そもそもウイルスは生き物なのか?

 少し前のことですが、NHKの番組でタモリさんと京都大学教授の山中伸弥さんが、COVID-19について、「人体 VS ウイルス~驚異の免疫ネットワーク~」とのタイトルで対談していました。このお二人は3年前から続いている「人体」シリーズでご一緒されているようです。

 その冒頭で、とても印象的に感じたのは、タモリさんが「ウイルスに脳があるのですかね?」と尋ね、それに山中さんが「脳はありませんね」と答えていたことでした。私は高校の授業で物理とか生物とかが苦手で、ついでに言えば、数学も同様だったので、私立大学の文系しか受験しませんでした。

 だから、ウイルスが生き物なのか、そうでないのか、さっぱり分かりませんでしたが、ちょっと悔しいので調べてみました。そうしたら、生物学者の先生方でも意見が異なっていることを知りました。見方を変えれば、生物でもあり、生物ではないということのようです。

 そして、私たち人類は長い間、このウイルスと戦い、ときには助けてもらった歴史があることをこの番組で学びました。つまり、これからもずっと、COVID-19はもちろんのこと、永久にウイルスと共存しなければならないということです。すごく悔しいし、癪に障るのですが、どうも、仕方がないようです。

 振り返ってみると、昨年の今ごろはラグビーワールドカップが終わり、翌年の夏に迫ったオリンピック・パラリンピックの話題で盛り上がっていました。それがまさかの延期になり、箱根駅伝も沿道での応援は控えなければならなくなりました。スポーツの世界だけでも、息苦しい制約が続いています。

 また、個々人の行動様式にもいろいろな約束事が定められて、強制ではないだけに、ときには厄介に感じることも少なくありませんし、国や自治体の施策や対策も進んでいるのか、そうでないのか、分からなくなることにも、ときには苛立つこともあります。また、COVID-19以外のがんなど5疾病や5事業が後回しになっていることも心配です。

 ちなみに、5事業には「新興感染症等の感染拡大における医療」が追加されるようです。“新興”となっているのは、既存の感染症とCOVID-19を区別するための表現でしょう。それだけ、今回の新型コロナウイルス感染症の深刻さを象徴しているような第8次医療計画になると思います。

 いずれにしても、先が見通せないCOVID-19ですが、あのときにはボロクソに言われていたダイアモンド・プリンセス号対策も今では世界でけっこう評価されていますし、日本独自のクラスター対応もいまさら遅いと思うのですが、フランスではそれを取り入れるようです。けっして、わが国が間違ったことをやってきたとは思えません。

 それから、一連の「Go to」も政府は口には出さないものの、ある程度の罹患者が出ることを承知で、経済を回すためにやっているのでしょうが、どんなに遅くても、1年先までには総選挙があります。飛躍するようですが、私たちは与党が実行していること、共産党と立憲民主党が叫んでいることをしっかりと見極めて、そのときは投票しなければなりませんね。

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