第二次日英同盟が締結される!?

北海道大学名誉教授の山口二郎さんといえば、学者というより市民活動家の表現がピッタリという方でしょう。実際、「市民連合」のリーダーとしても知られていますし、その集会では、“安倍に言いたい。お前は人間じゃない!たたき斬ってやる!”と叫んでいました。憎くてしょうがないのは分かりますが、自分の国の総理大臣をここまで言う人は極めて珍しいと思います。

さて、その山口さんがテレビで驚愕することを発言したとのことです。曰く「保守だからできる外交ってありますよね。中国とも話をつけてアジアの安定を作るとか、北朝鮮の問題を目処付けるとか、これはやっぱり、リベラルじゃ手に負えないことです。正直言って。保守だからできる、期待しています」と言い切ったようです。

私も後日、ネットで検索してみましたが、確かにその映像が残っていて、彼が持っているフリップにも、「現実的外交」と書いてありました。まさか、転向したわけではないでしょうが、市民連合の親分でも安倍外交に期待していますとなったのですから、これはもう、凄いことです。

そして、今度は復活というか、第二次というか、日英同盟の締結みたいなことが実現しました。日本の外務大臣&防衛大臣とイギリスの同じ二人の共同声明で、いわゆる“2+2”と呼ばれている会談でした(写真)。

まず、本来はイギリスにとって北朝鮮の核・ミサイル問題はあまり関心ないのですが、これを放棄させるために最大限の圧力をかけると決めました。この国は国連安保理の拒否権を持った常任理事国ですし、北朝鮮と正式な国交がありますから、今後の成果はかなり期待できるでしょう。関係する情報も流してくれるかもしれません。

次に東シナ海と南シナ海における状況を懸念すると確認しています。つまり、中国に対して警戒感を共有するということでしょう。メイさん前のキャメロンさんが首相のときは、嫌がるエリザベス女王まで引っ張り出して、習近平さんにいい顔をしていたわけですから、この立ち位置の変わり方もダイナミックすぎます。今ではメイさんは何と!「日本は同志のような国。アジアで最大のパートナー」とまで言っています。

さらに、わが国は米軍以外とは陸上自衛隊の共同訓練をしたことはありませんが、来年にイギリスとそれを実施するというのですから、これも驚きです。しかも、定例的にやることも目指すそうですし、海でのそれもやるとのことです。しかも、英空母も来る予定ですし、昨年10月にはすでに空でも戦闘機のそれを実施済みです。おまけに、三沢基地から帰る途中にはどうも、南シナ海上空を飛行したようです。

それから、空対空ミサイルの共同開発を早急に乗り出すとも明記しました。これもアメリカ以外では初めてと思いますが、いつでもアメリカとばかりタッグを組む必要はありませんし、いつも、彼の国から防衛装備を購入する義務もありません。広くヨーロッパの諸国(なぜかドイツを除く)と連携することは、バランス面からも歓迎すべきことでしょう。

考えてみれば、日本と英国は同じ海洋国家であり、立憲君主制国家でもあります。1902年の日英同盟は有色人種と白色人種との間で締結された世界で初めての軍事同盟でした。わが国はそれもあって、日露戦争に勝利したとも語られています。同時に最近特に友好国として注目されているインドやオーストラリアなどをイギリスが束ねているコモンウェルスの存在も大きいと思います。日本外交も大したものですね。

いつもお伝えしているとおり、野党の皆さんには頑張ってもらいたいと願っていますが、国政・国会の究極的役割と言われている外交・安全保障で、上述した現状ですから、やればやるほど支持率が低下する“モリ・カケ”問題に特化していることも、「北朝鮮のミサイルが飛んで来ることを安倍首相は利用している。何かあるんじゃなか」というトンデモ論が出てくることも、変な言い方ですが理解できるようになりました。

「骨董」&「花」&「宝石」市場

先日の台湾訪問の記事を一つ忘れていました。以前にも紹介しましたが、高速道路下の駐車スペースを使用して、土曜日と日曜日、マーケットが開催されています。前回は時間がなく「お花」だけでしたが、結婚式のあと、酔い覚ましを兼ねて、「骨董」と「宝石」市場にも行ってきました。

骨董市場はそれほど広くなく、現地では「芸文特区」のネオンサインがあり、絵画などもありました。私はこの分野には興味がないというか、よく価値が分からないのですが、一部を除いて値札などは付いていませんでした。

そして、花市場は2度目ですが、シーズンが異なっていましたので、カトレアなどの綺麗なお花が会場いっぱいに販売されていました。ただ、ここで買っても日本に持ち帰ることはできません(正確にはできるものもあるようですが、手続きがかなり煩雑です)が、民芸品などもありますので、時間があればそれなりに楽しめると思います。


それから、宝石ですが、数え切れないほどのブースがあり、様々な宝飾品が売られていました。金銀パール、サンゴなどもありましたが、やはり、「翡翠(ヒスイ)」が圧倒的な主役でした。宝石のことも分かりませんが、「玉」の代表と言っても良いヒスイは魅力的です。


しかし、ここでも値段はほとんど示されていないので、買われるときは現地の方、できれば、現地の方でヒスイに詳しい方とご一緒されたほうがいいと思います。ここは公共スペースを使っていますし、管理組合もしっかりしているようなので、変な商売はしていないでしょうが、老婆心ながらお伝えします。

kaddy台北散歩の三日目

 この時期の台北の気候が少し不順なのですが、今回も傘の出番はありませんでした。最終日の移動はまず、中正紀念堂に向いました。いつものホテルから歩いて行くのですが、その途中には国会や政府機関が並んでいます。
 それで、日本の国会にあたる立法院前では大勢の警察官がバリケードを撤去していました。ひまわり学生運動以降、このような光景は珍しいものではなくなりましたが、“撤去”ですから、状況が落ち着いたのでしょう。
 次に中正紀念堂ですが、理屈上は“どうなんだろう”とも思いながら、中国大陸の観光客も多かったです。孫文記念館なら分かるのですが。ただ、蒋介石さんも年々、台湾では人気がなくなり、宿敵の毛沢東さんと「お互いに寂しいね」とあの世で慰め合っているかもしれません。
 それから、桃園国際飛行場行きのMRTに乗り、急行は停車しない林口駅で下車して、三井アウトレットパークに行きました。私は日本のそれを利用したことはありませんが、駅から徒歩数分でとても便利な場所にあります。ただ、平日ということもあり、お客様はかなり少なかったです。週末集中型なのでしょうか。
 そして、市内に戻り、有名な牛肉麺屋さんで、牛肉と牛すじが半分ずつ入ったものをいただきました。店内はもの凄く活気があり、女将さんと思われる方も親切に接してくれました。写真左の食べ物も美味しかったです。
 そうしているうちに帰国時間が迫ってきましたが、ホテル近くのレストランで今回の結婚式の主役であり、私の友人でもある花嫁さんとお会いしました。馴れ初めや新婚生活などをお聞きしましたが、台湾女性と日本男性のゴールインですから、日台友好という意味でも素晴らしいですね。末永くお幸せに!

昨日午後の部のkaddy散歩

  先ほど、松山空港に着きました。いつも台灣の訪問は二泊三日が基本ですが、文字どおり、今回もあっという間の時間でした。最近はホテルのある雙連駅周辺を歩いていると、わが街のようで、吉祥寺界隈よりも落ち着きます。
 それで、今日の行動は東京に帰ってからお伝えしますが、昨日の午後は猫空ロープウェイから市内中心地に戻り、遅い昼食となりました。牛肉麺とそのあと食べた豆腐スイーツはどちらもガイドブックやネットで有名なお店です。お豆腐のほうはトッピングが多くて、それが見えません。
 それから、いったんホテルに帰りましたが、その途中、足裏マッサージをしてもらいました。かなり上手な方で、お礼に「当店ではお客様に三つのお約束をします。①清潔第一 ②明朗会計 ③熟練技師」と書いて渡しました。このとおりにPRするかどうかは分かりませんが、ずいぶんと喜んでいただきました。
 そして、地下鉄で松山駅に向かい、お馴染みの饒河街夜市を楽しみました。私はここが一番好きなナイトマーケットです。もちろん、慈祐宮にもお参りしましたが、今回はお線香を10本持って、5階まで各階で家内安全を祈願させていただきました。
 なお、ここにも、昨日から私の守り神にご就任いただいた「章詞大将軍」さんがいらっしゃいました。同じ日に2回お会いできるとは、ご縁を感じますね。ありがとうございます。それでは、日本東京に帰ります。

「猫空ロープウェイ」は最高でした

 この時期の台北は面白いです。街を歩いていても、地下鉄に乗っていても、Tシャツから少し厚手のコートまで、様々な服装をされています。でも、不思議とどのスタイルも違和感がありません。
 さて、“念願”の猫空ロープウェイを初めて経験しました。地下鉄動物園駅からちょっと歩いて同じ名前の駅から上っていきます。全長約4km、乗車時間は30分弱で、けっこう長い間、楽しむことができます。
 びっくりしたのは途中で二つの乗り降りできない駅のような場所があるのですが、ここで進行方向が大きく曲がったことで。1カ所はほぼ直角になっています。また、何台かに1台は床が透明になっていて、迫力満点です。このタイプはかなり人気があって、行列ができていました。
 ただ、私は途中の指南駅でいったん下車し、再びそこから乗って一番上まで行ったのですが、そのときのキャビンがクリスタルでした。この日の朝、行天宮でお祈りしてきたからでしょうか。あと、修理用のゴンドラが前を動いていました。
 そして、指南宮を参拝しましたが、ここは道教、仏教、儒教の総本山が集合したようなところだそうです。それから、十干十二支(合計60体)それそれの神様がいて、私のそれは「章詞大将軍」でそうです。昨日から守り神はこの方にお願いしすることにしました。
 なお、終点の猫空駅まで行きましたが、すぐに私はUターンして地上に戻りました。ガイドブックには月曜日はメンテナンス休業とアナウンスされているようですが、第一週のそれは営業していました。土日祝日はかなり混雑するそうです。

今朝の2時間の行動

 昨晩は出撃を控えましたので、もちろん、二日酔いとも無縁で、いつものように早朝から“精力的”に動き始めました。まず、身支度を整えて、毎回行っているお店で朝ご飯をいただきました。あまり、ガイドブックには載っていないようですが、私のお気に入りです。
 それから、お馴染みに行天宮に参拝しました。失礼ながら、今までは手を合わせて頭を下げていただけでしたが、今回は係の人に教えてもらい、正式の参拝をさせてもらいました。また、あの三日月型の木片を投げる占いですが、「良い!」と出ました。
 そして、雙連朝市に向かい、途中の総合病院に停車中の救急車の前で一枚。台灣にいてもやはり、救命救急のことは気になります。ちなみに、この病院はキリスト教長老派の教えがバックボーンにあり、極めて評判が良いです。
 それで、有名な朝市は食品が多いのですが、雑貨屋さんもけっこう出店しています。赤い袋の中は孫のジーパン、トレーナー、靴下です。その後はいったんホテルに戻り、まだ行ったことのない「猫空ロープウェイ」に向かうため、今度は地下鉄中山駅に歩き出しました。  なお、建物は今回もお世話になっている國賓大飯店の外観です。

とても感動した結婚式

 日本と台湾(中華民国)との間に正式な国交はありませんが、お互いの国に対する好感度などを見ると、この2つの国の相思相愛の強さがわかります。
 昨日の結婚式はそれを象徴したようなものでした。細かい名称は省きますが、新婦は台湾外務省日本セクションに勤務、新郎は台湾の日本大使館に勤務と表現したら分かりやすいでしょう。
 ですから、結婚式の進行は日本式で進められ、とっても感動的なものとなりました。お料理はさすがに國賓大飯店ですべてが美味しく、お二人もとても楽しく、明るく、お客様に対応されていました。職場でも人気者なのでしょう。
 今回は二泊三日の台北訪問ですが、実質的にはこの結婚式に参列するのが目的ですから、今日と明日の二日間は、従来のように計画尽くめではなく、少し気ままに行動しようと思っています。

ホテルのお部屋でまったりと

早朝の中華航空便は慣れているというものの、午前3時起きで、お昼から午後3時前までお酒をいただくと、かなり疲れることも事実です。しかも、式が終わったらお部屋で小休止するつもりだったのですが、土日しかやっていないマーケットに行ってしまいました。明日も早いので、今日の夕食は昼間に美味しいお料理もたっぷりいただいたので、写っているもので済ませます。結婚式にことは明日、お伝えします。

台北での結婚式に行ってきます!

おはようございます。今、羽田空港国際線ターミナルにいます。これから今年3度目の台北に向けて出発しますが、中華航空の早朝便にもすっかり慣れました。以前にもお伝えしたように、台湾の友人の結婚式に出席しますが、今回はその会場が宿泊ホテルでもあるので気が楽ですね。それでは、行ってまいります!

台北での結婚式に行ってきます

 台湾でお世話になっている友人で、中華民国外交部(外務省亜東関係協会経済部)で勤務していた(寿退社)、張嘉舫さんが結婚されることになり、私にも招待状を送っていただきました。お相手の男性は日本の方で、台湾での結婚式のあと、来年には岡山で同様に式を挙げられるとのことです。
 そして、式場はいつも私が宿泊している國賓大飯店なので、美味しく料理とお酒をいただいき、酔ったら部屋に戻って小休止もできます。これは偶然なのですが、亜東関係協会が公式レセプションや晩餐会でこのホテルを使うことが多いので、ここを選択されたのかもしれません。
 また、これまで彼女は通訳を兼ねて、自分の休みを利用して視察や観光にお付き合いしてくれました。とてもありがたいことです。写真は今年2月に行った観光地・九份で撮りました。末永くお幸せに!

『政治家としてはなかなかの腕だ』

 中国共産党の心臓部「中南海」にかなりの情報網を獲得している読売新聞ですが、最近の記事で以下のように書いています。習近平さんの9月に行われた内部会議での発言だそうです。「(首相の安倍晋三さんの政治)手法は好きになれないが、政治家としてはなかなかの腕だ
 なるほど、“仏頂面”という言葉が世界一似合う指導者が握手をして、初めて笑顔になりましたので、そのとおりなのでしょう。わが国にとっての見方はいろいろありますが、嫌々でも、仕方なくでも、間違いなく良いことです。しかも、揉み手をしたり、領土や防衛などの原則を曲げての“微笑み”ではありませんので、なおさらです。
 その理由ですが、やはり、第19回党大会がすべては思いどおりにはならなかったものの、政敵も数多く追い落としたし、次期後継者の芽も摘んでおいたし、そして、最大の成果は共産党総書記、国家主席、軍事委員会主席の3点セットの3選が見えてきたことにより、一種の“余裕”が出てきたことと思います。そして、私は以前から“終身も夢ではない”と申し上げてきましたが、100%冗談とも言えなくなってきました。
 それから、これは冒頭の発言どおり、今日の国際情勢、とりわけ日本と米国の連携が半端ないほど強化されたことが原因の2番目でしょう。さらに安倍さんは、あまり上手くいっていませんがロシアとの関係も少なくても悪くはないし、ASEAN諸国やインド、オーストラリアともとても良好な関係です。
 次に、TPPを実質的に牽引しているのは日本で、アメリカが離脱して貿易総額は萎んでしまいましたが、もしかしたら、安倍さんはトランプさんのあとを見越しているのかもしれません。と言いながら、私はTPPがわが国にとっていいことなのか、そうでないことなのか、いまだに判断がつかないという情けない思考回路です。
 また、北朝鮮のミサイルと核実験の脅威など、所詮はヨーロッパ各国にとってどうでもいいことですが、安倍さんは「欧州にも届くぞ!」と脅かして、彼の国に対してのECによる制裁措置を発動させることに成功しています、合わせて、今、開催されているASEAN首脳会議でも加盟国の多くは北朝鮮と国交があるのですが、安倍さんの強力な根回しもあって、次々と北に対する態度を硬化させています。
 それで、さすがにここまで来ると、「地球儀の俯瞰外交なんて、安倍さんの個人的旅行だ」とか「(アフリカなどに)大盤振る舞いして開発援助しているが、安倍さんのポケットマネーじゃないんだから」とう声はほとんど聞こえなくなりました。立憲民主党や民進党もその成果を評価せざるを得なくなっていることは本音でしょう。
 そして、ついにはトランプ大統領に“自由で開かれたインド太平洋戦略”をサジェッションするという、今まで誰もやったことのない離れ業まで実行してしまいました。この戦略タイトルには南シナ海や東シナ海という名称がなく、インドという名前が入っていて、何やら意味深のところがミソです。奥ゆかしく、同時にすごく影響力がありそうです。
 一方、野党は政府や与党を追求することが最大の任務ですので、あまり物分りの良いそれは存在価値がないでしょう。ただ、国政の最大の任務が外交と防衛(安全保障)だとすれば、いつまでも「もりかけだー!」とばかり叫んでいるのはいかがなものかと思います。皮肉を好みませんが、私には“自虐ネタ”のようにも感じてきました。
 立憲民主党が誕生したことは有権者の選択肢も分かりやすくなり良かったのですが、それでも、巨大連立与党の六分の一の勢力ですし、希望の党の内部事情は旧・民進党がそのまま二回りくらい小さくなったようです。世界を見回したとき、わが国の野党がガラパゴス化しないことを期待しています。
★★★余談ですが、トランプ大統領は京劇がお好きではないようでした。やっぱり、ゴルフなんでしょうね。紫禁城の貸し切りよりピコ太郎さんで、晩餐会はもの凄く盛り上がったようでした★★★

おめでとう!王滬寧さん

 中国共産党の第19回大会が終了しました。204名の中央委員、172名の同候補も選出され、今日のお昼すぎには、中央政治局員と常務委員が第1回中央委員会総会で選ばれて発表されます。
 それで、7名の常務委員に誰が入るのか注目されていましたし、私も何回が予想をお伝えしてきました。結果は、「重慶市書記の陳敏爾さんはないだろう。最後の一人は中央組織部長の趙楽際さんではないか」との最終予想は的中しましたが、意外なところをミスしてしまいました。
 それは、陳敏爾さん一緒に共青団のエースで広東省書記の胡春華さんが外れてしまったことです。つまり、競馬予想ではありませんが、6勝1敗で、晴れて常務委員に昇格したのは、党中央政策研究室主任の王滬寧さんでした。
 推測ですが、胡春華さんと陳敏爾さんの“1回お休み”は両派(習近平さん&共青団)の妥協の産物だったと思いますし、習近平さんの見事なくらいの後継者潰しでもあったのでしょう。こうなると、独裁色を一段と強めている習近平さんの5年後の3選も現実味を帯びてきました。もしかしたら“終身”もまったくないとは言い切れませんね。
 いずれにしても、報道のとおり、政治局メンバーも習おじさんが好きな人たちが多数派を占めることは間違いないでしょうし、あとは常務委員の業務分担、とりわけ、中央規律検査委員会書記にどなたが就任するのかも焦点になります。
 なお、王滬寧さんは良く存じ上げないのですが、もともと大学教授ですし、習近平さんの政策(特に意味不明の“中国夢”“中華民族の偉大なる復興”)も彼が考えたようです。昇進お祝いで党大会会場にご本人の写真を貼っておきました。いかにも、学者肌の方のように感じます。
 最後に無事に引退される王岐山さん、本当にお疲れ様でした。これで暗殺の心配がほぼなくなり、静かな余生をお過ごしください。中国共産党に入党するのは一人残らず出世と私腹を肥やすためですから、それを摘発するのはさぞかしご苦労が多かったと推察いたします。

これで決定!?中共常務委員7名

 今月10日の衆議院選挙公示日、同22日投開票日に向けて、わが国では選挙一色になります。活動の第一線から引いた私が申し上げるのは僭越ですが、候補者の皆さんにおかれては、ご自分の政治信条や主義主張に基いて、この国と国民の平安が他国から侵されることのないように頑張ってっください。
 さて、それはそれとして、ご存知のように18日から中国共産党の19回大会が開催されます。いろいろと注目するところは少なくありませんが、やはり、最高指導機関である中央政治局常務委員会の顔ぶれに一番の興味があります。
 私も生意気なのですが、中南海などに何のコネもないくせに、その予想を何回かお伝えしてきました。様々な評論家、識者、サイトなどの情報をガラガラポンして、若干の第六感をまぶしてセレクションしてきました。
 それで、開会も迫っていますので最終予測です。前提は、定員は7名、定年は68歳で、残るの残らないとやきもきさせてくれた、泣く子も黙る中央規律検査委員会書記の王岐山さんはめでたく卒業ということです。長い間、お疲れ様でした。
 そうして、だいたいどのマスコミや中国通も名前を挙げているように、習近平さん、リカちゃん(李克強さん)、汪洋さん、胡春華さん、韓正さん、栗戦書さんの6名は決まりで、あと一人は何名かがエントリーしているようですが、私はズバリ!党組織部長趙楽際さんではないかと思います。
 また最近、売り出し中で、習近平さんの一番の子飼いである重慶市書記の陳敏爾さんが優勢との声も少なくありませんが、将来のことを考えれば、2代続いて落馬した縁起の良くない重慶を立て直してからでも遅くないでしょう。私はあまり好きではありませんが。
 以上ですが、当たったら少しだけ褒めてくださいね。外れたら、そのときはそのときということでご勘弁ください。なお、写真は趙楽際さんですが、ご出世を前祝いて格調高く合成したものです。あとは、習近平総書記以下の業務分掌ですが、読売新聞の予想どおりとなれば、この新聞社は中共の奥深くにかなりのネタ元を持っていることが確定します。

中共大会を100倍楽しむ予備知識

 11月に開催と思っていた中国共産党第19回大会ですが、比較的順調に準備が進んでいるようで、10月18日からと正式に発表されました。ただ、最終的な人事態勢はまだ流動的なところもあるようです。
 そして、今日の写真ですが、中央は“プーさん”こと、中共中央軍事委員会主席の習近平さんで、解放軍90周年軍事パレードを内モンゴル自治区の演習場で実施したときのものです。世界一、軍服の似合わない指導者ですね。ちなみに、中国の検索サイトでプーさんと打ち込んでも、結果は表示されません。
 さて、今日のタイトルは大袈裟で申し訳ありません。“知ったかぶり”はとても良くありません。その厳しい自己批判を前提にポイントというか、この党の基本を何点かお示しします。
●このお国の憲法にはすべてを共産党が指導すると書いてあります。総理(首相)もいますし、政府(国務院)もありますが、その重要決定はそれぞれの部(省)の中にある党組(グループ)が決めています。例えば、いつもテレビに登場する外務大臣の王毅さんには何の力もありません。余談ですが、本当はこの人は日本が大好きです。
●法治国家だそうですが、政府(地方自治体も含む)、国会、裁判所、検察、軍隊&警察なども全部が党の支配下にあり、犯罪人を逮捕するか、起訴するかどうか、量刑をどのくらいにするかなどは党が決めています。これらの組織の中にもまんべんなく党組があります。
●日本では“国会に相当”と報道される全国人民代表大会ですが、相当どころか、党が決めたものを追認するだけで、毎年3月の大会は地方から集まる代議員の首都観光旅行になっています。また、それ自体の存在意義がまったくない、政治協商会議はあってもなくても良い機関で、まるで盲腸みたいです。
●人民に銃口を向け、戦車で踏み潰す不思議な軍隊の人民解放軍ですが、共産党直属の私兵です。人民から党とその指導者を守るためにあります。国家としての中央軍事委員会もありますが、何の権限もなく、国防部も同様ですし、お馴染みの武装警察も党の指揮下にあります。
●共産党員は9千万人くらいいるそうですが、一般党員から総書記まで汚職など、先進国では間違いなく罪に問われることをしていない党員は一人もいません。私腹を肥やすことが大切です。ですから、中央規律検査委員会(地方や軍内部も同じ)が狙いを定めて摘発しようと思えば、もれなくその対象とすることが可能です。
●13億だか14億だかの国民の皆さんは、当の党員も含めて中国共産党を誰も信用していません。でも、人権とか、宗教の自由とか特に言わず、賄賂の準備さえしておけば、都市部ではそれなりの生活を営むことが可能です。
 だいたい以上ですが、それを踏まえて、新聞記事などをご覧いただければ幸いです。なお、前海軍司令官、前統合参謀部参謀長などが身柄拘束されたようです。軍隊内の江沢民派に続いて胡錦濤派の粛清も始まったのでしょうか。中国では主要な軍人さんは例外なく共産党員ですが、それはそれで大変です。最後に余談ですが、読売新聞の中南海からの情報網は凄いの一言です。

外国人特派員協会でのランチ

 日本外国人特派員協会はJR有楽町駅近くのビル20階にあります。私には特に縁のない世界ですが、“時の人”が記者会見する場所としてよく知られていますし、いつもテレビにも登場します。エントランスには写真のように各界の著名人が並んでいます。
 それで、昨日のランチ(日ごろは“お昼ご飯”ですが、ちょっと洒落てみました)は、お馴染みの李愛珠さんと一緒にここでいただきました。台湾の公立中高一貫学校と都立のそれとの交流についての打ち合わせだったのですが、注文して出てきたものがすごかったです。
 いわゆる「クラブサンドイッチ」なのですが、ボリュームが半端ではありませんでした。これで一人分ですが、全部食べるのはけっこう難儀でした。もちろん、野菜も多くジューシーで美味しかったです。
 そして、この場所で1300円くらいだったと思いますし、ランチメニューも三種類あって、豪華な牛肉ステーキがメインのランチも千円以下でした。もっとも、ここは会員専用でその会費もかなりお高いようです。私は彼女のゲストとして入れてもらいました。

読売新聞の大スクープ!

 中国共産党の超秘密協議である“北戴河会議”が終わったようなので、そろそろ、中央政治局常務委員会の新しいメンバー予想をしようと思ったら、昨日の朝刊一面で、読売新聞が大スクープをやってくれました。
 ただ、そう言ってみたものの、中国の政治体制、とりわけ共産党の役員人事に関心のある方以外はどうでも良いことでしょう。でも、このメンバーで向こう5年間、外交や軍事、経済政策などが決まっていくので、押さえていても損はないと思います。
 それで、どこがスクープかということですが、一番の注目点であった王岐山さんが常務委員会から外れて引退すること、それに関連して68歳定年が維持されること、定員が7名で変わらないこと、7名が担当する業務が明らかにされていることなどです。
 7名の派閥は習近平さんチームが4名、共青団チームが3名ですから、順当な割り振りと感じましたし、孫政才が失脚して、その後釜に元気よく入った重慶市書記の陳敏爾さんの2階級特進が目立ちますが、これは特にびっくりすることでもないでしょう。彼は習近平さんの腰巾着ですからね。
 それにしても、最近はいるのかいないのか分からず、次期は全人代常務委員長に左遷かと予測していたリカちゃんこと李克強さんが引き続き、国務院総理(首相)に留まるようですから良かったですね。あと5年間、頑張ってください。栗戦書さんが中央規律検査委員会書記に昇格するのも妥当なところです。
 それから、今回の新聞人事で江沢民さんの息の掛かった人はいなくなりました。めでたしめでたしなのですが、地方政府や軍部にはまだ一定の勢力が残っているようですから、そのときは栗戦書さんの出番となり、最後のご奉公です。
あとは本番の党大会で習近平さんがささやかれている「党主席」に就任するかどうかですが、反主流派が3名いますので、実現の可能性がゼロではないと思います。いずれにしても、この記事が当たっていれば、中国共産党の最高幹部人事は極めて常識な結果となり、逆に言えば、習近平さんはかなりの妥協を行ったことになります。11月の党大会が今から楽しみです。
 最後にどうでもいいことですが、私が今年1月に予想したメンバー7名のうち、5名は正解でしたが、王岐山さんを入れたこと、韓正さん(上海市書記)と前述の陳敏爾さんを入れなかったことがハズレとなりました。ちなみに、言い訳ですが、そのときには孫政才は失脚していませんでした。これも何となく胡散臭い落とし穴のように感じます。なお、上述以外の共青団チームのお二人は、汪洋さんと胡春華さんですが、7名の序列はまだ不明とのことです。
(写真:今月上旬に開催された人民解放軍90周年レセプションでの7名の常務委員・次期は習近平さんと李克強さんが残ります)

北朝鮮は中国に統治してもらおう

 いきなり物騒なタイトルで申し訳ありません。北朝鮮の若大将・金正恩の冒険主義がより現実的な戦略となり、「いつでも、どこからでも打てるぞ!」もあながち強がりとも言えなくなってきました。数年先ではないと打てないと予測されていたミサイルが今、同じく10年先は数年のうちにと、目の前にある脅威になってしまいました。
 そして、その都度、日本政府は「許せない暴挙だ。厳重に抗議する」と繰り返しています。もちろん、これはこれで何十回でもやり続けなければなりませんが、北朝鮮にとっては痛くも痒くもないでしょう。
 一方、国連安全保障理事会での制裁や同じく日米独自のそれですが、効果に限度もありますし、だいたい、中国が本気にならないのであまり有効策ではないようです。その中国は数カ月後に5年ぶりの共産党大会を控えていて、それ以前に大きく動くことは考えられません。特に習近平さんにとっては3選を目指したとても大切な党大会ですし、私はそうならないと思っていたのですが、「党主席」の復活も目論んでいるようです。いよいよ、赤い皇帝の誕生です。
 そんなことで、中国共産党からは朝鮮労働党に対して、「余計なことはやるんじゃないぞ。ぼちぼち、ICBMを撃つのは見て見ぬふりするけど。ただし、弾頭に変なものを搭載するなよ」と厳しくご指導がなされているでしょう。
 それから、米国ですが、かなり手詰まり感があるようですが、同時に「軍事攻勢」の具体的な青写真作成に入っているとも伝えられています。その場合の一番の心配は雨あられとソウルに降ってくるロケット砲ですが、これには、もの凄い数のトマホークで叩くそうです。
 それで、日本には虎の子のICBMが飛んで来ることはないと思いますが、もしそうなれば、イージス艦のSM-3や地上配備のPAC-3で撃墜することは不可能です。しかし、短距離や中距離の弾道ミサイルの何発かはわが国に向けているはずですから、すべての策源地攻撃が成功しない限り、SM-3とPAC-3で全弾迎撃しない限り、少なくない被害が発生してしまいます。
 こうして考えると、やはり中国に北朝鮮を占領と言うか、統治してもらうのがよりベターなような気がします。もともと、中国は朝鮮半島の国々とは失礼ながら、属国としてお付き合いしてきたのですから。若大将はロシアに亡命してもらうのがベストでしょう。そう言えば、話は違いますが、参議院議員の小西洋之さんの「共謀罪が成立すると本気で国外亡命を考えなければならなくなると覚悟している」はどうなったのでしょうか。早く実行しないと、政治不信がますます高まってしまうのではと危惧しています。
 いずれにしても、部分的にしろ戦争は避けなければなりません。ソフトランディングが何よりも大切です。ここは4千年の歴史がある中国にひと肌もふた肌も脱いでいただき、北東アジアでの安寧を求めていかなければなりません。そのためには、日本、米国、中国、ロシア、韓国の水面下を含めた交渉が何よりも重要ですね。
 どのみち、中国は南北軍事境界線が中朝国境線まで移動するのがもっとも嫌なはずですし、朝鮮戦争のときでも、血の同盟とか絆とか言っていましたが、そんなことは取ってつけたもので、要は北朝鮮を韓国&アメリカとの緩衝地帯にしておかなければならなかったことだけが参戦の理由だったのでしょう。
 以上、100%真夏の夢物語でもないように思っているのですが‥‥。
(写真上:建物の中から天井を見上げているようにも 同下:新聞各社は同じような地図を載せていましたが、産経新聞のそれがもっとも分かりやすかったのでお借りました)

赤い皇帝になりたい習近平さん

 中国共産党第19回大会が数カ月後に開催されます。私も何回か中共(蔑視用語ではありません。“日共”は日本共産党が嫌がっていますが)のことについてお伝えていますが、最近の新聞などの論調を見るとやはり、“泣く子も黙る”とても怖い組織の親分である王岐山さんが中央政治局常務委員として“定年延長”してもらえるかが大きな焦点のようです。
 書記(最高責任者)を務められている中央規(紀)律検査委員会の摘発は本当に恐れられています。何せ、8500万人くらいいる党員全員が上から下まで汚職などで美味しい思いをしていますから。日本だったら検察特捜部と警察捜査2課でまるごと逮捕です。ちなみに、不正蓄財のチャンピオンは習近平さん、その人です。
 つまり、この組織は真面目に仕事をしているわけではなく、これまた、上から下まで権力闘争に利用されています。ついでに言えば、中国では軍隊、警察、検察、裁判所などもすべて共産党の言いなりで、やりたい放題です。ですから、人民の怒り、不満が爆発したときの弾圧組織として人民解放軍が存在しています。天安門事件のときもそうでしたが、人民をためらいもなく殺す摩訶不思議な人民解放軍ですし、国家の軍隊ではなく、中国共産党直轄の私兵集団です。
 さて、お友だちの数が極端に少ない習近平さんの無二の親友である王岐山さんですから、もともと、共産党の規約に“定年”はないのですが、延長が間違いないでしょう。これが実現できれば、習近平さん自身も3回目の総書記も射程に入ってきますし、“どうかな”とも思いますが、党主席の復活の可能性がまったくないとも言えないでしょう。個人的には“核心”で十分であると考えますが。
 ただ、お二人の不仲も話題になっています。確かにアメリカに亡命した投資家が王岐山さんの不正を次々と暴露していますし、習近平さんが中規委とは別の組織(公安部や国家安全部)を使って王岐山さんを調べているという情報もあるようです。彼でさえ、「叩けば埃が出る」に決まっています。いずれにしても、大会まで王岐山さんの振る舞いと立ち位置から目が離せません。
 それで、習近平さん、王岐山さん、そして、近ごろは存在感が限りなくゼロのリカちゃん李克強さん)の3人は常務委員に当確として、定数が現状の7人であると仮定すれば、あと4名様になります。その辺りの人事は次回にしたいと思います。
 ちなみに、私は今年1月6日には、汪洋さん(副首相)、胡春華さん(広東省党委書記)、栗戦書さん(党中央弁公庁主任)、孫春蘭さん(党統一戦線部長・女性)と予想しました。一昨日あたりから失脚が伝えられている孫政才さんは入れていませんでしたが、この人、どの派閥だったのでしょうね。これからも何があるか予断を許しませんので、上記メンバーについては若干の修正をさせていただく予定です。ちょっとずるいのですが、北戴河会議後あたりです。ただ、「習近平一強」がさらに強まることは確実です。安倍一強なんて比較にもならず可愛い限りですし、お友だちの可愛がりかたも比べ物になりません。

台湾マンゴは最高!

今年も台北駐日経済文化代表処(中華民国駐日大使館)からマンゴをいただきました。日本産も美味しいですが、やはり、イメージも手伝って台湾産が最高です。ただ、これをいただくとなぜか、台湾・現地で食べなくなりますね。また、行かなくちゃ!

いらっしゃい!中国&韓国の皆さん!

 政府の発表では今年5月13日までに訪日された外国人が1000万人を超えたそうですし、ある大手旅行会社の推計では今年いっぱいで2700万人を達成するらしいです。大いにけっこうなことと思いますし、2020五輪には4000万人まで増やす計画もありますから、文字どおり、官民一体で推進していくのでしょう。ただ、一部の国に対する滞在許可の緩和は注意深く行うべきと考えます。
 さて、その外国ですが、訪日客の多い順から、韓国>中国>台湾がベスト3です。人数は約ですが、227万人>218万人>145万人の順で、その他の国(アメリカ、タイ、香港など)からも堅調に増加しています。また、台湾の人口は韓国の半分以下ですから、“密度”は依然として最高水準で推移しています。さすがに相思相愛の関係で、嬉しい限りです。ただ、台湾にも統治時代のことがあり、極めて少ないですが、日本が嫌いな人がいることを一応、覚えていたほうが良いでしょう。
 また、その数字を見て分かりました。都内や周辺観光地のどこに行っても韓国の特に若いお嬢さんがとても増えていると感じていたのが正解だったと。なお、中国の人と台湾の方は明らかに雰囲気が異なるので、どちらの国家かはすぐに理解できます。
 そして、どの国からでも日本に観光で来ていただくのは嬉しいのですが、アジアだけではなく、世界的にも“反日国家”のナンバー1とナンバー2である国が、それに比例してわが国を訪れていうのは何となく不思議ですね。ちなみに、ナンバー3以下は世界に存在していません。
 もちろん、距離が近い、円高という原因はあると思いますが、それにしても、慰安婦問題をまったく反省しない国、ひたすら軍事国家の道を邁進する国がそれほど魅力的なのでしょうか。皮肉や嫌味ではありません。私の卒直な疑問なのです。
 「国家と国民は違うんだ」当考え方も成り立ちますが、その国民が民主的に選んだ国会議員により、さらに民主的に選んだ内閣総理大臣のことを両国とも大変嫌いなようですから、さらにチンプンカンプンになってしまいます。やはり、「日本人大好き、でも、大嫌い」という独特な感性が彼ら彼女らにはあるのでしょう。
 いずれにしても、「あれ、学校で習った日本の歴史や民族性とはずいぶん違うな」、「この人たちのおじいさんやひいおじいさんが南京で30万人も虐殺したなんて信じられない」、「私たちのおばあちゃんやひいおばあちゃんを性奴隷にしたのは本当にこの国の昔の人たちなの」と思ってもらい、気持ちよくお国に帰れるよう、外国人、とりわけ中国と韓国の人たちには親切に接することが大切でしょう。

 

“祝”確実に前進する日台関係

 わが国と台湾(中華民国)との関係強化が静かに、着実に進んでいます。
 まず、先日もお伝えしましたが、台湾での日本大使館の位置づけである「交流協会」の名称が「日本台湾交流協会」に変更されました。そして今回、台湾外交部(外務省)の日本課の役割を担ってきた「亜東関係協会」「台湾日本関係協会」に改称されました。
 以前から、「交流協会」や「亜東関係協会」という名称は“何のことか、どんな団体が分からない”と指摘されていましたが、やっと、両国の代表機関名がとても意味あるものになりました。これを機会にいっそう官民ともに交流、関係が強くなっていくでしょう。
 また、あまり報道されませんでしたが、日本政府は日本台湾交流協会の人員増も打ち出していますし、代表(大使に相当)は台湾がWHO(世界保健機関)に参加することを支持すると明らかにしました。
 私はときどき、わが国の外務省はいったいどこの国の組織かなと思うことがありましたし、台湾と大陸との案件については特にそのように感じていました。それが、大きく変わってきました。誰がやっているのでしょうか?人の良さそうな外務大臣でしょうか。いや、違いますね。やっぱり、“あの人”しかいないでしょう。

桃園空港MRTで台北駅⇄第二ターミナル駅

 今回の台湾訪問の記事は今日で一区切りです。2月に桃園空港MRTについて、たまたま無料試乗日に体験することができたとお伝えしましたが、このときは時間がなくて桃園空港まで行くことができませんでした。
 それで、それがやっと実現できました。この路線には直達車という名前の快速と普通車(各駅)の二種類の電車(第三軌条:東京の丸ノ内線や銀座線と同じ)が走っています。直達車は特別料金はなく、ご覧のようにクロスシートになっています。普通車はロングシートですが、ほかのMRT同様、シートは硬座でお財布やスマホをポケットに入れておくとゴツゴツして痛くなります。
 そして、何年ぶりかは思い出せないほど久しぶりに訪れた桃園国際空港はもの凄くにぎわっていました。また、エバー航空のキティーちゃん自動チェックイン機を見つけました。次は成田から乗って、帰りはここでチェックインしたいですね。また、第一ターミナルと第二ターミナルを結ぶ“スカイトレイン”にも乗ってみました。この二つのターミナルは地下でもつながっているようです。
 それから、台北駅の地下街ですが、なかなか面白いです。中山地下街(現在は改修中)と合わせるとかなりの長さになります。新宿サブナード&中野ブロードウェイ&浅草仲見世通り&秋葉原みたいな感じで、特に雨の日と暑い日を過ごすのにはもってこいかもしれません。食べ物屋さんもありますし、特に衣料雑貨は激安でお勧めです。

今ごろ田村さんは何処に?

 今週の火曜日、台湾(中華民国)から無事に帰国しました。ただ、搭乗&到着時刻が大幅に遅れ、自宅に戻ったのは午前1時を過ぎていました。もちろん、こんな経験は初めてです。
 さて、飛行機の中でちょっと珍事がありました。搭乗も終わってドアも閉まったのですが、満席のはずなのに、何故か私の隣の席が空いています。そして、「33K席の田村様はいらっしゃいますか?」とアナウンスがありました。私は33Jです。
 そうなると当然、周りの皆さんが私の方を見ています。それから、客室乗務員さんがやって来て、「パスポートと搭乗券を見せてください」と言いました。心のなかで、「私、田村さんじゃありません。私が田村さんだったら、門脇さんは?」とつぶやいていました。
 結局、田村さんは行方不明で、飛行機は出発しましたが、満席の機内で席が寂しそうなので、私のバックを置いておきました。もちろん、シートベルトはしっかり締めています。また、それとは関係ないのですが、行きと同じく客乗さんからナッツやトランプをいただきました。大韓航空で有名になったナッツは焼酎のおつまみに良さそうです。
 それから、“博愛座”は台鐵の區間車(各駅列車)の座席の上部に貼ってあります。日本と意味するところは同様ですが、フォントが独特で素敵ですし、よく見ると繁体字でも微妙にわが国の漢字とは異なっています。博愛座っていい響きですね。

ソウルフードこそ台湾食の最高峰

 もちろん、ホテルでの晩餐会やレストランでの楽しい食事も台湾ではほぼ”ハズレ”がありません。曰く、「台湾の食べ物はすごく美味しいものと美味しいものしかない」で、私の創作言葉です。プラス、街中でいただいたり、持ち帰って食べるいわゆるソウルフードも最高です。場合によってはこちらのほうがより旨かったりします。
左上:地下鉄雙連駅すぐ近くの大衆食堂みたいなところで午前5時に食べました。最近は日本語メニューのあるお店が増えましたが、漢字圏は筆談もけっこう通じます。
右上:烏山頭ダム入り口の隆田駅前のお弁当屋さんです。かなり田舎ですが、5個、10個とお客さんが取りに来ます。「ここで食べてもいいですか」と聞いたら、急いで作業スペースを開けてくれ、ランチプレートにしてくれました。
左下:宿泊ホテルの近くで見つけましたが、行列ができていて人気店のようです。箱を持って左から右に移動し、50種類くらいある惣菜を指差すと、元気の良いおばさまが入れてくれ、最後に精算します。お店でも食べられますが、スーパーで大好きな台湾⑱ビールを購入して部屋でいただきました。
右下:台湾鉄道(台鐵)専売弁当で、コンビニでも同じようなものを売っていますが、こちらがより美味しいと思います。台湾駅で販売していますが、時間により種類が異なります。雙連朝市でスイカカットを求めてデザートにしました。

これから帰国します(Fb掲載分)

今回の台湾訪問での最後の食事は、MRT行天宮駅から徒歩3分、松江市場地下にあるお店でいただきました。かなり有名のようです。細麺か太麺かを選ぶため、目の前に持ってきてくれました。もちろん、もの凄く美味しかったです。それでは、東京に帰ります。

修復された銅像と勇気ある胸像

 今回の台湾訪問は今までとかなり異なり、オフィシャルな設定や場面はありませんでした。ただ、逆に自分の思い入れが強く、頭部が切断された烏山頭ダム設計者の八田與一さんの銅像が関係者の努力により修復され姿を見て、お墓にもなっていますので手を合わせてきました。合掌。 
 それから、台南市内中心のロータリーに「湯徳章記念公園」があり、そこに彼の胸像があります。日本の苗字は“坂井”さんですが、台湾の民主化に日本人として戦った方です。地元ではとても尊敬されているようです。 
 また、移動手段にはいつものように在来線(台鐵)新幹線(高鐵)を乗り継ぎながら利用しましたが、台湾でも十分に“鉄ちゃん”の精神を発揮しています。特に台鐵は日本の私鉄とのコラボが熱心です。高鐵もJR東海とやれば良いのにと思います。
 孔子廟は初めて入りましたが、重厚で落ち着いた雰囲気はなかなか良かったです。なお、お土産は林百貨店永盛帆布で購入しました。

台湾はいつも優しくエネルギッシュ

 おはようございます。昨日は台湾の友人から、「門脇さんは台湾通ですから、ようこそ、じゃなくて、お帰りなさいの感じですね」とコメントがありました。自分でもこの国のDNAが入っているように思うことも少なくありません。
 さて、初日は空の旅も順調で約3時間で台北市内松山空港に到着してホテルに直行しました。まだ、チェックアウトの時間にフロントで泊りの確認をしましたが、いつものように中山北路側と高層階が確保されていて安心しました。同じホテル(國賓大飯店)を利用しているとリクエストに応えてくれるのがいいですね。
 それから、MRTと自分の足を使って市内(一部は新北市)を移動しました。電車から賑やかな市場が見えたので急遽下車したのが淡水信義線の明徳駅でした。「台湾の皆さんのエネルギッシュさに触れてみたいけど、どうも、日本人の多いところは苦手」という人たちにはぴったりかもしれません。
 次はこの路線の終点、淡水駅から海側と市内側の商店街を歩いてみました。日曜日でしたのでもの凄い人ででしたが、人気のお店も多く、“昼間の夜市”というイメージです。時間があれば、対岸まで船で渡ってみるのも良いでしょう。
 そして、同じ電車で北投駅まで戻り、乗り換えて新北投駅で下車しました。ラッピング車両がとても可愛いです。箱根には及びませんが、地獄谷もユニークでしたし、超高級旅館・加賀屋さんの玄関前には和服を着たお嬢さんたちが一列に並んでいたのが印象的でした。

思い立ったが台湾吉日

タイトルは台湾観光局のコピーですが、そのとおり、今日から3日間、台湾(中華民国)に行ってきます。訪問する都市はいつものように台北市ですが、足を伸ばして台南市も訪問予定です。今回はブログも更新しますし、Facebookは随時アップしますので、ご覧をただければ幸いです。それでは、行ってきます!

八田與一さんの銅像の頭部が切られる

 3日前に台湾台南市郊外の烏山頭ダム敷地内にある八田與一先生の銅像(後ろにはお墓があります)の頭部が無残にも切り取られているのが見つかりました。私も過去、2回現地に行っていますので、とても悲しい想いです。
 烏山頭ダムや八田與一さんについての詳細は検索していただきたいのですが、水害、干ばつ、塩害が酷かった広大な土地を「嘉南大圳」として豊かな農地に生まれ変わるダムの大工事を成し遂げた方で、地元では神様のように慕われています。立像や胸像でないことからもそのことが理解できます。
 そして、その銅像が国策により撤去されようとしたとき、地元の皆さんは密かにそれを隠し、守ってくれました。ですから、誰が何の目的でこんな酷いことをしたのか分かりませんが、残念で仕方ありませんし、悲惨な姿を見ることは耐えられません。
 なお、台南市長の頼清徳さんは5月8日の慰霊祭までに完全な修復を目指し、犯人検挙のために特別チームを編成してくれています。あってはならない事件ですが、これらの素早い対応に心から感謝申し上げます。
<追記>犯人が警察に自首して逮捕されました。以前は台北市議会議員で、大陸中国とかなり急進的な統一を主張している“中華統一促進党”に所属しているそうです。刑事事件も何回が起こしており、この党の総裁は暴力団・竹聯幣の元幹部で、中国共産党との関係も疑われている過激派のようです。台湾には極めて少数派ですが、このような団体があることも事実です。
なお、今回の事件によって日台両国(民)の友好や親善に1ミリほどでも裂け目ができることは100%ないでしょう。

退屈そうだった習近平さん

 共同記者会見も共同声明の発表もない、とてもつまらない会談でした。もっとも、トランプ大統領も習大大さんもお互いに大したことは期待していなかったでしょうから、“こんなもんか”という感じです。
 ただ、メインディッシュが終わり、デザートを食べていたときに、「今、シリアに向けて巡航ミサイルを撃ち込みました。一応、お伝えしておきます」と言われたわけですから、特にメンツを重んじる中国の元首としては、かなりの憤りだったと思います。少なくても中国はシリア問題ではアサド大統領に加担していましたから。さぞかし、アイスクリームは美味しくなかったでしょう。
 でも、笑顔を絶やすわけにもいかないし、複雑な心境をお察しいたします。ただ、国内では神様みたいな“核心”となり、人民に発砲する不思議な軍隊である人民解放軍の大幅な改造も大胆に進めていますが、欧米はほとんどこの人に尊敬の念を持っていませんので、可哀想な核心かもしれません。英国ではトイレの前で会談が行われたり、エリザベス女王が手袋をしたままで握手をしたりです
 もちろん、習近平さんの最大の懸案事項はアメリカとの付き合い方でも、北朝鮮への制裁でもなく、この秋に開催される共産党大会です。特に任期の向こう5年間だけではなく、上手く仕切れば10年間の最高指導者としての地位が約束されます。つまり、言われているところの“定年延長”です。
 また、できればただ一人のお友達である王岐山さんも政治局常務委員で残せるかもしれませんし、7名の定員を思い切って5名に削減すれば、反主流派である共青団の影響力を削ぐことも可能になります。