フランス革命記念日軍事パレード

フランスの中東、アフリカ、インドシナなどに対する過酷な植民地支配については山ほど文句がありますし、フランス革命は国内の出来事ですから、外野が余計なことを申し上げませんが、その実態はかなり悲惨なものでした。

それで、そのことは置いておいて、数日前に革命記念日の軍事パレードが開催されましたが、これは世界的にも超有名な大イベントで、今年の行進の先頭はわが国の自衛隊でした。ちなみに、昨年のそれはアメリカ軍でした。

写真の中央は主催国の仏軍、左側は日本と並んだシンガポール軍で、陸上自衛隊は新しい制服を着用し、二人の女性自衛官を含めた7名の堂々の行進は第32普通科(歩兵)連隊です。場所はパリのシャンゼリゼ通りで、後は凱旋門です。

そして、国旗(日章旗)と自衛隊旗が掲げられています。自衛隊旗は別の言い方をすれば「旭日旗」で、海上自衛隊では自衛艦旗となり、これは自衛隊法できちんと定められています。

それから、話題は少し異なりますが、ヨーロッパの主要三カ国の中で、イギリスもドイツも政権が揺らいでいます。その状況で、マクロン大統領も支持率はけっして高くありませんが、彼とはしっかりお付き合いする必要があるでしょう。

その意味でも、両国で物品役務相互提供協定が署名されたことはとても良かったと思いますし、まさしく本日、日本とEUの経済連携協定(EPA)が東京で署名されます。マクロン大統領が秋に訪日されることも楽しみです。

やっぱり動き出した日朝議連

「そろそろ動き始めるだろうな」と思っていた超党派の「日朝国交正常化推進議員連盟」という団体が、先月の21日に総会を開いたようです。かつて、同じような名称の「日朝友好議員連盟」というのがありましたが、私には両者の違いはよく分かりません。ですが、多分、後継組織みたいなものでしょう。

それで、前者の議連の参加議員はあまり多くないようですが、会長さんは社民党や立憲民主党所属ではなく、自民党の衛藤征士郎さんという衆議院副議長も経験された方で、議連の主張は、「正常化は朝鮮半島や東南アジアの平和と安定に資するし、そのための議員外交を行う」ということのようです。

もちろん、“議員外交”は大いに結構ですが、昔の金丸訪朝団のように3党(自由民主党、日本社会党、朝鮮労働党)共同宣言のようなことは間違っても行わないようにお願いします。ただ、左派抵抗政党であった日本社会党の実質的後継である立憲民主党はそんなに問題ありませんが、自民党の何人かは警戒が必要でしょう。

それから、そんなことはありえないと信じますが、絶対に「拉致より正常化が先だ!」などと先走りされないことが大切と思います。というのは、「国交を結び、大使館を開設し、その後に日朝合同で拉致被害者を調査する」などという発言が出始めていることがとても心配だからです。

また、先日の中朝首脳会談のパロディー文章を書きましたが、どうも本当に、「今、拉致被害者が返ってくると、安倍の人気が上がり、政権の支持率が高くなってしまう。だから、返ってこないほうがいい」と考えている人たちが、日本の政党、マスコミ、労働組合、大学などに存在しているようです。

それぞれの個人や組織、団体にはそれぞれの考え方や主張、政策などがあって当然ですが、信頼している友人の記者は、「極めて残念だが、安倍さんが理屈抜きに憎く、北にシンパシーを感じている人たちは確かにいる」と教えてくれました。まあ、安倍が嫌いと北は好きまでは理解できなくもありません。

しかし、だからといって、拉致被害者が返ってこないほうがいいは論外のことですし、そんな人が国会議員を務めているとするならば、悲しくなってしまいます。僭越ですが、そんな議員は即刻、辞職してもらいたいですし、というか、それまでして、朝鮮民主主義人民共和国と金一族に忠誠を尽くす理由はどこにあるのでしょうか。私はさっぱり分かりません。

ところで、東京都議会にも「日朝友好議員連盟」というのがあり、今はどうなっているのか分かりませんが、所属議員の名前は非公開で、中には日韓友好議員連盟や拉致議連にも重複加盟をしていた強者がいたことを思い出しました。自民党の都議も参加していたのですが、朝鮮学校への補助金問題の根っこは過去、ここから始まっていたのです。

お互いにめんどくせーな!

左「よっ!ずいぶん短い間に3回目だな。お前もちょっと調子に乗ってたけど、やっぱり、俺に頼るしかないかと思うと哀れなものだ。どうした?、あのちょこちょこ動く妹は?」
右「総書記閣下とこうしてお会いでき、光栄の至りでございますし、今回は嫁を連れてきました。閣下も解放軍の歌姫と結婚され、順風満帆の夫婦生活とお聞きしています。それと、遅くなりましたが、ヒコーキを貸していただき、ありがとうございました。スッチーも可愛かったですし」

左「お前もちゃんとお礼を言えるようになったんだ。偉いぞ!それと、彭麗媛とは最近は‥‥、おっと、互いにかみさんのことはやめとこうや。それより、お前の国や半島はずっと長い間、俺の国の属国だったて分かってんのか?うちの偉いのを送ったら、お茶も出さないで帰したそうじゃないか」
右「それについてはお詫びの言葉もありません。トランプがまさか本気で攻めてくるのは思ってもいませんでしたので、大変失礼いたしました。朝鮮北・南がお国の家来であることは申し上げるまでもありません」

左「よし、よし。そこんとこだけは間違えるなよ。まあ、それにしても、米帝のトランプと日帝の安倍という2枚看板はめんどくせーな。アメリカも日本もちょっと前まで、脅したり透かしたりしたら、コロっていってたのにな」
右「まったくでございます。ところで、アメリカの“体制保証”なんてちっとも当てになりませんから、もしものときは、閣下の軍隊を派遣しくださいね」

左「そんなこと分かっているよ。ただなー、半島と接している遼寧や吉林の解放軍はけっこう俺の言うこと聞かないんで、いざとなったら、自分で自分を守れや」
右「そんな恐ろしいことをおっしゃらないでください。洒落になりませんから。私も憎らしいアメリカなんて全然信用していませんし、最後まで総書記様に付いていきますから」

左「それとな、安倍がしつこく言っている拉致のことだけど、少しは真面目に対応したほうがいいぞ。トランプも人権にはうるさいしな」
右「もちろんでございます。ただ、日本の政党のやつが変なこと言ってきているのです。何でも『拉致被害者を返すと、安倍の人気が上がるから、首領様においてはよろしくご配慮ください』とのことなんです」

左「ホントかよ!?俺には人権問題なんて関係ないけど、一応、同胞だろ、酷えな。まあ、俺んとこも日本の自衛隊なんかに潜り込ませているから、偉そうなこと言えないけどな」
右「どちらにしても、トランプ米帝、安倍日帝打倒に向けて引き続きのご指導をよろしくお願いいたします。南のお調子者も私のパシリですから、ご自由にお使いください」

(心)「あの野郎の従順さは絶対にポーズだけだな。いったい、誰が朝鮮戦争のとき、誰が助けてやったんだ!もっとも、こっちも友情なんてこれっぽっちもなかったし、お互い様で仕方ねえかな。今は共産国家が一つでも減ると困るんで、せいぜい頑張れや!黒電話くん。でも、李雪主はマジ可愛いな」
(心)「ウフフ、上手く騙せたようだな。だいたい、爺さんや父ちゃんから何があっても中国だけは信用するなって言われているんだから。あとは厄介な日本だけど、にやにやしている南の手下や態度がでかいプーよりも、意外とトランプや安倍のチームがいいかも。中韓ロVS朝米日なんちゃって!」

「これからは仲良くしてくださいね」

左「よぉ!遠くまで来てくれてありがとな。今回は妹だけで、かみさんは一緒じゃないみたいだけど」
右「何をおっしゃいますか、大統領閣下!お会いできて光栄です。妹とかみさんのことは勘弁してください」

左「で、お前のいない間、軍部が変な動きするかもしれないけど、体制保証って言っても、まさかうちが助けてやれないから、もしものときは、プーさんに頼めや」
右「もちろんでございます。実は先日、大連に行った用件はそれも含めていまして。ただ、プーは何か俺を見下していて、あまり好きではありませんが」

左「分かるよその気持が。俺だって友だちとか言ってるけど、シリアにミサイルぶっ込んだときはかなり慌てていたから、けっこう小心者かもな。とろこでどうだ?シンガポールは?」
右「雰囲気がいい街ですね。なんたって“明るい北朝鮮”ですから、親近感がありますし」

左「そこだな。そうするとお前のとこは“暗いシンガポール”てか?」
右「閣下!座布団一枚ですね。ただ、本当に暗いところは洒落になりませんが」

左「まあな。俺は板門店がいいって言ったんだけど、マブダチのシンゾーがこっちのほうがとうるさく勧めるものだから、ここにしたんだ」
右「その噂はマジだったのですね。でも、嫌な中国に飛行機は貸してもらえましたし、ポンコツ専用機も事故なく到着できましたから一安心です」

左「ところで、シンゾーから拉致のことで相談があるから、できるだけ真面目に取り組んでくれよな。俺の顔もあるから」
右「了解です。もともと、爺さんや父ちゃんがやったことだし、安倍さんはそれが解決できないとお金くれないでしょうから、一応はちゃんとやります」

左「頼んだぞ!それとお前の母ちゃんは大阪の出なんだって。さっき、ボルトンから聞いたよ。あと、ちっちゃいとき、東京ディズニーランドに行ったことあるんだって?」
右「そうなんですよ。大好きな母ちゃんは大阪の生野区ってところで生まれ育ったんです。鶴橋で焼き肉食いたいし、ディズニーシーは絶対行ってみたいです」

左「なるほどな。大阪で万博やるって言っているし、何かそのシーとやらも大きくなるらしいから、せっかくだから行ってこいや!」
右「ありがとうございます!大統領からもよろしくお口添えをお願いいたします」

左「OK!それとなー、お前の祖父や父が育成してきた日本の工作員みたいな連中をいいかげん整理しろや!マスコミとか政党とか労働組合とか大学教授とか、腐るほどいっぱいいるだろ?」
右「かしこまりました!最近はほとんど役に立っていませんし、金も送ってこないから、かえって目障りでした。めんどくさい連中ですしね。この際、切っちゃいましょう!」

左「そろそろ、約束の時間だけど、南の大統領は何だかんだちょこまかして、あざとくて仕方ないよ。今回もここまで来たいですなんて言ってたし」
右「それは申し訳ありません。私の忠実な“パシリ”ですから、今度、よく言い聞かせておきます。それでは、二人で笑顔でまいりましょう!」

ここからスタートの「森友問題」

6月3日にTBSで放映された“時事放談”で、立憲民主党代表の枝野幸男さんが、財務省の決算文書改ざ問題の調査結果が発表されることについて、「全貌解明に向けここからがスタートだ」みたいなことを言っていました。私は少し前に“ず~っと「モリカケ」やってたら!”とのタイトルで記事を載せましたが、なるほど、予想どおりになりました。

しかし、16カ月も“もりかけ”専業していて、さらに「ここからスタート」ですから、多分、首相の安倍晋三さんが辞めない限り、果てしなっく続くのでしょうし、加計学園の方も何だかよく分からない知事が参戦してきましたので、まさに、「一生もりかけ、ランチのお蕎麦はやまかけ、何が何でももりかけ、美味しいごはんにふりかけ、死んでももりかけ、お代は後でねうりかけ」なのでしょう。

ただ、立憲民主党の場合は特にほかの政策なども無いようですし、コアな支持者は60歳以上の皆さんが多く、とにかく「安倍は大嫌いだ!」の人たちですから、戦術&戦略的には間違っていないと思います。逆に緊張を増す北東アジア情勢や消費税増税への対応などを問いただすことは望んでいないようです。そんなことをしたら、ただでさえ、低下気味の支持率がさらに下がってしまうでしょう。

それから、今日の写真は私のブログやSNSで何回も使いまわしして申し訳ありませんが、「燦然と輝く森友5人衆」との絵解きはいかがでしょうか。このあと、籠池宅に皆さん仲良く入っていったのですが、そこでどんな会話がされたのか、いまだに明らかになっていません。どなたでもけっこうですから、説明責任を果たしていただきたいと願っています。

一方、財務大臣の麻生太郎さんはお辞めになられたほうがよいと思います。やっぱり、けじめは必要ですし、そもそも、こんな状況で大臣を続けることは彼の美学に反するような気がします。辞任しても安倍さんの総裁3選にはそれほどの影響はでないでしょうし、腐りきった財務省を擁護しているようでかっこ悪いです。いま辞めれば間違いなく麻生さんの株は上がると思います。

それにしても、野党はなぜ?財務大臣の不信任案を出さないのでしょうか。なぜ?内閣不信任案を出さないのでしょうか。なぜ?内閣総辞職を!と言っても、解散総選挙を!とはけっして言わないのでしょうか。私には不思議で仕方ありません。「不信任案の提出も視野に入れている」などとケチな言い方は情けないですし、何かにビビっているのでしょうか。

なお、個人的には今井雅人さん(写真右から二人目)、柚木道義さん、山井和則さんは立憲民主党に行かれたほうが活躍の場があったように思っていますので、そこだけが残念で仕方ありません。その今井さんは4回の選挙をすべて異なる政党の公認で戦い、これまたすべて比例復活したという、なかなかユニークで忙しい方ですね。

それと、少し前のことですが、今井さんは立憲民主党の国会議員と一緒に“アポなし”で加計学園までわざわざ出かけて、理事長が不在で空振りしました。でも、その立憲民主党の最高幹部が加計学園の事務責任者が愛媛県知事に謝罪に行って会えなかったことを、「どうして、中村知事が不在な時に訪れるのだろう。 知事がおられる時にアポを取るべきではないか」と言っていたのには驚きました。

核は絶対に放棄しないからな!

右「よっ!1カ月ぶりだな。しかし、爺ちゃんや父ちゃんの18番だった“瀬戸際外交”とやらを、まさか、トランプが使ってくるとは、さすがの俺でもビビったよ。お前もヤツに顔を潰されて散々だったな」
左「委員長様にそのようなお言葉をお掛けいただき、痛み入ります。今日、こうして再びお会いでき、南朝鮮人民を代表して、心よりお礼を申し上げます」

右「ところでよ、俺の思いを忖度して、崔善姫が余計なこと言いやがって、一段落ついたら粛清だな。ついでに、金桂官も強制収容所に送ってやるか」
左「それもこれも、委員長様のお好きなようにされてください。おっしゃるとおり、ペンスの“愚鈍の間抜け”は確かに言い過ぎだったと思います。一応、米人民の選挙で選ればれていますから」

右「まあ、そんなところだ。ところで、明日の記者会見はさっき渡したシナリオどおりにやれよな。お前の顔も少しは立つようにしてあるからよ。記者の質問にははっきり答えないことが大切だぞ」
左「もちろんでございます。けっして言質を取られないように注意しますし、どっかの会社の総務部長のような笑顔も最近は評判が良くないので、緊張感を持って臨みますのでご安心ください」

右「よし、それでいい。それにしてもよ~、俺が超嫌いな中国のプーと会ったのは、後見役をお願いしに行ったと言われているだけど、マスコミやしたり顔の評論家はホントバカだよな」
左「なるほどですね。でも、アメリカの体制保証なんてまったく当てになりませんから、委員長様の行動は至極真っ当なものでした。もちろん、いざというときの“亡命”の段取りなんて口が裂けても言えませんからね」

右「オイ!声が少し大きいぞ。喜び組は連れてちゃいけないと言われるし、まさか、かみさんと妹だけだったら、俺の生活は地獄だよ。何とかならないか!俺のためなら何でもやると言ってたよな」
左「そのとおりでございます。できるだけ、時間稼ぎをさせていただきますが、私はトランプにも習近平にも信用されていませんので、あまり、お役に立てないかもしれません」

右「それもそうだな。ここはひとつ、禁じ手だが思い切って安倍にちょっと相談してみるか。俺だって、本当は日本が好きなんだよ。ちっちゃいときはディズニーランドによく行ってたし、おふくろが生まれ育った大阪にも行ってみたいしな。鶴橋の焼き肉は旨いそうじゃないか」
左「安倍ですか?あいつは嫌なヤツですよ。慰安婦のことでも一切妥協しませんし。それと委員長様、お母様の出自はあまりお話されないほうが良いと思います。“白頭山の血統”が壊れちゃいますから」

右「まあな、もともとそれは作り話だけど、一応、忠告として聞いておくよ。ただ、来月の12日まで憂鬱でしょうがないよ。大統領選挙でクリントンがが勝ってたらこんなことにはならなかったのにな」
左「それは安倍も同様でございます。ところで、日本のマスコミや政党、労組に忍び込ませてある委員長様の熱烈な親衛隊の動きはその後、いかがでしょうか?」

右「あいつらも最近は少し動きが鈍くて、昔と違ってあんまり金も送ってこなしな。しかも、ネットで過去の言動も次々と暴かれちゃうし、あんばい悪いよ。ちょっと発破かけておくか」
左「ご心痛、お察しいたします。どちらにしても、時間稼ぎがもっとも大切ですから、私も委員長様のために粉骨砕身、パシリとして働いてまいります!わが祖国の赤化統一に向けて!」

俺の面子が丸潰れじゃないか!

右「オイ!お前が“上手くまとめますから”と言ったから、会いたくもない米帝の親分と約束したのに、いったい、どうなっているんだよ!」
左「委員長様、本当に申し訳ありません。私の面子も丸潰れで、穴があったら入りたい気持ちです。大嫌いな日本ではこうゆうのを“仲人口”というそうなのですが、それにはまってしまいました」

右「それにな、俺だって大嫌いな中国の“くまのプーさん”みたいのと会ってまで用意したのに、踏んだり蹴ったりじゃないか!」
左「ご心中をお察しいたします。メモは取らせるもので取るものではない委員長様が懸命にメモされるお姿を見て、私は目頭が熱くなりました。その様子を世界に発信するなんて、相変わらず、あの国は私たち朝鮮半島を属国と見ているようです」

右「まあな~、そこんとこは俺も同じ思いだよ。あと、せっかく、いんちき爆破ショーまでやって、小遣い稼ぎしたのに、これからの金づるがなくなちゃたし。かみさんと妹はますます仲が悪くなるしな」
左「いや~、それは大変ですね。でも、アメリカや日本に気付かれないように、そっと、瀬取りとかの援助は続けますから、当面はそれでお許しください」

右「ところでさ~、お前、トランプと会ってたじゃないか。そのとき、何か話はなかったのか?まさか、魂まで米帝に売ったわけじゃないだろうな?」
左「とんでもございません。私の最終目標は委員長様を大統領に推挙して、祖国の赤化統一を成し遂げ、米帝と日帝を殲滅することですから。ついでに、うるさい中国もハブしてやりましょうか」

右「そんなことは分かっている。だから、トランプから事前に伝えられていなかったのかと聞いているんだよ!」
左「失礼しました。実はあの大統領は私をまったく信用していないようなのです。大切なことはすべて安倍と話し合うというか、むしろ、憎らしいことにトランプが安倍に相談しているようで、私などは何となく蚊帳の外みたいな感じなのです」

右「だろうな。お前も見くびられて哀れだよ。それにしても、あの安倍はうざいよな。今までの指導者だったら。ちょっと脅かしたらビビったんだが、あいつはうるさくて仕方ないよ。拉致、拉致ってしつこいしな。一発、ミサイルをぶちかましてやろうか!」
左「ごもっともでございます。私も日本国内の工作員を動かしていろいろやっているのですが、委員長様の熱烈なファンが日本の政党や労組にまだまだいるようですから、そちらもフル稼働してもられると嬉しいです」

右「まあ、これからも、俺の下僕として忠実に働けよな。こっちだって、命を取られそうで正直、ビビってんだから。特にこの前、嫌々2回も会ったあの火山みたいな名前のやつは気味悪いからよ」
左「もちろんでございます。時間稼ぎのやり方を考えてみますので、米帝をわが統一祖国から放逐し、目障りな安倍を懲らしめるために、今後もご指導をよろしくお願いいたします!首領様!」

お疲れさまでした!リカちゃん

中国の国務院総理のリカちゃんこと、李克強さんが3泊4日の日程を終えて無事、北海道の新千歳空港から帰国されました。首相の安倍晋三さんは彼と一緒に北海道まで行き、終日お付き合いして、空港でお見送りまでしていましたので、文字どおりの“公賓”でした。リカちゃんも日を追うごとに笑顔満載になっていました。

ところで、彼は本国では過去には総理の専権事項だった経済政策まで習近平さんに奪われてしまったとか、共産党最高指導部でも外されているとか言われています。確かにそのような実態があるのかもしれませんが、中央政治局常務委員会では依然として序列ナンバー2を維持していること、出身の共青団(共産主義青年団)が全力でリカちゃんを守っていること、政府実務官僚たちにはリカちゃんのファンが多いことなど、伝えられているほど、権力は低下してはいないようです。

そして、今回の訪日は表向きには「日中韓首脳会談」がメインでしたが、韓国の文在寅さんは失礼ながら、付録みたいのもので、安倍さんは日中の関係改善にもっとも力を入れていましたし、かなりの成果はありました。特に安倍さんとリカちゃんが後ろで見守る中、10件もの協定や覚書に関係大臣たちが次々に署名する光景は素晴らしかったです。

もちろん、尖閣諸島については中国に対して毅然とした態度を貫いていくことが何よりも大切ですが、同時に両軍の偶発的衝突を防ぐため、ホットラインを設置することは長い間の懸案事項でしたら大歓迎です。正食なところ、優秀な日本の防空システムも彼の国から飽和攻撃されれば、すべて撃ち落とすことは不可能ですから、その意味で、国益を損なうことは戦略的に触れないことは正しかったと思います。

また、北朝鮮については意見の相違がまだまだあると報道されていましたが、これは当然のことで、その状況でも制裁拉致問題で一定の合意ができたのも上出来だったのでしょう。それから、安倍さんも大したものだなと感じたのは、本心ではないにしろ、各国から評判の悪い“一帯一路構想”に理解を示したふりをしたことです。相手も分かっているのでしょうが、とりあえず、悪い気持ちにはならなかったでしょう。

米朝会談の日程と場所も決まり、もしかしたらその後、日朝会談も可能性もあります。中東情勢もまったく余談を許しませんし、朝鮮半島の問題も展開によってはわが国が大きく影響を受けることになりかねません。国益(つまるところは国民の皆さんの利益)存亡の機があると言ってもけっして大袈裟ではないでしょう。国会議員の方々にはその点で特に頑張っていただきたいと強く願っています。

それから、天皇陛下との懇談ですが、写真のようにあまりにもお二人の距離が近いことに驚きました。陛下が中国を訪問されたときに歓迎を受けたことを話されると、彼は、「両陛下が一般の人々と親しく触れ合われたことは、両国国民の友好を象徴するものとして、中国の人たちの中に強く印象に残っています」と述べたそうです。想像ですが、リカちゃんのこの発言は外交辞令だけではなかったと思います。
(リカちゃん:李克強さんの中国語発音がそれとそっくりなので、最近あまり元気がなかった彼を親しみを込めて呼んでみました)

徹底して審議拒否を貫こう!

私の知人から先日、「門脇さんがブログなので、『野党は審議拒否と内閣不信任案提出で、安倍政権を解散・総選挙に追い込め』みたいな記事を書いていましたが、あなたの今までの政策や行動からして、本当にそう思っているのですか?」と聞かれました。日ごろ、自分の記事などを読んでいただいている皆さんからすれば当然のことと思います。

それで、皮肉でも嫌味でもなく、「本当にそう思っています」。その理由は特段ややこしいことではなく、一言で表せば“それしか生き残る道がない”からです。民主党政権を誕生させていただいたとき、その大きな原動力になったのはけっして左派の皆さんではなく、中道や穏健保守の皆さんの協力があったからです。

しかし、とても残念ですが、この方々は二度と戻ってくることはないでしょう。共産党を混ぜての野党6党のサボタージュ共闘が継続しているのですから、この風景を見ている良識的な人たちは、安倍晋三さんがそんなに好きでなくても、野党にシンパシーを抱くことはありません。

そして、このことも以前にお伝えしましたが、それぞれ、50名以上の国会議員を抱える民進党と希望の党の支持率が1%とゼロ%という極めて異常な事態ですし、健闘しているといっても、立憲民主党のそれも左派固定客だけで、自民党の三分の一に過ぎません。日本の民主主義にとって憂慮される状況ではないでしょうか。

つまり、「あのお店のうな重は最近、老舗をいいことに不味くなってきた。だったら、まで食べたことないけど、少し先にあるお店に行ってみようか」とここまでは良かったのですが、「なんだ、評判が少しいいと思ったら、前の店より酷いな。大将も少し反省しているようだから、やっぱり、元の店で食べよう」となってしまいましたし、その後、少し先のお店も仲違いして、食べ物屋さんとして成り立っていません。

ですから、「日本の民主主義は底が抜けてしまった」と辻元清美さんが嘆いても、上述のように、自民党の支持率はほとんど下がらず、野党のそれはほとんど上がっていません。こうなると、新規のお客さんは見込めませんから、従来の固定客を大切にしなければなりません。その層はいわゆる“左派”の皆さんで、「自治労や日教組が立憲民主党の支持に舵を切ったことは懸命な選択」と載せたことも同じです。

もちろん、これを続けていれば政権を奪取することは不可能でしょうが、今の野党がそれを望んでいないというか、「そんなこと、ほとんどの野党議員は考えていないよ」と当の野党議員が言っているのですから、間違いないでしょう。しかも、かつての日本社会党のように一定の議席を確保することは十分にできますので、それしか考えていないようです。

ただ、不思議なことに、4条件が一つも実現していなのに、世間の批判を恐れて審議に復帰する動きがあることですが、辻元清美さんは、「覚悟してやっている」と言われていましたので、ここで撤収してしまえば、それは恥ずかしいことですし、与党議員から、「じゃー、今までの審議拒否は何だったんだ」とバカにされてしまいます。国民の皆さんも、「良かった!審議に戻ってきてくれて」などと思う人はほぼ皆無でしょう。

それにしても、本会議や委員会を欠席して、議事録もなく、おなじみのメンバーで、肝心なことは答弁権限がない官僚を相手に勇ましく質問している光景は失礼ながら、笑わせてくれます。こんなこと、もう80回以上もやっているそうです。写真中央には川内博史さんが陣取っていますが、彼の偉そうな態度がこのなんたらかんたらヒアリングの実態を象徴しているようです。

もっとも、物事が分かっている、社会をきちんと見る力のある議員はすでに撤収するか、初めから参加していません。逆に言えば、福島瑞穂さん、森裕子さん、柚木道義さん、逢坂誠二さんなど濃い人たちが常連さんですし、辻元清美さんもセンターポジションを取りたいのでしょうが、国対委員長に昇格したので無理ですね。

これも審議拒否と同じく、継続することが重要ですし、国会前でラップしている人たちは大歓迎でしょう。でなければ、本気度市民や一貫左派の皆さんからの支持は一気に引いてしまい、場合によっては「裏切り者!」の罵声が飛んできます。となれば、野党の支持率はさらに低下して、安倍政権の4連勝になってしまいます。

特に立憲民主党の場合はこの人たちだけではなく、必ずしも左の思考を持っていなくても、昨年の総選挙で、「枝野さん、ちゃんと筋を通しているじゃないか!」「ぶれないところがあっぱれだ!」と感動した善良な有権者を裏切ることにもなりかねません。「国民は必ずついてくる」と枝野幸男さんは少し前に言ったばかりですから、それを貫徹せずに、仮に柳瀬元総理秘書官が参考人として国会に出てきただけで、審議復帰することがあれば、明らかに邪道でしょう。

なぜなら、「参考人と証人ではまったく重みが異なり、参考人では嘘を言っても告発できない」強く言われ続けたわけですから、参考人ではまったく筋を通したことにはなりません。もちろん、4条件は何一つも満たされておらず、これでは完敗と指摘されても反論できないでしょう。

なお、このような行動のシナリオを誰が書いているのか知りませんが、米朝、日朝関係が大きく動き出す可能性がある中、連休中でも、安倍さんを始め、河野さんや茂木さんが精力的に外交を進めているとき、「誰が何と言っても、モリだ!カケだ!日報だ!Metooだ!」とやっているのですから、能天気で、ここだけは皮肉ですが、幸せな皆さんです。

さて、「国民民主党」が本日、新しく結成されます。大いに期待しているのですが、参加する議員数が見込みよりかなり少ない船出のようです。私はこの党から立候補する予定の仲間の地方議員たちがしっかりと来年4月の統一地方選挙を戦えるのかと、このことがとても心配で仕方ないです。

さらに、立憲民主党の議席を下回れば野党としての指導権をずっと握れませんし、直後の支持率が5%を下回れば悲しい未来になってしまいそうです。希望の党国会対策委員長の泉ケンタさんは、「私たちの政権のときに、自民党は今回以上に審議拒否をやっていたじゃないか!」と自慢げに言われていましたが、これもいかがなものでしょうか。✿祝・新党結成記念✿審議拒否解除も気持ちは理解できますが、僭越ながらこちらも同様です。

「私たちは原則、審議拒否はしない。新しい国会運営のあり方を提案していく」はそれだけ取り出せば大いに評価できるのでしょうが、繰り返して申し訳ありませんが、「じゃー、今までの審議拒否はなんだったの?」となってしまいます。ここは苦しいとは思いますが、きっちりと反省してから復帰しないと、国民の皆さんからの支持を得ることはできないでしょう。そのことをもの凄く私は恐れています。

つまらなかった政治ショー

朝鮮半島の南北指導者の会談はまるでドサ回りの田舎芝居を見ているようで、ちっとも面白くなかったですし、政治ショーそのものでした。もちろん、今月末か来月には開かれるであろう「米朝会談」の出囃子みたいのものですから、初めから何の期待もしないで良かったです。

それにしても、文在寅さんは北朝鮮と金正恩さんが大好きなのですね。実際、北朝鮮の在韓大使のように振る舞っていましたし、もしかしたら、朝鮮労働党の南朝鮮支部長になりたいのかもしれません。あとは、いわゆる「仲人口」に生きがいを感じているようです。

また、田舎芝居の中でも、青い橋の上での二人だけの話し合いの演出は失礼ながら、特に“臭かった”です。ただ、金さんの専用車の左右で走ってた警備員の姿はなかなか面白かったです。アメリカ大統領と共政会(広島の任侠団体)会長の車にしか見ることができなかった光景でしたので、ちょっとだけ“わくわく”しました。

それで、その二人だけの会話ですが、以下のような内容だったらと想像してしまいました。
「段取りしてくれて、ありがとうな。でも、俺も心配があってさ~。それは嫁の李雪主が『あなた、妹の金与正って目立ち過ぎじゃないの?似合わないミニスカートはいて。だいたい、ホントに妹なの?』と嫉妬がすごいんだよね」。
「委員長様でもそんなお悩みもあるのですね。お察しいたします。私の心配は大統領を引退したあと、過去の行動で引っ張られるのではないかということです。盧武鉉政権で官房長官みたいな仕事をやっていたとき、かなり共和国に肩入れして、情報と金を流していましたから」。
「それは親父から聞いているよ。まあ、そのときはうちに亡命しなさい。それなりの役職は与えてやるから安心しな(強制収容所に直行だけどな)」。
「ありがとうございます。ところで、日本の安倍ってやつだけど、目障りで仕方ないですね。慰安婦や拉致被害者のことでは一歩も引かないし。どうにかなりませんか?」。
「そこなんだよな。まったくうざっとくて嫌な野郎だ。まして、アメリカはトランプだろ。今までの米帝や日帝の指導者は簡単に騙してこれたが、ちょっと面倒くさいな。俺なんか命まで狙われているんだから」。
「それと、委員長様のお母様が大阪生まれの在日だったと変な噂がありますが、事実なのでしょうか?それって、お国ではまずいんじゃないですか」。
「おい!どっから聞いたんだ。だけど実際、困っているんだ。“白頭山の血統”が壊れちゃうからね。何かいいやり方ないかな」。‥‥などなどです。

いずれにしても、米朝会談の途中でトランプさんが席を蹴って出ていってしまうことがないように祈るばかりです。一方、瀬取り監視がさらに強化されることが明らかになりました。日本とアメリカに加え、カナダ軍、オーストラリア軍、そして、イギリス軍まで参加するというのですから、南北指導者の嘆きも理解できます。

審議拒否と不信任案提出で解散へ追い込め!

秋の自民党総裁選挙も絡み、国会が今までになく停滞というか、ほぼまったく動いていません。野党と与党はそれぞれの言い分はあるのでしょうが、北朝鮮など緊張を増す国際問題、働き改革など大切な国内問題を考えれば、異常な状態であることは間違いないでしょう。

それで、お互いに引くに引けない雪隠詰めのようになっていますが、もう、ここまできたら、野党も支持者の期待にしっかりと応えて、最後まで筋を通すことが大切と思います。つまり、4条件をすべて与党が飲まなければ、徹底して審議拒否を貫くことです。

民主党政権が樹立したときは、中道右派や保守的な有権者の皆さんが、「一回、自民党にお灸をすえなければ」と判断して、当時の民主党に投票されました。そして、第二次安倍内閣ができてからは、この先を含めてこのような方々が現れることはありません。

すなわち、立憲民主党はけっこう左側に傾いているし、新しくできる国民民主党もその政策から、穏健な保守層からの投票行為は期待できないので、結局は中道左派から左派の固定的なファン層をがっちりと引き止めることが、もっとも大切にしなければならないでしょう。これは政党として当然のことと私も思います。

となると、審議拒否を途中で止めてしまうことは絶対にあってはならないことで、過去にはその間違いを犯してしまいました。自民党は「内閣不信任案が出されれば、衆議院解散総選挙も一つの選択だ」とかジャブをくれています。これに対して野党は、「脅しだ!」とか「解散する余裕はないだろう」とか言っていますが、自らの力量を否定するようなことはダメですね。

ここは、「上等じゃないか、正々堂々と選挙で国民の審判を仰ごう!」の意気込みを示さなければ、連立与党からなめられてしまいます。辻元清美さんなどは、「この国の民主主義の底が抜けてしまった」と、これ以上の破壊はないと発言されているので、“解散を今やらなければ、いつやるんだ!”が正しいと思います。

一方、間もなく衣替えする希望の党代表の玉木雄一郎さんは勇ましく「安倍政権を倒すために受けて立つ」と言われています。俗っぽいですが、これじゃなきゃいけません。一歩も引かない立派な対応と尊敬します。

ただ、野党の支持率がほとんど上がっていない状況がとても心配ですが、立憲民主党代表の枝野幸男さんは、「国民はついてくる!」と周囲に言われているようです。ですから、選挙運動や政策に真剣に取り組めば、勝利の二文字が見えてくる可能性もあるでしょう。与えれたチャンスは生かさなければなりませんし、その段取りとして、通常国会閉会直前まで審議拒否を継続して、ギリギリのタイミングで内閣不信任案を提出するのが良いと思います。

最後になりましたが、このような情勢になると必ず、「解散は首相の専権事項」と誰もが何の躊躇もなく言っていますが、これはちょっとおかしいです。国民から直接選ばれている大統領ならともかく、国会議員の選挙で総理大臣になっているのですから、神聖にして犯すべからずみたいな専権事項扱いは問題だと考えます。

あとは、自民党幹事長の二階俊博さんが、「いまどうして解散できるのか。幹事長の知らない解散が世の中にあるはずがない」と上から目線でいつも登場します。この人は利権とお金儲けと中国が大好きなようで、尊敬という単語の正反対にいらっしゃる方のように感じます。しかし、不思議と野党の皆さんからの評判はけっこう良いようですので、国会の中の人間関係はよく分かりません。

野党は堂々と解散総選挙で勝負を!

先日、「立憲民主党はもう少し立ち位置を左側に移動したほうが良いような気もします」と書きました。調子に乗ってはいけませんが、そのとおりの路線になってきたようです。希望の党と民進党との合併がどうなるのか分かりませんが、その結果、野党代表がそっちに移ってしまう可能性がゼロではないことも影響しているようです。ただ、衆議院は立民、参議院は新党が野党第一党になるのでしょう。

それで、一つには、6野党共同での「麻生財務大臣辞任、モリカケ証人喚問、改ざん文書全容公開、自衛隊日報真相究明に対しての迅速な回答が出ない限り、本会議とすべての委員会を審議拒否する」というもので、究極のサボタージュです。それを裏付けるように民進党幹事長の増子輝彦さんは勇ましく、「徹底的に安倍政権の退陣まで戦う」とおっしゃっています。

その一方、院外では従来どおり元気に活動していているようです。先週は“最近、少なくなって良かった”と思っていたパフォーマンスが復活しました。女性議員を中心に喪服を着て、「#Me Too」のプラカードを持って行進してました。その趣旨は分かるものの、地方議員の経験しかない私が申し上げるのは恐縮なのですが、あの方々は学習しないのでしょうか。少し前まで、野党が様々なパフォーマンスを繰り出す度に政党支持率が下がっていったことが理解できないのでしょうか。

実際、私の友人の自民党所属の区議会議員は、「以前は野党のパフォーマンスになんでカメラが同行して彼ら彼女らの行動を宣伝しているのかと頭にきていたんだけど、最近はちょっと品がないが、もっと撮って、もっと流してと思っているよ。だって、やればやるほど、野党の支持率は間違いなくダウンするんだから」と言っていました。

そういえば、今回のその示威行動の最前列センターはしっかりと柚木道義先生が確保されていましたが、この先生は「明確なのは安倍夫妻の軽率な言動で、財務省近財局の職員が自殺したこと」と言い切った人です。財務省などの幹部を呼んで、大衆団交みたいなパフォーマンスをやっている席にもいつもいらっしゃるようです。

でも、野党の皆さんでも状況がよく見えている議員たちはそっと後退を始めているし、その数はけっして少なくありません。そもそも、官僚を追求して溜飲を下げているだけなら、それはあるまじき行為ですし、“政治主導だ!”と叫んで、政務三役だけで物事を決め、委員会での官僚答弁を認めなかったのは今の野党でしょう。その人たちが一切の審議に応じないで、役人相手に“真相究明何とかチーム”と書かれた模造紙を貼って、政府を追求する姿は滑稽で笑ってしまいますし、そのメンバーはお馴染みの方々に限られてきているようです。

そして、詳細は省きますが、国際問題、とりわけシリア危機や米朝首脳会談など、極めて憂慮される、緊迫度が増している情勢で、いつものように皮肉でも嫌味でもありませんが、すごい選択を与党に求めたと感心してしまいます。これだけでも、抵抗政党であった日本社会党にほぼ並んだか、追い抜いたと思います。

もう一つ前述のことと関連しますが、立民の国会対策委員長の辻元清美さんが、「毎日一人ずつ証人喚問をやればいい」と言われていたことです。こちらも、“さすがだ、辻元さん!”ですが、これが実現すれば、国会は閉会するまで証人喚問に関する委員会しか開かれなくなり、この国の羅針盤は完全に崩壊し、国民生活は一歩も前に進まなくなります。よくもこんなことを考えつくものですし、立民代表の枝野幸男さんが彼女を国対委員長に選んだのは大正解だったようです。

もう一つ不思議なのは野党がほどんどというか、まったく連立与党の公明党を批判しないことです。普通に考えれば、「もう少しで打倒できる政権をなんだかんだ言って支えているのは公明党じゃないか。ここは自民党以上に許せない」となるような気がしますが、そのことは不問のようです。今の政府というか内閣は自民党単独ではなく、文字どおり、“連立政権”なのですから、私には理解不可能ですし、何か不都合な怖いことでもあるのかと疑ってしまいます。

それにしても、野党はなぜ「解散総選挙で国民の真意を問え!」とは言わないのでしょうか。なぜ「内閣総辞職しろ!」なのでしょうか。私には不思議に感じるのですが、小西洋之先生の「ぶっちゃけます。本気で言います。政権を取ろうと考えてる野党議員ってそんなにいないんです」が正しいようです。というのも、このやぶれかぶれの発言のあと、小西先生が発言を取り消したとか、党から注意を受けたとか聞きませんので、野党議員大多数の共通認識なのでしょう。

さらに、仮に内閣総辞職が実現した場合、一般的には自民党から次の総理候補が出てきて、国会で首班指名選挙が行われることになります。それが誰になるか分かりませんが、その選挙で野党は賛成するのでしょうか、反対するのでしょうか。人によって賛否を変えるのでしょうか。

また、私は持って回った言い方を好みませんが、野党に政権を“禅譲しろ!”という意味ではないでしょうね。希望と民進というちょっと前までは同じ党のメンバーだった人たちが合併するのだって、「◯◯ちゃんが一緒なら、僕、行かないから」と小学生のクラス替え以下のことが行われているのですから、政権が万が一にも禅譲されたら、その野党連合政権は3カ月どころか、3週間も保たないでしょう。第一、三分の一未満少数与党政権の内閣支持率は10%にも届かないと思います。

労働団体・連合も今まで慎重に2党の合流を見守っていましたが、あまりにも情けない状況に、会長の神津里季生さんはしびれを切らして、「政治家としてどう振る舞うかが、選挙で応援するかどうかの大きな分かれ目だ」と言われました。当然のことと思いますし、その意図するところを理解している人は、逆に連合の応援がないという覚悟ができているのでしょう。

話を戻しますが、内閣総辞職とか禅譲だとか、そんな面倒くさいことを選択しないで、今こそ野党は正々堂々と解散総選挙を強く求めるべきでしょう。でないと国民、有権者から「選挙で勝てる自信がないから、いつまでもグダグダやってるんだろう」と思われ、高くない支持率がまた、低下してしまう危険性もあるような気がします。

ある公明党の幹部の発言が新聞に載っていました。曰く「われわれが野党のとき、本気で解散・総選挙を求め続けたし、国民に政権交代に向けた骨太の論争を仕掛けた。だが、今の野党から政権交代に対する真剣さが全く感じされない。そういう意味では、恐れるに足りる存在ではない」と。なめられたものですね。

「健全な民主主義には健全な野党が必要だ」は間違いなく正論ですが、日本の政治は極めて残念ながら、そこからはけっこう遠いようです。評論家みたいなことを言ってすみませんでしたが、野党に皆さんには真面目に、一所懸命に頑張っていただきたいと願っていますし、同時に「健全な与党がなければ、健全な野党もない」の現状を心配しています。背中から鉄砲を撃つの輩は酷いですし、嫌な人たちです。

最後になりますが、フェイスブックの友人が今から6年少し前のユニークなtwitterの投稿を紹介していました。以下、ちょっと長いのですが全文です。『審議を拒否して、国会を空転させて、政権にダメージを与え、政権を倒そうとする方向は、国民から理解を得られないと思います。私は与党議員として審議拒否はせず、引き続き会期末までしっかりと仕事を続け、法案を成立させるべくがんばります。気に入らないことがあれば、国会に来ない。それはおかしい!』。

まったくそのとおりで、100%異議なし!ですが、投稿したのはいつも元気よく感情をあらわにして、政府や官僚を追求している希望の党の山井和則さんです。彼の投稿によって生意気ですが、私の今日の記事がそうは間違っていないことを証明していただきました。もっとも、当時の野党であった自民党なども現在の野党と同じことをやっていたわけで、どっちもどっちかなと妙に納得してしまいます。

アメリカで「台湾旅行法」が成立

少し前のことですが、アメリカ大統領のトランプさんがタイトルの「台湾旅行法案」に署名し、ここから(案)が取れて法律として成立しました。すでに1月には米議会下院で圧倒的多数で可決、上院でも全会一致で可決していました。大統領と議会の台湾への思い入れが強く感じられる法律です。

それで、私はこの法案の名称を初めて見たとき、「台湾に旅行すると何な特典があるのかな」と不謹慎なことを想像してしまいましたが、実際はそんなものではなく、理屈で言えば、トランプ大統領の台湾訪問、同じく台湾(中華民国)総統(大統領)の蔡英文さんのアメリカ訪問が可能になるというものでした。

もちろん、今すぐにそれが実現するわけではありませんが、お互いの高官がお互いの国に行くことが可能になります。つまり、米側では国務省長官や国防総省長官、台湾側では外交部長や国防部長(台湾では部長が大臣に相当)の相互交流や訪問もOKになり、かなり画期的です。

それから、トランプ政権では中国に対して強硬路線を主張している、国家安全保障担当大統領補佐官ジョン・ボルトンさんや通商製造業政策局長ピーター・ナヴァロさんなど、いわゆる“親台派”の人たちが急速に発言力を強めています。さらに、台湾の潜水艦自主建造の計画にアメリカが協力することも決まりました。

そして、アメリカではありませんが、「中国とバチカンが司教任命権で合意か」との記事が大きく報道されましたが、どうやら“不発”に終わったようです。バチカン=カトリックですから、中国が今までやってきた、今でもやっている熾烈な宗教弾圧を考えれば、当然の結果だったでしょう。

なお、終身紅皇帝路線を明確にした中国の習近平さんですが、性懲りもなく、台湾への脅しを増しています。彼にとっては台湾侵攻は絶対に成し遂げたいのでしょうし、今までの指導者もチベット、新疆ウイグル、内モンゴルなどを暴力的に自国の領土にしてしまいました。これらの地域を含めて「中華民族」という存在もしない言葉も調子よく使っています。

一方、現在の台湾は国民による公平公正な民主選挙で国会(立法院)議員と地方議員が選出され、総統(大統領)選挙で政権交代が実現し、刑事訴訟法がきちんと機能し、独自の防衛組織を有しています。この独立国を武力で侵略することがあれば、絶対にアメリカは許さないでしょうし、国際的にも極めて孤立するでしょう。わが国も心構えくらいは持って置くべきと思います。
(写真:台湾中部にある烏山頭ダムへの玄関口の駅前で撮りました)

『空母いぶき』の映画化が決定

 現実よりコミックの展開が先行していると話題の「空母いぶき」ですが、言い換えれば、コミックで描かれていることがリアル世界で実現するということでしょうか。ネタバレは禁物ですが、コミックの中で起こっている出来事を私は否定する勇気はありません。
 それで先日、最新の9巻が送られてきましたが、帯に「実写 映画化決定 2019年公開予定」と書いてあります。主人公の秋津竜太艦長には売れっ子イケメンの西島秀俊さんが演じられるそうで、助演は佐々木蔵之介、監督は若松節朗さんが務められるとアナウンスされています。
 今から楽しみですが、24時間の物語になるようですが、これは「24-TWENTY FOUR-」みたいな構成になるのでしょうか。いずれにしても、TOHOシネマズ新宿のロードショーへ急ごう!まだ、けっこう先ですが。

ありがとう!小西洋之先生

数日前に、内閣総辞職だ!と言っている人たちがいるけど、その後の展望をどのように考えているのか教えて欲しい」と率直な気持ちをお伝えしましたが、その回答を参議院議員の小西洋之先生が明確に示してくれました。もちろん、皮肉でも、嫌味でも、揶揄でもなく、先生には心から感謝していますし、あまりの正直さに好感を抱くようになりました。

それで、どのような会心の一撃だったかというと、ネットのバラエティー番組で、次のように言われています。

「民主主義に対案はないので、その敵である安倍政権を1秒でも早く倒すことが最大の目的」
「ぶっちゃけます。本気で言います。政権を取ろうと考えてる野党議員ってそんなにいないんです」
「いたら安倍政権5年も続いていないですよ」
「安倍政権に代わる政策を我々がつくって選挙やって国民の皆さんの信頼勝ち取ろうなんて本気で考えている野党議員って全員が全員じゃないんですよ」。

なるほど。私の疑問が一気に氷解した理由がお分かりいただけると思います。タイトルのとおり、本心から「ありがとうございます!」となりました。もう、余計なことは言いません。それにしても、民主主義とは“対案”を出すことが少数派でも大切だと教わってきたので、そこだけはとても残念です。

今回のことでそれ以外の疑問も解けました。それは、国政調査権の行使なんでしょうが、国会の委員会や本会議を審議拒否していたその同じ時間に、国会の別の部屋へ官僚たちを呼んで、上から目線の質問を慇懃無礼に繰り返したり、カメラを引き連れて国税庁に行ったり、稀有な詐欺師のような壁の中の籠池さんに会いに行ったりと、あまり意味がないと思われるパフォーマンスを繰り返していることです。

私は少数勢力であっても、健全な民主主義を進めるには、健全な野党が絶対に必要と信じています。でも、とても残念なことですが、「ぶっちゃけます。本気で言います。政権を取ろうと考えてる野党議員ってそんなにいないんです」では、期待することが無理だったようですし、淡い期待を抱いていた私がバカだったようです。


それにしても、小西先生はまだ、亡命されていなかったのですね。繰り返しになりますが、あれだけ断言したのですから、「亡命を受け入れて国を懸命に探しています」とか、せめて途中経過を明らかにしていただきたいと重ねてお願いします。じゃないと、籠池さんに負けない詐欺師になってしまいます。


それから、視点は異なるものの、「そんなこと言って大丈夫かな?この先生」がいらっしゃいます。小西先生と政党は違いますが、柚木道義先生のtwitterでの発言です。今月14日ですが、以下、全文を引用します。


「明確なのは安倍夫妻の軽率な言動で、財務省近財局の職員が自殺までしたこと。昨日の読売みても今日の安倍総理答弁は死者への冒瀆。『書き換え前』の決裁文書までも嘘だったのか、安倍総理が嘘つき答弁してるのか。 首相『書き換え前の文書を見ても私も妻も関与なしは明確』」。


特に「明確なのは安倍夫妻の軽率な言動で、財務省近財局の職員が自殺までしたこと」は安倍さん夫妻はもちろん、無念にも自らの命を絶った職員を冒涜する文章です。国民の公平公正な選挙で選ればれた衆参の国会議員が、憲法の規定に基づいて民主的に首班に指名された人とその夫人が自殺に追いやったというなら、柚木先生は今すぐに明確な証拠を出してください。安倍さんの肩を持つつもりはまったくありませんし、野党は政権や与党を攻めるのが仕事ですが、あまりにも酷すぎます。


終わりに私は巨大与党に比べて少数政党ではありますが、それぞれ50名を超える国会議員を有している希望の党と民進党の支持率がたったの1%であることが不思議で仕方ありませんでした。でも、最近になってその理由がちょっぴり分かったような気がします。

意外とちゃんと機能している国会

今日のタイトルですが、正確には「国会」ではなく「国政」ということでしょうか。昨年から1年数カ月間の国会の状況を嘆いている人たちが、「いつまでモリだ、カケだって、やってるんだ!野党は仕事しろよ!」と言っています。以前には左派の大きい声だけが注目されていましたが、数年前からは月刊誌の売上部数や集会の動員数などで、保守系や右派の皆さんの行動力が増してきているようです。

これには左派の皆さんも、「なんとかしなくては!」と焦っているようです。出版界でも実際、「月刊Hanada」や「WiLL」はけっこう売れていますが、岩波書店の「世界」などは風前の灯火ですし、ネットの世界でも同じようなことが進行しています。形勢が逆転するまでにはなっていませんが、彼ら彼女らの影響力を過小評価することは避けるべきでしょう。

また先日、国会前でラップが大好きな市民団体の抗議行動に別の政権擁護側の市民団体が“抗議”していました。過去にはあまり見かけなかった光景ですし、昨年の総選挙のときも、「安倍はやめろ!」のプラカードを「安倍さん、頑張れ!」の横断幕で囲んでいました。私はどちらにもシンパシーを感じませんが、時代は明らかに変化してきているようです。

さて、近隣のわが国に好意的ではない三つの国々のことを意識すれば、「国民の生命と財産を守ることが国(会)の最大の使命なのに大丈夫かな」とずっと思っていましたが、よくよく、昨年の通常国会からの流れを考え直してみると、そんなに危惧しなくてもいいのかなとも思い始めています。つまり、予算は今年もすでに成立が決まっていますし、いわゆる“働き方改革”もそんなに急いで成立させる代物ではないでしょう。

ただ、安倍さんの肝いりで取り組んできた働き方改革には、悪質な使用者への罰則も含まれていますので、すべてがダメという改正案ではありません。しかし、今回の騒動は首相自身が、「私や妻が(不正に)関係していたのであれば、総理も国会議員も辞める」と気色ばんだことがそもそもの原因です。気持ちは理解できますが、「重要なことなので、きちんと調べて後ほどお答えします」と言っておけば、野党や一部の新聞の「これで安倍の首が取れるぞ!」とはならなかった思います。

これも普通に考えれば、「あれだけ安倍さんが怒って、国会議員まで辞めると言っているんだから、多分、無罪だろうな」と諦めるのですが、安倍さんが憎くて憎くて仕方のない野党や新聞はそうは思わず、「どんな手段を使っても粉砕するぞ!」となり、今日に至っているのでしょう。一方、加計学園の問題は入試倍率が20倍を超えてしまったので、シーンとなってしまいました。やっぱり、この地域に獣医学部は必要だったのですね。新入生の皆さんは今までの風評に負けず、動物や飼い主さんたちのために頑張ってください。

また、昭恵さんは闊達な行動を萎縮させる必要はありませんが、警戒せずに胡散臭い大嘘つきと一時期とはいえ付き合ってしまったのは非難されてもしょうがないでしょう。ですから、首相も昭恵さんも何の関係もなかったことが明らかになった現在でも、上述のことは自業自得というもので、大いに反省してもらわなければなりませんし、再びこんなことが起こらないように制度改革を急いでもらいたいです。いつまでも不毛な議論を聞いているのも嫌になってきました。

それから、影響を受けたこともなくはありませんでした。それは財務大臣の麻生太郎さんが、アルゼンチンに開かれた主要20カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議を欠席せざるをえなかったことです。しかし、これも思ったほどそんなに大きなブレーキにはならなかったようです。国内問題も大切ですし、財務省というお家の大事ですから、結果的には仕方なかったでしょう。

なお、大幅値引きの提案は、近畿財務局ではなく、大阪航空局からなされたようです。今後、財務大臣同様、国土交通大臣からもその過程を聞いてみることも必要になるかもしれません。それから、先日も同じことを申し上げましたが、隣接する公園がどのような経過で売却されたのかにも関心が深まってきます。こちらも、国交省のかかわりが少なくないでしょう。

本題に戻りますが、この間、厳しさを増す安全保障・防衛については言われていほど隙間を与えることはなかったようです。イージス・アショアにしても、F-35戦闘機にしても、陸上総隊や水陸機動団にしても、要の防衛は着々と進められています。すべて完璧とは言えませんが、専守防衛と文民統制のもと、彼の国々に対する防衛態勢には穴がないようにバージョンアップされています。また、好き嫌いは別として、アメリカ大統領との良好な関係もしっかり維持されているようですし、その宿敵である前大統領ともお寿司を一緒に美味しく食べたと新聞で読みました。

もちろん、国内問題で心配なことも少なくありませんが、それによってこの国がすぐに傾くことはなさそうです。ただ、国会の先生方には与野党を問わず、頑張っていただきたいと思います。それにしても、「内閣総辞職だ!」と一部の政治勢力が叫んでいるようですが、本当に総辞職したら、その次はどうような展望をお持ちなのか教えてもらいたいです。

ところで、昨日の野党の証人喚問はまったく迫力がなく、与党のそれは安倍さんよいしょ!みたいでくすぐったかったですし、自民党の丸川珠代さんの聞き方は下手でした。「安倍総理から(改ざんの)指示ははありませんでしたね?」ではなく、「指示はありましたか?」でしょう。答えはどうせ、「ありませんでした」で同じですから、後者のほうが答弁のインパクトが大きくなると感じました。

さらに、証人とのすり合わせはしていたはずですから、本当にこの人ってアナウンサーだったのと疑ってしまいましたし、質疑の最後に、「総理、総理夫人、官邸の関与はなかったということは、証言を得られました」と勝ち誇ったように言っていましたが、そんなことはすでに分かっていることですから、「私たち自民党もこれを契機として、公文書管理や本省と出先機関との連絡体制をしっかりと見直していきます」くらいのことでまとめるべきではなかったでしょうか。

また、共産党の小池晃さんにはちょっと期待していたのですが、悲しいかな空振り三振で、すっかりお馴染の、“これじゃー、審議ができない!”と中断させ、最後にはこれまた定番の“疑惑はさらに深まった!”と大声を発して終了してしまいました。結局は検察当局の捜査結果を待つしかないようですが、それよりも、一昨日の自由党の森裕子さん、社民党の福島瑞穂さん、民進党の矢田雅子さんが拘置所の籠池さんに面会をしたあとのぶら下がりには失笑というより、思わず爆笑してしまいました。

「(籠池さんが)嘘はあかん、嘘があかん、嘘を言ったらあかん」と喋っていたと、森さんと福島さんは嬉しそうに話していました。天下の大嘘つきの人の“嘘はあかん”にも大笑いですが、それをまるで、拘置所の住人のスポークスマンのようにマスコミに伝えるお二人は大丈夫でしょうか。これでは、漫才か漫画の世界ですし、友人は「お互いにキワモノ同士だから、波長は合っているみたい」と笑っていました。この懲りないパフォーマンスで、お二人と野党の支持は間違いなく低下するでしょう。誰が注意する人はいないのでしょうか。

ただ、お二人はその世界をずっと突っ走ればと思いますが、老婆心ながら、矢田雅子さんは少し慎重にされたほうが良いと感じました。彼女は電機連合の組織内議員であり、大阪生まれで伝統あるパナソニック(旧・松下電器)労組のご出身ですし、今回の土地売買についての特別な地域事情もご承知だと思います。ご自分で進んで現場に来たわけではないでしょうし、私の勘違いなら申し訳ないのですが、映像を見ていてそんな気持ちになりました。

それに関連して、共産党や自由党、社民党は知りませんが、民進党系3党で現在の政治状況を判断している先生方はすでに、この問題に対して距離をおいて、フェードアウトしているようです。だから、財務省幹部を呼んでの大衆団交みたいな会議では、いつも決まったメンバーしか参加していません。予算委員会や関連する委員会でも同じことです。

一方、衆議院での質疑ですが、ほぼ参議院と同じような進行だったものの、立憲民主党の逢坂誠二さんの質問は落ち着いていて、僭越ながら、なかなか良かったと感じました。特に、「事案の本当の当事者でないにもかかわらず、こうして証人喚問受けるということについて、理不尽だと思うことはありませんか」という主旨の問いの前後では、佐川宣寿さんは何度も大きくうなずいていました。質問を終わるときの逢坂さんの静かな態度にも好感が持てました。

そして、衆議院でも与党は与党ですからあんなものだったのでしょうが、逢坂さん以外の野党はほとんど玉砕状態でした。さすがに拘置所での話題は恥ずかしくて出てこないと思っていましたが、出てきました。希望の党の今井雅人さんが、「財務省の幹部から10間、隠れているように籠池さんが言っているが事実か?」と聞いていました。これって、昨年に何度も取り上げられていて、とっくに嘘だったことが確定している話ですし、逆に追及材料がまったくないことが明らかになってしまいました。

今井さんは5回も政党を渡り歩き、4回の当選はすべて比例復活というユニークな方で、おせっかいですが、これからの政治生活が気になります。なお、共産党の宮本岳志さんはまったく違う意味でいい雰囲気を相変わらず醸し出していました。腕を組んでふんぞり返った姿は彼しか演じられないでしょう。この党も失礼ながら、かなりの人材難のようです。

最後になりますが、私がもっとも印象的だったのは、佐川さんの逢坂さんへの答弁で、「現場の職員が行う案件としては大変難しい案件だったというふうに思っているんです」というところです。問題はここに集約されているように思いますし、難しいというのは安倍さんとか昭恵さんとかそんなことではなく、大阪というか、近畿地方を始めとして長い間、アンタッチャブル、タブーとされてきたことです。言い換えれば、そこを取り巻く“利権”です。ここに踏み込むのは極めて困難でしょうし、だから、誰も触れることはできませんが、そのことを一番理解しているのは辻元清美さんと福島瑞穂さんかもしれません。四つの勢力が複雑に絡み合う関西独特の闇の世界です。

すべては共産党の意のままに

世界一退屈な会議である中国の全人代(全国人民代表大会)政協(中国人民政治協商会議)が開催されています。今までも毎年、この両会についてお伝えしていますが、日本の新聞やテレビでは、全人代を国会に相当と報道しています。別に中国共産党におもねっているとは思いませんが、これは明らかに間違いで、少なくてもわが国の国会とはまったくの別物で、いつまでこんな表現を使っているのでしょうか。だいたい、国会が開かれている会場の一番目立つ場所に選挙で選ばれていない共産党の最高幹部が鎮座している光景がそもそも異常です。

さて、開会中の全人代は共産党の決定を追認するだけの機関に過ぎませんが、今年は5年に一度の党大会のあとですから、いつもよりは注目されています。お題としては、国家主席の任期が今まで2期(1期は5年)までだったのを廃止すること(決定済み)、王岐山さんが国家副主席に就任することの二つが焦点になっているようです。あとはいつものように、全国3千人の代議員が楽しみにている首都・北京での公費観光旅行です。

それで、国家主席は彼の国にとっては象徴的な位置づけで、共産党総書記と党中央軍事委員会主席に比べてもかなり軽い役職です。ただ、習近平さんが外国に行ったり、国内で賓客を迎えるときは国家主席という名前を使いますから、どうでもいいということでもありませんし、この場合は元首でしょう。

ちなみに、あまり報道されていませんが、国家主席のお世話をする弁公室(事務局)は何と!共産党中央委員会内にあります。これだけでも、国家主席も共産党の指導のもとにあることが分かります。なお、国家主席を選出したり憲法を改正する全人代もすべてが共産党の決定に従うだけの機関で、政協に至ってはあってもなくても誰も困らない不思議な組織です。中国は西側諸国の民主主義とは異なった統治制度を目指しているようですが、いずれにしても、酷いものです。

そして、国家主席の任期撤廃ですが、これは2022年の次期党大会での総書記の選出に大いに関係があるようです。総書記は党中央委員会や政治局の責任者ですが、その大会で習近平さんは69歳になり、前例に従えば引退となります。それを避けるために全人代で前触れをしておいたのでしょう。つまり、総書記や党軍事委員会主席を3期以上やるということですし、それまでに、さらに態勢を強化できれば、いよいよ、総書記から「党主席」へのバージョンアップで、これをもって、文句のない「核心」となります。

このように見てくると、昨年の党大会で69歳の王岐山さんはとりあえず引退しましたが、なぜか、全人代の議長団のお一人としてひな壇に座っていたことが理解できます。つまらなそうなお顔でしたが、ヒラ党員に過ぎない方がここにいること自体が、これからの中共の権力闘争の勝ち負けがはっきりしたようにも思えます。相変わらず、国務院総理のリカちゃん(李克強さん)は直属の部下が落馬してしまいました。会議では習近平さんに目を合わせてもらえませんし、元気がなくて可哀想です。

それから、前々回の党大会から僅か4年半で、どうして習近平さんがこれだけの権力を握ることができたかですが、やはり、徹底した汚職の摘発でしょう。中国共産党には9千万人近くの党員がいるようですが、最高幹部から末端まで一人の例外もなく、袖の下をもらっていました。これは彼ら彼女らにとってはいいとか、悪いとかではなく、私腹を肥やすため、出世をするために入党したのですから、当然のとこです

しかし、習近平さんはこの長く続いた美味しい歴史を逆に利用することで、政敵を狙い撃ちすることができました。なぜなら、全員が非合法財テクをやってきたのですから、“あいつ、邪魔だな”と思えば、誰だってお縄にすることができたわけです。

また、もう一つの大会である政協のお偉いさんには、国家監察委員会という党員以外も取り締まる秘密警察ような組織も立ち上がりましたから、やる人がいなくなってしまうようにも思います。解放軍もどうなんでしょうか、少なくても賄賂はかなり上手くやらないと懐には入らないでしょう。勝手に武器を外国へ売り渡すこともかなり難しくなっているようです。

最後に今日のタイトルと記事のとおり、すべては共産党の意のまま物事が決まっていきますし、人民解放軍(武装警察も)は国家の軍隊ではなく、中国共産党所属私軍です。人民の蜂起により党独裁が危なくなると、戦車でその人民を轢き殺すことをいとわない軍隊です。その軍隊の特に空軍、海軍、ロケット軍がすごい勢いで拡張しているのですから、わが国もそれに耐えられる政府と軍事力、法体系が必要と思います。

(写真上:こちらのほうがはるかに重要な中共三中全会で、全人代の直前に開催され、すでに案件はすべてここで決定済みです 同左下:全人代 同右下:政協)

民進党は堂々と進んでください

これまで、「希望の党はどこへ行く~頑張って!」「頑張って!立憲民主党」のタイトルで記事を載せました。生意気な駄文で失礼しましたが、最後に本家の民進党です。立憲民主党がそこそこの支持率を維持しているのに、民進党と希望の党のそれを合わせても2%以下という状況は深刻です。両党の国会議員は合計で110名もいるのですから、戦後日本政治史の最大の珍事と言ってもおかしくないでしょう。

それで、いろいろな選択というか、組み合わせが検討されているようですが、私は長い間、地方議員を務めさせていただいたので、来年春の統一地方選挙で改選を迎える同僚や後輩のことがとても心配です。また同時に、夏に行われる参議院議員選挙も連合系の皆さんがどこの政党で立候補するのかも気になるところでし、早くしないと間に合わなくなるようにも思えます。

ところで、因数分解みたいな新党の模索ですが、なかなか上手く行っていないようです。立憲民主党は今のところ、勢いが落ちていないので、しばらくは“ゴーイング・マイウェイ”で行くでしょう。ただし、「組織でまとまってはダメだけど、一人で来るならいいよ」とけっこう戦術的な拡大を続けています。地方議員も次々と入党させています。

一方の希望の党と民進党、民進党シニアクラブは“誰ちゃんが一緒じゃー、僕は嫌だからね!”などとかなりユニークなことがまかり通っているようですし、またぞろ、「新しい党名を浸透させるためには1年は必要だ」とか、「理念や政策などを乗り越えて新しい党を作っていきたい」などと民進党の幹部が言っています。

もう、まったく過去の苦い経験を学んでいないのですね。今まで、他党と合併し、党名を変更し、代表をすげ替え、潜り込みを目論み、その度に支持率が下がってきたのに、何を考えているのかと思ってしまいます。岡田克也さん(党籍はあるが)、蓮舫さん、前原誠司さん、以前の党首(代表)は誰も民進党内にはいません。これって、かなり異常ではないでしょうか。

でも、前述のように、来年に二つの重要な選挙があることは避けられないのですから、より良い方法を見つけなければなりません。まず、希望の党の名前は松沢成文さんのグループに差し上げ、大串博志さんたちのように、「俺たちは憲法改正と安保法制は絶対反対だ!」と主張されている方々は立憲民主党に移籍していただくのがベターでしょう。お互いの考え方にそれほど違いもないと思いますので、それなりに仲良くやっていけるような気がします。

それから、民進党に残留している左派の皆さんも立民に移られたほうが選挙も有利に働くことも間違いありませんし、その方がお互いにスッキリするでしょう。その上で“大同団結”して、その結果、どのくらいの国会議員が残るか分かりませんが、党名を変えず、統一地方選挙と参議院選挙を戦えば、きちんとした成果は出るはずです。

いずれにしても、国民や有権者の皆さんは、党名や党首を変更して支持率を上げようとするやり方に辟易しています。大変僭越なのですが、こんなことも理解できないのでしょうか。まして、代表の大塚耕平さんは選挙に負けたわけではありませんから、彼の誠実なお人柄を前面に打ち出して「民進党」で戦うべきと思います。

『民社党』の立党精神とは

少し前のとこですが、前・総理大臣の野田佳彦さんが次のように言われていました。「現状を放置すれば、立憲民主党は旧・社会党化し、希望の党は民社党化し、55年体制に逆戻りしていく(後略)」。民進党の大御所として、いつくかに分裂した現状を嘆いておられるのだろうと感じました。

それで、思想的にはまだまだと思いますが、立憲民主党の日本社会党化はほぼ完了したようです。これから、政府・連立与党に対決姿勢を強め、抵抗勢力としてある意味、共産党以上に磨きがかかっていくでしょう。地方組織の設立などもけっこう順調に行っているようです。

それから、以前にもお伝えしたように、社民党と自由党と大同団結して一つの党となり、さらに共産党とも左派連合を組んで来年の参議院選挙に臨めば、良い結果が出るような気がします。その選挙を各地域で支える地方議員の移籍も続々と行われています。

そして、連合の自治労や日教組などの公務員労組、私鉄総連やJR総連なども立憲民主党への支持や推薦が一本化でき、とてもやりやすい、執行部も現場も力が入る選挙になるでしょうし、民進党に在籍している連合組織内参議院議員の皆さんも立憲民主党に移る方がこれから増えていくのでしょう。

さて、前置きが長くなりましたが、一方の「希望の党の民社党化」とはどうなんでしょうか。いささか古いことになりますが、当時の日本社会党から民主社会党(結党時の名称)が分裂したのは昭和34年のことです。いくつかの理由がありましたが、最大のものは日米安全保障条約を巡っての考え方の違いです。

端的に言えば、社会党は日米安保反対、民社党は賛成でした。国の使命、国会の最大の役割が外交と防衛(安全保障)であることを考えれば、ここで袂を分かったのは特筆すべき出来事でした。あとは、社会党は共産主義に比較的寛容であり、民社党は強い拒否姿勢を貫いていました。

合わせて、民社党は“福祉国家の実現”を強く訴えていました。今では右から左まで同じようなことを言っていますが、当時の保守派は「怠け者を助けるだけ」、左派は「権力からのおこぼれはいらない」と真顔で言っていたと先輩から聞いています。今では信じられませんが、そのような時代だったようです。

さらに、北方領土返還についても社会党は何の取り組みもしませんでしたが、民社党は労働組合「同盟」と積極的に進めていましたし、北朝鮮による拉致問題も同様です。社会党は北朝鮮の朝鮮労働党と友誼関係にありましたし、その流れと考え方は一部の人たちに今でも引き継がれています。

ところで、過去は過去、時代が変わったと言えばそれまでですが、希望の党が仮にいくつかの隘路を越えれば、“民社党化”というのもあながち間違っているとも思えません。ただ、この党がいつまで存続するのかは極めて不透明ですし、地方議員がここに入党したという話は聞いたことがありません。立憲民主党とは対照的です。

いずれにしても、政党はしっかりとした主義・主張が絶対に必要ですし、それを支援している組織もほぼイコールでなければ現場が混乱します。新しい政党が立ち上がり、「そちらのほうが選挙で勝てそうだから」では、時代に耐えられる思想・信条を堅持し、苦渋の道を切り開いてきた先達に申し訳ありませんし、恥ずかしくて仕方ありません。

北朝鮮のプロパガンダ『美女応援団』

最初のことは少し興味もありましたが、日本のテレビが繰り返し、繰り返し流す北朝鮮の「美女応援団」の映像も次第に辟易してきました。屁理屈をこねるつもりはありませんが、美女の定義って誰が決めているのでしょうか。心のきれいな美女だっていると思いますし、口の悪い友人は、「そもそも、美女じゃない人がずいぶん混じっているじゃないか」と言っていました。

さて、申し上げるまでもなく、彼女たちは北朝鮮の徹底した管理のもとで一切の行動をしています。ただ、そのことが苦痛かと言えばそうではなく、金王朝三代のもの凄い思想教育を受けていますし、それは自らがなにも考えず、ただただ、将軍様や首領様にお使えすることがすべてですから、意外と不自由には感じていないのでしょう。もちろん、飢えと寒さで苦しんでいる人民より格段に素敵な生活が保証されています。

そして、いつも思うのですが、あの一糸乱れぬ所作は素晴らしいというよりも、だんだん、異様なものに見えてきました。北朝鮮がとても得意とするプロパガンダですが、同様な行事に「マスゲーム」があります。金丸訪朝団(社会党の副委員長も一緒でした)が涙を流して喜んだあれです。

現在はやっているかどうか知りませんが、YouTubeで過去のものを観ることができ、なかなかの迫力です。それで、ちょっとびっくりしたのは、右側に関連ビデオが表示されますが、日本のある団体のマスゲームのようなイベントがいくつかありました。面白いと思ってクリックすると、これが北朝鮮のそれとかなり似ていました。

こちらも今でも開催しているのかどうか不明ですが、もし、やっているとすれば、関係者にお願いして観賞してみたいです。どちらも、参加者の皆さんが生き生きとして踊り、歌っています。偉大な指導者に捧げる精神と肉体は見事で、第一に目の輝きが商業イベントとはまったく違います。ここまでやるのは練習も相当難儀だったでしょう。

それから、北朝鮮の話題に戻りますが、一刻も早くこの国の体制が変わることが東アジアの安全保障にとって極めて重要と思います。やはり、左右の全体主義に対して戦っていかなければならないでしょう。左は共産主義、右はファシズムで、究極的には同じようなものです。

ファシズムの代表例はナチス・ドイツで、共産主義のそれは中国と北朝鮮です。詳しくは別の機会にお伝えしますが、中国では急速な勢いで一党独裁ではなく、一人による独裁体制が着々と作られています。習近平さんのことですが、共産党がすべてを管理し、その共産党政治局は習近平さんの言いなりという状況が完成されつつあるようです。

すみません、美女応援団から話題が飛躍してしまって。でも、本当にこの国の将来が心配で仕方ありません。野党は与党に厳しく対峙することが大切ですが、また、モリだカケだって国会でやっている姿を見ると、野党の先生方には失礼ながら、情けなくなってしまいます。この国と国民の皆さんの生命と財産を守るために頑張ってくださいね。お願いします。

退屈そうだった安倍さん

総理大臣の安倍晋三さんと韓国大統領の文在寅さんの五輪会談のときの写真ですが、実に安倍さんの気持ちが正直に表れています。かたや、北朝鮮を喜ばせるためには何度もやる彼の国の大統領さんは満面の笑顔でとても対照的です。

安倍さんとしては秋の自民党総裁選に向けて、お金儲けと利権が大好きな幹事長の二階俊博さんの機嫌を取っておかなければならないし、同じく憲法改正のために公明党・創価学会に配慮した結果だったのでしょう。

それにしても、自民党左派や公明党・創価学会は韓国や中国に強いシンパシーも持っているのですね。もっとも、公明党代表の山口那津男さんは、安倍さんの親書などを先方に届けることもありますので、官邸とのすり合わせはできているのでしょう。

また、慰安婦問題については前進も後退もなく、これも織り込み済みのことで、安倍さんも文さんも別にどうということもないようでした。悪い表現では出来レースみたいなもので、平昌に行っても行かなくても分かっていたことです。

ところで、文さんの北朝鮮に対しての大サービスぶりはある意味、見事と言うしかありません。けっして皮肉ではありませんが、文字どおり、金正恩さんのメッセンジャーになれて嬉しくて仕方ないようです。

そして、韓国大統領府の青瓦台にはムンさんと同じ従北派の官僚などが大勢いますし、少し前にもお伝えしたように、これからは「日米韓VS北」でなく、「日米VS南北」の構図がますます強くなっていくでしょう。つまり『同盟』より『民族』です。

一方、北の金正恩さんも妹や何とか楽団とかを上手に使いこなしたようですから、大満足でしょう。でも、自分のおじさんをろくに裁判もしないで銃殺させ、お兄さんを毒ガスで殺せと命令した張本人であることを忘れてはいけません。

さらに、わが国を海に沈めてやると公式機関に言わせているのも彼です。少なくても現在でこんな恐ろしいことを真顔で言っている国は北朝鮮以外にはありません。海に沈めるというのは日本国民を皆殺しにするということです。

合わせですが、こんなことを書くと、「どこに証拠があるのだ!」と難癖を付けてくる日本人がいますし、拉致問題のときも同じでした。当時の日本社会党“拉致は政府のでっち上げ”と自信満々に主張していました。困ったものですね。

それから、余計なお世話ですが、パラリンピックが終了したら韓国には行かないほうがいいかと思います。やっぱり、アメリカを甘く見てはいけないでしょうし、韓国&北朝鮮のこれ以上の時間稼ぎは絶対に許さないことは間違いありません。

最後に日韓のマスコミが北朝鮮のナンバー2だと大騒ぎしている金永南さんですが、金王朝3代に余計なことは一切言わずに忠実に仕えてきただけの人で、現在の北朝鮮では実力も能力もゼロです。だからこそ、粛清されることがなかったのでしょう。
(写真の背後色はあとから入れたものです)

「自治労」の賢明な判断

先週にお伝えしようと思っていて忘れていました。それは、全国の自治体(都道府県や区市町村など)で働く人たちの労働組合・自治労(全日本自治団体労働組合・約79万人)が、来年の統一地方選挙や参議院選挙では立憲民主党支持を決めたことです。もちろん、今ある民進党への支援も継続するそうですが、残念ながら、希望の党はほぼ蚊帳の外のようです。

それで、とても僭越ながら、まさに時代と状況を読んだ賢明な判断であると思います。この組織の責任者の委員長さんは、「立憲の綱領、基本政策は自治労の政策、運動方針とおおむね一致できる」と言われていますが、組合員を代表した率直なお考えでしょう。原発や辺野古移転、安全保障問題、憲法改正など、私の考えとは大きく異なりますが、この辺りの政策も両者は一致しているようですから、整合性や今後の取り組みにも齟齬が出ることはないでしょう。

しかし、今回の決定は特段驚くことではありません。昨年の総選挙で彗星のように現れた立憲民主党ですが、その選挙のとき、物心両面の援助をしていたのは自治労と言われていますし、組織内参議院議員の江崎孝さんはすでに民進党からこの政党に移籍しています。自治労こそが最大の立役者であり、政党に対して口だけ大将で、「俺たちが応援してやってんだ!」と言って、その実、ほとんど何もやっていない組織とは比べようもなく立派です。

また、ほかの産別のことはよく分かりませんが、日教組や旧・三公社五現業系の組合も自治労のあとに続くかもしれません。今年は国政選挙がありませんから、立憲民主党の人気がさらに上昇することは難しいと思いますが、一定の支持率は維持するものと思います。だから、各産別の命運をかけて戦う参議院選挙では、この党からの立候補がかなり効果的と感じます。

実際、民間大手の私鉄総連はその選挙で組織内候補者を立憲民主党から擁立することをいち早く決めました。一昨年の参議院選挙では社民党を見限り、民進党(当時)から立候補しましたが、「これでやっと、俺たちと同じ考えの政党で選挙を戦える」と幹部の皆さんの喜びが聞こえてきそうです。私鉄総連の政策はかなり左派的なので、参議院選挙に向けて組織の内部が盛り上がっていくことは確実です。

そして、何度も恐縮ですが、立憲民主党は日本社会党の再生ですから、自治労の活動方針とも完全とは言えないまでも、その相性は委員長の発言通り、相思相愛といっても間違いではないと考えます。やっぱり、この辺は大変重要なことで、お互いにスッキリしたと思われているのでしょう。

政党は労働組合の下請けではありませんし、労働組合は政党をコントロールすることはできません。両者はあくまでも支持・協力関係を維持していくことが大切でしょう。これを踏み外すと日本共産党みたいになってしまいます。実際、共産党は労組内で影響力を排除されそうになると、躊躇せずに分裂させ、自分たちがコントロールできる新組合を作ってきました。

政党や労組だけのことではありませんが、いつまでも自分たちの主義主張と異なる政策など掲げるところを応援する必要はないでしょう。身体にも良くないことですし、それは結局、現場で働く組合員の期待を裏切ることになってしまいます。今回の自治労の決断はその意味でも正しいものと思います。(写真:Googleマップ)

福島さんと森さんは立憲民主党へ

福島さんとは元・社民党党首で参議院議員の福島瑞穂さん、森さんとは現在は自由党所属の同じく参議院議員の森裕子さんのことで、“立憲民主党へ”とはそのような報道や事実があったのではなく、私の「こうなればいいな」という願望みたいな表現です。

それで、社民党は党首選挙で一人も手を挙げないという異常事態でしたが、何とか又市征治さんに決まりました。政治家の下半身問題に興味はありませんが、この人、週刊誌のデリヘル嬢報道に対して元気よく訴訟を起こし、その後、そっと放棄していました。つまり、事実を認めたということだったのでしょう。その社民党の国会議員は4名ですが、規定によりで政党助成金は受け取っています。

一方、自由党は6名の国会議員で構成されていますが、小沢一郎さんに往時の勢いはまったくなくなり、そう遠くない将来の存続も難しいのではとの意見も少なくないようです。山本太郎さんとの共同代表制というのも分かりにくいですね。

そのような状況で、立憲民主党が誕生し、昨年の総選挙前後の支持率からは後退したものの、民進党、希望の党、社民党、自由党のそれをすべて足し算した数字よりも上回っています。また、連立与党では公明党の議席が減りましたから、相対的に自民党の力が強まっています。

ですから、やはり、野党第一党の立憲民主党には頑張ってもらわなければなりません。繰り返しますが、先日、蓮舫さんと山尾志桜里さんの入党が認められ、蓮舫さんは参議院の国会対策委員長に就任されました。蓮舫さんの友人の手塚仁雄代議士は、「衆院の辻元清美国対委員長とのコンビは、恐らく安倍総理が最も嫌がる人事ではないかと思います」とSNSで発信されていました。

タイトルの意味に戻ります。とても失礼な表現ですが、前述のように社民党と自由党には明るい未来はないように感じます。共産党はどうなるのか不明ですが、しっかりと政権に対峙できる野党は必要ですし、だとしたら、安倍さんがもっともかどうかは分かりませんが、かなり嫌がっていることは確かな福島瑞穂さんと森裕子さんには立憲民主党に入党していただきたいと思います。

できれば、そこに山尾志桜里さんにも加わっていただき、予算委員会では超強力な五枚看板の衆参議員で政権や安倍首相に勝負をかければ、もの凄いインパクトになるような気がします。さらに、民進党内に残留している左派参議院議員で来年に改選を迎える方もいらっしゃるので、そろそろ、立ち位置をはっきりされたほうが良いと思います。

僭越ですが、わが国には共産党とは異なる左派政党が何としても必要と考えますし、それを担えるのは日本社会党の再生である立憲民主党以外ありません。もう、党内が滅茶苦茶な希望の党にいる大串博志さんのグループもこちらに移られるほうが次の選挙でのメリットがあるでしょう。

なお、余談ですが、今日の写真にお二人が写っています。このあと、籠池さんの家に入って、何を話されていたのか教えてもらいたいです。もちろん、今井雅之さんと共産党書記局長の小池晃さんも同様に、ご自分たちがいつも強く主張されている「説明責任」を果たしていただきたいと思います。

『民泊』は百害あって一利あり

今年の6月15日から住宅宿泊事業法が施行されます。いわゆる“民泊”が一定の条件を満たせば、全国の自治体で住宅を利用した宿泊が年間180日を限度に可能になります。これは国内外からの観光客の宿泊事情がとても厳しく、ホテルや旅館などでは対応できないことが理由とされています。特に2020東京五輪・パラリンピックに向けた施策でしょう。

しかし、ここに来て、どうも観光のための提供ではないことが明らかになってきました。以前の記事でもお伝えしましたが、この問題の所管が厚生労働省から国土交通省に移っています。ここには観光庁もありますが、不動産業界の取りまとめもやっています。観光振興が次第に本来の趣旨を逸脱し始めていますし、各自治体の民泊制限条例原案を読んでもそれは間違いありません。

つまり、法律には第一章第一条に、「この法律は、我が国における観光旅客の宿泊をめぐる状況に鑑み(中略)観光客の宿泊に対する需要を的確に対応して(後略)」と謳っています。ですから、民泊を観光宿泊以外の目的で行えば、それは法律を順守しないことになります。どうも、変な方向に向かっているようです。

さて、前述の観光宿泊ではないとするならば、本当の目的は何なのか。それはマンションや空き住宅が多くなって、不動産屋さんやオーナーなどが収益を確保することが難しくなってきたことの救済策にすぎません。この部分だけがタイトルの『一利あり』ですが、これはかなりの問題で、特に海外からのお客様に接する「お・も・て・な・し」など期待できるはずがありません。それどころか、前回も指摘させていただきましたが、間違いなく、地域の治安は悪化しますので、そうなってから後悔しても遅いと思います。

私は昨年、東京台東区を中心に広がる旧・山谷地区大阪西成区の旧・釜ヶ崎地区をけっこう長い時間、視察してきましたが、そこでは多くの外国人観光客とお会いしました。最近はテレビでも両地区の廉価の旅館・ホテルなどの様子が放映されていますが、ここでは管理人さんやオーナーさんが一緒で、文字どおり、下町のおもてなし、ふれあいがあります。

そして、現在は違法民泊を利用している外国人の国籍はある国がとても多いそうです。不動産業界、国土交通大臣、最大の利用客の国家、この三つの組織や背後にいる団体を透視すると、一つの強力な構図が見えてきます。どうか、これから対策条例を作る各自治体の長と議会には問題の本質を見極めていただき、実質的に民泊営業を断念させるくらいの条例が必要でしょうし、マンションの管理組合も同様な厳しい規定を作成することが大切と思います。

ところで、2020に向けて政府はテロ対策にすごく力を入れています。もちろん、大いにけっこうなことですが、爆弾やトラック突っ込み、要人暗殺などのハードだけが心配ではありません。日本に入国する人たちと、滞在期間が終わって出国する人の数が合わないのです。この人たちはハードテロではなく、かなり長期に渡り違法に潜伏して、彼の国の将来の目的達成のため、わが国の実力組織の分析などを狙って活動しているようです。

繰り返しになりますが、日本の外事・公安警察は優秀なのですが、相手の数が多すぎて、全員を視察・行動確認することはできていません。地域の治安が低下するだけではなく、今回の民泊がこの国全体の治安悪化につながってしまうとすれば、今日のタイトルではありせんが、“きっと後悔する民泊”になってしまう危険性が低くありません。こんなことに加担する政権内特定勢力はいったい何が目的なのでしょうか。もしかしたら、戦後最大のタブーはここにあるのかもしれません。(写真は本文とは関係ありません)

自らが傀儡になった文在寅さん

北朝鮮がアメリカのことを「帝国主義」、韓国のことを「傀儡政権」と好んで呼んでいるのは過去からですが、その韓国大統領の文在寅(ムン・ジェイン)さんは本当に傀儡政権の親玉になってしまったようです。ただし、アメリカの傀儡ではなく、北朝鮮のそれです。私は筋金入りの従(属)北(朝鮮)派とずっと思っていたのですが、考えが甘かったようです。韓国の有権者が選挙で選んだ指導者ですから、外野が言い過ぎるのは良くありませんが、日本や同盟を結んでいるアメリカの安全保障にストレートに関係することは、国際社会に積極的に発言していかなければなりません。

さて、慰安婦問題については、評論するのもバカバカしくなりましたが、私たち日本人にとって忘れてならないのは、その原因を作ったのは吉田清治さんという大嘘つきな人と朝日新聞だということです。あとは政権政党内左派政治家もお囃子を演奏していた面々です。また、彼の国の大統領は朴槿恵さんを完膚なきまで叩くために、慰安婦のことを限りなく拡大しているようにも感じます。でも、あまりやり過ぎると退任後は刑務所に直行という、過去の大統領がたどった道を彼自信も歩くような気がします。

ただ、最近、購読部数が急落している朝日新聞は意図的に事実を曲げたのではなく、検証することを省いて吉田氏の言い分を信じてしまったのでしょう。福島第一原発所長さんのことも同様ですが、紙面でお詫びをしたはずなのに、本当に反省しているかどうかは極めて疑問です。昔だったら右派陣営から突っ込まれることはなかったのでしょうが、ネットメディアの力が大きくなり、ごまかすことができなくなってしまいました。もちろん、そのネットメディアの真贋を見極めるのは一人ひとりの読者です。

すみません、話題を元に戻します。平昌での冬季五輪&パラリンピックは是非、成功していただきたいですが、韓国政府は北朝鮮の選手やら、高官やら、応援団などが来ることでとても嬉しそうです。例の美女応援団も一緒なのでしょうが、何だか、嬉しいのか、そうでないのか、今からちょっと複雑な気分です。ただ、国連安全保障理事会の制裁決議は一歩も後退することなく守っていただきたいと願っています。どうも、韓国という国は国際的な約束事を順守しないことが知れ渡っていますので、心配であることも事実です。

それから、この期間中は米韓軍事訓練をしないことで両国は合意したようです。「平和の祭典に政治を持ち込むな」という政治的な意見には賛同しませんが、わが国からも多くの観客が訪韓するのでしょうから、戦争の導火線になるような演習は避けることが賢明な選択でしょう。しかし、開催期間中だけでその後のことは何も言っていませんし、アメリカもこれ以上の時間稼ぎは許さないと思います。そして、自衛隊が大嫌いな韓国は邦人脱出に飛行機を使うことの話し合いすら拒否していますので、以前にもお伝えしたように、明日にでも全員救出できる方策を考えなければ、だらしない日本政府になってしまいます。

最後になりましたが結局、ムン・ジェインさんは国家としての正当性は、韓国ではなく北朝鮮にあると考えているのでしょう。端的に言えば、現在の指導者のお祖父さんの金日成さんが日本帝国主義&日本軍と戦って勝利したということです。これは私の仲の良い帰化した友人も言っていました。それと、まったくの推測ですが、文大統領と少なくない国民の皆さんは祖国を南北統一して、現在は北朝鮮が持っている核兵器を共有財産としたいのではないでしょうか。儒教というのは優れた教えなのか、そうでないのか、よく分かりませんが、最近は特にそんなふうに思うようになりました。

もう一つ忘れていました。安倍首相の平昌五輪訪韓のことですが、これはやっぱり、行かないほうがいいのかなと思います。一部新聞の論説などでは、「ここで安倍総理は太っ腹を見せろ」みたいなことを主張していますし、与党の幹部(特に公明党が熱心なようです)もなぜか“行くべきだ”と言っています。しかし、相手は“来てくれてありがとう”と感じることはまったくないでしょう。というか、「われわれの要請を無視することはできず、謝罪の想いも含めて来韓した」と喜ぶような気がします。いずれにしても、朝鮮半島は北も南も面倒くさい国ですね。大きな事故が起こらないことを祈りつつ、平昌冬季オリ・パラでの同胞の活躍を期待しています。
(写真出典:Krea.net海外文化広報院)

「希望の党」はどこへ行く~頑張って!

写真の方は希望の党の結成記者会見での福田峰之さんです。私は自分のブログなどで彼のことをかなり批判しましたが、今、あらためて、おめでたい、しかも数少ない立ち上げメンバーでのお披露目だというのにこの浮かない表情を見てみると、哀れだなと思います。現在はどうされているのでしょうか。相変わらず、水素エネルギーがなんたらかんたらでしょうか。結局、このような人は人気が出そうな政党ができると、「より多くの皆さんにご支援をいただける」と不可解な理屈を付けて引っ越していくのでしょう。

さて、私は立憲民主党や民進党も同様ですが、この党に所属する長島昭久さん、松原仁さん、細野豪志さんにはとてもお世話になりました。ほかの方からの評価は分かりませんが、この世界、いろいろな形でお世話になった皆さんに背を向ける、余計な批判をすることは好きではありませんし、昨年の総選挙での応援でも、「どうしてあの人はあの候補者を支援しないんだろう」と感じたことが少なくありませんでした。

長島さんは特に私の都議時代、なんでも率直にお話しができる方で、思想・信条もほとんど重なっていましたし、選挙やパーティーの弁士としても必ず参上してくれました。松原さんは民主党都連会長のとき、落選中の活動資金を制度として作ってくれました(月間で約15万円)。細野さんは落選した直後、本部幹事長をされていましたが、200万円の一時金を提供してくれました。もちろん、いずれも、収支は東京都選挙管理委員会東京都選挙管理委員会にきちんと届けています。

それで、その方々が在籍している希望の党の支持率が報道各社の調査で1%に落ち込んでしまったことは極めて残念です。分裂したとはいえ、50を超える国会議員がいるのに支持率が1%って、どうゆうことなのでしょうか。もう本当にこの党に希望はないのでしょうか。写真の政党PRボードは今でも使っているようですが、有権者の中で真に、希望の党が「日本に希望を。」を実現してくれる思っている人はいるのでしょうか。

一方、先日もお伝えしましたが、左派としての立ち位置を確立している立憲民主党はここに来て、蓮舫さんと山尾志桜里さんという二枚看板の入党が実現しましたが、支持率は結党時の半分になってしまいましたし、本家・民進党のそれも1%ちょっと、悲しいかな希望の党とどっこいどっこいになっています。国会における“会派”はとても大切な集団になりますが、それもどの組み合わせが良いのか、NHKの世論調査でも、その必要がなしが約3割、すべきが15%、さらに“どちらともいえず”は約半数を占めました。これは言い換えれば、関心がない、どうでもいいということでしょうか。

このような極めて憂慮される状況で通常国会が始まります。公平公正な政権選択選挙で自民党が大勝したことに文句はありませんが、多くの国民の皆さんは、首相の安倍晋三さんや自民党、連立与党に白紙委任したわけでもないでしょうし、ただただ、党名を変え、他党と合併し、代表が変わり、モリ・カケ専門になり、その度に支持率が下がってさらに愛想を尽かし、ついには看板替えを目論んだ結果、4分裂した政党に何の魅力も感じなくなっているとすれば、けっこう深刻な事態であり、残念で仕方ありません。

それと、大切な政策のことですが、一部の報道によると、企業・団体献金を受け取ることを禁止した公約ですが、これを見直して受け取ることを可能にすると伝えられています。私はやり方をきちんとすれば、この献金に反対ではありませんが、いくらなんでも、昨年の10月に有権者に約束したことですし、しかも、それを法的に義務付けると言っていましたので、正反対に変更するというのはいかがなものでしょうか。これは「希望への道」しるべ・12のゼロに「企業団体献金ゼロ」と示されていて、今でもこの党のホームページで見ることができます。

さらに、12のゼロが現実のものとなるよう、そろそろ工程表を発表してもらいたいと思います。どれもが重い約束事ですが、特に「満員電車ゼロ」は待ったなしにやってもらいたいですし、毎日のラッシュアワーで難儀している人たちのためにも、よろしくお願いします。そのほかにも、受動喫煙ゼロ、ブラック企業ゼロ、花粉症ゼロ、電柱ゼロなどなど、とりわけ、とても注目されている事柄が並んでいます。直ちにすべてがそうなると思ったりしませんが、方向性だけでも検討し、有権者に示してもらいたいです。経済では“ユリノミクス”の断行も書かれていますので、こちらも、今後の取り組みを分かりやすく教えてもらいたいと思います。

昨日には希望の党と民進党との間で衆参両院で統一会派を結成することが合意されました。これから、それぞれの党内で意見調整をするとのことですが、実現すれば国会での野党第一党として立憲民主党から指導権を奪還することになり、政府や連立与党との実りある交渉も期待できます。しかし、党内で異論が出て紛糾して造反者が出れば、さらに支持率が下がってコンマ以下になり、再起不能に陥ってしまうでしょう。そのような最悪に事態にならないよう、皆さんで知恵を出して、何とか頑張ってもらいたいです。

頑張って!立憲民主党

結党に至った経緯はともかくとして、立憲民主党は僭越ですが、なかなか“筋”を通していると思います。何回かお伝えしているように、わが国には日本社会党が解党してから、国政に影響力を及ぼすことができる共産党以外の代表的な左派政党ありませんでした。ただ、残念なことに、先日の朝日新聞の世論調査でも支持率が選挙直後から半分になってしまいました。

さて、皆さん、何を勘違いされているのか、野党なのに“われこそが保守だ”なんて言い始めていたことにはすごく驚いて(今風には“違和感を感じる”)いましたが、やっと、有権者の方々が安心して共感できる、選挙で投票できる政党の登場でしょう。また、結党時の対応の素早さは話題になりましたが、その資金は全国自治体の職員で構成する組織が負担した可能性があると、その世界に詳しい友人が教えてくれました。ただ、事実のほどは私には確認できません。

それで、政策もさらに左派の分野に踏み込む必要があると考えています。その点では4年前まで憲法9条の改正と集団的自衛権が必要だと言っていた枝野幸男さんは、ご自分の理念を完全に封印して戦術的に舵を切ったようです。このとき、共産党は彼のことを裏切り者みたいに攻撃していましたが、現在では嬉しそうに“野党共闘が一番”とコペ転しましたので、共産党は息が合っている、合っていて欲しいと念願しているのでしょう。

そして、28日に発表された基本政策では、アメリカ軍の普天間飛行場の辺野古移転については、「再検討して、ゼロベースで見直し」としましたし、原発政策に関しても、「一日も早く原発ゼロを実現する」と民進党(当時)のそれから飛躍的に踏み込んでいます。原発ゼロ基本法も制定するそうですし、文字どおり、日本社会党の再来で、その世代の大きな応援が見込まれます。

また、“リベラル”という言い方はそろそろ止めたほうが良いと思います。この国でリベラルは自民党左派のことのような気がします。例えば、河野洋平さん、野中広務さん、加藤紘一さん、福田康夫さんなどに代表される人たちで、彼らの多くは親中派で政権内部において外交と防衛を中心に汗をかいていました。現在の安倍政権を目の敵にしているのは当然です。

話題は戻りますが、野党は野党らしくないと存在価値がないでしょう。私の考え、とりわけ、安全保障(防衛)や憲法のことは大きく異なりますが、お世話になった先生方、友人の地方議員など、少なくない人たちがこの党に参加していますし、民進党(当時)の事務方責任者もいち早く、10名以上の職員を引き連れて移籍しています。職員にまったく人気のない希望の党とは対照的です。

それも、旧社会党というか、向坂逸郎さんの理論で構築されている社会主義協会や社会主義青年同盟(社青同)協会派と呼ばれる組織のご出身ですから、文字どおり、市民活動家とともに左派の正統派になるでしょう。ただ、前回もお伝えしましたが、この人たちがあまり国会の中まで入っているとちょっと心配だという意見もあるようです。

一方、本家民進党と希望の党はどうしちゃったのでしょうか。数十人の国会議員がいるのに支持率が1~2%で、公明党や共産党に抜かれてしまいましたし、これからの合流や統一会派戦術で支持率がアップすることは残念ながらないでしょう。代表の大塚耕平さんは優しい方だと思いますが、同じく代表の玉木一郎さんが獣医師会の政治連盟から多額の献金を受け取っていたことが少し気になります。

それにしても、統一地方選挙まで1年半を切りましたし、参議院選挙もあと2年ありません。自治労や日教組など出身の民進党参院議員が立憲民主党に移籍することはまだまだあるのでしょうが、同じ連合組織内議員でも旧・同盟系の皆さんがどうするのか、とても心配です。私自身はお世話になってきたUAゼンセンの新人候補者を応援させていただきます。

以前にもお伝えしたように、少し前まで同志であったのに、お金、総支部長、地方議員のぶん取り合戦をすることは結果、自民党と連立政権を喜ばせるだけと思います。かといって、それぞれの連携組み合わせも今となっては難しいのかなとも思いますし、このままですと、近親憎悪が強まっていくのではないかと危惧しています。

最後にとても生意気なのですが、立憲民主党に一つお願いです。それは、野党ではありますが、どうか、国益(言い換えれば、国民の生命と財産を守ること)を大切にしていただきたいと思います。特に安全保障政策では、少なくてもわが国に対して敵対意思を持っている国や勢力を、それが結果的であっても利することのないように発言、行動していただきたいのです。わがままを申し上げますが、どうぞよろしくお願いいたします。

特に自衛隊に関しては、現行憲法第9条をどのように読んでも、あるいは解釈しても、多くの憲法学者が指摘しているように違憲であることは間違いありません。しかし、幸いなことに立憲民主党の多くの国会議員の皆さんは自衛隊の存在はこのままで良いと言われています。先日も党最高幹部のお一人が、「国民も私たちも問題ないと思っているのですから、このままでいいじゃないですか」と答えていました。

けれども、これでは“立憲”に反することになってしまいます。自衛隊は明らかに違憲であり、将来的には解体しなければならないと言っている共産党は論外ですが、やはり、合憲の組織にしなければ、時の権力により自衛隊がもて遊ばれる可能性がないとも言えません。そのためにも、立憲の趣旨からも、きちんとした手続きを経て、自衛隊を誇れる実力組織にしなければならないでしょう。

いずれにしても、ここに来て、蓮舫さんと山尾志桜里さんという二枚看板が加わった立憲民主党には頑張っていただきたいと願っています。蓮舫さんは先の総選挙でも立憲民主党公認候補者の応援をされていました。しかし、山尾さんは度々、特大のブーメランが突き刺さっていますので、この党の支持率がさらに下がらないか心配です。

韓国をもっと理解しよう!

韓国がここに来て、「2年前の慰安婦問題での“最終的かつ不可逆的な解決”合意はやっぱり守れない」みたいなことを言い始めました。とても残念なことですが、少し落ち着いて考えるとある意味、予想どおりの出来事のようにも思われます。

1965年の日韓基本条約、1995年のアジア女性平和基金なども同様に、極めて短時間で実質的に破棄されています。つまり、韓国は国際的合意や約束事を順守することが苦手というか、できない国なのでしょう。

国というのは国民が作っているので、国民性と言い換えても良いかも知れません。これは北朝鮮による日本人拉致も同様で、北と南に分かれていますが、同じ民族ですから、これまた、変な表現ですが理解できます。

それと、今回の調査結果や従北派の本領をますます発揮しているムン・ジェインさんの発言を見たり、聞いたりしていると、“日本が憎い”よりも前大統領のパク・クネは絶対に許せないとの強いトーンです。これもお馴染みのことで、彼の国で“前”大統領は少数を除き悲惨な末路をたどっていることはけっこう有名です。

これらが「恨」(ハン)と呼ばれている思考なのか、私には不明ですが、世界でもかなり特別な様式のようです。しかも、長年の歴史がありそうですから、そう簡単には発言や行動は変えることができないのでしょう。こうなると仕方ないのかなとも思ってしまいます。

ですから、本当は朝鮮半島の北の国も南の国も関わらないことが可能ならば、そのような選択肢もあると考えますが、北の脅威が著しく高まっている現在、そんなことも言っていられません。だとすれば、できる限り、韓国を理解する必要があるようにも思えてきました。

もちろん、度重なる約束の反故に妥協することではなく、民族と歴史と思考回路を知り、韓国以外の世界の国々には不当性をしっかり訴えることを緩めず、同時に諦めるのではなく、“そういう国なんだな”と理解することです。その度に腹を立てたり、嫌韓本、反韓本を購入して溜飲を下げることも、何となくバカバカしくなります。だいたい、そんなことは生産的ではありません。

そして、幸いにして、首相の安倍晋三さんと外務大臣の河野太郎さんのラインは、この問題で1ミリもバックすることはないでしょう。安倍さんは今回も韓国が約束を守らないことはどうも織り込み済みだったようにも思えますし、就任以来、次々と名台詞を飛ばしている河野さんは、韓国外相が合意について国民は納得していないと言ったら、「それはそちらの仕事で、こちらの仕事ではない」と言い切っています。

いずれにしても、いろいろな意味で寒そうな平昌冬季五輪も来年2月に開会し、様々な神経戦も展開されるのでしょうが、北朝鮮対応というただ一点でもいいですから、連携をしてもらいたいものです。でも、国民の皆さんが民主的に選んだ大統領なのですが、その方が北朝鮮に限りなくシンパシーを感じているのですから、そこが一番心配です。あと、安倍さんが平昌に行かないようですが、これは当然のことでしょう。
(写真はちょうど2年前の日韓外相会談。ここで解決合意が発表されました)

「いずも」は護衛艦か空母か

「護衛艦」という名称も馴染みがあって、それはそれで良いのですが、“いづも”(&かが)と一回り小さい“いせ”“ひゅうが”は、ヘリコプター搭載空母であることも間違いありません。外国ではその認識が当たり前になっていますし、もともと、空母は護衛艦ではなく、護衛される大型艦艇です。

これは米国海軍の空母打撃群を見れば分かりますが、空母がほかの艦艇を守るのではなく、並走するミサイル巡洋艦、同駆逐艦、補給艦とセットでなければ行動することは不可能です。合わせて、姿はめったに現しませんが、原子力潜水艦も同行しています。

ですから、今年5月にいづもが“米艦防護”として初めて役割を担ったときには、とても失礼ながら、私は苦笑してしまいました。ヘリコプター空母では防護になりません。米軍と自衛隊もそれは分かっていたのでしょう、防護が必要ではない太平洋で行いました。しかも、その対象は補給艦でした。

さて、いづもを空母に改造するという話題がにぎやかですが、正確には上述したようにすでにヘリコプター空母ですから、そこに垂直離着陸機のF35B(写真左下)が離発艦できるように甲板を強化するということでしょう。この夏に金沢港にかがを見学に行ったとき、乗組員の方にお聞きしたのですが、いづもにはプロペラ垂直離着陸機のオスプレーはすでに着陸、離陸しているそうです。

ただ、写真をご覧いただければ分かりますが、こんな重たいものが垂直に降りてくるのですから、甲板はもの凄く熱くなると思います。その対策として改修をするわけです。もちろん、長期間に渡り活躍してくれているF15の後継機としてF35を購入することは野田民主党政権のときに決めていたことですから、何の問題もないのですが、これは航空自衛隊に配備されるF35Aが前提だったようです。

何となくややこしくなりますが、ザクッと整理してみると、ステスル戦闘機F35には三種類あって、42機導入予定で航空自衛隊が運用するのは「A」(写真右下)、報道されている米軍海兵隊のものが「B」、さらにあまり知られていませんが、米海軍のものが「C」となります。なお、政府は将来的には航空自衛隊に「B」を導入したいと言われています。ただ、この場合は航空自衛隊ではなく、現状では戦闘機を保有していない海上自衛隊が運用することも選択肢と考えます。

さらに言えば、地上の基地にはA、B、Cともに離発着可能で、空母にはBとCが離発艦できるということです。つまり、CはAに似ているのですが、空母のカタパルトから射出されるのがCになります。ですから、いづもは改修してもカタパルトを追加するのではありませんので、Cは日米軍ともに運用することはありません。また、Bはその機体に垂直降着装置がありますので、飛行距離と搭載ミサイルなどはA&Cに比べて劣っています。すみません、かえってややこしくなってしまいました。

それから、問題になると言われているのは、政府答弁(当時の防衛庁長官)が、ICBM,戦略爆撃機とともに、攻撃型空母を自衛隊が保有するのは許されないと答弁していることです。でも、これって今から30年前のことで、わが国はバブル絶頂期でした。現在の中国や北朝鮮の脅威はそのころに比べて著しく高まっていますし、そもそも、垂直飛行が可能な戦闘機を給油、搭載することが即、「攻撃型」になるとはとても思えません。

いずれにしても、内閣の最大、最高の任務は「国民の生命と財産を守る」ことでしょう。ちょうど、来年末には防衛大綱中期防衛力整備計画の改定が行われます。政府・与党も野党も、「この国と国民をどうしたら守れるのか」、「他国からの侵略をどのようにしたら防げるのか」を真摯に論議ができる良い機会かもしれません。
(写真出典:海上自衛隊、アメリカ海兵隊、同空軍)

賢明な日本政府の判断

報道されているように、開催中の国連総会では緊急特別会合が開催され、アメリカがイスラエルの首都をエルサレムに認定した決定を撤回することを求める決議を賛成多数で採択しました。私には正直なところ、ある国の首都を別の国が定めることの意味がいまいちよく分かりません。ただ、トランプさんにすれば、歴代の大統領が先送りにしてきたことを、選挙公約どおりに実行しただけだとなるのでしょう。

さて、この決議に対して「わが国はどうするのだろう」と思っていましたが、賛成したことはとても良かったと思いますし、事前に米国にはそのことを水面下で通知していたと思います。ですから、トランプさんは脅しとも取れる愚痴みたいなことを言っていましたが、国内向けの発言で、実際に多くの同盟国が賛成しているのですから、お咎めなしでしょう。

それから、わが国は欧米とは異なり、反イスラエル諸国家とも比較的友好な関係を継続してきました。パレスチナにも理解を示していますし、米国にとっては極悪非道国家であるイランとも過去から悪くない間柄です。私もまったくもって、それでいいと考えます。日本は昔からアラブやパレスチナに共感を抱く人たちも少なくなく、そのことは中東の皆さんもよく知っているようです。

また、特にイスラエルが好きとか、そうでないとかではありませんが、彼の国が国連安全保障理事会の度重なる決議を無視続けていることは大問題で、現在進行型で勝手に入植地を拡大していることにも批判が高まっています。放送大学教授の高橋和夫先生が、「日本がイスラエルのやり方を認めてしまえば、北方領土や竹島の所有権を主張することはできない」と言われていましたが、そのとおりと思います。

そして、話題は若干異なりますが、トランプさん以上に国際社会に脅しをかけていた米国連大使のニッキー・ヘイリーさんの人気が急上昇のようです。インド系アメリカ人で下院議員や州知事の経験もあり、プロテスタントでも戒律が厳しいメソジスト派の信者だそうです。とても魅力的な方と思います。(写真:国連ホームページから)