まだやってたんだ!

 野党が合同で何とか問題隠蔽とか、何とか疑惑追求とかやっているヒアリングですが、正直なところ「まだやってるんだ」という感想です。政権や与党の失態や疑惑を追求するのは野党として当然ですし、国政調査権に基づいて開催しているのでしょうが、国民や有権者の皆さんは何も期待していないように思います。

 そして、昨年の野党の18連休審議拒否のときも、この何とか合同ヒアリングは休むことなく開かれていました。それでも、かなりマンネリ化していることは否定できず、写真上の“モリカケ”関連のそれは閑古鳥が鳴いていますし、右側の秘書さんと思われる方は眠っていたり、スマホに見入っているようです。

 しかし、なぜか2列目に座っている塩村文夏さんは別として、1列目の今井雅人さん、森裕子さん、福島瑞穂さんに共産党の小池晃さんが加われば、今でもインパクトのある籠池泰典さん邸前の記念写真のメンバーが揃うことになりますが、小池さんは党書記局長ですから、忙しかったのでしょう。

 それで、現在では世間からの批判もあり、少しは大人しくなっているようですが、友人の記者によるとかつての合同ヒアリングはまるで、人民裁判か糾弾集会のようだったそうです。そもそも、答弁に責任が持てないというか、その資格がない官僚たちをいじめて何を求めているのでしょうか。

 もしかしたら、何回選挙をやっても、連立与党の勝利が続くので、その憂さ晴らしにやっているようにも思えるのです。反論できない役人を罵倒することで溜飲を下げているのかもしれません。実際、すごい回数で行われている合同ヒアリングで、重要なことが解明されたり、野党の政策が進んだケースはまったくありません。

 それから、下の写真の「関電疑惑」ですが、とても納得のできない重要な問題であることは間違いありません。でも、これは政権の不祥事ではありませんし、官僚を呼んでカメラの前で怒ってみても、事の本質が解明されることはほぼ不可能です。あとは捜査機関の出番ですが、こちらもあまり期待できません。

 何とも摩訶不思議な事件ですが、その道に詳しい弁護士に尋ねてみても、「刑事事件をして立件することは難しいだろう」と言っていました。先日もお伝えしましたが、事件の背景にある複雑な組織や人間の関係を解き明かすのは極めて困難ですし、野党の支援団体も関わっているかもしれません。関電を叩いただけでは何も解決しません。

 なお、当該の元・高浜町の助役ですが、1982年8月号の日本共産党理論誌「前衛」には当時の言動などが載っています。共産党と指摘されている団体は活動方針を巡って激しく対立していましたから、それを割り引かなければとも思いますが、かなり参考になる資料です。興味のある方は検索してください。

 そんな状況でまたまた、今井雅人さんがやらかしてくれました。得意のアポ無しで関西電力に突撃したのです。しかも土曜日に。結果は案の定、門前払いで警備員さんに書類を渡していました。この人、重大な反党行為で国民民主党を除名されましたが、大丈夫でしょうか。もっとも、関電の幹部が「お会いします」と言ったら逆に困ったでしょう。

 仮に私が議員会館の今井雅人事務所をアポ無しで訪問し、「国民としてあなたの行動に対して申し上げたいことがある。今すぐ会うべきだ」と受付に告げたら、彼の秘書さんはどのように対応するのか興味があります。もちろん、そんな非常識なことはやりませんが、上述の行動は国会議員だったら許されるのかという話です

 もっとも、このような人たち(自称・リベラルが多い)は、旬の話題×テレビカメラ=パフォーマンスが大好きです。後先のことを考えずにビックなブーメランを次々と投げまくっていますので、それほど優れていると言えない安倍政権の支持率が相対的に高まっていきます。もう、最高最大の安倍応援団が確定です。

 それに比べ、あまり好きではありませんが、珍しく山本太郎さんが正論を吐いています。曰く「関電追求のダメージによって政権が傾くことはない。人々が『自分のこと』としてとらえられる消費税を争点にすることが必要だ」。そのとおりです。“原発国会”なんて叫んでいても一つの成果もありません。

 さらに、議長の大島理森さんの改正国民投票法について、「臨時国会で合意を見つけてほしい」との発言に鬼の首を取ったように怒っていました。彼の与野党を問わない面倒目の良さを考えれば、「みんなでよく議論して合意してね」という意味合いだったでしょうし、特定の案を押し付けたわけでも何でもありせん。

 冒頭に申し上げたとおり、野党は政権を追求するのが仕事ですが、政務三役の失言を心待ちにしたり、今回のようにおよそ政権とは直接には関わりのないことを騒いだりと、また一歩、「まっとうな政治」や意味不明の「令和デモクラシー」から遠のいて行きました。次回総選挙での自公の国政選挙7連勝も確実のようです。

 

安倍総理の取り巻きって?

 臨時国会が始まりましたが、野党の皆さんにも頑張っていただきたいと思っていますし、新しく統一(正確には“合同”)会派名も決まりました。その略称は「立民社」だそうです。何だか改造した大型バスを黒く塗って、強力なアンプとスピーカーを搭載し、ロシア大使館前や国会周辺を流している民族団体のような名前です。

 ただ、とても残念なことに、今回の新会派のことを国民や有権者の皆さんは、「昔の民主党の鞘に収まっただけだな」と見ているようです。私がフェイクニュースで書いた「共に民主党」もあながち間違いとは言えそうもありません。でも、衆議院選挙に向けて選挙区調整機関みたいなものですから、仕方ありませんね。

 さて、タイトルの安倍晋三さんの取り巻きですが、正直なところ、失礼ながら、数人を除いては何も期待していません。党サイドでは利権チャンピオンの二階俊博さんが連投で、早くも「日本もそろそろ韓国に譲るべきところもある」と遺憾なくその本領を発揮し始めています。

 そして、その人望のなさから、野党に審議拒否されたとき、憲法改正問題で自民党のご意見番である伊吹文明さんに「言っていることは正しいが、彼(下村博文さん)だから、野党に反発された」と的確にご指導されてしまいました。過去から胡散臭い人で、安倍さんのお友だちという以外、何も取り柄がないでしょう。

 それから、胡散臭いといえば、これまた安倍さんの側近と言われている菅原一秀さんも負けてはいません。関電の不正問題で偉そうにドヤ顔で「ウミは完全に出し切る」とか言われていましたが、ご自分のそれは大丈夫でしょうか。少なくても経済産業大臣という重い役職には耐えられないと思います。

 合わせて指摘すれば、関電不正事件は多くの人たちが謎に思われている、つまり「贈賄側と収賄側が逆転している」ことに深い闇があります。この地域の組織と人間が複雑に絡んだ関係をほどくことはすごく難儀です。彼の「ウミをで出し切る」発言ですが、菅原経産大臣にその半端ではない覚悟があるのかどうか極めて疑問でもあります。

 あと、環境大臣に就任した小泉進次郎さんですが、これって、手の込んだ安倍さんの嫌がらせではないでしょうか。首相はかなり執念深い政治家ですから、総裁選挙で小泉さんが石破茂さんに投票したことを忘れていません。恥をかかせることが目的でしょう。案の定、国連ではまったく何もできずに帰国しました。

 もちろん、彼には大いに期待している皆さんも少なくないと思います。一方、「メッキはいずれ剥がれるだろう」と言っている人たちもいます。どちらにしても注目されているのですが、メッキが剥がれると言っても、私はそのメッキそのものが最初から幻想だと思っていますし、会見では何を言っているのかさっぱり分かりません。

 さらに取り巻きではありませんが、以前から不思議でしょうがなかったのはなぜ、国土交通大臣は公明党の専属ポストになっているかということです。また、森友問題のときも財務省と並んで疑惑があった国交省をマスコミは叩きませんでした。公明党議員の女性問題も同様で、彼ら彼女らはこの党に何か怖いことでもあるのでしょうか。

 その公明党との連立も20年を迎えたそうです。民主党政権時代も野党として蜜月を維持したのですから大したものですが、私は未だに支持者の経済的基盤などが正反対の政党がどうして仲良くできるのか不思議で仕方ありません。余程のメリットがお互いにあるのでしょう。

 また、少し余談ですが、そんな両党の関係を安倍総理は「ビューティフルハーモーニー」と述べていました。意味するところは分からなくもありませんが、これってはっきり言って気持ち悪いです。だいたい、安倍さんが掲げる最重要課題の憲法改正に彼の党は極めて消極的です。

 いずれにしても、あと1カ月少しで、安倍さんは憲政史上最長の内閣総理大臣となります。上述のように好き勝手なことを申し上げましたが、その最大の功労者は野党であることを考えれば、安倍さんのまわりでチョロチョロしている面々はむしろ可愛いのかもしれません。

海上自衛隊をナチスドイツ呼ばわり

 韓国は大統領制ですから、日本の国会が「国権の最高機関」と位置付けられているのとはちょっと異なっているかもしれません。でも、自称・外交の天才の文在寅さんはいつも「わが国は三権分立の制度が確立している」と言っていますし、少なくても民主的な選挙が行われていますので、国会は国民を代表している正当な機関であることは間違いありません。

 その韓国国会が来年の東京五輪・パラリンピックで、旭日旗(自衛艦旗)の競技場への持ち込みを禁止するように国際オリンピック委員会とわが国の大会組織委員会に求める決議をしました。陸上自衛隊の八条旭日旗も同様ですが、十六条旭日旗は海上自衛隊の象徴であり、誇りであって、艦尾や艦橋に掲げること自体が法規で定められています。

 そして、いつも申し上げているように、この旗を掲揚していない自衛艦は海賊船と同じで、仮に攻撃、撃沈されても文句は言えません。それだけ、すごく大切な旗であるわけです。だからこそ、それに問題は一切ないのですが、私はスポーツの応援にはふさわしくないと思っています。わが国には立派な国旗である「日の丸」がありますら、これで熱烈応援すれば良いでしょう。

 さて、前置きが長くなりましたが、上述の決議はもちろん、とんでもないことなのですが、私たち日本人がこれからもけっして忘れてならないのは、この決議が出席議員199人中、賛成196、棄権3という圧倒的多数で採択された事実ですし、もう一つは、演台には下の写真の「旭日旗=ナチス」のボードがあったことです。

 つまり、海洋国家・日本の海を守り、国民を他国の侵略から守っている海上自衛隊をナチスドイツと決めつけたのです。私は近年の彼の国が次々と繰り出す反日行動を厳しく批判してきましたが、最近はあまりにもバカバカしくなって、怒りの感情も逆に収まってしまっていました。しかし、今回の出来事は絶対に許すことができません。

 日本で良識、穏健な考えをお持ちの皆さんの「韓国人と韓国政府は違う」「日本を理解してくれる韓国人を増やしていかなければ」「反日を批判する本が売れている」などは尊重します。しかし、どうなのでしょうか、その韓国人が自由で公平な選挙で選んだ国会議員の98%が、旭日旗を激しく罵り、自衛隊をナチスドイツと同じであると決めつけたのです。

 私は以前から、韓流ドラマもKPOPも新大久保も「勝手にすれば」という立場ですし、これからもそれに変わりはありませんが、今回の常軌を逸した彼の国の国会と国会議員の行動で、あの国との関係は修復不可能になったと思います。でも、これはむしろ歓迎すべきことかもしれません。なぜなら、「韓国とはできるだけ関わらないことがいちばん大切」だからです。

「こんな人たち」は説明責任を!

 臨時国会が間もなく始まりますが、野党は懲りないことにまだ「モリカケ」をやるそうですし、朝日新聞も現在でも張り切っているようで、ここまで来ると、呆れるというよりも“あっぱれ”かもしれません。また、詳細は省きますが、国民民主党副代表の津村啓介さんの暴露により、テレビ局でのモリカケは視聴率欲しさのヤラセだったことが明らかになっています。

 もちろん、何度もお伝えしているとおり、初期の段階で安倍総理が野党の挑発に乗ってしまったこと、昭恵夫人の破天荒な性格が誤解を招いたことなど、問題があったことも事実です。しかし、野党が延々と疑惑を追求しても、総理が関与したという証拠は何一つも出てきませんでした。

 さて、森友問題では当初、全面的に父母を擁護していた息子さんの籠池佳茂さんが、その父母を食い物にした政治家や自称ジャーナリストたちを厳しく批判した単行本が発刊になりました。事の経過が詳しく、すべて実名で書かれていて、その酷い実態がよく分かります。

 また、写真の野党国会議員の皆さんですが、未だにこのあと、籠池宅に入っていって何を話したのか説明していません。人には厳しく「説明責任」を求めるのに、自分たちのそれはけっして果たそうとしないのが、典型的な自称リベラルの特徴です。だから、国政選挙では連戦連敗なのでしょう。

 ところで、著者の籠池佳茂さんですが、どのような経緯でそうなったのかは分からないものの、かつて私がとてもお世話になったゼンセン東京都支部の職員でした。はっきりとは覚えていないのですが、区議会議員時代にはその選挙で彼にも応援していただいたと思います。これも何かのご縁なのかもしれません。

最悪の防衛大臣から期待できる人に

内閣改造と自民党役員人事が本日、行われると伝えられています。いわゆる新聞人事が賑わっていますが、国家と国民のため、それぞれのポジションに有能な人材を配置してもらいたいですね。

私はどなたがどの閣僚になっても、党役員になっても、防衛大臣の岩屋毅さんだけは絶対に閣外に去っていただきたいを思っていました。それがどうやら実現しそうですし、後任は外務大臣の河野太郎さんと言われています。

この岩屋さんという人ですが、まったくどこの国の防衛大臣なのか、さっぱり分かりませんでした。韓国のカウンターパートと勝手に非公開の会合を開き、案の定、彼の国からは脚色した内容を発表されてしまいました。

それから、海上自衛隊機に対するレーダー照射では、自衛隊員が殺されかけたのに、遺憾の意を示しただけでしたし、ホルムズ海峡で日本のタンカーが襲われてのに、「あわてる必要はない」とあさってのことを言っていました。

さらに疑っているのですが、それは秋田県と山口県に設置予定のイージス・アショアの住民説明会の資料が間違っていたことです。担当自衛官があまりにも情けない大臣に対しての一種の嫌がらせだったのではと想像しています。

私は今まで、失礼ながら、稲田朋美さんが最低最悪の防衛相と思っていましたが、岩屋さんの登場で彼女はそれを抜け出してしまいました。野党もなぜか彼については安倍総理の“任命責任”を追求しようとしません。

ところで、その一方、岩屋さんはパチンコ業界とはかなりねんごろのようで、特に選挙区の大分県ではしっかりとこの業界と仲良くされているとのことです。そう言えば、パチンコ協会の政治アドバイザーとしても熱心に活動されています。

そして、友人は「彼は何をやっても胡散臭いソフトバンクの孫正義氏と昵懇だよ」と教えてくれました。誰と交流があってもどうでも良いことですが、韓国、パチンコ、孫正義さんと、関係性があるのでしょうか。

また、河野太郎には外務大臣以上に頑張っていただきたいですし、大いに期待しています。その後任には茂木敏充さんが就かれるようです。日米貿易交渉でタフネゴシエーターとして活躍されましたが、人望がほとんどないのが気になります。

余談ですが、明日の共産党の「赤旗」は必見です。一般紙の閣僚紹介などはご祝儀相場的にあまり悪いことは書きませんが、赤旗は例外なくけちょんけちょんに酷評します。でも、当たっていることも少なくありませんのでけっこう面白いです。

次の総選挙が野党の正念場だ!

安倍晋三さんの総理大臣としての通算在職期間が戦後最長となりました。このまま行けば、11月20日には桂太郎さんを抜いて文字どおり、憲政史上最長の総理となります。特別のことがない限り、そうなることは間違いないでしょう。

それで、国民民主党代表の玉木雄一郎さんは記者会見で、「長くやった首相は必ず何らかの実績を残している。安倍さんは何を残したのかすぐには頭に思い浮かばない」と揶揄したそうです。嗚呼!何という存在の軽さなのでしょうか。

私は安倍政権が完璧とはちっとも思っていませんが、皮肉なのか嫌味なのか知りませんが、玉木さんの発言には「そんな安倍一強を許し続けているのは、すごく申し訳ないが、私たち野党なのです」という反省がまったく伝わってきません。

国民や有権者の皆さんは、「安倍さんがこれだけ長く総理の椅子に座っていられる最大の功労者は野党なのだ」と、とっくの昔にお見通しなのです。民主的な国政選挙と首班選挙が実施されている結果ですから、当然でしょう。

「アベガー!」「安倍一強を許さない!」と叫び続けているうちに、その政権は連勝街道を驀進中です。秋の即位の礼や大嘗祭、両陛下の祝賀パレードが終わり、すぐに衆議院を解散し、12月総選挙となれば、7連勝は確実です。

さらに野党にとっては都合の悪いことに、かなりの確執が予想されていた日米貿易交渉もほぼ合意し、G7ではわが国の総理大臣の国際的評価がまた一段と高まってしまいました。それなのに、野党は悔しくないのでしょうか。

立憲民主党代表の枝野幸男さんに至っては、ついに思考回路が壊れてしまい、GSOMIAに関して、「河野氏の対応は韓国を追い込んだ。責任は大きい。外相を代えるしかない」と支離滅裂なことを言い出しました。大丈夫ですか?この代表は。

また、「(河野外相は)あまりにも顔に泥を塗るようなことばかりをやり過ぎだ。相手のプライドを傷つけるようなやり方でやるのは、明らかに外交の失敗だ」とも言われてようです。もう、完全に文在寅さんのエージェントですね。

と思ったら、今度は「辞任しろとは言っていない。日韓関係を改善しようと思うなら外相を辞めるしかないと言った」と苦しい言い訳が出てきました。相変わらず空気の読めない方で、「まっとうな政治」からまた一歩、遠ざかりました。

私は先日、「新しい会派名は『共に民主党』に」のタイトルで超フェイク記事を載せました。これに友人が「冗談ではすまないかも」とコメントしてくれましたが、自分の文章をあらためて読んでみると、確かにそんな気分になりました。

なお、左派や自称リベラルの人たちから予定調和的に発せされるのが、「どっちもどっち」や「お互いに冷静になろう」論です。いかにも中立的な立ち位置を装い、その目的は韓国と北朝鮮の擁護で、これにはかなりの警戒が必要です。

ついでに「戦争のできる国作り」とか「軍靴の足音が聞こえる」とか、彼ら彼女らの十八番(おはこ)ですが、こんなことを数十年間も言い続けているのは本当に困ったものです。いったい、どこから軍靴の音が聞こえてくるのでしょうか。

しかも、恐ろしいほどの軍拡を進める中国や、核兵器や弾道ミサイルを自慢気に披露する北朝鮮はまず批判しません。このようなことを疑問に感じないのが左派や自称リベラルの限界で、自民党はいつも枕を高くして寝ることができます。

話題を戻します。間もなく実施される内閣改造と党役員人事では人気絶好調の小泉進次郎さんの入閣や、利権チャンピオンの二階俊博幹事長の更迭も噂されています。こんな風景では、野党は壊滅的に議席を減らす危惧すらあります。

もちろん、野党には総選挙で頑張ってもらいたいと思いますが、国民民主党にはハングリー精神を持っていただき、「実は何をしたのか思い浮かばないのは私たちでした」とでも言えば、国民もちょっとは応援してくれるかもしれません。

とても残念ですが、安倍さんが何度も「自民党は選挙に負けたとき、その名前を変えるのではなく、真剣に党の再建を考えた」と言っているのは正しいのです。党名とシャッポをコロコロと変えるようでは、有権者の心を捉えることはできません。

実際、先の参院選では勝利したのに、自民党の選対委員長の甘利明さんは、どうして10県の一人区で負けたのかを各県連に反省文を出させるようです。悔しいですが、この姿勢が大切だと思いました。野党にも真似してもらいたいです。

選挙は言うまでもなく、ベストの政党や候補者を選ぶものではなく、「どの候補もあんまり良くないけど、あえて選べばこの人(党)かな」なのでしょう。でなければ、自民党の支持率が4割前後を維持している理由が見当たりません。

新しい会派名は「共に民主党」に

朝鮮日々新聞 東京特派員 宇曽鉢佰 記者発

日本の野党第1党である立憲民主党と第2党である国民民主党が衆議院と参議院の両院で統一会派を結成することが決まったことを受け、今後はその新しい会派名に注目が集まっていたが、本誌は独自取材を重ね、それが「共に民主党」となることを掴んだ。

数日中に枝野幸男氏と玉木雄一郎氏の両代表が共同記者会見を行い、正式に発表する予定だ。両党関係者によると、「いくら何でもその名前は酷いだろう」との意見も少なくなかったが、最終的には二人の代表が押し切った形になった。

確かに、立憲民主党、国民民主党、それに野田グループは過去の民主党に多くの議員が所属していたので、その経緯を振り返り、今後の躍進に期待を込めれば、「共に民主党」も間違った選択とは言えないだろう。

ただ、枝野氏にも玉木氏にも懸念があることも事実だ。枝野氏は民主党政権時代に自ら憲法改正や集団的自衛権について積極的に発言した過去を、今回の名称を使うことにより、蒸し返されることを心配しているようだ。

一方、玉木氏も会見で「(民主党への)先祖返りはしない」と明言したが、安倍総理から「野党は名前をコロコロと変える」と批判されていることにも考慮し、居直り気味に「それだったら原点に戻る」という判断が優先した模様だ。

また、政党の合併ではないので、新会派としての政策のすり合わせはほとんどやらない見込みだという。実際、ある国民民主党の議員は「安倍一強を倒すために、憲法改正も原発も安全保障もすべて棚上げし、当選が最優先」と打ち明けた。

一部の良識的な議員は「そんなやり方で仮に政権を奪取しても、すぐに壊れることは火を見るより明らかだ」と声を潜めて記者にこぼしたが、“当選が第一!”の合唱にかき消されているのが実態で、筋を通す動きはほどんど見当たらない。

さらに枝野氏に近い閣僚経験者は、「まず、合同会派を作り、そのなかで国民民主党の議員をその選挙区にわが党の候補者を擁立しないことを条件に懐柔し、立憲民主党勢力を拡大する戦術で臨んでいく」との見立てを披露した。

海外からの反応はほぼないが、ASEANに加盟するある国の閣僚は、「民進党は台湾のパクリだったが、今回は韓国のそれなのか」と半ば諦め顔で嘆いたが、中国や北朝鮮は概ね統一会派を歓迎している様子だ。

外国からの関心が薄いなかで、唯一、韓国の反応は際立っている。匿名を条件に本誌の取材に応じた「共に民主党」院内幹部は、「素晴らしいことだ。これで韓日が連携して『安倍打倒!』を強力に推し進めることができる」と興奮気味に語った。

「共に民主党」所属のソウル特別市近郊のある市長も、「日本には私たちに土下座して謝罪した元総理大臣の鳩山由紀夫氏のような逸材もいる。日本国民が彼のように未来永劫、謝罪し続けることが真の韓日友好となる」と胸を張った。

この市長は、「元外務大臣の岡田克也氏には不当な輸出制限を撤回せよとの質問主意書を出していただいき、立憲民主党幹事長の福山哲郎氏には同様な趣旨でのコメントを発表していただいた。今後の『共に民主党』に大いに期待する」と続けた。

さらに民主労総の指導者の一人は、「私たちは北朝鮮と十分な関係を維持しているが、新しくできた日本の『共に民主党』には元総理の菅直人さんもいる。今後、必要であれば彼の北朝鮮との豊富な人脈を利用させてもらいたい」と述べた。

街の声も概ね歓迎している。釜山市の42歳の男性は、「日本人の9割以上がわが国をホワイト国から外すことに賛成しているなか、立憲民主党は勇気ある判断をしてくれたし、『共に民主党』にはいっそう頑張ってほしい」と話していた。

いずれにしても、11月解散、12月投票がささやかれる衆議院選挙を控え、秋の臨時国会が両党にとっても正念場になることは間違いないだろう。その結果次第では、さらに大きなガラガラポンが起きることもあり得るだろう。

 

朝日はやっぱり「赤」くなくちゃ

写真左はあることを調べていたときに偶然、見つけた1枚です。説明によると1944年の海軍記念日式典で、帝国海軍の軍人さんに国旗(日の丸)と軍艦旗(旭日旗)が振られ、行進の上の方では旭日旗が揺れています。

それで、何となくおかしいと思って写真を拡大すると、旭日旗ではなく、何と!朝日新聞の社旗でした。二つは以前からとてもよく似ていると指摘がありますが、あらためて、朝日が「日本軍国主義万歳!」だったことが理解できました。

さて、今度は右側のものですが、先日もお伝えした保守系と称される月刊誌の最新号です。朝日新聞の部数の落ち込みはけっこう深刻のようですが、これらの月刊誌はかなり売れているようです。2誌の先頭見出しも朝日新聞のことです。

そして、このような雑誌の特徴はその批判対象が、立憲民主党、朝日新聞、韓国で見事に歩調が揃っていますし、別に悪いとは思いませんが、筆者は同じような皆さんが入れ代わり立ち代わり、執筆してるのが特徴です。

私も3カ月ほど前に「朝日新聞≒立憲民主党≒韓国?」のタイトルで記事を書きましたが、それら対象がなくなったり、いなくなったりしたら、ひょっとすると寂しくなるのかもしれません。人間の感情ですから仕方ありませんね。

ところで、朝日新聞の左傾化はいまに始まったことではありませんが、近年はその角度がいっそう傾いているようです。ただ、「赤」くない朝日はその存在意義がありませんので、皮肉ではなく頑張っていただきたいと思います。

ただ、慰安婦問題や福島第一原発の吉田調書のようなあからさまのな嘘は謹んでもらいたいです。私は数十年間に渡り購読していた朝日新聞をやめて5年になりますが、その分だけやるせない気持ちがなくなることに成功しました。

そらから、昔のことですが、ある先輩が「日本社会党の政策と朝日新聞の社説の逆のことをやれば、日本の進路は間違わない」と言っていました。社会党を立憲民主党に置き換えてもいいと思いますが、言い得て妙ですね。

大野元裕さんを埼玉県知事へ!

 730万県民のリーダーを決める埼玉県知事選挙が始まっています。投票日は今月25日ですが、もちろん、期日前投票もできます。「埼玉都民」とう造語があるように、埼玉県と東京都の関係はとても深く、千葉県と神奈川県を加えて「一都三県」とう言葉も頻繁に使います。

 そして、その知事選挙に私が以前からすごくお世話になっている前・国民民主党参議院議員の大野元裕(おおの・もとひろ)さんが立候補されました。写真は昨日に撮りましたが、場所はJR川口駅東口で、午前8時から午後8時までの超マラソン街頭演説の様子です。

 大野元裕さんは中東問題に造詣が深く、誠に僭越ですが、これからも国会議員として存分に活躍していただきたい方なのですが、前知事の上田清司さんなど、多くの支援者や県民の皆さんに推されて決断されました。何としても、絶対に勝っていただきたい知事候補です。

 私は今まで多くの首長(知事&区市長)選挙のお手伝いをさせていただきましたが、大野さんほど必ず勝利してもらいたい候補はいません。その識見は素晴らしく、お人柄を悪く言う人に会ったことがありません。けっして楽な戦いではありませんが、必勝に向けて驀進中です。

「担ぐ神輿は軽いほうがいい」と言うけれど

東京でも8月から9月にかけて、多くの神社で例大祭が開催されます。お祭りの醍醐味はお神輿で、特に宮出しと宮入りの盛り上がりは文字どおり、「祭の華」と言ってもいいと思います。そのお神輿には重量級も軽量級もあり、すごく重いお神輿を担ぐのはけっこう難儀ですが、軽い神輿は担いでいて、浮くような感じになってしまい逆に安定しません。

さて、国民民主党代表の玉木雄一郎さんのことです。私はお会いしたことはありませんが、ご自分の選挙はとてもお強く、お人柄も僭越ですが良さそうで、優しい方だとお見受けします。ただ、政治の世界での評価は市井のそれとは異なることも少なくなく、昔からどう見ても悪人だろうという議員が党内の主導権を握っているケースも多いようです。

そして、一昨日の「大丈夫ですか?枝野幸男さん」の記事でもお伝えしましたが、それはそのまま玉木さんにも当てはまるような気がします。国民民主党(民民)と立憲民主党(立民)にやっと分かれて、参議院選挙も終わり、例えば憲法改正や皇統継承についてまっとうな政治が始まると、玉木さんには大いに期待していたのですが、衆議院での野党院内会派について前向きな姿勢を示しているようです。

そればかりか、戦術的なこともあるのでしょうが、「参議院でもやろう!」みたいなことを言われています。これは民民にも立民にも言えることなのですが、「だったら、民主党(民進党)のままで頑張れば良かったのに!」という痛い声が聞こえてきそうです。もちろん、野党には共産党のような政党もありますし、衆参国会運営のリーダーシップをどこが取るかというのも理解できます。

ただ、理屈として「小異を捨てて大同につく」論はとっくに国民の皆さんから飽きられています。失礼ながら、こんなことが分からないようでは、いまの野党はほぼ未来永劫、政権を奪取することはできないでしょう。有権者の皆さんは自民党(公明党も)を積極的に支持しているわけではありません。野党に望みがないから、仕方なく、しょうがなく、自民党に投票しているので、そのことを重く受け止めていただきたいと思います。

それから、民民と立民を自分にとってどちらが選挙に有利かとう理由だけで天秤にかけ、主義・主張などまったくなく、出ていった人たちとまた一緒にやるというのはいかがなものかと考えます。結局、立民会派に移籍した山井和則さん、今井雅人さん、柚木道義さんなどは除名になりましたが、このような人たちと再び合流すれば、間違いなく、民民の支持率はさらに低下するでしょう。玉木さんが力を入れようとしている参議院でも同じことと思います。何と言っても小西洋之さんがいらっしゃいますから。

いずれにしても、現在の政党の立ち位置は立民の左傾化がこれからも進んでいくでしょうから、その結果、穏健良識の中道層はガラ空き状態です。しかも、公明党代表の山口那津男さんは、「参院選挙で改憲の民意が示された」との安倍総理の発言に、「民意?それって何のこと?」とそっけない態度です。もとより、公明党は改憲勢力ではないのです。民民には辛いこともあるでしょうが、公明党に替わって憲法改正を論議するくらいの意気込みで頑張っていただきたいです。

大丈夫ですか!?枝野幸男さん

写真は立憲民主党代表の枝野幸男さんの部下の福山哲郎さんですが、その枝野さんの最近の発言を紹介します。先日の参議院議員選挙の結果の数字を捉えたものですが、与党が国政選挙6連勝した状況を、「比例選挙では与党(自民&公明)の票と野党合計のそれはほとんど同じだった。だから、有権者は消費増税に反対したのだ」と分析していました。

また、同じように「自民と公明の得票率は5割を切っている。これが民意なのだ!」とも言っています。ずいぶんとユニークなお考えですが、議席数で政権与党は過半数を超える71議席、野党は43議席でした。数字は嘘をつかないと言われていますが、選挙のそれは様々な角度から見ることで、けっこう手前味噌的に解釈できます。それにしても、枝野さんの「民意」の基準はどこにあるのでしょうか

私は消費増税に反対ですし、“軽減税率”に至っては百害あって一利なしだと思いますが、選挙の結果は勝ち負けに関わらず、最終的には各政党が獲得した議席数で評価するべきだと考えています。自分(たち)の敗北を認めたくない気持ちも理解できますが、いつもいつもこんなことばかり言っていると、残念ながら、野党の支持率と来たるべき総選挙での議席は忍びないほど惨めになってしまうような気がします。

それにしても、立憲民主党の代表選挙規定は未だに存在しません。枝野さんに万が一のことがあったら、じゃんけんかあみだくじで代表を決めるのでしょうか。彼ら彼女らは好んで“安倍一強”を強調していますが、友人の記者に聞くと、「立民内部ではいっそう“枝野一強”が進んでいる」と嘆いていました。まあ、結党の経緯からは枝野さんが過半数以上の株をも持っているオーナーみたいなものですから、仕方ないですね。

次は幹事長の福山哲郎さんですが、同じく韓国に対する輸出管理正常化について、「政治的問題に通商的な対抗措置を取ったと国際社会から見られるのは国益上マイナスだ!」と政府の決定を厳しく批判していました。あるいは今回の措置は「一理はあるが(以下は同じ)」とも言っています。私はよく分からないのですが、海上自衛隊機へのレーダー照射のときの長い沈黙も同様で、福山さんの韓国への強い親和性はどこから出てくるのでしょうか。

それから、立民のある幹部は参院選の応援演説で、「アメリカの言いなりになって、もの凄く高価なF35を100機も買おうとしている。こんな金があったら子育て政策に!」みたいに絶叫していました。日本では過去から左派(左翼)を中心に“防衛費を福祉に!”論はあったのですが、さすがの共産党も最近ではこのようなトンチンカンな言い方はしなくなっています。

だいたい、私も尊敬する野田佳彦さんが総理大臣のときにF35を42機、購入することを決めたのですが、このことを忘れてしまったのでしょうか。あるいは、忘れたふりをしているのでしょうか。いずれにしても、得意技である特大ブーメランが後頭部に炸裂してしまいました。令和デモクラシーが何を求めているのか不明ですが、少なくても「まっとうな政治」からまた一歩、離れていったようで、さらに痛い政党となって行進中です。

ここまで書いて投稿ボタンにマウスを移動し、エンターキーを押そうと思ったら、またまた痛い動きがありました。枝野幸男さんが国民民主党などに衆議院での院内会派の結成を呼びかけたそうです。この人のコロコロ変わる言動はいまに始まったことではありません。すこし前には憲法改正と集団的自衛権についての試案も発表していましたし、野党の統一会派などは頑なに忌み嫌っていました。それが今回も見事に変身です。枝野さんに思想・信条など期待しませんが、主義・主張すら皆無のようです。

だいたい、そんなに野党合同会派を望むのなら、民主党(民進党)のままで頑張れば良かったのにという話です。合わせて、不発に終わった参議院選挙の一人区共闘ですが、共産党にもお世話になったのですから、共産党にも呼びかけなければ義理を欠くというものです。普天間・辺野古基地、原発再稼働、消費増税と、ご自分が民主党に所属していたときに決めた重要な政策と正反対のことを立憲民主党の入党条件にしていますので、もともと期待などしていませんが、情けないの一言です。

立憲民主党の人たちは「安倍政権は憲政史上最低最悪だ!」と叫んでいるようですが、だったら、その最低最悪の政権が国政選挙で6連勝しているのですから、自らも憲政史上最低最悪の野党ということになります。しかも、ちょっと悔しいことですが、安倍首相は国民の民主的選挙で選出された国会議員が、これまた国会の民主的選挙で選ばれているのです。こうなると、市井の人たちも騙されて?、最低最悪の総理大臣を望んだことになるのでしょうか。

いずれにしても、今回の企みが成功しようと、失敗しようと、いちばん喜んでいるのは政権政党だと思います。「ほら!あいつらまた、パフォーマンスやってるよ」と微笑み、「これで、次の衆議院選挙もいただきだな!」ともほくそ笑んでいるでしょう。確かに、国民や有権者の皆さんも、「また、やってるよ」と嘲笑して、仕方ないから自民党に投票するのでしょう。あと、余談ですが、野党はけっして連立政権相棒の公明党のことは批判しませんね。なぜなのでしょうか。

いつの間にか「合法化」が「法整備」に?

私は6月10日に「安倍総理は岩屋防衛大臣を即刻クビに!」のタイトルで記事を載せました。その文章のなかで岩屋さんが政治アドバイザーを務められているパチンコ・チェーンストア協会」の設立の目標の先頭に、『パチンコを大衆消費者の立場で合法化し(後略)』と謳われていることを紹介しました。

つまり、この全国組織のパチンコ団体が自らの社業が日本の法律に違反していることを認めているわけです。どの違法行為を合法化するのかは書いてありませんが、「三店方式」であることは間違いないでしょう。考えてみれば、「私たちは違法行為を昼間から全国の駅前やロードサイドでやっています」と白状しているようなものです。

それで、久しぶりに同じサイトを覗いてみたら、いつの間にか、会社だったら社是、政党や労組などでは綱領に当たる「設立目的」が書き換えられていました。何と!「合法化」が消されて、意味がまったく異なる「法整備」になっていました。この間、この団体で何があったのでしょうか。

また、最近はちょっと下火になってきたIR・カジノのことですが、これについても何回か指摘しました。ギャンブル依存症の最大の原因はパチンコにあることは、わが国の誰もが否定しないと思います。しかし、どうしてなのか、出玉を現金化することをはっきりダメだという政治家は極めて少数です。

その理由は私には分かりませんが、前述のパチンコ団体の政治アドバイザーに各党の少なくない国会議員が名を連ねていることを見れば、だいたいの構図が見えてきます。私は日本の警察組織を高く評価していますが、全国のパチンコ関連団体に天下りしている実態を知れば、こちらも同様な仕組みが理解できます。

全国のパチンコ屋さんには多くの労働者が真面目に働いています。でも、彼ら彼女らはうすうす、出玉を換金することは完全なブラックではなくても、限りなく違法であることは分かっていると思います。「どんな職業ですか」と問われたら、自信を持って、「ハイ!パチンコホールで働いています」と即答できる環境が必要ですね。(写真は本文とは関係ありません)

参院選~いったい誰が勝ったのか

確かに政権を維持するための「与党」が全議席の過半数を超えたのですから、勝利は勝利なのですが、どうもしっくりきません。選挙の議席配分は明らかなのですが、それでは、野党勝ったかと言えば、それも違うことは間違いありません。

実際、立憲民主党と国民民主党の当選者に無所属野党統一候補のそれを加えても、前回の参院選での民進党(当時)より下回っていて、これでは、立民代表の枝野幸男さんの表情にまったく高揚感がなかったのも理解できます。

要するに、ピッザのサイズがMからLになったのではなく、同じMサイズでカットの大きさが立民と民民で少し変わったという話に過ぎません。余談ですが、福山哲郎さんの「韓国への輸出管理適正化は間違っている」発言はすごかったですね。

余談ですが、この福山発言が大きく報道されれば、立民の議席はマイナス2だったでしょう。それにしても、レーダー照射事件のときの長い沈黙も同様ですが、福山哲郎さんや立民の韓国との著しい親和性はどこから出てくるものなのでしょうか。

また、仮に衆院選挙とダブルで行われ、それの理由付けが消費増税先送りだすれば、その結果は背筋が凍るほどに恐ろしいものになっていた気がします。それが避けられただけでも、野党にとってすごく良かったと思います。

それで、特に安倍晋三さんが力を入れている憲法改正のことです。新聞やテレビでは盛んに、改憲勢力は自民党+公明党+維新+αみたいなことを伝えていましたが、そもそも、公明党が改憲勢力の範疇に入るのかはけっこう疑問です。

自民党と公明党のがっちり買いまショー体制も30年の歴史がありますから、鉄板的なのでしょうが、元来、両党の支援者層は真逆とは言えないものの、経済的基盤などを考えれば、かなりの距離があります。

事実、公明党の山口那津男さんは、「自衛隊はほとんどの国民が容認していて、あえて憲法に書く必要があるのか」という趣旨のことを言っています。しかし、これは最近流行りの立憲主義にまったく反します。

国旗(日の丸)国歌(君が代)法制定のときもそうだったのですが、旧・社会党や共産党は、「法律に書いていないから、卒業式などで、起立しなくてもいいんだ!歌わなくてもいいんだ!掲げなくてもいいんだ!」とドヤ顔で叫んでいました。

そもそも、外国からの武力攻撃があったとき、国の根幹法規である憲法に自衛隊の規定がないのに、「国民のために命をかけて戦ってくれ!」などと、少なくては私は言うことはできません。憲法への明記は当然のことです。

それから、「安倍政権のもとでは改憲の議論をするのは嫌だ!」と訳の分からない人たちがいます。安倍さんはちっとも良いとは思っていませんが、今回の選挙で6連勝したことが国民の皆さんの消極的選択でも、それが現実というものです。

子供じゃあるまいし、それだったら、誰の内閣だったら議論を始めるのかはっきりと表明してもらいたいです。これも同じ理屈なのですが、野党は、「安倍内閣は総辞職を!」と言っても、「それじゃ~次は誰なの?」には答えられませんでした。

なお、安倍さんが憲法改正に向けて、国民民主党の一部の人たちに期待をしているようですが、実際にはそんなに簡単ではないでしょう。なぜなら、民民で右側に位置している一部の議員でも、安倍さんへの憎悪感が理屈抜きに強いからです。

本来なら、この中道右派の人たちに+αになってもらいたいのですが、残念ながら、選挙期間中のSNSへの投稿や左派メディアまでを引用している現状を落ち着いて見れば、真剣に改正を議論するにはまだそれなりの時間が必要なようです。

いずれにしても、憲法を改正するかどうかの判断は国民、有権者の皆さんにあります。与野党の選良の方々にはその選択肢を奪わないでいただきたいのです。臨時国会が一区切りついたら、改正に賛成でも反対でもちゃんとた議論を始めてないと、次の総選挙で野党はボロ負けするでしょう。

あと、党や内閣の改造もあるようですが、利権のチャンピオンの二階俊博さんはお役御免に、胡散臭さ600%の防衛大臣・岩屋毅さんはさようなら~となることを願っています。ついでに、自民党憲法改正推進本部長の下村博文さんも同じくです。

一つ言い忘れていました。史上二番目の超低投票率のことです。もちろん、投票率100%が理想的かと言えば、意見の分かれるところですが、投票率が低ければ低いほど、ある政党の議席数が伸びることがあれば、これは民主主義存亡の危機です。お互い様、しっかりとそのことを認識しましょう。

「青い鳥」はいないけれど

 温厚なご性格と分かりやすい解説で定評のある読売新聞特別編集委員の橋本五郎さんが昨日の朝刊で、「拝啓 有権者の皆さんへ あえて『青い鳥』を求めず」というちょっと長めのコラムのような記事を載せています。

 その内容はざっくりとまとめれば、「政治や政治家に不満はあるでしょうが、棄権をせずに投票に行きましょうね」「各党の公約をよく点検しましょう」「いいことずくめの公約の財源がしっかり示されているか注意しましょう」などです。

 どれも、もっともなことばかりですが、私が注目したのは最後の段落からの文章です。ここでは、福沢諭吉翁の「政治とは悪さ加減の選択」を引用して、政党や候補者に「ベスト」や「青い鳥」を求めてはいけないと諭しています。

 私も多くの皆さんにお世話になり、地方議員を30年間、務めさせていただきましたが、あらためて先達の『悪さ加減の選択』が胸に刺さりました。各党の政策を比較して、「どちらが悪くないか」という『醒めた目が』必要とも言われています。

 なるほど、このような思考で投票する政党や候補者を選べば、気持ちも良い意味で軽くなりますし、「どこの党も候補者にも期待しないよ」とはならないようにも思えます。と同時に、ちょっとは将来の展望が開けるような気もします。

 もちろん、私たちは様々な関係のなかで「しがらみ」で生きているのですから、それを投票行為に結びつけるのも悪くはありませんし、義理や人情の世界もなかなか素敵です。それらを何となく選別しながら、投票所に足を運びましょう。

 上述したように、確かに「青い鳥」はいないのでしょう。でも、「黄色い鳥」や「緑の鳥」は意外と羽ばたいていくかもしれません。「赤い鳥」は勘弁ですが、付与された選挙権を放棄してしまうのは、いかにももったいないと思います。

 なお、写真は杉並区役所前のビッグな啓発幕で、もう一枚はお馴染みの百恵ちゃんです。彼女がこれからの日本を生きていくためにも、それにいちばん見合った政党と候補者の名前を妻とともにこれから書いてきます。

思わず失笑の『ブレない候補者です!』

昨日のことですが、中央線のとある駅の北口で、参議院選挙の演説を行っていました。私は嫌味や皮肉が大嫌いで、それだったらズバリ!悪口のほうがよっぽど良いと思いますが、さすがに司会をしていたその地域の総支部長が、「皆さん!ブレない候補者です!」と絶叫調で話していたのには驚いたというか、呆れて、思わず失笑してしまいました。

最終的には投票行為で有権者の皆さんが決めることですが、その候補者はちょっと前まで、ほかの政党の公認候補で、しかも選挙区は東京から遠く離れたところでした。さらに、参議院ではなく衆議院選挙で立候補を予定されていた人です。こうなると、「まっとうな政治」どころか、開いた口がふさがらないですね。

それで、この人は前に所属していた政党に離党届を提出しました。しかし、当然ながらそれが認められずに除名されましたが、実はその前にも異なる政党への公認申請を出したとか、出さなかなったとか、ゴタゴタがありました。要するに自分が当選するためには、何でもありなのでしょう。

余談ですが、この候補者の応援にあの「本気で国外亡命を考えなければならなくなると覚悟している」と宣言していた参議院議員がいました。でも、未だにこの駅前にいるとうことは、まだ亡命をされていないようです。これもまた、「本気」と「覚悟」ですから、もう、類は友を呼ぶの典型です。

国民の皆さんの政治不信が高まっている理由は様々と感じますが、こんな情けない候補者の存在もそれに拍車をかけているのではないでしょうか。お金や失言や異性だけではないのです。それでは、暗い気分を吹き飛ばすため、今日の写真は百恵ちゃんとのお出かけで使うナップザックです。

それと、お馴染みのお肉屋さんです。ほとんどの方々が「メンチカツ」を求めて行列していますが、けっこう高級なお肉もしっかり品揃えされています。なお、このお店の開店時刻は午前10時からですが、メンチカツの販売は10時30分からです。平日午前中が比較的行列が短いです。

参院選挙は盛り上がっているのか?

参議院議員選挙の投票日まで十日間になりましたが、とても残念なことながら、あまり盛り上がっていないと、新聞やテレビでは伝えています。確かに期日前投票なども過去より少ないようです。

それで、参院の東京選挙区と東京都知事の選挙は毎回、ユニークな候補者が数多く参戦し、当選には至らないものの、居酒屋会話の材料になっています。しかし、掲示板のポスターを見る限りでは、こちらも少数ですね。

そして、特段の意味はないのですが、ユニークなポスターを何枚か選んでみました。まずは公明党代表の山口那津男さんですが、党首にもかかわらず、「公明党」の名前やロゴがまったくありません。

次にその公明党の強力な支持団体である創価学会の名称を“れいわ新選組”の候補者が使っています。理由は不明ですが、東京選挙区では山本太郎さんが比例区に行ってしまったので、いっそう盛り上がりに欠けるようです。

さらに野末陳平さんですが、「四半世紀ぶりに再登板!」「最後のご奉公」と謳っています。懐かしいお名前ですが、参議院議員を6期24年も務められていたとは、それだけでもすごいと思います。

最後はよく分からない「オリーブの木」という政治団体ですが、全国比例区にも候補者を出しているようです。「与党も野党も期待できない だから オリーブの木」の“だから”はちょっと使い古された表現みたいです。

なお、私たち夫婦の投票先ですが、前回の衆議院選挙では妻は誰に入れたか言わなかったものの、今回の参院選では東京選挙区、全国比例区ともに同じ名前を書くことで一致しました。

参院選の世論調査は本当なのか?

梅雨ですから仕方ないのですが、ワンコの散歩もできなくなるし、参議院議員選挙を戦われている候補者や応援団の皆さんは大変だと思います。意気消沈しないように、最後まで元気に選挙戦を進めてください。

さて、一昨日に報道各社の世論調査が一斉に発表されました。私が「あれ?」と感じたのは、始まったばかりなのに、けっこう断定的に各党の議席獲得予想をしていること、自民党がかなり優位なことでした。

過去の選挙情勢分析で、こんなに早く決め打ち的に数字を出したことはなかったと思いますし、しかも、自民党(あるいは連立与党)が“堅調”の上を行く“優勢”という言い回しを使ったこともなかったと思います。

そればかりか、各社ともに「過半数超えは確実」で一致し、「改憲勢力維持」も概ねの共通項になっています。私は何回か、「自民党は参院選単独で本当に勝てるのか」とお伝えしましたので、まったく的外れになってしまいました。

それで、各社とも世論調査に加えて、「取材で得た情勢を加味し」となっていますので、生意気にも何人かのその筋の方に聞いてみましたが、「まあ、間違っていないよ」との答えでした。

彼ら彼女らが言うには、野党がほとんど唯一訴えている例の年金問題も有権者は驚くほど冷静に受け止めていて、争点にはなっていないとのことでした。しかし、それにしても、どうして自民党が勝つのでしょうか。

ただ、頭の体操ではありませんが、例えば先日のG20で、各国首脳を迎える総理大臣が立憲民主党の枝野幸男さんだったらと想像してみると、有権者の皆さんの選択も理解できるような気がします。

それから、今回に限ったことではありませんが、盛り上がりに欠ける選挙のようです。国民民主党代表の玉木雄一郎さんの地方での演説の記事がありましたが、聴衆の数は10人と20人弱だったそうです。

衆参ダブル選挙でもなく、2千万円年金問題もさほど関心がなく、こんな状況で連立与党が国政選挙で6連勝をすることになれば、それはもう、野党は完膚なきまでにお灸をすえられたことになってしまいます。

でも、多くの人たちは保守層であっても、「健全な良識的な野党は与党のためにも必要だ」と考えられているのですから、そのような勢力が少しでも盛り返すように頑張っていただきたいと思います。

私ももとよりとても微力ですが、国民民主党とその公認候補を残された期間、応援します。野党も“勝利”そのものは難しいのでしょうが、次の総選挙に希望がつながる最低限の議席確保を目指してもらいたいです。

ほとんど意味のない『内閣不信任案』

日本維新の会を除く野党5会派が安倍内閣の不信任案を提出し、予定調和的に否決されました。まったく、彼ら彼女らは不信任案を出し、瞬殺されたことを、国民の皆さん、有権者の方々が喜ぶとでも思っているのでしょうか。

ちょっと前までは、不信任案を提出することで、衆議院が解散され、総選挙になることをすごく恐れ、そのきっかけとなりそうな党首討論ではそのことについて一言も触れなかったのに、いったい何を考えているのか不思議で仕方ありません。

可能性はゼロ%ではないものの、解散が「どうやら行われそうもないな」と判断して、自分たちの過去の言動はすっかり忘れ、ドヤ顔でぶら下がりのインタビューに答えている姿は情けないを通り越して、滑稽ですらあります。反省できない人たちです。

こんなふうに振る舞えることは理解に苦しみますが、あの人たちはそれが分かっているのか、分かっていないのか、党名を変え、シャッポを変え、野合・分裂を繰り返している度に、縮小再生産にせっせと励んでいるのですから、困ったものです。

それで今回も与野党の国対筋で、「解散はしないから、不信任案出していいよ」「ありがとうございます。これで安心して出せます」「ただ、あんまり長く提案説明するなよ」「ハイ!そのへんは努力します」みたいなやり取りがあったのでしょう。

ただ、先日もお伝えしたように、本当に与党は参議院単独で選挙に勝利することができるのでしょうか。私にはそうは思えないのですが、もしも、結果がそうなれば、残念なことながら、野党の政権奪取は夢のまた夢のまたそのまた夢になりますね。

だいたい、冒頭で述べたように、「安倍政権を退陣に追い込むぞ!」「本気の不信任が大切だ!」と意気がってみても、現在の与野党の圧倒的な議席差では不信任決議は逆立ちしても通りません。黙ってやり過ごすのが得策というものです。

それから、新聞なども「会期末に向けて与野党の攻防が激しさを増している」と、「どこが?」と突っ込みを入れたくなるような書きっぷりです。野党や報道のおかしさを、国民はとっくの昔にお見通しで、しょうがなく自民党に投票しているのでしょう。

つまらなかった「党首討論」

党首討論は本来、通常国会開催中の毎週水曜日に開かれることが決まっていますので、前回はいつやったか覚えていないほど時間がもの凄く過ぎていましたので、「時間が足りない!」「やり取りが噛み合わない!」と文句を言っても、与党も含めて泣き言に過ぎません。こんな無意味の党首討論だったら廃止したほうがいいでしょう。

それで、とても残念ながら一昨日の党首討論はまったくつまらなかったし、ちょっと野次馬的にも面白くありませんでした。唯一ユニークだったのは、維新の会の片山虎之助さんで、衆議院解散・総選挙のことをニコニコしながら尋ねていました。余り好きな方ではありませんが、見せ場はここだけでした。

また、野党応援団が安倍総理の答弁に対して相変わらず、「えーっ!」とわざとらしく驚くのも、いい加減に止めたほうがいいと思うのですが、あれで、テレビを観ている国民の皆さんが喜ぶとでも考えているのでしょうか。確かにご自分たちの溜飲は若干下がるとは思いますが。

ついでに申し上げれば、安倍総理の肩を持つつもりはさらさらありませんが、「この議論で大変残念なのは、先ほどの党首の議論で年金の、いわば積立金が枯渇するっていうときに拍手が起こったことであります」はまったく正しく、いくら与党を攻め立てるのが野党の仕事でも、これは酷すぎます。これじゃー、支持率が減り続けるのは当然でしょう。

それと、立憲民主党の枝野幸男さんが不信任案の提出に慎重で、「腰砕けか!」との報道がありますが、これはおかしいです。官房長官の菅義偉さんも、「不信任案は解散の理由になる」みたいなことを言っていますので、みすみす負けることが分かっているダブル選挙など望むはずはありません。

その意味では、ずっと「ダブル選挙はある」と言ってきた私は恥ずかしくて穴があったら入りたいのですが、本当に与党は参議院選単独で勝利できるのでしょうか。その方向性が党首討論で少しは判断できると感じていましたが、こちらも見事に不発でした。そう言えば、公設ポスター掲示場もすでに設置されています。

それから余談ですが、日本共産党委員長の志位和夫さんのことです。「ずいぶん年をとったな~」という感じで、一切の党内選挙もなく、20年近くもその職にありますが、やはり、不破哲三さんのイジメがきつくなっているのでしょうか。ひょっとしたら本音は「ああ、早く委員長を辞めたいな」と悩んでいるのかもしれません。

2千万円不足は既成の事実だった!

立憲民主党の代表代行であり、選挙対策委員長でもある長妻昭さんには選挙区がお隣(当時:中野区と渋谷区)ということもあり、とてもお世話になりました。特にJR高円寺駅の北側は少し歩くと中野区ですので、各級選挙でも応援弁士をお願いし、いつも、こころよく引き受けていただきました。

それで、例の金融庁の審議会の報告書にある“2千万円不足問題”ですが、私は「あれ?何かその話は以前にも聞いたことがあるな」と思い、衆議院の会議録を検索したら、ありました!平成28年10月12日の予算委員会で長妻昭さんが安倍総理に質問していました。

彼は単身世帯がどんどん増えていること、三組に一組が離婚していること、生涯未婚も将来は三人に一人になることなどを嘆いたあと、次のように述べて答弁を求めています。ちょっと長くなりますが、その部分を引用します。この前後にも年金の話題がいっぱい出てきます。

『そして、総務省が調べた家計調査というのがあります。これは、二人以上の高齢無職世帯、世帯主が六十五歳以上、これを調べますと、家計が毎月六万円赤字になっているということなんです。毎月毎月六万円。そうすると、一千万円老後に貯金があっても十四年間で消えちゃう、その赤字を埋めるのが。
これは平均のデータで六万円赤字ということなので、総理、年金は老後の安心をもう確保できていないんじゃないのか、そういう認識をぜひ持っていただきたい。何とかしなければいけないという認識を共有していただきたいんですが、いかがでございますか』。

つまり、過去の総務省の調査で今回と同じような(正確には金融庁が5万円で総務省はより厳しい6万円)数字がとっくに明らかになっていたわけです。とういうか、長妻代議士は安倍総理に「年金は老後の安心を確保できない」「なんとかしなければならない」との認識を共有してもらいたいと迫っているのです。

彼には先見の明があったわけで、今回の金融審議会の報告とほぼ同様な総務省の資料を引用しながら3年も前に質問していました。このときの質疑は結局、噛み合うことはありませんでしたが、少なくても長妻代議士から「では、このような案はどうでしょうか?」というような提案などは一切出ていません。

少子高齢化がさらに進む中で、年金に関してすべてが丸く収まる抜本的改革などあるはずがありません。実際、当時の民主党が考えた最低保障年金制度も引っ込めざるを得ませんでした。「100年安心年金は嘘だったのか!騙したな!」と大声で叫ぶのも気持ちは分かりますが、まったく的外れというものです。

そもそも、「100年安心年金」はその制度の維持のことで、年金だけで暮らしていけるということではありません。65歳を過ぎても、再就職をしたり、アルバイトやパートをしたり、貯金を取り崩したりしたり、場合によっては子供にお世話になったりと、工夫と努力をしながら長寿社会を生きていかなければならないのです。

審議会の報告書を「博打的な資金投資を国が煽っている」と批判することもまんざら理解できなくもありませんが、その国でもGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)で、国内の株式と債券、外国の株式&債権を上手に投資、運用して私たち国民の年金の原資を作っているではありませんか。一つのやり方として提起しているので、それが即、悪いこととは言えまえん。

それを歌舞伎の見得切りのようにわざとらしく驚くのも、いかがなものかと思います。だって、上述の長妻代議士の質問内容のとおり、野党もそのこと、つまり、今回の金融審議会の報告と同じことをとっくに知ってたのですから。しかも、審議会ではなく総務省そのものが調査した数値です。

もちろん、選挙も近いし、野党の攻めどころも理解できますが、「じゃ~、このことがなければ、いったい何を参院選の争点にしていたのだろう」と率直に感じます。野党は過去の成功例が忘れられず、「消えた年金の第2弾で安倍政権を退陣に追い込むぞ!」と張り切っているのでしょう。

しかし、残念ながら、二匹目のドジョウはいないような気がします。確かにいきなり「2千万円不足するぞ!」と言われれば誰でもびっくりしますが、表現は悪かったものの、今回の報告書は老後の生活設計をどうすべきか提起したもので、50頁以上ありますから5分間では不可能ですが、よく読むとけっこうまともなことを述べています。

なお、与党の対応もかなりおかしいです。金融担当大臣を兼ねる財務相の麻生太郎さんは、「報告書は受け取らない」とか言っていますが、自らがお願いしたメンバーで構成された審議会の答申ですから、受け取らないという選択肢はあり得ません。今後の審議会はビクビクして仕事にならないでしょう。

どうしても内容が気に食わなかったら、報告を無視しても何の問題もありませんし、審議会とはそのような存在です。彼は駄々っ子みたいであまりにも大人げない反応で情けないですし、全身が利権でできているような二階幹事長も似たり寄ったりで、呆れるばかりです。「もっと堂々としてよ!」というレベルです。

繰り返しますが、少子高齢化がいっそう進む状況で、限られた財源の中で、私たちの選良の皆さんがときには激しく対立しようとも、理想的でなくても、あるべき姿により近い年金制度をちゃんと議論してもらわなくては困るのです。万能の方程式や八方丸く収まることなどないのですから、なおさらではないかと思います。

そうしないと、参院選に向けて相変わらず、パフォーマンスだけの自民党攻撃では野党は選挙に負けてしまいます。だいたい、政権与党に参院単独でも選挙は勝てるとバカにされているのです。この傾向は外交分野にも及びそうですが、「安倍総理のイラン訪問は完全に失敗だった!」と批判ばっかりだと、ブーメランのように野党の後頭部に突き刺さるでしょう。

何回も申し上げて恐縮ですが、自称リベラルの方々はその名称とは正反対に、多様性を声高に説きながら、自分や自分たちへの批判は受け入れず、それに加えて対立する政権や議員を評価することを極度に嫌がります。なぜ、安倍連立政権が国政選挙で5連勝するのか、なぜ、自分たちの支持率がどんどん低下するのか分かろうとしません。

これで「まっとうな政治」ですから、お里が知れるというものです。でも、世の中には何をやっても、文句を付けなければ気が済まないという皆さんが15~20%くらいはいますから、立憲民主党や共産党の存在意義はそこにあるのかもしれません。共産党は伝統的ですが、立民も日本社会党の後継であり、左派抵抗政党の証です。

さらに私は国民民主党を応援していますが、先日もお伝えしたとおり、万万が一、その候補者、特に全国比例区や東京の候補者が当選を勝ち取れなかったとき、「左により過ぎた」「もっと現実的選択をするべきだった」などと悔やんでも遅いのです。いまさら舵を切ることはできないのでしょうが、そうならないことを祈るばかりです。頑張れ!国民民主党!

願望が現実に~山井和則さんが離党

国民民主党の国対委員長代行の山井和則さんが離党届を提出したようです。ちょっとだけ冷却期間をアリバイ的において、立憲民主党の会派入りだか、入党だかをするのでしょう。国会開催中に国対役員が離党するのは極めて異例ですので、民民もきっちり除名すべきでしょう。

さて、今日のタイトルですが、私は現在まで都合三3回、以下のようにブロブなどに載せていました。「個人的には今井雅人さん、柚木道義さん、山井和則さんは立憲民主党に行かれたほうが活躍の場があったように思っています」。ちなみに、1回目はちょうど1年前でした。

それで、現在まで7回も党派や会派を渡り歩いた今井雅人さんはいち早く民民を脱出して、次回選挙では立民公認で戦うようです。この方の渡り歩きはなかなか気合が入っていて、当選すれば5期の所属政党はすべて異なることになります。少なくても細野豪志さんを批判することはできないでしょう。

それから、除名になった柚木道義さんですが、残念ながら日ごろの言動があまりにユニークなので、立民も受け入れを渋っていると友人が言っていました。いつも国会の委員会などでテレビカメラの映りをとっても意識して、#Me Tooのボードを持って先頭で行進していたあの人です。

そして、今回の山井和則さんの離党です。もとより私は、「ほら!俺の予想が当たっただろう!」などと、偉そうに振り返るつもりはまったくありません。ただ、あえて言えば、自分の希望というか願望が実現のものとなることに、皮肉でも嫌味でもなく、本当に良かったと感じています。

それにしても、国会と地方議会も、与党も野党も同じことですが、思想・信条や確固たる主義・主張がない方々は羨ましい限りです。政党を移るときは、「より多数の票がもらえそうだから」だけで済むのですからね。全身のすべてが民主社会主義でできている私などはもう、過去の遺物かもしれません。

安倍総理は岩屋防衛大臣を即刻クビに!

防衛大臣の岩屋毅さんが官邸の反対を押し切ってまで、韓国の国防相と会談を行ったことに批判が巻き起こっています。しかも、公式ではなく非公式に行われました。写真は韓国側から提供されていて、岩屋さんのとても嬉しそうなお顔が印象的です。

それで、この人ですがもう「大丈夫ですか?」というレベルです。自衛隊だけでも自衛艦旗(旭日旗)を掲げての入港拒否、極めて危険な海上自衛隊機に対するレーダー照射など、問題がまったく解決していない状況でいったい、何を考えているのでしょうか。

しかも、非公式会談は彼の国とは絶対にやったらダメです。あの国は何でもかんでも、嘘をついてもごまかしてでも、自国に有利なことしか言いませんから、非公開はほかの国々と違ってかなり危険ですし、「韓国とは早く関係を正常化したい」などとはもっての外でしょう。

また、これらの行為が批判されると、「会うときも別れるときも気持ちよくというのが私のモットーなので、まったく問題はなかった」などと居直っています。あなたのモットーだかでこわが国と国民に著しく迷惑が及ぶことをまったく理解していないようです。胡散臭さ600%の人ですね。

そして、自民党は参議院選挙に向けての公約を発表しましたが、安全保障のことがいちばんの重点に置かれています。しかし、そのことの責任者である防衛大臣がこの体たらくですから、悲しくなってしまいます。小野寺五典さんに一刻も早く戻ってきてもらいたいです。

なお、岩屋さんですが「パチンコチェーンストア協会」の政治分野アドバイザーを務めているようです。この協会の実施すべき目標には、「パチンコを大衆消費者の立場で合法化し(後略)」と謳われています。やっぱり、自らが換金を“非合法”と認めているという不思議な団体で、政治家との関係が見えてきます。

一方、野党はこれをすばやく捉えて、今日のタイトルのように「安倍総理は即刻、防衛相を更迭せよ!」とでも叫べば、ちょっとは支持率も上げるのでしょうが、相変わらず、あるはずのない日米密約などとこちろも「大丈夫ですか?」というレベルを続けています。

それにしても、「安倍総理『審議拒否』するな!」とは昨年の18連休サボタージュへの国民の皆さんからの批判がよほど堪えるいるので、こんなスローガンのようなものを考えついたのでしょうが、これでまた、支持率が下がっていくような気がします。ただ、連立与党も予算委員会は開いたらよいと思います。

それから、壁新聞みたいな模造紙が一段と大きくなっています。でも、「どうなる!」って他人事のようでおかしいです。評論家じゃないのですから。中央は国民民主党の国対委員長・原口一博さんですが、いつまでこんな集会に混じっているのでしょうか。縮小再生産の繰り返しのような気がします。

ところで、ここに来て参議院選挙は単独でやり、消費増税は予定どおり実施という報道が出てきました。何でも、そのようにしても与党は選挙に勝てると判断したそうです。私など同日選挙の可能性は100%などと偉そうに言ってきましたので、もしそうなったら、土下座しなければなりません。

しかし、本当に参議院単独、消費増税実施で与党が国政選挙5連勝となれば、いかに野党が情けないかということになってしまいます。万万が一、そんなことになってしまえば、全国を行脚して真剣に政策を訴えている民間労組出身の候補者たちがあまりにも惨めになってしまいます。

野党統一候補はどうなるのかな?

立憲民主党、国民民主党、日本共産党、社民党、旧民進党系無所属会派の野党5党は来るべき参議院議員選挙の32ある“1人区”で候補者の一本化を決めたそうです。正確には鹿児島が先送りされていますが、多分、衆参同時選挙に向けて何とか調整し、「すべての1人区で一本化が実現!」と喧伝するのでしょう。

それで、野党の使命は与党から政権を奪取することですし、どうせ、政権選択選挙である総選挙も行われるのですから、一致協力することは当然かもしれません。小異を捨てて大同につくの原理も大切ですし、多少の「野合」もまあまあ許されると思います。でも、これは共産党を含まないという大原則でなければなりません。

そして、野田佳彦さんの会派はよく分かりませんが、立民、共産、社民は基本的に左派(左翼)抵抗勢力でくくれますので一本化で問題ないものの、民民までがそこに加わるのははっきり言って異常です。しかも、いまだに強烈な左翼思想を持っている「市民連合」ともお付き合いを続けています。

繰り返して申し上げますが、自民党から悪夢と揶揄されている民主党政権の3年3か月ですが、それを立ち上げてくれたのは、「自民党にお灸をすえてやるけど、あの共産党と一緒にやるなんで論外だ」と穏健良識な考えをお持ちの有権者が原動力だったことは明らかです、あえて立ち位置で表せば中道右派でしょう。

しかし、今回のようなことが実現してしまったので、少なくても政権を獲得することは無理というか、間違いなく不可能になってしまいました。民民の皆さんは本気で共産党と共闘することを考えているのでしょうか。私は今回の方程式で言えば、三つある共産党が擁立する選挙区で協力しなければ変な言い方ですが筋が通りません。

また、民民の候補者の事務所に共産党の檄ビラが貼られ、駅頭では共産党部隊が民民の候補者のお手伝いをすることを許すのでしょうか、もちろん、その逆もあるわけで、どちらにしても、おぞましい光景が展開され、上述のような有権者はドン引き決定でしょう。併せて民民の支援組織はどのように振る舞うのでしょうか。

これには前例があり、少し前のことになりますが、衆院大阪12区の補欠選挙で、玉木雄一郎さんは偽装的に共産党議員を辞職して立候補した宮本岳志さんの事務所を“お忍び”で訪問したそうです。しかし、供託金没収のという惨めな結果となりました。玉木代表は「みんなで頑張りましょう」と告げたそうですが、何を考えているのでしょうか。

だいたい、民民と共産党の政策は天と地ほどの違いがあります、安全保障でも「戦争法廃案!」「原発認めない!」「日米安保は将来廃棄」などと主張している政党とどうして選挙をともに戦うのか、極めて疑問ですし、仮に野党で過半数を獲得してもそれからどうするのかもまったく不明です。

ですから、1人区の最大の公約は、「安倍政権を打倒するぞ!」しかなく、そこで勝っても野党間で3日も経たずに内輪もめが始まります。その様子を見ている国民の皆さんはますます野党離れが加速していくでしょう。結局、今回の擁立調整でいちばん喜んでいるのは共産党です。

しかも、彼ら彼女らはほかの選挙でも同様ですが、誰が見ても言い訳できないほど負けた選挙も「わが党の奮闘で善戦した!」となり、これがいつもお伝えしている共産主義者の最大の戦略「統一戦線論」をベースにした言い逃れなのです。しかも、彼ら彼女らは本気でそう思っているで、これが共産党と共産主義者の真髄です。

共産との共闘は立民や社民などに任せて正々堂々と中道右派の政策を打ち出せば、もしかしたら隘路も開けるかもしれません。それでないと、例えば産別から全国比例区から立候補している優秀な候補者の皆さんの結果はもの凄く厳しくなってしまうと心配しています。結果が出てから文句を言っても遅いですからね。

なお、追加というわけでもありませんが、立民と民民の幹事長は参議院選挙に関わる支援体制のルールを決めたようです。何となくよく分からない取り決めなのですが、前述したように共産党が擁立する3人の野党統一候補にはどのように対応するのでしょうか。

私は共産党という団体は一日も早くこの世から消えてもらいたいと願っていますが、野党統一で合意したのですから、一方通行的にこちらへの支援はお願いするが、そちらへの支援はしませんでは、いかにも失礼というものです。こんなことになってしまったのは、いったい誰の責任なのでしょうか。

 

日米安保の最大メリットは

一昨年の7月に北陸新幹線に乗って金沢に行き、海上自衛隊のヘリコプター搭載空母「かが」を見学しました。けっこうタイトなスケジュールでしたが、あらためて、「あのとき、行っておいてよかったな」と思っています。その「かが」にご承知のとおり、安倍さんとトランプさんが乗艦しました。

そして、艦内大型エレベーターで甲板から降りて、海上自衛隊と米海軍兵士の前で二人が挨拶をしました。上の写真はその様子で、緑の迷彩服が米軍、青がジャパンネイビーです。また、下の写真は合成したものですが、艦橋横に掲げられている超大型の16条旭日旗の勇姿は私が撮りました。

さて、これらの光景を見て驚き、もしかしたら震えているのは中国、北朝鮮、韓国の指導者でしょう。「あれ?韓国は日本の同盟国じゃないの」と声が聞こえてきそうですが、彼の国とは同盟など結んでいませんし、今や敵国とは言いませんが、“敵性国家”になりました。アメリカの思いも多分、同じでしょう。

それから、今回のトランプさんの訪日でゴルフや相撲や炉端焼きがフューチャーされていましたが、日米友好ではやはり天皇皇后両陛下との会談、安全保障では「かが」への二人そろっての乗艦に尽きると思います。どうやら、「かが」は「いずも」が外洋に出ていますので、母港の呉からわざわざ移動させたようです。

さらに、あまり報道されていませんが、数日前に米海軍の最新鋭強襲揚陸艦「アメリカ」の佐世保配備が発表されました。しかも、ステルス強襲揚陸艦「ニューオリンズ」とのセットです。空母打撃群もすごいですが、これらの軍艦は遠征打撃群という名前を聞いただけでビビりそうなチームを構成しています。

とろこで、タイトルのことですが、日米安全保障条約の日本側のメリットは何かと問われれば、有事のときにアメリカがわが国を守ってくれるとなるでしょう。それはそれで正解ですが、日本と日本人にとってもっとも強調されなければならないのは、「アメリカがわが国に攻めてこない」ではないでしょうか。

戦後70年以上になりますが、日本が戦争に巻き込まれず、攻め込まれなかったのは日米安保が締結されていた強力な効果で、けっして憲法9条があったからではありません。私は安易に“平和ボケ”という言葉を使いませんが、いまだに憲法に自衛隊の存在を明記できないのですから仕方ありません。

世界中に軍隊を展開し、恐ろしいほどの軍事力を持ち、その責任者が国民の選挙で決まるという自由と民主主義大国・アメリカ合衆国と良好な関係を維持していくことこそ、これからも日本が戦争をすることなく、世界のリーダーとして活動できる唯一の道のような気がします。

もちろん、トランプさんが過去に「アメリカは日本を防衛するが、日本はアメリカを助ける義務はないし、駐留米軍の経費負担が不十分だ」と言ったとき、私も「だったらどうぞお帰りください。自分の国は自分たちで守ります」と言えばいいじゃないかと強がりましたが、実際にはそんな覚悟はありませんから、選択肢は極めて限られます。

しかし、彼は艦上や共同記者会見で「防衛力向上へ向けた安倍首相の強い決意に感謝する。それは米国の安全保障にも貢献している」「米国の軍人と家族を優しく迎え入れてくれている日本人に感謝する」とまるで同じ人ではないようことを述べていました。何が彼をここまで変えたのでしょうか。

いずれにしても、繰り返しますが、「かが」艦上でのそんなに派手ではなかった二人の、とりわけ、トランプさんの言動がその後に乗艦した強襲揚陸艦「ワスプ」でのそれを含めて本当によかったと思います。余談ですが、甲板から格納庫までのエレベーターでですが、私も実際に乗せてもらいました。嬉しかったですね。

これが「トランプ転がし」の真髄かな


左「マジ感動だよ、シンゾー。俺って友だち少ないんだよな。ヨーロッパの野郎どもは信用できないやつばかりだし、韓国のニヤニヤは虫酸が走るし、中国のプーは俺より偉そうにしているし。これだけやってくれるのはシンゾーだけだぜ」

右「分かってくれればそれでOKだけど、お相撲観戦はかなり苦労したんだから、そこんとこ忘れないようにね。これで、会談は11回目だし、電話会談はもう何回やったか忘れちゃったよ」

左「それからさ~、アオキってなかなかアドバイスが上手だな。終盤はかなりスコアーがよくなったし。17、18ホールと回ればバーディーが二つ取れたかも」
右「それって負け惜しみでしょう。もともと、でっかいヘリコプターに乗ってきたから、そのための着陸場所の確保だったんだから」

左「ところで、初日の経済団体幹部との懇談会のとき、いきなりハグしてきたソンなんとかっていうのキモいな。シンゾーもあんまり相手にしないほうがいいぞ」
右「大丈夫ですよ。あんなのみんなの嫌われ者ですから。胡散臭くて、プーチンのときもうろうろして、同席者からひんしゅく買ってましたから」

左「なるほどな。あと、イランのことは頼んだぞ。でもな、俺んちがテロ国家に指定して、空母を派遣してるっていうのに、大したもんだよシンゾーは。中国とも『関係は完全に改善した』なんて、思ってもいないこと言っちゃうんだからな」
右「そんなに褒めたって、アメリカの車なんてそんなに簡単に買わないからね。だいたい、そっちの赤字分くらいヒコーキとか迎撃ミサイルとか購入しているんだからさ。イランでは大統領と会うけど、その上にいるハーメネイーにも‥‥」

左「よろしくな。それとさー、貿易交渉はサンギインセンキョのあとでいいからってリップサービスしておいたから。どうせ、シュウギインセンキョも一緒にやるんだろう。ねじれるとややっこしいから。俺のとこも民主党がうざったくて仕方ないよ」
右「ダブルをやるという選択肢ではなく、やらないっていうそれが皆無だからね。でも、7月の選挙以降に貿易交渉だなんて、バラしちゃダメですよ。まったく、口が軽いんだから」

左「それは悪かったな。俺も嬉しくてしょうがないんだよ。なんせ、友だちいないからさ。天皇陛下との会見はすごく感動したよ。栄誉礼は緊張しまくりだったし。しかも、両陛下が通訳までやってくれたんだから。俺の国には皇帝とか王様とかいないから、羨ましい限りだよ」
右「そんなところだね。正直、私の英語はつたないので、陛下に助けられたし、とっても盛り上がっていたね。先導役が『陛下、お時間ですから』って言っていたし。やっぱり、もう少し英語を勉強しておくべきだったよ」

左「それにしても、天皇陛下の英語力はすごいな。皇后陛下なんて女房より発音が綺麗だったしな。お互いに通訳が後ろに座る前に話し始めてたら、お世話役から『陛下、日本語でお願いします』って言われてたぞ。皇后陛下の通訳もバツが悪そうだったみたいし」
右「あんまり大きな声では言えないけれど、私と今上天皇とはとても良好な関係だからね。皇后陛下のお身体も急速に回復しているようだし、少し落ち着いたら皇統の継承について真剣に考えなきゃと。これって深刻な問題なんだよ」

左「で、いよいよ明日はヘリ空母『かが』に二人で乗り込みだな。プーと若大将はさぞかしビビるだろうよ。そのまま北に攻め込んで、拉致被害者全員を取り返すか!」
右「まあまあ、気持ちだけいただいておきますよ。来月にも大阪で大統領とは会うし、貿易赤字もぼちぼちやりましょ。あなたが帰ると、各国からあなたとのお付き合いの仕方の質問が殺到するから、けっこうそれも難儀なんですよ」

左「それはシンゾーにとっても名誉なことじゃないの。世界最大のリーダーだよ、俺は。じゃ~、来月に大阪でな。でも、飛田新地行ってみたかったんだけど、2連休らしいな。なんば花月でがまんするか」
右「ハイハイ、分かりましたよ。大阪でも接待させていただきますから。それじゃ~、バイバイ!明日も横須賀で会いましょう。あっ、その前に今晩の宮中晩餐会でね」

ぼちぼちやろうや!シンゾーさん


右「しかし、何だな~。シンゾーもこっちがテロリスト国家に決めたのに、そのイランの外相と親しそうに会談するし、プーさんとは『関係は完全に修復した』なんて言っているんだから。俺んちは貿易戦争真っ最中だからね」

左「まあ、イランとは伝統的に仲良しだからね。あと、ガザ地区の子供たちを教える先生を日本に招く予定もありますよ。いつもいつも、そっちの言うとおりじゃないよ」

右「だな。それにしても、各国の大統領や首相がシンゾーに俺とどのように付き合ったらいいか聞いてくるんだそうだな。偉くなったもんだ、シンゾーも。俺のオーラーが凄すぎて直接は連絡できない悔しさも分かるけどさ」
左「そんなところでしょう。ところで、ベトナムでの若大将との会談では拉致問題をけっこう突っ込んでくれて感謝するよ」

左「おお!そこな。かなりしょぼくれていたよ、若大将は。電撃訪問して衆参同日選挙か?シンゾーの思い入れは過去から強かったからね。やっぱ、何だかんだ言っても、自由と民主主義は大切だからさ。そっちとの貿易格差も頼むぞ!」
右「分かってますよ。秋の声が聞こえてくることにはちゃんと花は持たせますから。ちょうど、大統領選挙準備が本格的に始まることだし、それでいいんじゃない」

左「俺もよ~、強気一本だけで、2期目はちょっと不安なんだ。防衛装備もよろしくな。ホントは北の中短距離弾道ミサイルも廃絶させたいんだけど、それじゃ、シンゾーにイージスやTHAADを買ってもらえなくなっちゃうんで、そこんとこは勘弁な」
右「渋々だけど理解してますよ。それもそうだけど、夏場所の千秋楽では立派なカップをお願いしますよ。あと、天皇陛下の前ではきちんと頭を下げること。しっかり頼みましたよ」

左「実はキセノサトのファンだったから、彼に渡したかったんだけな。でも、解説者としてなかなか評判がいいんだってね。それから、話を戻すけど、中国とは徹底的にやるから。もともとは俺とシンゾーの筋書きだしな」
右「それは口が裂けても言わないように。報道発表のほかにも頻繁に電話会談やっていることも言っちゃダメですよ。ほかの国のリーダーがひがむしね。ついでに北の御用聞きのニヤニヤおじさんは相手にしないの継続だよ」

左「分かっているよ、そんなことは。俺もスーパーボールより100倍大切な天皇陛下の譲位後の初国賓として行けるのでワクワクだよ。来月も大阪で会えるしね」
右「よろしく!それと、ゴルフのハンディだけど、前回より三つだけ多くくれないかな。検討しておいて、それじゃ~、数日後にね」

左「あっ!忘れてたけど、横須賀での『かが』への乗船だけど、俺んちは『いずも』のほうがいいだけど。何とかならないか?」
右「やっぱりわがままだね。だいたい、『いずも』と『かが』はまったく同じ造りだし、『かが』のほうが若いんですよ」

左「そうか、悪かったなそれは。俺も若いの好きだからね。バイバイ!」
右「ハイハイ、陛下の前では頭を下げてくださいね。約束しましたよ」

 

 

朝日新聞≒立憲民主党≒韓国?

近年は進歩的文化人なる人たちがこよなく愛している岩波書店の「世界」などはちっとも売れず、写真のような保守層にアッピールしている月刊誌の販売が順調のようです。私は購入したことはありませんが、この種の雑誌の特徴として、同じ作家、評論家、ジャーナリストなどが、順番のように寄稿していることです。

そして、批判対象も似たり寄ったりで、タイトルのように朝日新聞、立憲民主党、韓国あたりが御三家のように思います。繰り返しますが、このような思想・信条がはっきりした本が売れていますので、左派(左翼)の危機感はかなり強いようですし、文字媒体だけではなく、ネットの世界はそれ以上でしょう。

ですから、特に彼ら彼女らは好んで、「ネトウヨ」という言葉を連発して溜飲を下げ、自分のツイッターなどに書き込まれた批判的な人物を次々とブロックしているようです。そんなことやっている時間があったら、初めから投稿などしなければよいと思いますが、これができないところが左派の特徴かもしれません。

つまり、言っていることとやっていることが、意識的なのかそうでないのか分かりませんが、ほぼ真逆になっていて、以前からお伝えしているとおり、自称リベラルの人ほど、不寛容であり、教条的であり、相手には謝罪を求めるけれど、自分の非はけっして認めないという世界観が構成されています。

確かにそのような見方をすると、朝日新聞、立憲民主党、韓国は思考回路が似ているようにも思えます。ただ、これを裏返せば保守陣営も同様で、批判の表現が厳しく、自分の考え方が絶対で相手を追い込むまで言葉の打ち込みを止めません。もしかしたら、朝日、立民、韓国が好きなのかもしれません。

そういえば、比較するのは失礼なのですが、ヤクザと警察のマル暴、過激派と公安刑事の見た目というか、姿かっこが似てきます。あと、お互いに相手がいなくなったら困ってしまうというのも同じですね。どれも人間がやっている世界なので、多分、そのようになっていくのでしょう。

すごいですね!このポスターは

すごい!と言っても、神奈川県にお住まいの方や、通勤などで通われている皆さんはもう慣れているかもしれません。でも、最初にご覧になったときはやはり、すごい!と思われたのではないでしょうか。と言うか、いっせい貼付の指令が出たときの創価学会の会員さんもちょっとは驚いたかもと想像しています。

もちろん、今年7月の参議院選挙に向けての公明党の政治活動ポスターで3連と呼ばれているもので、安倍晋三さんの写真と名前がなければ2連となり、ほとんど、どの政党でもこの様式で作成されています。上段の女性が立候補する予定者の方ですが、弁護士資格もお持ちのようです。

それにしても、ご自分の党の代表である山口那津男のお顔と安倍さんとのそれを比較すると数倍の大きさの違いがありますし、どうも、山口さんの肩書も名前も書かれていないようです。他党の党首などを載せても問題はありませんし、自民党、公明党・創価学会で綿密な打ち合わせをしたのでしょう。

しかし、政治の世界に長い間、携わってきた私もこのようなポスターは初めて見ましたし、けっこうなインパクトがあり、それだけでも、狙いは正解だったかもしれません。ただ、公明党・創価学会はいいとしても、これを見た自民党の支持者はどのように感じるのかが興味のあるところです。

振り返ってみると、自民党と公明党の連立体制は20年以上になり、民主党政権時代も仲良く野に下っていました。これからの連携もそう簡単には崩れることはないと思います。でも、考えてみると、支持層の社会的基盤がほぼ180度異なっている両党の関係は不思議でもあります。

自民党の少なくない国会議員は創価学会のお助けがなければ落選してしまうと言われていますが、穏健良識派の野党議員が結集して、公明党と入れ替えを行えば、「まっとうな政治」ができるかもと友人たちは期待しています。その日が来るのか来ないのか、野次馬的に楽しみです。

それで、そんなことを考えていたら、大阪の自民党と公明党が白旗立てて維新に降参してしまいました。いかに橋下徹さんや松井一郎さんの脅し文句が恐ろしかったかということでしょう。ただ、2回目の住民投票についてはその実施時期について、これから順調に進むとは思えません。

それから、余談ですが、すごく評判の悪い自民党の大阪府連の会長が一連の責任を取ったのか、代議士の渡嘉敷奈緒美さんに変わりました。彼女とは杉並区議会で一緒でしたが、当時の言動がけっこうユニークな方でした。知らぬ仲でもないので、難しい党運営に指導力を発揮されることを願っています。

日本の政治が大きく変わるかも

大阪府知事&市長のとりかえっこ選挙は「大阪維新の会」の大勝利に終わりました。その原因は様々と思いますが、自民党の候補者に公明党は当然として、立民や民民や共産党までが応援するという異常な光景に大阪の有権者の皆さんは強烈な拒否反応を示されたのではと思います。

確かに立民国対委員長の辻元清美さんが自民党の宣伝カーの乗って演説したり、共産党の肉声部隊が自民党候補者の名前を連呼して練り歩いたりと、普通の人だったら「ドン引き」状態だったでしょう。特に「大阪都構想」に積極的に賛成して、松井一郎さんと吉村洋文さんに投票したのではありません。

それで、これからとても注目されるのは、都構想への公明党、というか、党以上に強い影響力のある創価学会の対応です。松井・吉村チームは時間をかけてじっくりやると言っていますが、7月に衆参ダブル選挙が行われば、公明党が議席を有している大阪府内の4選挙区、兵庫県内の2小選挙区がどうなるかです。

そして、この6選挙区について維新は今まで公明党に配慮して自らの候補者擁立を見送っていましたが、都構想制度へ協力しなければ、すべてに維新(この場合は日本維新の会)は候補者を立てると言っていますし、若干のブラフはあるのでしょうが、その本気度はかなり高いと思われます。

そこで、公明党・創価学会がどうするかですが、ここまで脅されて、「ハイ、分かりました」では、池田大作名誉会長が築いた「常勝関西」が泣くというのもでしょう。創価学会は窮地になるほど、学会員のもの凄いパワーでそれを乗り切ってきた輝かしい歴史があります。中途半端な妥協はするべきではないと考えます。

もちろん、選挙は時の運みたいなところがありますが、公明党衆議院議員29名中、小選挙区で当選しているは僅かに8名だけで、そのうち上述のように大阪と兵庫で6名ですから、その結果は大いに注目されますし、もしかしたら、公明党・創価学会の今後の命運を左右するかもしれません。

そうなると、官邸とも良好な関係を保っている維新ですから、憲法改正にも大きな流れが出てくる可能性もありますし、野党の穏健・良識的な議員の動向にも新しい動きがあるでしょう。今日のタイトルの「日本の政治が大きく変わるかも」はそのような意味ですし、個人的にも大変に興味があります。

自民党と公明党の協力体制も20年になりますし、そんなに簡単には崩れないでしょう。しかも、自民党の多くの代議士は公明党・創価学会の支援がなければ当選できないとも言われています。でも、仮に関西6議席が公明党から維新に塗り替えられれば、国政で劇的なことが起こるかもしれませんね。

しかも、北海道の小選挙区の1議席と東京の1議席にもけっこう影響が出てくるかもしれません。表向きには「私は大阪の一有権者」と言っている、維新創始者の橋下徹さんの影響力も侮れませんし、実際、彼や吉村さんは「公明党を壊滅させる!」みたいなことも叫んでいます。今後の展開から目が離せません。

(写真下:大阪市天王寺区にある創価学会関西文化会館に隣接する「常勝関西青年会館」です。関西文化会館が文字どおり、公明党の常勝関西の司令塔ですが、その名称をそのまま宗教団体の青年部の建物に使うことがすごいです。なお、出典はグーグルマップです)

菅直人さんはすごく痛い人ですね

特定の人を批判するときは、自分がその人に過去も含めて、どのように対応してきたか、そこに間違いがあったら、左翼用語ですが「自己批判」から始めなければ、理屈が合わないと思います。何だか厄介な言い回しですが、けっこう本気で私はそう考えています。

それで、都議会議員時代に当時の民主党の代表選挙で、菅直人さんから携帯に電話があり、要するに「門脇さんの一票を私へ!」という内容でした。このとき、民主党は政権政党でしたから代表になれば、ほぼ自動的に内閣総理大臣になれるという特別な代表選挙でした。

そこで、私は大きな間違いを犯してしまいました。彼の政策や日ごろの言動にはかなり疑問を持っていましたが、「総理になる人が直接、自分に電話をくれた!」と、舞い上がってしまったのです。なお、その時間帯は都議会の仲間と一杯やっていましたので、順番に電話があったのが面白かったです。

このことは思い出すたびに赤面ものですし、情けないことですが、今でも悔やんでも悔やんでも取り返しのつかない選択でした。結果は彼が代表になり、予定調和的に総理になりました。その後、東日本大震災が発生し、甚大な被害が出たのはご承知のとおりです。

さて、その菅直人さんがとても偉そうに、「国民民主党は政治理念が不明確なので解散し、参院選までに個々の議員の判断で立憲との再結集に参加するのが望ましい」とSNSに投稿し、国民民主党はもちろん、身内の立憲民主党からも批判を浴び、ついには、立民代表の枝野幸男さんが平謝りするという落ちになりました。

また、民民代表の玉木雄一郎さんは、「煩悩があり過ぎるようなので、お遍路でも回ったらいかがか」と強烈な皮肉を飛ばしたそうです。さらに、穏健・良識派の代表代行である大塚耕平さんも、「煩悩や争いは欲があるから生まれる。もう一回お遍路をした方が良いが、弘法大師に怒られ、拒絶されるだろう」とダメ押しをしました。

お二人とも菅直人さんの本質を突かれていますが、知ったかぶりの友人は、「そんなの甘いね。彼は文字どおり、煩悩だけで身体ができているよ」と言っていました。そう言えば、過去のお遍路も同行したマスコミが撤収すると、ご自身も急いで東京に帰ってきたと聞いたことがあります。

それから、立民会派に所属するベテランの江田憲司さんは、「統一地方選挙で、もっと立憲民主党が候補者を擁立していれば、国民民主党は崩壊しただろう」と言われていました。この方のことはよく存じ上げませんが、昨年の今ごろには、大阪地検特捜部長のことでツイッターが大炎上していました。

いずれしても、菅直人さんや江田憲司さんは「まっとうな政治」とはかなり縁遠い人ですね。お二人ともリベラルを自称されているようですが、ネズミ講などのマルチ商法の社長が、「わが社はマルチではありません」と言った瞬間にマルチであることがバレてしまうのとさほど変わらないのでしょう。

以前にお伝えしたように30年間、区議・都議を務めさせていただき、生意気ながら導かれた結論は、「俺はリベラルだ!」とか「私たちリベラルは!」とか言う人たちほど、不寛容で教条的です。その意味では菅直人さんも、ついでに朝日新聞も、そして、韓国も同じように見えてきます。