次の総選挙が野党の正念場だ!

安倍晋三さんの総理大臣としての通算在職期間が戦後最長となりました。このまま行けば、11月20日には桂太郎さんを抜いて文字どおり、憲政史上最長の総理となります。特別のことがない限り、そうなることは間違いないでしょう。

それで、国民民主党代表の玉木雄一郎さんは記者会見で、「長くやった首相は必ず何らかの実績を残している。安倍さんは何を残したのかすぐには頭に思い浮かばない」と揶揄したそうです。嗚呼!何という存在の軽さなのでしょうか。

私は安倍政権が完璧とはちっとも思っていませんが、皮肉なのか嫌味なのか知りませんが、玉木さんの発言には「そんな安倍一強を許し続けているのは、すごく申し訳ないが、私たち野党なのです」という反省がまったく伝わってきません。

国民や有権者の皆さんは、「安倍さんがこれだけ長く総理の椅子に座っていられる最大の功労者は野党なのだ」と、とっくの昔にお見通しなのです。民主的な国政選挙と首班選挙が実施されている結果ですから、当然でしょう。

「アベガー!」「安倍一強を許さない!」と叫び続けているうちに、その政権は連勝街道を驀進中です。秋の即位の礼や大嘗祭、両陛下の祝賀パレードが終わり、すぐに衆議院を解散し、12月総選挙となれば、7連勝は確実です。

さらに野党にとっては都合の悪いことに、かなりの確執が予想されていた日米貿易交渉もほぼ合意し、G7ではわが国の総理大臣の国際的評価がまた一段と高まってしまいました。それなのに、野党は悔しくないのでしょうか。

立憲民主党代表の枝野幸男さんに至っては、ついに思考回路が壊れてしまい、GSOMIAに関して、「河野氏の対応は韓国を追い込んだ。責任は大きい。外相を代えるしかない」と支離滅裂なことを言い出しました。大丈夫ですか?この代表は。

また、「(河野外相は)あまりにも顔に泥を塗るようなことばかりをやり過ぎだ。相手のプライドを傷つけるようなやり方でやるのは、明らかに外交の失敗だ」とも言われてようです。もう、完全に文在寅さんのエージェントですね。

と思ったら、今度は「辞任しろとは言っていない。日韓関係を改善しようと思うなら外相を辞めるしかないと言った」と苦しい言い訳が出てきました。相変わらず空気の読めない方で、「まっとうな政治」からまた一歩、遠ざかりました。

私は先日、「新しい会派名は『共に民主党』に」のタイトルで超フェイク記事を載せました。これに友人が「冗談ではすまないかも」とコメントしてくれましたが、自分の文章をあらためて読んでみると、確かにそんな気分になりました。

なお、左派や自称リベラルの人たちから予定調和的に発せされるのが、「どっちもどっち」や「お互いに冷静になろう」論です。いかにも中立的な立ち位置を装い、その目的は韓国と北朝鮮の擁護で、これにはかなりの警戒が必要です。

ついでに「戦争のできる国作り」とか「軍靴の足音が聞こえる」とか、彼ら彼女らの十八番(おはこ)ですが、こんなことを数十年間も言い続けているのは本当に困ったものです。いったい、どこから軍靴の音が聞こえてくるのでしょうか。

しかも、恐ろしいほどの軍拡を進める中国や、核兵器や弾道ミサイルを自慢気に披露する北朝鮮はまず批判しません。このようなことを疑問に感じないのが左派や自称リベラルの限界で、自民党はいつも枕を高くして寝ることができます。

話題を戻します。間もなく実施される内閣改造と党役員人事では人気絶好調の小泉進次郎さんの入閣や、利権チャンピオンの二階俊博幹事長の更迭も噂されています。こんな風景では、野党は壊滅的に議席を減らす危惧すらあります。

もちろん、野党には総選挙で頑張ってもらいたいと思いますが、国民民主党にはハングリー精神を持っていただき、「実は何をしたのか思い浮かばないのは私たちでした」とでも言えば、国民もちょっとは応援してくれるかもしれません。

とても残念ですが、安倍さんが何度も「自民党は選挙に負けたとき、その名前を変えるのではなく、真剣に党の再建を考えた」と言っているのは正しいのです。党名とシャッポをコロコロと変えるようでは、有権者の心を捉えることはできません。

実際、先の参院選では勝利したのに、自民党の選対委員長の甘利明さんは、どうして10県の一人区で負けたのかを各県連に反省文を出させるようです。悔しいですが、この姿勢が大切だと思いました。野党にも真似してもらいたいです。

選挙は言うまでもなく、ベストの政党や候補者を選ぶものではなく、「どの候補もあんまり良くないけど、あえて選べばこの人(党)かな」なのでしょう。でなければ、自民党の支持率が4割前後を維持している理由が見当たりません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です