コンビニは冬の時代を迎えるのか

 住んでいる地域や働いている場所にもよると思いますが、私たちにとってのコンビニエンスストアの存在はとても大きいと思います。私の自宅も無理しないで徒歩で行ける範囲に複数のコンビニがありますので、いつも重宝しています。

 そのコンビニが公正取引委員会から睨まれているようです。もちろん、今に始まったことではないですが、「24時間営業強制は独占禁止法違反だ」という方針を打ち出してきたことには注目です。

 それ以外にも、加盟店に配慮しない近隣への出店というのもありました。この場合は同じフランチャイズになるわけですが、確かに私も「こんな近くに同じ看板のコンビニができて大丈夫かな」と思ったケースも少なくありません。

 また、昔から問題になっていた消費期限の迫った商品の値下げ販売など、むしろ、これらのことを本部が積極的に行ってきたこと、それによって本部が利益を上げていたことがすべて否定されているような気がします。

 ですから、新聞などを読んでいると、お店のオーナーさんと本部が常に敵対しているような構図を感じるのです。でも、実際には両方がともに利益を出している場合も多く、店舗指導員との関係も良好だと聞くこともあります。

 ただ、慢性的な人手不足なところに、COVID-19の影響を受けて、オーナーさんの苦悩が高まっていることも理解できまし、さらに終電の前倒しなどがこれから進みますので、深夜早朝のお客さんはますます減るかもしれません。

 いずれにしても、11月末までに各社は改善案を公取委に提出することが求められているので、それが出てから本格的に精査して、不適切な内容だったら独禁法違反を持ち出すかもしれません。公取委を甘く見ることは禁物でしょう。

 私は思うのですが、日本のコンビニの創始者と言ってもいい鈴木敏文さんが社内抗争に敗れたころが隆盛のピークだったようです。その意味では、彼が今日的状況をどのように捉えているのかを聞いてみたいですね。

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