共産との共闘で引き算ができなかった立民

 蓋を開けてみれば、衆議院選挙の報道機関の事前予想は朝日新聞以外はほとんどハズレでした。残念なような、そうでないような複雑な気持ちですが、これも国民の、有権者の「清き一票」を積み上げた結果ですから、そのとおりに受け止めるほかありません。異論のある方も少なくないようですが、これが『民意』なのでしょう。

 ただ、そうは言っても、小選挙区では各地域ですごいドラマが展開されていました。その象徴は私が住まいをしている東京第8区です。かなり厳しいと聞いていましたが、まさか、最小と言っても派閥の領袖が比例復活すらできなかったことには驚きました。個人的には知らない仲ではないので、彼の今後の政治人生はどうなるのか気になります。

 それから、多くのマスコミ予想と同じく、「野党と市民の本気の共闘」もハズレたようです。立憲民主党代表の枝野幸男さんと、日本共産党中央委員会委員長を20年以上やっている志位和夫さんは辞任しかないでしょう。もしも、そうならないのなら、自民党以上に自浄能力がないことになります。結局、立民は共産に頼ることで、引き算ができなかったと思います。

 ですから、私が偉そうに予想したように、「変えよう。」や「まっとうな政治」をまずは党内から実行すべきでしょう。また、これだけ共産党にお世話になってこの議席ですから、立民・共産連合軍のあり方を根本的に考えなければ、大変なことになってしまうと恐れています。一方、野党連合が成功した小選挙区もあるのですから、こちらはさらに左傾化していくのでしょう。