ものは考えよう~早期警戒機の追加購入

わが国と国民に空からの攻撃を企てている外国機を監視するための早期警戒機を今までの計画に上乗せして9機追加することを政府は決めたようです。早期警戒機は写真のように胴体の上に円盤みたいなレーダーが載っているのが特徴で、今回の追加分は「E2C」からバージョンアップした「E2D」(写真)で、愛称は「アドバンスホークアイ」です。文字どおり、“進化した鷹の目”ですね。

それで、中国(ロシアも)からの空の脅威が日に日に増している現在、潜水艦ハンターである哨戒機とともに、その展開の充実がさらに求められていることは間違いありませんし、この機種の初代は今から約60年前ですから、とても優秀な飛行機なのでしょう。また、より高性能のジョット警戒機もあります。

ところで、アメリカと中国の貿易紛争がまさに“戦争”の領域に入ってきていますし、アメリカは貿易以外にも、新疆ウイグルの人権問題などで徹底的に中国を追い詰めていくのでしょう。先日のペンス副大統領の講演は実質的に「米中冷戦開始宣言」でしたし、中間選挙で共和党と激しく争っている民主党もこの件に関してはそれほど違いがあるわけではありません。

そして、いくら首相の安倍さんがトランプさんとお友だちでも、特に貿易についてはいつまでも黙っていることは考えられません。となると、米国から日本のためになる、国民の役に立つものを買うのが一番良いと思います。その意味では、自衛隊に装備できるものは、国と国民を守るためですから、ベストではないかもしれませんが、ベターの範囲に必ず入ります。

もちろん、同種類の国産品がある場合はそうする必要はありませんが、装備品はまだまだ米国に頼っているのが現実です。ただ、国産の装備品を開発し、国としてもそれを援助することも重要ですし、そのことを怠ってはならないでしょう。実際、装備品の中には優れた日本製が多いことも事実ですし、逆にそれが不正に海外に流れないように監視を強化することが大切です。個人的にはこちらのほうがとても心配です。

なお、民主党政権のときにステルスジェット戦闘機のF35A42機、購入することを決めて、そのうち9機がすでに青森県の三沢基地に配備されていますが、政府はさらに20機の追加発注するようです。価格は1機で約150億円とすごく高いのですが、中国はもの凄い勢いで軍拡を進めていますので、やむを得ない米国からの買い物と思いますし、こちらも理屈として前述のことと同じです。

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