国会議員へのワクチン接種を最優先に

 写真の左側に同じ形をした建物が三つありますが、手前から衆議院第一議員会館、同第二議員会館、参議院議員会館です。また、右側には国会議事堂が見えます。住所は申し上げるまでもなく、千代田区“永田町”です。

 それで、この中で仕事をされている衆議院議員(定数)は465人、参議院議員(同)は245人で、合わせて710人となります。もちろん、その全員が私たち有権者の民主的な選挙で選ばれた皆さんです。

 ところで、COVID-19の影響で東海道新幹線などの利用者もかなり減っていますが、それでも頻繁にやって来る“のぞみ”など16両編成の定員は1323人です。つまり、わが国の国会議員の総数はのぞみ一編成の半分くらいしかありません。

 そして、日本の場合は議院内閣制ですから、内閣総理大臣は当然ですし、大臣の過半数は国会議員から選出されます。現在では全員がそうなっています。副大臣や大臣政務官を加えて政務三役も同様です。

 これは考えてみるとけっこうすごいことで、国民のよって選ばれた立法府と行政府の面々はたったこれだけの人数しかいません。ちなみに、東京の山手線の定員は11両編成で約1千8百人程度、これに比べて国会議員はそのわずか4割くらいです。

 前置きが長くなりましたが、皆さんが評価をされている国会議員もいれば、「あの野郎!」と思っている人もいるでしょうし、政党も似たりよったりかと思います。ただ、繰り返しますが、どなたでも国民の選挙を経ているのです。

 ですから、話が飛躍するものの、今回のワクチンも医療従事者を最優先するのは当然のことですが、それと同じくらい選良の方々にも接種しなければならないと感じているのです。国会や内閣が壊れてしまうと大変なことになってしまいます。

 ただ、国会議員といえども、国民のお一人ですから、接種するかしないかは努力義務の範囲でしょうし、ワクチン否定主義の方も一定数はいらっしゃるようですから、そのことを責めることは適切でないと考えます。

 幸いにして、医療従事者への接種が始まると言われている2月下旬は通常国会が開催されていますし、それぞれの議員会館の地下には広い会議場もあります。東京都医師会の協力を得れば、7百人への接種はそれほどの問題もないと思います。

 国会議員の皆さんへいち早く接種することで、安心して日々の業務を推進していただき、それが間接的でも国民の福祉につながれば、こんな優れたやり方はないと思います。それによって国民からの信頼が増すのであればなおさらでしょう。

 あと余談ですが、政府はワクチン供給計画として、アメリカのファイザーとモデルナ、英国のアストラゼネカと契約を結んでいます。前者2社はmRNA、後者はウイルスベクターという種類で、温度管理なども異なっています。

 なので、例えばですが、非公開で所属党派に関係なく、衆議院第一の皆さんはファイザー、第二はモデルナ、参議院はアストラゼネカとすればより一層、国民の皆さんの安心感と公平感もそこそこ担保されるような気がします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です