やっぱり『令和』がすごくいいです

報道各社が「令和」以外の元号の候補が、「英弘」「久化」「広至」「万和」「万保」の五つだったことを伝えています。それらが正解なのかどうかは政府から公表されることはありませんが、取材網を駆使してどこの社も同じ内容の記事でしたので、当たっているのでしょう。

また、令和を含めてM(明治)、T(大正)、S(昭和)、H(平成)とは重なりませんから、政府が令和に誘導したのではという勘ぐりは水泡に帰しましたし、実際に声に出して六つを読んでみても、令和がもっとも綺麗な響きと感じました。日本古典とか漢籍とかも関係ありません。いわんや、総理大臣の安倍晋三さんの「安」が入るのではと疑っていた人たちの“願望”も打ち砕かれました。

そして、そもそも、広至、万和、万保などはどのように発音するのかもよく分かりません。元号に関する懇談会や閣議などで令和にいちばんの親しみがあったことは理解できますし、多くの委員や閣僚がとても好感を持った結果だったのでしょう。余談ですが、選考過程での情報漏れもなくてよかったです。

それから、各党のコメントなどです。立憲君主制を廃止することを党是とする日本共産党はある意味、筋の通った反応でしたが、社民党党首の又市征治さんの会見はかなりユニークでした。曰く「『令』は『命令』の『令』。安倍政権の目指す国民への規制や統制の強化がにじみ出ている」。

存在そのものが風前の灯火の社民党ですが、ここまでくると「大丈夫ですか?」のレベルですし、お名前の「征治」の「征」は「征服」の「征」です。反対に彼ら彼女らが大好きな中国では「令」には「美しい」や「つつましい」という意味があるようです。「元号は象徴天皇制にはなじまない」も意味不明です。

もっとも、祝賀ムード一色で異論が出てこないこともよくありません。ですから、社民党や同じようなことを書いていた朝日新聞などの主張も受け止めておきましょう。なお、国民民主党代表の玉木雄一郎さんの談話は「新元号が国民の生活の中に深く根付き、平和の繁栄の時代となることを望む」と、極めて良識的、常識的なものでした。

一方、立憲民主党代表の枝野幸男さんのそれは「新元号『令和』が発表された。新しい時代が平和で、国民生活が穏やかであることを祈念したい」だけで、そのあとに、「立憲民主党は責任を果たし頑張る」みたいなことが続き、お馴染みの『まっとうな政治』を付けることも忘れていません。

でも、これってとってもおかしいと感じました。令和という新元号について何も触れていないのです。多分、元号や立憲君主制をあまりよく思っていないコア支持者への配慮なのでしょうが、だったら、社民党の批判のほうがよほどはっきりしています。これではますます「まっとうの政治」から遠ざかっていくような気がしますし、だったら「命をかけて反安倍を貫きます!」がふさわしいと思います。

さらに、立憲民主党系会派に所属し、国会の予算委員会ではしっかりと質問時間を与えられた小西洋之さんがもの凄いことをツイッターでつぶやいていました。何と!令和という元号を廃止するためにはどうしたらよいかを指南しているのです。合わせて「安倍政権の打倒に全力を尽くす」とも言っています。小西洋之さん=立憲民主党ではありませんが、どうも根っこは同じようです。彼には彼の公約どおり、一刻も早く他国に亡命していただきたいと願っています。

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