台湾人民のでっかい勝利!

 アジアだけではなく、世界から注目されていた、台湾(中華民国)の総統(大統領)選挙が終わり、民主進歩党の蔡英文さんが800万を超える過去最多得票で圧勝しました。また、同時に行われた立法院(一院制国会)でも前回よりも議席は減らしましたが、民進党が過半数を維持しました。

 台湾の選挙は台湾の人民が決めることですから、私はそれを尊重するものですが、一昨年の統一地方選挙で民進党はボロ負けしてしまいましたので、少し前まで、誰がこの結果を予想していたでしょうか。その大きな転換点となったのは言うまでもなく、あの香港での市民への大弾圧です。

 ですから、蔡英文さんの再選の最大の功労者は中国共産党であり、その親分の習近平さんであることは間違いなく、大相撲で例えれば、殊勲賞、敢闘賞、技能賞の三賞をまとめて差し上げてもいいでしょう。習近平さんは明らかに香港への対応を誤ってしまいました。

 その意味では今回の台湾での大勝は、「自由と民主主義」VS「独裁と共産主義」との戦いであったと表現しても過言ではないように思います。野党もマスコミ批判も一切が存在しない共産党は何でもやり放題で、反省というものがありませんので、結局は人民に愛想を尽かされるのが宿命です。

 それから、勝利の原因の一つにはアメリカの台湾への急接近もあったでしょう。もともと、アメリカは敗北した国民党との距離が近かったのですが、これもまた、習近平さんの世界制覇の野望を粉砕するためにも民進党支援に舵を切り、台湾への武器供与なども積極的になりました。

 また、民進党自身の改革もあったように感じます。長く続いた弾圧の歴史から、過去の民進党は活動家集団のようで、党内の派閥争いも壮絶でした。それがいわばこなれて、蔡英文さんは中華民国という国名も使うようになり、独立派の頼清徳さんを副総統候補に迎えて、左右両側の有権者から支持を獲得しました。

 私は以上のほかにも気になっていることが少なくありませんが、それは選挙結果をもう少し分析したあとにお伝えします。いずれにしても、わが国と台湾という国家の関係はますます深まっていくことは確実ですし、両国の将来は希望にあふれているでしょう。台湾万歳!中華民国万歳!

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