気になる山口公明党代表の発言

1年数カ月間、その度に「さらに疑惑は深まった」のモリカケですが、結局は総理大臣の安倍晋三さんの違法、不正行為を裏付ける証拠は何一つ出てきません。そんな辛い状況で、3年前の2月に安倍さんが加計学園の理事長と面談したとされる愛媛県の内部文章が国会に提出されました。私は安倍さんは加計さんと19回会ったと認めていますので、今さら“だから何なの?”という思いですし、出典元の愛媛県知事はすでに、「もう、私に構わないでね」という態度です。

そして、いつものように野党の対応はゴム印のように同じですが、私は公明党代表の山口那津男さんの22日午前の記者会見の発言がとても気になりました。彼は「当事者である首相も、加計氏も面談を否定している。一方、出された文章はまた聞きのままた聞きというような伝聞を重ねている要素もある」と言われています。

また、これもすっかり定番になった野党による国会招致要求ですが、対象者の愛媛県知事の中村時広さんについて、「自分の直接経験したことに基づいて表現するのが真実に近づく要素だ。中村氏はまったく自身の経験ではない(後略)」と至極真っ当な考えを示されていました。

ところで、自民党と公明党の連立政権も1999年以来約20年になります。もちろん、すべてが順風満帆ではなかったものの、お互いに利益があったのでしょう、鉄板に近い状態までになっています。特に第二次安倍政権では、両者が密接な連絡調整体制を維持していて、何か問題があればすぐに報告し、理解を得るようにしているようです。

しかも、公明党も代表の発言や認識が間違っていたとすれば、世間からというより創価学会から猛烈な批判を受けます。今回はそうではありませんが、特に異性問題には彼女たちはすごく敏感です。ということで、安倍さんは今回のことについて、絶対的な自信を持って山口さんに伝えているでしょう。でなければ、ここまで踏み込んで山口さんがわざわざ語ることありません。

一方、いちいち発言した人の名前は載せませんが、「一国の総理大臣が国会の場で国民にウソをつき通してきたことにつながる」「資料を整理すると、総理がこれまで発言していた内容がうそである蓋然性が高まった」「一読しただけでも驚きの衝撃的な内容だ。安倍総理の国会答弁が事実と違っていた可能性が相当高まった」などと、野党の皆さんは驚いた姿勢を見せています。

ただ、ちょっと落ち着いて振り返ってみると、今までもこんなことの繰り返しでしたし、よく読んでみると、“つながる”とか“蓋然性、可能性が高まった”と断定はしていません。万が一のケースを想定して上手に逃げ道を作っているようです。いずれにしても、近日中に勝敗が明らかになるでしょう。

なお、獣医師政治連盟から多額の献金をもらっていた玉木雄一郎さんはちょっと見立てが違っていて、「もう詰んだ。愛媛県作成の新たな文書で、総理のウソが明らかになった。2017年1月20日に初めて獣医学部を作りたいことを知ったと言うのは真っ赤なウソだ。少なくとも2015年2月25日に加計理事長と面談した時点で『新しい獣医大学の考えはいいね。』と言っているではないか」投稿しています。“もう詰んだ”とか“真っ赤なウソ”とは思い切った表現ですね。「この人、大丈夫かな」と再び心配で仕方ありません。
(写真出典:公明党ホームページの5月23日のニュース欄より)

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