台湾産パイナップルが絶好調です

 先日もお伝えした台湾産パイナップルですが、日本のスーパーなどでも大人気で、もっとも輸入量が多いと思われる西友では販売開始の11日の午後にはすべてが売り切れたそうです。私は当日、阿佐ヶ谷のお店で5個、買いましたが、ほかの西友では「お一人様1個のみ」の店舗もあったようです。

 そして、肝心のお味ですが、宣伝文句にはあるように、「芯まで食べられる」はもちろん本当で、現地の畑で完熟されているため、昔のように“ちょっと寝かしておく”は必要なく、すぐにいただけるは嬉しいですね。ただ、これは台湾産だけではなく、写真右のDole(フィリピン産)も同様です。

 それから、そのフィリピン産も普通に美味しかったですが、さすがに“芯”は台湾産より固く、下の方は食べられませんでした。また、価格はフィリピン産がかなり安いですが、これは台湾産の輸入が急に決まったためと思われますので、多分、来年以降は計画的に仕入れるでしょうから、期待できるでしょう。

 私が子供のころのパイナップルというと、それは缶詰のシロップ漬けのもので、写真のように輪切りにして芯をくり抜いてありました。また、夏は同じ形状で、凍らせたパイナップルをよく食べていました。どちらも、桃の缶詰と並んで美味しかったです。懐かしい想い出ですね。

台湾のサージカルマスクが到着(第2弾)

 少し前に紹介した台湾製のサージカルマスクですが、思った以上に周りの皆さんの評判がいいので、2回目の注文をして、前回と同じく順調にわが家に届きました。日本での通関後は郵便局が配達してくれますが、ネットで申し込んだあと、すぐにその追跡番号をメールで知らせてくれるので、頼んだ商品はどこにあるかを簡単に確認することもできます。

 それで、今回は商品の価格などをお伝えします。写真には7点がありますが、すべて1箱に10枚のマスクが入っていて、どれも$199【台湾でのお金の単位はいくつかあります。一般的には“元(げん)”を使いますが、$やNT$での表示もあります】です。これらはちょっと紛らわしいのですが、どれも同じものです。つまり、1元=$1=NT$1です。

 そして、現在のレートは$1(1元)が3.85円前後ですが、丸めて$1=4円で計算しましょう。そうすると、1箱当りが約800円になり、今回の合計は5400円ほどとなります。これに送料が1800円ほど必要となり、全部の合計は7200円くらいになります。

 また、マスクの枚数は合わせて70枚ですので、送料も含めての1枚当りの単価は100円ちょっとになります。それから、このマスクは医療用(日本でもっとも使用されている)サージカルマスクですから、布やウレタンのように洗濯をして繰り返して使うことはできません。なお、使用承諾が必要と思われるキャラクターマスクにはきちんとシールなどが貼られています。

 だいたい、以上ですが、わが国ではサージカルマスクがかなり廉価で購入できるようになりましたので、この商品を台湾から求めるかどうかは、個々人の皆さんのご判断次第でしょう。ただ、街中でも気づいてくれれば、けっこう注目されることは間違いありません。

 ですので、目立ちたい人、オシャレなものを着けたい人などにはとても適していると思います。なお、ネットでの注文はほかと同じようにクレジットカードが必要になりますし、画面は中国語表示ですが、そこは同じ漢字を使う国民ですから、何とか理解できるでしょう。それほど難しくはありません。台湾通を自称する私ですから、ついつい、上から目線の解説になってしまい、失礼しました。

 すみません、大切なことを忘れていました。私が利用した通販会社ですが、台湾の「小三美日」というサイトで、化粧品や雑貨なども扱っているようです。あと、口幅ったくて申し訳ないのですが、注文などはそれぞれの皆さんの責任でお願いします。ちなみに、写真の左端にいつもの目立ちたがり屋さんがいますが、特段の意味はありません。

やっと「台湾パイナップル」を入手!

 何かと話題になっている台湾(中華民国)産のパイナップルですが、やっと購入することができました。場所は先日、お伝えした西友の阿佐ヶ谷店で、ご担当者にお伺いすると、「定期的に納品はされませんので、次はいつになるか分かりません」とのことですから、入荷時期のお店への問い合わせなどは出回るまで、控えたほうがいいかもしれません。

 それで、私ですが、この店舗が24時間営業していることを利用して、散歩と買い物を組み合わせ、あまりお客さんのいない時間に日参しました。青果売り場に向かい、なければすぐにお店を出て、残りの散歩を続けました。そうして、3日目である昨日、愛しの台湾パイナップルと出会うことができ、エコバックに入る限界の5個を購入してきました。

 なお、台湾パイナップルがどうしてこんなに人気になっているのか、どこぞの国の政党が嫌がらせをしたのかなどは、せっかくのパイナップルが不味くなりますので、今回は割愛ですが、皆さんはすでにご承知のことですよね。あと、価格ですが、1個497円(税別)です。昨日は東日本大震災からちょうど10年でしたが、その日にもの凄くお世話になったお国の名産をゲットできて、とても嬉しかったです。
(私はハッシュタグは付けないのですが、人気サイト「TAIPEI navi」が呼びかけていますので、それに賛同します)#みんなで台湾パイナップルを食べよう

訳あってキットカット新商品を購入

 一昨日の日曜日のことですが、ネット上で台湾パイナップルがこの日から西友で販売されるという記事を見ましたので、24時間営業している阿佐ヶ谷店に午前8時すぎに行きました。もちろん、少しでも台湾のパイナップルを応援したいからです。

 しかし、果物売り場にはそれはなく、近くで品出しをされていた店員さんにお聞きすると、すでに趣旨を理解されていて、「私もそのことは知っていますし、昨年は販売しましたが、きょうからということはありません」と答えてくれました。

 ネット情報はご承知のとおり、玉石混交ですが、今回の場合はフェイクとかニセとかではなく、台湾応援の気持ちが高じて、正しくない内容をアップしてしまったのでしょう。まあ、それをもとに西友に行った私も賢くはなかったですね。

 それで、その店員さんは親切に対応していただき、「西友のホームページで販売時期を発表するかもしれません」と言われましたので、私は「近くを通ったときにまた、売り場を覗いてみます」と応じて出口に向かいました。

 そうしたら、そこにキットカットの新商品が超山積みされていて、店員さんにお聞きしたら、「きょうから発売です」と言われましたので、新しもの好きの私としては買わない選択肢はなく、手ぶらでお店を出るのも失礼なので購入した次第です。

 なお、家に帰って分かったことですが、この新商品のCMに女優の門脇麦さんが出られているそうです。もしかしたら、8代くらい遡ると親戚かもしれませんので、この製品にも親しみが湧いてきました。美味しかったですよ。

台湾から素敵なマスクが届きました

 日本でも布やウレタンのマスクはカラフルなものもありますが、感染防止にもっとも効果的と言われているサージカルマスクは残念ながら、白色かブルーやピンクの淡色のものしかなく、これからもけっこう長いお付き合いになることが確実なマスクですので、どこかに可愛い、素敵なものがないかと探していました。

 それで、ありました!やっぱり、世界でいちばんのCOVID-19対策を講じている台湾(中華民国)のサイトに様々なマスクが販売されていることが分かり、早速、いろいろな種類のサージカルマスクを購入しました。右下は孫のためですが、ちゃんと、サンリオの承諾シールも付いていました。

 その以外は大人用のものですが、早く着けたくなるようなものばかりです。ほかにもすごくたくさんの種類があって、見ているだけでも楽しくなります。ここにあるごく一部はわが国での販売も始まったようですが、品数は限られていて、やはり、現地の豊富な種類から選ぶのはそれだけでもウキウキしてきます。

 そして、価格も比較的廉価(サージカルマスクですから使い捨てです)で、梱包や納品書などもしっかりしていました。航空便事情はあまり良くないと思うのですが、発送から1週間でわが家に届いたのはちょっと驚きでした。なお、台湾のサイトでは値段が「$」と表示されいることがありますが、これは米ドルではありません。

 それから、使い方はそれぞれでしょうが、例えば、上の段の4種類はプライベートのお出かけに、下の薄い花がらのものは職場にはどうでしょうか。このくらいの淡い色や柄でしたら、多分、上司から注意されることはないでしょうし、同僚から羨ましがられるかもしれませんね。

「クイーン・エリザベス」がやって来る!

 ちょっと大袈裟ですが、もはや「第四次日英同盟」締結と言っても良いかもしれません。先日、日本とイギリスの外務大臣と防衛大臣のいわゆる「2プラス2」が開催され、中国共産党に対する両国の連携強化が行われました。

 その一つが写真の英国最新鋭空母「クリーン・エリザベス」が年内に日本など東アジアにやって来ることです。もちろん、ただ来るだけではなく、日本との共同演習を実施するでしょうし、これに米軍が加わることもほぼ確実です。

 私には具体的な行動は分かりませんが、この英国空母にアメリカ原子力空母「ロナルド・レーガン」が並走し、さらにその両端には海上自衛隊の「かが」と「いづも」が展開する光景も実現するかもしれません。

 当然、作戦は中国共産党をターゲットにしたもので、日本周辺海域での演習は彼の国にとってかなりの驚異になると思いますし、南シナ海などでやりたい放題の中共はとても嫌がるはずです。最近の中共は調子に乗り過ぎていますから自業自得ですね。

 また、中国共産党の支配下にある海警局がこれまたやりたい放題できるように法律を施行しましたが、それへの対抗策にもなるはずですし、香港や新疆ウイグル自治区での乱暴狼藉についても同様です。

 さらに、NATOのインド太平洋版と称されている「クアッド」への参加も取り沙汰されています。こちらはそう簡単には成就するとは考えられませんが、英国が仲間になれば、さらなる中共への抑制になることは確実です。

 それから、今月始めにはTPP(環太平洋経済連携協定)に英国は加盟申請しました。EUという共同体幻想から脱却した今、伸び伸びと世界戦略を強化しているようですし、その最重要なパートナーにわが国を選んだのは正しいと思います。

 いずれにしても、過去の日本が暗い道に進んでしまったのは、日英同盟を解消したことが原因の一つと言われています。その意味でも、安定したインド太平洋を構築するためにも、事実上の準同盟国になる英国との連携はすごく大切でしょう。

 あと、自由と民主主義国家である台湾(中華民国)もTPPに参加の意志があると言われています。様々な隘路があることも事実ですが、日本としては大歓迎でしょう。ただ、中国は共産独裁国家なので、加盟することは絶対に不可能です。

中国vs韓国の「キムチ戦争」が勃発!

 わが国にとってはどうでもよいことですが、キムチの起源をめぐって、中国と韓国の正統派争いが泥沼化しているようです。もっとも、この二つの国は歴史的にも、もちろん、現在でも本音では極めて仲が悪いという関係ですから、正直なところ、「また始まったな」という感じです。

 ただ、私はキムチと言えば、朝鮮半島由来の食べ物と思っていたので、中国が本家を主張していたとはちょっと意外でした。実際、中国共産党機関紙・人民日報の東京スポーツこと環球時報では、「キムチ宗主国の韓国の屈辱」などと得意に伝えています。

 これには韓国も黙っておらず、「本場のキムチと泡菜(中国の発酵野菜)は似て非なるもの」と反撃していますが、もともと、国際標準化機構(ISO)が中国にお墨付きを与えたことが紛争の発端だったようです。

 まあ、どっちもご勝手にとなりますが、中共で警察、検察、司法などを取り仕切っている政法委員会のSNSでの発言が秀逸です。曰く「キムチは韓国のもの、干し柿は韓国のものというが、全てにけちをつけるのは自国に自信がないからだ」と。

 中国のキムチは食べたくありませんが、これには思わず苦笑してしまいました。また、個人的にキムチは大好きですが、やはり、日本製のものがいちばん美味しいと思います。本場韓国のものとはけっこう酸っぱいと聞いたことがあります。

来年はCOVID-19封じ込め元年に!

 いきなりですが、武漢市は中国湖北省の省都で人口は一千万ちょっと、申し上げるまでもなく、COVID-19はここから発生したと言われています。その検証は非常に重要なのですが、中国共産党はそれを拒否しています。ここをはっきりしない限り、後世の人たちに私たちは責任を果たしたことにはなりません。

 そして、その当初の市内の様子は報道されていたものの、中国共産党の露骨な妨害によって完全に抑え込まれ、世界もどうなっているのか知ることができませんでした。上述したように、市内で何が起こっていたのかを検証することなしには、新たなウイルスの出現を阻止することも不可能でしょう。

 しかし、その間、市内では想像を絶するような共産党による一切の私権の制限が行われ、徹底して人の流れを止めたと一部では伝えられています。ですから、現在は「武漢は世界でもっとも安全な都市」というのも、あながちブラックジョークとも言えなくなっています。

 感染症を封じ込めるには様々なやり方があるようですが、いちばん効果的なことは武漢でやったと言われているように人の流れを断ち切ってしまうことでしょう。ただ、これは独裁強権の共産党だからできたことで、自由主義国家ではそれ限界があると思います。

 なお、総理の菅さんが先日、「感染拡大を阻止する最大の効果は飲食店の時間短縮だ」みたいなことを言われていましたが、それをすることは間違っていないものの、繰り返しますが、武漢でいわば実証実験をやった結果からも、経済を回すことを除外すれば、人の移動を徹底して制限することでしょう。

 それから、欧米先進国とは自由と民主主義を共有している国々ですが、その対策のほとんどは強制力のあるものです。それでも、感染が拡大しているのですから、もしかしたら、万策尽きたという状態になるかもしれません。もともと、政府の方針にあまり従わないお国柄もあるようです。

 振り返って日本ではどうでしょうか。これまでの政府や自治体の対策はほとんどすべてが、「お願い」であり「要請」であり、今後のワクチン接種も「努力義務」です。ですから、それに従わなくても法律で罰せされることはありません。逆に言えば、最終的には国民の皆さんの判断に任されているのです。

 だから、電車の中でマスクを着けていなくても、周りからちょっと奇異な目で見られるでしょうが、罰金を聴取されることはありませんし、自治体の要請に従わずに深夜早朝営業している居酒屋も同様です。もちろん、休業補償のことも大切ですが建て付けはそうなっています。

 一方、中国共産党と同様にCOVID-19対策に成功した台湾(中華民国)ですが、現在でも地下鉄などではマスクの着用は義務付けられていますし、違反すれば罰金です。世界でもっとも抑え込んでいる台湾でさえ、このような態勢で臨んでいるのです。

 また、その台湾も2003年のSARSでは文字どおり、阿鼻叫喚のような現実を経験しました。一例ですが、台北市内の市立和平病院では大人数のSARS患者が発生しまし、そのときの痛烈な反省が、今の安全安心な台湾につながっていると思います。また、入国者の受け入れにも厳しく制限されています。

 いずれにしても、年末年始の人の動きが心配です。陽性者の数はどうなるのでしょうか。合わせて人の流れが再び活発になったときをさらに懸念しています。ワクチンにも期待するところですが、今一度、わが国が世界に先駆けて取り組んできた社会的約束事を守るしかないのでしょう。

 もしも、そのことを地道に継続できなくなれば、法律での強制力がないため、逆に国民の皆さんの不満というか、自粛疲れが爆発することすらあると思います。政府、自治体の首長、有識者から繰り返されているメッセージも素直に受け入れることが難しくなっているように感じます。

 そうなると、世界の中で重症者も死者も桁違いに少ないわが国が、欧米とは別の意味の混乱に陥る危険性もないとは言えないでしょう。写真は渋谷駅前の風景をぼかして載せていますが、歓楽街での人出は、感染症へのいちばんの有効策である“人の流れを止める”とは縁遠いようです。かなり厳しい状況になっています。

 あと、ワクチン接種のことについてはこれまでも何回となく述べてきたとおりです。それが有効な結果につながることを願っているものの、接種した人の感染リスクが軽減されることは間違いないと思いますが、だからといって、その人がほかの人に感染させないという報告はありません。ここのところは重要です。

 もちろん、「そんなこと言ってたら何にもできないじゃないか!」と声が聞こえてきますし、そのとおりです。ただ、少なくても7割以上の人たちが接種を受けないと集団免疫が確立しないと伝えられているのですから、街中で「ワクチン打ったから、マスクは外すよ」という光景が増えてくるとしたら、それはそれで危険なことになるでしょう。本当に厄介なウイルスですね。

台湾代表処からいただいたチョコレート

 この時期になると毎年、台北駐日経済文化代表処(中華民国駐日大使館:左下の方が代表“つまり大使”の謝長廷さんです)からお歳暮の果物をいただいているのですが、今年はチョコレートを送っていただきました。

 そして、このチョコレートは台湾の屏東(台湾のもっとも南に位置する地域)産のカカオを使って、すべての製造工程を台湾国内で行ったものだそうです。純国産ということになります。

 それで、3枚の板チョコが入っていましたが、それぞれちょっと異なったお味で、どれもとても美味しかったです。いずれも、世界やアジアの大会でベストチョコレート賞を獲得しているとのことです。

 ところで、念願の台湾行きはまだ当分の間は実現することができないと思います。それがいつになるかは分かりませんが、いい子にして(笑)そのときを首を長~くして待っています。待っててね!台湾。

警視庁公安部が外事部門を強化する

 新聞やテレビではそれほど大きなニュースにならなかったようですが、警視庁公安部が組織を大幅に変更することになったようです。もともと、「公安部」という名称は警視庁のみに存在していて、ほかの道府県本部では「警備部」の中に公安各課があります(一部例外あり)。それだけ、東京都内では公安警察の役割が重要なのでしょう。

 それで、その組織再編ですが、簡潔に申し上げれば、外事部門を全体的に強化して、特にアジア全体を担当しているセクション(と言っても、ほとんど中国と北朝鮮だけですが)から、北朝鮮(もちろん、韓国の従北派を含みます)関連を独立させます。これにより、中国、北朝鮮両部門の調査をレベルアップすることが可能となるようです。

 なお、日本共産党や宗教団体を視察している公安総務課、過激派や大衆団体、右翼団体を担当している外事関係以外の公安部組織には特に変更はないと承知しています。国会の審議では日本共産党の議員が公安調査庁の次長などに、「違法な調査活動を止めろ」と、ときどき要求していますが、公安調査庁のそれは失礼ながら、公安部に比べれば子供と大人ほどの差があります。

 ただ、北朝鮮内部のことについてはなぜか、公安調査庁がけっこう把握しているようで、同じく自衛隊の諜報部門も情報を持っています。しかし、公調と自衛隊の関係はまずまず良好ですが、警察公安の人たちは公調に対して「あいつらは俺たちの邪魔ばっかりしている」と言っているようですし、自衛隊には「226事件で軍部に殺されたのは警察官がいちばん多かった」といまだに恨んでいると聞きました。

 さて、私が持っている単行本は小学館から最近、発刊されたもので、コンビニのみで購入できるシリーズです。今回はみんな大好きなゴルゴ13の過去の作品3話が載っていて、タイトルはその名もズバリ『諜報』です。そして、インテリジェンスに関しての著書も多い、江崎道朗さんのコラムもありました。短いですが、コミンテルンのことなども書かれていて面白かったです。

 余談ですが、アマゾンなどでは売っていないため、この本を購入するため、荻窪と阿佐ヶ谷周辺の6店舗のコンビニを歩き回りました。結局は普段、もっとも利用している南阿佐ヶ谷駅横のセブン-イレブンにありました。休日だったので時間的な問題はありませんでしたが、最初からここに行っていれば良かったと思いました。しかし、歩数はけっこう稼ぐことができたので、結果オーライということでした。

台湾大使館からのお祝いセット

 10月10日は中華民国の建国記念日です。毎年、台北駐日経済文化代表処(中華民国駐日大使館)からご案内をいただいていて、都心のホテルで盛大にイベントが行われます。ただ、今年はCOVID-19の影響で式典は中止になりましたが、自宅に「双十節御祝品」のセットを送っていただきました。

 まず、台湾製医療用マスクは立体的な形で息苦しさがなく、メイク崩れも防げるそうです。スマホ立ても重宝しそうですし、スタンドスピーカーにもなっていて、確かに音が拡大されます。どんな仕組みになっているのでしょうか。また、エコバックは大使館のオリジナルだそうで、大切に使います。

 それから、タロイモを使ったお菓子も入っていました。台湾ではとても有名とのことです。すぐに食べてみましたが、すごく美味しかったです。あとは、大使の謝長廷さんのメッセージなどが録画録音されたCDですが、もっとも登場していた日本人は防衛大臣の岸信夫さんでした。

 現地に行くことができるのはもう少し時間がかかりそうですが、最近は自分の出自は台湾にあるのではと妄想するほど、訪れたくて仕方ありません。待っててね!台湾。中華民国万歳!台湾万歳!日台の友情は誰も邪魔することはできず、両国と両国人民の関係は永遠のものです。

台湾が親日国になった理由は

 小学館から発行されているビッグコミック最新号の表紙に台湾(中華民国)総統(大統領)の蔡英文さんが描かれています。そのお顔は笑ってはいませんが、きっと彼女も喜ばれていると思います。

 そして、元総統の李登輝さんが先日、97歳で鬼籍に入られました。台湾人として誰よりも台湾を愛し、日本を愛していただいた政治家だと思います。天寿といえばそうなのですが、とても残念です。

 それで、その台湾が世界一の親日国家であることに異議のある人はいないでしょう。でも、昔々からそうだったのかといえば、違っていたように感じるのです。長い歴史の中には、お互いに不幸なこともありました。

 日本が台湾を統治していた50年間もすべてが順風満帆では決してありませんでしたし、蒋介石さんが大陸から移ってきてからも同様です。彼が総統であった時代は戒厳令が敷かれていました。

 その戒厳令は蒋介石さんの息子の蒋経国さん(宋美齢さんとの間のお子さんではありません)のときには、ずいぶん緩くなっていて、彼自身も「私は台湾人です」と公言していて、人気があったようです。

 私は彼が逝去された直後に台湾を訪れていますが、街中から歌舞音曲は消え、多くの皆さんが喪章を付けていました。私も出国前に妻に作ってもらいましたが、現地では「なぜ、日本人が?」と何人もの方から尋ねられました。

 また、当時は総統府(大統領府)の前には「大陸を取り戻そう!」「中国共産党を打倒しよう!」などの大きな看板がありました。それが今では、百万人以上の台湾人が大陸で仕事をしているのですから、隔世の感の3乗です。

 ところで、その国民党(中国国民党)が支配した時代は必ずしも台湾は親日国家ではありませんでした。現在はではそんなことはありませんが、馬英九さんなども日本に対しては良い印象ばかりではなかったようです。

 ちなみに、戒厳令時代は国民の一般的な自由はありましたが、台独(台湾独立)などと言ったら、いつの間にか、行方不明になることもありました。かつての二・二八事件もそうですが、暗い出来事もあったのです。

 さて、李登輝さんは蒋経国さんが亡くなり、総統代行→総統に就任され、1996年に台湾で初めての民主的な直接選挙で総統に当選され、2000年までの間、「国民大会」※を廃止するなど、数々の民主化を進めました。

 その後の総統選挙では、国民党と民進党の候補などと微妙な関係を続けられましたが、これについては台湾でも様々な評価があり、「尖閣諸島は日本のものだ」発言も、現地ではけっこう厳しく捉えられているようです。

 ただ、日本への造詣が深かったのは報道のとおり紛れもない事実で、彼がいなかったら、台湾は今日のような親日国家になっていなかったかもしれませんし、もしかしたら、韓国のような反日国家になっていた可能性すらあります。

 余談ですが、中国共産党は1996年の総統選挙のとき、台湾海峡にミサイルをぶっ放してアメリカの2隻の空母が出動しました。それにより海峡危機が高まりましたが結果、中共は李登輝総統誕生に“貢献”してしまいました。

 同じく昨年の総統選挙ですが、統一地方選挙で大敗した民進党は青息吐息でしたが、中共が香港に嫌がらせをしたので、「今日の香港は明日の台湾」の危機感が急上昇して、国民党候補を破って蔡英文さんの再選となりました。

 中共に対する世界の包囲網も次第に強くなっていますが、本当に中国共産党は正常な判断ができなくなっていて、これからもさらに孤立の道をまっしぐらに突き進むのでしょう。完全に世界の鼻つまみ者になってしまいましたね。

 私はいくつからの理由から必ずしも習近平さんの国賓来日に反対ではなかったのですが、ここしばらくの彼の傍若無人ぶりは酷すぎます。彼とわが国の元首である天皇陛下が握手すれば、日本が世界の笑い者になってしまいます。

 いずれにしても、あらためて李登輝民主先生のご逝去を痛み、蔡英文さんのさらなるご活躍を期待いたします。台湾への旅行はまたちょっと遠くなりましたが、その日を楽しみにおとなしく待っています。
(※「国民大会」は現在の台湾と大陸中国を知るには良い材料だと思います。興味のある方は検索してみてください)

マンゴーは台湾産がナンバーワン!

 タイトルにそう書いたものの、考えたら台湾産以外のマンゴーは食べたことがありませんでした。きっと、日本の宮崎県産のものも美味しいと思いますが、特に買って食べようとは思いません。

 それで、この時期になると毎年、台北駐日経済文化代表処(中華民国大使館)から、アップルマンゴーをいただいています。ご覧のように大きく、持っていてずっしりと重たいです。いつも、ありがとうございます。

 そして、果物の話題ではありませんが、少し前に私は入国規制緩和について、「ベトナムやタイなど4カ国に続いて台湾を加えるべきだ」と書いていましたが、どうやら、それが実現しそうです。とても良かったですね。

台湾を入国制限緩和国家に追加を!

 写真の女性はご存知のように台湾(中華民国)総統(大統領)の蔡英文さんで、COVID-19対策では世界でもっとも成功したと言われている国家元首です。大の日本ファンであることも知られています。ありがたいですね。

 さて、タイトルの政府が検討している入国制限の緩和についてですが、今のところ、ベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国です。これらの国々については誰もが異議はないでしょうが、大切な国が入っていません。

 それが台湾ですが、外務大臣の茂木敏充さんも国会で、「世界的に見ても非常に優れた対応をしていることは間違いない」と答弁しているのですから、何を躊躇しているのでしょうか。また、自民党も台湾を加えるように決議しています。

 もしも、何らかの思惑があって、台湾を排除するようなことがあれば、それは世界から笑いものになるでしょう。COVID-19封じ込めに成功し、経済や文化でも強い結び付きがある台湾を外すなどという選択肢はまったくありません。

 ベトナムとの交渉はまとまり、その次はタイと言われています。それはそれで良いことだと思いますが、どう考えたって、オセアニアの2カ国よりも、同じアジアの台湾がその次です。ちゃんとやってくださいね。

日本と台湾の共同制作TVドラマ「路」

 NHKと公視(台湾の公共放送:受信料はなし)が共同制作したテレビドラマ「路(ルウ)」があまりに素晴らしく、ロマンチックだったので、台湾へ今すぐにでも行きたくなってしまいました。現地からの情報によると、日本人が台湾を訪れることができるのは、早くても10月以降になりそうですので、これからはひたすら我慢を続け、解除になったらいの一番で現地に向かいたいと楽しみにしています。

 それで、台湾の新幹線(台湾高速鉄道:高鐵)に乗られたことがある方はお気づきのとおり、乗車して窓からの景色を見ない限り、ほとんど日本の東海道新幹線に乗っているのと同じ感じを受けます。それだけ、日本の技術が活躍しているのですが、そのあたりのこともこのドラマのテーマの一つになっています。また、劇中で高雄の一般道を新幹線車両が運ばれてくるシーンがあるのですが、どのように撮影したのでしょうか。

 それから、俳優陣も素敵な人ばかりです。波留さんの自然な演技ってとても素敵ですし、原作と比べて恋愛性が強いという意見もあるそうなので、その原作も読んでみたいと思います。彼女のほかにも、日本と台湾の俳優さんたちが優しく、無理なく演じていて、泣き虫カディーも何度もティッシュペーパーのお世話になりました。新型肺炎感染前にドラマが完成していて本当に良かったです。

 そして、「路」の解釈ですが、一つには文字どおり、日本の新幹線を台湾に導入するまでの「路」であり、もう一つはその新幹線を巡る様々な人間模様の「路」だと思いました。また、台北、台中、高雄、花蓮など、台湾の都会や地方の光景も綺麗に映し出されているのも良いです。私などは、ドラマを観ながら、「あっ!このホテルは昌華酒店だ!」とか「このクラブは林森北路のあのあたりだ!」とつぶやいています。桃園国際空港も当時は蒋介石国際空港でした。

 あと、ドラマのエンディングロールで歌われている主題歌ですが、脚本を担当された田渕久美子さんが作詞されたそうです。曲名は「つながる心」で、面白いと思ったのは、日本版が台湾国語で歌われ、逆に台湾版が日本語で歌われていることです。どちらも歌手はChendyさんという方ですが、日本語バージョンはYouTubeで視聴できます。なかなか素敵な歌詞ですよ。NHKの再放送もあるようです。なお、自宅ではNHK4Kが映りますので、一昨日の夜、一足早く観ることができました。

 ご承知のとおり、今回の新型肺炎への対策がもっとも優れた国は台湾(中華民国)と言われています。残念ながら、日本ではまだまだ、人とできるだけ接しないことが推奨されていますが、そんな厳しい世の中で、このドラマで私はずいぶん勇気づけられました。世界でも突出した親日国家である台湾、このドラマの伏線にもなっている阪神淡路大震災と台湾大地震でともに苦しさを乗り越えてきた日本と台湾、どこまでも、いつまでも大切にしていきたいですね。

待っててね!台湾!

 先日の記事で、「これからそんなにやりたいことはありません」と書いたら早速、ユーモア度600%の友人から、「串カツ、食べに行きたいだろう」とツッコミが入りました。まあ、確かに間違っていはいないのですが‥‥。

 それはそれとして、完全な終息は難しいと思いますが、様々な制約が順番に解除されたとき、やりたいこと、したいことを今から考えておくのも楽しそうです。そのリストを作っておくのもいいかもしれません。

 私の場合はその先頭に来るのが台湾(中華民国)を訪問することです。特にどこに行きたいとか、何を食べたいとかではなく、ただただ、台湾の街並みを歩きたということです。もちろん、友人たちにも会いたいです。

 その日がいつになるか分かりませんが、何かの目標を持って巣ごもり開けまで過ごしていきたいと思っています。ですから、台湾も気長に待っていてください。パスポートも更新したし、いつでも訪台できる体制は盤石です。

 今や世界の中でもっとも称賛される国家となった台湾です。それに比べて、ひんしゅくを買っている‥‥、いや、やめておきましょう。あの国と比較すること自体、台湾と台湾人民に失礼ですね。

『萬應白花油』を使ってみました

 タイガーバームのことを載せたとき、UAゼンセンの幹部の一人が、「私はこれを使っています」と写真付きでコメントしてくれたのが、タイトルの「萬應白花油」です。もちろん、自分の好奇心が黙っていませんでした。

 即、購入となりましたが、白花油も台湾製と香港製があるようです。当然ですが、ネットで買ったのは前者のものです。訪台三十数回の私ですが、これがお土産の定番とは知りませんでした。

 タイガーバームとは異なり液体で、こちらは医薬品(タイガーバームは第3種医薬品)ではありません。効能は何日か使ってみてからお伝えします。20ml入りで1600円(税込み)でした。

 それから、外箱と効能書きがいい味を出していると思いました。何となく日本の大正時代の雰囲気を醸し出しているような気がします。これだけ見ていても筋肉痛が治りそうですね。

 

観光立国はゆっくりと進めよう

 私も武漢肺炎ついては感染症や疫学の専門家、大学教授が書かれた分かりやすい文章を数多く読んでいますが、けっこうその内容が異なっています。経験のない感染症ですから、それは当然のことなのですが、現場で頑張っている医療関係者や自治体職員、自衛隊などをもう少し評価して差し上げても良いような気がします。

 それで、今年はあと5カ月で五輪が開催され、そのあとはパラリンピックもあります。本来ならば、そのこともあって、「来日観光客4000万人」を目論んでいましたが、武漢肺炎の今後の影響を考えれば、かなり難しい状況になってきています。

 実際、韓国は勝手に行きたくないと言っていますので、無理に来ていただかなくてもいいですが、中国を始めとして、最近はけっこう増えてきた欧米やアジアからの方々が減少しているのは、観光産業に携わっている企業や個人商店などにとっては大きな痛手であることは間違いありません。

 政府でもそれへの対策は用意し始めていますが、「本当に4千万人も訪日していただくことが大事なのか。全国各地、とりわけ観光地でのオーバーツーリズムは深刻だ」の声も大きくなっていることも事実です。私もいろいろな場所に行っていますが、それを肌で感じることも少なくありません。

 だいたい、インバウンド、インバウンドと言いますが、彼ら彼女らのわが国での消費がそれほどGDPに貢献しているとは思えません。海外からお客様が旅行を楽しみ、お金を使っていただくことは大歓迎ですが、それによって、観光地を中心に地元の皆さんが迷惑を被ることがあれば、主客転倒というものです。

 どうして、安倍総理や国土交通省はそんなに訪日客数やインバウンドにこだわるのでしょうか。私は安倍さんはそれほど本気ではないものの、他者からの強い要請があるように思えるのです。そこと訪日観光客数が圧倒的な首位である国との関係にも注目しなければならないでしょう。

 武漢肺炎の終息がいつになるか不明ですが、オリパラ後の反動も考えて、インバウンドもいいものの、景気回復の王道である国内での「個人消費」の拡大を真剣に取り組んでもらいたいです。野党も桜ばっかりやっていないで、ちょっとは生産的な質疑をしないと、それこそ「国民から出禁」になってしまいます。

 いずれにしても、自動車製造なども同様ですが、観光も一つの国だけに過度な比重を掛けることはとても危険であると、今回の武漢肺炎であらためて明らかになりました。この感染が一段落したときに、そのことをしっかりと意識した上で、ためらいなく方向転換していかなければなりません。

 でも、悪いことばかりではありません。中国からの便数が大幅に減少している関西国際空港では、フィンランド航空が便数を増やし、英国航空、アエロフロート航空などが20年ぶりくらいに空路を再開するそうです。少しずつでもこのような流れを開拓していけば、歪ではない観光立国が実現するでしょう。

習近平さんは両会を開催できるか?

 感染症に苦しんでいる中国ですが、あと3週間ほどで全人代(全国人民代表大会)政協(中国人民政治協商会議)という二つのビッグイベントが開催される予定です。どちらも、重要な会議には違いないのですが、それまでにすべての議案などは中国共産党(中共)が決めていますので、それを形式的に追認するだけのつまらないものです。

 そして、これまで何回かお伝えしているとおり、日本の新聞などは「国会に相当」と何の注釈も付けずに報道していますが、日本を始め自由主義国家の国会とはまったく異なるもので、そろそろ表現を変えてもらいたいものです。特にわが国の新聞やテレビが中共に忖度しているとは思いませんが、世界の笑いものになってしまいます。

 そもそも、3千人くらい参加している代議員なる人たちですが、各地域(日本だったら選挙区)から人民の選挙で選ばれた代表でも何でもありません。それぞれの地域の共産党組織が提出した名簿に載っている人が代議員になるだけです。共産党の意に沿わない人は代議員になることは絶対にありません。

 また、省、直轄市、自治区にも「人大」があることはありますが、これも都議会や横浜市会のように有権者から選ばれたのではなく、例えば広東省党委員会や上海市党委員会の眼鏡にかなった、中共に従順である人間だけがその地域の議員になれます。それでは、中共の幹部は誰が決めているかということですが、これも内部でやっているだけで、民主的手続きなどは皆無です。

 さらに、毎年のことですが、中国や日本のマスコミは全人代の議案採決で何票、何十票の反対が出たと嬉しそうに書きますが、これも中共がとりあえず、民主的な臭いを醸し出すための演出で、本当に反対票を投じれば、その人は行方不明になることでしょう。所詮、共産主義国家の議会なんてそんなもので、あってもなくても結果は同じです。政協に至っては何のために存在しているのかさっぱり分かりません。

 また、全人代の会場ではすごく綺麗な民族衣装を着た少数民族と思われる代議員が写し出されることが多いのですが、ご本人には責任はないものの、「中国共産党はこんなに少数民族を大切にしている」というヤラセに過ぎません。また、会場には軍服を着た代議員も多いのですが、彼の国では“文民統制”などという制度はなく、軍隊内部には政治将校という思想統制軍人がいます。

 さて、タイトルの両会の開催ですが、習近平さんとしては何としても全人代で感染症の終息宣言というか、勝利宣言を声高らかに叫びたいはずです。でも、現在の感染状況からはかなり苦しいでしょう。その場合はもともと存在価値がない両会ですから、延期も考えられますね。日本への国賓来日はどうやら先送りになりそうですが、習近平さんと中共の威厳が保たれるかどうかの瀬戸際ですから、さらに今後の展開に注目します。

すべての元凶は中国共産党

 有史以来の医学や医療の歴史は感染症との戦いと言ってもいいでしょう。細菌にしてもウイルスにしても、完全に封じ込められたのは“天然痘”だけで、今でもワクチンを開発することは困難です。ただ、悪さをする側もペストが代表的ですが、人類を完全に滅ぼすことはしません。

 それで、私は医療財団(大規模総合病院)の顧問をしていますが、医療政策が専門で医師ではありませんので、今回の中国発感染症のことについては自分の意見や考え方はあるものの、それを表に出すことは適切ではないと思っています。このあたりは注意しなければなりません。

 さて、タイトルの中国共産党(中共)ですが、明らかに初期対応を間違えました。それは中共の基本的な体質にあるのですが、今回は公表しなければならなかった時期に武漢市がある河北省人民代表大会の重要会議が開催されていて、中共としては何としてもこの会議を成功させる必要があったからです。

 そして、いつもお伝えしているとおり、中国では政治も経済も文化も社会も、何から何まで中共が決めます。新聞やテレビで、「中国政府は‥‥」などと出てきたら、それはすべて、「中国共産党は‥‥」と読み替えるととても分かりやすくなります。西側自由主義国家とは根底からシステムが異なっています。

 さらに、その中共ですが、全国に31ある省・直轄市・自治区から市・県(日本とは順序が逆)、郷や鎮という地方の小さな町村まで全部に党組織があり、その党組織のトップである“書紀”が地方政府を管理監督しています。省長や市長などより書紀の序列が高いのです。なお、省長や市長は必ず副書記でナンバー2になります。

 また、ここが極めて重要ですが、上述の責任者は例外なく人民の選挙での洗礼を受けることはありません。西側諸国の常識からはあり得ないことですが、そのあり得ないことが中国では何十年も続いているわけです。それでは、どのようにして決めているかと言えば、表に見えない陰惨な権力闘争や派閥抗争です。

 最近は少し収まっていますが、王岐山さんが主導した中央規律検査委員会や国務院監察部の反腐敗闘争も、賄賂を得ている悪い党員を処分するのではなく、反主流派や総書記の習近平さんの意にそぐわない幹部を懲らしめているだけです。このやり方を駆使して昇り詰めるのが優れた指導者となります。

 そもそも、中共の党員は9千万人くらいいるようですが、本当に国家や人民のことを考えているのは100人くらいかもしれません。共産党に入党するのも、自分や家族が少しでもいい生活をすることができるからで、理想とか改革とかは無縁の世界です。酷いものですね。

 そんな組織ですから、出世に大切なことは袖の下と面子(メンツ)と忖度の三つです。中国は4千年だか、5千年だかの歴史があるそうですが、袖の下文化もそれと同じだけ続いています。ただ、自由だとか民主だとかを叫ばず、それなりの賄賂を用意していれば、それなりの生活をすることも可能です。

 やや脱線しましたが、そのような歴史と伝統のお国ですから、常に共産党幹部は上しか見ていません。どうしたら俺は私は上に引き上げてもらえるのか、袖の下を余計にもらえるのかです。そんなことですから、正しい情報や数字を上部に報告することはなく、いい加減で、都合のいいそれしか伝わりません。

 とにかく、地方の一党員から習近平さんまで同じ思考回路なので、中国が世界に公表している例えば経済成長率などはほとんどが作文で、信頼できるのは相手国がある輸出入に関わるものくらいでしょう。今回の感染症の様々な数値も信用できるものはほとんどというか、ほぼまったくありません。

 邦人帰国の中国政府との交渉では、習近平さんの国賓のことを材料にかなり脅かしたようですが、それだけ彼の国と習近平さんは天皇陛下にお会いできる国賓にこだわっています。わが国も知恵を絞って中国と向かい合うことが求められているような気がします。“絶対に国賓は反対!”ではなく、上手に中国を利用しましょう。

 余談ですが、中共が打倒されても、それが日本にとって良い結果かどうかは分かりません。中国共産党が消え去っても、私はさらに反日的な、侵略的な愛国民族政党が政権を掌握すれば、自衛隊を憲法に書き込むこともできない日本は吹っ飛んでしまうと思います。国賓反対の人たちもそれらのことを考えてもらいたいです。

 あと一つ、日本では報道されていなことですが、中共は臨時の政治局常務委員会を開催して、党内に対策組織を作りました。名前は「中央応対新型冠状病毒感染肺炎疫情工作領導小組」で、おどろおどろしいのですが、要約すれば、「中共新型肺炎対策チーム』です。もちろん、それはそれでいいのですが、その組長(責任者)が習近平さんではなく、国務院総理(首相)の李克強さんだったのには驚きました。

 中国では大規模地震などの災害が発生したときに現地に赴くのは首相と決まっていますが、党内対策組織は総書記が兼務することが慣例になっていました。それを習近平さんは李克強さんに押し付けた形になったわけです。合わせて、副組長には現場経験がまったくない習近平さんの腰巾着である王滬寧さんが任命されています。

 いずれにしても、数多くの党内組長をやっている習近平さんがこれだけの重要案件でそれを李克強さんに任せるというのは尋常ではありません。これでは、これから登場するであろう解放軍傘下の人民武装警察も李克強さんの指示に従うとは思えません。習近平さんの頭の中には3月初旬から始まる両会(全国人民代表大会&中国人民政治協商会議)のことしかないのでしょう。中国人民は哀れです。

 しかも、恐怖のSARSのときでさえ、中国政府は都市を封鎖したり、外国への渡航を禁止したりはしていませんでした。それが武漢を始めとして何カ所もの都市が出入り禁止となっているのですから、事の深刻さがあぶり出されています。繰り返しますが、1カ月後に迫った全人代と政協に向けて、中共は何が何でも感染症に勝利したというメッセージを出す可能性が濃厚です。

 本当に封じ込められたのであれば、問題ありませんが、今の勢いであれば、両会が始まるまでには極めて難しいと言わざるを得ません。中国国内はもとより、海で隔てられているものの、隣国である日本と日本国民にとってはもの凄く深刻な問題です。これからの展開を注視して、国内外で罹患する患者さんが増えないように対策を強化することが何よりも大切ではないでしょうか。

 今回の感染症もまた、中共への重い教訓の一つとして、嫌々でも渋々でもお付き合いしていかなければなりません。現実的に考えて4月上旬の習近平さんの国賓としての来日は不可能でしょうが、そのあとも、あらゆる場面での取り引き材料として活用できるでしょう。面子を最優先する国ですからけっこう効き目はあるはずです。

立派ですね~ホテル三日月の英断

 余計な注釈を述べるのはやめます。立派ですね、偉いですね。政府とどのような交渉があったのかは分かりませんが、私はこの文章を読んで、涙が止まりませんでした。今回のことが落ち着いたら、必ず、必ず宿泊させていただきます。お土産もちょっと奮発していっぱい購入します。なお、全文と追加文章は以下のサイトからご覧ください。
http://www.mikazuki.co.jp/katuura/assets/pdf/home/news202001.pdf

総理が施政方針演説で「台湾」と明言する

 中国河北省武漢市から邦人希望者全員の帰国を安倍総理が表明し、チャーター便のめどもついたようです。この疫病の詳細はまだ不明なところも多いのですが、日本政府としては迅速な対応だと思います。同時にその地域を危険レベル3にいち早く引き上げたのは正しい判断でしょう。

 さて、少し前のことになりますが、総理大臣の安倍晋三さんが国会での施政方針演説の中で「台湾」という国名を明言しました。復興五輪のホストタウンを紹介する一節でそのことは起こりました。まずは釜石市がオーストラリアのホストタウンとなることを紹介し、その次に一呼吸置いて力強く「岩手県野田村は台湾!」と叫ぶように言ったのです。

 そしてこのとき、怒涛のオッー!という声が上がり、万雷の拍手が起こりました。もちろん、そのことは少なくても与党には事前に通知していたと思います。しかし、肝心なのはタイトルのように、極めて異例のことではありますが、もっとも大切な国会演説で「台湾」と言い切ったことです。

 また、それに対して先の選挙で見事に総統(大統領)に再選された蔡英文さんも「『台湾』という言葉が日本の国会で大きな拍手を浴びたのは実に嬉しいことです!」と日本語で伝えてくれています。わが国では20以上の自治体が台湾のホストタウンを希望していたことも明らかにしてくれました。

 それから、当選の翌日に蔡英文さんは台北にあるアメリカ大使館(米国在台湾協会)の所長と日本大使館である日本台湾交流協会の会長に会われています。名称は所長、会長ですが、大使とまったく同職で、台湾がいかにアメリカと日本を重視しているのかが分かります。

 また、外務大臣の茂木敏充さんも「台湾は我が国にとって、基本的な価値観を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する重要なパートナーであり、大切な友人」と過去の外相(河野太郎さんを除く)ではあり得なかったコメントを堂々と発表していますし、アメリカの国務長官(外相)も同様でした。

 ところで、安倍総理は野に下っていたとき、台湾を訪れていますし、私もその場の国賓大飯店にいました。日台両政府はとぼけていますが、蔡英文さんが東京に来られたとき、ホテルの一室で短期間の秘密会談も行っています。両国の関係はますます強化されていくことは間違いありません。

 台湾とは残念ながら正式の国交はありませんが、逆に国交があっても、わが国に次々と嫌がらせを仕掛けてくる国もたったの1カ国ですがあることも事実です。ただ、だからといって、台湾とこの国とを比べることは厳に慎むべきです。そのなことをしたら、中華民国(台湾)と人民に失礼というものでしょう。

 なお、このところ、蔡英文さんのことを取り上げることが何回かありましたが、それは台湾の人民が正当な選挙で彼女を選んだからです。つまり、特にグリーンチームを贔屓にしているわけではありません。ブルーチームにも友人はいますし、彼ら彼女らの考え方を理解できることも少なくありません。

台湾人民のでっかい勝利!

 アジアだけではなく、世界から注目されていた、台湾(中華民国)の総統(大統領)選挙が終わり、民主進歩党の蔡英文さんが800万を超える過去最多得票で圧勝しました。また、同時に行われた立法院(一院制国会)でも前回よりも議席は減らしましたが、民進党が過半数を維持しました。

 台湾の選挙は台湾の人民が決めることですから、私はそれを尊重するものですが、一昨年の統一地方選挙で民進党はボロ負けしてしまいましたので、少し前まで、誰がこの結果を予想していたでしょうか。その大きな転換点となったのは言うまでもなく、あの香港での市民への大弾圧です。

 ですから、蔡英文さんの再選の最大の功労者は中国共産党であり、その親分の習近平さんであることは間違いなく、大相撲で例えれば、殊勲賞、敢闘賞、技能賞の三賞をまとめて差し上げてもいいでしょう。習近平さんは明らかに香港への対応を誤ってしまいました。

 その意味では今回の台湾での大勝は、「自由と民主主義」VS「独裁と共産主義」との戦いであったと表現しても過言ではないように思います。野党もマスコミ批判も一切が存在しない共産党は何でもやり放題で、反省というものがありませんので、結局は人民に愛想を尽かされるのが宿命です。

 それから、勝利の原因の一つにはアメリカの台湾への急接近もあったでしょう。もともと、アメリカは敗北した国民党との距離が近かったのですが、これもまた、習近平さんの世界制覇の野望を粉砕するためにも民進党支援に舵を切り、台湾への武器供与なども積極的になりました。

 また、民進党自身の改革もあったように感じます。長く続いた弾圧の歴史から、過去の民進党は活動家集団のようで、党内の派閥争いも壮絶でした。それがいわばこなれて、蔡英文さんは中華民国という国名も使うようになり、独立派の頼清徳さんを副総統候補に迎えて、左右両側の有権者から支持を獲得しました。

 私は以上のほかにも気になっていることが少なくありませんが、それは選挙結果をもう少し分析したあとにお伝えします。いずれにしても、わが国と台湾という国家の関係はますます深まっていくことは確実ですし、両国の将来は希望にあふれているでしょう。台湾万歳!中華民国万歳!

台湾総統は蔡英文さんで決まり!?

 世界の中で間違いなくナンバーワンの親日国家である台湾(中華民国)の総統(大統領)選挙が1月11日に行われます。何度も申し上げていますが、台湾のトップは台湾の人民が選ぶものですから、あまり余計なことは言わない方がいいと私は過去から思っています。

 ただ、大陸との関係もありますし、東アジア全体の安全保障のことを考えれば、その選挙に行方は大いに気になることも確かですので、現地の友人などに情勢を聞いてみました。ちなみに、台湾では地方選挙はそれほど家族内で意見が分かれることはありませんが、総統選挙だけは侃々諤々やるようです。

 それで、日本でもけっこう関心が高く、一般紙などでも報道されているとおり、民進党(民主進歩党)の蔡英文さんがかなりリードしているようです。一方、その民進党の超鉄板地域である高雄市で市長に当選した国民党(中国国民党)の韓国瑜さんは調子に乗りすぎて劣勢と伝えられています。

 それでは、統一地方選挙で大負けした民進党がこれだけ盛り返したにはなぜかといえば、もうひとえに中国共産党のおかげでしょう。つまり、中共が香港でやらかしてくれた暴挙を台湾の人たちは固唾を呑んで見ていました。そして、「次は私たち台湾がやられる」と切実に悟りました。

 まったく、中共はおバカさんというほかありませんし、過去の総統選挙でも台湾海峡にミサイルを打ち込んだ結果、反中共の李登輝さんが勝利しました。武力で脅かせば何でもできると勘違いしている全体主義特有の行動でしょう。それと、今回は台湾とアメリカが極めて良好な関係を保っていることも大きいと思います。

 ですから、総統選挙がほぼ決まりの情勢で、人々の関心は同日に投票される立法院(一院制国会)に移っているようです。定数113名の過半数57ですが、現勢はグリーンチーム民進党が68議席、ブルーチーム国民党が35議席で、引き続き、民進党が過半数を確保できるかどうか鍵です。

 もちろん、総統選挙に引っ張られれば民進党が優勢になりますが、議員の場合は、特に台湾では地元におけるサービス活動が大切です。地域にもよりますが、やはり、長年に渡り政権を担ってきた国民党に分があることも事実ですから、接戦になるかもしれません。

 ところで、10月の双十節で蔡英文さんが、『中華民国台湾』という言葉を使ったことが話題になっています。私は過去からある想いがあって、「台湾(中華民国)」と表現していますが、日本人に何回か、「門脇さん、中華民国は必要ないよ」と指摘されたこともあります。そうでしょうか?

 また、台湾に行かれた皆さんは経験されているでしょうが、西暦のほかに「民国」とう元号みたいな歴を頻繁に使います。中華民国が建国されたのが1912年でこれが民国元年になり、今年2019年は民国108年になります。西暦の下二桁から11を引いて百を足せば民国になりますね。

 今回は残念ながら、訪台することが叶いませんでしたが、比較にならないほどの友人である台湾(中華民国)とはさらに、さらに関係を深めていきたいですし、台湾や台湾人の多くの皆さんもそれを望まれています。巨大な軍事力を持ったアメリカのようにはいきませんが、日本もできることは何でもしたいですね。

 なお、写真左側は副総統候補の頼清徳さんです。台湾では正副総統を同時に選ぶアメリカ方式です。彼は独立志向が強いので、中共はより警戒しているようです。もともとはお医者さんで、台南市長や行政院長(首相)を経験されています。宙に浮いているポンカンは日本の代表処(大使館)からいただきました。

揺れる香港と習近平さんの国賓

 香港の区議会議員選挙は民主派の圧勝でした。大いに歓迎することですが、小選挙区制のため、民主派が獲得した票数そのものは6割程度だったようです。それでも、3年後の行政長官選挙に及ぼす影響は小さくありませんし、今後の展開から目が離せません。ただ、東京の23区の区議会議員選挙とはまったく制度が異なっていて、町会長か自治会長みたいな位置づけですから、過度な期待は禁物です。

 それにしても、中国共産党はこの選挙結果を直視できず、「一部選挙区で選挙民への脅迫や投票所妨害があった」とか言っています。だいたい、その中国共産党は親分の習近平さん以下、ほとんどすべての幹部は全人代の代議員も含めて選挙で選ばれたわけではなく、共産党そのものが恣意的に決めているのですから、「あんたに言われたくないよ!」の世界です。

 さて、その中共の総書記である習近平さんですが、来年春に国賓として訪日すると伝えられています。国賓ということであれば、中国の元首は彼ですから当然、わが国の元首である天皇陛下がお会いになることになりますが、ここで思い出すのが、天安門事件で中国が孤立しているとき、様々な駆け引きがあって現在の上皇陛下が訪中され結果、世界の彼の国への制裁が解けたことです。

 そして、保守派の皆さんから国賓としての待遇はいかがなものかという声が大きくなっています。香港の情勢や新疆ウイグル自治区での弾圧を考えれば当然のことでしょうし、世界に間違ったメッセージを発信してしまう可能性もけっして低くありません。台湾への脅しも同様で、自由で親日国家である台湾への武力攻勢も中国は否定していませんからなおさらです。

 しかし、そのような考えはとても良く理解できますが、その一方、韓国とは「反日」度合いが違っていることも考慮しなければならないでしょう。韓国の反日は底なしですが、意外と中国はそれほどではありません。尖閣諸島を巡る風景は「日中の関係は完全に元に戻った」を疑ってしまいますが、極めて残念ながら、中国の膨大な軍事力を勘案すれば、日本も感情や理屈だけでは太刀打ちできません。ミサイルだけでも数百発がわが国に向いている現実もあります。

 また、香港についてのアメリカの対応についてですが、あまりやる気がなさそうだったトランプ大統領も人権法案に署名しました。これにいちばんビビったのは中共幹部でしょう。なぜなら、彼ら彼女らはアメリカや香港に隠し資産を持っていて、下手をするとこれが凍結されてしまうからです。何だかんだ言ってもやはりアメリカはすごいです。これは台湾についても同様で、貿易戦争を含めてアメリカはなかなかのものです。

 ただ、日本の保守派が叫んでいるような、「わが国の政府は手ぬるい。もっと、中国に対してものを言うべきだ!」は確かにそのとおりなのですが、アメリカは恐ろしいもほどの軍事力を背景として、あれだけ強気になれるわけで、上にも下にも書きましたが、残念ながら、憲法に自衛隊を明記できないどころか、その入口にもたどり着けない国にはそもそも無理というものです。

 もちろん、だからといって、何でもかんでも中国の言うことを聞くということではありませんが、その意味では現政権はまあまあ上手に、なおかつ巧妙に付き合っているように感じます。あの国と厳しく対峙するのであれば、最低でも核武装し、原子力潜水艦を10隻くらい有することが必要十分条件でしょう。そんなことはできないのに、「国賓反対~!」と叫んでも虚しく響くだけです。

 特に肩入れするわけではありませんが、安倍さんだって好きで中国をヨイショしているのではないでしょう。腹の中ではあっかんべーしていると思います。あの国は面子が第一ということにも承知しているようにも感じます。一方、北海道大学の先生が逮捕されてときには、会談した李克強さんに「釈放しないと、国賓での訪日は難しいですね」と脅かしたようです。その結果、その先生がすぐに自由の身になったのはご承知のとおりです。

 韓国はまたブツブツ言い始めていますが、仮にGSOMIAが破棄されても、日本製品不買運動が続いても、わが国はほとんど困ることはありませんし、むしろ、そのほうがすっきりするかもしれません。でも、中国とは悔しいのですがそうはなりません。香港や新疆ウイグル自治区やチベットにも注目をしながら、両国のこれからを考えれば、国賓での招待もやむを得ません。

韓国の憂鬱~GSOMIA破棄できず

 日本と韓国との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の失効は避けられないとの予想が多かったのですが、土壇場で韓国がブツブツ言いながらも、破棄撤回を決めました。輸出管理強化への対抗策として世界貿易機関(WTO)への提訴も避けましたので、ほぼ、日本側の完勝といってもいいように思います。

 私も失効は仕方ないかなと感じていましたので、正直なところ、かなり意外な落とし所となりましたが、わが国は何一つとして彼の国に譲歩していませんし、ホワイト国除外などについても、「前回と同じレベルだったら聞いてやってもいいよ」との程度で、基本的な姿勢が変化することはありえません。

 それで、今後もひっくり返る可能性はありますが、やはり、わが国政府のまったくぶれない姿勢とアメリカ上院の全会一致の決定が大きかったんだろうと思います。韓国はもう切るカードもなく、慰安婦問題やいわゆる徴用工訴訟などでも過去と違って、日本は理由もなく謝罪することもなくなりました。

 また、アメリカの国防長官のエスパーさんが、「協定破棄を喜ぶのは北朝鮮、中国、ロシアだ」と至極まっとうなことを述べていましたが、文在寅さんの最大の喜びは金正恩将軍様にどこまでも忠誠を誓うことですから、今後も彼の言動には十分に注視していかなければならないでしょう。

 そして、この協定の目的は日韓両国の軍事情報をやり取りする際に、それが第三国に漏れることを防止することにもあるですから、文在寅さんの上述のスタンスであれば、北朝鮮に情報をご注進する危険性すらあるわけです。問題がすべて解決したわけではありません

 しかも、アメリカ政府や議会は、「韓国が譲ったのだから今後は日本の番だ」みたいなことを言い出す可能性が強いです。まさに韓国の狙いはここにあるわけで、朝鮮半島出身労働者問題についても攻勢を強めてくるでしょう。それでなければ、自称・外交の天才のメンツが丸潰れになります。

 特に韓国世論は「日本との軍事協定なんて止めてしまえ!」が多数派ですし、「せっかく政府の方針に従って日本製品ボイコットしているのに裏切るのか!」の声も大きいです。来年には国会議員選挙もありますし、再び破棄の恫喝を掛けてくる可能性も少なくありませので、油断は禁物です。

 それから、悲しいかな文在寅さんは北朝鮮からも袖にされてしまい、ロシアは知りませんが、中国の本心は「長い歴史であの国と付き合うとろくなことはない」ですし、世界で唯一の反日国家になった韓国と比べれば、その度合は大したことはありません。現在の日中の関係も少なくても見かけは順調です。

 しかし、その間違いに気づかす、反日のボルテージを上げていきましたが、わが国の大多数の世論も、韓国に悪い印象を持っていない人たちも、「さすがに韓国という国はどうなんだろう」と率直な疑問を持つようになり、政府の方針を消極的であっても支持するようになりました。

 もちろん、立憲民主党などは得意の「どっちもどっち」論を展開して、日本を再び悪者にしたかったのですが、逆に「それっておかしいよね」となり、彼ら彼女らの固定客を除いて共感が得られませんでした。こんな状況で枝野幸男さんは「安倍さんの次は俺だ!」だそうですが、たちの悪いジョークですね。

 視点が変わりますが、韓国のデモって参加者の数をいったい誰が正確に調べているのか極めて疑問です。でも、反政権、反文在寅デモの参加者がかなり多くなっているのは事実のようです。しかし、それで反日が弱まるわけでも何でもありません。ここに期待すると結局、過去と同じくがっかりしてしまいます。

 つまり、わが国ではあの国の政権が革新より保守のほうがいいと言う考えがありますが、残念ながら、保守でも革新でも反日に関しては五十歩百歩の世界なのです。実際、保守の李明博さんは「天皇は韓国に来たかったら土下座しろ」という意味のことを言っていました。

 彼とともに塀の中の朴槿恵さんも「日本に侵略されたことは千年経っても忘れない」と述べていますし、中国の軍事パレードに西側諸国でただ一人参加して、天安門から嬉しそうに観ていました。こんなことですから、『反日種族主義』が売れているからといって、特に何かが変わるわけでもありません。

 なお、最近の報道で「韓国人の訪日客数が半減してしまった。さあ、大変だ!」のような記事が目立ちます。確かに数字はそのとおりですが、わが国が彼の国の人たちに「来ないでくれ!」などと1回も言ったことはありません。彼ら彼女らが勝手に「日本には行かないぞ!」とエキサイトしているだけです。

 大分県の別府や由布院などの観光客が激減している事実は直視しなければなりませんし、政府としても対策を打つ必要はあると思います。ただ、一つの国の観光客だけに生計を依存していることは、現地の皆さんには失礼ですが、もともと危険を伴うものと覚悟しているものと考えています。

 今日の結びにウクライナ出身の日本研究家であるグレンコ・アンドリーさんの言葉を引用させてもらいます。ちょっと長いですが、彼の国の国民の本質を見抜いていると思いますので、お付き合いください。

『もし韓国は昔、本当に日本と戦って、独立を獲得したのであれば、そこまで反日ではなかっかと思います。史実ならそれを自信を持って言えます。しかし、彼らはなんとなくそれは嘘だと言う事を感じていると思います。だから騒いで常にそれを自分に言い聞かせる必要があります。そうしないと不安になります。

韓国にとっての反日は、別の言い方をすると、ある意味、中毒性の高い麻薬みたいなものと言えます。定期的に投入しないと禁断症状が生じます。つまり、精神的に不安定になり、恐怖を感じてしまうのです。

結論は、自国の歴史を多少飾るのはいいのですが、100%の出鱈目を歴史認識の根幹にしてしまうと、結果的に自分で自分の首を絞める事になります』。

 以上ですが、まさに正論と言うか、的確な分析でしょう。なお、写真の本は韓国での大使を長い間、経験されて韓国を愛し続けた武藤正敏さんの著作です。けっして嫌韓本ではありませんが、このような著名人がこのようなタイトルの本を書かれたことにも反日の根深さがあるように思います。

台湾(中華民国)との友情は永遠です

 世界の中でもずば抜けた親日国家である中華民国(台湾)では来年1月11日に総統(大統領)選挙が行われます。日本の国会と同じ立法院(一院制)の議員選挙も同日に投票されます。台湾の元首は台湾の人民が決めることですから、余計なことは言いませんが、現地からの報道によると現職の蔡英文さん(民主進歩党)が現・高雄市長の韓国瑜さん(中国国民党)をけっこうリードしているようです。その理由は後日、さらに分析して述べますが、一言で言えば、中国共産党総書記の習近平さんが香港問題で下手を打ったことに集約されると思います。

 それで、その蔡英文さんが台風19号による被害について、日本語でお見舞いをしていただきました。以下の内容です。「台風19号がもたらした記録的な雨によって日本では被害が広がっています。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 日本は我々にとってもっとも大事な友人です。いつでも支援に駆けつけます」。ちなみに、彼女は日本の国民に向けたメッセージはほぼ日本語で伝えてくれています。

 そして、好き嫌いは様々でしょうが、総理大臣の安倍晋三さんはそれに対して、「非常感謝真心的慰問。我們正在全力以赴救災及復建。台灣老朋友們的慰問令我們感受到台湾此時此刻與我們同在。台灣對我們而言是共有基本價值觀的重要夥伴及友人」と繁体字でお礼を送っています。日本語訳は「心温まるお見舞いの言葉に感謝します。救助活動及び復旧・復興に全力を挙げていますが、古くからの友人である台湾の皆さんからのお見舞いをいただくと、台湾が常に我々と共にある、という気持ちになります。台湾は、我々にとって、基本的な価値観を共有する重要なパートナーであり、大切な友人です」となります

 残念なことに両国の間には正式な国交はありませんが、まさに二人のやり取りが極めて良好な関係を象徴していると思います。それにしても、安倍さんは大陸中国に対しては「両国の関係は完全に正常化した」などと言っていますので、なかなかの策士なのですね。ただ、彼の台湾に寄せる気持ちが本物で、自民党が下野したときには私も同じ会場にいましたが、国賓大飯店での羽田空港⇔松山空港開設レセプションにも参加していました。

 それから、台湾の建国記念日に当たる双十節が日本の中華民国総領事館(分館)で開催されたとき、安倍さんは祝電の文面ではっきりと「中華民国」と示していますし、副総理の麻生太郎さんも日本と台湾をこれまた明確に「両国」と表現していました。些細なことのようですが、政府のナンバー1と2がこのように表現するのはすごく画期的です。大陸中共は気づかなかったのか、無視したのかは私には分かりません。

 それと、その台北での双十節の記念パレードに超党派の「日華議員懇談会」が初めて写真のように歩いて行進しました。パレードへの外国国会議員の参加はこれも初めてだそうです。とても素敵な風景で、これからも議員だけではなく、ますます民間のお付き合いも深まっていくでしょうし、台湾からの訪日観光客数も第2位に戻りました。また、彼ら彼女らは日本国内でとても常識を持って行動してくれています。

 あと、余談ですが、台湾と大陸中国や韓国と比較するのはいかがなものかと思います。例えば、東日本大震災のときの義援金の額ですが、2千3百万人の台湾からのそれは民間だけで200億を超えていました。中国や韓国とは比べ物にならない数字ですが、だからといって、それらを比較しても何も意味もありません。ただただ、台湾と台湾人民にだけ感謝することが正道で、それを比べて「あの国は!」などと愚痴るのはかえって台湾に失礼になります。僭越ですが、そんな愚かなことはやめておきましょう。

川口芝園団地に行ってきました

25日が投票日の埼玉県知事選挙のことについてお伝えしましたが、候補者の大野元裕さんとお会いしたあと、以前から気になっていた「川口芝園団地」に行ってきました。川口駅からは次の次の蕨駅で下車して、徒歩10分弱でその団地に着きます。ここは分譲ではなく、URが賃貸として管理しています。

そして、ここには約2400世帯、5千人が住んでいるそうですが、そのなかで中国人の占める割合は三分の一とも半数とも言われています。私が訪ねたときはお盆休み中でしたので、団地内は閑散としていましたが、会話をしていた方々はすべて中国語を話していました。

それから、団地内には小規模ですがショッピングセンターみたいな一角があり、食品スーパーのマミーマートが営業していました。店内にも入ってみましたが、何々は禁止という張り紙以外の値札などは日本語の表示だけでした。ただ、写真のようなマナーポスターも目立っていました。

また、団地内はきちんと管理されていて、自転車置き場やゴミ置き場も整然としていました。あと、隣接して走っている京浜東北線などからは1号棟から3号棟までがミニ万里の長城のように見えます。団地案内の看板を載せておきましたが、その上部が連続した号棟です。

なお、帰りの蕨駅で発見したのが「翔んで埼玉」の選挙啓発ポスターです。この漫画のノリですと「埼玉県民には‥!投票にでも行かせておけ!!」となるのでしょうが、さすがに「でも」は省かれています。この選挙の投票率は全国でも最低ですから、これで効果があればいいですね。

横浜総領事の張淑玲さんを表敬訪問する

 台湾(中華民国)の駐日横浜総領事館で責任者の総領事・張淑玲さんにお会いしました。タイトルは“表敬訪問”となっていますが、長年の友人であり、外交部(外務省)幹部が枢要ポジションに就かれたことはとても嬉しいです。
 そして、台湾には世界に100を超す大使館(代表処)があるそうですが、そのなかでも日本とアメリカは予算面でも別格の扱いだとお聞きしました。確かに正式な国交はありませんが、アジアで突出した親日国があるのはありがたいですね。
 また、中華料理のお店の入り口で撮った写真の方はオーナーさんで、中華街のレストラン協会の会長を務められている張志銘さんです。ここは本来の台湾料理の味なのですが、もちろん、私にはそれで何の問題もありません。
 それから、後に建物がある写真ですが、横浜市役所です。政令市は市役所ではなく「市庁」と称するようです。見ずらいのですが「横濱市廳」と文字があります。この建物、私が小学校のときから建っていますので、50年以上です。

民主主義国家・台湾を応援しよう!

台湾(中華民国)では来年1月に総統(大統領)選挙が立法院(一院制の国会)議員選挙と合わせて行われます。台湾の最高責任者は文字どおり、台湾人民が決めることですし、ブルーチーム(国民党)グリーンチーム(民進党)の両党に友人がいる私は「こちらの候補がいいですよ」などと安易には言えません。

そして、台湾では地方選挙や立法院議員選挙などは家族内でそれほど投票先が分かれることはありませんが、総統選挙だけは特別で、一家でも支持が異なり、ときにはけっこうエキサイトすることもあります。本省人にしても、外省人にしてもそれだけ関心が高いのでしょう。

ですから、今年の秋くらいから本格的に総統選挙が盛り上がります。公共交通のバスやタクシーにも候補者のラッピングが施され、私などはそれを見ているだけで楽しいですし、そのころになったら、現地に行ってみようと思います。多分、34回めの訪台になると思いますが、利用はいつもの中華航空ですね。

さて、民進党は大型地方統一選挙でほぼ完敗し、総統選挙も“相当”厳しいと予想されていましたが、ここに来て俄然、蔡英文さんの支持率が急上昇しています。その理由は簡単で、中国共産党による悪巧みの「逃亡犯条例」が香港で大きな反発を招き、「今日の香港は明日の台湾だ!」がとても共感・共有されていることです。

さらに、中共が台湾に示している「一国二制度」が、「やっぱり、こんな酷いものだったのか。それが香港で現実になった」とあらためて、台湾の皆さんが覚醒したのです。こうなると、国民党の立ち位置がすごく悪くなってしまいした。民進党の牙城である台南市で当選し、国民党総統候補に決まった韓國瑜さんも急に失速してしまいました。

その香港では中共の傀儡・キャリー・ラムこと林鄭月娥さんが何とも能力不足で、本人は辞めたくて仕方ないのですが、メンツが最優先の中共はそれを許さず、かと言って、デモはいっこうに収束する様子がなく、ついに中共は禁じ手である暴力団・三合会などに出番をお願いし始めました。

この醜い出来事を見て、上述のように「今日の香港は明日の台湾だ!」になったのですが、蔡英文さんはさらに、「今日の台湾を明日の香港に!」みたいなことを言われていました。これは的を射た表現で、私は思わず唸ってしまいました。ここは素直に「蔡英文&台湾!加油!」ですね。

それにしても、中国共産党は党と幹部の立場を守るだけの政党ですから、あたりが見えなくなることが少なくはなく、過去の総統選挙でも何もしなけば良かったのに、台湾海峡に脅しのミサイルを撃ち込み、その結果、反中共派の李登輝さんさんが勝利しました。しかし、今回は露骨な介入はできないでしょう。

私たち日本人はアジアでいちばんの友好国であり、共産主義の魔の手が迫っている台湾(中華民国)をできる限り、支援することが大切と思います。それにはいろいろなやり方があると思いますが、現地に旅行し、美味しいものとすごく美味しいものの二種類しかない食べ物をいただくことも素敵な選択肢の一つでしょう。

それから、観光もいいです。台湾は九州ほどのそんなに広い国ではありませんが、タクシーなど公共交通料金は安いし、会話ができなくても同じような漢字を使っていますので、だいたいのことは理解できます。ただ、ニーハオとシェイシェイは覚えておきましょう。あとはメモ用紙さえあれば何とかなります。

なお、総統選挙はお二人の他にも、台北市長の柯文哲さんや国民党候補になれなかった鴻海グループの郭台銘さんが立候補を模索していると言われています。どなたか総統になられても、世界の台湾に注がれる目は優しく、アジアの自由と民主主義の旗手です。特にアメリカとともに日本はその先頭に立って、応援していきたいです。