立民と民民の決裂~これでよかった!

 心なしかお二人の幹事長の距離が感じられる写真ですし、同じくお二人は背景の冬山のように寒い間柄なのでしょか。それとも、このような結果になることは予想されていたのでしょうか。

 各社の世論調査でもほとんど有権者から期待されていなかった、国民民主党と立憲民主党の合併だか吸収だかですが、ほぼ喧嘩別れ状態となり、最後まで歩み寄れずに決裂しました。

 政治の政界ですから、いろいろな見方はあると思いますが、私はこれでよかったと思います。基本理念に相当な開きがある政党同士が一緒になっても良いことは一つもないでしょう。国民の皆さんはそのことをよく分かっています。

 だいたい、今さら復縁話をするんだったら、最初から分裂しないで、民主党(当時)のままで苦しくても頑張っていれば、選ぶ側だってそれなりに評価してくれていたことは間違いありません。

 今回の決裂で、立憲民主党は社民党とともにますます左傾化していくでしょうが、国民民主党には健全な政策を打ち出せる中道右派政党になってもらえば、とても分かりやすい構図になり、政界の再編成も起きるかもしれません。

 また、同時にそれぞれの政党を支持する勢力も、その構成員が“なるほど!”と感じられる行動をしてくれることを生意気ですが、切に望んでいます。特に民間企業に働く真面目な労働者の期待を裏切らないことが大切だと思います。

 それから、昔から「私こそリベラルだ!」と叫んでいる立民の赤松広隆衆議院副議長の発言を載せておきます。要約すると、「国民民主党が人事のことでいろいろ要求してくるだろうが、枢要ポストは絶対に譲ったらダメだ」。

 続けて、「玉木も可哀想だから、代表代行ぐらいで、ちょっと横に置いとけ」みたいなことを言われていました。完全に国民民主党と玉木さんを舐めきった発言ですが、実は立憲民主党の本音はこのあたりにあったのかもしれません。

 結党から2年3カ月も経っているのに、いまだに代表を選ぶ規定が存在しない野党第一党や、同じ人が20年も選挙なしで委員長をやっている左翼政党に市井の人たちが共感することは、これからもあり得ないような気がします。

 さらに立民と民民は現在でも、共産党大会に来賓で出席して、歯の浮くような挨拶をしたことを伝えていません。何か都合の悪いことでもあるのではと疑ってしまいます。共産党に媚びを売るようでは、すでに終わっていますね。