すかいらーくHDの全面禁煙という決断

杉並区内にはガストを中心に、バーミヤン、ジョナサン、藍屋、魚屋路などのすかいらーくグループの店舗があります。また、私の選挙ではここの労働組合にとてもお世話になりましたし、本部はお隣の武蔵野市にあります。

さて、そのすかいらーくHDですが、今年9月までに全国に3千数百あるすべての店舗で、全面禁煙とすることを決めたと報道されています。文字どおり、外食産業のトップリーダーであるこのグループの決断はかなり大きいと思います。

そして、その内容は店内だけではなく、敷地内も禁煙、加熱式たばこもダメ、喫煙室も設置しないという、全面というか完全禁煙になります。ただし、お客様が駐車場に停めたご自分の車の中で吸うことはOKのようです。

それで、どちらにしても東京都内では来年の4月から従業員を1名でも雇っている飲食店は喫煙ブースなどの特例はありますが、少なくても客席で飲食しながら喫煙することはできなくなります。

それから、以前にもお伝えしましたが、一足先に完全禁煙にした「串カツ田中」がそれにより子供連れの家族などの利用が増加した結果、売上げが伸びたということも参考にしたのではないかと推測しています。

ただ、一部の飲食店では「喫煙客が減れば売上も」という恐怖から、ぎりぎりまで喫煙席を維持するという考えもあるようです。しかし、それらのお店に文句を付けるつもりはありませんが、必ず逆効果になるでしょう。

つまり、喫煙客がそこに集中するため、日本の人口の8割以上を占めるたばこを吸わない人たちが、「あすこは吸う人ばっかりで料理がまずくなる」と嫌厭することが加速し、いわんや、家族連れなどは皆無になってしまいます。

繰り返しになりますが、男女計で2割以下の人しか喫煙していない状況で、食べログなどの店紹介で多くの居酒屋さんが「全面喫煙可」となっているほうが異常とは言いませんが、おかしいのです。

できる限り喫煙のお客さんを引っ張るより、早めに禁煙対策に取り組み、受動喫煙を防ぐことが大切で、特に外食産業では従業員の20歳未満のパートやアルバイトが3割という現況を考えれば、待ったなしになります。