『色々なことが理解されない五輪』

 きょうから2020東京オリンピックがスタートします。タイトルはけっこう有名になったトヨタ自動車の幹部が発した一言ですが、何となく、今回の五輪はこれに象徴されているような気もします。本来なら最大最高のコマーシャル効果となるオリンピックでそれを流さないというのですから、ただ事ではないと思いますし、開会式にも社長などが出席しないようです。

 また、著名なスポンサーではアサヒビールも代表的ですが、ちょっと前に観客を入れての試合が予定されていたとき、その会場内でお酒を販売するとかしないとか話題になっていました。結局は無観客となりましたが、組織委員会がアサヒに忖度していた段階で、すでにアサヒは「常識的に判断して売らない」と決めていたようです。

 巨額のCM料を払っているのですから、厳しい決断だったと思います。ですから、1ミクロンの応援ですが、五輪期間中の家飲みビールはたっぷりとアサヒスーパードライを用意しました。幸いにして、缶にはオフィシャルビールであることが印刷されていて、これだけでも気分が盛り上がるというものです。ただし、飲み過ぎには注意ですね。

 それから、肝心の観戦ですがもちろん、テレビとなりますし、オリパラのために購入しておいた4K55インチが威力を発揮するでしょう。一昨日のソフトボールもなかなかの迫力でしたし、すでに手元には大会の全日程が示されている一覧表がありますので、日本選手が活躍するであろう競技を中心に観る予定です。なお、サイクルロードレースなど自転車競技はインターネットLIVEを活用します。

 そして、競技そのものではありませんが、とても心残りなのは、当初、台湾を代表して訪日する予定だった閣僚級のIT担当政務委員・唐鳳(オードリー・タン)さんが、中国共産党がIOCを脅かして来られなくなったことです。でも、嬉しいことに彼は以下の三つのことは変わりありませんと語ってくれています。1.選手達を応援する気持ちは変わりません。 2.オリンピックをサポートすることは変わりません。 3.日本への感謝の心は変わりません。

 いずれにしても、COVID-19の影響から厳しい環境で開催される大会になってしまいましたし、「お・も・て・な・し」も「復興」もすごく難儀になってしまいましたが、幸いにして世界各国からそれを理由としての不参加はありません。小学生のとき、目の前で聖火リレーを見て、市川崑監督の記録映画を観た世代として、「やっぱり、開催して良かったな」という想いで、閉会式を迎えたいものです。

【追記】賢明な判断をされた上述のアサヒビールですが、この企業の社長やグループの会長を務められた小路明善さんが送られてきた母校の校友会報で2年先輩であり、しかも、同じ法学部出身であることが分かりました。さらにスパードライを飲むぞ!

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