JR東労組はどうなっているのか

 今から2年ほど前、JR東日本の最大組合である、JR東労組(東日本旅客鉄道労働組合)ではスト権など、春闘方針を巡って大量の脱退者が出ました。その結果、約4万7千人の組合員が1万人前後に激減してしまいました。

 それだけでも衝撃的な出来事でしたが、今度は内部分裂が起こり、12ある地本(地方本部=会社の支社ごとに組織)の中で、中央本部から冷遇されていた、東京、八王子、水戸の3地本の組合員が新しい組合を立ち上げました。

 その名称は「JR東日本輸送サービス労働組合」で、構成員は運転手や車掌などの乗務員が大半を占めています。役員もほとんど運車出身で、本社や支社の事務部門は皆無、駅勤務も極めて少数です。

 そして、おおよその組合員数ですが2千名くらいのようです。3地本ごとの結成大会も終わり、これにJRバス労組の一部も加わり、「労連」という体裁にしていますが、連合などの上部団体には加盟しないそうです。

 すなわち、既存の東労組が12引くことの3の9地本では主導権を握り、東京、八王子、水戸の3地本では新組合が多数派となったようです。今後もすぐには9地本の中で新組合に追随する動きはないと思います。

 また、本部は3地本に専従者を送り込んで、再建に必死です。現場では、「新組合に行くか、既存組合に残るか、面倒くさいから脱退するか」の3択を迫られたようですが、現在では少し落ち着いてきたようです。

 これにより、そうでなくても企業内に多くの労組があるのに、世界最大の旅客鉄道会社はますます魑魅魍魎状態になっていますし、36協定を結ぶために社員会も作られていますが、最大の塊は「無所属」ということになっています。

 さて、今まで何回か、民主党政権自公連立政権のどちらも「JR総連やJR東労組には革マル派の影響力がかなり浸透している」と閣議決定していることをお伝えしました。この“どちらも”というところがすごく重要です。

 なぜならば、特に民主党政権での最大の応援団は「連合」でしたが、その連合にJR総連は加盟しているのに、新左翼(警察用語は極左暴力集団)である革マル派がJRを牛耳っていることを正式に認めたのです。

 なお、現在は立憲民主党代表である枝野幸男さんですが、鳩山内閣のときは行政刷新担当大臣として、野田内閣のときは経済産業大臣として、上述の質問主意書に署名していますので、革マル派の影響力を認識していたことになります。

 それから、枝野さんが革マル派から800万円の寄付を受けていたという噂がありますが、これはデマです。正確には革マル派が実質的に支配していた(政府見解)JR東労組からもらっていたのです。彼の名誉のために添えておきます。

 余談ですが、かつて浦和電車区事件(詳細は検索してください)というのがあって、JR東労組大宮地本副委員長など7名が強要罪で逮捕され、犯人たちは懲戒解雇されています。この大宮地本がある大宮市は枝野さんの選挙区です。

 考えてみるまでもなく、世界最大の旅客鉄道会社を革マル派(日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派)が支配してきたこと自体が驚くべきことなのですが、その辺りについては何度も書いていますので、今回は省略します。

 それで、最大の関心事は、「本部派と新しい組合と革マル派との関係はどうなっているのか?」でしょうか。これにについてはかつて九州労大量脱退事件というのがあって、革マル派が仕込んだものだと言われているようです。

 つまり、表面的には激しく対立している本部派と新組合の両方を革マル派がコントロールしているのだと、友人の公安関係者は語っていました。ただ、両組合の幹部はお互いにそのことを知らされていないのだとも述べていました。

 すなわち、革マル派の最高指導部である政治組織局中央労働者組織委員会JR委員会などがシナリオを書いているというのです。確かに革マル派は横の連絡を厳しく禁じているようですので、あり得ることかもしれません。

 ただ、彼はそうであっても、革マル派の創始者である黒田寛一氏や、とりわけ、国鉄時代からのカリスマリーダーの松崎明氏が逝去してからは、その指導方針に揺らぎが感じられるとも言っていました。

 ですから、革マル中央の強力な指導があると同時に、JR内では「我こそが正当な松っさんの後継者だ!」という想いもあって、今回の分裂も、一昨年からの数組合の分裂もそこに理由があるという見立てのようです。

 これからどのような展開になっていくのか私には分かりませんが、五輪・パラリンピックを数カ月後に控え、「変な事故」が起きることだけは絶対に避けなければなりせん。会社もお金儲けもけっこうですが、そこを注視してくださいね。

楽しい想い出だけが戻ってきます

 品川インターシティには初めて行きましたが、とても素敵なお店がたくさんありました。1年間、ここだけの居酒屋さん巡りで楽しめそうでした。
 それで、昨日はお世話になった皆さんと大いに盛り上がりましたし、話題が多くて時間が足りませんでした。仲間はいいものですね。

頑張れ!セブン-イレブン

 このところ何かと災難続きのセブン-イレブンですが、いつものように“新発売”の赤丸シールが貼られた商品を探していたら、すべてのラーメンやお蕎麦に“30円引き”のシールがありました。

 写真の2個(自分と妻)を購入しましたが、さすがにセブンのお蕎麦などは美味しいですね。サンドイッチなども同じで、商品開発力などがほかのコンビニチェーンよりも一歩リードしているような気がします。

 ただ、ホームページを開くと、従業員への残業手当の一部が支払いが行われていなかったことが載っていました。私は本部がフランチャイズであるお店の従業員のお給料について代行管理しているとは知りませんでした。

 そのオーナーさんとのトラブルもずいぶんと報道されていますが、多くの皆さんと本部とは良好な関係を保っているとも聞いていますし、もちろん、その両者をつないでいるカウンセラーの存在が大きいと思います。

 セブンの創始者である鈴木敏文さんのモットーは『変化への対応』でした。厳しい環境だからこそ、引き算や下り坂への変化対応も必要でしょう。人も組織もいいときばかりではありません。むしろ、今が大切かもしれません。

JR東日本より強烈なJR北海道

 あらためて振り返るまでもなく、JRの労使関係はむちゃくちゃな歴史だったと思います。自民党と民主党(当時)政権への質問主意書により、JR総連とJR東日本には革マル派(日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派)がかなりの影響力を有しているということが、クロスチェックされていました。つまり、自民党政権も民主党政権もそのことを公式に認めたのです。特にJR総連は「連合」に加盟していますので、このことにより、辻褄が合わなくなってしまった関係者も少なくないと思います。

 それだけでも驚きなのですが、昨年にはJR東労組に所属していた組合員が約4万7千人もいて、圧倒的な組織率を誇っていたのに、現在では何と!僅かに1万人前後にしぼんでしまいました。この間の経緯については何度かお伝えしてきましたので省略しますが、これが世界で最大級の旅客鉄道株式会社の恐ろしいほどの実態です。しかも、脱退した組合員のほとんどは別の組合に所属することなく、いわば“無所属”になっています。一方、会社も会社で、この異常な状態に対処することなく、「お金儲けが第一!」路線を驀進中です。

 それで、前回は同じようにJR東日本を中心とした革マル派のことを詳細に書いた『暴君~新左翼・松崎明に支配されたJR秘史』を紹介しました。この秀逸な本でほとんどのことは理解できたのですが、革マル派の影響力はJR東日本だけではありません。箱根から西側のJR東海、西、四国、九州の民主化はほぼ終了していますが、北海道と貨物はいまだに彼ら彼女らの力が強いと言われています。そのような状況で、『トラジャ』が発刊されました。600頁を超えるボリュームですが、JR北海道とJR貨物について半分近くが割かれていています。

 過去から二人の社長が自殺した異常なJR北海道のことは問題になっていましたが、なせか見えない恐怖に遮られて、一部では報道されていたものの、真相をえぐり出すことは避けられてきました。この本ではそれが明らかにされ、同時にJR貨物のことも初めてではないかと思いますが、けっこう触れられています。前者の著者である牧久さんは日経新聞の副社長を務められた方ですし、後者の西岡研介さんはジャーナリストとして裏社会にも詳しい方です。その意味でも、お二人の著作を読むことによって、JR革マルの実態がかなり正確に掴めると思います。

 なお、JR東労組の組合員が急減したとはいえ、1万人くらいが残留している現実にも注目しなければならないでしょう。特に乗務員=運車(運転手と車掌)職場では依然として、革マル派の影響力が過去の動労(国鉄動力車労働組合)からの流れもあり、組織を温存しているようです。公安関係者に聞くと、「8百名から千名くらいの革マル派同盟員がJR総連に存在し、その多くは東日本労組にいる」と言っていました。あと、この本には連合会長の神津里季生さんのインタビューもあり、巻末の年表をともにとても興味深かったです。

真面目に働く民間労働者は?

 国民民主党代表の玉木雄一郎さんはご自身の選挙はとても強く、お人柄も良さそうです。しかし、いったいぜんたい、何を考えているのか、何をしたいのかさっぱり分かりませんでしたが、ここに来て、禁断の門を開いてしまいました。

 それは、日本共産党委員長の志位和夫さんと会談し、政権交代をするために次の衆議院選挙で協力すると合意したことです。その合意は意味不明な「立憲主義の回復」「格差是正」「多様性の尊重」の3点とのことです。

 しかし、玉木さんは志位さんが党内選挙を行わないままに約20年間、その地位にしがみついていることを知らないわけがありません。これは前任者の不破哲三さんも、さらにその前の宮本顕治さんも同じです。

 それ以外にも共産党には党内民主主義が存在していませんが、これは日共だけではなく、もともとどの国の共産主義政党はそんなものです。あと、彼ら彼女らは絶対に党名を変えませんが、それはそれで筋が通っています。

 また、上手に誤魔化していますが、日共は立憲君主制(左翼用語は天皇制)打倒!違憲自衛隊解散!日米安保条約破棄!が何があっても譲れない党是でもあります。こんなことを知らない玉木さんではないでしょう。

 確かに、コンマ以下に落ち込んでしまった深刻な支持率を見れば、藁にもすがる気持ちが理解できなくもありませんが、よりによってその相手が共産党では話になりません。彼は本気で選挙協力をするのでしょうか。

 一方の立憲民主党は最近、特に左傾化が進んでいますし、社民党と合流すれば文字どおり、日本社会党の完全復活となりますから問題ありませんが、中道政党である国民民主党がそんなことになれば、存在価値はゼロになってしまいます。

 それから、民主党時代から応援してきた真面目に働く民間企業の労働者の皆さんは、困ったことに投票する政党がなくなってしまいます。こんなことは言いたくありませんが、すでに多くの票が自民党や維新に流れています。

 残念ながら、そのことがさらに加速し、立憲民主党との政策的差別化も吹っ飛んでしまい、もう、地獄への道を進むしかなくなります。もちろん、共産党にも優れた、人間味のある方がいることは私自身がよく知っていますが‥‥。

 でも、独善的な全体主義政党であり、究極的には日本を共産主義国家にすることが目的である政党と組むことはありえないことです。選挙で相互協力して、仮に野党連合政権ができたら、それから先はどうするのでしょうか。

 今こそ、国民民主党内の良識穏健派の皆さんは誇りある中道右派政党を目指していただきたいと思います。合わせてとても僭越ですが、見識ある労働者とその組織も勇気ある決断をしていただきたいです。

 ご自分たちの主義主張を封印し、所属している団体の思想信条を捨ててまで、既存の政党を支援することが大切なのでしょうか。生意気ですが、私は組合活動の中で諸先輩からそのようには教えられませんでした。

 辛い選択ではありますが、支援している政党が大きく左に舵を切ってしまったのですから、そうではないまっとうな議員とともに、新しい組織を立ち上げることは理に適っているでしょう。その日は近づいているような気がします。

連合結成30周年パーティー

 昨日は帝国ホテルで「連合30周年躍進レセプション」が開催され、社会医療法人・河北医療財団理事長の河北博文さんさんと一緒に参加させていただきました。彼が理事長を務めている日本医療機能評価機構の理事を連合会長の神津里季生さんにお願いしているご縁です。何だかややこしくてすみませんが、これからの連合のさらなる躍進をお祈りいたします。

 私もとても久しぶりにお会いする幹部の皆さんも多く、会場もすごく盛り上がっていました。衆議院議員の長島昭久さんともお話できて良かったです。そのあと、ホテル内のお寿司屋さんで遅めの昼食となりました。もちろん、お寿司もですが、森伊蔵ロックとテイクアウトの太巻きも美味しかったです。

新しい会派名は「共に民主党」に

朝鮮日々新聞 東京特派員 宇曽鉢佰 記者発

日本の野党第1党である立憲民主党と第2党である国民民主党が衆議院と参議院の両院で統一会派を結成することが決まったことを受け、今後はその新しい会派名に注目が集まっていたが、本誌は独自取材を重ね、それが「共に民主党」となることを掴んだ。

数日中に枝野幸男氏と玉木雄一郎氏の両代表が共同記者会見を行い、正式に発表する予定だ。両党関係者によると、「いくら何でもその名前は酷いだろう」との意見も少なくなかったが、最終的には二人の代表が押し切った形になった。

確かに、立憲民主党、国民民主党、それに野田グループは過去の民主党に多くの議員が所属していたので、その経緯を振り返り、今後の躍進に期待を込めれば、「共に民主党」も間違った選択とは言えないだろう。

ただ、枝野氏にも玉木氏にも懸念があることも事実だ。枝野氏は民主党政権時代に自ら憲法改正や集団的自衛権について積極的に発言した過去を、今回の名称を使うことにより、蒸し返されることを心配しているようだ。

一方、玉木氏も会見で「(民主党への)先祖返りはしない」と明言したが、安倍総理から「野党は名前をコロコロと変える」と批判されていることにも考慮し、居直り気味に「それだったら原点に戻る」という判断が優先した模様だ。

また、政党の合併ではないので、新会派としての政策のすり合わせはほとんどやらない見込みだという。実際、ある国民民主党の議員は「安倍一強を倒すために、憲法改正も原発も安全保障もすべて棚上げし、当選が最優先」と打ち明けた。

一部の良識的な議員は「そんなやり方で仮に政権を奪取しても、すぐに壊れることは火を見るより明らかだ」と声を潜めて記者にこぼしたが、“当選が第一!”の合唱にかき消されているのが実態で、筋を通す動きはほどんど見当たらない。

さらに枝野氏に近い閣僚経験者は、「まず、合同会派を作り、そのなかで国民民主党の議員をその選挙区にわが党の候補者を擁立しないことを条件に懐柔し、立憲民主党勢力を拡大する戦術で臨んでいく」との見立てを披露した。

海外からの反応はほぼないが、ASEANに加盟するある国の閣僚は、「民進党は台湾のパクリだったが、今回は韓国のそれなのか」と半ば諦め顔で嘆いたが、中国や北朝鮮は概ね統一会派を歓迎している様子だ。

外国からの関心が薄いなかで、唯一、韓国の反応は際立っている。匿名を条件に本誌の取材に応じた「共に民主党」院内幹部は、「素晴らしいことだ。これで韓日が連携して『安倍打倒!』を強力に推し進めることができる」と興奮気味に語った。

「共に民主党」所属のソウル特別市近郊のある市長も、「日本には私たちに土下座して謝罪した元総理大臣の鳩山由紀夫氏のような逸材もいる。日本国民が彼のように未来永劫、謝罪し続けることが真の韓日友好となる」と胸を張った。

この市長は、「元外務大臣の岡田克也氏には不当な輸出制限を撤回せよとの質問主意書を出していただいき、立憲民主党幹事長の福山哲郎氏には同様な趣旨でのコメントを発表していただいた。今後の『共に民主党』に大いに期待する」と続けた。

さらに民主労総の指導者の一人は、「私たちは北朝鮮と十分な関係を維持しているが、新しくできた日本の『共に民主党』には元総理の菅直人さんもいる。今後、必要であれば彼の北朝鮮との豊富な人脈を利用させてもらいたい」と述べた。

街の声も概ね歓迎している。釜山市の42歳の男性は、「日本人の9割以上がわが国をホワイト国から外すことに賛成しているなか、立憲民主党は勇気ある判断をしてくれたし、『共に民主党』にはいっそう頑張ってほしい」と話していた。

いずれにしても、11月解散、12月投票がささやかれる衆議院選挙を控え、秋の臨時国会が両党にとっても正念場になることは間違いないだろう。その結果次第では、さらに大きなガラガラポンが起きることもあり得るだろう。

 

JR革マル派の集大成本が発刊

その本のタイトルの「暴君」とは、国鉄動力車労働組合(動労)委員長、JR東労組委員長などを歴任し、平成22年に鬼籍に入られた松崎明さんのことです。この同じ年には中核派の最高幹部であった北小路敏さんも逝去していますので、何となく因縁を感じます。

さて、私もJR内の革マル派に関しての本や雑誌をずいぶん読みましたが、常に問題意識の根底になったのは、「松崎明さんは本当に転向したのか?」であり、「革マル派中央とJR革マル派との関係は?」でした。このことは、関心のある多くの皆さんも同じだったと思います。

そして、本書では完全ではありませんが、そのことに結論を出しています。結論は「松崎明の転向(コペ転)は偽装であった」と「中央は黒田寛一が、JRは松崎明が指導し、クロカンが議長を辞めたあとは松崎が事実上のトップになった」と明言しています。多分、事実でしょう。

それにより、これらもまた長い間の疑問だった、JR九州労大量脱退事件や坂入充さん拉致監禁事件も合点がいきました。また、著者である牧久さんは日経新聞副社長まで務められた方ですが、国鉄職員として労働運動をウォッチしてきた宗像明さんは松崎さんの遺訓のようなものを紹介しています。

私はこの本を読んでいて、著者は宗形さんの言葉を借りて、松崎さんの後輩への指導が以下の8項目に集約されていることを確信しているのではないかと思いました。
①会社に「労政変更」だけは絶対にさせてはならない。
②国鉄改革時の「松崎・動労のコペ転を範とせよ」(革マル派組織の維持・拡大こそ第一義)。
③今は暗黒時代。嵐のときに登山するのは馬鹿者である(国労崩壊がよい例)。
④革命の志を捨てず、ひたすら耐え忍んで、時節の到来を待て。
⑤たとえ「御用組合」と批判されようと、党中央への資金源をして機能すれば、今はそれが正義である
⑥思想教育を怠るな。現場長の「かんり組合」に広く深く根を下ろせ。
⑦革命への“志”さえ堅持すれば、暗黒・嵐の時代に会社に従うのは恥ではない。
⑧上記の事柄を銘記し、「最大多数組合の座」を死守せよ。

しかし、終章「三万四五〇〇人の大脱走」に書かれているように、現在のJR東労組はあっという間に大崩落してしまい、組織率は3割を切り、大打撃を受けています。ただ、東京地本などは運転職場を中心にしぶとく組織を維持していて、革マル派の影響が強いと思われます。

それに関して、大量脱退後のJR東労組は大きく4つほどのグループになっているようですが、最大組織になった無所属以外はもしかしたら、「われこそが松っさんの意思を正当に継ぐものだ!」と主張しているのではないでしょうか。特に、東京、八王子、水戸の3地本の動きが注目されます。

また、第六章「革マル派捜査『空白の十年間』の謎」も、あらためて「ああ、やっぱりそうだったんだな」と深く納得してしまいました。わが国の警察インテリジェンス機関は優秀だとは思いますが、トップが取り込まれて(あるいは脅されて)しまうと、取り返しの付かないことになってしまいます。

これで思い出したのは、公安関係者と何回か話したとき、「革マルだけはまったく掴めない」「この部屋の中にもスパイが潜り込んでいるかもしれない」と言っていたことです。警視庁では公安部公安第二課が担当していますが、いちばん少ないときはたった数名で視察していたようです。

さらに、第九章内の「枝野幸男と革マル派」もとても興味深く読みました。民主党政権時代に官房長官として答弁した彼ですが、肝心なところになると、「知りません」「記憶にありません」を連発しています。他人には厳しいが、自分には甘いという自称リベラルの典型でしょう。

その枝野幸男さんですが、「浦和電車区事件」で有罪が確定して懲戒解雇になった革マル派の東労組大宮地本役員と相互協力の覚書を交わし、約800万円もの献金を受けていますし、事件に関しての報告会などにも積極的に参加しています。「まっとうな政治」とは遥かに遠い言動ですね。

ですから、ご自分の選挙区でもあるJR東労組大宮地本で革マル派が強い影響力を持っていたことを知らなかったはずはありません。もし、本当に知らなかったならば、今度は逆に政治家として失格です。今からでも遅くないですから、800万円は返されたほうがよいと思います。

それにしても、世界最大級の旅客鉄道会社の労組が一時は人事権にまで大きな影響力を持ち、その組合を領導していたのは日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派であった事実は驚愕的と言ってもけっして大袈裟ではないでしょう。その会社も「お金儲けが第一!」になってしまいました。

なお、革マル派の活動資金のことですが、さすがにJR総連や東労組のお金を直接、渡していたことはないでしょう。でも、労組内革マル派構成員はボーナス時の3割カンパ(夏冬のボーナス合計が100万円だったら30万円)が義務付けられていて、これだけでもかなりの金額になります。

それにプラスして、労組内で革マル派の活動家を育てるときには、組合費の中から飲み食いも含めて組織活動費として使うことが可能でしょう。こうして、かつての革マル派組合役員が辞めていっても、新しく若い組合員が革マル派の党員、同盟員として育っていきます。

けれども、今回の大分裂で分母の数が大幅に減ってしまったので、それも先細りしていくと思います。会社もいろいろやっているようですが、今のところ、最大集団になった無所属組合員を労使協調的な組合に導いていく様子はありません。いずれにしても、今後もJR東の労使の動きから目が離せません。

ここで打ち止めにすればよいのですが、革マル派の特徴についてちょっと触れておきます。ほとんどが上述の松崎指導項目に尽きるのですが、新左翼(警察用語:極左暴力集団」)は押しなべて「反帝国主義、反スターリン主義」を掲げていますが、敵対する中核派などは圧倒的に反帝に体重をかけています。

一方、革マル派は反スタに重点を置くことが特徴です。私は思うのですが、若くして日本共産党に入党し、ハンガリー動乱では労働者国家がその労働者を武力で弾圧する光景を見て、さらに若き黒田寛一氏に出会って、反スタが何かを習得した青年・松崎明は動労型戦闘的労働運動に挺身しました。

しかしながら、その卓越した指導力ゆえに経営者までもがひれ伏す文字どおり、内部でも自分に対する一切の批判を許さない「暴君」になってしまったような気がします。反スターリン主義に魅せられていた本人がスターリンになってしまったのかもしれません。

やっぱり「こう」なりました

再来月に行われる参議院選挙では、同時に総選挙もやる雰囲気が強くなってきましたが、共産党を含めたいわゆる野党共闘が進んでいるのか、そうでないのかよく分かりません。あまり表には出てきませんが、特に立憲民主党と国民民主党の近親憎悪はけっこう痛いものがあるようです。

それで、もう数年前のことになりますが、私は当時の民進党の公認を辞退させていただきました。そのときの理由は若干の方便も使いましたが、「共産党と一緒にやる国政選挙など考えられない。自分は民主社会主義の道を踏み外したくない」というもので、生意気ですが民社党の精神そのものでした。

それから、そのことをある団体の東京の責任者にお話しましたが、彼からは残念ながら、「そんなことにはならない。あまり言わないでくれ」と諭されました。どのような展望と判断からその様に言われたのかははっきりしませんが、結局は今日の写真のような組み合わせになってしまいました。

余談ですが、私にとって救いだったのは、彼と同じ組織の別のリーダーで私と同年齢の方は、そのことをお話したとき、最初はびっくりされていましたが、別れるときには、「門脇さんの矜持だね。これからはその道を進めばいいと思うよ」と言っていただいたことでした。この一言は今でも忘れることはありません。

さて、まるで談合みたいな野党共闘を重視する政党もありますから、それはそれで、立憲民主党と共産党に任せておけばよいと思います。しかし、国民民主党までが本来目指すべきであろう穏健中道路線を放棄したような行動にはすごく疑問を感じます。そんなに左派市民団体が大切なのでしょうか。

そもそも、共産党の統一戦線理論を上述の責任者の方もそうですが、失礼ながら、あまり勉強されていないようですし、だいたい、共産党が一方的に候補者を降ろしてくれればと思うこと自体が不謹慎というものです。そんなことを考えていると、2枚の写真の中央にいる志位和夫さんがとても元気に見えてきます。

繰り返しで申し訳ないのですが、民主党政権を誕生させていただいた中道路線に好意を抱いていた皆さんは二度と戻られることはないでしょう。彼ら彼女らは現在の野党にほとんど期待していないことは政党支持率だけでも明確に分かります。これからさらにその傾向は強くなっていくと思います。

私は現在の連立政権は、消費増税、働き方改革、外国人労働者問題など、ちっとも良いと思っていません。そもそも、連立の組み方も変だと感じています。でも、野党が左に左に傾いていく現状では、しかも、ダブル選挙になれば、悔しかな与党の6連勝は動かないようにも思えるのです。

あと、下の写真の集会で、民民代表の玉木雄一郎さんが挨拶の冒頭で、「令和初めての憲法記念日、こうして多くの皆さんが‥‥」と切り出したところ、「令和なんて言うな!」「元号なんていらないぞ!」とヤジが飛んだそうです。公安筋に聞いてみると、あらかじめ、そのような人たちを配置していたとのことでした。

もちろん、この集会に参加していたすべての皆さんがということではありませんが、どうして、わざわざこんな場所に行ったのでしょうか。ゼロとは言いませんが、参加者で民民を支援している人はほんの一握りでしょう。と言うか、ますます、良識穏健派の方々は引いてしまいます。残念ですね。

政治というのはよく分からない軟体動物ようなものかもしれませんが、優秀な候補者や理想的な政党が見当たらなくても、消極的にでも、ちょっとでもマシな選択をするものかもしれません。その意味では、民民や玉木雄一郎はその最有力候補なのですが、僭越ながら、いい加減にしないと取り返しのつかないことになるように気がします。

その玉木雄一郎さんの向かって左にいる人は19年間、一度の党内選挙も経ないで責任者の座にいるのです。その党は様々な屁理屈をつけてはいますが、日米安保破棄、自衛隊解体、皇室廃絶を究極の党是としているのです。そろそろ、お付き合いを止めたほうが良いと思っているのは私だけではないでしょう。

 

安斉昭さんと細やかに祝勝会

 先日の杉並区議会選挙で見事に4選を果たした安斉昭(あきら)さんと、阿佐ヶ谷のパールセンターにある居酒屋さんでこじんまりとお祝いさせていただきました。本当はもう一人の同志にも参加してもらいたかったのですが、すごく頑張ったのですが惜敗でした。
 安斉さんは前回から順位を伸ばし、票数も約8百以上も上積みしています。昨日は「区内に救命救急センターを!」など、特に医療政策についてけっこう熱く話をしました。また、これからの区議会のことなどについてもお聞きしました。今後のさらなるご活躍を期待しています。

セブン-イレブンと「変化への対応」

会社(セブン&アイグループ)を去られるときの記者会見にはびっくりしましたが、わが国のコンビニエンスストアを創設し、セブン-イレブンの実質的創業者である鈴木敏文さんは、今回の東大阪の店舗での営業時間短縮についてどのように感じていられるのでしょうか。

彼は数々の名言を残していますが、「時代は変わるものだ。いい悪いはともかく、変化に対して自分たちも変わっていかなければ倒れてしまう」「過去にとらわれてはいけない。だって時代は変化しているんですから」「時代の変化にきちんと適応していけるかどうかが問われる。変化が起これば企業の在り方も変わらないといけない」「変化はチャンス。変化するからいろいろな仕事が出てくる」「時代の変化について、これからどうなるかは僕だってわからない。要は、変化をずっと見ていて、正確にそれを把握できるかということ」などなどがありました。

要するに、過去のやり方にとらわれず、時代の変化を的確に捉え、それを迅速に対応することだということでしょう。この基本的考えを活かし、セブンの圧倒的シェアを、2万を超える店舗を築き上げてきたのだと思います。彼が卒業した高校は長野県にあるのですが、その校庭には「変化対応」刻まれた記念碑があります。もちろん、鈴木さんが寄贈したものです。

一方、東大阪のお店で何かあったのかは報道で知るほかはありませんが、もしかしたら、オペレーション・フィールド・カウンセラー(OFC)と呼ばれる店舗経営アドバイザーみたいな本部社員との行き違いがあったのかもしれません。彼ら彼女らは一人あたり7~8店舗を巡回して、オーナーさんとの相談や指導などを行っていて、多くの店舗では良好な関係を維持していると聞いています。

実際、セブン本社がすべてのオーナーさんに行った調査では、営業時間短縮を求めているは約2万店のうち80店で、割合は0.4%だったそうです。正直なところ、かなり少ないと思いましたが、現場では24時間365日を継続することを望んでいるオーナーさんが大多数なのでしょうし、夜中や早朝にお店を開けていれば、日中の売り上げも増えるという統計もあります。

ただ、受け持ち店舗の売上の増減は自分たちのお給料も影響しますから、そこのところで勇み足があったのかもしれません。世間は「奥さんが亡くなって憔悴しているのに、営業時間を短くしたら1700万円の違約金を払えなんて、いくらなんでも酷すぎる」と思ったのでしょう。毎日のようにコンビニを利用している人たちも、そんな気持ちになったようです。世の中というのはそうゆうものです。

でも、セブン本部の対応は早かったですね。直営店に加えてフランチャイズ店でも営業時間見直しの実証実験を行うと伝えられています。そして、その結果をどのように現場に導入するのかは分かりませんが、これも「変化への対応」のように感じますし、かなり切羽詰った人手不足という変化にも対応しなければ、お店も本部もおかしくなってしまうでしょう。

確かに駅や大学、病院などを除くほとんどの店舗が24時間で営業しているので、おにぎりやお弁当を作る人や工場、それを運ぶ運転手さんやトラックも24時間体制ができあがっているわけです。ですから、それを部分的にでも変更すれば、少なくない影響が出てきます。ですが、繰り返しますが、基本中の基本である「変化への対応」を的確に柔軟に行えば、必ずオーナーさんやお客様は理解していただけると思います。

そのお客様もいつも開いていて便利だなと感じているのでしょうが、同時に昨今の人が足りない、とりわけ、コンビニ現場でそれが深刻であることもご存知ですので、「それならば24時間、開いていなくてもいいかな。こっちも少しは我慢しなくちゃ」と感じ始めている方も少なくないようです。全国各社のコンビニも飽和状態と言われ、ドミナント戦略によって、コンビニ創成期にご苦労をされたオーナーさんが閉店を選択されている実情を見るとき、舵を切り間違えないようにしてもらいたいと願っています。

なお、写真の店舗は今日の記事とは関係ありません。ただ、左下に『閉店いたします』とポスターが貼られていたので、オーナーさんにお聞きしてみると、区内の別のお店に経営を移転するとのことでした。このようなことは特に珍しくはないそうで、幸いにして新しい店舗も自宅から遠くないので、「そちらにも行きますね」と言ったら、とても嬉しそうに、「ありがとうございます。お待ちしています」と笑顔で答えられました。

回転寿司『スシロー』の英断

写真は昨日に撮ったもので、場所は荻窪駅北口のビル2階、ここに回転寿司のスシローがあります。この日と今日はお休みで、テレビやネットでご覧になった皆さんも多いと思います。けっこう評判になっているようです。ここは昨年の秋にオープンして、客席数は200を超える大型店だそうです。

そして、二日連続の休業はショッピングモールなどに出店しているお店を除いて、全国約500店舗で一斉実施するそうですから、外食産業では極めて珍しいことです。最近は牛丼チェーンやファミレスなどで24時間365日営業している形態を見直す動きが出てきました。人手不足が大きな理由でしょうけれど、今回は従業員からの要望と伝えられています。

また、従業員の要望であれば、労働組合が結成されているのかなと思い、友人に問い合わせてみると、この企業には労働組合は無いそうです。多分、社員会のような団体はがあるかもしれません。本当は「◯◯同盟スシローユニオンは地道な会社との交渉で、連休を実施するとの合意に達した」だとより嬉しいですね。

ところで、以前にも載せましたが、百貨店やスーパー、量販店、外食チェーンなどは「定休日」があると、毎日の人員配置が飛躍的にやりやすくなり、ほぼイコールでそこで働いている人たちの笑顔も増えます。理屈は簡単で、週休二日制の現在、そのうちの一日を全従業員が休めば、残り6日間であと一日を輪番で休めばいいからです。

もちろん、元日でも三が日でも営業していれば、それなりに売り上げはあるわけですが、その分、単純には比較できないものの、12月30日や大晦日、1月3日のそれは少なくなります。コンビニはちょっと違うでしょうが、新宿や銀座のデパート、各地のスーパーや量販店、外食レストランが週に一回、平日にお休みをいただいても、利用者の方々はそんなに困るでしょうか。

かつては百貨店やスーパーも年末などを除いて、週に一回の店休日は普通でした。そのことでお客様から苦情があったとは記憶していません。買っていただく側、食べていただく側にも僭越ですが、慣れてもらえば良いようにも思います。このことは人手不足の今だからこそ、理解を得られるようにも感じるのです。お互い様ですし。

今回のスシローの取り組みは実験的、一時的なもののようですが、これからも継続することを期待しています。いくら更衣室や事務所に「お客様に笑顔で接しよう!」とポスターが貼ってあって、そのモデルさんが満面の笑みでも、現場では「忙しくて、人がいなくて、それどころじゃないよ!」では悲しすぎますし、作り笑いではあまり意味がありません。

なお、報道では二日間の売り上げ減少額は約10億円だそうです。でも、このニュースを見た皆さんは、「いつも店員さんは忙しそうだし、お店も混んでいるけど、全員で休める日があってもいいんじゃないかな。毎日、利用しているわけじゃないしね」と思うでしょう。これで、間違いなくリピーターが増え、業界ナンバーワンの地位はより不動のものとなるのでしょう。

やっと人手不足になったのに

現在、国会で審議されている外国人労働者の受け入れ拡大の改正案ですが、政府・与党は会期を延長しても、成立にこぎつけたいようです。それで、詳細は省きますが、どう見てもこの改正案は悪名高い「技能実習生」の拡大版でしょう。「そうじゃないんだ」と総理を始め、提案者側は言っていますが、繰り返しになりますが、「技能実習生制度その2」ではないでしょうか。

それから、世論の「それって、移民推進制度じゃないの?」との素朴な疑問に対して、「あれはダメ、これはダメにしますから安心ですよ」と苦しい言い訳をしています。でも、こんなことでは本当に日本が好きで、日本で働いてみたいと思っている世界の人たちに失礼ではないかとも思えるのです。つまり、この法案そのものに欠陥があるということです。

ですから、端からこんな不可思議な制度を導入しなければ良いでしょう。でも、先日もお伝えしましたが、アベノミクスの恩恵を受けてたっぷりと儲け、それを内部留保とか取締役とか株主だかにしか回さず、「うちは働き手が足りない!どうにかしてくれ!このままじゃ、人手不足倒産だ!」と騒ぎまくっている経営者が多いことが大きな問題です。

普段ですと、中小企業はいつも庶民の味方、大企業にいじめられてる可哀想な人たちのイメージがありますが、前述の哀れな叫びは中小企業はもけっして例外ではありませんし、一方的に責めるつもりはありませんが、技能実習生の低賃金で働かせている現状はこれまた、中小企業も例外ではありません。

そもそも、人手不足はそれだけ景気が良くなっているという証でもありますから、諸手を挙げてとはなりませんが、どちらかというと、歓迎すべきことでしょうし、実際、失業率もずっと下がってきています。このような状況を普通に考えれば、お給料や時給を上げて働いてもらうというのが当然でしょう。

でも、「人件費はそのままかむしろ下げたい、社員は福利厚生費がかかるから派遣やパート、アルバイトなど非正規ですませたい、でも、そんな条件では日本人は来てくれない、だったら、低賃金で使い捨てができる外国人を」との不埒な考えがまかり通っているから、変な法律が出てくるわけです。

ただ、ほとんど唯一、介護関連職場は真剣な論議が必要ですし、そこで働いている皆さんの労働環境の大幅な向上がないと、大変なことになってしまいます。ここは条件を十分に考慮して、言葉や風習のこともしっかり対処して、外国人の方に働いてもらわなければならない分野かもしれません。

ところで、私たちが現在でも、「あそこで働いている人たちは外国人が多いね」という場合、それは居酒屋やファミレスなど外食、そして、コンビニに代表される小売のケースが多いような気がします。私も日常的な生活や行動の中で同じように感じることが少なくなく、それで間違いないでしょう。

でも、ここのところは経営者に発想の転換を求めると同時に、消費者であり、利用者である私たちも今までの固定観念から脱することが必要に思えるのです。例えば、ほぼすべてのコンビニが24時間、365日、営業しなければ、お客様でもある私たちがそんなに困るのだろうかということです。

例えば、コンビニ業界の圧倒的リーダーであるセブンイレブンがその名前のとおり、当初はそうだった午前7時から午後11時までの営業で、利用者は特に不便を感じることがあるのだろうかと復習してみることです。人間は一度、享受した文字どおりの便利さを失うことは好みませんが、ちょっと考え直してみてもムダではないでしょう。

これは居酒屋さんなども同じで、ローカルな話題で恐縮ですが、JR阿佐ヶ谷駅周辺にある24時間営業のお店も通常の繁忙時間帯以外では、ほとんどお客さんはいません。だいたい、通年で一日中、飲食店がオープンしていることも、一部の例外を除いてはどうなんでしょうか。もちろん、地域性は大切な条件ですから、それはそれで尊重することにやぶさかではありません。

そして、百貨店などの元日からの営業、スーパーなどの年中無休営業も再考の余地があるように思います。例えば、私はスーパーマーケットで働き、短期間ですが売り場の人員配置もやっていたのでちょっとは分かるのですが、1週間に1回の店休日があると、もの凄く人の配置がスムーズになり、週休二日制も順調に回るようになります。

それがいつのころからでしょうか、年中無休や元日からの開店は当たり前になり、売り場も人も明らかに疲れるようになってきました。と同時に、流通職場ではすごい勢いでクレーマーと呼ばれる人たちが急増しています。これは鉄道会社や病院などでも酷く、何が原因なのかはっきりしませんが、世の中全体に余裕がなくなり、お互いにギスギスした空気が蔓延しているせいかもしれません。

いずれにしても、外国人労働者受け入れ拡大は最小限の職種に限り、リストラを嬉しそうに発表している経営者を放逐し、溜め込んだ内部留保を頑張っている現場の人たちに還元し、正規でも非正規でも社員、パート、アルバイトでも働いている人たちが第一として信頼すれば、言われている人手不足の解消は十分に可能だと思います。

終わりにこの改正案については、総理の安倍晋三さんはそれほど熱意がないのかもしれませんが、やはり、苦労人である官房長官の菅義偉さんが、産業界の強い意向を受けて実現させたいのでしょう。しかし、実は自民党の中にもあまり表に出ないというか、出せない諸事情があるものの、少なくない国会議員も疑問視しているように感じます。普通に考えれば、そうなりますよね。
(写真引用:荘内日報電子版・2018年 7月12日付け紙面より)

革マル派が連続でUAゼンセンを批判

革マル派(日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス派)がまたも、機関紙「解放」でUAゼンセンを批判しています。正確にはタイトルのようにな連続ではなく、第2539号と第2542号で、どちらも5面のTopicsというコーナーに掲載されています。ここはけっこう分かりやすく解説されていて、読みやすい構成になっています。

私はその二つの記事(UAゼンセン大会&製薬諸労組がUAゼンセン脱退)を紹介するにあたり、新宿御苑近くの模索社で2号分を購入しました。知る人ぞ知る左翼系の機関紙誌や書籍などを扱っている書店で、どこからか、公安関係者が視察しているのでしょう。ちなみに、一部300円で、お店の方はバックナンバーをどこからか出してきてくれました。

それから、何回かお伝えしたように、「所詮、資本や使用者の手先である旧同盟系の労組の活動方針や組織実態なんてどうでもいい」というのが彼ら彼女らの基本ですが、やはり、圧倒的な組織化力、憲法改正への姿勢など、放っては置けなくなったようです。これは先日、紹介した中核派(革命的共産主義者同盟全国委員会)も同様ですね。

ところで、その中核派について、「UAゼンセンの大会会場前に情宣部隊が登場するかもしれません」と書きましたが、それは外れてしまいました。登場したのは最寄りの桜木町駅だったようです。これも、旧同盟系労組への対応としては極めて珍しいことです。壮絶な殺し合いをしてきた革共同両派から勝手に注目されています。

言動への動機づけがとても良好です


私はとても情けないのですが、以前は「多少、景気が悪くなっても、財政を健全にするためには、消費税を上げるのは当然のこと」と思っていました。しかし、今ではほぼ正反対に転向して、「財政とは経済成長のこと」と改心しました。余談ですが、今となってみると赤面するような恥ずかしい記事も過去のブログやフェイスブックにもあるのですが、自分の間違いにお灸をすえるためにも削除などはしていません。

例えば、福島第一原発事故のときに、朝日新聞が「吉田所長が作業員に逃げろと指示した」と書きました。現在ではこれがまったくの嘘だったことを朝日自身も認めて、謝罪みたいなこともしましたが、私は過去から、「もしも、原発がそんなに危険のものだったら、操作している作業員の皆さんがそこで仕事をしているはずがない」と強く思っていました。

それが、覆されたのですから、捏造された記事によって一時は原発に否定的な考えを持つようになりました。でも、騙した新聞より騙された自分が悪かったんだと素直に反省して、せめてもの腹いせとしてこの新聞の購読をやめました(慰安婦問題誤報も同じです)。ですから、当時のブログなどはそのままで、内容を変更したり、なかったものにはしていません。

もちろん、こんなことは自慢することではないと理解していますが、SNSでご自分の過去の発言や行動がさらされ、あわてて削除したものの、しっかり痕跡が残っている結果、強大なブーメランが後頭部に突き刺さっている方々よりはちょっとだけましかなと勝手に思っています。この傾向は自称「リベラル」の皆さんほど強く、リベラルと思い込みながら、他人にはリベラルに接することが極めて苦手な人たちこそ可哀想だなと同情してしまいます。これは地方議員30年で学んだ数少ない経験則でもあります。

また、その地方議員出身の私があまり大袈裟に言うのもおかしのですが、一連の安全保障・防衛問題では持論ではなかったものの、アーカイブしてある文章を見ると、繰り返しになりますが、恥ずかしくなってしまうこともあります。各方面との距離感を図らなければならなかったこともあり、これは仕方なかったのですが、それが必要なくなった今だから、日常生活も含めてモチベーションが安定しているのかもしれません。

『日高屋』さんの“もつ野菜ラーメン”

「餃子の王将」にはUAゼンセンに加盟している労働組合がありますが、同じ業態の「日高屋」にもこの春、労働組合が結成されたそうです。組合員数は9千名で、外国人のそれが3千名近く加入しているようです。

写真は阿佐ヶ谷のパールセンターにあるお店ですが、店長さんにお聞きしたら、「組合ができて良かった」と言われていました。ちなみに、ここも外国人の従業員の方が多かったですが、日本語は問題なく使えました。

そして、いただいたのは期間限定の「もつ野菜ラーメン」ですが、文字どおり、もつがいっぱい入っていて美味しかったです。「餃子の王将」でも「もつ煮込み豚骨ラーメン」を食べましたが、この時期のもつはいいですね。

UAゼンセンが憲法改正議論を提起

わが国最大の労働組合の連合体である「UAゼンセン」が先日、横浜で開催された定期大会で、「国民的な合意を前提に憲法と法律の必要な整備を行っていくべき」との見解を発表しました。連合の組織人員は約700万、UAゼンセンのそれは178万で、そう遠くない将来には2百万人の大台に乗るでしょうから、その反響は労働界だけではないでしょう。

ただ、UAの前身である「UIゼンセン同盟」時代にも同じ見解を示していますし、外国人地方参政権反対集会にも唯一、参加していますので、今回のことで特段、路線が変わったわけではありません。また、ほかの組合との合併がありましたので、時間を掛け内部調整して、組織内の意見が整ったので今回、組合員へ大会の場で示したと思います。

そして、その改憲の肝はやはり9条でしょうね。「武力行使を含めた平和維持活動ができるよう」としっかりと注文もつけています。ただ、一つひとつの加盟組合や一人ひとりの組合員に強制するものではないとしています。至極、まっとうな方針でしょうが、少なくない影響力を及ぼすことも間違いありません。

しかし、同じ連合に入っている組合でも、日教組自治労などは、太陽が西から昇っても同調すると言うか、認めることができないでしょう。そもそも、UAの大会の冒頭には真紅の本部旗と国旗・日の丸が入場しますが、日教組などは今でもこれを異様なことだと思っていて、「右翼愛国労組運動を許すな!」と言いたいようです。このことは先日、紹介した中核派革マル派も同じことを機関紙で書いています。

それから、来年の参議院議員選挙ではUAゼンセンの組織内候補者は国民民主党の公認で立候補することが決まっていますが、せっかく立憲民主党と分かれて現実路線を選択したと思ったら、平野幹事長が市民連合の集会に出たり、玉木代表が共産党との共闘をこれまた、その市民連合にお願いしたりと、とても心配になってきました。構成団体には「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」などもあり、市民連合はかなりの左派であることが簡単に理解できます。

このような人たちとのお付き合いは共産党や立憲民主党にお任せすれば良いし、そもそも、共産党との選挙協力って何ですか?18年間も同じ人が一度の党内選挙も行わないで委員長を続けている政党と協力なんかできないでしょう。この政党が少なくても民主的に選出されている政権を「安倍一強」とか「安倍独裁」とか言っているのですから、別の意味で爆笑してしまう品の悪いジョークです。

なお、私は共産党との選挙協力を睨んでいた当時の民進党から身を引いたとき、その危険性をある団体の東京地区の責任者に生意気ながら諫言させていただきました。そのとき彼は、「共産党との選挙協力なんて東京ではありえない。門脇さんもそんなことは言わないほうがいい」と逆に諌められました。そのことを恨んでいるわけでも、「ほら!言ったとおりになっただろう」などとはまったく思いませんが、現状を見ていると、残念で仕方ありません。

中核派がUAゼンセンを批判

わが国最大の労働組合の連合体である「UAゼンセン」(全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟)は来週の19日と20日、パシフィコ横浜で第7回の定期大会を開催します。UAゼンセンの組合員数は約172万人で、連合全体では約700万人ですから、いかにUAゼンセンの構成比が大きいか分かりますし、組織化(組合数と組合員数を増やすこと)がなかなか進まない現状で、数値的にはほぼ唯一、それを順調に行っています。これだけの組織で“第7回”というのは、他の団体と合併を重ね、そのたびに“第1回”になるからです。

さて、今まで何回か、新左翼(警察用語:極左暴力集団または過激派)の革マル派(日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派)がUAゼンセンに対して批判を繰り返してきたことはお伝えしました。本来、彼ら彼女らの攻撃対象は旧・総評系の組合です。総評と言っても知らない方が増えていると思いますので、分かりやすく言えば、一部例外もありますが、日本社会党の焼き直しである立憲民主党を支援し、来年の参議院議員選挙ではこの党から組織内議員を擁立する労組です。

例えば、日教組、自治労、情報労連、JP労組、私鉄総連などで、革マル派機関紙「解放」中核派(革命的共産主義者同盟全国委員会)「前進」では頻繁にこれらの産別(正確には役員や執行部)を罵っています。なお、JP労組には旧・同盟系の全郵政も加わりましたが、立憲民主党支持に舵を切ったので、今後はそのような路線を進んでいくのでしょう。

それで、少し長くなりますが、その中核派の機関紙・前進に載った文章を引用してみます。
<UAゼンセンは「労働争議の根絶」を掲げ、資本の手を借りて連合内の最大労組にのし上がった帝国主義労働運動そのものだ。昨年9月の大会で、会長の松浦昭彦が安倍による自衛隊の憲法9条明記への支持を表明した。今年は「9条改憲推進」を大会決定にして、10月連合の定期大会に乗り込もうとしている>。以上ですが、このあとにも、<しかしこんな方針は現場にはまったく下ろされていない。スカスカであり、ほんの一握りの幹部が決めようとしているものでしかない。絶対反対の闘いがある限り、なんの力も持ちはしない>などと主張しています。

私はUAゼンセン大会の議案書などを読んでいないので、現職時代にとてもお世話になった会長の松浦昭彦さんがそんなことを言われたのか、9条改憲を明確に大会で決めるのかは分かりませんが、革マル派に続いて中核派が批判を本格的に始めたことは一応、注意したほうがいいと思いますし、もしかしたら、当日の会場前に中核派の情宣部隊が登場するかもしれません。

それから、写真は中核派の動画サイト「前進チャンネル」ですが、女性は洞口朋子さんで、ご両親ともに中核派のメンバーだそうです。共産党の党員や創価学会の会員では珍しくありませんが、過激派でもそんなことがあるのですね。この前進チャンネルは宣伝するわけではありませんが、けっこう面白いです。でも、後ろのポスターに「安倍・菅を監獄へ!」とありますが、どうやって実現するのでしょうか。

また、この動画の一例に“質問コーナー”があり、「平成のうちに武装蜂起する可能性はありますか」「角材や火炎瓶や鉄パイプ爆弾はどこに隠していますか?」「公安警察の顔写真について、どうやって彼らの名前を調べたんですか?」「ご近所づきあいはうまくやっていますか?」など、それなりに答えています。また、拠点である前進社(東京都足立区松江)の見学も可能だそうです。革マル派の解放社(同新宿区早稲田鶴巻町)では絶対にありえないことですが、解放社もご近所付き合いはちゃんとやっています。回覧板を回したり、お祭りの寄付をしたりですね。

なお、近年は発生していないセクト対立“内ゲバ”では、革マル派と中核派に加えて社青同解放派(革労協)間で百名近い人たちが殺されています。また、自民党、民主党(当時)の両政権からJR総連、JR東労組に相当な影響力を有すると認定された革マル派の動向も気になります。特に今年の2月以降、そのJR東労組は大瓦解状態となり、会社側の思惑とともに今後の展開が注目されます。友人の記者は、この組合は立憲民主党への支援を強めていくだろうと語っていました。

余談ですが、立憲民主党代表枝野幸男さんがかつて、革マル派から政治献金をもらったと言っている方がいますが、これは間違いで、正確には前述のように革マル派の影響力がかなりあるJR東労組からの献金です。それにしても、約800万円とは大金ですし、衆議院予算委員会でそのことを安倍首相から指摘されたときの彼はとっても焦っていました。

そして、「あなたを支援している経済団体だって、犯罪者はいるだろう」みなたいな弁解をしていましたが、支離滅裂というか、これでは彼自身がJR東労組がまさしく革マル派の支配下にあると認めていることになります。いずれにしても、安倍さんが公安当局から詳しい説明をあらかじめ受けていたことを甘く考えていたようです。「まっとうな政治」が泣いています。すみません、最後は中核派から革マル派の話題になってしまいました。

楽しい仲間たちと素敵な時間を

全国の専門店で働く仲間たちの組織である、専門店ユニオン連合会(SSUA)の事務局長である石間日出哉さん、副事務局長の伊藤直樹さん、そして、杉並区議会議員の増田裕一さんと一緒に、地元の居酒屋さんで会話が弾む、とても有意義な時間を過ごしました。

その地元ですが、地下鉄丸ノ内線の南阿佐ヶ谷駅から徒歩1分の「こたろう」さんで、私は初めて入りました。増田さんが、「すぐに満員になりますよ」と言いましたが、確かに数十分後にはそのとおりになりました。なお、予約も可能とのことでした。

そして、かなり人気のあるお店のようで、出てくる料理はすべて美味しく、日本酒の品揃えが充実していました。こんなとき、「日本酒を飲めらな~」とちょっと悔しく感じます。店内にあった「本日の地酒」も一つも分かりませんが、自宅まで徒歩で5分、これがいいですね。

来年4月の統一地方選挙が最重要だ!

国民民主党の臨時大会が今日、開催されて新しい代表が決まります。総理大臣を決めることになる自民党の総裁選挙がすでに始まっている状況ですし、沖縄県の知事選挙も同様に全国的に注目されていますので、ちょっと影が薄くなっているこの選挙とその結果はあまり注目されていないようで、一線は引いている私も少し残念です。

ただ、その可能性はけっして高くないものの、次の総選挙で野党の組み合わせはどうなっているのか分かりませんが、新しい代表が内閣総理大臣に就任することもあり得ますので、頑張っていただきたいと期待しています。特に私の友人や後輩はこの党を選択している人たちが多いのでなおさらです。

そして、政権奪取を狙う政党ですから、国会議員が中心になることは当然ですが、来年4月には統一地方選挙がありますので、衆議院議員総選挙がない限り、まずは財政的に全国の地方議員や候補者に対する支援体制をしっかりとすることが大切かと思います。

都道府県議会や区市町村議会で、苦しい選択をして国民民主党に入党してくれた同志を党内のゴタゴタや野党共闘を巡る意見の違いなどで、これ以上、犠牲にしないでもらいたいです。地方議会や個人によって事情は異なりますが、その辺りを乗り越えて、彼ら彼女らにとっては来年のことを考えれば、必ずしも有利と思えない道を進んでくれている仲間を裏切ることは絶対にやってはいけないことでしょう。

それから、この政党ではやっと、基本的な政策については大きく異なることがなくなったので、国政レベルでより現実的な対応が望まれます。もう、モリ・カケは共産党や立憲民主党にお任せし、直近の党首討論のような議論を巻き起こすべきでしょう。また、与党や安倍首相の実績もきちんと評価して、その先を「私たちだったら」と提案することも良いと思います。「アベノミクスは完全に破綻した」ではちっとも意味が分からず、かえって逆効果です。

ただ、事態は深刻であることも間違いありません。政党支持率が60名を越える国会議員がいるのにゼロとか1とかでは話になりませんし、近日中のそれにご祝儀相場を含めて上乗せができなかったら、どうしようもなくなって末期的症状になってしまいます。でも、多くの都道府県議会選挙は中選挙区制、区市町村議会選挙は大選挙区制ですから、それほどの影響は受けません。だからこそ、前述の経済的・財政的支援が重要だと考えています。

なお、皮肉でも嫌味でもありませんが、離党届を提出していた柚木道義さんをけじめをつけて「除名」にしたことは本当に良かったと思います。どっちみち、「より大きな支援が期待できる」とか言って、立憲民主党に行くのでしょう。もちろん、立民が受け入れるかどうかは別です。

あとは以前にもお伝えしましたが、山井和則さんと今井雅人さんも離党して、左派抵抗政党の立憲民主党に行かれたほうが、今よりいっぱい活躍の場が増えると思います。常に自分だけが、自分たちだけが正しいと思い、過去の出来事をすっかり忘れて、特大のブーメランが後頭部に突き刺さる人たちには国民民主党はふさわしくありませんし、もとより、国民や有権者の信頼など遠い世界のことでしょう。

小倉昌男さんが泣いている

ヤマト運輸創業家の二代目である小倉昌男さんは、運輸省(当時)や郵政省(同)などを向こうに回し、いわゆる「宅急便」事業を拡大したことで知られています。また、三越百貨店のいじめに対抗して取引停止という大英断を下したことでも有名です。

また、当初は社内労働組合をあまりこころよく思っていなかったようですが、その後、「労働組合は企業の病気を知らせる神経だ」「組合員の解雇は絶対しない」など、深い理解を持たれていました。

そのヤマト運輸労働組合も小倉さんのお考えに共鳴することにより、健全な労使関係を築き、今では当たり前になった個人宅への配送、すなわち、クロネコヤマトの宅急便が可能になったようです。

そして、彼の長男である小倉康嗣さんが会社を離れてからは、小倉家とヤマト運輸は無関係となりましたが、現在でもこの企業のホームページには小倉昌男さんの仕事ぶりが載っていますので、そのような位置付けなのでしょう。

さて、ヤマト運輸の関連会社であるヤマトホームコンビニエンス(ここの労働組合はヤマトグループ企業労働組合連合会に加盟しています)が過去2年間、法人顧客の約5万件に対して約17億円(その後31億円に)の不当な過大請求をしていたことが明らかになりました。

この事件については、国土交通省が極めて異例な立ち入り検査を行いましたが、どうも、過去の料金値上げの過程についても当局は疑問を持っているようです。この件では全国128事業所で123カ所でデタラメがありました。

ヤマトHDの社長は「組織的に指示したことはない」みたいなことを言っていますが、それでは、誰がなんの目的でやったのか、自らはっきりさせる必要があるでしょう。もしも、本気でこんな発言をしているなら、このグループのコンプライアンスはゼロではなくマイナスですね。

さらに以前にもお伝えしましたが、ヤマト運輸は昨年、宅急便のドライバーさんへの残業代230億円が未払いであることが発覚しています。今回のことも含めて、この企業グループの労働組合が不祥事を知らなかったとすれば、小倉昌男さんの言葉はないがしろにされていることになりますし、病気はけっして労組では治せません。

そして、考えたくもないことですが、知っていたとすれば言語道断、労働組合の看板を外すべきでしょう。この労組の主張には「働き方改革を実現し、明るく元気な職場環境を構築しよう」とありますので、残念で仕方ありません。

もちろん、一連の不祥事の第一義的責任は企業にありますが、現在の労使関係や組合執行部と現場組合員の風通しが心配です。小倉昌男さんが天国で泣いているようにも思えるのです。

なお、最後になって申し訳ありませんが、わが家でもお世話になっているこの会社のドライバーさんたちはどなたも感じよく親切で、仕事熱心であることも伝わってきます。彼ら彼女らには頑張ってもらいたいと心底願っています。
(写真は本文と直接は関係ありません)

大阪市・大阪ガスが初戦を飾る

<本日の記事は昨日に載せる予定でしたが、河北健診センターでのあってはならない案件があり、そのことを急いで掲載しました。ですから、本日の記事の「昨日」は「一昨日」と読み替えてください。同時に2回戦は本日午後2時から新日鐵住金かずさマジックを対戦相手として行われることをお伝えします>

この時期の風物詩になっている「都市対抗野球大会」ですが、昨日の午前10時30分から行われた「大阪ガスVS信越硬式野球クラブ」の試合を観戦してきました。大阪ガスは2年ぶりの出場で、私は今年で3回目の応援になります。

そして、結果は大阪ガスが勝利しましたが、相手の信越硬式野球クラブは長野市が本拠地で、文字どおりの地元密着野球部です。もともとはNTT信越の流れがあるようですが、企業名が付いていない数少ないチームでしょう。

また、野球や試合そのものではありませんが、大阪ガスの労働組合はUAゼンセンの加盟であり、ちなみに、会場の東京ドームの労組も同じくUAゼンセンの構成組合です。そんなこともあり、応援にはかなり力が入りました。

石河勲さんと再び現地で

 来年4月の千葉市議会議員選挙で花見川区から立候補を予定されている石河勲(いしかわいさお)さんと再び、選挙区内でお会いしました。私は同区内にある幕張駅と新検見川駅の出入り口などを見て回り、乗降客の動線、チラシ配りの立ち位置を教えてもらいました。
 それから、石河さんを支援していただいている地元の居酒屋さんに向かい、サッカー日本代表の巨大なポスターの前で、彼と彼らの勝利を祈念し、がっちりと握手をして写真を取りました。なお、両駅ともに初めて下車しましたが、先日の幕張本郷駅とは雰囲気が異なり、ゆったりとした感じでした。

幕張本郷駅での応援活動

来年春の統一地方選挙で、千葉市花見川区から市議会議員への立候補を目指している、石河勲(いしかわいさおさんの応援に行ってきました。私は朝早いのは慣れていますので、阿佐ヶ谷駅から総武緩行線一本で幕張本郷駅へ向かいました。

そして、午前7時半まえに到着し、彼と私のイトーヨカドー労組時代からの友人で、現在はUAゼンセン千葉県支部の次長をされている千頭洋一さんと3人でチラシ配りを行いました。初めて降りた駅ですが、なかなか活気がありました。

また、念願の連節バスを見ることができました。ここから海浜幕張駅などまでの路線ですが、もの凄く頻繁に発車するバスとそれを待つ利用客の多さに驚きました。車体には千葉ロッテマリーンズのキャラクターがいて、かっこいいなと思いました。

それから、この駅はJRと京成が同じ構内にあり、JR側にはかなり広い幕張車両センターもあります。跨線橋の隙間から撮りましたが、見ているだけで楽しかったですし、京成と並走する区間もいいですね。

さて、紹介が遅れましたが、石河さんは1977年に千葉県で生まれ、東海大学海洋学科を卒業、ジャスコ→イオンリテールに勤務され、組合活動で汗をかかれた方です。とても真面目で信頼できる人と私は感じました。

なお、僭越ですが、若干のアドバイスをさせていただき、これからも現地での活動をお手伝いします。それと、この日は駅頭活動のあと、時間があったので、少し足を伸ばしてみました。「京成千原線」編と「上野公園」編は別の機会にお伝えします

「あの頃は良かった」は禁句かな

二カ月ほど前にお伝えした、杉並区荻窪3丁目にあった大手化繊メーカーの独身寮が取り壊しになり、集合住宅が建設されるという記事ですが、建物の撤去が終わり、そろそろマンションが着工になるようです。写真の右側と手前には竹林があり、以前には私も管理人さんから美味しい筍をいただいことを思い出しました。

そして、中央快速線、中央・総武線、乗り入れの地下鉄東西線、始発の丸ノ内線ととても便利な荻窪駅から徒歩10分で、敷地面積は1000坪を超え、杉並区でも有数な高級住宅地に3階建て(高さ10m以下)の建物ですから、かなり高額な物件になるのでしょう。

ところで、前回は化繊メーカーと紹介しましたが、それは「旭化成」です。日本を代表するメーカーですが、東レや帝人などもいわゆる“糸へん”に関わる売上は相対的に低下しており、旭化成も戸建てやアパート、マンションなどの住宅事業、サランラップ、薬品などの構成比が増えているようです。

そして、私はこの旭化成の労働組合には大変お世話になりました。特に昭和58年に区議会議員に初当選したときは、ゼンセン同盟(当時)内の調整もあり、旭化成の組織内候補と同じくらいというか、それ以上に応援していただきました。もちろん、多くの地元の皆さんや組織の仲間たちにご協力をいただいたことを比べているわけではありません。

今では考えられないことですが、職場(組合では支部)ごとにオルグ隊を結成してもらい、支援を決めていただいた労組から提出された名簿に基づき一軒一軒回り、門脇の政治活動への理解を深めていただきました。しかも、訪問回数は1回や2回ではなく、相当な頻度でした。

このようにして、支援の度合いを増していただく活動は本当にありがたいものでしたし、留守が多いお宅には徹底して電話を掛けていただきました。これらの運動はすべてボランティアで、オルグ活動や電話作戦以外にも、政策チラシの投げ込み、公営掲示板へのポスター貼付、桃太郎(商店街での集団行進)や集会、駅頭のお手伝いなど、ありとあらゆる活動でした。

それで、タイトルのように過去を懐かしむのは良くないのでしょうが、現在では名簿提出、訪問活動、電話作戦などはかなりの制約があるとお聞きしていますし、各種集会への動員もけっこう難しくなっているようなので、それぞれの陣営もご苦労されているようです。時代の流れでしょうか。
(左側は区立大田黒公園です)

こらからも七戸淳さんと共に

 港区議会議員で副議長を務められている七戸淳(じゅん)さんが阿佐ヶ谷まで来られました。ちょうど現在は区長選挙が行われていますので、駅南口から近い選挙事務所を一緒に訪問し、田中良候補の奥様やフタッフとお話することができました。七戸さんは明治大学を卒業されて田中さんと同窓なので、そのつながりも話題として良かったです。
 そして、同じく阿佐ヶ谷駅南口にある居酒屋さんでしばし懇談しました。このお店は労働組合がUAゼンセンに加盟するモンテローザ系列ですが、まさに彼とは政党と労組の関係や、来年の統一地方選挙や参議院議員選挙のことなどを話し合いました。所属政党も決まったようで、これからも連携していきたいと思います。なお余談ですが、もちろん、会計は完全割り勘でした。

「串カツ田中」が終日全席禁煙に

私もときどき利用させてもらっている「串カツ田中」さんが昨日から全席禁煙になり、それを“記念”して、中杉通り沿いにあるお店に行ってきました。その前には杉並区議会に増田裕一さんを訪ね、ちょうど、同じ区議会議員の上野エリカさんも在室していましたので、久しぶりに情報交換もしています。

さて、店内では従業員の皆さんに僭越ですが私から、「完全禁煙にしてもお客さんは減らないですよ」「むしろ、女性客を中心に来客数が増えるでしょう」「日本人の喫煙率は僅かに2割しかないし、さらにこれから低下していきます」などとお話しました。

だからというわけでもないのでしょうが、彼ら彼女らは少し安心したようでした。東京都の条例制定前に、全面喫煙可から全面禁煙に踏み切った「串カツ田中」さんの決断を大いに歓迎します。増田さんにも付き合ってもらいましたが、いつもより、ビールもハイボールも串カツもより美味しかったように感じました。

ちょっと寂しいですね

私の30年間の区議会・都議会の議員活動は文字どおり、とても多くの地元の皆さんの応援や組織の仲間たちの支援の賜物で、数値化することは適切ではありませんが、個人的にはこれで95%、残り5%が自分の力量かと思っています。その5%の中では妻の支えが4%くらいでしょうか。

やはり、私たちの不文律は、「当選すれば皆様のおかげ、落選すれば自分の不徳の致すところ」なのです。でも、それを忘れ、回数を重ねて当選を続けていると「俺の力で当選しているんだ」とか「落選したのは党のせいだ」とか勘違いする輩がいますし、場合によっては支援団体から離反している人もいます。悲しいことだと思います。

ところで、政治家や地方議員はパーティや活動報告会などで、「皆様の物心両面のご支援をいただいて」で言いますが、この“物心両面”とは私にための言葉のようです。とりわけ、出身母体であるイトーヨーカドー労働組合とその上部団体である、セブン&アイグループ労働組合連合会にはお世話になりました。

それで、組合のことではありませんが、そのイトーヨーカドーの親会社のセブン&アイ・ホールディングスの株主総会が開催されました。そして、その場で8名の社内取締役が選出されましたが、7名の方がセブン-イレブンのご出身でした。残りのお一人は百貨店のそごう・西武の方です。

もちろん、私はその決定に何か異議を唱えるものではありませんし、このグループの圧倒的稼ぎ頭はコンビニのセブン-イレブンであることは間違いありません。青山学院大学法学部の後輩である社長は的確な判断をされたのでしょうし、コンビニプロパーの彼はもの凄いご苦労をされてきたと想像しています。

でも、イトーヨーカドー出身の私はタイトルのように少し寂しい思いですし、この会社で働いている多くの皆さんも同じ思いではないでしょうか。私はいつもスーパーはイトーヨーカドー食品館阿佐谷店、コンビニは特に事情のない限り、セブン-イレブンで買い物をしていますが、そんな気持ちになっています。

それから、上述の労働組合のことですが、その名称のとおり、グループ各社の労組で連合会を構成しています。ただ、セブン-イレブンには労組が結成されていませんので、ホールディングスとしての労使関係や交渉も少し心配です。いずれにしても、一線を引いている私ですから、戯言と捉えていただければ嬉しいです。

「ガールズケイリン」は素敵でした

競馬の騎手は知らないのですが、ボートレース(競艇)では、女子選手が男子選手に混じって普通にレースが行われていますし、もちろん、女子6名だけで走る試合もあります。一方、オートレースの人数はかなり少ないですが、競輪は100名を超える元気な女子選手が頑張っています。

それで、今回は立川競輪場に行って、ガールズケイリンを見てきました。6Rと7Rで、それぞれ、7名の選手が出場していましたが、場内の声援も「優香ちゃん、いいね!」など、けっこう優しく飛んでいました。男子の場合とは会場の雰囲気もかなり異なるようです。

ところで、女子競輪(正式名称)の歴史は古く、昭和24年から同39年まで存在してたそうです。その後、人気がなくなって廃止されましたが、6年前から復活しています。レディース競艇や橋本聖子さんの影響もあったのでしょう。なお、エキシビションとしてはこれ以前にも実施されていたようです。

そして、前述したように7車立て(男子は9車が多い)で、詳しいことは分かりませんが、自転車も男子と比べてしっかりとした作りになっているように見えました。なお、階級はいまのところ、全員がL級1班ですが、選手の数が増えていけば、上級班もできるかもしれません。

それから、当日の2レースには外国人選手が出場していました。6Rにはフランスのマチルド・グロさん、7Rにはオーストラリアのステファニー・モートンさんで、モートンさんは見事、1着でゴールしました。私も贔屓の選手を早めに決めて、応援を集中したいと思います。

また、立川は全国でも一番お客さんが多い競輪場とのことで、確かに西武園競輪場と比べても桁違いのファンでむんむんしていましたし、食堂などの店の数も同じでした。お惣菜の数もとても多く、どれも美味しそうで、写真のお店ではありませんが、フライの種類がすごく充実していて、次回はしっかりといただくことにします。

くっきりと分かれた「立民」と「国民」

政治の世界でも“まとまる”というのは良いことと思いますし、もともと同じ政党に所属したいた議員さんが多かったのですから、私など何もできませんが「国民民主党」の将来に期待させていただきます。特に来年の4月には統一地方選挙が、同7月には参議院議員選挙があり、数多くの先輩、同僚、後輩がこの党公認で立候補を予定していますので、頑張っていただきたいと思います。

それで、国政選挙の参議院ですが、私はどうしても、どなたがが立憲民主党からで、どなたが国民民主党からお出になるのか、気になって仕方ありせんでした。特に組織力、とりわけ、連合加盟の各産別の力量が投票数によって明らかになる比例代表が注目されます。

そして、今回で旧・民進党系の2党がそろったところで、すべてがそうなるとは思いませんが、かなり絞り込んだ政党選択が行われるようです。立民にしても国民にしてもそれで何の問題もないでしょう。これは、その産別(それに加盟する単組も)や組合員にとっても分かりやすくなり、良いことだと考えています。

まず、立憲民主党は左派の立ち位置から、いち早く自治労日教組などの公務員チーム、そして、左の路線が強い私鉄総連がこの党からの立候補を決めています。そして今回、情報労連(その中心はNTT労組)はどうされるのかなと思っていましたが、来年に改選を迎える方と2年前に当選された、いわゆる組織内議員お二人は立民に入党されています。

ここまでは、いずれも連合ができる以前には「総評」に所属していましたので、ある意味、当然のことでしょう。ただ、総評系の全逓と同盟系の全郵政が合併してできたJP労組はどちらの選択肢になるのでしょうか。すでに現職の参議院議員は立憲民主党に移籍しましたので、同じ組織で一人は立件、一人は国民というのは組合員が理解することが難しいと思います。

一方、国民民主党でも過去のことですが、「同盟」に所属してた産別組織内議員がまとまって入党しています。UAゼンセン電力総連自動車総連などです。あとは前回の参院選で組織内候補を落選させてしまった基幹労連は捲土重来するのか不明ですしJR総連最大の集票マシーンであるJR東労組では組合員の大量脱退が現在でも進行中ですから、かなり難しいのかなと思います。

それから、総評や同盟時代には「中立労連」というナショナルセンターがあり、そのの中核は電機連合(旧・電機労連)でしたので、こちらもどのような選択をされるのかなと思っていましたが、すべてが民間企業ですし、お二人の組織内議員は国民民主党に入党されましたので、来年夏はこの党で勝負されるようです。

やはり、政党と労組は支持協力関係にあるのですから、より政策が近い、より現場の組合員が積極的に投票したくなる政党を選ぶのが正しいことではないかと考えていますし、このことはお互いの勢力からも言えることで、すっきりします。また、政党名を意識的に隠したりせず、立民でも国民でも堂々と名乗ることも大切ではないでしょうか。
(写真出典:連合と国民民主党のホームページ)