2回接種とマスク着用をさらに進めよう!

 COVID-19ワクチン接種の指標は様々なものがありますが、私はNHKが提供している「特設サイト 新型コロナウイルス」にある数字を参考にしています。もちろん、国内の感染者数や都道府県別のワクチン接種率も大切ですが、世界各国のそれと比較してみることも同じくだと思っています。

 それで、我が国の感染者については原因は特定できないものの、減少傾向になっています。ちょっと前まで東京都では一日数千人だったものが、20人以下になっています。年末年始に向けて不安要素は少なくないものの、前の波を上回ることはないような気がしますが、油断しなければが大前提です。

 また、ワクチン接種完了者の割合も世界の先進国と同様かその上を行っていますし、以前はマスコミが絶賛していたアメリカやドイツなどはとっくに追い抜いていますが、ドイツ、オランダ、オーストリアなどの悲惨な現状は接種をしていない人たちに感染が広がっているからで、この現実は我が国も重く受け止めなければならないでしょう。

 これらの国々では未接種者は一部の例外を除いて外出禁止など、日本では考えられない厳しい措置が、これまた我が国のように要請やお願いではなく、強制力を持って実行されていますし、ワクチンパスポートがなければ入店できないレストランなども当たり前のことになっています。

 ですので、各国は3回目の接種も始めていますが、それと並行して未接種者への勧奨を盛んに行っていてます。ここから感染が広がっていることを考えれば当然のことでしょうし、前述したように、海の向こうのどこかの国の出来事では済まさせません。逆に言えば、2回接種者の感染はそれほど恐れることはないということです。

 つまり、3回目の接種も進めると同時に、現在の総接種率は約75%、12歳以上の国民の四分の三ですから、これを年末までに8割に引き上げることが、何らかの身体的疾患で接種できない人たちを集団免疫で守ることにつながると思うのです。そのことは我が国では十分に実現可能でしょう。

 一方、マスクの着用についてはどこを調べても、国別の着用率などはありませんが、少なくても私たちは自分の国のそれは日常生活やテレビの画像で承知しています。それでは、諸外国のそれですが、私はYouTubeを観ることによっておおよそのことは理解しています。

 それは世界各国の主要都市のイベントや散歩の動画を観ることです。例えば、「ニューヨーク 散歩 4K」で検索すれば、何本もの最新の動画のサムネイルが表示され、あとはクリックして街の風景を楽しみながら、どのくらいの割合でマスクを着けているのかを調べるというよりも、だいたいのところを把握します。

 あとは「ニューヨーク」を「パリ」にしたり、「ミュンヘン」にしたり、「マドリッド」にすればOKです。なお、日本語をGoogle先生に各国の言葉を翻訳してもらった文字で検索すれば、より確度の高い動画を鑑賞することが可能です。これって、けっこう面白いですよ。

 なお、きょうの背景写真ですが、少し前の英国ロンドンの観光地の風景です。3密の飽和状態、マスクしている人はほとんどいないなのですが、イギリスはむしろそれを推奨しています。この実証実験がどのような結果になるのか気になりますが、日本のマスク着用率は一部の人たちを除いて、高い水準でしょう。

 ただ、これはちょっと大袈裟ですが、「一度だけの人生をどう生きるのか」みたいな価値観の違いがありますから、どちらがいいとか悪いとか判断するのは難しいと思います。しかし、感染者や重傷者、そして、死者の人口あたりの数を比べれば間違いなく、日本のCOVID-19対策は成功したグループに入っていると思います。

 いずれにしても、我が国では64歳以下の接種完了率は約63%なので、この年代ではまだ4割近くの人が2回の接種が終わっていません(1回だけでも約35%が未接種)。さらに、各自治体はすでに3回目の接種の準備を始めていて、まったくできなくなるのではないものの、これから1回目の接種ができる場所や時間の幅は次第に狭まっていきます。

 第6波が来るのか、来たとすればどのくらいの規模なのか、明快に答えられる人はいませんが、今後、どれだけの人たちが新たに1回目、2回目のワクチンを打つことができるのか、不織布マスクを嫌がることなく着けることができるのか、このあたりが鍵になることは間違いなさそうです。

 すなわち、視点を変えれば、2回接種が終わっていない人がマスクを着けないで、涼しい顔で街中に繰り出し、飲食店などで大きな声で会話をすることをもっとも警戒しなければなりません。そうはならないと思いますが、こんな光景があちこちで発生すると6回目の波の高さも心配になります。

 10歳代(12歳から)では35%、20歳代では30%の人たちが未だに接種を終えていませんし、微増にはなるでしょうが、この年代の接種率が年末年始に向けて急増するとは思えないのです。そして、3回目の接種が本格的に始まる前に感染が急拡大する可能性は捨てきれません。事実、欧州や韓国ではそうなっているのです。

 また、忘年会や新年会は一昨年までのレベルに戻らないでしょうが、件数が増えることは確実でしょう。私は物事を悲観的に捉えたくありませんが、愉快な仲間たちと懇親するとき、街中を移動するときなどは、周りをよく見回して、ちょっとでも危ないと感じたときは撤収したほうがいいような気がします。最終的には自らの安全は自らが守るしかないと思います。

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