季節外れの桜とともに散りました

 お約束の国会最終日の内閣不信任決議ですが、今回の臨時国会では野党はそれを見送りました。非生産的なことを避けたのは良かったと思います。一方、この判断について立憲民主党国対委員長の安住淳さんがどのように締めくくるのか楽しみにしていました。

 それで、新聞でそのことの記事を読んだとき、失礼ながら爆笑してしまいました。曰く「不信任に値するが、桜を見る会の事実関係がはっきりしたところで、覚悟を持って本気の不信任案を出す」だそうです。普通は恥ずかしくてこんなことは言えないと思うのですが、彼にはそんなことは通用しないようです。

 どうせ、来年1月から始まる通常国会でも「疑惑はさらに深まった」の繰り返しでしょう。もちろん、“モリカケ”の反省などもまったくありません。だいたい、疑惑がそんなに深まれば、深すぎて見えなくなってしまうような気がします。「シュレッダーを見る会」「下関を旅する会」の次は何でしょうか。

 桜を見る会は確かに安倍総理が調子に乗りすぎて、参加者を増やし過ぎ、招待者名簿をいち早く処分してしまったことは大いに問題ですが、特に総理が違法な行為を行ったわけでもありませんし、不十分な点もありましたが、早い段階でそれなりにきちんと謝罪をしています。

 しかし、悲しいかな、自ら謝ることをしない、できない人たちは、ほかの人の謝罪を受け入れることができません。というか、人には厳しく謝罪を迫るのに、自分(たち)の過去の言動などは知らんぷりなのです。このことを問われると、「だって、昔の政党とは違うんだから」と居直ることも平気です。

 ただ、立憲民主党の中にもまっとうな議員さんはいて、その方々は当初から、あるいは途中から、距離を置くようになりました。ですから、いつもだったら先頭に立って叫ぶあの人も、あの人も、あの人もだんまりを決め込んでいます。もともと、無理筋なことを理解していたのでしょう。

 そして、上述の安住淳さんですが、しばらくは無所属で静かにしていましたが、立憲民主党の国対委員長に起用されて、力が入りすぎて桜をともに散ってしまいました。最初のころはすごく勢いが良かったのですが、国会終盤の落とし所はずいぶんと自民党国対委員長の森山裕さんに助けていただいたようです。

 僭越ながら、ご自分でも国対のプロフェッショナルだと意気込んでいたのでしょうが、ご自身の度量の狭さと先を見通す能力がなかったことが明らかになってしまいました。ですので、最近は前の国対委員長の辻元清美さんがまともに思えてきました。もっとも、彼女も森山さんにけっこう泣きついていたようですが。

 また、安倍さんの一連の対応も感心できないことが多いのですが、なにせ立憲民主党などがあまりにも情けないので、すごく彼ら彼女らに助けられていいると思います。一時的に支持率は下がりましたが、イラン大統領来日、インド訪問、日中韓首脳階段と外交で点数を稼ぐのでしょう。

 また、野党は「共に民主党」か「再び民主党」を目指すようですが、それはそれで、自らの当選を考えれば仕方ないでしょう。ただ、国民民主党内の良識穏健派の皆さんはそれに加わらず、中道右派の塊を目指していただきたいと熱望します。国民や有権者は必ずそこに期待していると思うのです。

大感謝です!ニューオータニさん

 ホテルニューオータニのレストラン「SATSUKI」“新・最強の朝食”をいただいてきました。特に楽しみだったのはホテル専用の畑で収穫された無農薬サラダ、とても種類の多いパティスリー、目の前で調理してくれる玄米卵のオムレツなどです。

 また、久兵衛さんが作ったのではありませんが、赤酢いなりと太巻き寿司もすごく美味しかったです。和食系統もとても充実していて、近くのテーブルでは外人さんが干物を楽しそうに食べていました。

 何でも180品目ほどあるそうで、もちろん、すべていただくことはできませんでしたが、特に自分で作るうどんや大好物のシャーベットを外してしまったのは残念でした。それと、ヨーグルトの数多いトッピングが印象的でした。

 なお、当日はホテルへの予約ではなく、ネットサイト経由で申し込みましたので、スパークリングワインが飲み放題でした。もっとも、朝からそうは飲めませんでした。スタッフのサービスも自然で好感度抜群です。

 これで、お一人様5000円(税サ別)です。落ち着いた雰囲気でのビュッフェはいいですね。また、ホテル入口には綺麗なクリスマスデコレーションがあり、それだけでも、心がうきうきしてきます。

 確かに朝食で5千円は高いでしょうが、選びきれないほどの品数をどれだけ食べても(実際にはそうは食べられませんが)OKですし、政治家のパーティと異なり着席で良質なサービスも受けられ、たまに利用するのだったら大満足です。

 そして、「おもてなしをいただき、ありがとうございます!」と、丁寧にお礼を会計のお嬢さんに申し上げました。次回はクリスマスにガーデンラウンジを利用予定ですが、「頑張れ!ニューオータニ!」ですね。

 帰り道は土手の上を歩きましたが、四ツ谷の駅で丸の内線やJRが行き交う風景は素敵でしたし、教皇様が説法された聖イグナチオ教会の中にも入ってみました。その荘厳な雰囲気には感動し、圧倒されました。

辻元清美さんの”転向”は本物か?

 最近は立憲民主党の国対委員長から外れたこともあり、すっかり存在感が薄れている辻元清美さんですが、先日の衆議院憲法調査会で、過去の皇室に関する著書での発言が問題になりました。私はこの内容は以前から知っていましたので、「何をいまさら」との思いですが、その発言を振り返ってみましょう。以下がそれです。

 「生理的にいやだと思わない? ああいう人達というか、ああいうシステム、ああいう一族がいる近くで空気を吸いたくない」「天皇っていうのも、日本がいやだというひとつの理由でしょ」「人生訓とか道徳を押しつけたがる。天皇とあの一族の気持ち悪さに直結している」。

 なかなか辛辣な文章ですが、ここまで皇室を忌み嫌っている人は立憲民主党でも多くはないでしょう。ご本人によると30年ほど前の学生時代の思想だったようですし、前述の憲法審査会の場で「深く反省している」と謝罪しています。その意味では潔いと思いますし、誰でも過去の間違いはあるものです。

 ですから、今日のタイトルの答えは”本物でしょうね”となります。また、写真はとても嬉しそうに御代替わりの饗宴の儀に参加する彼女ですが、依然として「天皇制は諸悪の根源」と思い続けていれば、このような宴席に出られるはずはありません。余談ですが、胸元のお花も素敵です。

 ついでですが、先日もお伝えしたように、最近は辻元清美さんがまともに思えてきました。今回はちゃんと謝ったからですが、彼女が所属している政党の幹部は過去の発言がコロコロ変わっても、ドヤ顔で「なんか文句あるの!」みたいに振る舞っています。困ったちゃんですね。

 さて、私は一つの疑問があります。それは「憲法9条を守れ!」と叫んでいる皆さんの少なくない人たちは天皇制(左翼用語)をこころよく思っていないのではないかということです。であれば、憲法第一章(天皇)を改正し、皇室典範を廃止してしまえば、彼ら彼女らの望む共和制を樹立することが可能です。

 日本は言論が保証されている国ですから、左派や自称リベラルの皆さんこそ、憲法改正の声を大きくして主張すればいいと思うのですが、なぜかそれをすることはありません。見方を変えれば、それだけ立憲君主制が大半の国民から支持されているので、言い出しにくいという面があるのかもしれません。

 一連の天皇陛下即位に関する行事もすべて無事に終わり、大嘗宮の一般公開が明日まで行われていますが、私は「この国に生まれて良かった」とあらためて感じました。皇后陛下のパレードのときのお姿を拝見していると、こちらも不思議と涙が出てきました。これが日本人なのかもしれません。

揺れる香港と習近平さんの国賓

 香港の区議会議員選挙は民主派の圧勝でした。大いに歓迎することですが、小選挙区制のため、民主派が獲得した票数そのものは6割程度だったようです。それでも、3年後の行政長官選挙に及ぼす影響は小さくありませんし、今後の展開から目が離せません。ただ、東京の23区の区議会議員選挙とはまったく制度が異なっていて、町会長か自治会長みたいな位置づけですから、過度な期待は禁物です。

 それにしても、中国共産党はこの選挙結果を直視できず、「一部選挙区で選挙民への脅迫や投票所妨害があった」とか言っています。だいたい、その中国共産党は親分の習近平さん以下、ほとんどすべての幹部は全人代の代議員も含めて選挙で選ばれたわけではなく、共産党そのものが恣意的に決めているのですから、「あんたに言われたくないよ!」の世界です。

 さて、その中共の総書記である習近平さんですが、来年春に国賓として訪日すると伝えられています。国賓ということであれば、中国の元首は彼ですから当然、わが国の元首である天皇陛下がお会いになることになりますが、ここで思い出すのが、天安門事件で中国が孤立しているとき、様々な駆け引きがあって現在の上皇陛下が訪中され結果、世界の彼の国への制裁が解けたことです。

 そして、保守派の皆さんから国賓としての待遇はいかがなものかという声が大きくなっています。香港の情勢や新疆ウイグル自治区での弾圧を考えれば当然のことでしょうし、世界に間違ったメッセージを発信してしまう可能性もけっして低くありません。台湾への脅しも同様で、自由で親日国家である台湾への武力攻勢も中国は否定していませんからなおさらです。

 しかし、そのような考えはとても良く理解できますが、その一方、韓国とは「反日」度合いが違っていることも考慮しなければならないでしょう。韓国の反日は底なしですが、意外と中国はそれほどではありません。尖閣諸島を巡る風景は「日中の関係は完全に元に戻った」を疑ってしまいますが、極めて残念ながら、中国の膨大な軍事力を勘案すれば、日本も感情や理屈だけでは太刀打ちできません。ミサイルだけでも数百発がわが国に向いている現実もあります。

 また、香港についてのアメリカの対応についてですが、あまりやる気がなさそうだったトランプ大統領も人権法案に署名しました。これにいちばんビビったのは中共幹部でしょう。なぜなら、彼ら彼女らはアメリカや香港に隠し資産を持っていて、下手をするとこれが凍結されてしまうからです。何だかんだ言ってもやはりアメリカはすごいです。これは台湾についても同様で、貿易戦争を含めてアメリカはなかなかのものです。

 ただ、日本の保守派が叫んでいるような、「わが国の政府は手ぬるい。もっと、中国に対してものを言うべきだ!」は確かにそのとおりなのですが、アメリカは恐ろしいもほどの軍事力を背景として、あれだけ強気になれるわけで、上にも下にも書きましたが、残念ながら、憲法に自衛隊を明記できないどころか、その入口にもたどり着けない国にはそもそも無理というものです。

 もちろん、だからといって、何でもかんでも中国の言うことを聞くということではありませんが、その意味では現政権はまあまあ上手に、なおかつ巧妙に付き合っているように感じます。あの国と厳しく対峙するのであれば、最低でも核武装し、原子力潜水艦を10隻くらい有することが必要十分条件でしょう。そんなことはできないのに、「国賓反対~!」と叫んでも虚しく響くだけです。

 特に肩入れするわけではありませんが、安倍さんだって好きで中国をヨイショしているのではないでしょう。腹の中ではあっかんべーしていると思います。あの国は面子が第一ということにも承知しているようにも感じます。一方、北海道大学の先生が逮捕されてときには、会談した李克強さんに「釈放しないと、国賓での訪日は難しいですね」と脅かしたようです。その結果、その先生がすぐに自由の身になったのはご承知のとおりです。

 韓国はまたブツブツ言い始めていますが、仮にGSOMIAが破棄されても、日本製品不買運動が続いても、わが国はほとんど困ることはありませんし、むしろ、そのほうがすっきりするかもしれません。でも、中国とは悔しいのですがそうはなりません。香港や新疆ウイグル自治区やチベットにも注目をしながら、両国のこれからを考えれば、国賓での招待もやむを得ません。

枝野幸男さんの優れた戦術

 私はもともと天邪鬼&へそ曲がりなのですが、還暦を過ぎ、前期高齢者となって、それにますます拍車がかかってきました。ただ、それは政治に関してだけで、それ以外は比較的温厚で、孫が大好きな好々爺だと勝手に自分で思っています。

 それで、その傾向は立憲民主党などに向けられることが多くなっていますが、ここは1回くらい、代表である枝野幸男さんの優れた戦術を生意気ですが、大いに評価させていただきたいと思います。もちろん、政治の世界のことですから、皮肉や嫌味に聞こえたらお許しくださいね。

 まずは「いつまでやってんだよ!」の桜を見る会と先日の安倍さん前夜祭ですが、これには一連の流れがあり、それはモリカケ騒動から続いているものです。今の臨時国会だけでも、関電から始まり、メロン&カニ、身の丈へと進み、ここに至っています。

 野党の仕事は与党に難癖を付けることです。故にその対象がぐるぐると変わっても、いちばん打撃を与えられそうな案件でその都度、作戦が変化していくことも当然ですから、枝野さんや安住淳さんの指導力や判断力は間違ってはいないと思います。

 さらにその過程で、これまたお約束のブーメランの直撃を受けても、朝の駅頭でまともな国民に叱られても、支持率が上がらないばかりか下がってしまっても、景気経済や少子高齢化の議論を放棄しても、ひたすら重箱の隅をつつくような言動を繰り返す姿はあっぱれと言っても良いでしょう。

 今回もまた、意味がよく分からないのですが、「追求チーム」を「追求本部」に格上げして、この手のイベントには外せない福山哲郎さんをリーダーに据えました。この人選も彼の突然として激昂する性格からぴったりでしょう。どうせなら、国政の重要課題などはどうでもいいですから、どこまでも意地を通してください。

 さらに追求チームは8班が編成されていて、そのキャップには柚木道義さん、今井雅人さん 小西洋之さんなど、そうそうたるメンバーが名を連ねています。また、内閣府へ「シュレッダーを見る会」に行った山井和則さんの汗ばむほどの気温だったのに、「寒い、寒い、早く中に入れてくれ!」には笑わせてもらいました。

 せっかくですから、その8班を紹介しておきます。山口・下関ルート、ホテルルート、「桜を見る会」調査、昭恵夫人ルート、名簿調査、ネット調査、リアルメディア調査、法務です。それぞれにキャップとサブキャップがいて、その下に3人から11人のヒラ衆参国会議員がぶら下がっている構図になっています。

 なお、超寒がりの山井和則さんですが、その後、無事に超高速シュレッダーまでたどり着いたようです。何と言っても、現場の調査は必要ですが、この活動は第5班・名簿調査が担当するのでしょうか。ここのキャップは共産党の宮本徹さんですが、当日は本部副事務局長として山井さんも一緒していたようです。お疲れさまでした。

 ただ、76人いる本部員の半分以上が立憲民主党で、共産党も議席数に比べてかなり人数が多くなっていますし、逆に国民民主党からの参加は少なく、この本部がいかに立憲民主党主導で活動していくのかが理解できます。ここにも遺憾なく枝野さんの人事の手堅さが発揮されています。

 ここで疑問なのは、「立憲民主党は何でそんなことばかりなの?」という国民の皆さんの感覚を理解できないのだろうかというです。でも、これには明確な答えがあり、とにかく安倍が憎い、とにかく憲法改正を邪魔すればそれでいいということで、ほかには何もありません。

 実際、自民党も情けないのですが、憲法調査会はまったくと言っていいほど開かれず、今の国会でも国民投票法は成立できないことが確実になってしまいました。それもこれも、何でもいいからゴネまくれという戦術が見事にに成功したことになります。

 しかし、先日の関電アポ無し突撃面談も不発に終わり、さすがに立憲民主党所属議員の中にも「こんなことばかりやっていては生産的でない」とうまっとうな考えを持たれている方もいらっしゃるようですが、「いいんだ!とにかく絵になるようにマスコミに撮ってもらえば」とう剛の者も少なくないと聞きました。

 枝野さんや安住さんや福山さんの戦術は後者であることは確実ですし、何度でも突っ込んでいくが基本でしょう。その過程で安倍さんの悪事が暴かれると本気で思っていなければ、これだけの「本部」を立ち上げることに意味がなくなってしまします。彼らの必死な熱い想いが伝わってきます。

 それから、下の写真は先日、投票された高知県知事選挙のものですが、結果は自民公明候補の圧勝でした。そのことは最初から分かっていたのでしょうが、立憲民主党は県連レベルとはいえ、しっかりとバリバリ(県常任委員)の共産党員候補を応援していました。

 立憲民主党は最近、あからさまに共産党に急接近しています。これもしたたかな枝野さんの戦術で、そう遠くない時期にあるだろう解散総選挙で立憲民主党が擁立する小選挙区には共産党は候補者は立てないでくださいねというパフォーマンスです。志位和夫さんも仲間が増えてご機嫌のようです。

 それに合わせて国民民主党への脅しでもあります。つまり、ついこないだまでは「ほかの政党との合併なんてありえない」と叫んでいた枝野さんはコペルニクス的転回をして、国民民主党を速やかに吸収する算段を始めています。民民の議員に対して、「うちに来れば共産の応援を考えてやってもいいぞ」とブラフをかけています。

 私も現職のときに衆参の国会議員の選挙を数多くお手伝いしてきましたが、小選挙区制のもとでの本音は、どの候補者も、「共産党はどうせ当選しないんだから、候補者を降ろしくれないかな」です。これは特に間違いではなく、誰でも考える素直な想いです。

 そこで、枝野さんは小沢一郎さんとタッグを組んで、立憲民主党への服従を条件に国民民主党の候補に踏み絵を踏ませるでしょう。そうすれば、政権交代はできないものの、それなりに大きい野党第一党が形成され、ご自分が大将を続けられる可能性が高いです。

 こうなると問題は、国民民主党の候補がこの危ない誘惑にどれだけ耐えられるかです。当然ながら、もともと選挙に強い人以外は現職であっても、その共産党の支援を受けた立憲民主党候補の票を上回ることは困難になるでしょう。いわんや、自民党候補にもですし、比例復活も同様です。

 また、そんな風景になれば、今まで国民民主党を応援してきた良識穏健な皆さんや団体はどうするのでしょうか。左派連合に一票投ずることはできるのでしょうか。上述の高知県知事選挙では国民民主党は県連レベルで共産党候補を応援しましたが、連合高知の民間産別などはどうされたのでしょうか。

 でも、僭越ながら、思想信条を捨てず、主義主張を曲げないやり方がないわけもありません。立民と民民が合併するとき、新しい中道右派政党を立ち上げ、それを期待していた民間組織に本気で協力してもらえば、自民にも左派にも勝利できる可能性があります。

 いつも申し上げていることですが、多くの国民、有権者の皆さんは連立政権を積極的には評価してはいません。あまりにも野党が痛いので、仕方なく、ほかの選択がなくて自民党などに投票しているのでしょう。この雰囲気を読み取れば、勢力図は良い方向に塗り替えられるかもしれません。

 しかし、その選択に国民民主党の全員が賛意を示すことはないでしょう。すでに、山井和則さん、今井雅人さん、柚木道義さんは除名になり、立憲民主党に移籍していますので、その意味ではすっきりしていますが、原口一博さんや篠原孝さんなどは立憲民主党に行かれるものと思います。

 いずれにしても、これから枝野さんは左派色をさらに強めて、国民民主党の議員にえげつなく選択を迫っていくでしょう。議員は確かに当選してなんぼの世界ですから、柔軟性も常に用意しなければなりませんが、主義主張を捨ててまで変身すれば、今度は有権者から捨てられてしまいます。

 今日の駄文作成には20分ほどかかりましたが、私は変なことに気づいてしまいました。ひょっとしたら、自分は立憲民主党や枝野幸男さんなどに実は好感を持っていて、いなくなったら寂しくなるので、細かくお伝えしているのではということです。もしかしたら、朝日新聞や韓国も同じかもしれませんね。

韓国の憂鬱~GSOMIA破棄できず

 日本と韓国との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の失効は避けられないとの予想が多かったのですが、土壇場で韓国がブツブツ言いながらも、破棄撤回を決めました。輸出管理強化への対抗策として世界貿易機関(WTO)への提訴も避けましたので、ほぼ、日本側の完勝といってもいいように思います。

 私も失効は仕方ないかなと感じていましたので、正直なところ、かなり意外な落とし所となりましたが、わが国は何一つとして彼の国に譲歩していませんし、ホワイト国除外などについても、「前回と同じレベルだったら聞いてやってもいいよ」との程度で、基本的な姿勢が変化することはありえません。

 それで、今後もひっくり返る可能性はありますが、やはり、わが国政府のまったくぶれない姿勢とアメリカ上院の全会一致の決定が大きかったんだろうと思います。韓国はもう切るカードもなく、慰安婦問題やいわゆる徴用工訴訟などでも過去と違って、日本は理由もなく謝罪することもなくなりました。

 また、アメリカの国防長官のエスパーさんが、「協定破棄を喜ぶのは北朝鮮、中国、ロシアだ」と至極まっとうなことを述べていましたが、文在寅さんの最大の喜びは金正恩将軍様にどこまでも忠誠を誓うことですから、今後も彼の言動には十分に注視していかなければならないでしょう。

 そして、この協定の目的は日韓両国の軍事情報をやり取りする際に、それが第三国に漏れることを防止することにもあるですから、文在寅さんの上述のスタンスであれば、北朝鮮に情報をご注進する危険性すらあるわけです。問題がすべて解決したわけではありません

 しかも、アメリカ政府や議会は、「韓国が譲ったのだから今後は日本の番だ」みたいなことを言い出す可能性が強いです。まさに韓国の狙いはここにあるわけで、朝鮮半島出身労働者問題についても攻勢を強めてくるでしょう。それでなければ、自称・外交の天才のメンツが丸潰れになります。

 特に韓国世論は「日本との軍事協定なんて止めてしまえ!」が多数派ですし、「せっかく政府の方針に従って日本製品ボイコットしているのに裏切るのか!」の声も大きいです。来年には国会議員選挙もありますし、再び破棄の恫喝を掛けてくる可能性も少なくありませので、油断は禁物です。

 それから、悲しいかな文在寅さんは北朝鮮からも袖にされてしまい、ロシアは知りませんが、中国の本心は「長い歴史であの国と付き合うとろくなことはない」ですし、世界で唯一の反日国家になった韓国と比べれば、その度合は大したことはありません。現在の日中の関係も少なくても見かけは順調です。

 しかし、その間違いに気づかす、反日のボルテージを上げていきましたが、わが国の大多数の世論も、韓国に悪い印象を持っていない人たちも、「さすがに韓国という国はどうなんだろう」と率直な疑問を持つようになり、政府の方針を消極的であっても支持するようになりました。

 もちろん、立憲民主党などは得意の「どっちもどっち」論を展開して、日本を再び悪者にしたかったのですが、逆に「それっておかしいよね」となり、彼ら彼女らの固定客を除いて共感が得られませんでした。こんな状況で枝野幸男さんは「安倍さんの次は俺だ!」だそうですが、たちの悪いジョークですね。

 視点が変わりますが、韓国のデモって参加者の数をいったい誰が正確に調べているのか極めて疑問です。でも、反政権、反文在寅デモの参加者がかなり多くなっているのは事実のようです。しかし、それで反日が弱まるわけでも何でもありません。ここに期待すると結局、過去と同じくがっかりしてしまいます。

 つまり、わが国ではあの国の政権が革新より保守のほうがいいと言う考えがありますが、残念ながら、保守でも革新でも反日に関しては五十歩百歩の世界なのです。実際、保守の李明博さんは「天皇は韓国に来たかったら土下座しろ」という意味のことを言っていました。

 彼とともに塀の中の朴槿恵さんも「日本に侵略されたことは千年経っても忘れない」と述べていますし、中国の軍事パレードに西側諸国でただ一人参加して、天安門から嬉しそうに観ていました。こんなことですから、『反日種族主義』が売れているからといって、特に何かが変わるわけでもありません。

 なお、最近の報道で「韓国人の訪日客数が半減してしまった。さあ、大変だ!」のような記事が目立ちます。確かに数字はそのとおりですが、わが国が彼の国の人たちに「来ないでくれ!」などと1回も言ったことはありません。彼ら彼女らが勝手に「日本には行かないぞ!」とエキサイトしているだけです。

 大分県の別府や由布院などの観光客が激減している事実は直視しなければなりませんし、政府としても対策を打つ必要はあると思います。ただ、一つの国の観光客だけに生計を依存していることは、現地の皆さんには失礼ですが、もともと危険を伴うものと覚悟しているものと考えています。

 今日の結びにウクライナ出身の日本研究家であるグレンコ・アンドリーさんの言葉を引用させてもらいます。ちょっと長いですが、彼の国の国民の本質を見抜いていると思いますので、お付き合いください。

『もし韓国は昔、本当に日本と戦って、独立を獲得したのであれば、そこまで反日ではなかっかと思います。史実ならそれを自信を持って言えます。しかし、彼らはなんとなくそれは嘘だと言う事を感じていると思います。だから騒いで常にそれを自分に言い聞かせる必要があります。そうしないと不安になります。

韓国にとっての反日は、別の言い方をすると、ある意味、中毒性の高い麻薬みたいなものと言えます。定期的に投入しないと禁断症状が生じます。つまり、精神的に不安定になり、恐怖を感じてしまうのです。

結論は、自国の歴史を多少飾るのはいいのですが、100%の出鱈目を歴史認識の根幹にしてしまうと、結果的に自分で自分の首を絞める事になります』。

 以上ですが、まさに正論と言うか、的確な分析でしょう。なお、写真の本は韓国での大使を長い間、経験されて韓国を愛し続けた武藤正敏さんの著作です。けっして嫌韓本ではありませんが、このような著名人がこのようなタイトルの本を書かれたことにも反日の根深さがあるように思います。

穴があったら入りたいです(;O;)

 今日の写真は今から10年前の8月下旬、鳩山由紀夫さん(当時の民主党代表)の選挙区(北海道9区・室蘭市や苫小牧市など)で応援演説させていただいた私です。場所ははっきりと覚えていないのですが、日高町の農協前だったかと思います。この応援活動は自ら手を挙げたものではありませんでしたが、数名の都議会議員が派遣されました。現地での待遇はとても良く、地元事務所の皆さんもすごく親切でした。

 そして、この衆議院選挙で民主党は大勝し、政権を奪取して鳩山さんが内閣総理大臣に就任しました。私も何となくそうなるような気がして、宣伝カーからは、「民主党のリーダーから、この国のリーダーに押し上げてください」と叫んでいましたし、嬉しいことに帰るころには、地元の地方議員やウグイスさんもそれを使ってくれました。

 それから、彼が総理を辞めてからのことはご存知のとおりですが、奇異な行動や発言は最初は驚いていたものの、もう政治家ではないのですから、「しょうがないね」と思うようにしていました。お金に困っているわけでもないし、想像ですがお人柄はけっして悪い方ではないのでしょう。ただ、先日の鳩山さんのツイッターのつぶやきにはさすがにびっくりしました。以下がその全文です。

 『沢尻エリカさんが麻薬で逮捕されたが、みなさんが指摘するように、政府がスキャンダルを犯したとき、それ以上に国民が関心を示すスキャンダルで政府のスキャンダルを覆い隠すのが目的である。私も桜を見る会を主催したが、前年より招待客を減らしている。安倍首相は私物化し過ぎているのは明白である』

 いわゆる「謀略論」の類ですが、これによれば安倍さんは芸能人などのスキャンダルリストを常に作成していて、政権に危機的な不祥事が起これば、リストの中から適当な案件を選んで警察に逮捕させるというものです。これが事実ならば、その過程でかなりの関係者が関わることになり、それを完全に保秘することは不可能ですし、発覚すれば内閣は間違いなく飛びます。

 芸能人でも同じようなことを言っている人もいますが、短い間とはいえ、わが国の最高権力者であり、自衛隊の最高指揮官でもあった内閣総理大臣を務めた人の言葉とはまったく思えません。もちろん、私が反省しても、嘆いてみても、どうにもならないことは理解していますが、人の話をすべて受け付けない性格ではないでしょうから、彼を注意するご意見番みたいな人はいないのでしょうか。

「地元の皆さんの喜ぶ声が何より」

 衆議院議員の岡田克也さんには過去、私が初めて都議会議員選挙に挑戦したとき、とてもお世話になりました。厳しい選挙戦でしたが、当時の民主党代表として、セシオン杉並での決起集会や阿佐ヶ谷駅での演説会にも来ていただきました。このご恩はけっして忘れることはありません。

 さて、タイトルの「地元の皆さんの喜ぶ声が何より」は少し前になりますが、彼が主催して地元の三重県の後援者の皆さんのバス旅行を行ったときの想いを語ったものです。5回に分けて開催され、合計では2000名の方々が参加されたそうです。しっかりと地元を固めていることが分かります。

 それで、当時のブログを見ると、東京の一流ホテルに泊まって、しかも、上述のように参加者が多いので、旅行業者にも非常に頑張っていただいて、2万9000円で東京旅行ができたと書かれています。合わせて、彼の事務所からの持ち出しはまったくなかったとも記載されています。

 まさに旅行業者も参加費をできる限り値引きしたのでしょう。というか、原価割れの可能性もありますが、民間企業とは常に経営努力をしていて、この場合でも仮に赤字になっても、2千人も参加者があったのですから、地元のバス会社も旅行業者もそれ以降の利用を期待することは不自然ではありません。

 まして、岡田一族といえば、地元三重では知らない人はいない名家で、しかも、民主党政権で総理大臣も夢ではなかった岡田克也さんに大サービスをするのは当然のことだったでしょう。世の中にはステータスというものがあり、それを勘案して商売するのが民間企業というものです。

 そして、これだけの大人数であれば、夕食懇親会や朝食もそのホテルを利用したのでしょうし、数カ所に分散して一流ホテルに後援会の皆さんが宿泊されても、ホテル側にとっては上お得意様ということになり、またのご利用も織り込んで、相当な値引きをしたことも理解できます。こちらも当然のことです。

 また、当時の岡田さんは外務大臣を務められていて、月に1度にしか地元に帰れないので、東京で皆さんとお会いできることは、大変ありがたいと言われています。原理主義者などと揶揄されることもありますが、ごまかしは嫌いな彼らしい実直な想いであることは間違いないでしょう。

 それから、この後援会旅行会は4年に1回くらいの割合で行っているそうですが、特にご夫婦の方に好評だとも言われています。それほど長い記事ではありませんが、全体的には暖かい気持ちが伝わってきます。岡田さんも朝が大変早くても「元気をもらったという感じになります」と語っています。

 もちろん、地元の皆さんも長年にわたり彼を支援し続け、外務大臣になったことはものすごく嬉しかったでしょうし、格安な会費で、一流ホテルに宿泊できたことも、地元に帰って自慢の種になったでしょう。やはり、地元を大切にして、このようなサービス活動を怠らない議員は選挙も強いですね。

「桜を見る会」追求劇は早くも閉幕か?

 久しぶりに表舞台に復帰した立憲民主党国会対策委員長の安住淳さんですが、調子に乗ってはしゃぎ過ぎる姿が何だか惨めに思えてきました。安倍さんが「桜を見る会」について記者会見を行ったことを「不意打ちの言い訳会見」だと怒ってみせたことが、この人の度量のなさを的確に示してしまいました。

 確かに「桜を見る会」での安倍さんの関係者がどんどん増えていったことは、あまり褒められたことではないでしょう。でも、違法でもありませんし、来年は中止して、選考基準などをきちんと見直すと言っているのですから、「ちゃんと線引をやってくださいね」という話なのです。

 そして、冒頭の総理の記者会見ですが、詳細な全文を読んで、公選法違反の支出などはまったくなかったことが分かります。久兵衛のお寿司が出たとか、出ないとかバカバカしくて呆れるばかりですし、今回の前夜祭は政治資金パーティでなかったことは立憲民主党も分かっているはずです。

 それを、安住さんは安倍さんの記者会見でこれから突っ込むところをすべて明らかにされてしまったので、居直り、開き直り、「こういう姿勢で来たからには国会がどうなるか保証できない」と負け惜しみ根性丸出しです。もしかしたら、モリカケの再来だと期待していたのかもしれません。

 もっとも、そのモリカケも足掛け2年以上やっても、安倍さんが関与したという証拠は何一つ出てきませんでしたし、今回の記者会見での様子を見れば、総理はすべての質問に答えていて、余裕すらありました。国会が決めれば予算委員会でも説明すると言っているのですから、実質的にこの問題は終了です。

 それにしても、立憲民主党はつい先日まで、「臨時国会は関電国会だ!」と叫び、「メロン&カニで追い込むぞ!」と意気込んでいたのに、そんなことはすっかり忘れてしまい、しかも安住淳さんの見せかけだけの脅しも空振り三振の連続で、まるで、不謹慎な表現ですが、自虐ショーを観ているようです。

 ですから、野党も「桜を見る会」疑惑を追求するための人員を3倍にするとか言っていましたが、そちらも早めに撤収し、官僚いじめに過ぎない糾弾会のようなものも止めたほうがいいと思います。また、立憲民主党の幹部の一人は野党も桜を見る会に参加していたことを指摘されて居直っていました。酷いものです。

 さらにその幹部は前夜祭の会場だったホテルが会費を値引きしたならば、それは企業団体献金であり法律違反だと言っているようです。これから、立憲民主党や所属する議員が例えば印刷物を発注するとき、常に相手の言い値でお金を払うことになります。こうゆうのって、党内で誰も注意しないのでしょうか。

 この調子だとまさかとは思いますが、「ホテルの社長を予算委員会に証人として呼ばなければ、一切の審議を拒否する」なんて言いかねません。そういえば、閣僚二人が辞任したとき、別の幹部は「これで審議拒否しても、国民は理解してくれるだろう」とうそぶいていました。大丈夫でしょうか?

 まったく見苦しい言動ですが、そのようなことが政党の支持率調査にも如実に出ています。比較的自民党に厳しい記事を配信している時事通信の最新調査でも、安倍政権の支持率は上昇し、立憲民主党のそれはついに公明党を下回ってしまいました。国民の皆さんは野党にはもう何も期待していないのでしょうか。

 もちろん、その調査は少し前に実施されたので、最新のそれは内閣支持率も自民党支持率も下がることは当然ですが、安倍さんや自民党を擁護するつもりはさらさらないものの、今までと同様に時間が経てば回復するでしょうし、一連の立憲民主党の醜い対応で、彼の党のそれは再び低下することは間違いありません。

 ただ、共産党との共闘にもとっても熱心な安住淳さんを冷ややかに見ている野党の国会議員も少なくありません。今回の件で党内は知りませんが、世間の統一会派への評価は急降下するでしょう。ほんの一部の熱烈な「まっとうな政治」を求める支援者のために、縮小再生産を繰り返していく運命ですね。

 過去のことも同様ですが、立憲民主党によるブーメラン直撃量産も今回のようなお粗末で陳腐なままごとも一番喜んでいるのは政権与党です。友人の自民党議員は、「俺たちがなんにもしなくても、勝手に野党は坂を転がり落ちてくれるんだよな」と笑顔で言っていました。当たらずといえども遠からずです。

 生意気な言い方ですが、良識ある国民民主党の皆さん、自身の選挙のことを考えれば、『再び民主党』も理解できますが、いつまでも立憲民主党と付き合っていると、結局は選挙区の有権者から見放されると思います。その意味では枝野幸男さんが言われているような合併が実現したときが、絶好のチャンスでしょう。

 さらに僭越なのですが、国民民主党を応援されている個人や団体の皆さん、もしも立憲民主党との合体が実現したとき、それでもまだ、その新しい政党を支援されるのでしょうか。かつての日本社会党以上に硬直化し、“安倍憎し”が唯一の政策である立憲民主党からは離れていかれることが大切のように感じるのです。

 それでも、代表の玉木雄一郎さんはご自身も過去の桜を見る会に支援者を招待したことを認め、「民主党政権時代も含め、選考は基準があいまいなところがあるのも事実だ。しっかりと事実関係を明らかにし、廃止も含めて検討する」と至極まっとうなことを言われています。このあたりが常識でしょう。

 繰り返しますが、衆議院選挙に向けて『再び民主党』が再編されたときに、穏健良識の中道右派政党を立ち上げるべきと思います。立憲民主党は固定のお客さんがいますので、それはそれで左旋回していくことは仕方ありませんが、それに国民民主党が引きずられるのは自らを否定することになるような気がします。

とても痛い立憲民主党

 国会議員対抗ブーメラン選手権みたいな競技があれば、優勝までは届かないでしょうが、立憲民主党政調会長の逢坂誠二さんの入賞は間違いないでしょう。その逢坂さんがまたもやらかしてくれました。過去のことですが、ご自分が代表者となっている党総支部名で香典などを支出していたのです。

 彼ら彼女らは追求する相手にこれでもかこれでもかと謝罪を求めるのが大好きですので、一般的に考えれば、「大変申し訳なかった。こんなことでは私に菅原さんを追求する資格はありません」くらいのことを言うのかと思ったら、まるで居直るような回答を、しかも本人ではなく党名で出してきました。

 曰く「本人か支部関係者が、選挙区内の人に、個人名が特定されない『支部』として支出した。公選法上問題ない」です。たいだい、支部関係者って秘書のことでしょう。香典には党総支部名が記されていると言っても、その代表者は逢坂誠二さんです。受け取る側からはどちらでも同じことです。

 彼の選挙区は函館市や北斗市などですが、香典が届くほどの関係の有権者が逢坂さんの「個人名が特定されない」などということはまったくありえません。そんなことは常識以前で、本当に「この人、大丈夫かな?」と思ってしまいます。もちろん、写真に一緒に写っている枝野幸男さんが注意したとも聞きません。

 つまり、とても僭越ながら、何度も指摘してきたのですが(しつこくて本当にすみません)、左派や自称リベラルの皆さんは、教条的で、不寛容で、人には激しく謝罪を要求するが、自分では屁理屈をこねてドヤ顔で知らんぷりなのです。皮肉や嫌味ではなく、あの人も、あの人もです。

 立憲民主党には過去、お世話になったかたも数人いらっしゃいますので、申し上げにくいのですが、いまだに党代表(党首)をどのように選出するか何も決まっていないというのですから驚きです。枝野さんに事故があったとき、この党はじゃんけんかあみだくじで後任を選ぶのでしょうか。

 ついでに言えば、防衛大臣の河野太郎さんの発言への批判はむしろ悲しくなってきます。前述のことも同様ですが、立憲民主党の皆さんは「自分たちは絶対に間違わない」とう意識で頭がいっぱいのようです。共産党の無謬性は有名ですが、ある意味、私はその共産党より救いがたいと思います。

 このようなことでは政権奪取など夢の夢のそのまた夢でしょう。実際、現在の政権に国民、有権者の皆さんは大きな期待など抱いていませんが、あまりにも野党が情けないので、仕方なく自民党に投票しているのでしょう。もしかしたら、立民の皆さんはそれを分かっていてやっているのかもしれません。

 河野大臣の発言だって個人的には謝る必要はなかったと思いますし、市内のあちこちで甚大な被害を受けた千葉市長の熊谷俊人さんは「被災地の首長として全く気になりません」と至極まっとうなことを言っていました。その一方、立憲民主党はさらに“まっとうな政治”から遠のいているようです。

 さらにマスコミの姿勢もいかがなものかと思いました。私は安易に“偏向報道”などという嫌らしい言葉は使いませんが、何かと物議を醸し、関係者の不祥事が話題になるテレ朝の報道ステーションが、河野発言を何と“速報”で報じたそうです。何か特定の意図があるような気もします。

 そして、お馴染みの「軽率な発言だとして批判を受ける可能性があります」と主語を省略してのコメントです。立憲民主党とテレ朝って似てますね。内容にもよりますが、河野さんも謝ったのですから、「そのことを諒とする。今後は気をつけてもらいたい」とでも言えば良いのでしょうが、それが絶対にできません。

 それどころか、共産党大会に来賓として出席してすごく嬉しそうだった国対委員長の安住淳さんは偉そうに、「大臣を辞めたほうがいい。被災地や自衛隊に失礼だ。笑い話にする感覚が信じられない」と言われていました。この方はどれだけ上から目線で、どれだけ「意識高い系」なのでしょうか。

 それから、台風19号の被害が深刻になっていたとき、立憲民主党の有志が軽井沢でゴルフをやられていたことは記憶から消されているようです。普通の感覚であれば、「俺たちも相手を批判できる立場じゃないよな」となるのですが、立民の方々はそれができないようです。むしろ、可哀想にも思えてくるのです。

 こんな情勢で小沢一郎さんが、「今年中に立憲民主党や国民民主党などで新党を結成し、次期衆議院選挙で政権交代を実現する」と言われたようです。彼の取り巻きには友人も多いのですが、同時に言われた「一つの大きな党になれなかったら、もう野党には望みがない」の可能性のほうが高いと思います。

 また、一方では元総理大臣の鳩山由紀夫さんが「共和党」を設立すると言い始めました。彼は講演で「『共和主義』を正当化する必要があるか議論することが大事だ」と言っていました。ちょっと分かりにくい言い回しですが、これは何を意味するのでしょうか。

 隠されたメッセージは共和主義(=共和制)とは元首が国民なら選ばれる政治家であるということですが、日本の元首は天皇陛下で、これを立憲君主制と称しています。まだらっこしいのですが、鳩山さんは「立憲君主制(左翼用語は天皇制)を廃止して、大統領制にする必要を論議しよう!」と言っているのです。

 もちろん、わが国では言論の自由が保証されていますし、憲法を改正して皇室典範をなくしてしまえば、共和制を実現することは可能ですが、私はいかがなものかと思います。昔のことですが、彼の選挙区に行って宣伝カーから「ここから北海道初の総理を!」を叫んでいた自分が恥ずかしいです。

 鳩山さんは過去の人で、小沢さんの影響力もすごく小さくなっているようです。でも、このような人たちが登場するたびに野党への負の影響力は少なくありません。玉木雄一郎さんはお人柄は良いのでしょうが、何をやっているのかさっぱり分かりませんし、野党の冬は当分続きそうです。残念で仕方ありませんね。

総理の任命責任は極めて重い

 今から僅か3週間ほど前に私は「安倍総理の取り巻きって?」のタイトルで、経済産業大臣を辞めた菅原一秀さんのことを失礼ながら、次のように指摘しました。
「それから、胡散臭いといえば、これまた安倍さんにも近いと言われている菅原一秀さんも負けてはいません。関電の不正問題で偉そうにドヤ顔で『ウミは完全に出し切る』とか言われていましたが、ご自分のそれは大丈夫でしょうか。少なくても経済産業大臣という重い役職には耐えられないと思います」。

 正直なところ、そのように申し上げたものの、こんなに早くその辞任劇が訪れるとは思いませんでした。もちろん、カニだかメロンだか香典だかの情報を掴んでいたわけではありませんし、特に政治家、国会議員としての彼に関心があったわけでもありません。合わせて「ほら!俺の言っていたことが当たったろう」と得意になることもありません。

 だた、菅原さんの選挙区はお隣の練馬区ですし、それなりのお人柄などは伝わってきていました。つまり、想像というか思い込みというか、それだけで上述のような悪い結果を予想しました。そう思って写真を拝見すると我ながら“胡散臭い”という言葉を使ったのは間違いではなかったように感じます。

 でも、少しだけ彼を弁護すれば、少し前には国会議員などの秘書が代理でお葬式に参列して、香典を渡すことはそんなに特異ことではありませんでしたし、例えばある団体の新年会や祝勝会などで本人は出席しないのに、秘書などが会費と称してお金を置いていくこともありました。というか、推測ですが今でもやっているんじゃないかと思います。私も自分自身の反省を含めて、先のことになりますが、対象を特定しないで過去のことをお伝えしたいと考えています。現職のときには、チクるとか、刺すとかなどは嫌いだったからです。

 一つだけ例を示せば、ある団体の新年会があるとします。その団体には区内にいくつかの支部みたいなものがあり、同じ日の同じ時間にその新年会が開かれます。当然、議員本人はその団体以外の新年会もあり、すべての支部を回ることは物理的に不可能です。でも、“公平”にやらないと不満が出ますので、複数の秘書や上下関係にある議員の秘書に頼んで会費を出します。さらに酷い場合はお金を事前に渡すこともあります。これでは、会費をいう名目でお金を配って回っているということになります。

 話を戻します。菅原さんの場合は運が悪いと言う人もいますが、一つには時代が、世間が変わっていることに順応できなかったこと、そして失礼ながら、つまるところはやっぱり「人徳」や「人柄」でしょうね。これは同じ記事で紹介した下村博文さんも同様で、自民党総裁を目指すとかどこかで読みましたが、たちの悪いジョークとしか思えません。まあ、そのような方々を選んでいるのは地元の有権者の皆さんですから、嘆いてみても仕方ありません。

 ところで、菅原一秀さんは派閥に所属していないそうですが、官房長官の菅義偉さんにとても近いと言われているようです。近いとか遠いとかはともかく、やはり、このような人を、しかも枢要閣僚に抜擢した総理大臣の責任は大きいと思います。身体検査とかそれ以前の問題で、それを察知できなかったところに、総理自身の長期政権のおごりがあったのでしょう。今回の問題をきっかけに政権にとっては悪いことが続くような気がします。

 しかし、だからといって、野党の支持率が伸びることもないと思います。政権を攻める最大のポイントが「大臣などの不祥事を心待ちにする」ですから、お話になりません。本来の戦線である消費増税とか、景気浮揚とか、エネルギー対策とか山ほど懸案があるのに、残念なことです。というか、得意ののブーメラン攻撃も近いうちにあるでしょうし、今回のことも結局はいつもの週刊誌ネタで、自ら調査などをしたものではありませんでした。

 その十八番のブーメランですが、今回の菅原さんの不祥事とほぼ同じ出来事がありました。しかも、昨年にバレてしまったことですが、現在は外務大臣の茂木敏充さんが経済再生担当大臣のとき、有権者にお線香を配布したことが明らかになりました。このとき野党は、「これで茂木の首が取れるぞ!」と意気込みましたが、その直後、当時の希望の党に所属していた玉木雄一郎さん(国民民主党代表)などが香典を秘書に持って行かせていたことが判明しました。

 確かに香典には個人名は書かれていなかったようですが、それが言い訳になるはずがありません。資金管理団体も個人も玉木雄一郎さんは玉木雄一郎でしょう。五十歩百歩の世界で、情けにないことにこれ以降は茂木大臣への追求はピタリと止めてしまいました。その玉木さんは今回、「法律違反なので閣僚を辞めて済む話ではなく、政治家としても説明責任を果たすべきだ」と語っていました。いったい、どの口が言っているんだという話です。

 それにしても、ちょっと前まで野党は、「台風の被害復旧に全力で取り組むために予算委員会を延期すべきだ!」と言っていたのに、さらに千葉県を中心に被害がさらに広がっているのに今度は、「辞任しなければすべての委員会で審議拒否だ!」と叫んでいるのは、驚きを通り越して呆れてしまいます。こんなことばっかりやっているから、敵失だけが戦術だから、ちっとも支持率が伸びないのです。

 そして、いちばん気がかなりのは、国民の皆さんの政治や選挙について虚脱感が広がっていくことです。これにより、どの政党が得をするのかを考えていかないと、この国はダメになっていくのではと危惧しています。その意味では野党の人たちにも頑張ってもらいたいのですが、それもなかなか難しいようです。本来であれば、良識・穏健派の中道勢力の出番なのですが、その芽もすっかり摘み取られてしまいました。

まだやってたんだ!

 野党が合同で何とか問題隠蔽とか、何とか疑惑追求とかやっているヒアリングですが、正直なところ「まだやってるんだ」という感想です。政権や与党の失態や疑惑を追求するのは野党として当然ですし、国政調査権に基づいて開催しているのでしょうが、国民や有権者の皆さんは何も期待していないように思います。

 そして、昨年の野党の18連休審議拒否のときも、この何とか合同ヒアリングは休むことなく開かれていました。それでも、かなりマンネリ化していることは否定できず、写真上の“モリカケ”関連のそれは閑古鳥が鳴いていますし、右側の秘書さんと思われる方は眠っていたり、スマホに見入っているようです。

 しかし、なぜか2列目に座っている塩村文夏さんは別として、1列目の今井雅人さん、森裕子さん、福島瑞穂さんに共産党の小池晃さんが加われば、今でもインパクトのある籠池泰典さん邸前の記念写真のメンバーが揃うことになりますが、小池さんは党書記局長ですから、忙しかったのでしょう。

 それで、現在では世間からの批判もあり、少しは大人しくなっているようですが、友人の記者によるとかつての合同ヒアリングはまるで、人民裁判か糾弾集会のようだったそうです。そもそも、答弁に責任が持てないというか、その資格がない官僚たちをいじめて何を求めているのでしょうか。

 もしかしたら、何回選挙をやっても、連立与党の勝利が続くので、その憂さ晴らしにやっているようにも思えるのです。反論できない役人を罵倒することで溜飲を下げているのかもしれません。実際、すごい回数で行われている合同ヒアリングで、重要なことが解明されたり、野党の政策が進んだケースはまったくありません。

 それから、下の写真の「関電疑惑」ですが、とても納得のできない重要な問題であることは間違いありません。でも、これは政権の不祥事ではありませんし、官僚を呼んでカメラの前で怒ってみても、事の本質が解明されることはほぼ不可能です。あとは捜査機関の出番ですが、こちらもあまり期待できません。

 何とも摩訶不思議な事件ですが、その道に詳しい弁護士に尋ねてみても、「刑事事件をして立件することは難しいだろう」と言っていました。先日もお伝えしましたが、事件の背景にある複雑な組織や人間の関係を解き明かすのは極めて困難ですし、野党の支援団体も関わっているかもしれません。関電を叩いただけでは何も解決しません。

 なお、当該の元・高浜町の助役ですが、1982年8月号の日本共産党理論誌「前衛」には当時の言動などが載っています。共産党と指摘されている団体は活動方針を巡って激しく対立していましたから、それを割り引かなければとも思いますが、かなり参考になる資料です。興味のある方は検索してください。

 そんな状況でまたまた、今井雅人さんがやらかしてくれました。得意のアポ無しで関西電力に突撃したのです。しかも土曜日に。結果は案の定、門前払いで警備員さんに書類を渡していました。この人、重大な反党行為で国民民主党を除名されましたが、大丈夫でしょうか。もっとも、関電の幹部が「お会いします」と言ったら逆に困ったでしょう。

 仮に私が議員会館の今井雅人事務所をアポ無しで訪問し、「国民としてあなたの行動に対して申し上げたいことがある。今すぐ会うべきだ」と受付に告げたら、彼の秘書さんはどのように対応するのか興味があります。もちろん、そんな非常識なことはやりませんが、上述の行動は国会議員だったら許されるのかという話です

 もっとも、このような人たち(自称・リベラルが多い)は、旬の話題×テレビカメラ=パフォーマンスが大好きです。後先のことを考えずにビックなブーメランを次々と投げまくっていますので、それほど優れていると言えない安倍政権の支持率が相対的に高まっていきます。もう、最高最大の安倍応援団が確定です。

 それに比べ、あまり好きではありませんが、珍しく山本太郎さんが正論を吐いています。曰く「関電追求のダメージによって政権が傾くことはない。人々が『自分のこと』としてとらえられる消費税を争点にすることが必要だ」。そのとおりです。“原発国会”なんて叫んでいても一つの成果もありません。

 さらに、議長の大島理森さんの改正国民投票法について、「臨時国会で合意を見つけてほしい」との発言に鬼の首を取ったように怒っていました。彼の与野党を問わない面倒目の良さを考えれば、「みんなでよく議論して合意してね」という意味合いだったでしょうし、特定の案を押し付けたわけでも何でもありせん。

 冒頭に申し上げたとおり、野党は政権を追求するのが仕事ですが、政務三役の失言を心待ちにしたり、今回のようにおよそ政権とは直接には関わりのないことを騒いだりと、また一歩、「まっとうな政治」や意味不明の「令和デモクラシー」から遠のいて行きました。次回総選挙での自公の国政選挙7連勝も確実のようです。

 

安倍総理の取り巻きって?

 臨時国会が始まりましたが、野党の皆さんにも頑張っていただきたいと思っていますし、新しく統一(正確には“合同”)会派名も決まりました。その略称は「立民社」だそうです。何だか改造した大型バスを黒く塗って、強力なアンプとスピーカーを搭載し、ロシア大使館前や国会周辺を流している民族団体のような名前です。

 ただ、とても残念なことに、今回の新会派のことを国民や有権者の皆さんは、「昔の民主党の鞘に収まっただけだな」と見ているようです。私がフェイクニュースで書いた「共に民主党」もあながち間違いとは言えそうもありません。でも、衆議院選挙に向けて選挙区調整機関みたいなものですから、仕方ありませんね。

 さて、タイトルの安倍晋三さんの取り巻きですが、正直なところ、失礼ながら、数人を除いては何も期待していません。党サイドでは利権チャンピオンの二階俊博さんが連投で、早くも「日本もそろそろ韓国に譲るべきところもある」と遺憾なくその本領を発揮し始めています。

 そして、その人望のなさから、野党に審議拒否されたとき、憲法改正問題で自民党のご意見番である伊吹文明さんに「言っていることは正しいが、彼(下村博文さん)だから、野党に反発された」と的確にご指導されてしまいました。過去から胡散臭い人で、安倍さんのお友だちという以外、何も取り柄がないでしょう。

 それから、胡散臭いといえば、これまた安倍さんにも近いと言われている菅原一秀さんも負けてはいません。関電の不正問題で偉そうにドヤ顔で「ウミは完全に出し切る」とか言われていましたが、ご自分のそれは大丈夫でしょうか。少なくても経済産業大臣という重い役職には耐えられないと思います。

 合わせて指摘すれば、関電不正事件は多くの人たちが謎に思われている、つまり「贈賄側と収賄側が逆転している」ことに深い闇があります。この地域の組織と人間が複雑に絡んだ関係をほどくことはすごく難儀です。彼の「ウミをで出し切る」発言ですが、菅原経産大臣にその半端ではない覚悟があるのかどうか極めて疑問でもあります。

 あと、環境大臣に就任した小泉進次郎さんですが、これって、手の込んだ安倍さんの嫌がらせではないでしょうか。首相はかなり執念深い政治家ですから、総裁選挙で小泉さんが石破茂さんに投票したことを忘れていません。恥をかかせることが目的でしょう。案の定、国連ではまったく何もできずに帰国しました。

 もちろん、彼には大いに期待している皆さんも少なくないと思います。一方、「メッキはいずれ剥がれるだろう」と言っている人たちもいます。どちらにしても注目されているのですが、メッキが剥がれると言っても、私はそのメッキそのものが最初から幻想だと思っていますし、会見では何を言っているのかさっぱり分かりません。

 さらに取り巻きではありませんが、以前から不思議でしょうがなかったのはなぜ、国土交通大臣は公明党の専属ポストになっているかということです。また、森友問題のときも財務省と並んで疑惑があった国交省をマスコミは叩きませんでした。公明党議員の女性問題も同様で、彼ら彼女らはこの党に何か怖いことでもあるのでしょうか。

 その公明党との連立も20年を迎えたそうです。民主党政権時代も野党として蜜月を維持したのですから大したものですが、私は未だに支持者の経済的基盤などが正反対の政党がどうして仲良くできるのか不思議で仕方ありません。余程のメリットがお互いにあるのでしょう。

 また、少し余談ですが、そんな両党の関係を安倍総理は「ビューティフルハーモーニー」と述べていました。意味するところは分からなくもありませんが、これってはっきり言って気持ち悪いです。だいたい、安倍さんが掲げる最重要課題の憲法改正に彼の党は極めて消極的です。

 いずれにしても、あと1カ月少しで、安倍さんは憲政史上最長の内閣総理大臣となります。上述のように好き勝手なことを申し上げましたが、その最大の功労者は野党であることを考えれば、安倍さんのまわりでチョロチョロしている面々はむしろ可愛いのかもしれません。

海上自衛隊をナチスドイツ呼ばわり

 韓国は大統領制ですから、日本の国会が「国権の最高機関」と位置付けられているのとはちょっと異なっているかもしれません。でも、自称・外交の天才の文在寅さんはいつも「わが国は三権分立の制度が確立している」と言っていますし、少なくても民主的な選挙が行われていますので、国会は国民を代表している正当な機関であることは間違いありません。

 その韓国国会が来年の東京五輪・パラリンピックで、旭日旗(自衛艦旗)の競技場への持ち込みを禁止するように国際オリンピック委員会とわが国の大会組織委員会に求める決議をしました。陸上自衛隊の八条旭日旗も同様ですが、十六条旭日旗は海上自衛隊の象徴であり、誇りであって、艦尾や艦橋に掲げること自体が法規で定められています。

 そして、いつも申し上げているように、この旗を掲揚していない自衛艦は海賊船と同じで、仮に攻撃、撃沈されても文句は言えません。それだけ、すごく大切な旗であるわけです。だからこそ、それに問題は一切ないのですが、私はスポーツの応援にはふさわしくないと思っています。わが国には立派な国旗である「日の丸」がありますら、これで熱烈応援すれば良いでしょう。

 さて、前置きが長くなりましたが、上述の決議はもちろん、とんでもないことなのですが、私たち日本人がこれからもけっして忘れてならないのは、この決議が出席議員199人中、賛成196、棄権3という圧倒的多数で採択された事実ですし、もう一つは、演台には下の写真の「旭日旗=ナチス」のボードがあったことです。

 つまり、海洋国家・日本の海を守り、国民を他国の侵略から守っている海上自衛隊をナチスドイツと決めつけたのです。私は近年の彼の国が次々と繰り出す反日行動を厳しく批判してきましたが、最近はあまりにもバカバカしくなって、怒りの感情も逆に収まってしまっていました。しかし、今回の出来事は絶対に許すことができません。

 日本で良識、穏健な考えをお持ちの皆さんの「韓国人と韓国政府は違う」「日本を理解してくれる韓国人を増やしていかなければ」「反日を批判する本が売れている」などは尊重します。しかし、どうなのでしょうか、その韓国人が自由で公平な選挙で選んだ国会議員の98%が、旭日旗を激しく罵り、自衛隊をナチスドイツと同じであると決めつけたのです。

 私は以前から、韓流ドラマもKPOPも新大久保も「勝手にすれば」という立場ですし、これからもそれに変わりはありませんが、今回の常軌を逸した彼の国の国会と国会議員の行動で、あの国との関係は修復不可能になったと思います。でも、これはむしろ歓迎すべきことかもしれません。なぜなら、「韓国とはできるだけ関わらないことがいちばん大切」だからです。

「こんな人たち」は説明責任を!

 臨時国会が間もなく始まりますが、野党は懲りないことにまだ「モリカケ」をやるそうですし、朝日新聞も現在でも張り切っているようで、ここまで来ると、呆れるというよりも“あっぱれ”かもしれません。また、詳細は省きますが、国民民主党副代表の津村啓介さんの暴露により、テレビ局でのモリカケは視聴率欲しさのヤラセだったことが明らかになっています。

 もちろん、何度もお伝えしているとおり、初期の段階で安倍総理が野党の挑発に乗ってしまったこと、昭恵夫人の破天荒な性格が誤解を招いたことなど、問題があったことも事実です。しかし、野党が延々と疑惑を追求しても、総理が関与したという証拠は何一つも出てきませんでした。

 さて、森友問題では当初、全面的に父母を擁護していた息子さんの籠池佳茂さんが、その父母を食い物にした政治家や自称ジャーナリストたちを厳しく批判した単行本が発刊になりました。事の経過が詳しく、すべて実名で書かれていて、その酷い実態がよく分かります。

 また、写真の野党国会議員の皆さんですが、未だにこのあと、籠池宅に入っていって何を話したのか説明していません。人には厳しく「説明責任」を求めるのに、自分たちのそれはけっして果たそうとしないのが、典型的な自称リベラルの特徴です。だから、国政選挙では連戦連敗なのでしょう。

 ところで、著者の籠池佳茂さんですが、どのような経緯でそうなったのかは分からないものの、かつて私がとてもお世話になったゼンセン東京都支部の職員でした。はっきりとは覚えていないのですが、区議会議員時代にはその選挙で彼にも応援していただいたと思います。これも何かのご縁なのかもしれません。

最悪の防衛大臣から期待できる人に

内閣改造と自民党役員人事が本日、行われると伝えられています。いわゆる新聞人事が賑わっていますが、国家と国民のため、それぞれのポジションに有能な人材を配置してもらいたいですね。

私はどなたがどの閣僚になっても、党役員になっても、防衛大臣の岩屋毅さんだけは絶対に閣外に去っていただきたいを思っていました。それがどうやら実現しそうですし、後任は外務大臣の河野太郎さんと言われています。

この岩屋さんという人ですが、まったくどこの国の防衛大臣なのか、さっぱり分かりませんでした。韓国のカウンターパートと勝手に非公開の会合を開き、案の定、彼の国からは脚色した内容を発表されてしまいました。

それから、海上自衛隊機に対するレーダー照射では、自衛隊員が殺されかけたのに、遺憾の意を示しただけでしたし、ホルムズ海峡で日本のタンカーが襲われてのに、「あわてる必要はない」とあさってのことを言っていました。

さらに疑っているのですが、それは秋田県と山口県に設置予定のイージス・アショアの住民説明会の資料が間違っていたことです。担当自衛官があまりにも情けない大臣に対しての一種の嫌がらせだったのではと想像しています。

私は今まで、失礼ながら、稲田朋美さんが最低最悪の防衛相と思っていましたが、岩屋さんの登場で彼女はそれを抜け出してしまいました。野党もなぜか彼については安倍総理の“任命責任”を追求しようとしません。

ところで、その一方、岩屋さんはパチンコ業界とはかなりねんごろのようで、特に選挙区の大分県ではしっかりとこの業界と仲良くされているとのことです。そう言えば、パチンコ協会の政治アドバイザーとしても熱心に活動されています。

そして、友人は「彼は何をやっても胡散臭いソフトバンクの孫正義氏と昵懇だよ」と教えてくれました。誰と交流があってもどうでも良いことですが、韓国、パチンコ、孫正義さんと、関係性があるのでしょうか。

また、河野太郎には外務大臣以上に頑張っていただきたいですし、大いに期待しています。その後任には茂木敏充さんが就かれるようです。日米貿易交渉でタフネゴシエーターとして活躍されましたが、人望がほとんどないのが気になります。

余談ですが、明日の共産党の「赤旗」は必見です。一般紙の閣僚紹介などはご祝儀相場的にあまり悪いことは書きませんが、赤旗は例外なくけちょんけちょんに酷評します。でも、当たっていることも少なくありませんのでけっこう面白いです。

次の総選挙が野党の正念場だ!

安倍晋三さんの総理大臣としての通算在職期間が戦後最長となりました。このまま行けば、11月20日には桂太郎さんを抜いて文字どおり、憲政史上最長の総理となります。特別のことがない限り、そうなることは間違いないでしょう。

それで、国民民主党代表の玉木雄一郎さんは記者会見で、「長くやった首相は必ず何らかの実績を残している。安倍さんは何を残したのかすぐには頭に思い浮かばない」と揶揄したそうです。嗚呼!何という存在の軽さなのでしょうか。

私は安倍政権が完璧とはちっとも思っていませんが、皮肉なのか嫌味なのか知りませんが、玉木さんの発言には「そんな安倍一強を許し続けているのは、すごく申し訳ないが、私たち野党なのです」という反省がまったく伝わってきません。

国民や有権者の皆さんは、「安倍さんがこれだけ長く総理の椅子に座っていられる最大の功労者は野党なのだ」と、とっくの昔にお見通しなのです。民主的な国政選挙と首班選挙が実施されている結果ですから、当然でしょう。

「アベガー!」「安倍一強を許さない!」と叫び続けているうちに、その政権は連勝街道を驀進中です。秋の即位の礼や大嘗祭、両陛下の祝賀パレードが終わり、すぐに衆議院を解散し、12月総選挙となれば、7連勝は確実です。

さらに野党にとっては都合の悪いことに、かなりの確執が予想されていた日米貿易交渉もほぼ合意し、G7ではわが国の総理大臣の国際的評価がまた一段と高まってしまいました。それなのに、野党は悔しくないのでしょうか。

立憲民主党代表の枝野幸男さんに至っては、ついに思考回路が壊れてしまい、GSOMIAに関して、「河野氏の対応は韓国を追い込んだ。責任は大きい。外相を代えるしかない」と支離滅裂なことを言い出しました。大丈夫ですか?この代表は。

また、「(河野外相は)あまりにも顔に泥を塗るようなことばかりをやり過ぎだ。相手のプライドを傷つけるようなやり方でやるのは、明らかに外交の失敗だ」とも言われてようです。もう、完全に文在寅さんのエージェントですね。

と思ったら、今度は「辞任しろとは言っていない。日韓関係を改善しようと思うなら外相を辞めるしかないと言った」と苦しい言い訳が出てきました。相変わらず空気の読めない方で、「まっとうな政治」からまた一歩、遠ざかりました。

私は先日、「新しい会派名は『共に民主党』に」のタイトルで超フェイク記事を載せました。これに友人が「冗談ではすまないかも」とコメントしてくれましたが、自分の文章をあらためて読んでみると、確かにそんな気分になりました。

なお、左派や自称リベラルの人たちから予定調和的に発せされるのが、「どっちもどっち」や「お互いに冷静になろう」論です。いかにも中立的な立ち位置を装い、その目的は韓国と北朝鮮の擁護で、これにはかなりの警戒が必要です。

ついでに「戦争のできる国作り」とか「軍靴の足音が聞こえる」とか、彼ら彼女らの十八番(おはこ)ですが、こんなことを数十年間も言い続けているのは本当に困ったものです。いったい、どこから軍靴の音が聞こえてくるのでしょうか。

しかも、恐ろしいほどの軍拡を進める中国や、核兵器や弾道ミサイルを自慢気に披露する北朝鮮はまず批判しません。このようなことを疑問に感じないのが左派や自称リベラルの限界で、自民党はいつも枕を高くして寝ることができます。

話題を戻します。間もなく実施される内閣改造と党役員人事では人気絶好調の小泉進次郎さんの入閣や、利権チャンピオンの二階俊博幹事長の更迭も噂されています。こんな風景では、野党は壊滅的に議席を減らす危惧すらあります。

もちろん、野党には総選挙で頑張ってもらいたいと思いますが、国民民主党にはハングリー精神を持っていただき、「実は何をしたのか思い浮かばないのは私たちでした」とでも言えば、国民もちょっとは応援してくれるかもしれません。

とても残念ですが、安倍さんが何度も「自民党は選挙に負けたとき、その名前を変えるのではなく、真剣に党の再建を考えた」と言っているのは正しいのです。党名とシャッポをコロコロと変えるようでは、有権者の心を捉えることはできません。

実際、先の参院選では勝利したのに、自民党の選対委員長の甘利明さんは、どうして10県の一人区で負けたのかを各県連に反省文を出させるようです。悔しいですが、この姿勢が大切だと思いました。野党にも真似してもらいたいです。

選挙は言うまでもなく、ベストの政党や候補者を選ぶものではなく、「どの候補もあんまり良くないけど、あえて選べばこの人(党)かな」なのでしょう。でなければ、自民党の支持率が4割前後を維持している理由が見当たりません。

新しい会派名は「共に民主党」に

朝鮮日々新聞 東京特派員 宇曽鉢佰 記者発

日本の野党第1党である立憲民主党と第2党である国民民主党が衆議院と参議院の両院で統一会派を結成することが決まったことを受け、今後はその新しい会派名に注目が集まっていたが、本誌は独自取材を重ね、それが「共に民主党」となることを掴んだ。

数日中に枝野幸男氏と玉木雄一郎氏の両代表が共同記者会見を行い、正式に発表する予定だ。両党関係者によると、「いくら何でもその名前は酷いだろう」との意見も少なくなかったが、最終的には二人の代表が押し切った形になった。

確かに、立憲民主党、国民民主党、それに野田グループは過去の民主党に多くの議員が所属していたので、その経緯を振り返り、今後の躍進に期待を込めれば、「共に民主党」も間違った選択とは言えないだろう。

ただ、枝野氏にも玉木氏にも懸念があることも事実だ。枝野氏は民主党政権時代に自ら憲法改正や集団的自衛権について積極的に発言した過去を、今回の名称を使うことにより、蒸し返されることを心配しているようだ。

一方、玉木氏も会見で「(民主党への)先祖返りはしない」と明言したが、安倍総理から「野党は名前をコロコロと変える」と批判されていることにも考慮し、居直り気味に「それだったら原点に戻る」という判断が優先した模様だ。

また、政党の合併ではないので、新会派としての政策のすり合わせはほとんどやらない見込みだという。実際、ある国民民主党の議員は「安倍一強を倒すために、憲法改正も原発も安全保障もすべて棚上げし、当選が最優先」と打ち明けた。

一部の良識的な議員は「そんなやり方で仮に政権を奪取しても、すぐに壊れることは火を見るより明らかだ」と声を潜めて記者にこぼしたが、“当選が第一!”の合唱にかき消されているのが実態で、筋を通す動きはほどんど見当たらない。

さらに枝野氏に近い閣僚経験者は、「まず、合同会派を作り、そのなかで国民民主党の議員をその選挙区にわが党の候補者を擁立しないことを条件に懐柔し、立憲民主党勢力を拡大する戦術で臨んでいく」との見立てを披露した。

海外からの反応はほぼないが、ASEANに加盟するある国の閣僚は、「民進党は台湾のパクリだったが、今回は韓国のそれなのか」と半ば諦め顔で嘆いたが、中国や北朝鮮は概ね統一会派を歓迎している様子だ。

外国からの関心が薄いなかで、唯一、韓国の反応は際立っている。匿名を条件に本誌の取材に応じた「共に民主党」院内幹部は、「素晴らしいことだ。これで韓日が連携して『安倍打倒!』を強力に推し進めることができる」と興奮気味に語った。

「共に民主党」所属のソウル特別市近郊のある市長も、「日本には私たちに土下座して謝罪した元総理大臣の鳩山由紀夫氏のような逸材もいる。日本国民が彼のように未来永劫、謝罪し続けることが真の韓日友好となる」と胸を張った。

この市長は、「元外務大臣の岡田克也氏には不当な輸出制限を撤回せよとの質問主意書を出していただいき、立憲民主党幹事長の福山哲郎氏には同様な趣旨でのコメントを発表していただいた。今後の『共に民主党』に大いに期待する」と続けた。

さらに民主労総の指導者の一人は、「私たちは北朝鮮と十分な関係を維持しているが、新しくできた日本の『共に民主党』には元総理の菅直人さんもいる。今後、必要であれば彼の北朝鮮との豊富な人脈を利用させてもらいたい」と述べた。

街の声も概ね歓迎している。釜山市の42歳の男性は、「日本人の9割以上がわが国をホワイト国から外すことに賛成しているなか、立憲民主党は勇気ある判断をしてくれたし、『共に民主党』にはいっそう頑張ってほしい」と話していた。

いずれにしても、11月解散、12月投票がささやかれる衆議院選挙を控え、秋の臨時国会が両党にとっても正念場になることは間違いないだろう。その結果次第では、さらに大きなガラガラポンが起きることもあり得るだろう。

 

朝日はやっぱり「赤」くなくちゃ

写真左はあることを調べていたときに偶然、見つけた1枚です。説明によると1944年の海軍記念日式典で、帝国海軍の軍人さんに国旗(日の丸)と軍艦旗(旭日旗)が振られ、行進の上の方では旭日旗が揺れています。

それで、何となくおかしいと思って写真を拡大すると、旭日旗ではなく、何と!朝日新聞の社旗でした。二つは以前からとてもよく似ていると指摘がありますが、あらためて、朝日が「日本軍国主義万歳!」だったことが理解できました。

さて、今度は右側のものですが、先日もお伝えした保守系と称される月刊誌の最新号です。朝日新聞の部数の落ち込みはけっこう深刻のようですが、これらの月刊誌はかなり売れているようです。2誌の先頭見出しも朝日新聞のことです。

そして、このような雑誌の特徴はその批判対象が、立憲民主党、朝日新聞、韓国で見事に歩調が揃っていますし、別に悪いとは思いませんが、筆者は同じような皆さんが入れ代わり立ち代わり、執筆してるのが特徴です。

私も3カ月ほど前に「朝日新聞≒立憲民主党≒韓国?」のタイトルで記事を書きましたが、それら対象がなくなったり、いなくなったりしたら、ひょっとすると寂しくなるのかもしれません。人間の感情ですから仕方ありませんね。

ところで、朝日新聞の左傾化はいまに始まったことではありませんが、近年はその角度がいっそう傾いているようです。ただ、「赤」くない朝日はその存在意義がありませんので、皮肉ではなく頑張っていただきたいと思います。

ただ、慰安婦問題や福島第一原発の吉田調書のようなあからさまのな嘘は謹んでもらいたいです。私は数十年間に渡り購読していた朝日新聞をやめて5年になりますが、その分だけやるせない気持ちがなくなることに成功しました。

そらから、昔のことですが、ある先輩が「日本社会党の政策と朝日新聞の社説の逆のことをやれば、日本の進路は間違わない」と言っていました。社会党を立憲民主党に置き換えてもいいと思いますが、言い得て妙ですね。

大野元裕さんを埼玉県知事へ!

 730万県民のリーダーを決める埼玉県知事選挙が始まっています。投票日は今月25日ですが、もちろん、期日前投票もできます。「埼玉都民」とう造語があるように、埼玉県と東京都の関係はとても深く、千葉県と神奈川県を加えて「一都三県」とう言葉も頻繁に使います。

 そして、その知事選挙に私が以前からすごくお世話になっている前・国民民主党参議院議員の大野元裕(おおの・もとひろ)さんが立候補されました。写真は昨日に撮りましたが、場所はJR川口駅東口で、午前8時から午後8時までの超マラソン街頭演説の様子です。

 大野元裕さんは中東問題に造詣が深く、誠に僭越ですが、これからも国会議員として存分に活躍していただきたい方なのですが、前知事の上田清司さんなど、多くの支援者や県民の皆さんに推されて決断されました。何としても、絶対に勝っていただきたい知事候補です。

 私は今まで多くの首長(知事&区市長)選挙のお手伝いをさせていただきましたが、大野さんほど必ず勝利してもらいたい候補はいません。その識見は素晴らしく、お人柄を悪く言う人に会ったことがありません。けっして楽な戦いではありませんが、必勝に向けて驀進中です。

「担ぐ神輿は軽いほうがいい」と言うけれど

東京でも8月から9月にかけて、多くの神社で例大祭が開催されます。お祭りの醍醐味はお神輿で、特に宮出しと宮入りの盛り上がりは文字どおり、「祭の華」と言ってもいいと思います。そのお神輿には重量級も軽量級もあり、すごく重いお神輿を担ぐのはけっこう難儀ですが、軽い神輿は担いでいて、浮くような感じになってしまい逆に安定しません。

さて、国民民主党代表の玉木雄一郎さんのことです。私はお会いしたことはありませんが、ご自分の選挙はとてもお強く、お人柄も僭越ですが良さそうで、優しい方だとお見受けします。ただ、政治の世界での評価は市井のそれとは異なることも少なくなく、昔からどう見ても悪人だろうという議員が党内の主導権を握っているケースも多いようです。

そして、一昨日の「大丈夫ですか?枝野幸男さん」の記事でもお伝えしましたが、それはそのまま玉木さんにも当てはまるような気がします。国民民主党(民民)と立憲民主党(立民)にやっと分かれて、参議院選挙も終わり、例えば憲法改正や皇統継承についてまっとうな政治が始まると、玉木さんには大いに期待していたのですが、衆議院での野党院内会派について前向きな姿勢を示しているようです。

そればかりか、戦術的なこともあるのでしょうが、「参議院でもやろう!」みたいなことを言われています。これは民民にも立民にも言えることなのですが、「だったら、民主党(民進党)のままで頑張れば良かったのに!」という痛い声が聞こえてきそうです。もちろん、野党には共産党のような政党もありますし、衆参国会運営のリーダーシップをどこが取るかというのも理解できます。

ただ、理屈として「小異を捨てて大同につく」論はとっくに国民の皆さんから飽きられています。失礼ながら、こんなことが分からないようでは、いまの野党はほぼ未来永劫、政権を奪取することはできないでしょう。有権者の皆さんは自民党(公明党も)を積極的に支持しているわけではありません。野党に望みがないから、仕方なく、しょうがなく、自民党に投票しているので、そのことを重く受け止めていただきたいと思います。

それから、民民と立民を自分にとってどちらが選挙に有利かとう理由だけで天秤にかけ、主義・主張などまったくなく、出ていった人たちとまた一緒にやるというのはいかがなものかと考えます。結局、立民会派に移籍した山井和則さん、今井雅人さん、柚木道義さんなどは除名になりましたが、このような人たちと再び合流すれば、間違いなく、民民の支持率はさらに低下するでしょう。玉木さんが力を入れようとしている参議院でも同じことと思います。何と言っても小西洋之さんがいらっしゃいますから。

いずれにしても、現在の政党の立ち位置は立民の左傾化がこれからも進んでいくでしょうから、その結果、穏健良識の中道層はガラ空き状態です。しかも、公明党代表の山口那津男さんは、「参院選挙で改憲の民意が示された」との安倍総理の発言に、「民意?それって何のこと?」とそっけない態度です。もとより、公明党は改憲勢力ではないのです。民民には辛いこともあるでしょうが、公明党に替わって憲法改正を論議するくらいの意気込みで頑張っていただきたいです。

大丈夫ですか!?枝野幸男さん

写真は立憲民主党代表の枝野幸男さんの部下の福山哲郎さんですが、その枝野さんの最近の発言を紹介します。先日の参議院議員選挙の結果の数字を捉えたものですが、与党が国政選挙6連勝した状況を、「比例選挙では与党(自民&公明)の票と野党合計のそれはほとんど同じだった。だから、有権者は消費増税に反対したのだ」と分析していました。

また、同じように「自民と公明の得票率は5割を切っている。これが民意なのだ!」とも言っています。ずいぶんとユニークなお考えですが、議席数で政権与党は過半数を超える71議席、野党は43議席でした。数字は嘘をつかないと言われていますが、選挙のそれは様々な角度から見ることで、けっこう手前味噌的に解釈できます。それにしても、枝野さんの「民意」の基準はどこにあるのでしょうか

私は消費増税に反対ですし、“軽減税率”に至っては百害あって一利なしだと思いますが、選挙の結果は勝ち負けに関わらず、最終的には各政党が獲得した議席数で評価するべきだと考えています。自分(たち)の敗北を認めたくない気持ちも理解できますが、いつもいつもこんなことばかり言っていると、残念ながら、野党の支持率と来たるべき総選挙での議席は忍びないほど惨めになってしまうような気がします。

それにしても、立憲民主党の代表選挙規定は未だに存在しません。枝野さんに万が一のことがあったら、じゃんけんかあみだくじで代表を決めるのでしょうか。彼ら彼女らは好んで“安倍一強”を強調していますが、友人の記者に聞くと、「立民内部ではいっそう“枝野一強”が進んでいる」と嘆いていました。まあ、結党の経緯からは枝野さんが過半数以上の株をも持っているオーナーみたいなものですから、仕方ないですね。

次は幹事長の福山哲郎さんですが、同じく韓国に対する輸出管理正常化について、「政治的問題に通商的な対抗措置を取ったと国際社会から見られるのは国益上マイナスだ!」と政府の決定を厳しく批判していました。あるいは今回の措置は「一理はあるが(以下は同じ)」とも言っています。私はよく分からないのですが、海上自衛隊機へのレーダー照射のときの長い沈黙も同様で、福山さんの韓国への強い親和性はどこから出てくるのでしょうか。

それから、立民のある幹部は参院選の応援演説で、「アメリカの言いなりになって、もの凄く高価なF35を100機も買おうとしている。こんな金があったら子育て政策に!」みたいに絶叫していました。日本では過去から左派(左翼)を中心に“防衛費を福祉に!”論はあったのですが、さすがの共産党も最近ではこのようなトンチンカンな言い方はしなくなっています。

だいたい、私も尊敬する野田佳彦さんが総理大臣のときにF35を42機、購入することを決めたのですが、このことを忘れてしまったのでしょうか。あるいは、忘れたふりをしているのでしょうか。いずれにしても、得意技である特大ブーメランが後頭部に炸裂してしまいました。令和デモクラシーが何を求めているのか不明ですが、少なくても「まっとうな政治」からまた一歩、離れていったようで、さらに痛い政党となって行進中です。

ここまで書いて投稿ボタンにマウスを移動し、エンターキーを押そうと思ったら、またまた痛い動きがありました。枝野幸男さんが国民民主党などに衆議院での院内会派の結成を呼びかけたそうです。この人のコロコロ変わる言動はいまに始まったことではありません。すこし前には憲法改正と集団的自衛権についての試案も発表していましたし、野党の統一会派などは頑なに忌み嫌っていました。それが今回も見事に変身です。枝野さんに思想・信条など期待しませんが、主義・主張すら皆無のようです。

だいたい、そんなに野党合同会派を望むのなら、民主党(民進党)のままで頑張れば良かったのにという話です。合わせて、不発に終わった参議院選挙の一人区共闘ですが、共産党にもお世話になったのですから、共産党にも呼びかけなければ義理を欠くというものです。普天間・辺野古基地、原発再稼働、消費増税と、ご自分が民主党に所属していたときに決めた重要な政策と正反対のことを立憲民主党の入党条件にしていますので、もともと期待などしていませんが、情けないの一言です。

立憲民主党の人たちは「安倍政権は憲政史上最低最悪だ!」と叫んでいるようですが、だったら、その最低最悪の政権が国政選挙で6連勝しているのですから、自らも憲政史上最低最悪の野党ということになります。しかも、ちょっと悔しいことですが、安倍首相は国民の民主的選挙で選出された国会議員が、これまた国会の民主的選挙で選ばれているのです。こうなると、市井の人たちも騙されて?、最低最悪の総理大臣を望んだことになるのでしょうか。

いずれにしても、今回の企みが成功しようと、失敗しようと、いちばん喜んでいるのは政権政党だと思います。「ほら!あいつらまた、パフォーマンスやってるよ」と微笑み、「これで、次の衆議院選挙もいただきだな!」ともほくそ笑んでいるでしょう。確かに、国民や有権者の皆さんも、「また、やってるよ」と嘲笑して、仕方ないから自民党に投票するのでしょう。あと、余談ですが、野党はけっして連立政権相棒の公明党のことは批判しませんね。なぜなのでしょうか。

いつの間にか「合法化」が「法整備」に?

私は6月10日に「安倍総理は岩屋防衛大臣を即刻クビに!」のタイトルで記事を載せました。その文章のなかで岩屋さんが政治アドバイザーを務められているパチンコ・チェーンストア協会」の設立の目標の先頭に、『パチンコを大衆消費者の立場で合法化し(後略)』と謳われていることを紹介しました。

つまり、この全国組織のパチンコ団体が自らの社業が日本の法律に違反していることを認めているわけです。どの違法行為を合法化するのかは書いてありませんが、「三店方式」であることは間違いないでしょう。考えてみれば、「私たちは違法行為を昼間から全国の駅前やロードサイドでやっています」と白状しているようなものです。

それで、久しぶりに同じサイトを覗いてみたら、いつの間にか、会社だったら社是、政党や労組などでは綱領に当たる「設立目的」が書き換えられていました。何と!「合法化」が消されて、意味がまったく異なる「法整備」になっていました。この間、この団体で何があったのでしょうか。

また、最近はちょっと下火になってきたIR・カジノのことですが、これについても何回か指摘しました。ギャンブル依存症の最大の原因はパチンコにあることは、わが国の誰もが否定しないと思います。しかし、どうしてなのか、出玉を現金化することをはっきりダメだという政治家は極めて少数です。

その理由は私には分かりませんが、前述のパチンコ団体の政治アドバイザーに各党の少なくない国会議員が名を連ねていることを見れば、だいたいの構図が見えてきます。私は日本の警察組織を高く評価していますが、全国のパチンコ関連団体に天下りしている実態を知れば、こちらも同様な仕組みが理解できます。

全国のパチンコ屋さんには多くの労働者が真面目に働いています。でも、彼ら彼女らはうすうす、出玉を換金することは完全なブラックではなくても、限りなく違法であることは分かっていると思います。「どんな職業ですか」と問われたら、自信を持って、「ハイ!パチンコホールで働いています」と即答できる環境が必要ですね。(写真は本文とは関係ありません)

参院選~いったい誰が勝ったのか

確かに政権を維持するための「与党」が全議席の過半数を超えたのですから、勝利は勝利なのですが、どうもしっくりきません。選挙の議席配分は明らかなのですが、それでは、野党勝ったかと言えば、それも違うことは間違いありません。

実際、立憲民主党と国民民主党の当選者に無所属野党統一候補のそれを加えても、前回の参院選での民進党(当時)より下回っていて、これでは、立民代表の枝野幸男さんの表情にまったく高揚感がなかったのも理解できます。

要するに、ピッザのサイズがMからLになったのではなく、同じMサイズでカットの大きさが立民と民民で少し変わったという話に過ぎません。余談ですが、福山哲郎さんの「韓国への輸出管理適正化は間違っている」発言はすごかったですね。

余談ですが、この福山発言が大きく報道されれば、立民の議席はマイナス2だったでしょう。それにしても、レーダー照射事件のときの長い沈黙も同様ですが、福山哲郎さんや立民の韓国との著しい親和性はどこから出てくるものなのでしょうか。

また、仮に衆院選挙とダブルで行われ、それの理由付けが消費増税先送りだすれば、その結果は背筋が凍るほどに恐ろしいものになっていた気がします。それが避けられただけでも、野党にとってすごく良かったと思います。

それで、特に安倍晋三さんが力を入れている憲法改正のことです。新聞やテレビでは盛んに、改憲勢力は自民党+公明党+維新+αみたいなことを伝えていましたが、そもそも、公明党が改憲勢力の範疇に入るのかはけっこう疑問です。

自民党と公明党のがっちり買いまショー体制も30年の歴史がありますから、鉄板的なのでしょうが、元来、両党の支援者層は真逆とは言えないものの、経済的基盤などを考えれば、かなりの距離があります。

事実、公明党の山口那津男さんは、「自衛隊はほとんどの国民が容認していて、あえて憲法に書く必要があるのか」という趣旨のことを言っています。しかし、これは最近流行りの立憲主義にまったく反します。

国旗(日の丸)国歌(君が代)法制定のときもそうだったのですが、旧・社会党や共産党は、「法律に書いていないから、卒業式などで、起立しなくてもいいんだ!歌わなくてもいいんだ!掲げなくてもいいんだ!」とドヤ顔で叫んでいました。

そもそも、外国からの武力攻撃があったとき、国の根幹法規である憲法に自衛隊の規定がないのに、「国民のために命をかけて戦ってくれ!」などと、少なくては私は言うことはできません。憲法への明記は当然のことです。

それから、「安倍政権のもとでは改憲の議論をするのは嫌だ!」と訳の分からない人たちがいます。安倍さんはちっとも良いとは思っていませんが、今回の選挙で6連勝したことが国民の皆さんの消極的選択でも、それが現実というものです。

子供じゃあるまいし、それだったら、誰の内閣だったら議論を始めるのかはっきりと表明してもらいたいです。これも同じ理屈なのですが、野党は、「安倍内閣は総辞職を!」と言っても、「それじゃ~次は誰なの?」には答えられませんでした。

なお、安倍さんが憲法改正に向けて、国民民主党の一部の人たちに期待をしているようですが、実際にはそんなに簡単ではないでしょう。なぜなら、民民で右側に位置している一部の議員でも、安倍さんへの憎悪感が理屈抜きに強いからです。

本来なら、この中道右派の人たちに+αになってもらいたいのですが、残念ながら、選挙期間中のSNSへの投稿や左派メディアまでを引用している現状を落ち着いて見れば、真剣に改正を議論するにはまだそれなりの時間が必要なようです。

いずれにしても、憲法を改正するかどうかの判断は国民、有権者の皆さんにあります。与野党の選良の方々にはその選択肢を奪わないでいただきたいのです。臨時国会が一区切りついたら、改正に賛成でも反対でもちゃんとた議論を始めてないと、次の総選挙で野党はボロ負けするでしょう。

あと、党や内閣の改造もあるようですが、利権のチャンピオンの二階俊博さんはお役御免に、胡散臭さ600%の防衛大臣・岩屋毅さんはさようなら~となることを願っています。ついでに、自民党憲法改正推進本部長の下村博文さんも同じくです。

一つ言い忘れていました。史上二番目の超低投票率のことです。もちろん、投票率100%が理想的かと言えば、意見の分かれるところですが、投票率が低ければ低いほど、ある政党の議席数が伸びることがあれば、これは民主主義存亡の危機です。お互い様、しっかりとそのことを認識しましょう。

「青い鳥」はいないけれど

 温厚なご性格と分かりやすい解説で定評のある読売新聞特別編集委員の橋本五郎さんが昨日の朝刊で、「拝啓 有権者の皆さんへ あえて『青い鳥』を求めず」というちょっと長めのコラムのような記事を載せています。

 その内容はざっくりとまとめれば、「政治や政治家に不満はあるでしょうが、棄権をせずに投票に行きましょうね」「各党の公約をよく点検しましょう」「いいことずくめの公約の財源がしっかり示されているか注意しましょう」などです。

 どれも、もっともなことばかりですが、私が注目したのは最後の段落からの文章です。ここでは、福沢諭吉翁の「政治とは悪さ加減の選択」を引用して、政党や候補者に「ベスト」や「青い鳥」を求めてはいけないと諭しています。

 私も多くの皆さんにお世話になり、地方議員を30年間、務めさせていただきましたが、あらためて先達の『悪さ加減の選択』が胸に刺さりました。各党の政策を比較して、「どちらが悪くないか」という『醒めた目が』必要とも言われています。

 なるほど、このような思考で投票する政党や候補者を選べば、気持ちも良い意味で軽くなりますし、「どこの党も候補者にも期待しないよ」とはならないようにも思えます。と同時に、ちょっとは将来の展望が開けるような気もします。

 もちろん、私たちは様々な関係のなかで「しがらみ」で生きているのですから、それを投票行為に結びつけるのも悪くはありませんし、義理や人情の世界もなかなか素敵です。それらを何となく選別しながら、投票所に足を運びましょう。

 上述したように、確かに「青い鳥」はいないのでしょう。でも、「黄色い鳥」や「緑の鳥」は意外と羽ばたいていくかもしれません。「赤い鳥」は勘弁ですが、付与された選挙権を放棄してしまうのは、いかにももったいないと思います。

 なお、写真は杉並区役所前のビッグな啓発幕で、もう一枚はお馴染みの百恵ちゃんです。彼女がこれからの日本を生きていくためにも、それにいちばん見合った政党と候補者の名前を妻とともにこれから書いてきます。

思わず失笑の『ブレない候補者です!』

昨日のことですが、中央線のとある駅の北口で、参議院選挙の演説を行っていました。私は嫌味や皮肉が大嫌いで、それだったらズバリ!悪口のほうがよっぽど良いと思いますが、さすがに司会をしていたその地域の総支部長が、「皆さん!ブレない候補者です!」と絶叫調で話していたのには驚いたというか、呆れて、思わず失笑してしまいました。

最終的には投票行為で有権者の皆さんが決めることですが、その候補者はちょっと前まで、ほかの政党の公認候補で、しかも選挙区は東京から遠く離れたところでした。さらに、参議院ではなく衆議院選挙で立候補を予定されていた人です。こうなると、「まっとうな政治」どころか、開いた口がふさがらないですね。

それで、この人は前に所属していた政党に離党届を提出しました。しかし、当然ながらそれが認められずに除名されましたが、実はその前にも異なる政党への公認申請を出したとか、出さなかなったとか、ゴタゴタがありました。要するに自分が当選するためには、何でもありなのでしょう。

余談ですが、この候補者の応援にあの「本気で国外亡命を考えなければならなくなると覚悟している」と宣言していた参議院議員がいました。でも、未だにこの駅前にいるとうことは、まだ亡命をされていないようです。これもまた、「本気」と「覚悟」ですから、もう、類は友を呼ぶの典型です。

国民の皆さんの政治不信が高まっている理由は様々と感じますが、こんな情けない候補者の存在もそれに拍車をかけているのではないでしょうか。お金や失言や異性だけではないのです。それでは、暗い気分を吹き飛ばすため、今日の写真は百恵ちゃんとのお出かけで使うナップザックです。

それと、お馴染みのお肉屋さんです。ほとんどの方々が「メンチカツ」を求めて行列していますが、けっこう高級なお肉もしっかり品揃えされています。なお、このお店の開店時刻は午前10時からですが、メンチカツの販売は10時30分からです。平日午前中が比較的行列が短いです。

参院選挙は盛り上がっているのか?

参議院議員選挙の投票日まで十日間になりましたが、とても残念なことながら、あまり盛り上がっていないと、新聞やテレビでは伝えています。確かに期日前投票なども過去より少ないようです。

それで、参院の東京選挙区と東京都知事の選挙は毎回、ユニークな候補者が数多く参戦し、当選には至らないものの、居酒屋会話の材料になっています。しかし、掲示板のポスターを見る限りでは、こちらも少数ですね。

そして、特段の意味はないのですが、ユニークなポスターを何枚か選んでみました。まずは公明党代表の山口那津男さんですが、党首にもかかわらず、「公明党」の名前やロゴがまったくありません。

次にその公明党の強力な支持団体である創価学会の名称を“れいわ新選組”の候補者が使っています。理由は不明ですが、東京選挙区では山本太郎さんが比例区に行ってしまったので、いっそう盛り上がりに欠けるようです。

さらに野末陳平さんですが、「四半世紀ぶりに再登板!」「最後のご奉公」と謳っています。懐かしいお名前ですが、参議院議員を6期24年も務められていたとは、それだけでもすごいと思います。

最後はよく分からない「オリーブの木」という政治団体ですが、全国比例区にも候補者を出しているようです。「与党も野党も期待できない だから オリーブの木」の“だから”はちょっと使い古された表現みたいです。

なお、私たち夫婦の投票先ですが、前回の衆議院選挙では妻は誰に入れたか言わなかったものの、今回の参院選では東京選挙区、全国比例区ともに同じ名前を書くことで一致しました。

参院選の世論調査は本当なのか?

梅雨ですから仕方ないのですが、ワンコの散歩もできなくなるし、参議院議員選挙を戦われている候補者や応援団の皆さんは大変だと思います。意気消沈しないように、最後まで元気に選挙戦を進めてください。

さて、一昨日に報道各社の世論調査が一斉に発表されました。私が「あれ?」と感じたのは、始まったばかりなのに、けっこう断定的に各党の議席獲得予想をしていること、自民党がかなり優位なことでした。

過去の選挙情勢分析で、こんなに早く決め打ち的に数字を出したことはなかったと思いますし、しかも、自民党(あるいは連立与党)が“堅調”の上を行く“優勢”という言い回しを使ったこともなかったと思います。

そればかりか、各社ともに「過半数超えは確実」で一致し、「改憲勢力維持」も概ねの共通項になっています。私は何回か、「自民党は参院選単独で本当に勝てるのか」とお伝えしましたので、まったく的外れになってしまいました。

それで、各社とも世論調査に加えて、「取材で得た情勢を加味し」となっていますので、生意気にも何人かのその筋の方に聞いてみましたが、「まあ、間違っていないよ」との答えでした。

彼ら彼女らが言うには、野党がほとんど唯一訴えている例の年金問題も有権者は驚くほど冷静に受け止めていて、争点にはなっていないとのことでした。しかし、それにしても、どうして自民党が勝つのでしょうか。

ただ、頭の体操ではありませんが、例えば先日のG20で、各国首脳を迎える総理大臣が立憲民主党の枝野幸男さんだったらと想像してみると、有権者の皆さんの選択も理解できるような気がします。

それから、今回に限ったことではありませんが、盛り上がりに欠ける選挙のようです。国民民主党代表の玉木雄一郎さんの地方での演説の記事がありましたが、聴衆の数は10人と20人弱だったそうです。

衆参ダブル選挙でもなく、2千万円年金問題もさほど関心がなく、こんな状況で連立与党が国政選挙で6連勝をすることになれば、それはもう、野党は完膚なきまでにお灸をすえられたことになってしまいます。

でも、多くの人たちは保守層であっても、「健全な良識的な野党は与党のためにも必要だ」と考えられているのですから、そのような勢力が少しでも盛り返すように頑張っていただきたいと思います。

私ももとよりとても微力ですが、国民民主党とその公認候補を残された期間、応援します。野党も“勝利”そのものは難しいのでしょうが、次の総選挙に希望がつながる最低限の議席確保を目指してもらいたいです。

ほとんど意味のない『内閣不信任案』

日本維新の会を除く野党5会派が安倍内閣の不信任案を提出し、予定調和的に否決されました。まったく、彼ら彼女らは不信任案を出し、瞬殺されたことを、国民の皆さん、有権者の方々が喜ぶとでも思っているのでしょうか。

ちょっと前までは、不信任案を提出することで、衆議院が解散され、総選挙になることをすごく恐れ、そのきっかけとなりそうな党首討論ではそのことについて一言も触れなかったのに、いったい何を考えているのか不思議で仕方ありません。

可能性はゼロ%ではないものの、解散が「どうやら行われそうもないな」と判断して、自分たちの過去の言動はすっかり忘れ、ドヤ顔でぶら下がりのインタビューに答えている姿は情けないを通り越して、滑稽ですらあります。反省できない人たちです。

こんなふうに振る舞えることは理解に苦しみますが、あの人たちはそれが分かっているのか、分かっていないのか、党名を変え、シャッポを変え、野合・分裂を繰り返している度に、縮小再生産にせっせと励んでいるのですから、困ったものです。

それで今回も与野党の国対筋で、「解散はしないから、不信任案出していいよ」「ありがとうございます。これで安心して出せます」「ただ、あんまり長く提案説明するなよ」「ハイ!そのへんは努力します」みたいなやり取りがあったのでしょう。

ただ、先日もお伝えしたように、本当に与党は参議院単独で選挙に勝利することができるのでしょうか。私にはそうは思えないのですが、もしも、結果がそうなれば、残念なことながら、野党の政権奪取は夢のまた夢のまたそのまた夢になりますね。

だいたい、冒頭で述べたように、「安倍政権を退陣に追い込むぞ!」「本気の不信任が大切だ!」と意気がってみても、現在の与野党の圧倒的な議席差では不信任決議は逆立ちしても通りません。黙ってやり過ごすのが得策というものです。

それから、新聞なども「会期末に向けて与野党の攻防が激しさを増している」と、「どこが?」と突っ込みを入れたくなるような書きっぷりです。野党や報道のおかしさを、国民はとっくの昔にお見通しで、しょうがなく自民党に投票しているのでしょう。

つまらなかった「党首討論」

党首討論は本来、通常国会開催中の毎週水曜日に開かれることが決まっていますので、前回はいつやったか覚えていないほど時間がもの凄く過ぎていましたので、「時間が足りない!」「やり取りが噛み合わない!」と文句を言っても、与党も含めて泣き言に過ぎません。こんな無意味の党首討論だったら廃止したほうがいいでしょう。

それで、とても残念ながら一昨日の党首討論はまったくつまらなかったし、ちょっと野次馬的にも面白くありませんでした。唯一ユニークだったのは、維新の会の片山虎之助さんで、衆議院解散・総選挙のことをニコニコしながら尋ねていました。余り好きな方ではありませんが、見せ場はここだけでした。

また、野党応援団が安倍総理の答弁に対して相変わらず、「えーっ!」とわざとらしく驚くのも、いい加減に止めたほうがいいと思うのですが、あれで、テレビを観ている国民の皆さんが喜ぶとでも考えているのでしょうか。確かにご自分たちの溜飲は若干下がるとは思いますが。

ついでに申し上げれば、安倍総理の肩を持つつもりはさらさらありませんが、「この議論で大変残念なのは、先ほどの党首の議論で年金の、いわば積立金が枯渇するっていうときに拍手が起こったことであります」はまったく正しく、いくら与党を攻め立てるのが野党の仕事でも、これは酷すぎます。これじゃー、支持率が減り続けるのは当然でしょう。

それと、立憲民主党の枝野幸男さんが不信任案の提出に慎重で、「腰砕けか!」との報道がありますが、これはおかしいです。官房長官の菅義偉さんも、「不信任案は解散の理由になる」みたいなことを言っていますので、みすみす負けることが分かっているダブル選挙など望むはずはありません。

その意味では、ずっと「ダブル選挙はある」と言ってきた私は恥ずかしくて穴があったら入りたいのですが、本当に与党は参議院選単独で勝利できるのでしょうか。その方向性が党首討論で少しは判断できると感じていましたが、こちらも見事に不発でした。そう言えば、公設ポスター掲示場もすでに設置されています。

それから余談ですが、日本共産党委員長の志位和夫さんのことです。「ずいぶん年をとったな~」という感じで、一切の党内選挙もなく、20年近くもその職にありますが、やはり、不破哲三さんのイジメがきつくなっているのでしょうか。ひょっとしたら本音は「ああ、早く委員長を辞めたいな」と悩んでいるのかもしれません。