『押し紙」率が判明する!

「こんにちは。押し紙研究家の門脇文良です」はジョークですが、今まで3回“連載”してきた特集です。しかし、そろそろ飽きてきたので、今回で最後にしますが。皆さんの最大の疑問であろうかと勝手に推測しているのが、「新聞販売店の押し紙の割合ってどのくらい?」にお答えします。ただ、以下の内容は「そのような可能性もある」が前提になっていますので、そのことをご理解ください。

まず、上の写真ですが、ある専売店(一つの新聞しか扱わない場合の表現)の一日分の押し紙折込チラシです。このあと、どこかに運ばれて処分されるのでしょう。下の左側は同じく一日分の押し紙ですが、一束が60部であることがよく分かる写真です。これが5束ありますから、合計で300部がこの店舗の押し紙量になります。

同じく右側の写真ですが、三日分の押し紙で、土曜日、日曜日、月曜日の分です。多分、土日は回収業者さんがお休みなのでしょう。これも、3日×300部で900部が積んであることになります。なかなかのボリュームで、配達されることも、読者に読んでもらうこともありませんから、何だか可哀想ですね。

次にこの専売店の「公称部数」はどのくらいなのかということですが、ネット上にそれが分かるサイトがありました。ある広告代理店のものですが、行政区別、新聞社別に一つひとつの販売店の部数が詳細に載っています。当然ですが、この数字は押し紙分を引いてものではないでしょう。それで、当該のお店は2400部となっています。

ですから、2400部マイナス300部の2100部がちゃんと配達している新聞になります。これが多いのか少ないのか私には分かりませんが、以前よりは減っている傾向は確かにあるようです。ちなみに率は約13%ですし、廃棄される折込チラシも同じ割合ということになります。

ただし、いくつかの広告代理店のサイトでこの新聞社の杉並区内の合計部数を見てみると、なぜか4万数千部から5万数千部とかなりの開きがあります。ですから、上記の2400部が正しい数字とは限りません。けっこう盛っている可能性も捨てきれず、そうなると、押し紙率も2割くらいにアップするかもしれません。

朝日新聞の現会長さんが考案して、新聞社、広告代理店、販売店(専売店)がタッグを組んでやっている押し紙制度ですが、何とかならないのでしょうか。詐欺とは言いませんが、環境面では大いに問題ですし、新聞に広告を載せ、折込チラシを依頼している広告主は間違いなく余計な料金を負担しています。

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