「Fukushima 50」をWOWOWで観ました

 あと1カ月ほどで東日本大震災から節目の10年になります。「もう、10年が過ぎたのか」という思いですが、あらためて、亡くなられた多くの皆さんのご冥福をお祈りします。私も常磐線が全線で復活したことを乗って確かめ、いくつかの途中駅で下車し、その駅前だけでも風景を見たかったのですが、諸般の事情でできなくなっています。

 それで、大震災に伴って発生した福島第一原子力発電所の事故を描いた映画(事実に基づいた物語)「Fukushima 50」がWOWOWで放映されたましたので、2時間の大作を張り詰める気持ちで鑑賞しました。本当は昨年の春に劇場で観る予定だったのですが、これもご存知用のように、当時は映画館で観ることがけっこう難しい状況でした。

 なお、写真は劇中の免震重要棟での会議の様子です。左手前に立っている方が主人公の吉田昌郎さん(故人)を演じた渡辺謙さんです。右には緒形直人さんの姿も見えます。また、映画のタイトルは現場で必死の対応を行った約50名の作業員に対して、欧米など海外のメディアが称賛の意味を込めて名付けたものだそうです。

 それから、原作は門田隆将さんの「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」ですが、余談になるものの、彼の本名は「門脇譲」さんなので、何となく親しみを感じます。『なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日』『狼の牙を折れ 史上最大の爆破テロに挑んだ警視庁公安部』『汝、ふたつの故国に殉ず ―台湾で「英雄」となったある日本人の物語―』など、精力的な著作が多い作家です。

 あと、忘れていました。写真右手前にいる人は当時の総理大臣だった菅直人さんです。映画では超個性派俳優の佐野史郎さんが演じていました。肩からたすきを掛けていて、そこには「本人」と書かれています。選挙区の駅前での姿なのでしょうが、総理を務めた人が事前の選挙運動みたいにタスキを着けるのは極めてというか、彼以外には絶対にできないことでしょうね。

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