくないときは差し替えも考える。

なお、利用者が自主的に申告した場合は特典を付与することも予定されている。例えば、「当月から3カ月は受信料が無料!」「家庭のテレビと同時契約なら、ワンセグはずっと半額!」などだ。これによって、何かと頭の痛い一般の契約率が少しでも上げればとの期待もあるようだ。

いずれにしても、将来にNHKがインターネット配信を始めれば、スマホにしても、携帯にしてもネットに接続する機器を所有していれば、必ず受信契約をしなければならないことになり、今後の国民の論議が注目される。NHKもそれにはかなり気をもんでいるようだ。

また、一部で指摘されているように、「NHKもWOWOWやスターチャンネルみたいにスクランブルにしちゃえば」には苦悩しているようだ、確かに有料放送はスクランブル契約になっており、現在では極めて簡易な方法で、受信したり、解約したりできるシステムになっている。

つまり、NHKの番組を見たい人は申込みをして、有料でスクランブルを解除し、そうでない人は何もしなければ、公平さを担保できるとの有識者の意見も少なくなく、検討に値することではないだろうか。これが実現すると、大幅な受信料の減収が間違いなく、NHKの労務担当幹部は労組への大規模な人員削減の申し入れを模索している。
(4月1日 朝鮮日々新聞東京築地支局 特派員・宇曽鉢佰 写真出典:ウィキメディア・コモンズ)

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