トルコの英断を高く評価する?

 きょうのタイトル「トルコの英断を高く評価する」と言いたいところですが、当初からトルコの落とし所は決まっていたのでしょう。だからこそ、スウェーデンとフィンランドがNATO加盟の手続きを始めたころ、猛烈に反対して、それにより、両国やアメリカの譲歩を引き出したものと思います。外交の世界ではこのような老練な対応はとりわけ珍しいことではないようです。

 確かにクルドの問題は私たちにはとても難しくて理解できないのですが、トルコでは多くの国民が犠牲になっていることは間違いありません。ただ、表向きはそれの解決に向けてスウェーデンとフィンランドが努力するとなっていますが、いちばんの決め手はアメリカがトルコに対して戦闘機などを売却すると、エルドアン大統領(写真中央)にそっと連絡したからでしょう。

 また、報道はされていませんが、我が国とトルコとの伝統的友好関係が役立った可能性もあるような気がします。もともと、トルコも日本もソ連・ロシアの脅威を深刻に受け止めていて、日露戦争でロシアを破ったとき、トルコでは自分の子供に「トーゴー(東郷平八郎)」と名前を付ける親が少なくありませんでした。それと、今から130年前のエルトゥールル号遭難事故も有名ですね。

 そして、その恩返しとも伝えられていることもよく知られています。それは、イラン・イラク戦戦争のとき、フセイン大統領は、「今から48時間後に、イランの上空を飛ぶ飛行機を無差別に攻撃する」と宣言したのですが、当時の日本は厄介な法律に縛られていて、自衛隊機も日航機も救助に向かうことができませんでした。そのとき、トルコは救援機を出してくれ、日本人215名の生命が救われました。

 ですから、今回の決断もアメリカだけではなく、裏方で我が国がかかわっていたことは否定できません。その日本が来年から国連の非常任理事国になることが決まりました。NATOの会談に初めて加わったことも象徴的でしたが、この国が今まで以上に飛躍的に世界から注目されます。間もなく参議院選挙の投票日になりますから、各党の外交・安保政策を比較してみるのもいいでしょう。

 それにしても、虐殺・強姦・盗人ばかりか、人さらいまで行っている総司令官のプーチン大統領はますます窮地に陥ることは確実です。多分ですが、スウェーデンとフィンランドの加盟決定は「迅速審査」されるはずです。そうなると、NATOとの国境線の長さは一挙に2倍になりますが、身から出た錆とはこのことで、経済制裁もかなり効き目を増していて、さらに彼は苦しい立場になると思います。

 私たちはNATOのストルテンベルグ事務総長の言葉を肝に銘じなければならないでしょう。曰く、「エネルギーや食料の価格高騰はウクライナが毎日多くの人命によって払っている代償とは比較にならない」「中国の台頭は、われわれの利益、価値、安全保障への挑発だ」と。これらも、参議院選挙投票の参考に大いになると思われます。

 確かに日常生活に影響のある値上げはけっして歓迎するものではありませんが、だからといって、「岸田インフレ」などと悦に入っている人たちは滑稽ですらあります。参議院選挙はいわゆる政権選択選挙ではありませんが、中国共産党、北朝鮮、ロシアという独裁国家に囲まれた我が国の自由と民主主義を守るためには、どの政党に、どの候補者に投票したら良いのかを判断する絶好の機会かもしれません。

 

【独自】3首脳が新たにNATTOを結成か

【6月28日 朝鮮日日新聞(略称:朝日新聞) 東京築地支局 記者・宇曽八佰】

 NATO(北大西洋条約機構)に加盟するバルト三国の情報機関で指摘されていたことが明らかになった。今までその確証がなかったため、本誌も発表を控えていたが、記者が独自ルートでその真相を掴んだ。信頼できる複数の消息筋からのものである。

 その衝撃的な内容は、ロシアのプーチン大統領、中国共産党の習近平総書記、朝鮮労働党の金正恩総書記の3氏がタッグを組み、「NATTO(NArazumono Tryangle Teams Organization」を新たに結成すると決定したことだ。水面下で相当な交渉があったのだろう。

 当面は3氏3国で軍事同盟的に運営するが、今後、カンボジア、シリア、イラン、ベラルーシなどにも加盟を呼びかける予定で、次第に経済的協力も進めていきたい意向はあるようだ。ベトナム共産党やキューバ共産党は加わらない見通し。

 また、加盟の条件は、自由な選挙を行わないこと、個人崇拝を徹底すること、西側諸国の民主主義に組しないこと、日本への恫喝を強めることなどとなっていて、お互いに粘っこ~い関係を目指しているという。特に日本については国内の内通者への金銭的な支援も確認された

 なお、茨城県水戸市もこの同盟に便乗して町おこしを行いたいとの意向を示していたが、大井川和彦知事から待ったがかかり、断念せざるを得なかった模様だ。いずれにしても、3首脳がいわば開き直りの域まで達してしまった事実は我が国としても深刻に受け止めなければならないだろう。

「君は運のいい男だね!フミオ!」

左:「(お茶碗の回し方が逆なんだけど‥)閣下、私がアメリカに行く前に来ていただき、恐悦至極でございます。こんなケースは三十数年ぶりだそうですね」
右:「その感謝の気持を忘れないようにね。これからも、51番目の州として励むように頼んだよ」

左:「もちろんでございます。それにしても、閣下が我が国を国連安保理の常任理事国にご推挙いただいたことは、外務省の役人たちからもレクチャーがなく、ビックリしましたよ」
右:「まあ、先に日本が大嫌いな韓国に行っちゃたし、ほんの手土産だね。でも、実現できるかどうかは、そっちの覚悟次第ということを忘れないようにね」

左:「あと、台湾への武力介入にも驚きましたよ。また、バイデンおじいちゃんになっちゃかと思いました。しかし、本音だったのですね。中国共産党の習近平さんは昨晩、眠れなかったらしいです」
右:「失言だと思ったよね。でもね、そうそう、ボケてもいられないから。ちゃんと、ホワイトハウスで打ち合わせしてきたんだ。質問を予想してメモも用意していたからね」

左:「それにしても、閣下の国のウクライナへの武器支援の金額はもの凄いですね。うちの年間の防衛費に匹敵するのですから。なので、私からも数字はぼかしましたが、しっかり、増額を発表しておきました」
右:「そこね、そこが大切だよ。分かっていると思うけど、しっかりと我が国から購入するんだよ。国産は国産でいいけどね。予算編成もまだ先なのに、決意を示したのは大いに評価するよ」

左:「そこのところは理解していますから大丈夫です。うちではもうすぐ、サンギインセンキョというのがありますので、それが終わったら本格的に根回ししますので、ご安心ください」
右:「そのサンギインなんとかだけど、圧勝のようだね。フミオの経済政策なんて聞いたことないけど、ホントに運のいい男だ。俺んとこなんて、秋の中間選挙が厳しそうで、心配のタネだよ」

左:「そろそろ、ジョーおじさんはお休みの時間のようですから、ここらでお開きとしましょうか。それでは、おやすみなさい。素敵な夢を見てくださいね」
右:「いろいろともてなしてくれて、ありがとう。くれぐれもだけど、武器は我が国から買うことを忘れないでよ。おやすみ、フミオ(あ~、きょうは疲れたな)」

政権与党は安保政策を強化すべきだ

 それを望んでいるのではありませんが、7月の参議院選挙では与党が圧勝しそうです。いつもこの時期ですと、自民党の不祥事がポコポコ出てくるのですが、今回のその主役は圧倒的に立憲民主党のようです。

 国会の承認なしで軍服姿でウクライナに入国した人、過去の栄光が忘れられず、不法にグリーン車に乗り続けた常任顧問、勢い余って「ロシアより酷いのが与党だ!」と言ってしまった人、などなどです。

 頭の体操ではありませんが、仮に自民党議員が同じことをやっていたら、立憲民主党や日本共産党はどのように反応したのかを想像してみると、不謹慎ながら、笑ってしまいます。大丈夫でしょうか。

 そういえば、共産党も「他国が攻めてきたら自衛隊を活用する」みたいなことを言っていました。彼ら彼女らは自衛隊を違憲の軍隊と定義しているのですから、それを使うことは違憲の2倍盛りのような気がします。

 もう、深刻に情けないレベルです。ついには自民党の議員に、「最高の援護射撃だ!」と、皮肉というか、揶揄というか、大歓迎される始末です。総理の岸田さんいろいろ批判はありますが、何か運がいいですね。

 一方、立民にはかつてお世話になった方もいらっしゃいますが、代表の泉健太さんは存在感がほとんどゼロで、幹事長の西村智奈美さんに至っては、失礼ながら、いるんだか、いないんだか、よくわかりません。

 国会の華・予算委員会(特にTV放映がある日)は毎度、お馴染みのメンバーばかりで、もう少し若手の議員を投入すればいいと感じています。もしかしたら、立民は選挙後の組織再編をすでに練っているのかもしれません。

 また、個人的には国民民主党を応援させていただいていますが、八方美人にならないことを願っていますし、戦術的には仕方ないのでしょうが、定数6名の東京選挙区は独自候補を擁立すべきだったでしょう。

 そして、きょうの写真の方ですが、バルト三国のいちばん北にあるエストニアの外務大臣のエヴァ=マリア・リーメッツさんです。この国の人口は我が国の百分の一くらいですが、すぐ隣には虐殺司令官のいるロシアがあります。

 彼女へのインタビューを聞いたのですが、防衛費はNATO基準より高く設定していると言われていましたし、ロシアからのエネルギー輸入を抑えることに、必ず国民は理解を示してくれるとも語られていました。

 それから、エストニアからわずか数十キロの海の向こうにはフィンランドがあります。その西側はスウェーデンです。どちらも、NATOに加盟申請を行いましたが、この両国は社会民主主義を基調とする政党が政権を握っています。

 さらに、あまり報道されませんが、永世中立国であるスイス(EUもNATOも未加盟)もウクライナに武器を供給しています。ロシアという事実上の独裁国家への対応は半端なものではありません。

 もちろん、日本も少なくてもロシアへの制裁については、よくやっていると思いますが、ロシアだけではなく、フィンランドの首相も同情されたとおり、我が国はそれプラス、中国共産党と北朝鮮に囲まれています。

 参議院選挙後、与党には上述のような安全保障環境をしっかりと見つめてもらいたいと思います。もう、立憲民主党や共産党が妨害しているからは通用しませんし、与党の枠組みを変えることも必要かもしれません。

♫ゆううつな毎日をどうしよう♫

 きょうのタイトル「♫ゆううつな毎日をどうしよう♫」は山崎ハコさんが歌う「気分を変えて」の冒頭の歌詞になります。本当は全部を紹介したいのですが、著作権のこともありますので、興味のある方は検索してみてください。この歌がヒットしたのは1990年ころですから、まだ、バブル絶頂期でした。

 さて、COVID-19はその終息どころか、収束もなかなか見通せない状況で、ロシアによるウクライナ侵略がますます酷くなってきています。虐殺最高司令官が大統領というのですから、あの国はいったいどうなっているのかととても心配になっていますし、我が国固有領土である島々を返すつもりもさらさらありません。

 また、今回の侵略で中国共産党による台湾侵攻の可能性が、その時期が早いか遅いかは別として、より高まったことは間違いないでしょう。もちろん、中共が狙っているのは台湾だけではなく、尖閣諸島、さらには沖縄本島もその対象外ではありません。中共がロシアに対する忖度だけ見ても明らかです。

 次は北朝鮮です。自由と民主主義のかけらもなく、ひたすらミサイルを打ち上げ、核兵器を有していることは確実でしょう。その南側にある国は一応、西側のスタンスのようですが、大統領選で惜敗した候補は日本のことを「敵性国家」と叫んでいました。新大統領にも過度な期待は禁物です。

 一方、もう一つの「ゆううつな毎日をどうしよう」ですが、もちろん、COVID-19です。少し前に「第6波とオミクロンが最後とは限らない」との表題で文章を載せましたが、そのような状況になってきているような気がします。4回目の接種量の確保は大切ですが、その前に3回目接種者の数をもっともっと増やしていくことが重要だと思います。

 それから、海外の国々ですが、COVID-19対策の優等生と言われていた韓国のK防疫は事実上、破綻しましたし、中国共産党によるゼロコロナ政策も共産主義国家独特の強烈な対策でも抑え込むことが困難になってきています。個人崇拝が進む習近平さんは秋の党大会に向けて、眠れない夜が続いているのでしょう。

 余談ですが、上海市の大混乱は党書紀の李強さんの人民を犠牲にしても、党中央(と言っても習近平さんだけですが)に気に入られるためには何でもやるという極度の焦りから起こったものです。実際はもう遅いと思いますが、常務委員にめでたく昇進し、あわよくば副首相の座もという目論見は崩れ去ったようです。

 なお、中国共産党では地方政府のトップは市長ではありません。そこの党書紀が序列最高位になっています。市長は書紀に従うナンバー2に過ぎません。ですから、北京オリンピックなどを仕切っていたのは市長ではなく、北京市党書紀の蔡奇さんでした。まったく、何でもかんでも共産党がトップ(しかも選挙は一切なし)ですから、気持ち悪いです。

 話を戻します。山崎ハコさんの歌のタイトルの「気分を変えて」のように、日常的な生活様式もちょっとずつ変化していますが、もともと、我が国の場合は厳しい規制を行っていませんので、逆に要請解除が厄介な面もあります。まさか、「明日から不要不急の外出もOKですよ」とか「もう、マスクは必要ありません」とはならないでしょう。

 いずれにしても、繰り返してお伝えしているように、それがいいか、そうでないかは別として、規制解除を精力的に進めている欧米諸国は日本と人口比補正をしてみると、毎日、もの凄い数の人たちが感染しているのです。その反面、我が国のテレビ局は午後5時になると速報のように東京の感染者数を発表しています。

 それが悪いというのではありませんが、もう少し工夫をすべきではないでしょうか。同時に周りの医師と話していて感じるのは、COVID-19の感染分類のことです。安易なことは申し上げませんが、ここを何とかしないと、ずっとずっと、「ゆううつな毎日」が続くと思います。しかし、多くの国民の皆さんがそれで良いと感じていらっしゃれば、それはそれで仕方ないですね。

キティー&ポケモン&パステル(第9弾)

 「第9弾」とは台湾から取り寄せたマスクのことですが、計算したことはないものの、その合計金額は数万円を超えていると思います。ただ、飛行機に乗って我が国に来ますから、3割くらいは送料だと思います。
 そして、タイトルのとおり、今回はキティちゃんが2種類、無地のパステル系が8種類、ポケモンが同じく8種類ですが、ポケモンはとても素敵な箱に2種類ずつ入っていました。どれも春らしくて良いと感じました。

台湾の日本への好感度がさらに増す

 台湾(中華民国)で日本大使館の役割を担っている日本台湾交流協会が現地の人たちに世論調査を行い、その結果が発表されました。3年ごとに実施されているようで、私はいつも、楽しみに見ています。

 そして、問いはいくつかありますが、やはり、「台湾を除いて最も好きな国は?」がもっとも注目されるでしょう。数字はグラフを見ていただきたいのですが、圧倒的に我が国がトップになっています。

 これ以外にも、「台湾が最も親しくすべき国は?」の質問に対しても、46%で日本が1位、2位はアメリカですが、24%で倍近く差をつけています。ちなみに、中国は15%で3位でした。

 余計なことは言わないほうがいいのでしょうが、我が国の周りには、不法に領土を占拠して欧州で戦争を仕掛けている国、日本人を誘拐して反省しない国、ひたすら日本に謝罪と賠償を強要する国など、嫌になってしまいます。

 それから、お馴染みの台湾への武力侵略を淡々と狙っている独裁国家も油断なりません。これらの国々と比較すること自体が台湾(国民)に失礼なのですが、この国の存在に大いに救われています。早く行きたいですね。

今年も台湾産パイナップルがいいね!

 「今年も」とタイトルにありますが、昨年は中国共産党の嫌がらせにより、台湾から大陸へのパイナップルの輸入がほとんどできなくなり、その結果、我が国に甘くて美味しいパイナップルが輸入されました。

 もちろん、それ以前にも少量ですが、日本に入ってきてはいたのですが、今年はルートもちゃんとしたようで、安定的に購入することができるでしょう。その意味では、中国共産党に感謝しなければなりません。

 それから、確かにお値段はフィリピン産に比べてお高いのですが、「芯まで食べられる」のとおり、その価値がすごくあると思います。合わせて、少しでも台湾人民への応援になれば、こんな素晴らしいことはありません。

これは民主主義と全体主義の総力戦だ!

 写真は北海道の野付半島から国後島を望んでいます。私はもうずいぶん前のことですが、これと同じ光景を何度か見たことがあります。それは当時、民社党・同盟ブロックとして「返せ!北方領土」活動を近くの根室などで行っていたからです。

 余談ですが、そのころの日本社会党・総評ブロックのこの問題への対抗はとても冷たいもので、根室市などの職員労組が返還運動の取り組みは聞いたことがないと市役所の幹部さんが言っていたことをよく覚えています。

 確かに社会党や総評の中にはソ連にシンパシーを感じている人たちは少なくなく、特に社会主義協会に所属している党員や組合員はその傾向が強かったと思いますし、「協会」と呼ばれていた勢力は現在でも一定の影響力を持っているようです。

 さて、前ふりが長くなりましたが、タイトルの「全体主義」とは難しい定義は省くとすれば、共産主義とファシズムの両方を示すものです。ですから、今まさにウクライナで、民主主義と全体主義の総力戦が進行しています。

 申し上げるまでもなく、彼の地ではウクライナを支援する自由と民主主義を基調とする国々と全体主義で侵略しているロシアが厳しく対峙しています。そのロシアの後方では中国共産党が様々な支援を行っていることも事実です。

 これは先日のロシア非難の国連決議でも明らかで、反対した国は北朝鮮、シリア、ベラルーシ、それから、アフリカの北朝鮮と言われているエリトリアで、いずれも独裁者が国民を弾圧している国ばかりです。

 また、今回の軍事侵略で欧州のいくつかの国では防衛方針を大きく変更することが起こっています。まず、ドイツが過去からの原則を大転換して、ウクライナに対戦車砲を供与し、国防費をGDP比2%以上にすることを決めました。

 そして、NATOには加盟していないスウェーデンやフインランドも武器供与を決定し、NATOへの接近を強めていますし、永世中立国のスイスも同じく対戦車砲などを送っています。地政学が大きく動いているのでしょう。

 それでは、我が国はどうなんでしょうか。確かに遠く離れてはいますが、ここを侵略している国は写真の国後島を始め、北方領土を不法に占拠を続けていて、最近は様々な威嚇行為さえもためらわなくなっています。

 前回もお伝えしましたが、そのような全体主義国家が西の端では武力侵略を行い、東の端では何もしないという発想そのものに無理がありますし、さらに、北朝鮮と中国共産党も抜かりなく日本への脅かしを行っています。

 このような状況で私は思うのですが、いわゆる西側諸国は我が国の実効性のあるロシア制裁やウクライナ支援をやっているのかをよく見ているのではないでしょうか。単独ではロシア、北朝鮮、中国共産党を跳ね返すことは不可能です。

 その助っ人の中心はアメリカですが、イギリス、フランス、ドイツなどともしっかり連帯しなければなりませんし、内側から妨害している勢力とも戦わなければならないでしょう。むしろ、こっちのほうがより厄介かもしれません。

 「戦争反対!」は当然のことですが、それを叫んでいるだけではかえって戦争に巻き込まれてしまいます。左派や自称リベラルが得意の「軍靴の音が聞こえる」のその音は国内からではなく、上述のならず者国家から聞こえてきます。

 同時に、「どっちもどっち」「喧嘩両成敗」「まずはウクライナが武器を置いて」の発想ももの凄く危険です。一見、平和的主張のようにも感じますが、その手に乗ってしまえば、間違いなく利を得るのは独裁国家ばかりです。

 それから、ここがとても重要ですが、この侵略を独裁国家の一員である中国共産党は注視しているでしょう。つまり、ウクライナが敗北すれば、台湾と尖閣への武力侵略は早まり、踏ん張れば、それを先延ばしすることになると思います。

 その意味でもウクライナに限らず、繰り返しますが、世界の中での民主主義と全体主義の総力戦ということになります。憲法前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して」が大きく問われている出来事でもあるでしょう。

次は日本ではないという保証はない

 かつてのソ連共産党員であり、同じくそのスパイ機関のKGB幹部であったロシア大統領のプーチンさんの化けの皮が剥がれました。彼やロシアのことを強権主義とか専制主義とか称されていますが、分かりやすく言えば、共産主義と同様、独裁主義と同じようなものでしょう。

 それで、現地で取材を続けている日本人ジャーナリストが言っていました。「この現実を日本として、日本人として自分たちのこととして受け止め、何ができるのか考えなければいけない」と。確かにウクライナは遠く離れていますが、そこを侵略している国は北海道沿岸から見える土地を不法占拠しているのです。

 また、この機に乗じてミサイル発射を繰り返している北朝鮮という超冒険主義国家があり、我が国内にはそれにシンパシーを持っている人たちも少なくありません。さらにその南にある国の大統領選挙が行われて政権交代が実現しますが、もとより、関係改善などはあまり期待しないほうが良いでしょう。

 そして、真打ちは最近、世界一退屈で意味のない両会が終わった中国共産党です。秋の党大会に向けて習近平さんの個人崇拝は北朝鮮並みに高められていますし、尖閣諸島や台湾への侵略も、「それはないだろう」と思っていたロシアによるウクライナ侵略で、見事に破壊されました。

 以前にもお伝えしましたが、私たちは文字どおり、これらのならず者国家に取り囲まれて、自由と民主主義を死守しなければなりません。これがきょうのタイトルに込められた意味です。結局は自分たちの国は自分たちで守らなければないことも、今回の侵略ではっきりしました。愛する家族や大切な友人たちのためにも。

リベンジだ!新宿御苑

 先日は愚かにも休園日に新宿御苑に行ってしまったことをお伝えしましたが、今度はちゃんと開園日を確認して再び訪れました。まずは園内から撮ったドコモタワーが先頭に載せてあります。何だか、敵討ちをしたような気分でした。

 そして、昨日はお客さんも少なかったのですが、桜の季節は抽選になると、入り口のところにポスターや立て看板がありました。私はその時期には行きませんが、現在でも1時間に2千人の入場制限があるそうです。

 それから、園内は梅が満開でしたが、特に紅梅と白梅が重なり合う光景はとても素敵で、皆さんがカメラを向けていました。あと、時刻が早かったので、お花が開き切っていませんでしたが、福寿草が可愛らしく咲いていました。

 なお、雰囲気が異なる1枚がありますが、これはゴールデン街の看板が半世紀ぶりに交換になったと聞いて、どんなものかと見に行きました。誰もいない路地を歩いてみましたが、ほとんどのお店が午後9時には閉店するようです。

この1枚の写真で心が穏やかになります

 大規模な火山噴火とそれによる津波によって、甚大な被害が起こった「トンガ王国」に航空自衛隊のC130輸送機が物資(飲料水、マスク、高圧洗浄機など)を届けたとき、空港に写真のようにトンガの首相、副首相、外務大臣、財務大臣、保健大臣、貿易・経済開発大臣など、ここで閣議が開けるのではと思うほど、政府の要人たちが出迎えてくれたそうです。

 そして首相は、「日本の自衛隊機をトンガで見られるのは本当に感慨深い。日本の皆さんにありがとうと伝えてほしい」と述べられたとのことです。彼の国と我が国は過去から強い交流があり、親日国としてよく知られています。それから、日本でプレーするラグビー選手にもトンガが出身者が多いことも有名ですし、LEAGUE ONEの試合冒頭で黙祷が行われていました。

 一方、日本からこの国の反対方向を俯瞰すれば、こそ泥のように領土を奪い取った国、いつも嘘ばっかりついている国、国民が飢えてもミサイル発射が大好きな国、共産党が何でもやり放題の国と、毎度のことながら憂鬱になってしまいます。そんな厳しい国際環境でもトンガのような国があり、その写真を見ているだけで心が穏やかになります。大切にしていきたいですね。

 なお、トンガからは東日本大震災や熊本地震などに対して義援金をいただいています。また、サッカー・ワールドカップ日本開催の関係から各地の自治体でも募金の受付も始まっています。私は日本財団へ居酒屋さん1回分をクレジットカードで寄付をしました。トンガは厳しいゼロコロナ対応を実施しているので、寄付は確実に届く機関を選択したほうが良さそうです。

往時を懐かしんで自宅で紹興酒を飲む

 下の写真は一昨年の12月下旬に都内のホテルの中華レストランの入り口で撮ってもらったものですが、この直後にいわゆる「第3波」が頂点に達した時期でした。ですから、懇親会そのものはすごく楽しかったのですが、何となく、気を張り詰めて食事をしたように覚えています。

 それから現在まで、紹興酒をいただくことはなかったのですが、台湾にはまだまだ行けそうにありませんし、上述のような中華レストランで食事をすることも次第に困難になってきましたので、通販で紹興酒を購入して自宅でいただくことにしました。お値段は税込みで2千円弱でした。

 ちょっと高いようにも感じましたが、最近は再び、外食での出費がなくなりましたので、10年物の「陳年」にしました。もちろん。中国製ではなく台湾で製造されたものです。ただ、その台湾では近年、紹興酒はあまり飲まなくなっているようです。これはCOVID-19の前からで、時代の流れでしょうか。

 あと、ちょっと余談ですが、日本酒やワインなど醸造酒が苦手な私ですが、どういうわけか、同じ醸造酒仲間の紹興酒はけっこういけます。ですから、そこそこ飲んでも二日酔いになったことはあまりありません。不思議なものですね。それにしても、過去の台湾での宴会ではずいぶんいただきました。

 

思わず着けたくなる台湾からのマスク

 台湾から送ってもらっているマスクですが、もう何回目になったでしょうか。飛行機便や税関のこともありますが、そのすべてが一つの間違いもなく届いています。しかも、色や柄が異なっていても、全部が医療用不織布マスクなので、とても安心して使えます。くどいようですが、飛沫を出すことも吸うことも極めて効果の薄いウレタンマスクではなく、どうせなら、国内では価格も安定していますし、不織布マスクを着用しましょう。

 そして、今回は割高にはなるのですが、キャラクターものや素敵なデザインのものを購入しました。タイトルのとおり、「思わず着けたくなる」ということですし、ドラえもんの2種類は可愛いですね。また、ワンちゃんや新年、冬バージョンも同様です。なお、前回に大量発注したパープル系のものはピンクがとりわけ好評だったので、この色だけ追加しました。COVID-19はなかなか先が読めません。マスクでのおしゃれは難しいですが、少しの工夫で楽しくなりますよ。

台湾(中華民国)はすでに独立している

 今年も台北駐日経済文化代表処(台湾代表処:中華民国駐日大使館)から素敵な果物をいただきました。毎年、夏冬とお気づかいをいただき、ありがとうございます。家族で美味しくいただきます。このポンカンは日本国内では限られた時期にごく一部のルートでしか手に入ることがない貴重な大玉とのことで、台湾では「柑橘の大様」と呼ばれているそうです。(写真左は代表=大使の謝長廷さん)

 さて、中国共産党が声高に、「台湾の独立(派)は許さない!」とギャーギャー叫んでいますが、来年2月に迫った北京冬季オリンピックや秋に行われる党大会に向けて、習近平さんは必死なのでしょう。共産党は洋の東西を問わず、「党中央は絶対に間違わない」が基本ですから(もちろん、我が日本共産党も)、本当に困ったものです。余談ですが、世界にはそれ以外の共産主義国はキューバ、北朝鮮、ベトナム、ラオスの4カ国しかありません。

 それで、いくらかなりとも台湾の歴史を勉強している私はそもそも、すでに独立を果たしている台湾や支援する国々に対して、「台湾の独立分子やそれを支援する勢力は許さない!」と言うことは理屈にかなっていないと思います。当然、これまでの台湾の歩みには暗い時代があったことも事実ですが、現在では確かに国交を結んでいる国が少ないという弱点はあるものの、自由と民主主義を基本とした立派な国家です。

 もちろん、台湾の歴史は順風満帆の連続ではありませんでした。日清戦争で日本が勝利した結果、この地を統治することになるのですが、当時の清国交渉団代表の李鴻章は、「化外の地であるところを本当に欲しいのですか」みたいに言っていますし、我が国が統治していた50年間にも様々な衝突がありました。それから、蒋介石時代には戒厳令もあり、事実上の独裁政権でした。どの国にも負の遺産はあるのでしょう。

 しかし、数十年間に渡り外国から侵略されることなく、大統領である総統が国民の直接選挙で選ばれ、国会議員である立法委員も同じくで、立法、行政、司法の三権分立も確立されています。逆に中国共産党はやり放題です。三権分立も民主的選挙も無縁ですし、軍隊も共産党の直営です。来年の秋以降はさらに権力が習近平さん一人に集約されますし、もう一つのならずもの国家であるロシアとともに牙を剥いてくるでしょう。

 話を戻して台湾では、徴税も国や自治体できちんと行われていて、教育水準も高く、文民統制のもとの軍隊が機能しています。合わせてIT分野でも抜きん出ていて、特に半導体などは台湾からの供給が止まったら、世界は何もできなくなると指摘されています。つまり、これが独立した国家でないなら、世界中でほとんどの国々もそうなってしまいます。確かに日本は地政学的に難しいロケーションにあるのですが、中国共産党の顔色ばかり気にするのはいかがなものかと思います。

【追記】昨日、台湾では米国産豚肉に禁輸を求めること、4つ目の原子力発電所の建設再開など4本の住民投票が実施され、そのいずれもが否決となりました。もともと、これらは野党・国民党の要求で行われたものですので、否決されたということは総統の蔡英文さんが信任されたことになります。もちろん、台湾国内のことでありますが、これによって、福島第1原発の事故による日本製品の禁輸が解かれることを期待します。

なぜか日本の左派や自称リベラルは沈黙中

 左下の人物は中国共産党中央政治局常務委員だった張高麗さんで、流れとしては江沢民派ですが、現在の総書記である習近平さんとの関係も良好で、常務委員を円満退職したあとは、規律検査委員会や監察部からお縄になることもなく、悠々自適の生活を送っています。

 それで、右側のテニス選手の彭帥(ほう・すい)さんが、SNSで性的関係を張高麗さんから強要されたこと告白し、それ以降、実質的に行方不明になっています。中共もアリバイ的なビデオなどを公開していますが、お金儲け大好きなIOC会長以外は世界中で誰もそれを信じる人はいませんし、中共もやらせだと承知で宣伝しているのでしょう。

 この恐怖の出来事の顛末はどうなるのか分かりませんが、中国共産党や習近平さん、本人の張高麗さんが謝罪する可能性は残念ながらまったくないと思います。中共にとってはたった7人しかいない最高権力者である常務委員の名誉と、たった一人の女性選手の人権などはもともと比較にもなりません。共産主義とはそういうものです。

 彼女の安否がとても心配ですが、この問題は新疆ウイグル自治区での激しい民族弾圧とともに、欧米諸国の北京冬季オリンピック大会へのボイコットに発展しています。もちろん、それらはすごく大切ですが、その根底には民主主義国家と共産独裁国家の譲ることができない対決があることも事実でしょう。当の中国共産党自体も困り始めているようです。

 さて、我が国で日ごろから、人権、差別、ジェンダーなどに積極的に取り組んでいる国会議員や市民団体(と称されている)の面々の上述の深刻な問題への対処はどうなっているのでしょうか。結論から言えば、なぜか沈黙を貫いています。もちろん、今回だけではなく、中国、北朝鮮、韓国のそれにはほとんど反応しません。

 私はその理由がよく分からないのですが、これらの三カ国にはシンパシーを抱いているような気がします。というか、ときどきですが同志的結合すら想像してしまいます。きょうの写真の背景にはすっかり下火になってしまったスローガンを掲げたポスターを持つ立憲民主党や社民党などの国会議員が映っています。

 しかし、この方々が性行為を強制された彭帥さんを支援しているとは聞いたことがありませんし、新疆ウイグル自治区や拉致被害者のことも同様です。これが彼ら彼女らの限界なのでしょう。世界でも前述の三カ国のみが「反日国家」であることも合点がいくことです。上品な表現ではありませんが、「お里が知れる」とはこのことでしょう。

 また一つ、左派や自称リベラルが叫ぶ「多様性」とは自分たちが認めた「多様性」だけで、それ以外は断固として排除するという事例が明らかになりました。「よく分からない人たち」と述べましたが、ある意味、「とても分かりやすい人たち」のようです。まあ、そのお陰で自民党は枕を高くして眠れているのですから、その存在に感謝しなければなりませんね。

マスクが日本と台湾を救っている(第7弾)

 台湾(中華民国)のCOVID-19ワクチン2回接種率は概ね3割ですが、全国(人口は約2千3百万人)の感染者はわずかに数人です。それでも、「外に出ればマスク」が法律で義務付けられていて、違反したときには罰金(最高で約6万円)が課せられています。

 一方、我が国ですが、ご承知のとおり、7割を超えましたし、今年中には8割の大台に乗る可能性もあります。今後の予測は難しいのですが、医師たちと話していると、過去のような大きな波はないようにも思えます。もちろん、調子に乗るとイスラエルや英国のようになってしまうでしょう。

 それで、日本と台湾の共通点はやはりマスクの着用です。台湾も夜市などではかなりにぎわってきていますが、不織布マスクをほぼ全員が着けていますし、日本もこれだけ感染者が減少しても、法律により処罰されなくても、ほとんどの人たちが街中でマスクを同じく着けています。

 そして、そんなこともあるので、台湾から第7弾のマスクを送ってもらいました。今回はけっこうなパワー発注だったので、箱もご覧のように大きいものになっています。新しい色としては手前のオレンジと赤ですが、目に刺さるのような鮮やかなものです。それと、いちばんの人気はピンクです。納得。

今回はシンプルに(台湾マスク第6弾)

 気がつけば、台湾から送ってもらっているマスクも6回目になりました。もちろん、不織布マスクで、医療用仕様ですし、衛生福利部長(福祉厚生大臣)の陳時中さんのお墨付きもちゃんとあります。

 それで、今まではキャラクターものが多かったのですが、ちょっと飽きてきましたし、けっこう割高になりますので、今回は単色のものを注文しました。いずれも、日本では販売されていません。

 そして、その単色はパープル系とビビット系があり、前者は1箱30枚入りのものが4種類、後者は1箱に5色のものが5枚ずつ入っています。つまり、合計で145枚となります。お値段は今までの三分の一くらいになりました。

 やはり、キャラクターの著作権料がかなりの割合を占めていたようです。マスクとのお付き合いもまだまだ続きそうですし、どうせ着けるんだったら不織布マスクに限りますね。なお、1枚あたりの単価は40円ほどになります。

いいね!~(台湾代表処)の表記

 きょう、10月10日は中華民国・台湾の110回目の建国記念日です。一般的には「雙十節」(国慶日とも)と称していて、文字どおり、「タブルテン」とも言います。台湾では中華民国の「民国」がそのまま元号となっていて、ことしは「民国110年」となります。現地では西暦のほかにこちらも頻繁に使われますので、覚えておくと何かと便利です。

 それで、それを記念して台北駐日経済文化代表処(台湾大使館)の代表(大使)である謝長廷さんから写真のギフトセットをいただきました。毎年、本当にありがとうございます。ことしも式典はホテル会場で行われたのですが、COVID-19の影響から極めて少人数で、会食もなかったようです。来年はにぎやかに開催されるといいですね。

 ところで、今回、「あれっ!」と思ったことがありました。それは、台北駐日経済文化代表処の次に(台湾代表処)とはっきり書かれていたことです。これは私の知る限りでは初めてのことです。ご承知のとおり、中国共産党との関係や世界各国との国交から、中華民国や台湾の名称を国際的に使用することは残念ながら、現在でも難しい状況です。

 ですので、台湾の駐日大使館でも上述のようなちょっと意味不明な名称を使わざるを得ないわけです。このことは、先日の東京五輪の選手入場のとき、NHKのアナウンサーが、「台湾です!」と大きな声で言ってくれたことを、台湾の皆さんがすごく喜んでいたことにも象徴されます。国家の名称は政治や歴史的背景があり、けっこう難儀な場合があります。

 なので、台湾としては今まで慎重に名称については工夫してきましたが、ここに来て、(台湾代表処)をカッコ付きでも使ったことは大きな進歩だと強く感じました。伝えられるところによると、アメリカでも代表部の名前を「台北」から「台湾」に変更することを検討しているそうですし、欧州議会では、「台北駐在EU貿易事務所」から「台湾駐在EU事務所」が実現しそうです。

 台湾が世界一の親日国家であることに異論のある日本人はいないでしょう。その反面、いつものようにあの国やあの国(世界でわずかに二カ国だけ)には悩み続けています。私などはつくづく嫌になることも少なくありません。でも、そんなとき、謝長廷さんが言われる「台日両国は善の循環です」「困ったときの友が真の友です」を思い出します。今後も両国の絆はさらに強まるでしょう。

台湾でもっとも美しい駅

 台湾(中華民国)でのCOVID-19感染者数は連日、一桁台かゼロになっていて、再び封じ込めに成功したと言って良いと思います。ただ、ワクチン接種はまだ十分には進んでいないので、すごく残念なのですが、日本から観光で入国できるのはかなり先のことになるような気がします。きっと、日本国内でも台湾ロスになられている皆さんも多いと思いますが、最低でもあと半年以上の我慢が必要でしょう。

 それなので、私はYouTubeで素敵なサイトをいくつか見つけて楽しんでいます。いちばん気に入っているのは、街中や夜市を歩いて撮影しているだけの動画です。更新も頻繁にやってくれているので、当分の間はこれらを観ることだけでも、現地に行った気分にさせてくれます。ただ、正直なところ、これがいつまでも続くとは思えず、早くバーチャルから現実になるように祈っています。

 さて、タイトルの「台湾でもっとも美しい駅」ですが、台東県の東海岸沿いにある「多良駅」です。現在は「多良観光駅」としてとても人気があるようですが、実際に列車が停まり、乗り降りはできないとのことです。この素敵な駅を見つけたのもYouTubeで、24時間、ライブ動画を流してくれています。しかも、4K画像ですからすごくきれいです。

 また、とても良くできていると感じたのは、カメラがAIによって動くことです。上の写真は駅付近を映していますが、ズーム機能を使ったり、下のそれのように、朝日が昇ってくる時間帯は角度を変えて、その様子を捉えてくれます。それから、最近になって解像度がさらに上がって、夜でも付近の様子が分かるようになりました。その時間は列車は通らず、波の音だけが響いて、就寝にもいいBGMになりそうです。

 それにしても、太平洋の海と空の青さと遠くにある雲の形が、流石に台湾でいちばん美しい駅と呼ばれることに納得ですね。また、ちょっと見づらいのですが(クリックで拡大してください)、駅の写真の中央下あたりに「我多良」のオブジェがあり、訪れた観光客がこれを入れて写真を撮られている様子も観ることができます。なお、2年ほど前までは電化されておらず、その風景のほうが良かったという声も少なくないようです。

再び封じ込めに成功した台湾ですが‥‥

 台湾(中華民国)の国家面積はだいたい日本の九州くらい、人口はおおよそ五分の一くらいと覚えておけばいいと思います。また、台湾海峡の緊張から台湾と中国共産党は全面的に対立しているイメージがありますが、両国の間には今はCOVID-19の影響で激減しているものの、定期航空便もかなりの数が飛んでいましたし、台湾国民の約100万人が大陸で働いています。私が過去、大陸の天津市を訪れたとき、トヨタと台湾の合弁部品工場に行きましたが、何となく不思議な気分になったことを覚えています。

 さて、その台湾ですが、一時はかなりの危機に晒されました。ただ、それでも陽性者は一日あたり最大500人程度でした。つまり、日本全国に人口比で置き換えてみると、2千5百人となります。それでも、過去のSARS(重症急性呼吸器症候群)の恐怖もあったのでしょう、国民の皆さんは実によく政府の方針に従っています。ちなみに、SARSは突然、この世から消えてしまいました。なので、ワクチンも治療薬もありません。

 そして、きょうの写真ですが、最近の基隆廟口夜市の様子です。かなりの人出で混雑してるものの、マスクを着けていない人は皆無です。現在は警戒レベル2級に下りましたが、公共交通機関はもちろん、一歩外に出れば、マスクの着用が法律で義務付けられていますし、ウレタンマスク野郎や娘はまずいません。政府が不織布マスクを強力に推奨しているからです。

 台湾が再び封じ込めに成功した理由はマスクだけではありませんが、このこと一つとっても、中国共産党のように強権的なやり方ではなく、自由と民主主義を基調としての対策が上手くいったという意義はとても大きいと思います。なお、不織布マスクが息苦しいのは日本も台湾も同じですが、台湾がより気温が高いことは言うまでもありませんし、「お客さ~ん、夜中までお酒飲めますよ!」などという光景はあり得ません。コンビニ前飲み会など想像もできません。

 あとは楽しみにしている台湾訪問ですが、これがけっこう厳しそうです。もともと、5月からの感染増加は華航パイロットが隔離期間を短縮したために拡大してしまいましたし、衛生福利部長(大臣)の陳時中さんも「水際対策を徹底する」と言われていますので、特に観光目的の入国はそんなに簡単には認めないでしょう。封じ込めは私も嬉しいのですが、基隆廟口夜市に行けるのはかなり先のことになりそうです。それまでは、YouTubeの動画を観て妄想しています。

力強い「ノババックス」ワクチンの大量契約

 東京都などに発令されている緊急事態宣言もどうやら延長になりそうですが、その一方、ワクチンの接種率は急速に上昇しています。マスクの着用などは引き続いて必要ですが、COVID-19の発症と重症化を防ぐほとんど唯一の有効対策はワクチンですから、大いに期待できるでしょう。ただ、今後のワクチン量を確保するのはそんなに簡単なことではありません。

 それで、厳しい状況の中で、我が国政府はアメリカのバイオテクノロジー企業である「ノババックス」と来年始めから供給を受ける契約を結んだと発表しました。1億5千万回という数字ですから、これに追加提供が期待できる(総理の菅義偉さんが迎賓館でCEOをもてなしていました)ファイザー製や製品化が急がれている国産ワクチンも加われば、一安心ですね。モデルナ製の5千万回分の確保も決まっています。

 ところで、私たち国民が接種しているワクチンは、ファイザーとモデルナがmRNA、アストラゼネカがウイルスベクターという種類ですが、ノババックスは「組換えタンパクワクチン」になります。もちろん、私は専門的なことは分かりませんが、周辺の医師など聞いてみると、安全性には問題ないだろうと言っていました。当然、国の薬事承認が必要になりますが、名称から不安になる方もいるでしょう。

 そこで、この種類のワクチンを接種している国があるのかを調べてみると、ありました。その国は台湾(中華民国)で国内の「高端疫苗生物製剤股份有限公司」という企業が製造しています。英語名は「MEDIGEN VACCINE BIOLOGICS CORP」ですが、台湾といえば、世界でもっとも感染対策に成功している国家と言われていますし、一時の感染も再び封じ込めることができています。

 それから、きょうの写真ですが、真ん中の女性が台湾大統領(中華民国総統)の蔡英文さんで、看護師と思われる女性が接種しているのはこの高瑞製ワクチンです。台湾では蔡さんが所属する民進党(民主進歩党)と国民党(中国国民党)の対立が激しく(余談ですが、それに比べれば自民党と立憲民主党のそれはおままごとのようです)、紆余曲折ありましたが、総統自ら接種を受けました。

 いつも日本に最大限の理解を示してくれている蔡英文さんの行動は、来年から同じ種類のワクチンの接種が予定されている我が国にとってもすごく参考になると思います。なお、彼女はこの会場で、「感染症の予防からワクチンの接種に至るまで、医療従事者たちがいつもその最前線に立ち、国民の健康と安全を守っている」と言われたそうです。これは台湾も日本も同じですね。

 あと、中国共産党はシノバック社とシノファーム社の製品を使っています。種類は「不活化」となり、東南アジアなどにも積極的に輸出していますが、それなりに効くものの、それらの国々では2回の接種のあと、不安になっている様子で、追加でファイザーなどの使用を考えているようです。まだまだ、ワクチン接種には隘路はありますが、少なくても私たちは諸外国と比較すれば、恵まれていると思います。

 なお、写真右下はノババックスワクチン瓶、同左は高端ワクチン専用注射器が入った箱で、このワクチンは2~8度で冷蔵保存でき、日本では武田薬品工業が国内の工場で生産するようです。台湾と蔡英文さんには失礼な言い方になって申し訳ありませんが、ノババックスと同じ種類のワクチンを我が国からの視点で見れば、いわば臨床試験をやっていただいているわけで、その点でも感謝です。

セブンのスイーツ&台湾への郷愁

 コンビニのスイーツが大人気ですが、私はセブン-イレブンのそれがいちばん好きです。今回は「ピエール・エルメ シグネチャー エクレア カフェ」という長い名前の高級エクレアみたいなものと、台湾の代表的スイーツの一つの(5種具材の)「トファ」を買いました。お値段は前者は298円、後者は250円(どちらも税抜)でしたが、その価値はあると思いました。

 それで、トファを食べていたら、すごく台湾が懐かしくなり、パソコンに蓄積されている現地の写真を「台北市」で検索して眺めていました。そうしたら、本場のトファ(豆花)のお店に行ったときのものが出てきました。ホテル(國賓大飯店)から歩いて行きましたが。寧夏夜市の近くだったと記憶しています。雙連駅周辺はもう、自分の庭のようです。

 ただ、接種証明書もいただき、いつでも台湾に行ける態勢が整っていますが、感染者数や死者は激減しているものの、海外からの観光客を受け入れるのは、まだまだ時間が必要のようです。そういえば、総統(大統領)の蔡英文さんが国産ワクチンを接種したと伝えられています。台湾はワクチン製造が出遅れていましたが、結果、我が国より早くその接種が始まりました。

予防接種証明書が届きました

 杉並保健所に申請していた「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」が届きました。すごく大変で重要な仕事をされている保健所の皆さんに深くお礼を申し上げます。私の申請目的は台湾(中華民国)への渡航準備で、今回の証明書は文字どおり、そのための書類ですが、相手国の事情と判断が最優先されますので、いつになったら役に立つのかは、各国の基準が様々なので、かなり注意が必要です。

 そして、その証明書ですが、ご覧のような形式でコピー防止機能があり、「すぎなみ」の文字や「なみすけ」の透かしがあります。また、厚労省の見本では発行自治体の長の記載はありませんが、いただいたものには「東京都杉並区長」と記されています。あとは有効期限ですが、これについては記載がなく、これだけでも、COVID-19対応の難しさがあると言ってもいいでしょう。

 それから、今後の国内での予防接種証明書の活用については、別の機会に詳しくお伝えしたいと思いますが、すごく重要なツールになることは間違いありません。ただ、その運用には様々な意見が噴出することも予想されます。個人的には秋の衆議院選挙の争点にして、国民、有権者の皆さんの選択材料になるくらいだろうと考えています。ここに来て、提起され始めた強制力を伴う規制と同様、各政党の政策を明らかにすべき時期ですね。

ドラえもん&ポケモン(台湾マスク第5弾)

 気がつけば、台湾から送ってもらっているマスクも今回で5回目になりました。いつもお伝えしているように、そのすべてが医療用サージカルマスクで、保健福祉長官の陳時中さんのお墨付きもあります。

 それで、その5はドラえもんを3種類、ポケモンを4種類、購入しました。ドラえもんは版権のこともあり、海外では買えなかったのですが、最近、それが解除されたました。

 また、ポケモンは新発売で、何と!12種類もあるのですが、全部を買うのもどうかと思い、自分の好きなキャラクターを4つ選びました。もちろん、ドラえもんもポケモンも本物を証明するシールが貼られています。

どっちも勝って!~日台友好マスク

 先日の男子60kg級柔道の決勝戦はとても感動しました。試合が行われているとき、晩酌中でしたが、その勢いもあり、思わず「両方とも勝って!」と叫んでしまいました。それを聞いた妻も飲んでいたのですが、「そんなことできるわけないじゃない。台湾頑張れじゃないの」と痛いところを突いてきましたが、さすがに日本人ですから、同胞を応援しました。

 実際、優勝した高藤直寿さんも強かったですが、相手の台湾選手・楊勇緯さんもそれに負けていませんでしたし、正直なところ、最終判定は分かりづらかったです。でも、試合が終わり、高藤さんが楊さんの手を持って上げると、彼もそれに素直に応じていました。表彰台のところではよく見る光景ですが、畳の上では珍しいと思いました。

 それで、話題が変わるような、そうでないようなことですが、我が国から台湾へCOVID-19ワクチンを贈ったとき、そのお礼のマスクを政府の幹部の皆さんが着けられていました。数種類を見かけましたが、白金台の台湾代表処にも在庫があるようなので、貰いに行こうと思いました。しかし、よく考えていみると、日本人が着けるのはおかしいことに気づきました。

 なので、日台友好を象徴するようなマスクがないかと探していたら、ありました!いつも利用している台湾のサイトが新しく販売を始めていたのです。それが写真のもので、箱には5枚が入っていて、合わせてアメリカと台湾の友好マスクも5枚ありました。こちらはどこで使おうかと悩んでいます。あとは、ドラえもんとポケモンのマスクも購入しましたが、それは次の機会に紹介します。

「予防接種証明書」の申請が始まります

 きょうから全国の自治体(区市町村)で、新型コロナウイルスワクチン接種証明書(いわゆる「ワクチンパスポート」)の申請ができるようになります。当面は郵送に限り、手数料はこれまた当面は無料とのことです。

 まずはお住まいの区役所、市役所などのサイトから交付申請書をダウンロードして必要事項を記入し、パスポート、マイナンバーカードなどの本人確認書類、2回の接種済証シールが貼られたクーポン券のいずれもコピーを用意してください。

 そして、ご自分のお名前と住所を書いた封筒に84円切手を貼った返信用のそれも入れて、指定された場所(杉並区の場合は杉並保健所)に郵送します。そうすると、偽造防止されたワクチンパスポートが送られてきます。

 なお、申請できるのは海外渡航の予定がある方となっていますが、これについては当然、相手国の受け入れ態勢によるものの、特にそれを証明するはできませんので、各人の判断ということになると思います。

 もちろん、商用だけでなく、観光もその対象となりますし、その国の感染状況により、それほどの期間を周知しないで、入国が認められるケースも出てくるでしょう。私は台湾訪問への準備ですが、どんなものが送られてくるのか楽しみですね。

マスクの徹底で感染者が激減した台湾

 写真は一昨日の光景で、後ろに駐機しているのは日航機です。今回はこの飛行機のお腹にアストラゼネカワクチンを97万回分を積んで、桃園国際空港に到着しました。これで日本からのワクチン寄贈は3回目となり、その合計は334万回分になりましたし、台湾全体で受け入れている全量の三分の一です。これで、台湾の人口の15%をカバーできるワクチン量が確保できたことになります。

 そして、我が国への感謝の気持を記したボードを持たれていますが、真ん中の方が衛生福利部長(保健福祉大臣)の陳時中さんです。この時間はいつもなら毎日、記者会見が開かれているのですが、それを副指揮官の陳宗彦さんに任せていました。この方は内政部に所属していますが、各部署から選抜されているメンバーのチームワークは抜群のようです。

 それから、台湾ではCOVID-19感染者がかなり少なくなりました。このところは毎日のそれが30人以下で、概ねこの数字を5倍すると、人口比で我が国と比較することができます。現在は警戒警報3級ですが、雙北(台北市&新北市)以外では、飲食の規制などがちょっと緩和され始めています。また、水際対策の甘さから感染者が急増した台湾ですが、その反省はきっちりと生かされています。

 それではどうして、台湾は再び感染の抑え込みができているのでしょうか。もちろん、一つ二つの取り組みではありませんが、やはり“マスク”を着けることを徹底したことが大きいと思います。公共交通機関などは当然で、外に出るにはマスクの着用が義務付けられていて、違反するととんでもない金額の罰金が課せられます。実際、台湾のテレビなどはその現場を放映しています。

 さて、日本では担当大臣や国税庁がお酒の提供の中止を関係団体に求めて非難されていますが、そもそも、台湾ではすべての飲食店で店内に入ることすら禁止されてきましたので、お酒がどうのこうのなんて関係がありません。人数だけで比べれば、我が国の感染者の数十分の一しかない台湾ではこのような厳しい規制が、中国共産党の強権とはまったく異なる法律に則って行われているのです。

 嘆いていても仕方ありませんが、感染者の多くがマスクを着けないことが原因であることが明らかになっているのに、そのマスク着用について法律での規制や罰則は何もないのが残念ながら我が国です。最近では街中で“普通”にマスクをしない人が目立ってきましたし、公共交通機関の車内でも着用の義務すらないのですから、これで感染者が減るわけがありません。

 でも、そんな制度を作らなかった政治家を選んだのは私たち国民ですからどうにもなりません。弘法大師・お大師様も先日に紹介したとおり、国民の民度に応じた政府しか実現できないと千年以上前に諭されていますし、誰を恨むわけにもいきません。文句ばっかり言っていると、それと同じ分量が自分の頭の上に降って来るような気もします。あとは、ワクチン接種の数が少しでも増えることを期待するしかありません。

 しかし、それが唯一、明るくなる話題ですが、個人的には思っているより早く台湾に行けるようにも感じています。その日に備えて、いわゆる「ワクチンパスポート」もすぐに申請しようと思っています。台湾の同胞の報告によると、「きょうもタクシーの運転者さんに料金を取ってもらえなかった」とありました。私が彼の国を訪問するときはどうなっているのでしょうか。その日を楽しみに退屈な毎日を過ごしていきます。

『選挙で晴らそうコロナの恨み』

 かなり昔のことですが、その当時、我が国は“狂乱物価”というインフレに苦しんでいて、どこの政党が主張したのかは覚えていませんが、タイトルの「選挙で晴らそう物価の恨み」というフレーズが有名になりました。その結果も同じく覚えていませんが、少なくてもそれによって政権交代はありませんでした。ただ、その時代はお給料も上がっていましたので、何となく懐かしく思い出します。

 それで、きょうからまた、東京では緊急事態宣言が発令されます。もう、まん延防止等重点措置と区別がつかなくなりましたが、私や妻の日常的な生活が変化することはありませんので、「ああ、まただね」という感じです。しかし、世の中はそんなに甘いものではなく、「もう我慢の限界だ!」「政府はいったい何をやっているんだ!」との声があちこちから聞こえてきます。

 これはもっともなことで、毎日の経済的な生活が脅かされている皆さんも多いですし、「なんで、酒が飲めないんだ!」と叫んでいる人たちの気持ちも理解できます。そこに五輪をやるとか、中止してしまえとか、観客を入れるとか、無観客とか混乱していましたので、怒りが爆発寸前であることも、SNSの世界をウォッチしているだけでも分かります。世論が二分されているようでもあり、嫌な気分ですね。

 ただ、五輪がどのように閉会式まで進んでいくのか、ワクチン接種も同じく進捗状況がどうなるのか、関心があるところですが、必ず秋までには衆議院議員選挙が行われます。申し上げるまでもなく、参議院選挙や都議会選挙と違い、文字どおり、どこの政党の党首が内閣総理大臣なるのかを問う“政権選択”の選挙ですから、私たち国民、有権者にとっては絶好の機会になります。

 自民党と公明党の連立政権が継続するのか、立憲民主党と共産党の連合政府が樹立されるのか、国家にとっても、国民にとっても極めて大切な選挙戦となりますし、立憲民主党と共産党の協力体制もけっこう進化していて、仮に立憲共産党的政権ができたら、大臣を共産党から出すことはなくても、衆議院の常任委員会の委員長ポストは差し出すでしょう。ちょっと前の民主党政権よりとっても左に寄った政府の誕生です。

 そうすれば、立憲民主党の枝野幸男さんも、「総選挙を省略して、政権を俺たちによこせ!」などと意味不明なことを言わずとも、堂々と枝野総理、福山官房長官が実現できますし、「ようやく時代が私(枝野)に追いついてきた」というチンプンカンプンな妄想が現実になるでしょう。ちょっとしたお化け屋敷より冷や汗が出てきそうが、そろそろ、立憲民主党はいわゆる“影の内閣”のメンバーを発表すべきとも思います。

 なお、都議選での立憲民主党の獲得議席が少なかったのか、多かったのかは見方が分かれると思いますが、共産党との共闘が成功したのは事実だったようです。一方、国民民主党は4人の公認候補を擁立しましたが、残念ながら、その4人の獲得票がいずれの選挙区でも最下位当選者のそれの三分の一でした。これにより、特に東京では両党の協力がさらに強化されることは避けられません。

 実際、連合東京と立民都連の事情に通じている関係者は、「連合は何かというと、共産党との連立はあり得ない。とりわけ、民間労組がそれを嫌っていると言うが、今回の都議選で民間労組はどんな応援をしたのか。4名の票数は世間では泡沫候補と呼ばれても仕方ない。それに比べて、共産党はビラ配り、ポスター貼り、電話作戦、集会動員と、確かに高齢者は多いが、真剣になって支援してくれた」と言っていました。

 私のように過去の選挙で、民間労組にそれこそ物心両面のご支援をいただいた者にとっては信じ難いのですが、もしも、そんな状況になっているとしたら、悲しいことですし、数カ月後の衆議院選挙や来年の参議院選挙にも影響があるのではと心配です。そのあたりも考えて、貴重な一票を投じなければいけないと思っていますし、あまり雰囲気に流されないことも大切だと感じています。小選挙区制は雪崩が起きる可能性も少なくありません。

 そして、上述のような状態が本当ならば、それは日本共産党の統一戦線路線にまんまとはまってしまったと思うのですが、立憲民主党や公認候補者にとっては、「背に腹はかえられない」というよりも、共産党に対する警戒感も忌避意識もほとんど消滅しているのでしょうか。日米安保廃棄、自衛隊解体、立憲君主制廃止を究極的に実現することを党是としていることも、彼ら彼女らは忘れたのでしょうか。

 また、日本は自由で民主的な選挙が保証されていますし、過去には短期間ですが、政権交代が行われました。ですから、文句ばっかり言っていることも分かるのですが、ストレスも溜まりますので、ここはスッキリと政権選択選挙に大いに期待して、投票所に行きましょう!また、コロナなどで誰を恨むのかも勝手ですが、その原因がどこにあるのか、あったのかもしっかり意識しましょう。

 それから、きょうの写真の方ですが、中国外交部(外務省)報道官の趙立堅さんという人ですが、「この人、見たことある」という方々も多いでしょう。この目つき、世界一横柄な態度など、中国共産党の実態を象徴しているようです。彼も当然、中国共産党の党員ですが、自分の考えを言っているわけではなく、すべてが共産党の操り人形です。彼の国では官僚は全員がなんちゃってで、共産党があらゆることを決めています。

台湾という国のある幸せ(その2)

 先月の22日に同じタイトルで記事を書きました。その内容は日本政府が台湾(中華民国)へCOVID-19ワクチンを124万回分、寄贈して現地ではとても喜ばれているというものでした。このワクチンはアメリカから贈られたものと一緒に台湾各地で接種が行われています。その様子は連日、テレビやネットでも取り上げられていて、関心の高さが分かります。

 そして本日、我が国からのワクチンを乗せた日航機が再び、桃園国際空港に到着します。今回は113万回分で、合計すると237万回分となります。予定では7月中ということでしたが、前回同様、早い時期に贈ることができて、本当に良かったです。台湾でもアストラゼネカとファイザーのワクチンを独自に輸入していますが、まだまだ数が足りていません。

 それから、きょうの画像ですが、どれも一昨日のものです。真ん中の方は日本でもすっかりお馴染みになった、衛生福利部長(保健福祉大臣)の陳時中さんですが、毎日午後2時(日本時間同3時)から定例の記者会見を開いています。私も時間がある限り、ライブ配信を見ていますが、その真摯な姿勢には胸を打たれます。もちろん、大臣ですから立法院(国会)での厳しい質問にも対応しています。

 それで、その陳時中さんはユニークなマスクを着けています。日台両国の国旗、「ありがとう」の文字、富士山、鳥居(水色は厳島神社の海かな?)がデザインされています。この日の午前中に茂木外務大臣の会見で寄贈が発表されましたので、左下のパネルもそうですが、大急ぎで作成されたのでしょう。右上の総統(大統領)の蔡英文さん、同下の副総統(副大統領)の頼清徳さんもその日のうちにフェイスブックなどに投稿されています。

 私は東日本大震災支援のご恩返しという意味合いもあって、台湾にワクチンを贈っていると思いますが、それだけではなく、二つの国は強い絆で結ばれていることをとてもありがたく、嬉しく感じています。つまり、自分自身で「台湾という国のある幸せ」を実感していますし、初めて台湾を訪問してから40年近くになりますが、その感性はますます強まっている気がします。

 結びに蔡英文さんの談話を載せておきます。「タイムリーに113万回分のワクチンを提供してくれた日本政府に再び感謝致します。前回の124万回分に続き、度重なるワクチンの提供は台日の絆の証です。この『友情のワクチン』のお蔭で、より多くの台湾人がコロナ感染から守られることになります。ありがとうございます!」。予断を許さない東アジア情勢ですが、ともに手を取り合って進んで行きましょう。感謝台湾!謝謝台湾!加油台湾!