大学附属病院の院長選挙は?

 全国の大学医学部や医科大学の附属病院内での選挙というと、テレビドラマにもなりましたが、やはり、60年ほど前に公開された「白い巨塔」(小説も)が有名です。モノクロの映画ですが、今見てもまったく色あせていませんし、大学病院内のドロドロとした壮絶な権力闘争が描かれています。
 さて、この映画は院長選挙ではなく、教授選挙がテーマでしたが、厚生労働省は院長を教授たちの選挙で選出することを禁止しました。もちろん、直接的には映画と関係ありませんが、学内での派閥争いなどが優秀な人材の育成や登用を妨げていて、それが重大な医療事故にもつながっていると考えているようです。確かに、映画でも財前教授の判断ミスが重く描写されていました。
 そして今回の改正で、外部の有識者を含めて選考委員会を開催して、学長が院長を決めるという本来のあり方になるのですが、逆に言えば長い間、いかに制度が形骸化して学閥が闊歩していたのかが分かります。東京女子医科大学附属病院や群馬大学医学部附属病院の度重なる医療事故も関連があったのかもしれません。
 ところで、上述のことが話題になっていたら、幻冬舎からそのタイトルもズバリ「院長選挙」が発行されました。これから読むのですが、とても面白そうです。著者は現役の医師ですね。
 なお、研修会での東京医科歯科大学教授河原和夫さんや同大学外観の写真は“医療”のイメージとして載せたもので、今日の記事とは関係ありません。ちなみに、河原先生は医療政策の第一人者で、優しいお人柄の素晴らしい方です。河北総合病院地域医療支援病院運営協議会でもご一緒させていただいています。

杉並区議会議長の富本卓さんと

 政治の世界では、それが必ずしも褒められたものではありませんが、私は22年間の区議会議員時代(8年間の都議会も同様ですが)、“敵”というものを作ったり、意識したりすることはほとんどありませんでした。
 ですから、区議会を離れて長いのですが、今でも政党や所属会派を問わず、仲良くさせていただいている区議会議員も少なくありません。とてもありがたいことと感謝しています。
 それで、そのお一人でもあり、3度目の区議会議長職に就かれている富本卓さんと久しぶりにお会いしました。と言っても、何か特定の案件があったわけではなく、もちろん、きな臭い話もなく、彼が大阪出身ということもあり、甲子園野球のことなど楽しい会話ばかりでした。
 また、彼は戦後の保守政治の歴史にかなり詳しいのですが、それと同時に昭和歌謡史やプロ野球の順位予想などにも造詣が深いのがユニークです。お酒は飲みませんが、飲んだような雰囲気でお相手をしてくれるのもいいですね。
 それから、もう12年前になりますが、私が初めて都議会に挑戦したときに、区議会議員の辞職届をお渡しした相手が当時も議長だった富本さんでした。なお、その辞職届は本会議で満場一致で認められました。「門脇さんは区議会に必要です。留まっていただきたいので反対します」という区議は一人もいませんでした。

「中村ひろし」さんとの再会

 7月上旬に行われた東京都議会議員選挙で見事!3選を果たした中村洋(ひろし)さんとJR三鷹駅南口至近にある彼の事務所でお会いしてきました。残念ながら日の目を見ることができませんでしたが、当時、都議会民主党のプロジェクトチームで「がん対策推進条例」を策定したとき、中村さんにチームメンバーとして活躍していただきましたした。そして、今回の彼の都議選での活動はfacobookで毎日、拝見していましたが、日に日に“目力”が強くなっていくのが写真を通して分かりました。
 さて、いつもお伝えしているとおり、私は都議会で4年間、または8年間、活動をともにさせていただいた皆さんはすべてが同志と今でも思っています。これだけでもありがたいことです。特に彼にはこの間、様々な陳情などのお手伝いをしていただいてきました。
 それで、先の都議選で民進党公認、民進党を離党して都民ファースト公認または推薦など、それぞれの選択肢については尊重されるべきと考えていました。もちろん、落選した同志の皆さんの悔しさは4年前の自分のことを振り返れば理解できます。
 ただ、1年前に共産党との選挙協力に疑問を感じて党公認を辞退し、今は党から引いた私が言うのも僭越ですが、中村さんの民進党を貫いた姿勢には爽やかな想いさえあるのです。彼以上に「誠実」が似合う地方議員はいないでしょう。また、真夏でもスーツとネクタイで通すスタイルは私には到底できませんが、これも「誠意」が根っこにあるのかもしれません。
 ところで、筋を通すことは政治の世界ではときに厄介で、さらに思想・信条に至っては重荷になることさえあり、自分自身の経済的利益にもつながらないことも少なくないのですが、そのような生き方も大切なのかなとも思いますし、ここのところはけっこう重要ではないでしょうか。
 逆に進み続ければ、いわゆる“政治不信”にも連なっていくような気もします。とは言っても、「当選して何ぼ!」が重宝されることも分かっているのですが‥‥。板挟みで困っちゃうのですが、私の場合は民主社会主義(かつての民社党の政治思想)と心中ですね。
 また、その基礎は民社党時代の学生運動と「同盟」時代の労組運動で徹底的に学び、実践してきたことです。これらは変えようもなく、最近の政治処世術には近づくこともできません。ただ、結局はこれが現在のモチベーションの飛躍的向上につながりました。僭越ですが、投稿している記事や写真でそのことはご理解いただけると思っています。
 1時間少し、彼と話していてあらためて、そんな想いになりました。もとより、政治というカテゴリーだけではなく、人間社会なら企業でも団体でも同じことでしょう。

伏見稲荷からインバウンドを考える

 関西方面の旅行では大急ぎで京都にも行ってきました。京阪本線の文字どおり伏見稲荷駅で下車し、稲荷伏見大社に向かいました。僅かな距離の参道は人が歩けないほど混雑していて、あらためて、外国人旅行者の皆さんの多さに驚嘆しました。なお最近、何回か書いているように、この全国お稲荷さんの元締めもアジア系だけではなく、アングロサクソン系やラテン系の人々もとても多かったです。
 そして、千本鳥居への案内を終えた三人の観光バスガイドさんとお話しました。予想はしていたのですが、「日本人は私たちだけです。近年は欧米の方も多くなりました」とあまり嬉しそうではなく答えてくれました。また、帰りはJR奈良線・稲荷駅を利用しましたが、ここも参拝を終えた人たちで溢れていました。JRの女性駅員さんの胸には“English 中文”のワッペンがあり、懸命に問い合わせに答えていました。
 さて、連日のようにテレビや新聞で「インバウンド」関係の数字が報道されています。訪日客の数はすごい勢いで増えていますし、使っていただいたお金もかつてのような爆買いはなくなったものの、半期ベースで2兆円を超えたそうです。国内消費がなかなか伸びず、デフレも解消できない状況でありがたいことです。もとより“おもてなし”の精神と対応も大切です。
 ただ、喜んでばかりいられません。特に心配しているのは“治安”のことです。あまり記事になったりしませんが、アジアのある国から入国した観光客や留学生などの数と出国した数が合わないのです。その数は年間数千人と指摘されているようです。いったい、この人たちはどこで何をしているのでしょうか。
 もちろん、わが国の公安・外事機関の能力はけっして低くありませんが、対象の数が多すぎると関係者も手が回らなくなってしまします。また、闇の紳士たちとの“連携”もすでに大きな問題です。そのほかにも、医療機関での診療費の踏み倒し金額も年々、増加していますし、規制緩和もいいですが、“民泊”は下手をすると、不良外国人のたまり場になってしまいます。中国最大の民泊運営会社が日本へ本格参入することも喜んでばかりいられません。
 私はどこの国の観光客でも公平に優しくお迎えしなければと昔から思っていますし、微力ですが実践もしてきました。しかし、特定の国(を領導している政党)が日本に対して敵対的な戦略を持って、少しずつ、少しずつ、それを実行しているとすれば、この国の国民の皆さんの生命と財産を守ることが難しくなってしまいます。私の余計な幻想であれば願っているのですが。
(東寺を超駆け足で訪問&興味のある京都駅南側地域一帯を視察)

「加熱式たばこ」も「たばこ」

 わが国での喫煙事情は考えてみれば不思議なもので、国民の皆さんの喫煙率(男女計)が僅かに20%なのに、居酒屋さんなどでは「全席喫煙可」のお店が少なくないというか、大多数を締めています。発展途上国は知りませんが、先進国の中では極めて珍しいケースでしょう。
 それで、自民党たばこ議連と厚生労働省の折衝がまとまらず、受動喫煙対策法案(改正健康増進法)の国会提出ができず、結果、東京都においては都議選も良い意味で影響して、罰則付きのかなり厳しい条例が制定されることが確実になりました。
 さて、加熱式たばこがこの条例の中でどのような位置づけになるのかは重要です。まず、WHO(世界保健機関)は次のように言っています。「科学的に安全性が証明されていない上、試験ではニコチン以外の有毒化学物質の存在が示されており、使用しないよう強く勧告する」
 当然のことと思いますし、そもそも、パッケージには一般のたばこ同様、警告表示が書かれています。ここは大切なところで、やはり、規制の対象とするべきでしょう。また、煙は出ませんが、あの独特な臭さを我慢できない人たちが多いようです。
 さらに、日本たばこ産業、フィリップモリス、ブリティッシュアメリカンタバコが市場を独占し始めていますが、最近、変なステッカーを共同で作成しました。写真がそれですが、自治体や外食業界などを通じて配布するそうです。各企業・各店舗に貼るのはそれぞれの自由ですが、あたかも、都条例に向けて、「紙巻きたばこと異なり、問題ありませんよ」と既得権を主張しているようです。自治体がこんなことをサポートする必要はまったくありません
 いずれにしても、加熱式たばこの身体・健康への影響が明らかになっていませんから、安全性がはっきりするまでは一般のたばこと同じ扱いが必要でしょう。

頸動脈エコー(超音波)検査がいいね!

 サスペンスやホラー映画などで、ナイフを使って首(喉)を切ると勢いよく血が吹き出してくるところが“頸動脈”で、大切な脳(顔も)に動脈血を供給しています。
 それで、その頸動脈エコー(超音波)で検査を受けてきました。結果は問題なしとなりましたが、担当医師からこの検査は脳梗塞や心筋梗塞の予防にとても有効だとお聞きしました。つまり、身体の中で一番太い頸動脈を診ることで、全身の動脈硬化の状態を調べることができるということです。ただ、医師からは、「一番太いところがキレイだからと言って、細い血管も必ずそうだとは限りません」ともサジェッションがありました。確かにそうですね。
 それから、料金は健診(ドッグ)扱いですと8500円くらい、高血圧などの疾患がある場合(初・再診料や医学管理などが加わる)は3割または1割の自己負担になります。二次健康診断に進むときは個人負担はありません。
 さらにこの検査の良いところは、身体への負担がほとんどない(仰向けに寝て、首にあのジェルみたいな液体を塗って、卓上掃除機の吸込口のような機器でなぜるだけです)、30分程度で結果の説明を含めて終わる、費用が比較的廉価である、被爆の心配がないなどです。
 なお、医師とかなり詳しくやり取りをしていますが、詳細については個人差もあり、また、医師法・医療法のこともありますので、ここでは割愛させていただきます。(画像は門脇の頸動脈)

肺がんより怖い大腸がん

 一週間ほど前に下部(大腸)内視鏡検査の前に飲む“経口腸管洗浄剤”(強制的に下痢を起こし、大腸内をキレイにする不思議な液体)についてお伝えしましたが、やはり、誰もが検査そのものよりも、あの2リットルが辛いと思われているようです。
 それで、結果ですが、問題はありませんでした。胸部レントゲン腹部超音波、肝胆膵MRIなどと異なり、この検査は上部(胃)内視鏡と同様、医師が行いますので、検査中にほとんどの状況は分かります。もちろん、ポリープが発見された場合はその後の対応はかなり違ってきます。
 さて、検査当日は医師、臨床検査技師、看護師の3名体制でしたが、医師と看護師さんは女性で、モニターを見ながら和やかな雰囲気で検査は進められました。先生にお聞きしたら大腸は1メートルくらいあり、初めに一番奥まで管を入れて、それから少しずつバックして診ていくそうです。
 なお、最近は上部内視鏡検査は自治体健診に含まれるケースが増えていますが、下部は全国でも例がないと思いますし、企業の人間ドックでも良くて補助金支給のようです。実際の費用は観察だけで2万5千円前後で、これは健診、つまり人間ドックの場合です。大腸がんが疑われる病状では、この1割または3割になりますし、ポリープ除去には別途追加料金が必要になります。
 それから、便を2回(2日)調べる“便潜血検査”も有効で、これを健診にプラスする自治体も増えています。ただ、この検査で疑いが出ると内視鏡検査を受けることが一般的ですし、見落としがもありますので、胃がん検診(バリウム→内視鏡)と同様、考えどころです。
 大腸がんはここ20年間で亡くなる方が2倍に増加していて、これは肺がんに続いて第2位で、人数では5万人を超えていますし、そう遠くない将来、第1位になるのではと言われています。お互い様、気をつけていかなければなりませんね。
(写真は検査を受けた私の大腸です。あまり公開するものではありませんが、僭越ながら、皆さんの健診への参考としてご理解ください)


医療財団顧問とし再始動です

 今回、社会医療法人・河北医療財団の顧問として新たな契約を締結させていただきました。地域医療、児童相談、心のケア、病院経営など、基本的な業務内容に変更はありませんが、“総合病院建て替え”に関することが追加になっています。
 この財団は杉並区内を中心に、河北総合病院(本院&分院)、サテライトクリニック、リハビリテーション病院、検診センター(人間ドック)、透析センターなどを運営し、最近は多摩事業部として「あいセーフティーネット」が傘下に加わりました。こちらは、多摩ニュータウンの地域包括ケアシステムにおける高齢者医療・ケアサービス提供をしています。
 さて、総合病院の建て替えですが、阿佐ケ谷地域だけではなく、杉並区でも最大規模の再開発になります。詳しいことはこれから順次お伝えしてまいりますが、総合病院が通称・けやき屋敷に移転・建て替え(つまり新築)し、その跡地に杉並第一小学校が移ってきます(こちらも全面新築)。さらにその跡地の利用は現在のところ未定ですが、立地環境を活かした商業施設やホテルなどが考えられます。
 そのほかにも、産業商工会館、阿佐谷地域区民センター、阿佐谷児童館などの移転や複合化も予定されています。また、今の杉一小学校に隣接し、中杉通り沿いのスーパーや銀行の再開発も今後の日程に上ってくるかもしれません。このように、病院や学校などとても公共性、公益性の高い計画がいよいよスタートします。
 そして、大切なことは最終的に小学校跡地を活用した複合施設完成(平成44年以降)まで、この大規模な計画を順調に進めていくことです。とりわけ、医療と教育の早期整備は極めて重要です。このような計画は“遅れることが当たり前”みたいな意識がありますが、そうではなく、できる限り“前倒し”にすることが求められています。
 充実した医療設備と人材で病気や痛みから救われる患者さん、新しい小学校で元気に学び遊ぶ生徒たち、私はこの人たち、子供たちの笑顔を見たくて仕方ありません。それから、そう遠くない将来にはこの病院に3次救急たる救命救急センターを併設することが僭越ですが、私の長い間の夢でした。そのことへの第一歩の始まりでもあります。
 いずれにしても、新しい総合病院を整備するだけも数百億円の予算規模になります。理事長の河北博文さんとも二人で話し合っています。「阿佐ケ谷から元気になっていこう!」と。微力ですが、誠心誠意、務めてまいります。杉並区民、東京都民の皆さんがもっとも望まれている“医療の充実”に向けて!

やるぞ!大腸内視鏡検査

タイトルのように特に気合を入れる必要もないのですが、今日の午後から、下部(大腸)内視鏡の検査を受けます。5年ほど前に国立国際医療研究センター病院で同じ検査をしていますので、“心構え”と“段取り”は問題ありませんが、やはり、大腸内を空にするため強制的に下痢を起こす、あのポカリスエットに工業用油を混ぜたような不思議な液体を何回かに分けて飲むのは難儀ですね。それと、内視鏡を挿入する瞬間のなんとも言えぬ感触は‥‥です。それでは、飲み始めます。

シュラスコダイエットが凄い

銀座にある「スーペルバッカーナ」というレストランで、タイトルのイベントが開催されました。写真の“藤本なおよ”さんたちが企画、大勢のお客様が参加し、それぞれのテーブルで大いに盛り上がっていました。「お肉を食べながらお酒を飲みながら痩せるという夢のイベント」でしたが、お肉は食べきれないほど取り分けしてくれ、チョコファウンテンまでありました。私自身はダイエットの必要はとりあえずありませんが、糖質制限は日々の課題でもありますので、次回にも期待させていただきます。美味しかった!

「顧問」として引き続き業務推進

 河北総合病院(本院&分院)、サテライトクリニック、リハビリテーション病院、検診センター(人間ドック)、透析センターなど、杉並区を中心として数多くの医療施設を運営している、社会医療法人・河北医療財団の“顧問”を引き続いて務めさせていただくことになりました。
 これから、総合病院の移転・建て替えをはじめ、JR阿佐ヶ谷駅北東地域の大規模再開発がスタートとします。そのための準備予算も先日の杉並区議会で決定していただきました。もとより微力ですが、理事長の河北博文さん(写真)を補佐し、区民や近隣の患者さんに喜んでもらえる新しい病院を創らなければなりません。
 また、周辺の緑や環境に配慮した計画も必要ですし、新しい小学校で学ぶ子供たちの姿も今から楽しみです。そして、私自身も幅広い医療政策を実現という意味で、しっかりと取り組んでいかなければならないと決意しています。
(写真は合成ですが、背後は移転場所の通称“けやき屋敷”の樹木です)

西村まさみ総決起集会

前・参議院議員で都議会議員選挙に立候補予定の「西村まさみ」さんの総決起集会が阿佐ケ谷の新東京会館で開催されました。数多くのご来賓と支援をいただく皆さんが参加され、会場は満員、集会はとても盛り上がりました。私は最後で“頑張ろう!三唱”の音頭を取られていただきました。

世界最低レベルから一挙に最高レベルへ!

 受動喫喫煙に関する改正健康増進法ですが、ご承知のとおり、秋の臨時国会に審議が延期されるようです。私は結果、このことはとても良かったと思います。何せ、自民党(たばこ議連)の案は本当に酷いもので、これが通ると現状が向上するどころが、ほとんど変化がないというお話にならないものだからです。
 ですから、厚生労働大臣の塩崎恭久さんが妥協しなかったのは十分に評価できるものです。ただ、秋の国会では再び妥協案を探るのでしょうから、私たちも注意が必要です。自民党たばこ議連のメンバーは困ったものです。
 それで、以前にもお伝えしましたが、もう、法律改正には余計な期待をしないで、文字とおり、地方の権限を最大限に活用し、各自治体(都道府県&市町村)で独自の受動喫煙対策条例を制定するべきでしょう。もちろん、法律は全国一律適用ですから、本来はそれが望ましいのですが、おかしな妥協をした改正案などはかえってない方がいいです。条例はその自治体の地域内のみ有効ですが、それはそれでやむを得ないですね。
 幸いにして東京都では、都議会議員選挙が目前にあり、各党・各会派が当初の厚労省案に近い(むしろそれより厳しい)条例制定を罰則付きで打ち出しています。これが実現すれば、他の自治体への波及効果もあるでしょうし、何よりも、オリンピック・パラリンピック開催都市として、WHO(世界保健機関)の“世界最低レベル”から瞬く間に“最高レベル”になります。
 なぜなら、欧米など、受動喫煙対策が進んでいる国々でも、屋外のそれは哀れなものです。わが国は路上にゴミが落ちていないと海外からの観光客の皆さんから褒められています。昔をことを思い出していただきたいのですが、そのゴミの大半はタバコの吸い殻でした。これが各地の“ポイ捨て禁止条例”で飛躍的に清潔になりました。
 なお、今日の写真は私の胸部CT画像です。直近のもので特に問題はありませでしたが、日本では受動喫煙の影響での死者は年間1万5千人と推計されています。待ったなしです。それと、電子タバコですが、有害性が完全に除去されない限り、一般のタバコと同様に扱うべきでしょう。

増田裕一さんの区政報告会

昨日の午後7時から、区立産業商工会館ホールで、区議会議員の増田裕一さんの区政報告会が開催され、とても多くのお客様にご参加をいただきました。私も挨拶をし、彼と西村まさみさんの対談も行われました。これからも、連携をより強めてまいります。

自民党たばこ議連の誤算

 今回の通常国会がどのくらい延長になるのか分かりませんが、受動喫煙防止をメインとした厚生労働省案(法律は“健康増進法の改正)の成立はかなり難しくなったようです。
 自民党の部会に厚労大臣が出席して妥協案も探ったようですが、もともと、たばこ議連はまったくやる気がありませんでしたし、塩崎恭久さんも変に妥協してしまうと、今後の任期中に出席するであろうすべての国際会議で最低の大臣と烙印を押されてしまいますので、その選択肢はなかったのでしょう。
 しかし、今回の流れで、僭越ながら私が予想していたように、「それでは、東京都で条例を作りましょう」となりました。当初の厚労省案に近い、完全とは言えませんが、2020五輪に向けて世界各国から合格点はもらえるでしょう。
 まあ、自民党たばこ議連は、「東京でやるオリンピックなんだから、東京だけでやればいいじゃないか(つまり都条例)」と暴言を吐いていましたので、さぞかし満足でしょう。ただ、東京都選出のたばこ議連のメンバーはメンツ丸つぶれですが。仕方ありませんね、自業自得です。
 それから、このような機会に、「できればたばこをやめたい」と考えている皆さんを応援する施策も大切です。全体で約2割の喫煙者のその4割はそのように思って苦悩しています。これが実現できれば、単純計算で日本の喫煙率は1割ちょっとまで下がります。喫煙者は私たちにとって敵ではありません。
 そして、わが国は屋外(道路や公園)の禁煙地域を拡大することに今まで重点が置かれてきました。それはそれで良いことですが、都条例が成立すると、日常生活の中で喫煙場所がかなり少なくなりますので、当面の間は写真のようなスポットも必要かもしれません。
 これには様々なご意見もあると思います。でも、私の少なくない友人たちは、「喫煙できるところを探すことに疲れたので、たばこをやめた」と言っています。矛盾するようですし、何となくいじめみたいですが、そのような囲い込みも有効かなとも思っています。

東京都は受動喫煙対策条例の準備を

 様々な国会運営の影響で、受動喫煙対策としての健康増進法の改正案提出が遅れるというか、提出そのものができるかどうかも怪しくなってきました。このままですと、自民党の「たばこ議員連盟」の思う壺になってしまいそうです。と、心配していたら、変な落とし所でまとめられる雰囲気になってきています。
 ただ、厚生労働大臣の塩崎恭久さんもそんなんに簡単に「ハイ、分かりました」とはならないでしょうし、“政治生命をかける”と言われていますので、自民党の厚労部会や議連に対しても戦いは続けなければ筋が通りません。連立与党の公明党も困っているようです。
 そして、雪隠詰め状態を打開するために、本来はあまり良くない選択肢ですが、「もともと、2020オリンピック対策なんだから、東京都の条例でやったらいいじゃないか」が現実になる可能性が出てきました。この場合は議員立法で成立させることになります。
 それで、東京都でも今回の厚労省案と同じような内容を検討したことがあるのですが、結論を出すことができませんでした。その原因はいろいろあったのでしょうが、「都議会各政党の幹部に愛煙家が多い」と言う人も少なくありません。
 準備期間(喫煙室の設置など)もありますから、残されて時間は多くありません。IOC(国際オリンピック委員会)やWHO(世界保健機関)から“世界で最低レベル”とありがたくない格付けをされている日本ですから、法律改正でも、東京都の条例でも、どちらでもいいですから急ピッチで進めなければなりません。都もいつでも動ける態勢を作っておくべきでしょう。
 そう言えば、JR各社の新幹線から喫煙車が2020年までにすべて廃止になるそうです。前のオリンピック(1964年)に開通した東海道新幹線は全車が喫煙可能でした。当時の喫煙率は7割くらでしょう(現在は2割)。時代の流れを感じますね。

東京の「高度救命救急センター」

 重篤な症状の患者に対応する「救命救急センター」は都内に26カ所あります。文字どおり、早急な処置をしなければ、短時間で死に至る人たちのための医療施設で、その指定は都(道府県)が行います。
 杉並区内には残念ながら現在のところ、三次救急たる救命救急センターはありません。しかも、お隣の世田谷区と練馬区を合わせて二百数十万人口のエリアに1カ所もないのが実態です。私はこのことについて以前から重ねて指摘していますが、今回は別の角度から「高度救命救急センター」についてお伝えします。
 都議現役時代には都内の高度救命救急センターは、三鷹市の杏林大学医学部付属病院、文京区の日本医科大学付属病院の二つと、恥ずかしいことなのですが、それが最近まで変わらずにインプットされていました。
 それで先日、関連することがあって調べていたら、墨田区の都立墨東病院と板橋区の帝京大学医学部附属病院が追加になっていて、合計4カ所になっていることが分かりました。これらの病院は今までも救命救急センターとして指定されていた優秀な病院です。
 さて、後先になりましたが、高度救命救急センターは、さらに高度な医療を提供できる病院を知事ではなく、厚生労働大臣が指定します。東京都は4カ所になりましたが、県によっては1カ所もないところもあります。ちなみに、全国では36カ所あるようです。
 そして、どんな症状に対応するかですが、全身やけど、指の切断、重度の薬物中毒などです。私はこれにサリンVAガスなど殺人を目的にした化学物質対策を加えるべきと思います。もちろん、現在でも救命救急センターでは処置をしますが、残念ながら、その態勢はしっかりしているとは言いづらく、今日的国際政治状況を考えれば、早急な対策、対応が必要でしょう。とりわけ、人口が集中している東京都では喫緊の課題です。症例も極めて少ないのですが、それぞれのセンターには頑張ってもらいたいと思います

新しい船出を祝福

少し前ににお伝えした社会医療法人・河北医療財団傘下の河北総合病院の“初期臨床研修医師修了発表&修了証授与式”に続いて、「後期」のそれが開催されました。集合写真を撮ったあと、食堂で懇親会が行われ、私から新しい病院建設計画の概要をお話しし、皆さんのこれからの活躍を祈念する挨拶をさせていただきました。彼ら彼女らは大学付属病院、公立病院、総合病院などで臨床のスキルアップをしていきます。頑張ってくださいね!

臨床研修医師の修了発表&修了証授与式

 今から37年前に大森一樹さんが監督した映画「ピポクラテスたち」が公開され、医学部6年間の最後の1年が爽やかに(一部は重く)描いていました。医学生は医師国家試験を受け、その結果が明日発表され、合格すれば正式に「医師」になります。
 そしてその後、国から指定された大学病院や地域総合病院などで2年間の初期臨床研修を行い、さらに後期臨床研修を受けます。これがすべて終了すると社会的に“一人前のお医者さん”となります。(制度的や法律的には国家試験に合格した段階で医師です)
 さて、社会医療法人・河北医療法人傘下の河北総合病院では昨日、14名の初期臨床研修医師の修了発表と修了証授与式が行われ、私も3年前に彼ら彼女らを面接していますので、それぞれの修了発表を聴いてきました。全員が立派な内容で、本当に3年間、先輩医師の指導を受け、多くの患者さんと接してきたことが、あらためて分かりました。これから、後期臨床研修の道はそれぞれ異なりますが、医術的なことはもちろん、生意気ですが、人としてもさらに大きくなってください。
 そして、院長を始め各診療科の幹部医師からは様々な質問が投げかけられ、研修医たちは一所懸命に対応し、それがまた、医療従事者ではない私にとって、とても新鮮に感じました。皆さんが患者さんに寄り添ってこれからも頑張って行きたいと言われたのは嬉しかったですね。
 なお、臨床研修制度と関係があり、この4月からスタートするはずだった(来年に延期)新しい“専門医制度”については多くの疑問があります。次の機会にその問題点をお伝えしたいと思います。

JR阿佐ヶ谷駅北口の大規模施設整備が始動間近

 正式に整備方針が決定するのは今年4月~5月になりますが、「B案」と呼ばれている計画も含めて準備をしています。もちろん、地域住民の皆さんから意見をお聞きしたり、近隣への説明会などを丁寧にやっていくことが大切です。
 それで、詳細は杉並区の関係サイトを見ていただくとして、ざっくり申し上げれば、長い間、杉並区と隣接区の身近な医療を担っている河北総合病院(本院・分院“けやき屋敷”と一般的に呼ばれている場所に移ってきます。はできる限り保存し、屋上にはヘリポートも設置する予定ですし、病院周辺の道路も拡幅します。これにより、救急車の進入が画期的に向上し、救命救急医療体制の拡大が期待できます。なお、この病院の開設は平成37年度を目指します。
 そして、病院の跡地に今度は杉並第一小学校が移転、全面改築(新築)になり、今より静かな環境の中での教育が大いに期待できるでしょう。こちらは平成40年度の開校予定です。
 さらに、中杉通り沿いの杉一小跡地は民間活力も導入し、にぎわいのある複合ビルが建設されます。このとき、南側の西友&三菱東京UFJ銀行も一体で開発されるかもしれません。それから、阿佐谷南3丁目の産業商工会館はこの中に入り、同1丁目の地域区民センターはけやき公園プール跡地に移転します。
 このほかにも、阿佐ヶ谷駅から区民センターまでの動線の整備、高架下スペースとの連携、周辺道路の整備など、教育、医療、にぎわいの視点を環境面で最優先し、素晴らしいまちづくりを目指していきます。すべてが完了するのは今から15年後です。なお、計画は現在のところ“想定”でもあり、変更される可能性はありますので、ご承知おきください。

東京都病院学会と東京マラソン

 昨日はアルカディア市ヶ谷で、第12回東京都病院学会が開催されました。主催者の東京都病院協会からは会長の河北博文さん(社会医療法人・河北医療財団理事長)が基調講演を行いました。
 「スマートソサエティ~成熟社会における医・食・住~」という演題で、病院協会という組織の目的と役割、国民皆保険制度の大切さ、家庭医の育成、建て替えが予定されている河北総合病院と地域連携などについて話され、私も大いに勉強になりました。
 そして最後には、「医師は十分な裁量権を持ってチーム医療を行い、最終的な責任を取る」と、社会的問題になっている医師の問題行動などを諭しました。ただ、少し残念だったのは時間が25分間だったことです。ロマンチシズムと現実主義が同居し、その土台には“人間愛”がある会長の講演としては短すぎると感じました。
 また、学会には都内にある病院の理事長や院長も数多く参加されていましたが、あちこから“デンカル”という言葉が聞こえてきました。特に聞き耳を立てていたのではありませんが、やはり、中小病院では“電子カルテ”を導入するにはまだまだ隘路があるのでしょう。東京都の財政的後押しも必要です。
 そして、会場を抜け出して市ヶ谷の外堀通りを走っている東京マラソンのランナーを激励してきました。少しの間ですが応援していると“来年は走りたいな”と気持ちになっている自分がいました。不思議なものですね。

増田裕一区議会議員とともに

 写真は焼とり屋さん「華鳥」という素敵なお店で、私のブログなどにも何回か登場してくれています。とても美味しい焼とりやお料理を良心的なお値段で提供してくれますし、“大将”とのお付き合いは15年以上になります。
 さて、杉並区議会議員の増田裕一さんと久しぶりに懇親しました。区議会や都議会の第一回定例会、待機児童と保育園増設、ふるさと納税などなど、時節柄、話題はてんこ盛りで、楽しく、有意義な時間があっという間に過ぎました。やはり、長年の同志はとても良いものですね。友情の質と量をさらに積み増すことができました。
 ところで、その冒頭、「先輩(彼は私のことをそう呼びます)、台湾からの(SNSの)アップは食べ物のことばかりでしたね」と一撃を喰らいました。確かにそのとおりで、目的はそれだけではなかったのですが、しっかりと見抜かれてしまいました(≧∀≦)

受動喫煙対策~東京は世界から注目されている

 これまで何回か受動喫煙対策での自分の意見をお伝えしていますが、政府のそのことのたたき台が明らかになりました。具体的には健康増進法を改正することになりますが、その目的は2020東京五輪・パラリンピックを睨んでいますので、特に東京(都)や都民の皆さんの関心は高いです。
 そして、一番心配なことは今から自民党の一部などに改正案を“できるだけ骨抜きに”と企んでいる勢力がいることです。すでに党内部会では「五輪のためなら東京だけでやれ」などと乱暴な意見が実際に出ています。また、飲食店業界などでは“客離れ”が心配と言われていますし、それも理解できなくはありませんが、逆に煙のない店内を作ることで、「あのお店の料理は美味しいし、雰囲気も良いけど、タバコの煙と臭いが我慢できない」という客層を取り込むこともできます。かつて、都内のタクシーが全面禁煙になったとき、同じようなことが言われていましたが、特にそのことによる問題はありませんでした。もう、検証は済んでいるのです。
 さて、今日のタイトルの“例外”ですが、まず、「30㎡以下の小規模で、おもにお酒を提供するお店は例外とする」です。バー、スナック、クラブなどを想定しているようですが、すでに「飲食店は原則禁煙とする」の当初案から後退しています。そこで働く従業員の健康をどのように考えているのでしょうか。
 次に“例外その2”ですが、小規模な居酒屋、焼とり屋、おでん屋さんなどを上述と同じく扱うとは、上から目線で申し訳ありませんが、“何をか言わんや”の決定版です。確かに昔はこれらのお店は男性中心の客層でした。しかし、今では子供たちやタバコの喫煙率が低い女性が多く入店していますし、外国のお客様を見かけることも多くなりました。そんなことはないと信じますが、この例外が認められれば、間違いなく世界から非難を受け、タバコ4流国家に認定されてしまいます。
 それから、受動喫煙対策も大切ですが、この機会に喫煙率を下げていく取り組みも重要です。タバコを吸っている人たちの4割は「できれば止めたい」を思っていますので、それを可能にできる環境づくりがさらに必要でしょう。“意志”がそれほど強くない私でも禁煙に成功(「止め得てやる!今日から!」のパターン)しましたので、それほど難しいことではないと実感しています。それと、流行りの電子タバコですが、例外とすべきではないと思います。
(写真:JR阿佐ヶ谷駅南口。周辺に配慮したオープンエアの喫煙所)

戸籍謄本と卒業証明書

 研修講座に参加するため、自分の戸籍謄本、住民票、そして、最終学歴証明書が必要となり、それぞれ、杉並区役所と母校で申請し、受け取ってきました。
 戸籍謄本は平成6年ですから、かなり以前のことですが、それまでのB4縦書きからA4横書きになり、とても見やすくなりました。写真が現物ですが、誕生日と婚姻日が同日なのは、そのことによって、「一つ年上の女房」になるからです。ただし、金の草鞋を履いて探したかどうかは、よく覚えていません。
 一方、卒業証明書は文字通り、母校を卒業してから初めて発行してもらいました。就職するときは“卒業見込証明書”だったと思います。通常は申請時に出してもらえるそうです。でも、卒業年度が古いためデジタル登録になっておらず、一週間ほど掛かると言われましたが、何とかお願いして、二日後に受領することが出来ました。OGの担当者さん、ありがとうございました。

『HbA1c』は正直です

 私はほぼ3カ月に一度のサイクルで「血液検査」を受け、その結果についてかかりつけ医と話し合っています。そして、前回は全体的な数値がとても良かったことをお伝えしました。
 それで、今回はタイトルのHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)や血糖値、LDL(悪玉)コレステロールなどが基準値を超えてしまいました。言い訳ですが、理由はよく分かっていて、12月~1月にかけて、「(糖質カット)発泡酒」「ビール」に、「(本格)焼酎」「ワイン」に変え、また、調子の乗っていただいた、からすみやチョコレートなどをけっこう食べていたからです。
 まさしく、「生活習慣病」とはこのことですね。でも、言い訳の二乗ですが、再び食生活を改善し、次の診療までに数値を安定させる目標が出来ましたし、かかりつけ医ともその約束をしてきました。
 ちなみに、焼酎は奄美大島産の黒糖ですが、この「れんと」という商品は音響熟成しているそうで、貯蔵タンクの中で約3カ月間、クラッシック音楽を聴かせるとパッケージの裏側に書いてありました。私は本来芋焼酎派なのですが、確かに飲んでみると刺激が少なく、まろやかな味を感じます。
 ということで、約3カ月後の報告にご期待下さい。卵も避けながら頑張ります!

田中良さんと男二人忘年会

56万人都市にあと一歩の杉並区ですが、その区長の田中良さんと忘年会をやりました。かなり盛り上がり、数時間があっという間に過ぎましたが、医療施設再開発、駅周辺都市整備などハードの話題から、彼がとても力を入れている保育園待機児童対策、ふるさと納税の杉並区への影響額(約10億:出ていく金額)など幅広く会話が続きました。特に私が不足している保育士さんのことを心配して尋ねたら、「それぞれの新設保育園の園長さんと区役所の部課長が常に連絡を取って、来年4月からしっかりした受け入れ体制を作ります」と答えてくれました。それと、東京都内の政治状況についても意見交換しています。

小池知事の英断~広尾病院は現地で建て替えへ

一昨日の報道番組で都知事の小池百合子さんが、「『(広尾病院を青山のこどもの城跡地に移転するための土地購入)予算の執行も当然ないし、これからどうするかは白紙だ』と述べ、慎重に検討を進める考えを示した」と時事通信が伝えています。また、「いったん白紙にし、その上で何が本当に必要か検討を続けてもらう」と述べたそうです。
私は今まで4回に渡りこの問題を取り上げています(それぞれのタイトルにリンク)。「不可解な都立広尾病院の移転計画」(9月20日)、「青山の現場を見てきました」(9月29日)、「ヘリコプターが降りられない!」(10月7日)、そして、10月12日には、「広尾病院は移転しない&青山の国有地は購入しない」とのタイトルでかなり断定的に“そう遠くない時期に小池さんが英断を下す”と書きました。
そして今回、彼女は”いったん白紙に戻し”と言われていますが、これまた、近い将来に広尾病院の現地再整備(建て替え)を規模を縮小して決断するのではと思っています。
もともと、青山の土地購入代金だけで370億円、それに、地形が悪く、ヘリコプターも降りられない筋の悪い場所に新たに病院を新設すれば、間違いなく1000億円以上の税金を使わなければならなかったでしょう。そんなにしてまで、基幹災害拠点病院を移転させる理由などまったくありませんでした。
これから、広尾病院が今の場所で建て替えになるでしょうが、この病院は病床(ベッド)数が余っていると指摘されていますので、やや小ぶりに建設するのは願ったり叶ったりですね。
いずれにしても、前知事の舛添要一さんのときに決定した予算と事業ですが、都議会でも共産党を含めて全会一致で可決した370億円を未執行にするのですから、後々、勇気ある判断だったと評価されるでしょう。第二の築地・豊洲問題になる可能性を未然に防ぐことができました

救急車の不適切利用は深刻な問題

img_5364 「救急車をタクシー代わりに使っている」、「軽症で救急車は利用は適切でない」、「同じ人がいつも救急車で“来院”している」などの問題は今に始まったことではありませんし、同時に有料化の議論も過去から行われています。
 それらのことは次の機会に少し詳しくお伝えしたいと思いますが、私がとても心配していることは、医療現場で患者さんに対応する医師や看護師のモチベーションの低下です。このことは救急隊員も同様でしょう。また、小売店でのヘビークレーマーの増加が深刻になっていますが、同じようにモンスターペイシェントの存在がどの病院でも悩みの種になっています。
 私が委員を務めている河北総合病院の地域医療支援病院・運営協議会が年間数回開催されていますが、救急車の搬送&受け入れ件数も議題になりますので、もちろん、この病院だけの課題ではありませんが、問題提起をさせていただきました。「東京ルール」も稼働していますが、あらためて、不適切利用や有料化については深い検討が必要と考えています。
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池上本門寺に参拝

 昨日は都庁に所用があり、それを済ましたあと、都議会民主党のときの同僚議員だった神野吉弘さんの事務所に向かいました。彼のそれは五反田にあるのですが、少し時間があったので、予定外に「東急線に乗って池上本門寺に行こう!」となり、あの西島三重子さんの不朽の名曲”池上線”を口ずさみながら向かいました。
 池上線は久しぶりでしたが、池上駅の駅舎は写真のように昭和の雰囲気がいっぱいで、帰りは電車が到着するまでの間、その風景をしばらく眺めていました。そして、本門寺では奥の方にある日蓮聖人の御廟所(お墓)にお参りしてきました。ここまで足を運ぶ方はあまりいないようですが、とても良い参拝が出来たと思います。合掌。
 それから、逆コースで五反田駅まで戻り、神野事務所に行きました。彼との政治的、思想的立ち位置は98%合致していて、短い時間でしたが交流をさらに深めました。変な表現ですが、同じ党の人でも火星の裏側で金星人と話しているように感じることもありました。最近はそのようなこともなくなり、モチベーションというか、心がすごく軽くなったように感じています。
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東京都の防災と「シン・ゴジラ」

 大ヒット映画「シン・ゴジラ」の舞台は、鎌倉、武蔵小杉以外はすべて東京都内です(ダバ作戦は県境の多摩川沿い)。東京都知事や副知事、総合防災センターも登場し、ゴジラから都民をどのように守るのか、あるいは政府と東京都の役割分担など、かなり重要な台詞が数多く語られます。つまり、都の防災体制についても真剣に考えさせられる内容になっています。ちなみに、エンドロールには都知事の小池百合子さんの名前も出てきます。
 さて、多分最後になるであろう観賞は池袋でした。今まではTOHOシネマズ新宿でしたが、さすがにこの時期、上映回数が少なくなり、比較的それが多い池袋の映画館に移動しました。そして、終了後は恒例の沸騰大懇談会で盛り上がり、ビールと食事も美味しかったです。
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