週刊ダイアモンド『新宗教の寿命』

「週刊ダイアモンド」は1年間で数冊は買っています。どれも、関心のある特集がメインですが、それは電車や医療などで、今回はこれもその一つのジャンルである「宗教」、とりわけ、新宗教(最近は“新興宗教”という言い方はあまり使わないようです)でしたので、自転車で南阿佐ヶ谷駅前のセブン-イレブンで購入しました。

それで、タイトルは「新宗教の寿命 伸びる教団 縮む教団」とあり、創価学会立正佼成会真如苑を始め、写真に見える諸新宗教ごとに解説がされていますが、特にとくダネみたいなものはありませんでした。ただ、これらの教団の概要を知っておくには良いかもしれません。

そして、私が「おお!これは!」と思ったのは、JR信濃町周辺で広がっていく「創価村」(編集部)の地図です。学会関連の施設がかなり細かく載っています。そう言えば、少し前のことになりますが、学会は日蓮正宗総本山・大石寺にある「本門戒壇の大御本尊」と決別し、信濃町の「広宣流布大誓堂」に移し、ここが学会員たちの聖地になっているようです。

ただ、学会の老若男女の皆さんは現在、大誓堂のどんな御本尊を拝んでいるかは承知していませんが、大石寺から創価学会がそのものが破門されても、それほど多くの信者が離れていったとは聞いていませんので、内部の結束はもの凄く固いのでしょう。ちなみに、信濃町とは「信心の濃い町」と言われていると聞いたことがあります。なるほど。

余談ですが、私は昨年の夏に大石寺を訪問しました。境内の見学はまったく自由でしたが、ご本尊が安置されている建物だけは入ることはできませんでした。それは各教団のルールですから仕方ありませんが、霊友会の釈迦殿や立正佼成会の大聖堂は誰でも入れます。その点、創価学会の広宣流布大誓堂はどうなんでしょうか?ホームページで入館方法を見ると、入場券制で「各組織にお問い合わせください」となっていますので、やはり、難しいようですし、真如苑も「信者の方とご一緒の参加を」となっていますので、同様でしょう。

それから、立正佼成会は穏健で温和な会員さんが多く、私も区議会と都議会時代に本当にお世話になりましたし、本部機能のほとんどが杉並区内あることにも親しみを感じていました。国際的な宗教協力にも熱心で、開祖様は当時のローマ法王ともお会いされています。また、「『安全保障関連法案』可決に対する緊急声明」「北朝鮮情勢に対する見解」「『カジノ法案』に対する意見書」など、政治的なメッセージも多く出しています。

その一方、教団常務理事の中村憲一郎さんのインタビューも載っていて、これからの政治活動について次のように言われています。「一時期、(自公連立で)私たちも過剰反応し、一気に民主党(当時)へ傾きました。ですが、現場レベルの付き合いは自民党の方が圧倒的に多い。私たちも少し冷静になり、公明党の与党での役割を再評価し、また自民党を毛嫌いせず、これからは超党派で会話していく展開になっていくでしょう」

個人的には今回の新宗教特集で、ここのところがもっとも興味を引きました。あとは、公称会員数が1千百万人の幸福の科学がどうして選挙では20~30万票しか集められないのか、生長の家が日本会議と縁を切った理由、各教団の会員数が減少する中で真如苑がそれを増やしているなどでしたが、深見東州さんのワールドメイトも面白かったですし、杉並の「西荻窪に新宗教がひしめく謎」も同様でした。

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