とても哀れな安住淳さん

 テレビや新聞などへの露出はその役職から、党代表(党首)や幹事長よりも多いのが国会対策委員長ですが、立憲民主党の安住淳さんは先日、自衛隊による大規模集団接種について次のように言われていました。曰く「なんで東京と大阪だけなのか。7月の都議選対策としてのパフォーマンスはやめてほしい」と。

 自治体との二重予約などの問題はありましたが、少なくても当日、私たち夫婦が会場で聞いた声は、「早く打ってもらって良かったね」や「少しでもこれで地元の枠が空けばいいね。私たちは電車でここまで来られるのだから」というものでしたし、日ごろは批判的なマスコミも好意的に捉えていたようです。

 しかし、安住さんはまったく異なっています。都議選で自民党に投票してもらうためのパフォーマンスだそうです。つまり、会場で接種を受けた人たちはその自民党の策略にまんまとハマってしまったということでしょう。偉そうなことは言えませんが、政権を叩くことだけが仕事の安住さんを「反面教師」として、彼からは学ぶべきことが多いです。

 それから、私が心配しているのはその都議選で何人かの友人たちが立憲民主党公認で戦うのですが、それに影響が出ることです。街頭で「あんたのとこの安住さんという人は、自衛隊の集団接種は選挙対策のパフォーマンスだから止めろって言ってるけど、あんたも同じ考えなの?」と問われたとき、困ってしまうのではないかなということです。

 さて、その安住さんですが、すでにご承知のとおり、国会議員へのワクチン接種を、「国民の理解が得られるものではない」として諦めました。もっとも、これは彼一人の判断ではなく、ほかの野党も同じですし、考えを伝えた自民党もそれに同調したようです。ご自分たちがいかに国民から信頼されていないかを白状してしまいました。

 まあ、選挙を抱えている国会議員ですから仕方がないのかなと思いますが、同時に「なぜ、理解が得られないの?」と聞いてみたくもなります。もっとも、仮に優先接種することになっても、「私は国民とともにある。特権的な接種は受けない」と主張する議員も続出しそうですし、これもいいんだか悪いんだか分かりません。

 ただ、私自身は千人に満たない衆参国会議員に、ましては総理大臣と各省庁の政務3役の全員が国会議員から選出されている現状もあり、この国の、国民の現在と将来を託しているのですから、むしろ、「国会議員の皆さんは早く打ってください」とお願いしたいくらいです。千代田区医師会の先生方に頼めば、あっという間に終了するでしょう。

 だいたい、首相はアメリカに行くために接種を受けましたが、COVID-19対策最前線指揮官の田村憲久さんや河野太郎さんがいまだに接種していないなんて、どう考えてもおかしいことでしょう。もしも、彼らが罹患したらその影響はすごく大きいと考えますし、そちらのほうがよっぽど理解が得られません。

 あとは、地方自治体の長(知事や区市村長)が勝手に打ったとかという報道もあります。彼ら彼女らは住民の選挙で選ばれていて、都道府県や区市町村の重要案件は最終的にその長の判断で決定します。こちらも、本来ならばいちばん先に接種しても何の不思議もないのですが、そのことが語られないのは残念なことです。

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