ワクチンに過度な期待は禁物かも

 私はこの間、COVID-19に関する様々な記事や提言、資料などをできる限り読み込んできました。もちろん、学術論文的な難解なものは理解できませんので、例えば、日経ビジネスやダイヤモンド、新聞の電子版などです。

 加えて、周りには医師が数多くいますし、フェイスブックを通じて感染症の専門家ともやり取りができるようになりました。ですので、医療政策的にはほぼ、概要を理解することは可能になったように思います。

 ただ、現在は落ち着いてきましたが、PCR検査を巡っては、「やりまくれ派」と「あまり意味のない派」が対立していましたし、テレビのワイドショーでは、「国民全員にPCR検査を!」と叫ぶ評論家までいて、閉口してしまいました。

 さて、タイトルのCOVID-19に対するワクチンですが、世界の研究者が一所懸命に開発を行い、製品化を急いでいます。集団免疫獲得がとても難儀になっていますし、治療薬もけっこう苦戦していますので、ワクチンへの期待は当然でしょう。

 ただ、過度な期待はやめたほうがいいと思います。世界中でCOVID-19に有効なワクチンがいつできるかを明言できる人は一人もいません。半年とか1年とか5年とか言われていますが、それすら、誰も保証できません。

 実際、2002年に中国広東省で発生して、世界を恐怖に陥れたSARS(重症急性呼吸器症候群)ですが、未だに有効なワクチンはありません。SARSに比べても桁違いに感染者、死亡者の多いCOVID-19ですから、余計に心配です。

 そのSARSですが、世界の感染者数は約8千人、亡くなった方は8百名弱でした。それに比べてCOVID-19は、感染者は1千万人を超え、死者も50万人を突破していますので、ワクチンの完成はさらに困難でしょう。

 仮に製品化できたとしても、それがワンシーズンだけ効くのか、結核予防のBCGのように長期間に渡り有効なのかも、今の段階では分かりません。また、国民に対する接種の順番は何も決められていません。

 一般的には医療従事者を最優先することに異議はないでしょうし、警察、消防、自衛隊などがそれに続くことになるでしょう。問題はそれ以降で、例えば、国会議員は優先順位が高いのかだけを考えても憂鬱になってしまいます。

 考えてみるまでもなく、毎年のように流行するインフルエンザでさえ、製法は確立しているのですが、いつも不足していて、あちこちの医療機関を探したりしています。これが全国民規模になるのですから大変です。

 それから、ワクチン接種の価格をどうするかも悩みのタネです。インフルエンザは自由診療枠ですから、保険適用とはならず、数千円のお金がかかりますが、COVID-19対応のワクチンは少なくても当初はそれなりの高額になることが予想されます。

 ただ、期待の持てる話題もあります。世界最大の医薬品メーカーであるファイザーが開発したワクチンが初期の治験で好結果だと発表しました。RNA(リボ核酸)ワンチンとのことですが、さらに臨床試験が進めばいいですね。

 ファイザーは量産体制を進めていますが、それでも、今年末までに1億本、21年には12億本だそうですので、日本にいつ、どのくらいのワクチンが届くのかはまったく未知数です。副作用も新たに生ずるかもしれません。

 なんだか、ワクチン開発は極めて前向きに行われているのに、湿っぽい話になってしまい申し訳ありませんが、それまでは、手指洗いの励行、マスクの着用、3密の回避という基本を守っていくしかないでしょう。

 あくまでも個人的な考えですが、「栄養・睡眠・運動」を日々の生活の基礎とし、上述の手指洗い、マスク、3密をしっかりと遵守すれば、ワクチン接種と同等、いやそれ以上の効果があるように思っています。

台湾を入国制限緩和国家に追加を!

 写真の女性はご存知のように台湾(中華民国)総統(大統領)の蔡英文さんで、COVID-19対策では世界でもっとも成功したと言われている国家元首です。大の日本ファンであることも知られています。ありがたいですね。

 さて、タイトルの政府が検討している入国制限の緩和についてですが、今のところ、ベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国です。これらの国々については誰もが異議はないでしょうが、大切な国が入っていません。

 それが台湾ですが、外務大臣の茂木敏充さんも国会で、「世界的に見ても非常に優れた対応をしていることは間違いない」と答弁しているのですから、何を躊躇しているのでしょうか。また、自民党も台湾を加えるように決議しています。

 もしも、何らかの思惑があって、台湾を排除するようなことがあれば、それは世界から笑いものになるでしょう。COVID-19封じ込めに成功し、経済や文化でも強い結び付きがある台湾を外すなどという選択肢はまったくありません。

 ベトナムとの交渉はまとまり、その次はタイと言われています。それはそれで良いことだと思いますが、どう考えたって、オセアニアの2カ国よりも、同じアジアの台湾がその次です。ちゃんとやってくださいね。

安倍さんはとても意地悪です

  先日から2回、登場してもらった友人に再び電話でお伺いしました。通常は私のSNSでの記事の中で、硬めの政治ものは「いいね!」が少ないのですが、検察関連の2回はけっこう多くの皆さんに見ていただけたようです。調子に乗っているわけではありませんが、三度目のお話をお聞きしました。

門脇:あなたのおかげで、私のSNSを見てくれている方が増えたようです。どちらかというと、硬めの政治の話題ですので、少し驚きました。
友人:それは良かったですね。新型肺炎で自粛が続いている中で起こった事件でしたので、誰もが関心が高かったのでしょう。

門脇:ところで、その後の展開ですが、どのように思われているのでしょうか。
友人:まあ、酷いの一言です。賭け麻雀の点数なんてどうでも良いことでが、検察はまったく反省していませんね。

門脇:具体的にはどんなことですか。
友人:私がもっとも怒っているのは、検事総長の稲田伸夫さんの態度です。カメラの前にも出てきませんし、紋切り型のお詫び文を発表しただけですから。失礼ながら、検事総長ってそんなに偉い人なのですかね。

門脇:確かに企業でいえば、副社長か専務が問題を起こしたのですから、当然、社長がマスコミの前に出てきて、謝罪して、きちんと質問にも答えるということですね。
友人:そのとおりです。もうすぐ辞めるから、天下りを意識して顔を晒したくないのでしょう。

門脇:なるほどですね。「謝罪しろ!謝罪しろ!」って、立憲民主党の福山さんや安住さんのようにはなりたくありませんが、検事さんが胸につけている「秋霜烈日」のバッチが泣いているように思います。
友人:ああ、あのバッチですね。でも、自らがそんなことを主張している人たちが、繰り返して恐縮ですが、マスコミに自分たちの都合の良い捜査情報だけを垂れ流しているなんて、どの口が言うのかと思いますよ。比叡山の千日回峰行のお坊さんが使うなら分かりますが、彼ら彼女らは何となく胡散臭いですね。

門脇:そこまで言われるとはなかなか強烈ですね。その一方でマスコミについても文句があるようですが。
友人:こちらも酷いものです。マスコミや立憲民主党は検事総長をちょっとでも批判しましたか。私の知る限り、そんな記者や立民幹部は一人もいません。ひらすら、安倍がーとか、森がーとか叫んでいるだけです。そっちも大いに問題ですが、こんなことでは検察改革なんて夢のまた夢でしょう。

門脇:要するに検察から情報をもらえなくなって困る、あるいは、検察は怖いから政権だけを徹底的に叩くということでしょうか。
友人:おっしゃるとおりです。特に立憲民主党は仮にも野党第一党でしょう。定年延長問題では検察に介入するなと言ったと思ったら、今度は処分が大甘だから厳しく罰せよと、いったいどうなっているのでしょう。もっとも、あまり期待もしていませんが。

門脇:ところで、束ね法案としての国家公務員と検察官の定年延長は今国会では審議しないことになりました。普通に考えれば、秋の臨時国会でとなるのでしょうが、そのあたりの展望はどうでしょうか。
友人:先日も申し上げたように、安倍さんは廃案にしてしまうと思います。彼はもともとこの改正案にはほとんど関心がなかったのです。ああだこうだと言われるのなら、「もう、やめったと!」です。逃げ足はかなり速いですよ。

門脇:しかし、そうなってしまうと、自治労に大きな恩義がある立憲民主党が困ってしまうのでは。私の友だちに役所で働いている人がいるのですが、「民間企業はこれからますます大変になるのに申し訳ありませんが、正直なところ、5年間も定年が伸びて、完全雇用と7割の給料が保証されるのはすごく助かります。それがなくなってしまうのは忍びないです」と言われていました。とても誠実で謙虚の方ですよ。
友人:ですから、安倍さんは意地悪なのです。相手が困ることが大好きなようです。今回の場合はその対象が立憲民主党と自治労でしょう。彼は労組や過激派については過去からかなり勉強しています。

門脇:立憲民主党と自治労はともかく、定年延長を楽しみにしていた大多数の公務員の皆さんはかわいそうですね。
友人:ええ、そうです。ただ、門脇さんの友人が「民間企業の社員さんには申し訳ない」と言われていたその人たち、つまり、サラリーマンたちがこれから民間ではリストラや給与の減額が始まるというとき、「公務員だけが‥」は理解されにくいでしょう。それでなくても、公務員バッシングは効き目が強いですから。

門脇:今になっては詮無いのですが、束ね法案を知らんふりして通したほうが良かったのではないですか。
友人:まったくです。検事の定年延長なんてもともと対決法案ではなかったのです。それをハッシュタグがどうのこうので、勝手に盛り上がってしまい、人徳ゼロの安住さんなんて、「想像できないほどの抵抗をする」と、ヤクザみたいなことを言っていました。公務員の皆さんは恨むんだったら、立憲民主党でしょう。もっとも、自治労が、「私たちは目先の利益より、組合員の待遇向上より、安倍政権を追求する立憲民主党をさらに支持する」と言ったら、それはそれで立派だと思います。

門脇:話題を変えます。安倍総理というと、門閥も豪華で、成蹊出身のぼんぼんというイメージですが。
友人:とんでもありません。あの権謀術数の岸信介さんや佐藤栄作さんの血統ですよ。しかも、長州の出身ですから。でなければ、総理大臣在籍日数が史上最長なんて実現できたはずがありません。ひょっとしたら、悪(ワル)のほうがお人好しより、政治の政界では長生きできるのでしょうか。

門脇:何となく恐ろしくなってしまいました。それにしても、そんなずる賢い安倍さんが国政選挙で連勝連戦なんて、いかに立憲民主党などがだらしないかということですね。
友人:これは本来、大変に残念なことです。ただ、立憲民主党などの幹部の言動を見聞きしていると、あの人たちの限界を感じます。国会やツイッターで発言するたびに猛烈な抗議となりますから。これは国家国民にとっても不幸なことでしょう。彼ら彼女らが「ネトウヨのせいだ!」と嘆く気持ちも理解できます。余談ですが、ツイッターなんて、多くの人々を不幸にするだけです。

門脇:今日もいろいろなお話をお伺いでき、ありがとうございました。また、様々な事情を含めて教えてください。
友人:いつでもお声を掛けていただければ、喜んで。次回は居酒屋さんで一杯やりながらがいいですね。ではまた今度、お会いしましょう。

朝日新聞はどうするのかな?

 世の中では連日、新型肺炎の話題でいっぱいです。生命と経済に重大な影響のある問題ですから当然のことですが、国内と国外でとても注目すべきことが始まりました。まだまだ、流動的ですので、これからの展開を見ていきたいと思いますが、端的に言って、朝日新聞の態度がどのように変化していくのか、今からすごく興味深いです。

 その内外の動きですが、国内では森友学園問題の籠池泰典さんが完全かどうかは見極めが必要なものの、これまでの言動を大きく修正し始めたことです。ただ、ご長男のように呪縛が完全に取り払われたかどうかは疑問です。また、何回かお伝えしましたが、辻元清美さんや福島瑞穂さんなどは、ご自身が大好きな「説明責任を果たせ!」を自ら実行していただきたいと願っています。

 そして、国外では韓国のいわゆる慰安婦問題についてです。過去からこの問題の主人公のように振る舞ってきた李容洙(イ・ヨンス)さんが、「30年にわたりだまされるだけだまされ、利用されるだけ利用された」と衝撃的に述べたことです。彼女をだましたり、利用したのは日本ではなく、過去から強い絆で結ばれてきた彼の国の市民活動家(団体)などで、今後の日韓関係に与える影響も少なくないかもしれません。

 いずれにしても、前述したように、この二つの問題に積極的に関わってきた朝日新聞は事が進展することにより、現在までの論調や批判を修正するのか、知らんぷりするのか、それとも居直るのか、どのような態度を取るのでしょうか。それと連動して、一般的な報道機関の立ち位置も気になりますし、問題の解明はマスコミや政党のあり方にも欠かせないでしょう。

同じ「立憲君主制国家」として

 英国の元首であるエリザベス女王が先月5日と11日、テレビを通じて国民にメッセージを送りました。短期間に2度の出演は極めて異例ですが、多くの国民が勇気づけられたと聞いています。

 それで、細かい制度は違いますが、わが国も立憲君主制を政体としていて、英国の「君臨すれども統治せず」と似ています。内閣総理大臣は行政の最高責任者ですが、もちろん、国の元首ではありません。

 そして、日本も今回の感染症で苦しみが続いている状況で、政治への不信や不満も高まっています。同様の制度で元首を戴いている日本ですが、様々な制約はあるものの、国民の皆さんが元気になれることの実現を切に願っています。

#ARIGATO JAPAN♡~ダイヤモンド・プリンセス

 ダイヤモンド・プリンセス船内の清掃と消毒作業が完了したことは知っていましたが、いわば戦場となった大黒ふ頭で、こんな素晴らしいメッセージを出してくれていたことはうかつにも気がつきませんでした。

 写真は客室のライトを上手に使って、「#ARIGATO JAPAN♡」と伝えてくれています。情けないことなのですが、晩酌のあとにこの光景を見たので、泣き虫カディーは涙してしまいました。

 確かに少なくない方々が亡くなったのは痛恨に極みでした。あらためて、ご冥福をお祈りします。また同時に、困難な状況の中で対応にあたった医療従事者、政府と関係自治体の職員さん、自衛隊の皆さんなどに深く感謝いたします。

 特に現場の厳しい状況で、乗客の病院や施設への搬送を担った方々のご苦労は大変なものだったと思います。そのいわば「横浜モデル」は大いに評価されるべきものですし、ホテル三日月グループの貢献は語り継がれるでしょう。

 そして、最前線で内閣から派遣されていた厚労省副大臣の橋本岳さんと同じく政務官の自見はなこさんも本当にお疲れさまでした。門外漢が生意気ですが、もう少し褒めて差し上げてもいいように思います。

 また、初期対応では様々な問題点があったのも事実ですが、今回の教訓や反省がいつかまたブームになるであろう大型クルーズ船観光に必ず役立つでしょう。疫学的にも乗員乗客全員がPCR検査を受けているので、この分析も同様です。

 それから、感染発生時には批判が多かった諸外国からもすごく友好的なメッセージが寄せられています。米国や英国の指導者からは感謝の言葉が述べられていますし、フランスでも「日本の対応は人道的だった」と評価されています。

 さらに、ロシア人の医師が乗客として乗っていましたが、彼もいくつかの問題点は指摘していたものの、全体的には満足だったと述べていました。日本のオーストラリア大使館は日本語で感謝の動画を公開しています。

 なお、下の写真は1年ほど前、私が横浜に行ったとき偶然、大さん橋国際客船ターミナルに停泊していたダイヤモンド・プリンセスです。このとき、乗員の方何人かとお話をさせてもらいましたが、とても親切だったことを覚えています。

 

2年後に世界から祝福されるオリパラを!

 先進国7カ国(G7)の首脳テレビ会議が行われ、今年7月から始まるオリンピックとパラリンピックについて、総理の安倍晋三さんは、「人類が新型コロナウイルスに打ち勝つ証として、完全な形で実現することについてG7の支持を得た」と述べました。

 一般的に考えれば、“完全な形”とは無観客試合や参加可能な国々だけで開催することではないでしょう。となれば、現在の世界の厳しい状況があと4カ月間ですべて収まるとも極めて考えにくいですから、「延期」という選択肢以外にはないと思います。総理は一言も「予定どおり」とは言っていません。

 そもそも、数多くの選手がやって来るヨーロッパではシェンゲン協定が事実上、破綻して物理的な国境が復活しています。正直なところ、イタリアやフランス、スペイン、ドイツの首相や大統領は、東京五輪に気が回りませんし、ほかの欧州の国々も大変な状況になっています。

 ただ、1年くらい先にはワクチンができていると思いますし、集団免疫も広まり、終息宣言を発する国も出てくるでしょう。となると、今から2年後にオリパラが開催できれば文字どおり、人類が新型肺炎を克服できた世紀の祭典となることも夢ではありません。予断は許しませんが、その可能性は十分にあります。

 ところでこの間、私は新型肺炎について、できる限りの文献などを読み込んだり、呼吸器内科の医師から情報をもらったりしてきました。もちろん、それらは学会の論文のような専門的なものではありませんが、PCR検査の限界、集団免疫とは、そして、そもそもウイルスとは何者なのかなどが概ね理解できました。

 さて、日本の社会も若干、息苦しくなってきましたが、一人ひとりが異なった生活環境の中で、工夫をこらして生きていかなければなりません。思うのですが、このような時間と空間が続く間は、あまり他人を批判しないほうがいいような気がします。あと、テレビのワイドショーだけを観るのは避けるべきです。

 結びにノーベル生理学・医学賞を受賞された山中伸弥さんと、立憲民主党幹事長の福山哲郎さんの言葉を載せておきます。

山中伸弥さん:「批判は重要です。しかし難しい決断を下すリーダーに対して、敬意を持った建設的批判が求められています。足を引っ張りあうのではなく、知恵を出し合って難局を乗り越えましょう」。

福山哲郎さん:「首相の会見は国民の不安に全く応えず、ますます不安と混乱を大きくする。感染がいつ終息するのか、一斉休校やイベント中止要請がいつまで続くのかの見通しを明らかにしなかった。危機意識が希薄すぎる」。

(写真はウィキメディア・コモンズ からの引用しました)

 

森山裕さんの掌で踊る人たち

 先日もお伝えしたように、新型インフルエンザ対策特別措置法の改正案成立に目処がついたようです。もともと、この法律は民主党政権のときにできたものですから、立憲民主党なども反対しにくいということも幸いしました。なお、共産党と社民党は当時、反対しているので、今回も同様に行動しなければ辻褄が合わなくなります。

 ただ、これも何回も申し上げているように、この世の中、政府が何をやっても「政治が悪い!社会が悪い!安倍が悪い!」と叫び続ける人たちがいますから、その意味では共産党や社民党は必要ですし、立憲民主党は今回に限って渋々と賛成せざるを得ないのでしょうが、それはそれで国益を考えればありがたいことです。

 また、賛成への条件ですが、立憲民主党などは国会への事前承認を求めています。しかし、そのことはかえって彼ら彼女らの立場を危うくする可能性があります。つまり、それをやってしまうと、自民党&公明党政権と共謀共同責任を問われる危険性があるからです。何だかんだ言っても、「事前報告」で落ち着くでしょう。

 あとはあまり効力はありませんが、附帯決議をいっぱい抱き合わせれば、立民などへの配慮はできそうです。ただ、同時にでっかい補正予算を要求したらどうでしょうか。財務省は嫌がるでしょうが、安倍さんも「野党がうるさくて仕方ないんです。改正案を通すために頼みますよ、麻生さん!」と懇願すればどうかなと思います。

 ちなみに、海の向こうのアメリカでは、トランプ大統領が新型肺炎対策として25億ドル(約2700億円)を議会に通知しましたが、野党の民主党が、「そんなんじゃ足りない!」と批判した結果、何と3倍を超える83億ドル(約8700億円)になりました。わが国の与野党も見習って欲しいですね。

 さて、タイトルの自民党国会対策委員長の森山裕さんですが、相当の苦労人のようです。鹿児島県のご出身で、定時制(夜間)高校を卒業され、地方議員から政治の道に入られました。もう、7年も丁々発止の国対委員長を務められているというとは、それだけ、人望や信頼がある方だと推察します。

 その一方、立憲民主党といえば、自らが「私にはまったく人徳がありません」と正直に告白してしまった安住淳さんですから、悲しくなってしまいます。落書き新聞紙張り出し事件も本当に反省しているとはとても思えませんし、国民民主党国対委員長の原口一博さんもどうしたことか、思考回路が立民と同じになっています。

 そのような状況で、森山さんは静かに実直に記者会見に臨まれています。口を開けば「謝罪」と「辞任」がまず出てくる立民国対委員長とは度量も器量も比べるのが失礼なくらいですが、相手の顔を立てながら、結局は丸く収めてしまう技量は大したものです。これは想像ですが、彼をもっとも頼っているのは安住さんかもしれません。

 いずれしても、新型肺炎の終息宣言を発することができる時期によっては、景気経済への影響は深刻なものになるでしょう。考えたくも、想像したくもありませんが、五輪・パラリンピック開催についてもその例外ではありません。森山さんには引き続き、野党の見せ場も作っていただきながら、頑張ってもらわなければと思っています。

韓国の気持ちを理解しよう!

 新型肺炎に関して日本政府が決めた中国人と韓国人への入国制限に対して、中国は珍しく理解を示しましたが、韓国がすごく怒って対抗措置を取ることになりました。外交の世界では、「やられたら、やり返す」は特に不思議なことではありませんから、それほど驚かなくても問題ありません。

 ただ、韓国経済がとても厳しいもとので大感染ですし、来月には国会議員の選挙もある状況の中で、文在寅さんとしては当然の選択だったのでしょう。彼の国では内政が混乱したとき、「反日」は特効薬的な効果がありますし、徹底したRCP検査も裏目に出てしまいましたので、やむを得なかったと思います。

 そして、今回の日本への趣旨返しはかなりの長期間に及ぶことを私たちも覚悟しなければなりません。つまり、韓国から一人の観光客も韓流スターもKPOPアイドルもわが国へやって来ないということです。観光地で韓国語を聞くこともなくなりますし、ハングルは虚しく表示されることになります。

 しかし、日本も韓国に対して緩くない措置を決めているのですから、嘆いていても仕方ありません。危機管理とは最悪の状態を想定して、その対策を万全なものとすることです。韓国とはこの先、長い年月に渡り観光が互いなくなり、それに比例するように両国間の経済がさらに冷え込むことを前提に考えなければなりません。

 また、大切なことは「どうせ、困るのはあっちだろう」などとは言わないことです。そんなことはまったく生産的ではなく、いわんや、ことに乗じてヘイトスピーチなどは絶対にダメです。ただただ、安全保障のことを中心に据えて、韓国という国がなくても国民が困らない展望を与野党ともに考えてもらいたいです。

朝日新聞の社屋がよく見えました

 三井ガーデンホテル銀座プレミアのレストランからの眺望は素晴らしく、築地方面もよく見えます。右側の茶色いビルが朝日新聞本社で、その左側の更地が築地市場の跡地です。

 ところで、わが家で数十年間、購読していた朝日新聞をやめてから6年ほどになります。数年前までは拡張団による再購読の訪問などもありましたが、それからは、「生まれ変わった朝日をもう一度だけお願いします!」もなくなりました。

 別に揚げ足を取るわけではありませんが、今も昔もまったく生まれ変わった論調はなく、慰安婦問題や吉田調書のことも本気で謝罪したとはとても思えません。言ってみれば、左派や自称リベラルの限界なのでしょうね。

 それから、この新聞とは論調がほぼ正反対の産経新聞の記事が目に留まりした。余談ですが、私は何が何でも“安倍が憎い!”という朝日も、その逆の産経も、両方あっていいと思います。すべての新聞がどちらかに偏っていては気持ち悪いからです。

 それで、その記事には、「『お国のために死んでこい』。町長や在郷軍人会代表が演説をするたびに、赤、白の朝日新聞社の小旗が揺れる。朝日新聞販売店員だった後尾年雄さん(86)は、見送りの人々の横に立って大きな社旗を力いっぱい振っていた。家族らが手にする小旗は、前夜のうちに、配っておいた」とありました。

 これは戦争中、大阪の池田師範学校(現在の大阪教育大学)のグランドでの出来事だったそうですが、記事には全国的にこのようなことが行われていたのだろうとまとめられていますし、私も同じ思いです。

 朝日新聞が先の大戦で率先して国民を鼓舞したことは知られているところですが、ここまであの旭日旗そっくりの社旗を使って、若者を戦争に駆り立てていたとは驚きです。現在ではその強烈な贖罪心から国旗・日の丸と自衛艦旗・旭日旗を忌み嫌うのでしょう。

 そして、掲載した写真を見ながらあらためて、「やっぱり、左派や自称リベラルは人には多様性を求め、自らは非寛容であり、教条的であるんだな」と感じました。なお、白い矢印のところにはその社旗が掲げられています。

観光立国はゆっくりと進めよう

 私も武漢肺炎ついては感染症や疫学の専門家、大学教授が書かれた分かりやすい文章を数多く読んでいますが、けっこうその内容が異なっています。経験のない感染症ですから、それは当然のことなのですが、現場で頑張っている医療関係者や自治体職員、自衛隊などをもう少し評価して差し上げても良いような気がします。

 それで、今年はあと5カ月で五輪が開催され、そのあとはパラリンピックもあります。本来ならば、そのこともあって、「来日観光客4000万人」を目論んでいましたが、武漢肺炎の今後の影響を考えれば、かなり難しい状況になってきています。

 実際、韓国は勝手に行きたくないと言っていますので、無理に来ていただかなくてもいいですが、中国を始めとして、最近はけっこう増えてきた欧米やアジアからの方々が減少しているのは、観光産業に携わっている企業や個人商店などにとっては大きな痛手であることは間違いありません。

 政府でもそれへの対策は用意し始めていますが、「本当に4千万人も訪日していただくことが大事なのか。全国各地、とりわけ観光地でのオーバーツーリズムは深刻だ」の声も大きくなっていることも事実です。私もいろいろな場所に行っていますが、それを肌で感じることも少なくありません。

 だいたい、インバウンド、インバウンドと言いますが、彼ら彼女らのわが国での消費がそれほどGDPに貢献しているとは思えません。海外からお客様が旅行を楽しみ、お金を使っていただくことは大歓迎ですが、それによって、観光地を中心に地元の皆さんが迷惑を被ることがあれば、主客転倒というものです。

 どうして、安倍総理や国土交通省はそんなに訪日客数やインバウンドにこだわるのでしょうか。私は安倍さんはそれほど本気ではないものの、他者からの強い要請があるように思えるのです。そこと訪日観光客数が圧倒的な首位である国との関係にも注目しなければならないでしょう。

 武漢肺炎の終息がいつになるか不明ですが、オリパラ後の反動も考えて、インバウンドもいいものの、景気回復の王道である国内での「個人消費」の拡大を真剣に取り組んでもらいたいです。野党も桜ばっかりやっていないで、ちょっとは生産的な質疑をしないと、それこそ「国民から出禁」になってしまいます。

 いずれにしても、自動車製造なども同様ですが、観光も一つの国だけに過度な比重を掛けることはとても危険であると、今回の武漢肺炎であらためて明らかになりました。この感染が一段落したときに、そのことをしっかりと意識した上で、ためらいなく方向転換していかなければなりません。

 でも、悪いことばかりではありません。中国からの便数が大幅に減少している関西国際空港では、フィンランド航空が便数を増やし、英国航空、アエロフロート航空などが20年ぶりくらいに空路を再開するそうです。少しずつでもこのような流れを開拓していけば、歪ではない観光立国が実現するでしょう。

引き算を忘れた?小沢一郎さん

 どのくらい前からかははっきりと覚えていないのですが、小沢一郎さんと日本共産党委員長の志位和夫さんが急接近してきました。私がお世話になった方々にはいわゆる小沢門下生が少なくないので、余計なことはあまり申し上げませんが、ちょっと“どうかな”と思ってしまう言動が多くなってきています。これは想像ですが、国民民主党を支援する団体の少なくない皆さんも同じような思いを持たれているような気がします。

 もともと、小沢さんは共産党の大会に満面の笑顔で出席したり、志位さんには、「公明党だって自民党と上手くやっているじゃないか。共産党はほかの野党のと関係で真似なきゃだめだ」みたいなことを盛んに言われていましたので、そんなに不思議なことではないし、確かに自民党と公明党は支持者の経済的基盤や社会的立ち位置はほぼ正反対なのに、今ではけっこう仲良くやっていることは事実です。ただ、正統派保守層は現在でもあまり歓迎していないようです。

 そして先日、小沢さんの政治塾に志位さんが招かれて講演したそうです。彼は野党連合政権樹立に向けて、「確実に信頼の絆が深まってきた。あとは政治的決断だ。意思さえあれば道は開ける」と述べ、それを受けて小沢さんは、「同じ目標や志を持った野党が国民のための政治を実現するには絶対に協力しなくてはいけない」と応じたそうです。志位さんは大親分の不破哲三さんの了解を取った上での発言でしょうから、嘘ではないでしょう。

 さらに、「政権を野党連合が奪取しても、共産党は閣外協力でも良い」「自衛隊解消、日米安保破棄などと政権内に持ち込まない」などともの凄く聞き分けの良いことを志位さんは言い始めました。これが共産主義独特の理論である統一戦線論であることは間違いありませんが、そこまで見通せる国会議員は失礼ながら、あまりいらっしゃらないような気がします。ただ、残念ながら、立憲民主党と国民民主党の合併だか吸収だかも暗礁に乗り上げていますので、実現性は少ないです。

 また、今日のタイトルですが、確かに小選挙区で立民と民民が候補者を調整して、そこに共産党がガッツリ支援して、その選挙区での過去からの各党の獲得票を単純に足し算すれば、敵である自公候補を破れるように思えてきます。しかし、そのことは錯覚で、肝心なのは立憲民主党はそうでもないでしょうが、国民民主党は共産党の支援をもらうことによって引いていく有権者が少なくないということです。

 それから、小沢さんがいつも言っているように、「国民は安倍政権に飽き飽きしている」も分からなくもなく、仮にここまでは合っているとしても、それでは、その国民が立憲民主党や共産党を応援するのかどうかは、それらの党の支持率を見て、自民党のそれを見れば、簡単に答えを導き出すことができます。つまり、多数の有権者は野党連合政権などというものはまったく望んでいませんし、そこに共産党が加わればなおさらです。

 自衛隊解散、日米安保破棄、立憲君主制廃止が党是の日本共産党と地方自治体の首長選挙くらいならともかく、政権選択選挙である衆議院選挙でマジの協力などあり得ません。もちろん、国会議員の先生方にとってはご自分たちが当選することがいちばん重要なことはよく分かります。でも、だからといって、小沢さんや志位さん、そして、共産党が大好きな安住淳さんの口車に乗ってしまうことは、この国と国民の将来にとって優れた選択とは言えないでしょう。

 なお、私は杉並区議会、東京都議会で30年間に渡りお世話になりましたので、共産党に所属する区議さんや都議さんとも親しくさせていただきました。その思想信条や主義主張は相容れないことがほとんどでしたし、労働戦線でも戦ってきましたが、人物的には生意気ですが、優れた人も多く、なかにはこっちとそっちを入れ替えたいような議員もいました。特に共産党の議員はほかの政党と違って、私が忌み嫌う“胡散臭さ”がありませんでした。所詮、人間がやっている世界ですから、それほど、一般社会と変わりはないのでしょう。

すべての元凶は中国共産党

 有史以来の医学や医療の歴史は感染症との戦いと言ってもいいでしょう。細菌にしてもウイルスにしても、完全に封じ込められたのは“天然痘”だけで、今でもワクチンを開発することは困難です。ただ、悪さをする側もペストが代表的ですが、人類を完全に滅ぼすことはしません。

 それで、私は医療財団(大規模総合病院)の顧問をしていますが、医療政策が専門で医師ではありませんので、今回の中国発感染症のことについては自分の意見や考え方はあるものの、それを表に出すことは適切ではないと思っています。このあたりは注意しなければなりません。

 さて、タイトルの中国共産党(中共)ですが、明らかに初期対応を間違えました。それは中共の基本的な体質にあるのですが、今回は公表しなければならなかった時期に武漢市がある河北省人民代表大会の重要会議が開催されていて、中共としては何としてもこの会議を成功させる必要があったからです。

 そして、いつもお伝えしているとおり、中国では政治も経済も文化も社会も、何から何まで中共が決めます。新聞やテレビで、「中国政府は‥‥」などと出てきたら、それはすべて、「中国共産党は‥‥」と読み替えるととても分かりやすくなります。西側自由主義国家とは根底からシステムが異なっています。

 さらに、その中共ですが、全国に31ある省・直轄市・自治区から市・県(日本とは順序が逆)、郷や鎮という地方の小さな町村まで全部に党組織があり、その党組織のトップである“書紀”が地方政府を管理監督しています。省長や市長などより書紀の序列が高いのです。なお、省長や市長は必ず副書記でナンバー2になります。

 また、ここが極めて重要ですが、上述の責任者は例外なく人民の選挙での洗礼を受けることはありません。西側諸国の常識からはあり得ないことですが、そのあり得ないことが中国では何十年も続いているわけです。それでは、どのようにして決めているかと言えば、表に見えない陰惨な権力闘争や派閥抗争です。

 最近は少し収まっていますが、王岐山さんが主導した中央規律検査委員会や国務院監察部の反腐敗闘争も、賄賂を得ている悪い党員を処分するのではなく、反主流派や総書記の習近平さんの意にそぐわない幹部を懲らしめているだけです。このやり方を駆使して昇り詰めるのが優れた指導者となります。

 そもそも、中共の党員は9千万人くらいいるようですが、本当に国家や人民のことを考えているのは100人くらいかもしれません。共産党に入党するのも、自分や家族が少しでもいい生活をすることができるからで、理想とか改革とかは無縁の世界です。酷いものですね。

 そんな組織ですから、出世に大切なことは袖の下と面子(メンツ)と忖度の三つです。中国は4千年だか、5千年だかの歴史があるそうですが、袖の下文化もそれと同じだけ続いています。ただ、自由だとか民主だとかを叫ばず、それなりの賄賂を用意していれば、それなりの生活をすることも可能です。

 やや脱線しましたが、そのような歴史と伝統のお国ですから、常に共産党幹部は上しか見ていません。どうしたら俺は私は上に引き上げてもらえるのか、袖の下を余計にもらえるのかです。そんなことですから、正しい情報や数字を上部に報告することはなく、いい加減で、都合のいいそれしか伝わりません。

 とにかく、地方の一党員から習近平さんまで同じ思考回路なので、中国が世界に公表している例えば経済成長率などはほとんどが作文で、信頼できるのは相手国がある輸出入に関わるものくらいでしょう。今回の感染症の様々な数値も信用できるものはほとんどというか、ほぼまったくありません。

 邦人帰国の中国政府との交渉では、習近平さんの国賓のことを材料にかなり脅かしたようですが、それだけ彼の国と習近平さんは天皇陛下にお会いできる国賓にこだわっています。わが国も知恵を絞って中国と向かい合うことが求められているような気がします。“絶対に国賓は反対!”ではなく、上手に中国を利用しましょう。

 余談ですが、中共が打倒されても、それが日本にとって良い結果かどうかは分かりません。中国共産党が消え去っても、私はさらに反日的な、侵略的な愛国民族政党が政権を掌握すれば、自衛隊を憲法に書き込むこともできない日本は吹っ飛んでしまうと思います。国賓反対の人たちもそれらのことを考えてもらいたいです。

 あと一つ、日本では報道されていなことですが、中共は臨時の政治局常務委員会を開催して、党内に対策組織を作りました。名前は「中央応対新型冠状病毒感染肺炎疫情工作領導小組」で、おどろおどろしいのですが、要約すれば、「中共新型肺炎対策チーム』です。もちろん、それはそれでいいのですが、その組長(責任者)が習近平さんではなく、国務院総理(首相)の李克強さんだったのには驚きました。

 中国では大規模地震などの災害が発生したときに現地に赴くのは首相と決まっていますが、党内対策組織は総書記が兼務することが慣例になっていました。それを習近平さんは李克強さんに押し付けた形になったわけです。合わせて、副組長には現場経験がまったくない習近平さんの腰巾着である王滬寧さんが任命されています。

 いずれにしても、数多くの党内組長をやっている習近平さんがこれだけの重要案件でそれを李克強さんに任せるというのは尋常ではありません。これでは、これから登場するであろう解放軍傘下の人民武装警察も李克強さんの指示に従うとは思えません。習近平さんの頭の中には3月初旬から始まる両会(全国人民代表大会&中国人民政治協商会議)のことしかないのでしょう。中国人民は哀れです。

 しかも、恐怖のSARSのときでさえ、中国政府は都市を封鎖したり、外国への渡航を禁止したりはしていませんでした。それが武漢を始めとして何カ所もの都市が出入り禁止となっているのですから、事の深刻さがあぶり出されています。繰り返しますが、1カ月後に迫った全人代と政協に向けて、中共は何が何でも感染症に勝利したというメッセージを出す可能性が濃厚です。

 本当に封じ込められたのであれば、問題ありませんが、今の勢いであれば、両会が始まるまでには極めて難しいと言わざるを得ません。中国国内はもとより、海で隔てられているものの、隣国である日本と日本国民にとってはもの凄く深刻な問題です。これからの展開を注視して、国内外で罹患する患者さんが増えないように対策を強化することが何よりも大切ではないでしょうか。

 今回の感染症もまた、中共への重い教訓の一つとして、嫌々でも渋々でもお付き合いしていかなければなりません。現実的に考えて4月上旬の習近平さんの国賓としての来日は不可能でしょうが、そのあとも、あらゆる場面での取り引き材料として活用できるでしょう。面子を最優先する国ですからけっこう効き目はあるはずです。

桜が散っても「桜を見る会」やるぞ!

 「シュレッダーを見る会」や「下関を旅する会」ですっかりメジャーになり、「あれは久兵衛のお寿司に違いない!」と、透視能力まで習得している立憲民主党の黒岩宇洋さんですが、先日の衆議院予算委員会(補正予算を審議する会議)では、あいも変わらず、総理主催の「桜を見る会」の追求にもならないような質疑をしていました。

 そのほかにも、江田憲司さん、大串博志さん、今井雅人さんなど、こちらもまた、代わり映えしないメンバーが、IRだの、1億5千万円だの、結婚しなくていい野次だのとやっていました。野党の使命は政権や与党を攻撃することですから、こんなものでしょうが、だんだん辟易してきました。まあ、度量が1ミリくらいしかない(友人の記者談)国対委員長の安住淳さんあたりから言わされているかもしれません。

 その友人がこんなことを言っていました。「私が立民の質問者だったら、まず、厚労大臣、外務大臣、国交大臣に今回の中国発の感染症に対する邦人保護の決意を質し、それを激励したあと、『3人の大臣はそれぞれの省に戻り、先頭で対策を講じてもらいたい。退席されてけっこうです』と諭し、その後、存分に桜でもIRでもやるね」と。なるほど、国民の皆さんの喝采が聞こえてきそうです。

 ただ、多様性を声高く主張しても、一人の民間人を何の根拠もないのに「ファシスト、レイシスト」と罵る参議院議員が所属している政党、そしてそのことを問われるると「私から答えることはありません」と居直るその政党の代表と、彼ら彼女らに期待することは皆無でしょう。辛辣な言い方ですが、そのことを気付かずに悦に入って姿は滑稽でもあります。

 そして、新聞に載っていましたが、自民党内では次のように囁かれているようです。「政権論争を置き去りにしていれば、いずれは批判の矛先は野党に向かう」。残念ながらそのとおりになるでしょう。やっぱり、意地の悪い安倍さんや利権の塊の二階さんを支えている最大勢力は立憲民主党のようです。

 一方、自民党もけっして褒められたものではありません。実力もないのにまるでチンピラのように居丈高に振る舞った秋元司さん、胡散臭さナンバー1で嫌われ者の菅原一秀さん、何となく目つきがおかしい河井案里さんなど、徹底追及されても仕方ない人たちも少なくないです。でも、立憲民主党などはモリカケのような問題が大好物で、桜を見る会も同じような案件と考えているようです。

 つまり、今日のタイトルのように本物の桜が散っても、モリカケ同様、延々と「桜を見る会」をやり続けるのでしょう。そうしていつものように、立憲民主党など野党の支持率は一向に上がらず、そのうちに解散・総選挙となり、悔しかな安倍さんの国政選挙7連勝が決定的になります。何だか悲しくて、つまらないですね。

総理が施政方針演説で「台湾」と明言する

 中国河北省武漢市から邦人希望者全員の帰国を安倍総理が表明し、チャーター便のめどもついたようです。この疫病の詳細はまだ不明なところも多いのですが、日本政府としては迅速な対応だと思います。同時にその地域を危険レベル3にいち早く引き上げたのは正しい判断でしょう。

 さて、少し前のことになりますが、総理大臣の安倍晋三さんが国会での施政方針演説の中で「台湾」という国名を明言しました。復興五輪のホストタウンを紹介する一節でそのことは起こりました。まずは釜石市がオーストラリアのホストタウンとなることを紹介し、その次に一呼吸置いて力強く「岩手県野田村は台湾!」と叫ぶように言ったのです。

 そしてこのとき、怒涛のオッー!という声が上がり、万雷の拍手が起こりました。もちろん、そのことは少なくても与党には事前に通知していたと思います。しかし、肝心なのはタイトルのように、極めて異例のことではありますが、もっとも大切な国会演説で「台湾」と言い切ったことです。

 また、それに対して先の選挙で見事に総統(大統領)に再選された蔡英文さんも「『台湾』という言葉が日本の国会で大きな拍手を浴びたのは実に嬉しいことです!」と日本語で伝えてくれています。わが国では20以上の自治体が台湾のホストタウンを希望していたことも明らかにしてくれました。

 それから、当選の翌日に蔡英文さんは台北にあるアメリカ大使館(米国在台湾協会)の所長と日本大使館である日本台湾交流協会の会長に会われています。名称は所長、会長ですが、大使とまったく同職で、台湾がいかにアメリカと日本を重視しているのかが分かります。

 また、外務大臣の茂木敏充さんも「台湾は我が国にとって、基本的な価値観を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する重要なパートナーであり、大切な友人」と過去の外相(河野太郎さんを除く)ではあり得なかったコメントを堂々と発表していますし、アメリカの国務長官(外相)も同様でした。

 ところで、安倍総理は野に下っていたとき、台湾を訪れていますし、私もその場の国賓大飯店にいました。日台両政府はとぼけていますが、蔡英文さんが東京に来られたとき、ホテルの一室で短期間の秘密会談も行っています。両国の関係はますます強化されていくことは間違いありません。

 台湾とは残念ながら正式の国交はありませんが、逆に国交があっても、わが国に次々と嫌がらせを仕掛けてくる国もたったの1カ国ですがあることも事実です。ただ、だからといって、台湾とこの国とを比べることは厳に慎むべきです。そのなことをしたら、中華民国(台湾)と人民に失礼というものでしょう。

 なお、このところ、蔡英文さんのことを取り上げることが何回かありましたが、それは台湾の人民が正当な選挙で彼女を選んだからです。つまり、特にグリーンチームを贔屓にしているわけではありません。ブルーチームにも友人はいますし、彼ら彼女らの考え方を理解できることも少なくありません。

そんなに共産党の票が欲しいのか!

 日本共産党の大会が伊豆の山奥で開催されていますが、その初日に驚くべきことが起こりました。政党などの来賓挨拶に国民民主党幹事長の平野博文さんが登場したのです。立憲民主党からは共産党大好きの安住淳さんが前回同様に参加していましたが、彼の党との選挙協力に驀進する立民ですから、こちらは“ああ、またか”程度です。

 その平野さんですが、昨年の末に日共委員長の志位和夫さんと会食して、彼の言葉に感動して涙が出たそうです。それは、安倍さんが立憲主義を崩壊させていること、格差が起こっていること、多様性を認めることの三つです。でも、そんなことを平野さんは今まで認識していなかったのでしょうか。

 また、遠い存在だった共産党と身近にを向き合うことはなかったが、これからは共産党と連携して安倍政権を倒したいとも言われています。まあ、来賓挨拶ですからした、多少のリップサービスは必要でしょうが、私はこれを聞いてとても嫌な気持ちになりました。それほどまでして、総選挙での共産党の票が欲しいのでしょうか。

 さらにびっくりしたのは、これは立民も同じなのですが、ホームページの活動ニュースなどに一切、共産党大会に出かけていったことが載っていないのです。◯◯労組の新年会に代表が出席したとか、かなり詳細に民民の諸活動が報告されているのに、どうして、共産党の大会で画期的な挨拶をしたことがないのか不思議です。

 これは私の想像ですが、国民の皆さんへはできるだけそのことを知らせたくない、でも、共産党の票は喉から手が出るほど欲しい、だから失礼ながら、大っぴらにしたくないのではないかと思います。これが当たっていれば何とも情けない風景になってしまいますが、民民の国会議員さんたちはこれで何の異議もないのでしょうか。

 それから、日ごろから国民民主党をしっかりと支えられている民間企業に集う組合員や組織の皆さんが、本当に共産党と選挙協力をすることを望まれているのか、安易な野党合併を求められているのか、私はそうではないと思います。先達たちが脈々として築かれたわが国の民主的労働運動を否定することがあってはならないと考えるのです。

世紀の大脱出劇~映画化が決定か?

 カルロス・ゴーンさんといえば、ばいきんまんが変装するような工事作業員姿で失笑を買いましたが、今度はその反省も踏まえて、拘置所どころか日本を脱出することに成功したようです。

 何となく胡散臭い彼の弁護士も無罪請負人とか言われていましたが、これで面子が丸潰れです。でも、その結果は実質的に国外では“無罪”のようなことになりましたので、きっと複雑なお気持ちでしょう。

 また、ゴーンさんは間もなく、溜まりに溜まった怨念を晴らすために大記者会見をやるようですが、もともと、多くの関係者が司法取引を検察とやっていますので、それが彼によって暴露されるのは確実ですから、夜も眠れない人たちが増えるでしょう。

 ところで、今回の大脱出のからくりもかなり分かってきましたから、それを映画にすれば大ヒット間違いないような気がします。もしかしたら、レバノンやフランスの特殊部隊なども登場するかもしれません。

 まあ、日本とレバノンとの関係は良好ですし、どうせ彼の国はゴーンさんを引き渡すわけがありませんから、表面的だけの抗議をして、いつの間にか幕引きになるのでしょう。失態を演じた裁判所もそのほうがいいかもしれません。

 確かにわが国の主権がないがしろにされたのは深刻ですが、今後の長期裁判が消滅しましたので、イレギュラーな顛末ではあるものの、ホットしている方々も少なくないかもしれません。不謹慎ですが、今後の展開がちょっぴり楽しみです。

 意外と有罪を恐れる弁護団と、無罪を恐れる検察がともに安堵しているかもしれません。あとは日産の経営が回復し、何よりもグループで働いている皆さんが明るい希望を持てることが第一です。頑張れ日産!負けるな日産!
(背景はレバノン首相府)

揺れる香港と習近平さんの国賓

 香港の区議会議員選挙は民主派の圧勝でした。大いに歓迎することですが、小選挙区制のため、民主派が獲得した票数そのものは6割程度だったようです。それでも、3年後の行政長官選挙に及ぼす影響は小さくありませんし、今後の展開から目が離せません。ただ、東京の23区の区議会議員選挙とはまったく制度が異なっていて、町会長か自治会長みたいな位置づけですから、過度な期待は禁物です。

 それにしても、中国共産党はこの選挙結果を直視できず、「一部選挙区で選挙民への脅迫や投票所妨害があった」とか言っています。だいたい、その中国共産党は親分の習近平さん以下、ほとんどすべての幹部は全人代の代議員も含めて選挙で選ばれたわけではなく、共産党そのものが恣意的に決めているのですから、「あんたに言われたくないよ!」の世界です。

 さて、その中共の総書記である習近平さんですが、来年春に国賓として訪日すると伝えられています。国賓ということであれば、中国の元首は彼ですから当然、わが国の元首である天皇陛下がお会いになることになりますが、ここで思い出すのが、天安門事件で中国が孤立しているとき、様々な駆け引きがあって現在の上皇陛下が訪中され結果、世界の彼の国への制裁が解けたことです。

 そして、保守派の皆さんから国賓としての待遇はいかがなものかという声が大きくなっています。香港の情勢や新疆ウイグル自治区での弾圧を考えれば当然のことでしょうし、世界に間違ったメッセージを発信してしまう可能性もけっして低くありません。台湾への脅しも同様で、自由で親日国家である台湾への武力攻勢も中国は否定していませんからなおさらです。

 しかし、そのような考えはとても良く理解できますが、その一方、韓国とは「反日」度合いが違っていることも考慮しなければならないでしょう。韓国の反日は底なしですが、意外と中国はそれほどではありません。尖閣諸島を巡る風景は「日中の関係は完全に元に戻った」を疑ってしまいますが、極めて残念ながら、中国の膨大な軍事力を勘案すれば、日本も感情や理屈だけでは太刀打ちできません。ミサイルだけでも数百発がわが国に向いている現実もあります。

 また、香港についてのアメリカの対応についてですが、あまりやる気がなさそうだったトランプ大統領も人権法案に署名しました。これにいちばんビビったのは中共幹部でしょう。なぜなら、彼ら彼女らはアメリカや香港に隠し資産を持っていて、下手をするとこれが凍結されてしまうからです。何だかんだ言ってもやはりアメリカはすごいです。これは台湾についても同様で、貿易戦争を含めてアメリカはなかなかのものです。

 ただ、日本の保守派が叫んでいるような、「わが国の政府は手ぬるい。もっと、中国に対してものを言うべきだ!」は確かにそのとおりなのですが、アメリカは恐ろしいもほどの軍事力を背景として、あれだけ強気になれるわけで、上にも下にも書きましたが、残念ながら、憲法に自衛隊を明記できないどころか、その入口にもたどり着けない国にはそもそも無理というものです。

 もちろん、だからといって、何でもかんでも中国の言うことを聞くということではありませんが、その意味では現政権はまあまあ上手に、なおかつ巧妙に付き合っているように感じます。あの国と厳しく対峙するのであれば、最低でも核武装し、原子力潜水艦を10隻くらい有することが必要十分条件でしょう。そんなことはできないのに、「国賓反対~!」と叫んでも虚しく響くだけです。

 特に肩入れするわけではありませんが、安倍さんだって好きで中国をヨイショしているのではないでしょう。腹の中ではあっかんべーしていると思います。あの国は面子が第一ということにも承知しているようにも感じます。一方、北海道大学の先生が逮捕されてときには、会談した李克強さんに「釈放しないと、国賓での訪日は難しいですね」と脅かしたようです。その結果、その先生がすぐに自由の身になったのはご承知のとおりです。

 韓国はまたブツブツ言い始めていますが、仮にGSOMIAが破棄されても、日本製品不買運動が続いても、わが国はほとんど困ることはありませんし、むしろ、そのほうがすっきりするかもしれません。でも、中国とは悔しいのですがそうはなりません。香港や新疆ウイグル自治区やチベットにも注目をしながら、両国のこれからを考えれば、国賓での招待もやむを得ません。

枝野幸男さんの優れた戦術

 私はもともと天邪鬼&へそ曲がりなのですが、還暦を過ぎ、前期高齢者となって、それにますます拍車がかかってきました。ただ、それは政治に関してだけで、それ以外は比較的温厚で、孫が大好きな好々爺だと勝手に自分で思っています。

 それで、その傾向は立憲民主党などに向けられることが多くなっていますが、ここは1回くらい、代表である枝野幸男さんの優れた戦術を生意気ですが、大いに評価させていただきたいと思います。もちろん、政治の世界のことですから、皮肉や嫌味に聞こえたらお許しくださいね。

 まずは「いつまでやってんだよ!」の桜を見る会と先日の安倍さん前夜祭ですが、これには一連の流れがあり、それはモリカケ騒動から続いているものです。今の臨時国会だけでも、関電から始まり、メロン&カニ、身の丈へと進み、ここに至っています。

 野党の仕事は与党に難癖を付けることです。故にその対象がぐるぐると変わっても、いちばん打撃を与えられそうな案件でその都度、作戦が変化していくことも当然ですから、枝野さんや安住淳さんの指導力や判断力は間違ってはいないと思います。

 さらにその過程で、これまたお約束のブーメランの直撃を受けても、朝の駅頭でまともな国民に叱られても、支持率が上がらないばかりか下がってしまっても、景気経済や少子高齢化の議論を放棄しても、ひたすら重箱の隅をつつくような言動を繰り返す姿はあっぱれと言っても良いでしょう。

 今回もまた、意味がよく分からないのですが、「追求チーム」を「追求本部」に格上げして、この手のイベントには外せない福山哲郎さんをリーダーに据えました。この人選も彼の突然として激昂する性格からぴったりでしょう。どうせなら、国政の重要課題などはどうでもいいですから、どこまでも意地を通してください。

 さらに追求チームは8班が編成されていて、そのキャップには柚木道義さん、今井雅人さん 小西洋之さんなど、そうそうたるメンバーが名を連ねています。また、内閣府へ「シュレッダーを見る会」に行った山井和則さんの汗ばむほどの気温だったのに、「寒い、寒い、早く中に入れてくれ!」には笑わせてもらいました。

 せっかくですから、その8班を紹介しておきます。山口・下関ルート、ホテルルート、「桜を見る会」調査、昭恵夫人ルート、名簿調査、ネット調査、リアルメディア調査、法務です。それぞれにキャップとサブキャップがいて、その下に3人から11人のヒラ衆参国会議員がぶら下がっている構図になっています。

 なお、超寒がりの山井和則さんですが、その後、無事に超高速シュレッダーまでたどり着いたようです。何と言っても、現場の調査は必要ですが、この活動は第5班・名簿調査が担当するのでしょうか。ここのキャップは共産党の宮本徹さんですが、当日は本部副事務局長として山井さんも一緒していたようです。お疲れさまでした。

 ただ、76人いる本部員の半分以上が立憲民主党で、共産党も議席数に比べてかなり人数が多くなっていますし、逆に国民民主党からの参加は少なく、この本部がいかに立憲民主党主導で活動していくのかが理解できます。ここにも遺憾なく枝野さんの人事の手堅さが発揮されています。

 ここで疑問なのは、「立憲民主党は何でそんなことばかりなの?」という国民の皆さんの感覚を理解できないのだろうかというです。でも、これには明確な答えがあり、とにかく安倍が憎い、とにかく憲法改正を邪魔すればそれでいいということで、ほかには何もありません。

 実際、自民党も情けないのですが、憲法調査会はまったくと言っていいほど開かれず、今の国会でも国民投票法は成立できないことが確実になってしまいました。それもこれも、何でもいいからゴネまくれという戦術が見事にに成功したことになります。

 しかし、先日の関電アポ無し突撃面談も不発に終わり、さすがに立憲民主党所属議員の中にも「こんなことばかりやっていては生産的でない」とうまっとうな考えを持たれている方もいらっしゃるようですが、「いいんだ!とにかく絵になるようにマスコミに撮ってもらえば」とう剛の者も少なくないと聞きました。

 枝野さんや安住さんや福山さんの戦術は後者であることは確実ですし、何度でも突っ込んでいくが基本でしょう。その過程で安倍さんの悪事が暴かれると本気で思っていなければ、これだけの「本部」を立ち上げることに意味がなくなってしまします。彼らの必死な熱い想いが伝わってきます。

 それから、下の写真は先日、投票された高知県知事選挙のものですが、結果は自民公明候補の圧勝でした。そのことは最初から分かっていたのでしょうが、立憲民主党は県連レベルとはいえ、しっかりとバリバリ(県常任委員)の共産党員候補を応援していました。

 立憲民主党は最近、あからさまに共産党に急接近しています。これもしたたかな枝野さんの戦術で、そう遠くない時期にあるだろう解散総選挙で立憲民主党が擁立する小選挙区には共産党は候補者は立てないでくださいねというパフォーマンスです。志位和夫さんも仲間が増えてご機嫌のようです。

 それに合わせて国民民主党への脅しでもあります。つまり、ついこないだまでは「ほかの政党との合併なんてありえない」と叫んでいた枝野さんはコペルニクス的転回をして、国民民主党を速やかに吸収する算段を始めています。民民の議員に対して、「うちに来れば共産の応援を考えてやってもいいぞ」とブラフをかけています。

 私も現職のときに衆参の国会議員の選挙を数多くお手伝いしてきましたが、小選挙区制のもとでの本音は、どの候補者も、「共産党はどうせ当選しないんだから、候補者を降ろしくれないかな」です。これは特に間違いではなく、誰でも考える素直な想いです。

 そこで、枝野さんは小沢一郎さんとタッグを組んで、立憲民主党への服従を条件に国民民主党の候補に踏み絵を踏ませるでしょう。そうすれば、政権交代はできないものの、それなりに大きい野党第一党が形成され、ご自分が大将を続けられる可能性が高いです。

 こうなると問題は、国民民主党の候補がこの危ない誘惑にどれだけ耐えられるかです。当然ながら、もともと選挙に強い人以外は現職であっても、その共産党の支援を受けた立憲民主党候補の票を上回ることは困難になるでしょう。いわんや、自民党候補にもですし、比例復活も同様です。

 また、そんな風景になれば、今まで国民民主党を応援してきた良識穏健な皆さんや団体はどうするのでしょうか。左派連合に一票投ずることはできるのでしょうか。上述の高知県知事選挙では国民民主党は県連レベルで共産党候補を応援しましたが、連合高知の民間産別などはどうされたのでしょうか。

 でも、僭越ながら、思想信条を捨てず、主義主張を曲げないやり方がないわけもありません。立民と民民が合併するとき、新しい中道右派政党を立ち上げ、それを期待していた民間組織に本気で協力してもらえば、自民にも左派にも勝利できる可能性があります。

 いつも申し上げていることですが、多くの国民、有権者の皆さんは連立政権を積極的には評価してはいません。あまりにも野党が痛いので、仕方なく、ほかの選択がなくて自民党などに投票しているのでしょう。この雰囲気を読み取れば、勢力図は良い方向に塗り替えられるかもしれません。

 しかし、その選択に国民民主党の全員が賛意を示すことはないでしょう。すでに、山井和則さん、今井雅人さん、柚木道義さんは除名になり、立憲民主党に移籍していますので、その意味ではすっきりしていますが、原口一博さんや篠原孝さんなどは立憲民主党に行かれるものと思います。

 いずれにしても、これから枝野さんは左派色をさらに強めて、国民民主党の議員にえげつなく選択を迫っていくでしょう。議員は確かに当選してなんぼの世界ですから、柔軟性も常に用意しなければなりませんが、主義主張を捨ててまで変身すれば、今度は有権者から捨てられてしまいます。

 今日の駄文作成には20分ほどかかりましたが、私は変なことに気づいてしまいました。ひょっとしたら、自分は立憲民主党や枝野幸男さんなどに実は好感を持っていて、いなくなったら寂しくなるので、細かくお伝えしているのではということです。もしかしたら、朝日新聞や韓国も同じかもしれませんね。

韓国の憂鬱~GSOMIA破棄できず

 日本と韓国との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の失効は避けられないとの予想が多かったのですが、土壇場で韓国がブツブツ言いながらも、破棄撤回を決めました。輸出管理強化への対抗策として世界貿易機関(WTO)への提訴も避けましたので、ほぼ、日本側の完勝といってもいいように思います。

 私も失効は仕方ないかなと感じていましたので、正直なところ、かなり意外な落とし所となりましたが、わが国は何一つとして彼の国に譲歩していませんし、ホワイト国除外などについても、「前回と同じレベルだったら聞いてやってもいいよ」との程度で、基本的な姿勢が変化することはありえません。

 それで、今後もひっくり返る可能性はありますが、やはり、わが国政府のまったくぶれない姿勢とアメリカ上院の全会一致の決定が大きかったんだろうと思います。韓国はもう切るカードもなく、慰安婦問題やいわゆる徴用工訴訟などでも過去と違って、日本は理由もなく謝罪することもなくなりました。

 また、アメリカの国防長官のエスパーさんが、「協定破棄を喜ぶのは北朝鮮、中国、ロシアだ」と至極まっとうなことを述べていましたが、文在寅さんの最大の喜びは金正恩将軍様にどこまでも忠誠を誓うことですから、今後も彼の言動には十分に注視していかなければならないでしょう。

 そして、この協定の目的は日韓両国の軍事情報をやり取りする際に、それが第三国に漏れることを防止することにもあるですから、文在寅さんの上述のスタンスであれば、北朝鮮に情報をご注進する危険性すらあるわけです。問題がすべて解決したわけではありません

 しかも、アメリカ政府や議会は、「韓国が譲ったのだから今後は日本の番だ」みたいなことを言い出す可能性が強いです。まさに韓国の狙いはここにあるわけで、朝鮮半島出身労働者問題についても攻勢を強めてくるでしょう。それでなければ、自称・外交の天才のメンツが丸潰れになります。

 特に韓国世論は「日本との軍事協定なんて止めてしまえ!」が多数派ですし、「せっかく政府の方針に従って日本製品ボイコットしているのに裏切るのか!」の声も大きいです。来年には国会議員選挙もありますし、再び破棄の恫喝を掛けてくる可能性も少なくありませので、油断は禁物です。

 それから、悲しいかな文在寅さんは北朝鮮からも袖にされてしまい、ロシアは知りませんが、中国の本心は「長い歴史であの国と付き合うとろくなことはない」ですし、世界で唯一の反日国家になった韓国と比べれば、その度合は大したことはありません。現在の日中の関係も少なくても見かけは順調です。

 しかし、その間違いに気づかす、反日のボルテージを上げていきましたが、わが国の大多数の世論も、韓国に悪い印象を持っていない人たちも、「さすがに韓国という国はどうなんだろう」と率直な疑問を持つようになり、政府の方針を消極的であっても支持するようになりました。

 もちろん、立憲民主党などは得意の「どっちもどっち」論を展開して、日本を再び悪者にしたかったのですが、逆に「それっておかしいよね」となり、彼ら彼女らの固定客を除いて共感が得られませんでした。こんな状況で枝野幸男さんは「安倍さんの次は俺だ!」だそうですが、たちの悪いジョークですね。

 視点が変わりますが、韓国のデモって参加者の数をいったい誰が正確に調べているのか極めて疑問です。でも、反政権、反文在寅デモの参加者がかなり多くなっているのは事実のようです。しかし、それで反日が弱まるわけでも何でもありません。ここに期待すると結局、過去と同じくがっかりしてしまいます。

 つまり、わが国ではあの国の政権が革新より保守のほうがいいと言う考えがありますが、残念ながら、保守でも革新でも反日に関しては五十歩百歩の世界なのです。実際、保守の李明博さんは「天皇は韓国に来たかったら土下座しろ」という意味のことを言っていました。

 彼とともに塀の中の朴槿恵さんも「日本に侵略されたことは千年経っても忘れない」と述べていますし、中国の軍事パレードに西側諸国でただ一人参加して、天安門から嬉しそうに観ていました。こんなことですから、『反日種族主義』が売れているからといって、特に何かが変わるわけでもありません。

 なお、最近の報道で「韓国人の訪日客数が半減してしまった。さあ、大変だ!」のような記事が目立ちます。確かに数字はそのとおりですが、わが国が彼の国の人たちに「来ないでくれ!」などと1回も言ったことはありません。彼ら彼女らが勝手に「日本には行かないぞ!」とエキサイトしているだけです。

 大分県の別府や由布院などの観光客が激減している事実は直視しなければなりませんし、政府としても対策を打つ必要はあると思います。ただ、一つの国の観光客だけに生計を依存していることは、現地の皆さんには失礼ですが、もともと危険を伴うものと覚悟しているものと考えています。

 今日の結びにウクライナ出身の日本研究家であるグレンコ・アンドリーさんの言葉を引用させてもらいます。ちょっと長いですが、彼の国の国民の本質を見抜いていると思いますので、お付き合いください。

『もし韓国は昔、本当に日本と戦って、独立を獲得したのであれば、そこまで反日ではなかっかと思います。史実ならそれを自信を持って言えます。しかし、彼らはなんとなくそれは嘘だと言う事を感じていると思います。だから騒いで常にそれを自分に言い聞かせる必要があります。そうしないと不安になります。

韓国にとっての反日は、別の言い方をすると、ある意味、中毒性の高い麻薬みたいなものと言えます。定期的に投入しないと禁断症状が生じます。つまり、精神的に不安定になり、恐怖を感じてしまうのです。

結論は、自国の歴史を多少飾るのはいいのですが、100%の出鱈目を歴史認識の根幹にしてしまうと、結果的に自分で自分の首を絞める事になります』。

 以上ですが、まさに正論と言うか、的確な分析でしょう。なお、写真の本は韓国での大使を長い間、経験されて韓国を愛し続けた武藤正敏さんの著作です。けっして嫌韓本ではありませんが、このような著名人がこのようなタイトルの本を書かれたことにも反日の根深さがあるように思います。

「厳重に抗議し、強く非難する」って?

 写真は朝鮮労働党(共産党)の機関紙・労働新聞に載っていたもので、彼の国では革命の聖地と呼ばれている白頭山で白馬に乗る金正恩さんです。同じような写真が何枚か公開されていますが、最近はレタッチの技術もかなり向上しているようです。白頭山も美しいですし、白馬もなかなか凛々しいですね。

 さて、その北朝鮮が弾道ミサイルなどをぶっ放すたびに日本政府は「北京の外交ルートを通じて、厳重に抗議し、強く非難した」と発表します。もちろん、そのことは至極まっとうなことなのですが、「厳重に抗議」とか「強く非難」とは具体的にはどのような行為なのかが気になっていました。

 例えば、「今度やったら承知しないからな!」「覚えておけよ!次はただじゃ済まないぞ!」とか言うのでしょうか。でも、そんなことを言ったって、あの国はせいぜい「あっかんべー」くらいの反応で、逆に「グズグズ言うと、ホントにミサイル打ち込むからな!」と思っているかもしれません。

 つまり、いくら気負ってみても、意気込んでみても、たとえ実験であっても、武力による威嚇にはそれに相当する武力の用意がなければ、相手は痛くも痒くもないのです。さらに、わが国の軍事力は北朝鮮のそれを凌駕していますが、正直なところ、弾道ミサイルと「核」には敵いません。

 このことは中国による尖閣諸島を巡る領海侵犯も同じことで、悲しいかな安倍総理は「日中の関係は完全に正常化した」と言わざるを得ないのです。北朝鮮からのミサイル攻撃はイージスシステムなどで何とか防げますが、中国から日本に向けられている数百発のミサイルは防ぎようがありません。

 保守層の人たちの一部は「毎日のように尖閣が侵されているのに日本は弱腰だ」と叫んでいますし、確かにそのとおりなのですが、公務員(例えば沖縄県警の警察官)を常駐するようなことは考えていないでしょう。強い相手に真っ向勝負するには、それと同様かそれ以上の実力(組織)が必要だからです。

 わが国では憲法改正の議論をするのだか、しないのだか、さっぱり分かりませんが、外国からの侵略から国民を守る自衛隊の存在そのものが、国家の最高法規である憲法に書かれていないのですから、その結果、いちばん喜んでいるのは上述のような国々でしょう。

 そう考えると、「自衛隊は憲法違反だ!」とか、逆に「自衛隊を違憲だと思っている国民はいないのだから、わざわざ憲法に明記しなくてもいい」と言っている人や政党の中国や北朝鮮との親和性がとても良く理解できます。敵とは言いませんが、批判すべき対象はこの国の中の同胞かもしれません。

 例えば、沖縄県知事の玉城デニーさんです。彼は沖縄県民の選挙で選ばれた代表ですが、「中国公船が尖閣諸島の周辺海域をパトロールしていることもあるので、故意に刺激するようなことは控えなければならない」と驚くべき発言をしました。さすがにこれはまずいと思ったのか、すぐにこの発言は撤回しました。

 しかし、尖閣諸島が沖縄県石垣市内にあることは玉木知事も知らないわけがありません。であるとすれば、彼の胸の中には尖閣諸島が日本の領土(領海も)とは思いたくないどこからかの影響があると考えても不思議ではありません。彼は人の良さそうな知事ですが、その背後にはちょっと怖いものも感じます。

 平和への願いや祈りは素晴らしいと思いますし、「日本国憲法の前文を読むだけで感動的だ!」も分からなくもありませんが、それだけではこの国と国民を守ることはできません。長く続く戦後の平和は憲法9条の賜物という人たちも否定しませんが、最大の貢献はどう考えたって「日米安保条約」でしょう。

 わが国への侵略を狙っている国には、「日本と戦っても勝てないだろう」と常に思い知らさなければなりません。まさに“戦わずして勝つ”の大原則であり、恒久平和へのほとんど唯一の道でしょう。そのような視点から憲法改正や防衛力整備をやっていかなければ、日本は戦争に巻き込まれてしまいます。

 左派や自称リベラルの皆さんは、「戦争をするための9条改正」とか「軍靴の音が聞こえてくる」とかを好んで使いますが、軍靴の音は国内ではなく、海の向こうから聞こえてきます。しっかりした議論を急がなければならないと思いますし、左派や自称リベラルの宣伝力を軽く見るのは危険なことです。

1枚の写真から伝わる人間性

 写真は陸上自衛隊新発田駐屯地開設65周年及び第30普通科連隊創隊56周年記念式典で撮られたものです。当日は小雨が降っていましたが、手前にヘルメットをかぶった隊員の皆さんが整列している様子が分かります。余計なことは一切、申し上げません。あの辻元清美さんがまともに思えてきました。

台湾(中華民国)との友情は永遠です

 世界の中でもずば抜けた親日国家である中華民国(台湾)では来年1月11日に総統(大統領)選挙が行われます。日本の国会と同じ立法院(一院制)の議員選挙も同日に投票されます。台湾の元首は台湾の人民が決めることですから、余計なことは言いませんが、現地からの報道によると現職の蔡英文さん(民主進歩党)が現・高雄市長の韓国瑜さん(中国国民党)をけっこうリードしているようです。その理由は後日、さらに分析して述べますが、一言で言えば、中国共産党総書記の習近平さんが香港問題で下手を打ったことに集約されると思います。

 それで、その蔡英文さんが台風19号による被害について、日本語でお見舞いをしていただきました。以下の内容です。「台風19号がもたらした記録的な雨によって日本では被害が広がっています。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 日本は我々にとってもっとも大事な友人です。いつでも支援に駆けつけます」。ちなみに、彼女は日本の国民に向けたメッセージはほぼ日本語で伝えてくれています。

 そして、好き嫌いは様々でしょうが、総理大臣の安倍晋三さんはそれに対して、「非常感謝真心的慰問。我們正在全力以赴救災及復建。台灣老朋友們的慰問令我們感受到台湾此時此刻與我們同在。台灣對我們而言是共有基本價值觀的重要夥伴及友人」と繁体字でお礼を送っています。日本語訳は「心温まるお見舞いの言葉に感謝します。救助活動及び復旧・復興に全力を挙げていますが、古くからの友人である台湾の皆さんからのお見舞いをいただくと、台湾が常に我々と共にある、という気持ちになります。台湾は、我々にとって、基本的な価値観を共有する重要なパートナーであり、大切な友人です」となります

 残念なことに両国の間には正式な国交はありませんが、まさに二人のやり取りが極めて良好な関係を象徴していると思います。それにしても、安倍さんは大陸中国に対しては「両国の関係は完全に正常化した」などと言っていますので、なかなかの策士なのですね。ただ、彼の台湾に寄せる気持ちが本物で、自民党が下野したときには私も同じ会場にいましたが、国賓大飯店での羽田空港⇔松山空港開設レセプションにも参加していました。

 それから、台湾の建国記念日に当たる双十節が日本の中華民国総領事館(分館)で開催されたとき、安倍さんは祝電の文面ではっきりと「中華民国」と示していますし、副総理の麻生太郎さんも日本と台湾をこれまた明確に「両国」と表現していました。些細なことのようですが、政府のナンバー1と2がこのように表現するのはすごく画期的です。大陸中共は気づかなかったのか、無視したのかは私には分かりません。

 それと、その台北での双十節の記念パレードに超党派の「日華議員懇談会」が初めて写真のように歩いて行進しました。パレードへの外国国会議員の参加はこれも初めてだそうです。とても素敵な風景で、これからも議員だけではなく、ますます民間のお付き合いも深まっていくでしょうし、台湾からの訪日観光客数も第2位に戻りました。また、彼ら彼女らは日本国内でとても常識を持って行動してくれています。

 あと、余談ですが、台湾と大陸中国や韓国と比較するのはいかがなものかと思います。例えば、東日本大震災のときの義援金の額ですが、2千3百万人の台湾からのそれは民間だけで200億を超えていました。中国や韓国とは比べ物にならない数字ですが、だからといって、それらを比較しても何も意味もありません。ただただ、台湾と台湾人民にだけ感謝することが正道で、それを比べて「あの国は!」などと愚痴るのはかえって台湾に失礼になります。僭越ですが、そんな愚かなことはやめておきましょう。

海上自衛隊をナチスドイツ呼ばわり

 韓国は大統領制ですから、日本の国会が「国権の最高機関」と位置付けられているのとはちょっと異なっているかもしれません。でも、自称・外交の天才の文在寅さんはいつも「わが国は三権分立の制度が確立している」と言っていますし、少なくても民主的な選挙が行われていますので、国会は国民を代表している正当な機関であることは間違いありません。

 その韓国国会が来年の東京五輪・パラリンピックで、旭日旗(自衛艦旗)の競技場への持ち込みを禁止するように国際オリンピック委員会とわが国の大会組織委員会に求める決議をしました。陸上自衛隊の八条旭日旗も同様ですが、十六条旭日旗は海上自衛隊の象徴であり、誇りであって、艦尾や艦橋に掲げること自体が法規で定められています。

 そして、いつも申し上げているように、この旗を掲揚していない自衛艦は海賊船と同じで、仮に攻撃、撃沈されても文句は言えません。それだけ、すごく大切な旗であるわけです。だからこそ、それに問題は一切ないのですが、私はスポーツの応援にはふさわしくないと思っています。わが国には立派な国旗である「日の丸」がありますら、これで熱烈応援すれば良いでしょう。

 さて、前置きが長くなりましたが、上述の決議はもちろん、とんでもないことなのですが、私たち日本人がこれからもけっして忘れてならないのは、この決議が出席議員199人中、賛成196、棄権3という圧倒的多数で採択された事実ですし、もう一つは、演台には下の写真の「旭日旗=ナチス」のボードがあったことです。

 つまり、海洋国家・日本の海を守り、国民を他国の侵略から守っている海上自衛隊をナチスドイツと決めつけたのです。私は近年の彼の国が次々と繰り出す反日行動を厳しく批判してきましたが、最近はあまりにもバカバカしくなって、怒りの感情も逆に収まってしまっていました。しかし、今回の出来事は絶対に許すことができません。

 日本で良識、穏健な考えをお持ちの皆さんの「韓国人と韓国政府は違う」「日本を理解してくれる韓国人を増やしていかなければ」「反日を批判する本が売れている」などは尊重します。しかし、どうなのでしょうか、その韓国人が自由で公平な選挙で選んだ国会議員の98%が、旭日旗を激しく罵り、自衛隊をナチスドイツと同じであると決めつけたのです。

 私は以前から、韓流ドラマもKPOPも新大久保も「勝手にすれば」という立場ですし、これからもそれに変わりはありませんが、今回の常軌を逸した彼の国の国会と国会議員の行動で、あの国との関係は修復不可能になったと思います。でも、これはむしろ歓迎すべきことかもしれません。なぜなら、「韓国とはできるだけ関わらないことがいちばん大切」だからです。

最悪の防衛大臣から期待できる人に

内閣改造と自民党役員人事が本日、行われると伝えられています。いわゆる新聞人事が賑わっていますが、国家と国民のため、それぞれのポジションに有能な人材を配置してもらいたいですね。

私はどなたがどの閣僚になっても、党役員になっても、防衛大臣の岩屋毅さんだけは絶対に閣外に去っていただきたいを思っていました。それがどうやら実現しそうですし、後任は外務大臣の河野太郎さんと言われています。

この岩屋さんという人ですが、まったくどこの国の防衛大臣なのか、さっぱり分かりませんでした。韓国のカウンターパートと勝手に非公開の会合を開き、案の定、彼の国からは脚色した内容を発表されてしまいました。

それから、海上自衛隊機に対するレーダー照射では、自衛隊員が殺されかけたのに、遺憾の意を示しただけでしたし、ホルムズ海峡で日本のタンカーが襲われてのに、「あわてる必要はない」とあさってのことを言っていました。

さらに疑っているのですが、それは秋田県と山口県に設置予定のイージス・アショアの住民説明会の資料が間違っていたことです。担当自衛官があまりにも情けない大臣に対しての一種の嫌がらせだったのではと想像しています。

私は今まで、失礼ながら、稲田朋美さんが最低最悪の防衛相と思っていましたが、岩屋さんの登場で彼女はそれを抜け出してしまいました。野党もなぜか彼については安倍総理の“任命責任”を追求しようとしません。

ところで、その一方、岩屋さんはパチンコ業界とはかなりねんごろのようで、特に選挙区の大分県ではしっかりとこの業界と仲良くされているとのことです。そう言えば、パチンコ協会の政治アドバイザーとしても熱心に活動されています。

そして、友人は「彼は何をやっても胡散臭いソフトバンクの孫正義氏と昵懇だよ」と教えてくれました。誰と交流があってもどうでも良いことですが、韓国、パチンコ、孫正義さんと、関係性があるのでしょうか。

また、河野太郎には外務大臣以上に頑張っていただきたいですし、大いに期待しています。その後任には茂木敏充さんが就かれるようです。日米貿易交渉でタフネゴシエーターとして活躍されましたが、人望がほとんどないのが気になります。

余談ですが、明日の共産党の「赤旗」は必見です。一般紙の閣僚紹介などはご祝儀相場的にあまり悪いことは書きませんが、赤旗は例外なくけちょんけちょんに酷評します。でも、当たっていることも少なくありませんのでけっこう面白いです。

スポーツ応援での旭日旗は控えよう

 来年開催されるオリンピック・パラリンピックの競技場での旭日旗を使った応援を組織委員会が認めたそうです。例によって世界で唯一の旭日旗大嫌い国家であるお隣からのイチャモンに回答したとのことです。その理由は「旭日旗は日本国内で広く使用されており、旗の掲示そのものが政治的宣伝とはならないと考えており、持ち込み禁止品とすることは想定していない」と報道されています。まったく問題ない対応です。

 ただ、同時に私は思うのですが、旭日旗は海上自衛隊艦旗であり、陸上自衛隊でも八条旭日旗を掲げていること、つまり、わが国と国民を外国からの侵略から守ってくれている、場合によっては二階級特進もあり得る崇高な任務を遂行している自衛隊(員)の象徴である軍旗たる旭日旗をスポーツ観戦での応援で使用することは、今流の表現で言えば、ちょっと違和感を覚えるのです。

 やはり、日本には日の丸という素晴らしい国旗があるのですから、これを振って応援すれば良いと思うのです。もちろん、彼の国主催の観艦式で「旭日旗を掲げて入港するのは許さない」などととんでもないことを言い出したときに、毅然としてわが国が参加しなかったのはまったく正しい選択でしたし、こんなナンセンスなことを叫んでいるのは世界中であの国だけです。

 それにしても、半島の人たちはパラリンピックのメダルのデザインにも文句をつけているようです。何でも旭日旗を連想するからだそうですが、もうこうなると、怒りを通り越して笑ってしまいます。だから、あの国には関わらないことがいちばん大切です。ただ、面白いのは旭日旗に酷似している社旗を掲げ、日本軍国主義万歳だった朝日新聞は一切批判しないことです。お里が知れますね。

次の総選挙が野党の正念場だ!

安倍晋三さんの総理大臣としての通算在職期間が戦後最長となりました。このまま行けば、11月20日には桂太郎さんを抜いて文字どおり、憲政史上最長の総理となります。特別のことがない限り、そうなることは間違いないでしょう。

それで、国民民主党代表の玉木雄一郎さんは記者会見で、「長くやった首相は必ず何らかの実績を残している。安倍さんは何を残したのかすぐには頭に思い浮かばない」と揶揄したそうです。嗚呼!何という存在の軽さなのでしょうか。

私は安倍政権が完璧とはちっとも思っていませんが、皮肉なのか嫌味なのか知りませんが、玉木さんの発言には「そんな安倍一強を許し続けているのは、すごく申し訳ないが、私たち野党なのです」という反省がまったく伝わってきません。

国民や有権者の皆さんは、「安倍さんがこれだけ長く総理の椅子に座っていられる最大の功労者は野党なのだ」と、とっくの昔にお見通しなのです。民主的な国政選挙と首班選挙が実施されている結果ですから、当然でしょう。

「アベガー!」「安倍一強を許さない!」と叫び続けているうちに、その政権は連勝街道を驀進中です。秋の即位の礼や大嘗祭、両陛下の祝賀パレードが終わり、すぐに衆議院を解散し、12月総選挙となれば、7連勝は確実です。

さらに野党にとっては都合の悪いことに、かなりの確執が予想されていた日米貿易交渉もほぼ合意し、G7ではわが国の総理大臣の国際的評価がまた一段と高まってしまいました。それなのに、野党は悔しくないのでしょうか。

立憲民主党代表の枝野幸男さんに至っては、ついに思考回路が壊れてしまい、GSOMIAに関して、「河野氏の対応は韓国を追い込んだ。責任は大きい。外相を代えるしかない」と支離滅裂なことを言い出しました。大丈夫ですか?この代表は。

また、「(河野外相は)あまりにも顔に泥を塗るようなことばかりをやり過ぎだ。相手のプライドを傷つけるようなやり方でやるのは、明らかに外交の失敗だ」とも言われてようです。もう、完全に文在寅さんのエージェントですね。

と思ったら、今度は「辞任しろとは言っていない。日韓関係を改善しようと思うなら外相を辞めるしかないと言った」と苦しい言い訳が出てきました。相変わらず空気の読めない方で、「まっとうな政治」からまた一歩、遠ざかりました。

私は先日、「新しい会派名は『共に民主党』に」のタイトルで超フェイク記事を載せました。これに友人が「冗談ではすまないかも」とコメントしてくれましたが、自分の文章をあらためて読んでみると、確かにそんな気分になりました。

なお、左派や自称リベラルの人たちから予定調和的に発せされるのが、「どっちもどっち」や「お互いに冷静になろう」論です。いかにも中立的な立ち位置を装い、その目的は韓国と北朝鮮の擁護で、これにはかなりの警戒が必要です。

ついでに「戦争のできる国作り」とか「軍靴の足音が聞こえる」とか、彼ら彼女らの十八番(おはこ)ですが、こんなことを数十年間も言い続けているのは本当に困ったものです。いったい、どこから軍靴の音が聞こえてくるのでしょうか。

しかも、恐ろしいほどの軍拡を進める中国や、核兵器や弾道ミサイルを自慢気に披露する北朝鮮はまず批判しません。このようなことを疑問に感じないのが左派や自称リベラルの限界で、自民党はいつも枕を高くして寝ることができます。

話題を戻します。間もなく実施される内閣改造と党役員人事では人気絶好調の小泉進次郎さんの入閣や、利権チャンピオンの二階俊博幹事長の更迭も噂されています。こんな風景では、野党は壊滅的に議席を減らす危惧すらあります。

もちろん、野党には総選挙で頑張ってもらいたいと思いますが、国民民主党にはハングリー精神を持っていただき、「実は何をしたのか思い浮かばないのは私たちでした」とでも言えば、国民もちょっとは応援してくれるかもしれません。

とても残念ですが、安倍さんが何度も「自民党は選挙に負けたとき、その名前を変えるのではなく、真剣に党の再建を考えた」と言っているのは正しいのです。党名とシャッポをコロコロと変えるようでは、有権者の心を捉えることはできません。

実際、先の参院選では勝利したのに、自民党の選対委員長の甘利明さんは、どうして10県の一人区で負けたのかを各県連に反省文を出させるようです。悔しいですが、この姿勢が大切だと思いました。野党にも真似してもらいたいです。

選挙は言うまでもなく、ベストの政党や候補者を選ぶものではなく、「どの候補もあんまり良くないけど、あえて選べばこの人(党)かな」なのでしょう。でなければ、自民党の支持率が4割前後を維持している理由が見当たりません。

新しい会派名は「共に民主党」に

朝鮮日々新聞 東京特派員 宇曽鉢佰 記者発

日本の野党第1党である立憲民主党と第2党である国民民主党が衆議院と参議院の両院で統一会派を結成することが決まったことを受け、今後はその新しい会派名に注目が集まっていたが、本誌は独自取材を重ね、それが「共に民主党」となることを掴んだ。

数日中に枝野幸男氏と玉木雄一郎氏の両代表が共同記者会見を行い、正式に発表する予定だ。両党関係者によると、「いくら何でもその名前は酷いだろう」との意見も少なくなかったが、最終的には二人の代表が押し切った形になった。

確かに、立憲民主党、国民民主党、それに野田グループは過去の民主党に多くの議員が所属していたので、その経緯を振り返り、今後の躍進に期待を込めれば、「共に民主党」も間違った選択とは言えないだろう。

ただ、枝野氏にも玉木氏にも懸念があることも事実だ。枝野氏は民主党政権時代に自ら憲法改正や集団的自衛権について積極的に発言した過去を、今回の名称を使うことにより、蒸し返されることを心配しているようだ。

一方、玉木氏も会見で「(民主党への)先祖返りはしない」と明言したが、安倍総理から「野党は名前をコロコロと変える」と批判されていることにも考慮し、居直り気味に「それだったら原点に戻る」という判断が優先した模様だ。

また、政党の合併ではないので、新会派としての政策のすり合わせはほとんどやらない見込みだという。実際、ある国民民主党の議員は「安倍一強を倒すために、憲法改正も原発も安全保障もすべて棚上げし、当選が最優先」と打ち明けた。

一部の良識的な議員は「そんなやり方で仮に政権を奪取しても、すぐに壊れることは火を見るより明らかだ」と声を潜めて記者にこぼしたが、“当選が第一!”の合唱にかき消されているのが実態で、筋を通す動きはほどんど見当たらない。

さらに枝野氏に近い閣僚経験者は、「まず、合同会派を作り、そのなかで国民民主党の議員をその選挙区にわが党の候補者を擁立しないことを条件に懐柔し、立憲民主党勢力を拡大する戦術で臨んでいく」との見立てを披露した。

海外からの反応はほぼないが、ASEANに加盟するある国の閣僚は、「民進党は台湾のパクリだったが、今回は韓国のそれなのか」と半ば諦め顔で嘆いたが、中国や北朝鮮は概ね統一会派を歓迎している様子だ。

外国からの関心が薄いなかで、唯一、韓国の反応は際立っている。匿名を条件に本誌の取材に応じた「共に民主党」院内幹部は、「素晴らしいことだ。これで韓日が連携して『安倍打倒!』を強力に推し進めることができる」と興奮気味に語った。

「共に民主党」所属のソウル特別市近郊のある市長も、「日本には私たちに土下座して謝罪した元総理大臣の鳩山由紀夫氏のような逸材もいる。日本国民が彼のように未来永劫、謝罪し続けることが真の韓日友好となる」と胸を張った。

この市長は、「元外務大臣の岡田克也氏には不当な輸出制限を撤回せよとの質問主意書を出していただいき、立憲民主党幹事長の福山哲郎氏には同様な趣旨でのコメントを発表していただいた。今後の『共に民主党』に大いに期待する」と続けた。

さらに民主労総の指導者の一人は、「私たちは北朝鮮と十分な関係を維持しているが、新しくできた日本の『共に民主党』には元総理の菅直人さんもいる。今後、必要であれば彼の北朝鮮との豊富な人脈を利用させてもらいたい」と述べた。

街の声も概ね歓迎している。釜山市の42歳の男性は、「日本人の9割以上がわが国をホワイト国から外すことに賛成しているなか、立憲民主党は勇気ある判断をしてくれたし、『共に民主党』にはいっそう頑張ってほしい」と話していた。

いずれにしても、11月解散、12月投票がささやかれる衆議院選挙を控え、秋の臨時国会が両党にとっても正念場になることは間違いないだろう。その結果次第では、さらに大きなガラガラポンが起きることもあり得るだろう。

 

福島県の農林産物は日本一を目指す!

 日本橋室町にある福島県のアンテナショップ「日本橋ふくしま館・MIDETTE」でGAPフェアが開催されていることを知り、丸ノ内線と銀座線に乗って行ってきました。日本橋駅で降りたのですが、いちばん近い出口(A8)が見つかりませんでした。

 地上に出てみてもそれらしいお店はありませんでした。実は至近駅は日本橋ではなく三越前でした。ここでGoogleマップと歩道沿いの地図にお世話になり、何とか目的地が見つけることができました。

 でも、その勘違いにより、日本橋のたもとで五輪オブジェを発見したり、とても素敵な通りを歩いたり、三越のライオン像前で記念写真を撮ったりと、杉並のお上りさんは十分に楽しかったです。

 そして、目的の場所に到着し、イベントの呼び込みの県職員の方と今回のチラシを持ってパチリして、賑わっている店内で野菜や果物、ソーセージ、豚肉などをいっぱい購入しました。TOKIOのお二人も嬉しそうです。

 それから、レジのおば様とも会話を楽しみ、先着100名の景品をいただき、復興支援ボードに「頑張れ!福島 今日はいっぱい買い物をしました 福島の野菜や果物は日本一です!」と書き込みました。

 その後、重い荷物を持っていつものお店で、生ビールと串カツを美味しくいただきました。かなり歩いたので格別の旨さだったことも言うまでもありません。なお、自宅に帰って、買ったものをすべてテーブルの上に並べてみました。

 妻はいつもだったら、「こんなに買ってきてどうしたの?」と不満げなのですが、今回はなぜ私がこうした行動をしたのか分かっていたのでしょう、気持ちよく「どれも美味しそうだね」と言ってくれました。以心伝心ですね。

朝日はやっぱり「赤」くなくちゃ

写真左はあることを調べていたときに偶然、見つけた1枚です。説明によると1944年の海軍記念日式典で、帝国海軍の軍人さんに国旗(日の丸)と軍艦旗(旭日旗)が振られ、行進の上の方では旭日旗が揺れています。

それで、何となくおかしいと思って写真を拡大すると、旭日旗ではなく、何と!朝日新聞の社旗でした。二つは以前からとてもよく似ていると指摘がありますが、あらためて、朝日が「日本軍国主義万歳!」だったことが理解できました。

さて、今度は右側のものですが、先日もお伝えした保守系と称される月刊誌の最新号です。朝日新聞の部数の落ち込みはけっこう深刻のようですが、これらの月刊誌はかなり売れているようです。2誌の先頭見出しも朝日新聞のことです。

そして、このような雑誌の特徴はその批判対象が、立憲民主党、朝日新聞、韓国で見事に歩調が揃っていますし、別に悪いとは思いませんが、筆者は同じような皆さんが入れ代わり立ち代わり、執筆してるのが特徴です。

私も3カ月ほど前に「朝日新聞≒立憲民主党≒韓国?」のタイトルで記事を書きましたが、それら対象がなくなったり、いなくなったりしたら、ひょっとすると寂しくなるのかもしれません。人間の感情ですから仕方ありませんね。

ところで、朝日新聞の左傾化はいまに始まったことではありませんが、近年はその角度がいっそう傾いているようです。ただ、「赤」くない朝日はその存在意義がありませんので、皮肉ではなく頑張っていただきたいと思います。

ただ、慰安婦問題や福島第一原発の吉田調書のようなあからさまのな嘘は謹んでもらいたいです。私は数十年間に渡り購読していた朝日新聞をやめて5年になりますが、その分だけやるせない気持ちがなくなることに成功しました。

そらから、昔のことですが、ある先輩が「日本社会党の政策と朝日新聞の社説の逆のことをやれば、日本の進路は間違わない」と言っていました。社会党を立憲民主党に置き換えてもいいと思いますが、言い得て妙ですね。