再び封じ込めに成功した台湾ですが‥‥

 台湾(中華民国)の国家面積はだいたい日本の九州くらい、人口はおおよそ五分の一くらいと覚えておけばいいと思います。また、台湾海峡の緊張から台湾と中国共産党は全面的に対立しているイメージがありますが、両国の間には今はCOVID-19の影響で激減しているものの、定期航空便もかなりの数が飛んでいましたし、台湾国民の約100万人が大陸で働いています。私が過去、大陸の天津市を訪れたとき、トヨタと台湾の合弁部品工場に行きましたが、何となく不思議な気分になったことを覚えています。

 さて、その台湾ですが、一時はかなりの危機に晒されました。ただ、それでも陽性者は一日あたり最大500人程度でした。つまり、日本全国に人口比で置き換えてみると、2千5百人となります。それでも、過去のSARS(重症急性呼吸器症候群)の恐怖もあったのでしょう、国民の皆さんは実によく政府の方針に従っています。ちなみに、SARSは突然、この世から消えてしまいました。なので、ワクチンも治療薬もありません。

 そして、きょうの写真ですが、最近の基隆廟口夜市の様子です。かなりの人出で混雑してるものの、マスクを着けていない人は皆無です。現在は警戒レベル2級に下りましたが、公共交通機関はもちろん、一歩外に出れば、マスクの着用が法律で義務付けられていますし、ウレタンマスク野郎や娘はまずいません。政府が不織布マスクを強力に推奨しているからです。

 台湾が再び封じ込めに成功した理由はマスクだけではありませんが、このこと一つとっても、中国共産党のように強権的なやり方ではなく、自由と民主主義を基調としての対策が上手くいったという意義はとても大きいと思います。なお、不織布マスクが息苦しいのは日本も台湾も同じですが、台湾がより気温が高いことは言うまでもありませんし、「お客さ~ん、夜中までお酒飲めますよ!」などという光景はあり得ません。コンビニ前飲み会など想像もできません。

 あとは楽しみにしている台湾訪問ですが、これがけっこう厳しそうです。もともと、5月からの感染増加は華航パイロットが隔離期間を短縮したために拡大してしまいましたし、衛生福利部長(大臣)の陳時中さんも「水際対策を徹底する」と言われていますので、特に観光目的の入国はそんなに簡単には認めないでしょう。封じ込めは私も嬉しいのですが、基隆廟口夜市に行けるのはかなり先のことになりそうです。それまでは、YouTubeの動画を観て妄想しています。

国旗が風になびく美しい風景

 我が国では国や自治体など官公庁の建物に国旗が掲げられていますし、民間企業の工場などでも同様ですが、一般の民家にそれがあることは少ないようです。これは毎日ということではなく、祝日だけですが、私の自宅周辺にはもう一軒あるだけです。

 もちろん、それがいいとかそうでないとかではありませんが、世界の国々ではけっして多数派ではないでしょう。その理由は様々と思いますが、特に戦後の左派や自称リベラルの皆さんの影響も否定できないような気がしますし、過去には日本社会党などが反日の丸・反君が代闘争を熱心にやっていました。

 それで、写真は一昨日の秋分の日に撮りました。天気はとても良く、微風もありましたので、国旗・日の丸が気持ちよさそうになびいていました。なお、この国旗セットは以前にお伝えしたとおり、靖国神社に参拝したときに求めたものですが、あの場所では静かな環境でお祈りしたいですね。

「予防接種証明書」の申請が始まります

 きょうから全国の自治体(区市町村)で、新型コロナウイルスワクチン接種証明書(いわゆる「ワクチンパスポート」)の申請ができるようになります。当面は郵送に限り、手数料はこれまた当面は無料とのことです。

 まずはお住まいの区役所、市役所などのサイトから交付申請書をダウンロードして必要事項を記入し、パスポート、マイナンバーカードなどの本人確認書類、2回の接種済証シールが貼られたクーポン券のいずれもコピーを用意してください。

 そして、ご自分のお名前と住所を書いた封筒に84円切手を貼った返信用のそれも入れて、指定された場所(杉並区の場合は杉並保健所)に郵送します。そうすると、偽造防止されたワクチンパスポートが送られてきます。

 なお、申請できるのは海外渡航の予定がある方となっていますが、これについては当然、相手国の受け入れ態勢によるものの、特にそれを証明するはできませんので、各人の判断ということになると思います。

 もちろん、商用だけでなく、観光もその対象となりますし、その国の感染状況により、それほどの期間を周知しないで、入国が認められるケースも出てくるでしょう。私は台湾訪問への準備ですが、どんなものが送られてくるのか楽しみですね。

だから来なくてもいいですから

 韓国大統領の文在寅さんが東京五輪に合わせて来るとか来ないとか報道されていましたが、結局は、来ないというか、来られないことになりました。彼の国の国民の6割以上が、「日本には行くべきでない」と考えているのですし、ご自身も外交の天才と思われているようですから、面倒くさいことはともかく、とても良かったと思いますし、将来まで彼がこの国を訪れることはないでしょう。

 それで、様々なことが指摘されていますが、どうせ、「何とか菅総理との会談時間は1時間は確保して欲しい」と申し入れていたものの、「慰安婦と旧朝鮮半島労働者について、ちゃんと“約束を守ります”と言わない限り、15分だけだからね」とでも袖にされたのでしょう。日本政府にとっては当然のことです。

 ただ、文在寅さんもだんだんと切羽詰ってきていて、このままだと来年3月の任期が終了後、塀の中へ入る可能性がますます高くなってくるので、それはそれで必死のようです。その塀の中にはご自分が投獄した前々大統領の李明博さんや、同じく前大統領の朴槿恵さんもお待ちですから、3人で楽しくやってください。

 ところで、そのオリンピックですが、いつものこととはいえ、あの国の普通では考えつかない嫌がらせが早速、始まっています。もうご存知でしょうが、一つには選手村の部屋のテラス側に抗日の英雄と称されている李舜臣将軍の言葉を使った横断幕を掲げたことです。IOCに一喝されてすぐに取り外しましたが、どこの国がこんなことをするでしょうか。まあ、腹の底から骨の髄まで「反日国家」ですから仕方ありません。

 それから、こちらはけっして許されることではありませんが、選手村の食堂で福島県産の食材が使われていることが我慢できず、近隣のホテルを貸し切って、韓国から持ち込んだものでお弁当を作って提供するそうですし、放射能測定器まで用意しているそうです。右側のおどろおどろしいポスターは韓国の民間団体が作成したものですが、彼の国の発想を的確に表しているでしょう。

 どれもこれも、今に始まったものではありませんので、特には驚きませんが、あらためて、すごく嫌な気持ちになります。我が国ではみんなが励まし合って、福島県などを応援しているのですから、韓国政府にはコロナ禍が明けても、その食材を使っている全国の飲食店には自国の国民を行かせないようにしてもらいたいものですし、それでなければ辻褄が合いません。いつも整合性がない国ですから当然のことかもしれませんね。

 また、韓国ばかりを責められません。自民党幹事長の二階俊博さんの鉄板方程式は、「二階俊博氏-(利権+中国共産党)=存在ゼロ」ですが、カッコ内に彼の国も加わったようです。彼は「大統領には是非、日本に来ていただきたい」と言って、韓国の高官は「それなら検討しよう」と真逆な展開になりかけていました。こんな人が政権政党の責任者なのですから、韓国ばかりを批判できません。

『選挙で晴らそうコロナの恨み』

 かなり昔のことですが、その当時、我が国は“狂乱物価”というインフレに苦しんでいて、どこの政党が主張したのかは覚えていませんが、タイトルの「選挙で晴らそう物価の恨み」というフレーズが有名になりました。その結果も同じく覚えていませんが、少なくてもそれによって政権交代はありませんでした。ただ、その時代はお給料も上がっていましたので、何となく懐かしく思い出します。

 それで、きょうからまた、東京では緊急事態宣言が発令されます。もう、まん延防止等重点措置と区別がつかなくなりましたが、私や妻の日常的な生活が変化することはありませんので、「ああ、まただね」という感じです。しかし、世の中はそんなに甘いものではなく、「もう我慢の限界だ!」「政府はいったい何をやっているんだ!」との声があちこちから聞こえてきます。

 これはもっともなことで、毎日の経済的な生活が脅かされている皆さんも多いですし、「なんで、酒が飲めないんだ!」と叫んでいる人たちの気持ちも理解できます。そこに五輪をやるとか、中止してしまえとか、観客を入れるとか、無観客とか混乱していましたので、怒りが爆発寸前であることも、SNSの世界をウォッチしているだけでも分かります。世論が二分されているようでもあり、嫌な気分ですね。

 ただ、五輪がどのように閉会式まで進んでいくのか、ワクチン接種も同じく進捗状況がどうなるのか、関心があるところですが、必ず秋までには衆議院議員選挙が行われます。申し上げるまでもなく、参議院選挙や都議会選挙と違い、文字どおり、どこの政党の党首が内閣総理大臣なるのかを問う“政権選択”の選挙ですから、私たち国民、有権者にとっては絶好の機会になります。

 自民党と公明党の連立政権が継続するのか、立憲民主党と共産党の連合政府が樹立されるのか、国家にとっても、国民にとっても極めて大切な選挙戦となりますし、立憲民主党と共産党の協力体制もけっこう進化していて、仮に立憲共産党的政権ができたら、大臣を共産党から出すことはなくても、衆議院の常任委員会の委員長ポストは差し出すでしょう。ちょっと前の民主党政権よりとっても左に寄った政府の誕生です。

 そうすれば、立憲民主党の枝野幸男さんも、「総選挙を省略して、政権を俺たちによこせ!」などと意味不明なことを言わずとも、堂々と枝野総理、福山官房長官が実現できますし、「ようやく時代が私(枝野)に追いついてきた」というチンプンカンプンな妄想が現実になるでしょう。ちょっとしたお化け屋敷より冷や汗が出てきそうが、そろそろ、立憲民主党はいわゆる“影の内閣”のメンバーを発表すべきとも思います。

 なお、都議選での立憲民主党の獲得議席が少なかったのか、多かったのかは見方が分かれると思いますが、共産党との共闘が成功したのは事実だったようです。一方、国民民主党は4人の公認候補を擁立しましたが、残念ながら、その4人の獲得票がいずれの選挙区でも最下位当選者のそれの三分の一でした。これにより、特に東京では両党の協力がさらに強化されることは避けられません。

 実際、連合東京と立民都連の事情に通じている関係者は、「連合は何かというと、共産党との連立はあり得ない。とりわけ、民間労組がそれを嫌っていると言うが、今回の都議選で民間労組はどんな応援をしたのか。4名の票数は世間では泡沫候補と呼ばれても仕方ない。それに比べて、共産党はビラ配り、ポスター貼り、電話作戦、集会動員と、確かに高齢者は多いが、真剣になって支援してくれた」と言っていました。

 私のように過去の選挙で、民間労組にそれこそ物心両面のご支援をいただいた者にとっては信じ難いのですが、もしも、そんな状況になっているとしたら、悲しいことですし、数カ月後の衆議院選挙や来年の参議院選挙にも影響があるのではと心配です。そのあたりも考えて、貴重な一票を投じなければいけないと思っていますし、あまり雰囲気に流されないことも大切だと感じています。小選挙区制は雪崩が起きる可能性も少なくありません。

 そして、上述のような状態が本当ならば、それは日本共産党の統一戦線路線にまんまとはまってしまったと思うのですが、立憲民主党や公認候補者にとっては、「背に腹はかえられない」というよりも、共産党に対する警戒感も忌避意識もほとんど消滅しているのでしょうか。日米安保廃棄、自衛隊解体、立憲君主制廃止を究極的に実現することを党是としていることも、彼ら彼女らは忘れたのでしょうか。

 また、日本は自由で民主的な選挙が保証されていますし、過去には短期間ですが、政権交代が行われました。ですから、文句ばっかり言っていることも分かるのですが、ストレスも溜まりますので、ここはスッキリと政権選択選挙に大いに期待して、投票所に行きましょう!また、コロナなどで誰を恨むのかも勝手ですが、その原因がどこにあるのか、あったのかもしっかり意識しましょう。

 それから、きょうの写真の方ですが、中国外交部(外務省)報道官の趙立堅さんという人ですが、「この人、見たことある」という方々も多いでしょう。この目つき、世界一横柄な態度など、中国共産党の実態を象徴しているようです。彼も当然、中国共産党の党員ですが、自分の考えを言っているわけではなく、すべてが共産党の操り人形です。彼の国では官僚は全員がなんちゃってで、共産党があらゆることを決めています。

台湾という国のある幸せ

 写真は一昨日の台湾(中華民国)桃園国際空港で、後ろに駐機しているのは私もいつもお世話になっている中華航空機です。写っているお二人は右が衛生福利部長(大臣)の陳時中さん、左は米国在台協会(AIT:駐台アメリカ大使館)所長(大使)のブレント・クリステンセンさんで、背後のでっかい貨物にはモデルナ製のCOVID-19ワクチンが250万回分が積まれています。余談ですが、日本でのアメリカ合衆国の略称は「米国」、台湾(大陸も同じ)では「美国」となります。台湾の何人かの友人に「何で、美国なの?」と聞いたことがありますが、その全員が「何で、米国なの?」と聞き返していました。

 それから、左上のボードは日本から124万回分のAZワクチンを運んだとき、陳時中さんが指揮官の団体が使っていたボードで、これは私がこの写真に合成したものです。台湾では日本や米国への感謝の気持が街中にまで溢れています。タクシーなどで日本人だと分かるとみんなが、「ありがとう!」と日本語で言ってくれるそうですし、クリーニング代が無料になったり、テイクアウトの食料品が割引になったりと、もっとも厳しい状況は脱したものの、両国のワクチン提供が彼ら彼女らの励みになっているのは間違いないでしょう。

 しかも、アメリカは当初、75万回分を提供予定でしたが、その3倍以上の量を運んできました。これはバイデンおじさんも東アジア地域で何が重要なのかを的確に判断した結果だったのでしょう。これに日本の量を加えると、それまで台湾当局が調達した全量を上回りましたし、日本政府も1回だけの援助だけではなく、今後の増量も計画しているようです。利権と中国共産党が大好きな某幹事長が邪魔するかもしれませんが、張り切ってもらいたいです。

 翻って、我が国を取り巻く台湾以外の国々はどうでしょうか。一応は自由主義陣営側にいるようですが、しつこいほどに的外れな謝罪とお金を要求し続ける国。選挙も自由も人権も存在せず、民族弾圧と軍事膨張が生き甲斐の巨大独裁国家。日本人を誘拐し、国民が飢えようが死のうがミサイル開発を続け、一族の繁栄だけしか頭にない同じく独裁国家。終戦のどさくさに乗じて領土を乗っ取り、未だに返す気持ちなどさらさらない、再び紅組になった国。などなど、憂鬱な気持ちになってしまいますが、そんなとき、台湾と台湾の民衆が私たちを和ませてくれます。

 考えてみれば、東アジア地域を地政学的視点で見れば、日本という国は上述の4カ国に囲まれながらも、主権を何とか維持して頑張ってきたと思いますが、逆に言えば、台湾という国家がなければ、気持ちが折れていたかもしれません。その意味では、私たちこそが東日本大震災のときのように「謝謝台湾!」なのでしょう。これが、中国共産党台湾省になっていたと想像するとゾッとしてしまいます。

 なお、台湾は「国」ではなく「地域」だと言い張る人たちがいますが、反論するのも面倒くさいのでほっぽっておくのが正解でしょう。確かに我が国と台湾との間には正式な国交はありませんが、数十年に渡って領土領海領空を守り、かつては戒厳令があったことも事実であるものの、自由選挙が行われて、大統領や国会議員を選出し、政権交代が何度も実現されている国が国でなければ何なんでしょうか。

 一方、前述の4カ国のうち、3カ国は国交がありますから、絶交というわけにもいきませんが、実態はお寒い限りです。これから、東アジアを巡る情勢はますます厳しくなっていくものと思います。それには我が国政府も毅然として対応してもらいたいのですが、心の安らぎというか、安心感をもたらせてくれるのが台湾のような気がします。あとは、COVID-19が両国ともに一刻も早く収束して、台湾の松山機場に着けることを願っています。謝謝台湾!感謝台湾!加油台湾!

超大型輸送機は中国共産党への威圧か?

 昨日、日本からのワクチン寄贈ほどは大きな話題にはなっていなかったようですが、アメリカの上院議員(台湾では日本のように参議員と称します)3人が台湾を訪れたことが報道されていました。日本航空の旅客機がワクチンを積んで着陸したのは桃園国際空港でしたが、アメリカのそれは台北市内の松山空港でした。ここは周辺の道路をおじさんが自転車で走っているのを見られるくらいの市街地にあります。

 そして、空港内の貴賓室で上院議員たちは、台湾(中華民国)総統(大統領)の蔡英文さんと会談しましたが、わずかに3時間くらい滞在しただけで、すぐに南韓(韓国)に向けて離陸していきました。ちなみに、75万回分のワクチンの提供を表明しましたが、それは輸送機には載っていませんでした。しかも、それはCOVAXを通じた提供だそうです。

 また、すでにバイデン大統領は台湾にワクチン700万回分を無償で送ることを明らかにしています。では、今回の上院議員の訪台の目的は何だったのでしょうか。これは私の想像ですが、主人公はワクチンでも上院議員でもなく、飛んできた輸送機にあったように思うのです。実際、現地のマスコミは、「ワクチンはいつ届くの?」とも伝えていたくらいです。

 それで、アメリカはワクチンを載せないで、わずか3人の上院議員を運ぶためにサンダーバード2号みたいな「Cー17」という米空軍最大級の輸送機を利用しました。この機種はアメリカ陸軍のすべての戦闘車両と航空機の搭載が可能という、恐ろしいほど大きな輸送機です。それを繰り返しますが、たった3人の上院議員とそのスタッフのためだけに台湾に、しかも、台北の真ん中にある飛行場に着陸するために使ったのです。

 ここで疑問ですが、何のためにそんなことをしたのでしょうか。その理由はそんなに難しくないでしょう。中国共産党への威圧です。言い方を変えれば、アメリカは本気で台湾を守るということを強い意志として示したのでしょう。今までは台湾周辺海峡を米空母などが航行することはありましたが、米軍が台湾本土に乗り込んできたことは皆無でした。これって、すごいことだと思います。

 このニュースを北京中南海で見ていたプーさん、じゃなくて、習近平さんはさぞかしビビったのでしょう。アメリカの台湾防衛の本気度を目の前で見せつけられることになってしまいました。もちろん、事前に台湾当局とアメリカ政府の綿密な打ち合わせがあったのでしょうが、私は写真のように自室の4画面で台湾テレビ局のネットライブを見ていて、あらためて、「我が国は彼の国と安保条約を結んでいて良かったな」と痛感しました。

COVID-19に勝利した中国共産党

 写真は中国湖北省の省都・武漢市の中心街にある日本のフードコートのような場所です。この外には中国国内でも有数の歩行者専用道路が伸びています。また、右の方はお馴染みの中国共産党中央委員会総書記、中華人民共和国国家主席、中国共産党中央軍事委員会主席の習近平さんです。

 それで、このお店の様子は今年の3月に撮られたものですが、ガヤガヤとした食事風景で、アクリル板はありませんし、消毒液などが使われている気配もありません。さすがに、地下鉄などではマスクの着用が義務付けられていますが、マスクなしで歩いている人たちも珍しくありません。

 そして、武漢市といえば、言うまでもなくCOVID-19の蔓延が始まった都市で、ここから世界に広がったと言ってもけっして間違いではありません。その武漢では現在、人民大衆はこのように日常生活を楽しんでいるのですから、ちょっと複雑な気持ちにもなりますが、市井の人々なので、それはそれで良いことなのでしょう。

 しかも、この風景を実現したのはワクチンではありません。彼の国でもシノバックとシノファームという二つの不活化ワクチンが接種されていますが、その成果ではなく、偉大なる中国共産党と親愛なる習近平同志の徹底した封じ込め政策によって、人民大衆に幸せが戻ってくることを実現しました。ただし、私権も人権もへったくりもありません。想像ですが、日本の左派や自称リベラルがそのことを知ったら、全員が気絶してしまうほど過酷なものでした。

 それは昨年3月23日の未明に突然始まりました。「午前10時から、市内全域の公共交通機関の運行を停止する。空港・駅の武漢発ゲートは閉鎖する」と。記者会見も事前協議も一切なく、1100万人都市は完全封鎖されたのです。もちろん、多くの市民は驚きましたが、それに逆らえば、水道局が自宅に来て、長い旅に出なければなならいことを知っていますから、従わざるを得ませんでした。(水道局=思想警察、長い旅=強制収容所)

 それから、もの凄く徹底したPCR検査も行われました。何せ、1千万人を超えるすべての市民がこの検査を強制的に受け、詳細は別の機会にお伝えしますが、罹患して退院するまで数十回の検査が行われた患者さんもいました。数百世帯のマンションで一人の陽性者が出れば、数千人の居住者全員が2週間の外出禁止となることも厳格に求められました。

 一方、わが国でも大きな問題になっている飲食店などの時間短縮や休業ですが、この国ではそれとは比べ物にならない強制措置が取られました。時間短縮とかお酒の提供とかの自粛ではなく、1軒の漏れもなく強制的に3カ月近くの完全閉店が義務付けられ、闇営業などしようものなら、上述のように水道局がドアをノックし、遠い旅に出ることになりました。

 また、個々人が日々、どのように移動したのかも完璧に共産党当局に把握されています。多くの人たちは仕方ないと思いながらも、「別に悪いことはしていないから、行動履歴がバレたって問題ないよ」と理解しているのか、諦めているのか、私たち日本人にはそれこそ理解できないことが常識になっています。つまり、共産党に黙って従っていれば、少なくても日常生活は守ってくれるということなのでしょう。

 さらにマスコミや野党対策も1ミリの漏れもありません。マスコミはすべて共産党の支配下に置かれ、野党などそもそも存在もしていません。朝日新聞、毎日新聞、NHK(以下省略)、立憲民主党、日本共産党、社民党(以下同じく)、サンデーモーニング、報道ステーション、羽鳥慎一モーニングショー(以下同じく)がない日本を想像してみれば、迅速かつ明確なCOVID-19対策がどんどんできることは当然でしょうし、事実、中国共産党はそれを実現しました。

 あと、中国共産党は独裁であり、専制政治だという指摘があり、いわゆる西側民主主義とは相容れなという指摘も多くあります。確かにそのとおりなのですが、中国では憲法の上に共産党が君臨していて、それはその憲法にもちゃんと書いてあります。だから、その中国共産党がすべてを決めて、すべてを実行するのですから、「中国式民主主義」と言えなくもありません。

 現実的にも、人民大衆は「表現の自由を!」とか「自由選挙を行え!」とか言わない限り、若干の公務員に渡す袖の下さえ用意しておけば、個人や家族や友人との普通の生活は問題ありませんし、お金儲けをすることはむしろ推奨されています。ただ、アリババ創業者みたいに共産党に楯突くと遠い旅に出ることになってしまいます。

 さらに指導者や議員を選ぶ選挙はありませんから、どの党を選ぶか(そもそも共産党以外に八つある衛星政党も中共の指導を仰ぐと綱領に明記しています)、誰に投票するのかを考えなくても、迷わなくても大丈夫です。選挙そのものがないのですから、悩む必要はまったくありません。党や国家に対して余計なことを言わなければ、それなりに食べさせてくれますし、COVID-19もしっかりと封じ込めてくれました。

 長くなりましたので、終わりに中国人民解放軍の幹部でもある友人の言葉を紹介しておきます(原文は中国語で知人に訳してもらいました)。「どうして日本はわが国を嫌うのだろう。確かに釣魚島周辺の主権は絶対に中国にあるが、それ以外のことは両国に大きな隔たりはないではないか。新疆ウイグルの問題だって、かつて欧米列強が世界中で行った悪行に比べれば騒ぎ立てるほどのことではない」。

 彼は続けて、「現在の中東の泥沼紛争はいったい誰が仕掛けたのか考えてもらいたい。代表的なのはイギリスの三枚舌外交だが、ほかの欧州諸国だって似たりよったりだろう。偉そうにしているアメリカだって、星条旗の50星のうち、怪しげな手段で掠め取った星が少なくないしね。そんな国々と日本は価値観を一緒にする必要なんてまったくないと思う」と言いました。

 さらに続けて、「日本だって広島と長崎に原爆を落とされ、東京などを焼け野原にしたじゃないか。無垢の人民を何十万人も焼き殺したのはアメリカだよ。それこそ、ジェノサイドじゃないか。しかも、かつては黒人を奴隷として売買し、インディアンを皆殺しにした国だ。それに比較すれば、新疆ウイグルでは教育を施しているだけで、前にも言ったように少なくても虐殺の事実なんてないよ。欧米のプロパガンダに騙されはいけないね。また、昔の中国からは大きく成長しているので、そこを日本も見誤ると大変なことになると思う」と語りました。

 勢いは止まらず、「それに比べて日本は確かに過去、間違った選択はあったけど、特に戦後は世界のリーダーとして頑張ってきたじゃないか。毛沢東主席だって、『日本は謝罪する必要はまったくない』と明確に言っているし、中国と日本でしっかりと手を組めば、新しい世界を創造することも夢じゃないと思う。わが国は朝鮮半島の国のように腹の底から、骨の髄まで反日ではけっしてないし、実は我々もあの国は好きじゃないんだ」とまくし立てました。

 彼は最後に、「しかし、我々にとってもありがたいこともある。まず、政権の中枢人物の二階幹事長さんだ。自民党の中でも右翼反動の議員が増えていると聞いているが、昔からずっと、中国共産党と中国人民に寄り添ってくれている。また、それ以上に嬉しいのが公明党だ。日本唯一の同盟国のアメリカの外務大臣が『新疆ウイグルでジェノサイドが行われている』と公式見解を出しても、山口代表さんは『その根拠はあるのか?』という主旨で発言してくれた。こんなことは、先進自由主義国家の主要政党の中では、公明党だけだと思う。感謝してもしきれない」と結びました。

 私はこの友人の話を聞き終えて、何となく複雑な気持ちになりましたし、中国共産党には常に警戒感が必須ですが、彼の言っていることはまったく間違っているとも感じませんでした。これからもわが国は西側諸国の一員としての役割を果たしていかなければなりませんが、中国共産党が世界から消滅しない限り、お付き合いを完全にしないわけにもいきません。

 そのためにも、彼の国とはある意味、ずる賢く関係を保っていくことが必要な気がします。仮に中国共産党が滅んでも、そのあと、民主的な親日国家が誕生するという保証はどこにもありません。むしろ、濃縮された反日国家が跋扈する可能性のほうが高いでしょう。中国人民と共産党員はすべて習近平さんの背中を見て生活をして、活動を進めています。その背中さえ消滅すれば‥‥、少しはまともな国家になるかもしれません。

LIVE中継「本音の首脳会談が始まる」

右「何かと大変な時期、わざわざ来てもらって、ありがとう」
左「とんでもありません、閣下。いの一番に私をご指名いただき、感謝感激雨あられでございます」

右「まあね。フランスのマクロンも、ドイツのメルケルも面倒くさいやつだし、イギリスやカナダじゃ、インパクトがないからね」
左「おっと、それは聞かなかったことにしておきます」

右「それと、どこぞの国が言うように、そっちはわが国の属国だから仕方ないよね」
左「これはまた、いきなり痛いところをさらりとご指摘でございますね」

右「それで、そのどこぞの国だが、そちらの本音はどうなの?」
左「ハイ!私は正直なところ、どうでもいいのですが、うちの党は中国が大好きな人が責任者でいますし、自分も総裁選でけっこうお世話になりましたので、お国のようにスパッととはなかなか‥‥」

右「なるほど。あの利権が背広着て歩いている人だね。あと、連立政党もずいぶん熱心に中国を応援しているよね」
左「えっ!そんなことまでご存知なんですね。ただ、情けないのですが、わが党の代議士はあの政党と一体の団体の支援がなければ当選できない人が多いんですよ。それ以上のことはご勘弁を」

右「ところで、沖縄の先にある何とか諸島だけど、いい加減、自分の力で守ったら。けっこう強い軍隊もあるんでしょう」
左「おっしゃるとおりでございます。しかし、お言葉をお返しするようで恐縮ですが、わが国には奇妙な左の勢力や自称リベラルとかいうのがいまして、未だに憲法を改正する準備のそのまた準備も進みません」

右「そうなんだ。それから、あなたもあなたの国の国民もちょっと勘違いしているようだけど、こっちもやることはやるけど、今までより責任を持って防衛してくれなきゃ困るからね。うちはそんなに甘くないよ」
左「厳しいお言葉で恐れ入ります。何せ、あの国とは貿易量がすごく多くて、そっちも無視できませんし。私も間に入ってそれなりに苦しい立場でございます」

右「それはこっちも似たり寄っただね。農産物とかかなり輸出しているし、香港や深センで儲けているやつも多いしね。むしろ、集近閉じゃなかった、3密じゃなかった、習近平さんって日本贔屓という噂もあるから上手にやったら」
左「これは閣下、適切なアドバイスをちょうだいし、感謝感激雨あられでございます。確かにそのとおりですし、あの国の人たちは言われているほど反日ではありません。どこぞの半島国家は知りませんが」

右「それにしても、感謝感激雨あられが好きだね。半島のあの国はもう赤組だし、あんまり相手にしなくれもいいんじゃないかな。しかも、あそこの大統領もそろそろ終わりのようだよ。それより、3密と日本の元首との引き合わせは絶対にダメだよ」
左「了解です!天安門のときもわが国は世界から猛反発を喰らいましたからね。学習が得意ではないわが国ですが、それは遵守しますから大丈夫です」

右「それは良かった。それじゃ終わりにしようか。側近が『閣下が感染すると重症化する』ってうるさいのですよ。まあ、お互いに苦労人同士なんだから、あまり疲れないように頑張ろうね」
左「もちろんでございます。今回はお声を掛けていただき、本当にありがとうございました。これでもうすぐ投票になる選挙も望みが出てきました。奥様にもよろしくお伝えください」

十年一昔と言うけれど~東日本大震災

 10年前のきょうのことは今でもはっきりと覚えています。都議会の第一回定例会の最終日で、都知事の石原慎太郎さんの挨拶を終えて、会派の控え室に戻り、「今晩の打ち上げの場所はどこだったかな」と思っていたら、すごい揺れが始まりました。

 そして、自席から外を見ると、京王プラザホテルの隣の高層ビルが左右に動いていました。「ビルって、あんなに揺れるんだな」と思いましたが、それがあの大規模な震災の始まりだったとは思いも寄りませんでした。

 それから、妻の携帯に電話をしましたがつながらず、卓上の電話から再度してみると今度はつながり、自宅には特に被害がなかったことが分かりました。そうしたら、同僚が「車で帰るから乗っていったら」と誘ってくれました。

 都議会を出て青梅街道をまっすぐに杉並方向に向かいましたが、新宿中央公園では近くのビルから出てきた大勢のサラリーマンが白いヘルメットを被り、まるで訓練のように集結していて、「しっかり落ち着いているんだな」と感じました。

 そうして、阿佐ヶ谷にある事務所まで1時間ほどで着きましたが、沿線の両側には目立った被害を見ることはなかったものの、1軒だけ土蔵のような建物の屋根が壊れていた風景が忘れられません。

 事務所はすでに事務のパートさんは勤務を終えていて、鍵を開けて入ると、棚に飾ってあったものが数点だけ落ちていました。しかし、それ以外は変化はなく、歩いて数分の自宅に戻りましたが、こちらも問題はありませんでした。

 その後、津波や原発崩壊のビデオを繰り返し、繰り返して見ることになるのですが、現在でもその様子を思い出すと、虚しさと悲しさが何度も襲ってきます。あらためて、亡くなられた皆さんのご冥福をお祈り申し上げます。 

 なお、写真は現地の役所にご迷惑をお掛けしないようにして、被災地から学び、義援金をお届けするために訪れた石巻市で撮ったものです。後ろに見えるのは市立門脇(かどのわき)小学校です。

 私のルーツは文字どおり、この辺りにあって、黒く焼け焦げた校舎やその日でめくられることがないカレンダーは一生、忘れることはありません。特に被害を受けなかった私たちもこの災害を後世に伝えていかなければならないと思っています。

 また、同じ市立の大川小学校のことはとりわけ衝撃的でした。当時、友人の宮城県会議員にお願いして、いろいろなことを教えてもらったのですが、将来ある小学生74人が一つの学校で命を落としたことに今でも胸が締め付けられ想いです。

「クイーン・エリザベス」がやって来る!

 ちょっと大袈裟ですが、もはや「第四次日英同盟」締結と言っても良いかもしれません。先日、日本とイギリスの外務大臣と防衛大臣のいわゆる「2プラス2」が開催され、中国共産党に対する両国の連携強化が行われました。

 その一つが写真の英国最新鋭空母「クリーン・エリザベス」が年内に日本など東アジアにやって来ることです。もちろん、ただ来るだけではなく、日本との共同演習を実施するでしょうし、これに米軍が加わることもほぼ確実です。

 私には具体的な行動は分かりませんが、この英国空母にアメリカ原子力空母「ロナルド・レーガン」が並走し、さらにその両端には海上自衛隊の「かが」と「いづも」が展開する光景も実現するかもしれません。

 当然、作戦は中国共産党をターゲットにしたもので、日本周辺海域での演習は彼の国にとってかなりの驚異になると思いますし、南シナ海などでやりたい放題の中共はとても嫌がるはずです。最近の中共は調子に乗り過ぎていますから自業自得ですね。

 また、中国共産党の支配下にある海警局がこれまたやりたい放題できるように法律を施行しましたが、それへの対抗策にもなるはずですし、香港や新疆ウイグル自治区での乱暴狼藉についても同様です。

 さらに、NATOのインド太平洋版と称されている「クアッド」への参加も取り沙汰されています。こちらはそう簡単には成就するとは考えられませんが、英国が仲間になれば、さらなる中共への抑制になることは確実です。

 それから、今月始めにはTPP(環太平洋経済連携協定)に英国は加盟申請しました。EUという共同体幻想から脱却した今、伸び伸びと世界戦略を強化しているようですし、その最重要なパートナーにわが国を選んだのは正しいと思います。

 いずれにしても、過去の日本が暗い道に進んでしまったのは、日英同盟を解消したことが原因の一つと言われています。その意味でも、安定したインド太平洋を構築するためにも、事実上の準同盟国になる英国との連携はすごく大切でしょう。

 あと、自由と民主主義国家である台湾(中華民国)もTPPに参加の意志があると言われています。様々な隘路があることも事実ですが、日本としては大歓迎でしょう。ただ、中国は共産独裁国家なので、加盟することは絶対に不可能です。

「Fukushima 50」をWOWOWで観ました

 あと1カ月ほどで東日本大震災から節目の10年になります。「もう、10年が過ぎたのか」という思いですが、あらためて、亡くなられた多くの皆さんのご冥福をお祈りします。私も常磐線が全線で復活したことを乗って確かめ、いくつかの途中駅で下車し、その駅前だけでも風景を見たかったのですが、諸般の事情でできなくなっています。

 それで、大震災に伴って発生した福島第一原子力発電所の事故を描いた映画(事実に基づいた物語)「Fukushima 50」がWOWOWで放映されたましたので、2時間の大作を張り詰める気持ちで鑑賞しました。本当は昨年の春に劇場で観る予定だったのですが、これもご存知用のように、当時は映画館で観ることがけっこう難しい状況でした。

 なお、写真は劇中の免震重要棟での会議の様子です。左手前に立っている方が主人公の吉田昌郎さん(故人)を演じた渡辺謙さんです。右には緒形直人さんの姿も見えます。また、映画のタイトルは現場で必死の対応を行った約50名の作業員に対して、欧米など海外のメディアが称賛の意味を込めて名付けたものだそうです。

 それから、原作は門田隆将さんの「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」ですが、余談になるものの、彼の本名は「門脇譲」さんなので、何となく親しみを感じます。『なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日』『狼の牙を折れ 史上最大の爆破テロに挑んだ警視庁公安部』『汝、ふたつの故国に殉ず ―台湾で「英雄」となったある日本人の物語―』など、精力的な著作が多い作家です。

 あと、忘れていました。写真右手前にいる人は当時の総理大臣だった菅直人さんです。映画では超個性派俳優の佐野史郎さんが演じていました。肩からたすきを掛けていて、そこには「本人」と書かれています。選挙区の駅前での姿なのでしょうが、総理を務めた人が事前の選挙運動みたいにタスキを着けるのは極めてというか、彼以外には絶対にできないことでしょうね。

何を削ろうかな~緊急事態宣言延長

 緊急事態宣言が来月7日まで延長されることが決まりました。思うところは様々ありますが、「まあ、仕方がないのかな」というのが本音ですし、私や妻は今まで続けてきたことを飽きないのが大切と思っています。

 ただ、それだけではあまり張り合いがないので、「だったら、この機会にもうちょっと日常行動を削れないのかな」と無い知恵を絞っているところです。これは飛躍するようですが認知症予防にも良いかもしれませんね。

 しかし、いろいろと考えてみても劇的な行動変容はもう難しいと思いましたので、取り急ぎ、散歩と買い物のうち、買い物の回数と時間を削減することにしました。散歩は運動維持のために維持しなければなりません。

 それで、きょうの写真は少し前に撮ったものですが、食料品や孫のおやつなど、ちょっとだけ多めに購入しました。当日のお昼ごはんと夕食&翌日の朝食のおかずといったところです。鬼滅の刃のお菓子は孫たちにすごく喜ばれました。

 また、当日は定期購入しているビールの在庫がなくなってしまったので、スヌーピーのエコバッグには上述の商品以外にも、ビールのレギュラー缶が12本入っています。ですので、JR阿佐ヶ谷駅北口のお店から歩いてきたのは難儀でした。

 ところで、私は学校を卒業してお客さん相手の小売業で働いていましたので、どうしたら売り上げを伸ばせるかはある程度、分かっているつもりです。例えば、衝動買いを誘導する、店内の滞留時間を増やす、家族連れで来店してもらうなどです。

 でも、皮肉なもので、現在はこれらはやってはいけないことになっています。つまり、できるだけ少人数で、できるだけ早く買い物を終えることが推奨されています。残念な気持ちもありますが、これもまた、「仕方ないね」と思っています。

 

不要不急の外出こそ人生の楽しみ

 きょうは変なタイトルですが、天の邪鬼のへそ曲がりで意地悪の私ですので、そのまま解釈するも、逆説的に捉えるのもお好きにしてください。ただ、自分はといえば、幸いにして諸環境がいろいろな意味で比較的整っているので、総理大臣や都知事や医師会会長が要請されていることをほとんど行っています。もちろん、互いに正反対のことを言われるときがあるので、少々、困惑することもあります。

 ただ、これまで生かされてきた人生を若干、振り返ってみると、タイトルのようになる気がします。つまり、どうしても必要なことではない旅行や宿泊など観光とか、レストランでの食事や居酒屋での飲み会とかに私たちは楽しさを見出しているように思えるのです。だから、嫌な仕事や業務も少しは我慢してできるのではないでしょうか。僭越ですが、少なくない皆さんもだいたい同じであると感じています。

 それが、自粛という形で要請されると、しかも、長期に渡り複数回になってくると辛さもいっそう増してきますし、「いっそ、法律で規制してくれたほうが楽になる」と考え始めるのも不思議なことではなくなるでしょう。しかし、この国は過去から安全保障についてほとんど思考することを停止してきました。今回のCOVID-19も他国からの侵略も安全保障の観点からはそれほど違わないと思います。

 だからといって、嘆いてみても、文句ばっかり言ってみても、批判を繰り返していても、COVID-19は退散してくれません。最近は「後手だ、後手だ」と叫ぶのがブームになっているようですが、私などは、「だったら、そのときに言ってよね」と思ってしまいます。政府の対応が後手ならば、批判している人たちも同じく後手なのです。あのWHO(世界保健機関)だって、「人から人へはうつらない。マスクは必要ない」と公式見解で発表していました。

 また、これからも、ワクチン接種について、様々な人たちがそれこそ様々な発言をするでしょうし、その中には医師や専門家も含まれます。合わせて、マスコミや野党も政権の攻撃を強めてくるでしょう。日本は中国共産党ではありませんから、何を言っても基本的に自由ですが、中共は彼の国でかなりの封じ込めに成功したことを、「(共産主義)体制の優位性」と主張し始めています。

 確かに悔しいのですが、中共が散々、初期の情報を隠しておいたことは事実であるものの、COVID-19対策に成功していることも、もう一方の事実です。私たちは文句を言う自由もあるし、政府を批判する自由もありますが、同時に私たちが選んだ国会議員であり、東京都知事であることも間違いありません。このままですと、「共産主義の優位性」に軍配が上がるのではと、私は危惧を強めています。

 ワクチン接種が近づいていますが、依然として終息どころか、一定の収束も誰にも予測できない現在、嫌々でも、渋々でも、もうちょっと、民主的に選出された人たちに協力し、照れくさいのですが、応援しても良いように思います。立憲民主党と共産党は政府へのクレームが仕事ですから仕方ないと思いますが、特に酷いのが自民党の一部の国会議員たちです。

 わずか数カ月前に自分たちの総裁として選び、総理に押し上げたのに、「菅総理のもとでは選挙が戦えない」とか「覇気が感じられない」とか、いったい何を考えているのかなと情けなくなります。二十歳からこの歳まで、1回も投票用紙に自民党や自民党の候補者名を書いたことがない門脇からのぼやきでした。最後に偉そうに申し上げてすみません。

来年はCOVID-19封じ込め元年に!

 いきなりですが、武漢市は中国湖北省の省都で人口は一千万ちょっと、申し上げるまでもなく、COVID-19はここから発生したと言われています。その検証は非常に重要なのですが、中国共産党はそれを拒否しています。ここをはっきりしない限り、後世の人たちに私たちは責任を果たしたことにはなりません。

 そして、その当初の市内の様子は報道されていたものの、中国共産党の露骨な妨害によって完全に抑え込まれ、世界もどうなっているのか知ることができませんでした。上述したように、市内で何が起こっていたのかを検証することなしには、新たなウイルスの出現を阻止することも不可能でしょう。

 しかし、その間、市内では想像を絶するような共産党による一切の私権の制限が行われ、徹底して人の流れを止めたと一部では伝えられています。ですから、現在は「武漢は世界でもっとも安全な都市」というのも、あながちブラックジョークとも言えなくなっています。

 感染症を封じ込めるには様々なやり方があるようですが、いちばん効果的なことは武漢でやったと言われているように人の流れを断ち切ってしまうことでしょう。ただ、これは独裁強権の共産党だからできたことで、自由主義国家ではそれ限界があると思います。

 なお、総理の菅さんが先日、「感染拡大を阻止する最大の効果は飲食店の時間短縮だ」みたいなことを言われていましたが、それをすることは間違っていないものの、繰り返しますが、武漢でいわば実証実験をやった結果からも、経済を回すことを除外すれば、人の移動を徹底して制限することでしょう。

 それから、欧米先進国とは自由と民主主義を共有している国々ですが、その対策のほとんどは強制力のあるものです。それでも、感染が拡大しているのですから、もしかしたら、万策尽きたという状態になるかもしれません。もともと、政府の方針にあまり従わないお国柄もあるようです。

 振り返って日本ではどうでしょうか。これまでの政府や自治体の対策はほとんどすべてが、「お願い」であり「要請」であり、今後のワクチン接種も「努力義務」です。ですから、それに従わなくても法律で罰せされることはありません。逆に言えば、最終的には国民の皆さんの判断に任されているのです。

 だから、電車の中でマスクを着けていなくても、周りからちょっと奇異な目で見られるでしょうが、罰金を聴取されることはありませんし、自治体の要請に従わずに深夜早朝営業している居酒屋も同様です。もちろん、休業補償のことも大切ですが建て付けはそうなっています。

 一方、中国共産党と同様にCOVID-19対策に成功した台湾(中華民国)ですが、現在でも地下鉄などではマスクの着用は義務付けられていますし、違反すれば罰金です。世界でもっとも抑え込んでいる台湾でさえ、このような態勢で臨んでいるのです。

 また、その台湾も2003年のSARSでは文字どおり、阿鼻叫喚のような現実を経験しました。一例ですが、台北市内の市立和平病院では大人数のSARS患者が発生しまし、そのときの痛烈な反省が、今の安全安心な台湾につながっていると思います。また、入国者の受け入れにも厳しく制限されています。

 いずれにしても、年末年始の人の動きが心配です。陽性者の数はどうなるのでしょうか。合わせて人の流れが再び活発になったときをさらに懸念しています。ワクチンにも期待するところですが、今一度、わが国が世界に先駆けて取り組んできた社会的約束事を守るしかないのでしょう。

 もしも、そのことを地道に継続できなくなれば、法律での強制力がないため、逆に国民の皆さんの不満というか、自粛疲れが爆発することすらあると思います。政府、自治体の首長、有識者から繰り返されているメッセージも素直に受け入れることが難しくなっているように感じます。

 そうなると、世界の中で重症者も死者も桁違いに少ないわが国が、欧米とは別の意味の混乱に陥る危険性もないとは言えないでしょう。写真は渋谷駅前の風景をぼかして載せていますが、歓楽街での人出は、感染症へのいちばんの有効策である“人の流れを止める”とは縁遠いようです。かなり厳しい状況になっています。

 あと、ワクチン接種のことについてはこれまでも何回となく述べてきたとおりです。それが有効な結果につながることを願っているものの、接種した人の感染リスクが軽減されることは間違いないと思いますが、だからといって、その人がほかの人に感染させないという報告はありません。ここのところは重要です。

 もちろん、「そんなこと言ってたら何にもできないじゃないか!」と声が聞こえてきますし、そのとおりです。ただ、少なくても7割以上の人たちが接種を受けないと集団免疫が確立しないと伝えられているのですから、街中で「ワクチン打ったから、マスクは外すよ」という光景が増えてくるとしたら、それはそれで危険なことになるでしょう。本当に厄介なウイルスですね。

新しい駐日韓国大使には注意が必要

 もちろん、わが国に赴任される世界各国の駐日大使が全員、日本に好印象を持っていただき、親日的であるとは限りませんが、次の韓国の駐日大使に先日まで国会議員で、前「韓日議員連盟会長」である、姜昌一(カン・チャンイル)さんが内定したそうです。今後、日本政府の同意(いわゆる“アグレマン”)を得られれば、港区南麻布にある韓国大使館(写真背景)の主(あるじ)となられるのでしょう。

 それで、この方ですが、東京大学で博士の学位を取得され、客員教授も務め、日本語も話されるようです。また、議連前会長の経歴からも、知日派などと呼ばれているようですが、韓国では「知日派」と「親日派」はまったく別のものです。むしろ、知日派のほうが文字どおり、日本のことを知っているので、より反日的な言動を繰り返しているケーズすらあります。

 それでは、いくつかの事実をお示しします。まず、2011年ことですが、彼は韓国の国会議員として初めてわが国固有の領土である国後島を、日本政府の許可も得ないで訪問しています。いかに無責任極まる行動だったかは、当時の総理大臣だった親北派の菅直人さんですら、深い憂慮を表明したことで分かります。とにかく、日本と日本人の嫌がることだったら何でもやるということですね。

 それから、身の毛のよだつような「親日派破墓法」の制定に彼はとても積極的です。何の法律かとお思いでしょうが、簡潔にまとめると、「国立墓地に埋葬されている歴代大統領などの墓を掘り返して、親日派の遺骨をほかの場所に移す」というものですが、その理由が「国立墓地に仇敵(つまり親日派)が眠っていると、愛国烈士があの世に行って落ち着くことができない」と仰天ものなのです。

 また、これで驚いていては、以下の発言で腰を抜かしてしまいそうです。数年前のことですが、彼は自国のいわゆる慰安婦のおばあちゃんたちに向かって、「本当は日本国王(天皇のこと)や安倍が来て謝罪しなければならない」「いつか日本国王や首相が来てひざまずいて謝罪するでしょう」と言い放ったのです。こんな人が天皇陛下に信任状を捧呈するなど、まったくあり得ないことです。

 そう言えば、保守派と言われている元大統領の李明博さんも「天皇が韓国に来たかったら土下座しなければならない」と言っていましたし、今は一緒に壁の中にいる前大統領李恩恵さんも、「日本が朝鮮半島を併合した恨みは千年経っても忘れない」と述べていました。要するに、彼の国では保守派であっても、現政権の革新派(実は北朝鮮大好き派)でもあっても、反日は絶対に揺るがない根本なのです。

 そのほかにも、いわゆる徴用工(実態は応募工)裁判での資産の現金化(私個人はとっとと実行すればいいと思っていますが)、福島第一原発の処理水の海洋投棄(ちなみに韓国では東京五輪を放射能五輪と呼んでいるようです)などなど、厄介で頭が痛くなることばかりですが、日本に在住している帰化を含めた韓国人の人権をしっかりと守って、あとは彼の国とのお付き合いをできる限り止めてしまうのが、両国、両国民にとって最良の選択のような気がします。

 あと、余談ですが、日本に出稼ぎに来ている韓国の芸能人のことです。男性でも女性でも、「どうぞお好きなように」しかありませんが、注意しなければならないのは、Tシャツに原爆投下のイラストをつけてはしゃいでいたり、来日すると「日本の皆さ~ん!こんにちは!」と叫びながら、その同じ人が、母国ではさんざん日本の悪口を言っている現実があるということです。嫌ですね、このような人たちは。

新大統領誕生を最も喜んでいる日本人

 日本の民主的選挙で選出された国会議員の皆さんが、さらに民主的な選挙で選ばれた内閣総理大臣がお祝いのメッセージを送ったとのことですから、アメリカの大統領はアメリカの有権者が決めることは当然ながら、わが国の立ち位置が定まって良かったと思います。でも、「大統領」とか「当選」とかいう表現はありませんでしたね。

 それにしても、彼の国は世界最大最高のIT国家であるのは間違いないのに、選挙に関してはけっこうアバウトというか、いい加減なところがあるようです。まあ、合衆国(合州国)ですから、文字どおり、「州」の権限がとても強いことは理解していますが、「何なんだろうな」と思うことも少なくありません。

 そして、大統領選に勝利したバイデンおじいちゃんですが、彼自身は中道穏健派ですから、特に問題はないものの、厄介なのは応援していた急進左派の人たちです。もともと、今回の戦いは、トランプ大好き派vsトランプ以外だったら誰でもいい派の様相がありましたから、余計に心配になります。

 それから、私はトランプ大統領のあまりお行儀が良くない言動はいかがなものかと思いますが、だからといって、「往生際が悪い」とか「民主主義が破壊されている」はおかしいと感じています。確かに往生際がいいとは思いませんが、法廷闘争は民主主義の権利行使で、アメリカの民主主義が壊れたわけではありません。

 さて、今日タイトルですが、その日本人は首相の菅義偉さんでしょう。その理由は割に簡単で、トランプ-安倍晋三がトランプ-菅義偉の構図で比較されなくて済むことです。実のところは分かりませんが、外交が苦手と言われている菅さんにとっては、相手も変わるのですから、一安心でしょうし、何となく相性も良さそうです。

 それで、その菅さんですが、臨時国会での日本学術会議問題もなかなか手堅く乗り切りました。でも、それは菅総理がすごく長けていたのではなく、立憲民主党などがあまりにもお粗末だったからからです。だいたい、代表の枝野幸男さんからして、論戦前に「一問一答に行き詰まって総選挙だ」と意味不明なことを言っていました。

 また、一部の新聞では衆参の予算委員会で論客を揃えて臨むなどと報道していましたが、お馴染みのメンバーがお馴染みの自己満足的な質問を繰り返して、ついには「熱意がまったく伝わってこない」などと、これまた、意味不明なことを発信していました。あと、同じ質問をすれば、同じ答えが返ってくるのは当たり前ですが、それも気に食わないようです。

 いずれにしても、森友も加計も桜も同じなのですが、政権を陥れることができると脊髄反射的に信じ込んでしまい、結局は「疑惑はさらに深まった」で終了です。日本学術会議については、人事のことなのですから、初手から筋が悪かったのです。普通に考えれば、裁量権のない人事権なんてこの世にあるはずがありません。

 そして、過去にもお伝えしましたが、官房副長官が人事に関与したのではとの疑念から、参考人招致を求めているようです。しかし、どの世界だって、社長や理事長などが人事について、担当常務や理事、人事部長などに相談することは極めて常識的なことで、そうでなければ、左派や自称リベラルが大嫌いな独裁になってしまいます。

 ですので、共産党や立憲民主党が野党でいる限り、連立与党政権はとっても安泰だということでしょう。その意味では、国民民主党の玉木雄一郎さんの質問はすごく良かったと思いました。ただ、彼の質問時間は立憲民主党から融通してもらったそうですので、会派離脱は大いに評価するものの、限界があるのかもしれません。

 おしまいに、いつも小ネタを提供してくれる自民党国会議員秘書をしている友人のメールを載せておきます(本人の了解済みです)。「正直なところ、国民民主党から移ったまっとうな先生もいるので、警戒していたのだが、蓋を開けてみれば、いつもメンバーがクレマー的質問をしていただけ。玉木先生のような質問がほとんどなくてほっとしている」。だそうです。

警視庁公安部が外事部門を強化する

 新聞やテレビではそれほど大きなニュースにならなかったようですが、警視庁公安部が組織を大幅に変更することになったようです。もともと、「公安部」という名称は警視庁のみに存在していて、ほかの道府県本部では「警備部」の中に公安各課があります(一部例外あり)。それだけ、東京都内では公安警察の役割が重要なのでしょう。

 それで、その組織再編ですが、簡潔に申し上げれば、外事部門を全体的に強化して、特にアジア全体を担当しているセクション(と言っても、ほとんど中国と北朝鮮だけですが)から、北朝鮮(もちろん、韓国の従北派を含みます)関連を独立させます。これにより、中国、北朝鮮両部門の調査をレベルアップすることが可能となるようです。

 なお、日本共産党や宗教団体を視察している公安総務課、過激派や大衆団体、右翼団体を担当している外事関係以外の公安部組織には特に変更はないと承知しています。国会の審議では日本共産党の議員が公安調査庁の次長などに、「違法な調査活動を止めろ」と、ときどき要求していますが、公安調査庁のそれは失礼ながら、公安部に比べれば子供と大人ほどの差があります。

 ただ、北朝鮮内部のことについてはなぜか、公安調査庁がけっこう把握しているようで、同じく自衛隊の諜報部門も情報を持っています。しかし、公調と自衛隊の関係はまずまず良好ですが、警察公安の人たちは公調に対して「あいつらは俺たちの邪魔ばっかりしている」と言っているようですし、自衛隊には「226事件で軍部に殺されたのは警察官がいちばん多かった」といまだに恨んでいると聞きました。

 さて、私が持っている単行本は小学館から最近、発刊されたもので、コンビニのみで購入できるシリーズです。今回はみんな大好きなゴルゴ13の過去の作品3話が載っていて、タイトルはその名もズバリ『諜報』です。そして、インテリジェンスに関しての著書も多い、江崎道朗さんのコラムもありました。短いですが、コミンテルンのことなども書かれていて面白かったです。

 余談ですが、アマゾンなどでは売っていないため、この本を購入するため、荻窪と阿佐ヶ谷周辺の6店舗のコンビニを歩き回りました。結局は普段、もっとも利用している南阿佐ヶ谷駅横のセブン-イレブンにありました。休日だったので時間的な問題はありませんでしたが、最初からここに行っていれば良かったと思いました。しかし、歩数はけっこう稼ぐことができたので、結果オーライということでした。

まんまと罠にはまった日本学術会議

 「だから、言ったじゃないか!」なんて上から目線は禁物ですが、新総理の菅義偉さんは本当に恐ろしい人だということが、話題になっている日本学術会議の会員任命の件で早くも明らかになりました。失礼ながら、お坊ちゃん育ちの前総理とはまったく違うことを、左派や自称リベラルは見抜けていないようです。

 今回のことについては文字どおり、いろいろな人たちが様々な意見や考えを“開陳”していますが、まず、基本として「日本学術会議法」を読んでみましょう。わずかに30条しかない法律ですから5分もかかりませんし、それだけで、「憲法違反だ!」とか「学問の自由の侵害だ!」がいかにナンセンスなものか、容易に理解できます。

 また、数十年前の政府答弁を「破ったのは許せない!」と叫んでいる人もいますし、それはそれで、ご本人たちの自由ですが、これって、既得権益や利権を今までどおりに保証しろと言っているのと同じです。日本の左派や自称リベラルは根性がなく、お金は権力からありがたくいただくが、言いたいことは言わせてもらうが基本です。

 そして、既得権益や利権は昔から守旧派というか保守派のイメージがありますが、私は長い間、地方議員を務めさせていただき、「赤い既得権」や「赤い利権」もたくさん見てきました。でも、あまりやり過ぎずに控えめにしていましたので、それほど目立ちませんでしたが、日本学術会議の赤組の先生方は調子に乗り過ぎたようです。

 もちろん、会員の先生方には思想信条の自由があるのは当たり前ですが、それだって、あまりに度を越してしまえば、お金を出す側は何らかの対応策を取ることになります。どうしても、文句を付けられたくないのであれば、自らの資金で勉強すれば良いわで、この団体に入らなければ学問の自由がないとは言えません。そんなに偉そうに主張しないでもらいたいですね。

 それで、私もすごく気になっていましたので、公安関係の友人に聞いてみましたが、「日本共産党の秘密党員も少なくないですよ。彼ら彼女らは戦略に長けていますからね。上手に国家からお金を引き出して、反体制のプロパガンダをしています。学者さんというより、活動家の集まりですよ」と言っていました。

 ただ、会員の大多数がそうかといえば、穏健良識的な先生も少なくなく、「どうして、こんな組織になってしまったのだろう」と嘆いておられるようです。いずれにしても、この機会に日本学術会議とは何なのかということが次々に明らかになっているのは、納税者の国民の皆さんにとっても大いに歓迎すべきことです。

 実際、モリカケ桜では政府からなかなか資料が出てきませんでしたが、新官房長官からは超特急で人件費などが発表されています。また、自民党もモリカケ桜ではあまりやる気がありませんでしたが、今回はいち早くチームを組んで、河野太郎さんとともに反撃体制を整えています。要するに、「本気」なのでしょう。

 一方、立憲民主党や共産党はどうでしょうか。あいも変わらず、官僚のいじめの鬱憤ばらしの追求をやっています。せっかく立憲民主党(改)立憲民主党になったのですから、もう少し大人の態度を示さないと、さらに支持率は低下することは間違いないと思います。それでないと、難癖をつけるだけのクレーマー政党になってしまいます。

 それから、新・国民民主党はこの糾弾集会に参加していないのは良かったです。過去にこの種のチームで元気に発言していた人は立憲民主党に全員が移籍しましので、当然といえば当然です。結局はこの問題のオチもモリカケ桜と同じく、「疑惑はさらに深まった!」で終了するのでしょう。自民党や公明党の高笑いが聞こえてきそうです。

実はすご~く恐ろしい菅義偉さん

 もう5年以上前になりますが、六代目山口組から神戸山口組が分裂したとき、私は椅子から転げ落ちるほどビックリしました。その後はNHKや朝日新聞でも報道されるほどの話題となっていますが、数カ月前からその神戸山口組から中核団体の五代目山健組が抜けたとか抜かないとか、魑魅魍魎的な情報が飛び交っています。

 私もそれらのことを追跡していますが、今日はそれがテーマではありませんので、別の機会にお伝えします。ただ、かなり単純化して言えば、山健組からその主流である健竜会が飛び出したということでしょうか。もちろん、二代目宅見組や六代目若頭の高山清司さんの動きも注目です。

 さて、任侠の世界から脱して、私が再び椅子から転げ落ちそうになったことがありました。それは、新しく内閣総理大臣に就任された菅義偉さんが、ご自分の補佐官に共同通信幹部(すでに辞職済み)の柿崎明二さんを起用したことです。この通信社は反安倍を鮮明にしていることで知られています。

 その通信社でこれまた、反安倍を訴え続けてきた人を懐刀の補佐官にしたのですから、びっくり仰天です。彼が売り込んだのか、菅さんが望んだのかは分かりませんが、まさか、同じ秋田県の出身という理由だけではないでしょうし、もしかしたら、逆説的にモリカケ桜の野党対策かもしれません。

 それから、いささか以前のことですが、内閣の閣僚人事です。河野太郎さんのはんこ廃止や平井卓也さんのデジタル庁、不妊治療費用援助などが注目されていますし、携帯電話の料金引き下げも含めて、大いに頑張ってもらいたいと思いますが、私が驚いたのは上川陽子さんが何と!3回目の法務大臣で入閣されたことです。これって、オウム事件死刑囚の全員の執行もあると思いますが、検察組織への圧力強化にも見えます。

 そのほかにも、苦手とされている外交でも、中国共産党総書記の習近平との電話会談を2~3番手どころか、8番手くらいに後回しにするくらい、そっと嫌がらせをしています。おまけに、その習近平さんからのお祝いまで言ってもらいました。通常は序列2位の国務院総理からですから、運のいい人だと思います。

 そして、公明党というか、創価学会との関係です。安倍さんと公明党代表の山口那津男さんは表面的には上手にやっていましたが、安倍さんの思想信条からはどう考えても、公明党=創価学会と反りが合うわけがありません。その点、菅総理は学会の幹部ととても仲が良いと聞いています。今日の写真の背景は菅さんの選挙区内にある横浜橋通商店街ですが、このあたりも学会が強そうです。

 一方、野党はどうでしょうか。立憲民主党(改)立憲民主党は高揚感ゼロ、支持率上昇ゼロ、政策限りなくゼロという悲しいスタートになりましたし、代表(改)代表の枝野幸男さんは、「デジタルより自然エネルギーだ!」と意味不明のことを就任直後に言っていました。また、連合の言うことをほとんど無視して、共産党との共闘に熱心に汗を流していますが、それ以外は何となくやる気が感じられません。

 ただ、野党代議士の秘書を務めている友人が言っていました。「連合さんにはお世話になっているけれど、地域の共産党の人たちは一生懸命に応援してくれるんだよ。確かに門脇さんが指摘しているように、党中央の統一戦線戦略にはまっているんだろうけど、背に腹は代えられないからね」。まあ、ご自分が当選することが第一ですから、理解できなくもありません。

 さらに彼は、「共産党の真剣さはありがたいよ。比べてはいけないんだろうけど、連合さんの参議院選挙全国比例区候補の票数とその産別の組織人員を見てみると、『なんでこうなんだ』と思うことも少なくなくてね」と続けました。どちらにしても、立憲民主党の皆さんはご自分の選挙区で共産党が立候補せず、応援してくれることに腐心しているそうです。

 何となく残念な気持ちになりましたが、確かに当選第一はとても大切で理解できます。しかし、「門脇さんがSNSで『思想信条どころか主義主張がない』と嘆いていましたが、元々、そんなもんはないんですよ。それじゃなきゃ、コロコロと政党を渡り歩くなんてできるはずないじゃないですか」には妙に納得してしまいました。寂しいことですね。

 話題を戻します。国対委員長(改)国対委員長、お馴染みの人徳人望ゼロの安住淳さんは相変わらず、自民国対委員長の森山裕さんの掌で元気に踊っています。でも、調子に乗って、「菅内閣が国民目線でなければ政権から引きずり降ろす」などと叫んでいますが、本当にこの人の思考回路が心配になってきました。私は思うのですが、安住さんは何か特別のコンプレックスでもあるのでしょうか。

 いずれにしても、枝野幸男さんのように、「安倍亜流内閣だ!」とレッテルを貼っているようでは、菅総理の本当の恐ろしさを理解できず、いつになるか分かりませんが、次の総選挙では一定数の比例復活と一部幹部以外の議席は絶望的かもしれません。私たちにとって自民党政権が続くことを喜んでいられませんが、それ以上に不幸なのは、健全穏健な野党がほぼ存在していないことかもしれません。

 あと一つ忘れていました。それは防衛大臣に就いた岸信夫さんのことです。ご存知のとおり安倍前総理の実弟で、それはそれで何か問題があるのではありませんが、自民党の中では、すなわち、すべての国会議員の中では最大最高の台湾(中華民国)通なのです。この時期に菅さんはこの人を国家の守りの責任者にするのですから、これだけも怖い総理大臣です。くわばらくわばら。

(追記)昨日のことですが、日本学術会議の会員6名が任命されなかったと報道されていました。早速「憲法違反だ!」と野党が叫んでいますが、「日本学術会議法」を読んでみれば、慣例や既得権益という観点からは外れていいるものの、法律は「日本学術会議は、内閣総理大臣の所轄とする」「日本学術会議に関する経費は、国庫の負担とする」「会員は(中略)内閣総理大臣が任命する」となっていますので、憲法違反とか学問の自由の侵害とかには少なくても抵触することはありません。どうしても、自分たちの人選どおりにしたいならば、それを可とする政権を作ればいいでしょうし、わが国はそれが憲法で保障されています。

この会議は総理大臣の諮問機関であり、あくまでも、その任命権は総理大臣にあります。もちろん、過去の慣例を破って任命されなかった人たちは面白くないでしょうが、見方を変えれば、日本学術会議が推薦さえすれば何事もなく会員になれるという、文字どおりの既得権益と前例を打ち破る第一号となるかもしれません。これは菅さんのいちばんの公約ですから、絶対に妥協することはないと思います。本当に恐ろしい総理大臣の誕生ですが、日本学術会議も今まで調子に乗りすぎたようですし、野党のヒアリングという名の官僚いじめも止めたほうが良いと思います。

難儀なCOVID-19ワクチン開発

 COVID-19については今後、どのように感染が収まっていくのか、そうでないのか、依然としてとても心配ですが、それに対するワクチンや薬剤(治療薬)の開発が全世界レベルですごく急いで進められています。それらに関わっていらっしゃる製薬会社、研究機関、大学などで頑張っている皆さんに心より敬意を払わせていただきます。

 それで、COVID-19問題がなければ私たちは、「PCR検査」「ジョンズ・ホプキンス大学」も「アビガン」の名前を聞くことはなかったでしょう。その意味では、ほかの疾病と違って、世界のどこの国民であれ、COVID-19からすぐには逃れられることはできません。逆に言えば、知恵の出しどころですね。

 さて、2カ月以上前になりますが、私は「ワクチンへの過渡な期待は禁物かも」というタイトルの記事を載せました。少なくない皆さんからご賛同をいただきましたし、上から目線で恐縮ですが、物事はだいたい内容のとおりに進んでいます。もっとも、この考察は何人かの医師にお聞きしてまとめたものです。

 そして、政府もこのワクチン確保ではなかなか頑張っていますし、一つの製薬会社に頼ることはなく、今回、重大な副作用が発生した(その後に臨床試験を再開)アストラゼネカのほかにもファイザーとモデルナとの契約も進めています。ただ、正直ところ、アストラゼネカは18年前のイレッサのことがあるので心配はあります。

 ところで、治療薬(抗ウイルス薬)とワクチンとの違いですが、申し上げるまでもなく、治療薬は患者さんに投与するもので、ワクチンは健康な人に接種するものです。ですから、治験(臨床試験)のやり方も大きく異なっています。私には専門的なことは分かりませんが、急ピッチで行われているCOVID-19ワクチンの治験はこのあたりにも課題がありそうです。

 また、ワクチンを接種したあと、重い後遺症が出てしまった場合は、製薬会社ではなく、政府がその補償をするという方針も悪くはないのですが、それを始めから承知で接種を実施することは若干の不安があることも事実ではないでしょうか。その意味でも、慎重に治験を行ってもらいたいものですし、スター・トレックではないのですから、トランプ大統領の「ワープ・スピード作戦」はどうなんだろうと思ってしまいます。

 もちろん、目の前にある命運をかけた大統領再戦への向けての焦りもあるのでしょうが、世界を代表する、本来は商売敵である9つのバイオ企業が共同で「最高度の倫理的、科学的基準に基づいて臨床試験を進める」との声明を出したことも異例でした。本来は最短でも3~5年はかかるワクチン開発ですから当然でしょう。日本も社会経済を潰すわけには生きませんが、接種までは極めて慎重に対処する必要があります。

 それから、友人の医療関係者が興味深いことを言っていました。それは中国でのワクチン開発のことでした。彼曰く、「治験とか臨床試験とか言っているけど、ワクチンは新しいがん治療薬などと決定的に異なり、病気でもない被験者への人体実験だよ。もちろん、各国とも被験者への報酬などは支払っていて、保険会社ともリスク分散で契約をしているけどね。その点、中国はかなり優位に立っているんだ」と言いました。

 私が「それは分かるけど、どうして中国が開発でアドバンテージがあるの?」と尋ねると、「具体的なことは避けるけど、新疆ウイグル自治区やチベットでの人権弾圧、圧倒的に多い死刑囚の数から考えれば理解できるだろ」と返してきました。確かにかなり恐ろしいことですが、彼の国の共産党が何でもやり放題のお国柄からすれば、人体実験という単語からも結論は導けそうです。ワクチンで世界に恩を売るつもりなのでしょうか。

 いずれにしても、治療薬の開発というか、どれとどれを組み合わせることによって、COVID-19の患者さんに効くのかも分かってきましたし、ワクチンへの期待も当然です。でも、依然とし“未知のウイス”なのですから、やっぱり、日本ではかなり確立されている社会的約束事を守っていくことが、少なくても当面はワクチンや治療薬に匹敵する最大のやり方と思います。

(写真は数多い中国のワクチン開発グループの中でもっとも進んでいると言われている“シノバック・バイオテック”の開発中のワクチンです。中国には「武漢生物製品研究所」というシュールな名称の企業もありますし、人民解放軍でも開発を急いでいるようです。何となく怖いもの見たさのようでもありますね)

衆議院議員の長島昭久さんと懇談

 安倍晋三さんが総理を辞任されることになりました。民主的に選出され、国政選挙では勝利を重ねている安倍さんが任期途中で辞められるのですから、かなり体調がお悪いのでしょう。本当に長い間、お疲れさまでした。市井で暮らす国民の一人として、お礼を申し上げるとともに、ご快復を祈念いたします。

 また、私には永田町の権力構図などさっぱり分かりませんが、COVID-19対策に本格的に取り組むためにも、新しい総裁・総理にはできる限り早めに、例えば10月とかに衆議院の解散総選挙を実施していただきたいと思います。その結果を受けて本格的な内閣でしっかりと仕事をしてもらいたいです。

 さて、今日の話題ですが、久しぶりにとても静かな衆議院議員会館に行ってきました。私が学生時代から利用している丸ノ内線で移動しましたが、南阿佐ヶ谷駅から国会議事堂前駅までは乗り換えなしで20分程度で、すごく便利です。ただ、新宿駅から先に進んだのは半年ぶりくらいだったと思います。

 それで、長島昭久代議士とお会いしたのは、昨年10月に帝国ホテルで開催された連合30周年パーティー以来ですが、限られた時間だったものの、大いに様々な話題で盛り上がりました。また、彼は日本(国民)にとってもっとも大切な政策の一つである安全保障の第一人者であることが広く知られています。

 そして、話を進めながら、適切な比喩ではないと思いますが、つくづく「遠くの親戚より近くの他人」だなと感じました。もちろん、彼は“他人”ではありませんが、今日的な政治情勢から、長島さんが政党を移ったこともよく理解できますし、“遠い親戚”はますます遠くなっていくようです。

 それから、会館に入る前に国会議事堂を写真に収めようと思ったら、警備員の方が敷地内では撮らないでと言われました。でも、ありがたいことに、ベストスポットを教えてくれました。おかげで、夕日に輝く素敵な国会議事堂を撮れましたし、長島さんの部屋からは主が変わる総理大臣官邸と公邸がよく見えました。

 ちなみに、帰りの丸ノ内線はラッシュにかかっていたので、最後尾の車両の運転席が見える場所に乗客の皆さんを背にしてずっと立っていました。でも、運転席の各種メーターなどと後ろに流れていく線路を見ていましたので、まったく飽きることはありませんでした。満員電車も工夫次第ですね。

悪魔のささやき「共産党も応援するからね」

 どうやら国民民主党の分党の流れが固まったようです。マスコミは早くも国民民主党(以下“民民”)に残る人、立憲民主党(以下“立民”)に移籍する人の分類表を作り始めています。いろいろな見方はあると思いますが、個人的にはとても良い方向に進んでいると思っています。

 それで、立民では民民の身の振り方が定まらない議員に対して説得工作を行っていると伝えられています。もっとも、これは今に始まったことではなく、かなり以前から立民で寝技を得意とする議員によってやられてきたことです。ですから、それほど驚くことでもありません。

 そのやり方は単純で、「あのさ~、解散総選挙も近いようだね。君が立民に来てくれたら、もちろん、われわれは積極的に応援するし、自治労や日教組もそうなると思うよ。でもね、最大のメリットは共産党だよ。多分だけど、君の選挙区には共産党は候補者を擁立しないよ」と囁(ささや)いています。

 これは民民の衆議院議員にとってはかなり決定的な誘惑です。かたや自民党(一部は公明党)の公認候補と戦うとき、横を見れば立民の支援を受けた共産党候補がいるのと、その立民と共産党が後ろから背中を押してくれるのとでは、まさに地獄と天国の隔たりがあるでしょう。

 こうなると、特に小選挙区での基盤が弱い、とりわけ、比例復活で当選している議員は思想信条も主義主張もかなぐり捨てて、立民へと走り出します。ただ、これを責めることはやってはいけないでしょう。間接的に共産党に魂を売ることになるのですが、自分たちの当選が第一ですから仕方ありません。

 でも、実際には共産党の統一戦線の道を歩むことになりますので、移籍した人たちは十分に注意していただきたいと願っています。つまり、立民を通じて共産党と本気の共闘をすることになります。見方を変えれば、共産党の戦術も表から見れば柔軟になったのですが、その実態は共産主義特有の統一戦線論にはまったことになります。

 これは立民の幹部や小沢一郎さんなどが過去から画策していたもので、友人の記者によると小沢さんは共産党幹部に、「自民党も本来は水と油ほど違う公明党と上手くやっているではないか。共産党は野党の創価学会になれ」と言っていたそうです。なるほど、理屈としては変に分かるような気がします。

 一方、残留者たちの新生国民民主党ですが、しばらくは冬の時代が続くかもしれません。でも、それだっていいじゃありませんか。もともと、穏健良識の中道右派の場所はがら空きになっていたのです。国民の少なくない皆さんは「自民党は好きではないけど、今の野党じゃね~」と思っていました。

 今こそ、意味不明な野党の塊より、新たな国民民主党は初めは少数でも、必ず国民の、有権者の皆さんの支持を得ることは可能だと考えます。立民は共産党や社民党とともに左傾化を進んでいくことは間違いありませんから、今回の分党が絶好のチャンスになる可能性も低くはありません。

 つまり、それぞれの道を歩んでいけばいいと思うのです。この世の中、「政治が悪い!社会が悪い!安倍が悪い!」と常に叫んでいなければ落ち着かない人たちがいるのですから、その意味では共産党や新・立憲民主党もなくてはならない存在ですし、人物的には魅力的な方もいらっしゃいます。

 そして、個人的な思いで恐縮ですが、すべての選挙でただの一度も自民党(候補者)の名前を書いたことがない私も、民社党の解党以来、やっと心から応援できる政党が誕生するようで歓迎しています。民間企業に働く労働者の皆さんもきっと、この政党を支援してくれると確信しています。

 また、長いわが国の労働組合の歴史の中で、常に民主的労働運動に邁進し、左翼労働運動と対決して、安定的な労使関係を築いてきた多くの産業別労組の指導者の皆さんも同じ思いでしょう。私がお世話になった組織でもそのことは脈々と受け継がれてきましたし、民主的労働運動のまさに原点であると思います。

 なお、民社党の理念を継承する民社協会としての基本的姿勢は以下のとおりです。ちょっと長いのですが、ご覧いただければ嬉しいです。

 「民社党は党綱領において、『左右の全体主義と対決』とし、特に人間性を踏みにじる共産主義を否定、自由にして民主的な政治を進めようとした。容共的な政党とは一線を画してきた。
 そして、国民・国家の将来に責任を持てる現実的政策の推進を旨とした。反対のための反対の姿勢をとる政党、クレーマー的政党に堕することがないよう努めてきた。
 エネルギー政策においては、資源に乏しいわが国の実情をも踏まえ、原子力の平和利用を推進してきた。
 防衛政策においては、観念的平和論を避け、自由世界の一員の立場で独立を守り、誇りの持てる国家であることを目指してきた。そのために、国際連携と防衛力の整備を進めようとしてきた。
 福祉政策においては、友愛の精神に基づき、弱肉強食的な社会に陥ることなく、国民がこぞって安心して暮らせる社会の建設を目指してきた」。

 以上ですが、いかがでしょうか。びっくりするくらいこの時期に求められる基本理念が集約されています。今回の分党劇を好意を抱いて見ながら、小さくても将来の日本を託せそうな新・国民民主党の将来が楽しみです。

台湾が親日国になった理由は

 小学館から発行されているビッグコミック最新号の表紙に台湾(中華民国)総統(大統領)の蔡英文さんが描かれています。そのお顔は笑ってはいませんが、きっと彼女も喜ばれていると思います。

 そして、元総統の李登輝さんが先日、97歳で鬼籍に入られました。台湾人として誰よりも台湾を愛し、日本を愛していただいた政治家だと思います。天寿といえばそうなのですが、とても残念です。

 それで、その台湾が世界一の親日国家であることに異議のある人はいないでしょう。でも、昔々からそうだったのかといえば、違っていたように感じるのです。長い歴史の中には、お互いに不幸なこともありました。

 日本が台湾を統治していた50年間もすべてが順風満帆では決してありませんでしたし、蒋介石さんが大陸から移ってきてからも同様です。彼が総統であった時代は戒厳令が敷かれていました。

 その戒厳令は蒋介石さんの息子の蒋経国さん(宋美齢さんとの間のお子さんではありません)のときには、ずいぶん緩くなっていて、彼自身も「私は台湾人です」と公言していて、人気があったようです。

 私は彼が逝去された直後に台湾を訪れていますが、街中から歌舞音曲は消え、多くの皆さんが喪章を付けていました。私も出国前に妻に作ってもらいましたが、現地では「なぜ、日本人が?」と何人もの方から尋ねられました。

 また、当時は総統府(大統領府)の前には「大陸を取り戻そう!」「中国共産党を打倒しよう!」などの大きな看板がありました。それが今では、百万人以上の台湾人が大陸で仕事をしているのですから、隔世の感の3乗です。

 ところで、その国民党(中国国民党)が支配した時代は必ずしも台湾は親日国家ではありませんでした。現在はではそんなことはありませんが、馬英九さんなども日本に対しては良い印象ばかりではなかったようです。

 ちなみに、戒厳令時代は国民の一般的な自由はありましたが、台独(台湾独立)などと言ったら、いつの間にか、行方不明になることもありました。かつての二・二八事件もそうですが、暗い出来事もあったのです。

 さて、李登輝さんは蒋経国さんが亡くなり、総統代行→総統に就任され、1996年に台湾で初めての民主的な直接選挙で総統に当選され、2000年までの間、「国民大会」※を廃止するなど、数々の民主化を進めました。

 その後の総統選挙では、国民党と民進党の候補などと微妙な関係を続けられましたが、これについては台湾でも様々な評価があり、「尖閣諸島は日本のものだ」発言も、現地ではけっこう厳しく捉えられているようです。

 ただ、日本への造詣が深かったのは報道のとおり紛れもない事実で、彼がいなかったら、台湾は今日のような親日国家になっていなかったかもしれませんし、もしかしたら、韓国のような反日国家になっていた可能性すらあります。

 余談ですが、中国共産党は1996年の総統選挙のとき、台湾海峡にミサイルをぶっ放してアメリカの2隻の空母が出動しました。それにより海峡危機が高まりましたが結果、中共は李登輝総統誕生に“貢献”してしまいました。

 同じく昨年の総統選挙ですが、統一地方選挙で大敗した民進党は青息吐息でしたが、中共が香港に嫌がらせをしたので、「今日の香港は明日の台湾」の危機感が急上昇して、国民党候補を破って蔡英文さんの再選となりました。

 中共に対する世界の包囲網も次第に強くなっていますが、本当に中国共産党は正常な判断ができなくなっていて、これからもさらに孤立の道をまっしぐらに突き進むのでしょう。完全に世界の鼻つまみ者になってしまいましたね。

 私はいくつからの理由から必ずしも習近平さんの国賓来日に反対ではなかったのですが、ここしばらくの彼の傍若無人ぶりは酷すぎます。彼とわが国の元首である天皇陛下が握手すれば、日本が世界の笑い者になってしまいます。

 いずれにしても、あらためて李登輝民主先生のご逝去を痛み、蔡英文さんのさらなるご活躍を期待いたします。台湾への旅行はまたちょっと遠くなりましたが、その日を楽しみにおとなしく待っています。
(※「国民大会」は現在の台湾と大陸中国を知るには良い材料だと思います。興味のある方は検索してみてください)

ビッグコミックス『空母いぶき』が完結

 小学館発行のビックコミックの話題作「空母いぶき」のビッグコミックス全13巻が完結しました。ビックコミックでは2014年から2019年まで連載されていましたので、完結まで約5年間もかかったわけです。

 そして、作者の「かわぐちかいじ」さんは沈黙の艦隊やジパングなどの軍事物でも有名ですが、中国共産党による沖縄県尖閣諸島への領海侵犯などと物語が重なり、単なるフィクションではないと言っていいでしょう。

 特に最近の中国共産党の嫌がらせは凄まじく、わが国固有の領土や領海を守ることが困難になってきていますので、現実世界とは異なった表現もありますが、読者の側も緊張感を持って巻を進めることになります。

 また、昨年には同名の映画も公開されました。私も観賞しましたが、コミックとは別物と思ったほうがいいと感じました。つまり、あまりにもできが悪いということです。原作の中国が「東亜連邦」になっていたのは笑ってしまいました。

 それから、「空母いぶき」の続編として、「空母いぶき GREAT GAME」が始まっていて、すでにコミックスの第1集も発刊されています。今度は北極海が舞台とのことですが、すべての巻が完結したら購入しようと思っています。

ついに国際基準になった「3密回避」

 WHO(世界保健機関)がCOVID-19への日常的な対策として、3密(密閉・密集・密接)の回避を推奨するメッセージをフェイスブックに投稿して、世界中の加盟国で話題になっています。

 申し上げるまでもなく、3密回避については日本が提唱したスローガンのようなもので、振り返ってみると、けっこう早い時期から発信していました。当時の欧米などではあまり評価しなかったようにも覚えています。

 それで、この図表がまさに3密回避を訴えていて、「密」の部分は「C」と「s」で統一するという工夫がされています。これもわが国のものをいい意味で真似たのでしょう。左側の3原色みたいな表示もそっくりです。

 そして、先日もお伝えしたように、ワクチンは世界中の優秀な研究者の皆さんが全力で開発していますが、それに期待し過ぎることは避けたほうがいいでしょうし、ひょっとするとその前に有効な薬剤ができるかもしれません。

 また、様々な人たちがCOVID-19に対して、それこそ様々なことを言っていますが、同じ感染症の専門家でも異なる見解を示すことも珍しくありません。日本はよくやっていると思うのですが、それを認めたくない政治家も少なくありません。

 そんな状況では、やはり、「手指洗い、マスク、3密回避」に尽きるような気がするのです。これに「栄養・睡眠・運動」を基本とすれば、ほとんどのリスクを避けられると思うのです。それが今回のWHOのメッセージにもなったのでしょう。

 ちなみに、下段のイラストは左から、混雑回避、ソシアルディスタンス、換気ですが、目立ちたがり屋の私が隠してしまっているのは、「くしゃみや咳は腕で覆ってね」と「マスクを着けましょう」のイラストがあります。

 それから、緊急事態宣言中にも堂々と24時間、営業していた居酒屋が中央線の二つの駅の南口にありました。同じ系列ですが、朝の散歩でお店の前を通ったとき、狭い店内は3密代表選手権状態でした。

 でも、このチェーン店は法律にも条例にも違反はしていません。ですから、こんなことを嘆いてみても仕方ないのです。愛する家族と大切な友人を守るため、お互い様、他人を批判する前に、自らが実践していくしかないと考えています。

ワクチンに過度な期待は禁物かも

 私はこの間、COVID-19に関する様々な記事や提言、資料などをできる限り読み込んできました。もちろん、学術論文的な難解なものは理解できませんので、例えば、日経ビジネスやダイヤモンド、新聞の電子版などです。

 加えて、周りには医師が数多くいますし、フェイスブックを通じて感染症の専門家ともやり取りができるようになりました。ですので、医療政策的にはほぼ、概要を理解することは可能になったように思います。

 ただ、現在は落ち着いてきましたが、PCR検査を巡っては、「やりまくれ派」と「あまり意味のない派」が対立していましたし、テレビのワイドショーでは、「国民全員にPCR検査を!」と叫ぶ評論家までいて、閉口してしまいました。

 さて、タイトルのCOVID-19に対するワクチンですが、世界の研究者が一所懸命に開発を行い、製品化を急いでいます。集団免疫獲得がとても難儀になっていますし、治療薬もけっこう苦戦していますので、ワクチンへの期待は当然でしょう。

 ただ、過度な期待はやめたほうがいいと思います。世界中でCOVID-19に有効なワクチンがいつできるかを明言できる人は一人もいません。半年とか1年とか5年とか言われていますが、それすら、誰も保証できません。

 実際、2002年に中国広東省で発生して、世界を恐怖に陥れたSARS(重症急性呼吸器症候群)ですが、未だに有効なワクチンはありません。SARSに比べても桁違いに感染者、死亡者の多いCOVID-19ですから、余計に心配です。

 そのSARSですが、世界の感染者数は約8千人、亡くなった方は8百名弱でした。それに比べてCOVID-19は、感染者は1千万人を超え、死者も50万人を突破していますので、ワクチンの完成はさらに困難でしょう。

 仮に製品化できたとしても、それがワンシーズンだけ効くのか、結核予防のBCGのように長期間に渡り有効なのかも、今の段階では分かりません。また、国民に対する接種の順番は何も決められていません。

 一般的には医療従事者を最優先することに異議はないでしょうし、警察、消防、自衛隊などがそれに続くことになるでしょう。問題はそれ以降で、例えば、国会議員は優先順位が高いのかだけを考えても憂鬱になってしまいます。

 考えてみるまでもなく、毎年のように流行するインフルエンザでさえ、製法は確立しているのですが、いつも不足していて、あちこちの医療機関を探したりしています。これが全国民規模になるのですから大変です。

 それから、ワクチン接種の価格をどうするかも悩みのタネです。インフルエンザは自由診療枠ですから、保険適用とはならず、数千円のお金がかかりますが、COVID-19対応のワクチンは少なくても当初はそれなりの高額になることが予想されます。

 ただ、期待の持てる話題もあります。世界最大の医薬品メーカーであるファイザーが開発したワクチンが初期の治験で好結果だと発表しました。RNA(リボ核酸)ワンチンとのことですが、さらに臨床試験が進めばいいですね。

 ファイザーは量産体制を進めていますが、それでも、今年末までに1億本、21年には12億本だそうですので、日本にいつ、どのくらいのワクチンが届くのかはまったく未知数です。副作用も新たに生ずるかもしれません。

 なんだか、ワクチン開発は極めて前向きに行われているのに、湿っぽい話になってしまい申し訳ありませんが、それまでは、手指洗いの励行、マスクの着用、3密の回避という基本を守っていくしかないでしょう。

 あくまでも個人的な考えですが、「栄養・睡眠・運動」を日々の生活の基礎とし、上述の手指洗い、マスク、3密をしっかりと遵守すれば、ワクチン接種と同等、いやそれ以上の効果があるように思っています。

台湾を入国制限緩和国家に追加を!

 写真の女性はご存知のように台湾(中華民国)総統(大統領)の蔡英文さんで、COVID-19対策では世界でもっとも成功したと言われている国家元首です。大の日本ファンであることも知られています。ありがたいですね。

 さて、タイトルの政府が検討している入国制限の緩和についてですが、今のところ、ベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国です。これらの国々については誰もが異議はないでしょうが、大切な国が入っていません。

 それが台湾ですが、外務大臣の茂木敏充さんも国会で、「世界的に見ても非常に優れた対応をしていることは間違いない」と答弁しているのですから、何を躊躇しているのでしょうか。また、自民党も台湾を加えるように決議しています。

 もしも、何らかの思惑があって、台湾を排除するようなことがあれば、それは世界から笑いものになるでしょう。COVID-19封じ込めに成功し、経済や文化でも強い結び付きがある台湾を外すなどという選択肢はまったくありません。

 ベトナムとの交渉はまとまり、その次はタイと言われています。それはそれで良いことだと思いますが、どう考えたって、オセアニアの2カ国よりも、同じアジアの台湾がその次です。ちゃんとやってくださいね。

安倍さんはとても意地悪です

  先日から2回、登場してもらった友人に再び電話でお伺いしました。通常は私のSNSでの記事の中で、硬めの政治ものは「いいね!」が少ないのですが、検察関連の2回はけっこう多くの皆さんに見ていただけたようです。調子に乗っているわけではありませんが、三度目のお話をお聞きしました。

門脇:あなたのおかげで、私のSNSを見てくれている方が増えたようです。どちらかというと、硬めの政治の話題ですので、少し驚きました。
友人:それは良かったですね。新型肺炎で自粛が続いている中で起こった事件でしたので、誰もが関心が高かったのでしょう。

門脇:ところで、その後の展開ですが、どのように思われているのでしょうか。
友人:まあ、酷いの一言です。賭け麻雀の点数なんてどうでも良いことでが、検察はまったく反省していませんね。

門脇:具体的にはどんなことですか。
友人:私がもっとも怒っているのは、検事総長の稲田伸夫さんの態度です。カメラの前にも出てきませんし、紋切り型のお詫び文を発表しただけですから。失礼ながら、検事総長ってそんなに偉い人なのですかね。

門脇:確かに企業でいえば、副社長か専務が問題を起こしたのですから、当然、社長がマスコミの前に出てきて、謝罪して、きちんと質問にも答えるということですね。
友人:そのとおりです。もうすぐ辞めるから、天下りを意識して顔を晒したくないのでしょう。

門脇:なるほどですね。「謝罪しろ!謝罪しろ!」って、立憲民主党の福山さんや安住さんのようにはなりたくありませんが、検事さんが胸につけている「秋霜烈日」のバッチが泣いているように思います。
友人:ああ、あのバッチですね。でも、自らがそんなことを主張している人たちが、繰り返して恐縮ですが、マスコミに自分たちの都合の良い捜査情報だけを垂れ流しているなんて、どの口が言うのかと思いますよ。比叡山の千日回峰行のお坊さんが使うなら分かりますが、彼ら彼女らは何となく胡散臭いですね。

門脇:そこまで言われるとはなかなか強烈ですね。その一方でマスコミについても文句があるようですが。
友人:こちらも酷いものです。マスコミや立憲民主党は検事総長をちょっとでも批判しましたか。私の知る限り、そんな記者や立民幹部は一人もいません。ひらすら、安倍がーとか、森がーとか叫んでいるだけです。そっちも大いに問題ですが、こんなことでは検察改革なんて夢のまた夢でしょう。

門脇:要するに検察から情報をもらえなくなって困る、あるいは、検察は怖いから政権だけを徹底的に叩くということでしょうか。
友人:おっしゃるとおりです。特に立憲民主党は仮にも野党第一党でしょう。定年延長問題では検察に介入するなと言ったと思ったら、今度は処分が大甘だから厳しく罰せよと、いったいどうなっているのでしょう。もっとも、あまり期待もしていませんが。

門脇:ところで、束ね法案としての国家公務員と検察官の定年延長は今国会では審議しないことになりました。普通に考えれば、秋の臨時国会でとなるのでしょうが、そのあたりの展望はどうでしょうか。
友人:先日も申し上げたように、安倍さんは廃案にしてしまうと思います。彼はもともとこの改正案にはほとんど関心がなかったのです。ああだこうだと言われるのなら、「もう、やめったと!」です。逃げ足はかなり速いですよ。

門脇:しかし、そうなってしまうと、自治労に大きな恩義がある立憲民主党が困ってしまうのでは。私の友だちに役所で働いている人がいるのですが、「民間企業はこれからますます大変になるのに申し訳ありませんが、正直なところ、5年間も定年が伸びて、完全雇用と7割の給料が保証されるのはすごく助かります。それがなくなってしまうのは忍びないです」と言われていました。とても誠実で謙虚の方ですよ。
友人:ですから、安倍さんは意地悪なのです。相手が困ることが大好きなようです。今回の場合はその対象が立憲民主党と自治労でしょう。彼は労組や過激派については過去からかなり勉強しています。

門脇:立憲民主党と自治労はともかく、定年延長を楽しみにしていた大多数の公務員の皆さんはかわいそうですね。
友人:ええ、そうです。ただ、門脇さんの友人が「民間企業の社員さんには申し訳ない」と言われていたその人たち、つまり、サラリーマンたちがこれから民間ではリストラや給与の減額が始まるというとき、「公務員だけが‥」は理解されにくいでしょう。それでなくても、公務員バッシングは効き目が強いですから。

門脇:今になっては詮無いのですが、束ね法案を知らんふりして通したほうが良かったのではないですか。
友人:まったくです。検事の定年延長なんてもともと対決法案ではなかったのです。それをハッシュタグがどうのこうので、勝手に盛り上がってしまい、人徳ゼロの安住さんなんて、「想像できないほどの抵抗をする」と、ヤクザみたいなことを言っていました。公務員の皆さんは恨むんだったら、立憲民主党でしょう。もっとも、自治労が、「私たちは目先の利益より、組合員の待遇向上より、安倍政権を追求する立憲民主党をさらに支持する」と言ったら、それはそれで立派だと思います。

門脇:話題を変えます。安倍総理というと、門閥も豪華で、成蹊出身のぼんぼんというイメージですが。
友人:とんでもありません。あの権謀術数の岸信介さんや佐藤栄作さんの血統ですよ。しかも、長州の出身ですから。でなければ、総理大臣在籍日数が史上最長なんて実現できたはずがありません。ひょっとしたら、悪(ワル)のほうがお人好しより、政治の政界では長生きできるのでしょうか。

門脇:何となく恐ろしくなってしまいました。それにしても、そんなずる賢い安倍さんが国政選挙で連勝連戦なんて、いかに立憲民主党などがだらしないかということですね。
友人:これは本来、大変に残念なことです。ただ、立憲民主党などの幹部の言動を見聞きしていると、あの人たちの限界を感じます。国会やツイッターで発言するたびに猛烈な抗議となりますから。これは国家国民にとっても不幸なことでしょう。彼ら彼女らが「ネトウヨのせいだ!」と嘆く気持ちも理解できます。余談ですが、ツイッターなんて、多くの人々を不幸にするだけです。

門脇:今日もいろいろなお話をお伺いでき、ありがとうございました。また、様々な事情を含めて教えてください。
友人:いつでもお声を掛けていただければ、喜んで。次回は居酒屋さんで一杯やりながらがいいですね。ではまた今度、お会いしましょう。

朝日新聞はどうするのかな?

 世の中では連日、新型肺炎の話題でいっぱいです。生命と経済に重大な影響のある問題ですから当然のことですが、国内と国外でとても注目すべきことが始まりました。まだまだ、流動的ですので、これからの展開を見ていきたいと思いますが、端的に言って、朝日新聞の態度がどのように変化していくのか、今からすごく興味深いです。

 その内外の動きですが、国内では森友学園問題の籠池泰典さんが完全かどうかは見極めが必要なものの、これまでの言動を大きく修正し始めたことです。ただ、ご長男のように呪縛が完全に取り払われたかどうかは疑問です。また、何回かお伝えしましたが、辻元清美さんや福島瑞穂さんなどは、ご自身が大好きな「説明責任を果たせ!」を自ら実行していただきたいと願っています。

 そして、国外では韓国のいわゆる慰安婦問題についてです。過去からこの問題の主人公のように振る舞ってきた李容洙(イ・ヨンス)さんが、「30年にわたりだまされるだけだまされ、利用されるだけ利用された」と衝撃的に述べたことです。彼女をだましたり、利用したのは日本ではなく、過去から強い絆で結ばれてきた彼の国の市民活動家(団体)などで、今後の日韓関係に与える影響も少なくないかもしれません。

 いずれにしても、前述したように、この二つの問題に積極的に関わってきた朝日新聞は事が進展することにより、現在までの論調や批判を修正するのか、知らんぷりするのか、それとも居直るのか、どのような態度を取るのでしょうか。それと連動して、一般的な報道機関の立ち位置も気になりますし、問題の解明はマスコミや政党のあり方にも欠かせないでしょう。