やっぱり「こう」なりました

再来月に行われる参議院選挙では、同時に総選挙もやる雰囲気が強くなってきましたが、共産党を含めたいわゆる野党共闘が進んでいるのか、そうでないのかよく分かりません。あまり表には出てきませんが、特に立憲民主党と国民民主党の近親憎悪はけっこう痛いものがあるようです。

それで、もう数年前のことになりますが、私は当時の民進党の公認を辞退させていただきました。そのときの理由は若干の方便も使いましたが、「共産党と一緒にやる国政選挙など考えられない。自分は民主社会主義の道を踏み外したくない」というもので、生意気ですが民社党の精神そのものでした。

それから、そのことをある団体の東京の責任者にお話しましたが、彼からは残念ながら、「そんなことにはならない。あまり言わないでくれ」と諭されました。どのような展望と判断からその様に言われたのかははっきりしませんが、結局は今日の写真のような組み合わせになってしまいました。

余談ですが、私にとって救いだったのは、彼と同じ組織の別のリーダーで私と同年齢の方は、そのことをお話したとき、最初はびっくりされていましたが、別れるときには、「門脇さんの矜持だね。これからはその道を進めばいいと思うよ」と言っていただいたことでした。この一言は今でも忘れることはありません。

さて、まるで談合みたいな野党共闘を重視する政党もありますから、それはそれで、立憲民主党と共産党に任せておけばよいと思います。しかし、国民民主党までが本来目指すべきであろう穏健中道路線を放棄したような行動にはすごく疑問を感じます。そんなに左派市民団体が大切なのでしょうか。

そもそも、共産党の統一戦線理論を上述の責任者の方もそうですが、失礼ながら、あまり勉強されていないようですし、だいたい、共産党が一方的に候補者を降ろしてくれればと思うこと自体が不謹慎というものです。そんなことを考えていると、2枚の写真の中央にいる志位和夫さんがとても元気に見えてきます。

繰り返しで申し訳ないのですが、民主党政権を誕生させていただいた中道路線に好意を抱いていた皆さんは二度と戻られることはないでしょう。彼ら彼女らは現在の野党にほとんど期待していないことは政党支持率だけでも明確に分かります。これからさらにその傾向は強くなっていくと思います。

私は現在の連立政権は、消費増税、働き方改革、外国人労働者問題など、ちっとも良いと思っていません。そもそも、連立の組み方も変だと感じています。でも、野党が左に左に傾いていく現状では、しかも、ダブル選挙になれば、悔しかな与党の6連勝は動かないようにも思えるのです。

あと、下の写真の集会で、民民代表の玉木雄一郎さんが挨拶の冒頭で、「令和初めての憲法記念日、こうして多くの皆さんが‥‥」と切り出したところ、「令和なんて言うな!」「元号なんていらないぞ!」とヤジが飛んだそうです。公安筋に聞いてみると、あらかじめ、そのような人たちを配置していたとのことでした。

もちろん、この集会に参加していたすべての皆さんがということではありませんが、どうして、わざわざこんな場所に行ったのでしょうか。ゼロとは言いませんが、参加者で民民を支援している人はほんの一握りでしょう。と言うか、ますます、良識穏健派の方々は引いてしまいます。残念ですね。

政治というのはよく分からない軟体動物ようなものかもしれませんが、優秀な候補者や理想的な政党が見当たらなくても、消極的にでも、ちょっとでもマシな選択をするものかもしれません。その意味では、民民や玉木雄一郎はその最有力候補なのですが、僭越ながら、いい加減にしないと取り返しのつかないことになるように気がします。

その玉木雄一郎さんの向かって左にいる人は19年間、一度の党内選挙も経ないで責任者の座にいるのです。その党は様々な屁理屈をつけてはいますが、日米安保破棄、自衛隊解体、皇室廃絶を究極の党是としているのです。そろそろ、お付き合いを止めたほうが良いと思っているのは私だけではないでしょう。