「まるか食品」という群馬県の企業

 「まるか食品」と言ってもピンとこない方でも、「あのペヤングソースやきそばを作っている会社だよ」と加えれば、ほぼ例外なく分かってくれるでしょう。写真(Googleマップ)は群馬県の伊勢崎市にある本社の敷地にあるビックな看板です。

 それで、少し前の日経ビジネスの電子版を見ていたら、この会社のことが紹介されていて、とても面白く読ませていただきました。その途中で、あの忘れられない味のやきそばを食べたくなったのも当然だったかもしれません。

 そして、世の中はCOVID-19でどこもかしこも難儀な状態が続いていますが、まるか食品は外出自粛の影響もあり、2月後半から出荷量が3割も伸びているそうです。工場は24時間操業で、社員も二交代制で頑張っているとのことです。

 それに対して会社も約150人の社員に特別定額給付金ならぬ、10万円の特別感謝金を支給しましたが、社長の丸橋嘉一さんは、「残業で協力してもらったことへの感謝だけです」ととても謙虚に語られたと書かれています。

 さて、この会社というかやきそばで強烈な出来事として記憶しているのは、2014年に起こった異物混入事件でしょう。私は今でもこの「混入」とそれを世間に晒したことには強い疑問を持っていますが、この会社はそうではありませんでした。

 当初の対応には失敗したものの、それが結果的にこの会社がさらに発展することにつながりました。覚えている皆さんも多いと思いますが、すべての生産ラインを半年間も止めて、40億円かけて全面的に設備を新しくしました。

 私もそうなのですが、この半年間は長かったですね。もう、あのペヤングが食べたく食べたくて仕方ありませんでしたが、この間、一人の人員整理もすることもなく、地元のコンビニは、「ペヤングを目立つ場所に陳列せよ!」を発破をかけたそうです。

 それだけ、地元の人たちに信頼されていたのでしょう。その後は前述したように、順調に生産拡大が続いていると記事にありました。私たちもこんな誠実な、実直な企業をいつまでも応援していきたいですね。

 なお、写真の「塩ねぎ豚やきそば」は新発売されたものですが、名前のとおりの塩味で美味しかったです。近年は「大丈夫かな?」という新商品もありますが、ちょっとの間でも食べないと、なぜか懐かしくなる不思議なやきそばです。

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