裏口入学で起こるかもしれないこと

東京都内には島しょを含めて13の保健医療圏があり、詳細は省きますが、それぞれの医療圏でベッドの総数などが定められていますし、救命救急センターが指定されています。例えば、杉並区は中野区、新宿区とともに区西部医療圏を構成しています。

そして、その区西部医療圏の3次救急病院、すなわち、救命救急センターは東京女子医科大学国立国際医療研究センター、それと、裏口入学疑惑が伝えられている東京医科大学の附属病院の3カ所になります。

つまり、杉並区で生命の危機が迫っている患者さんはこれらの附属病院に搬送されます(ただし実際には医療圏の異なる武蔵野日赤杏林大学病院に運ばれるケースも多いです)。ですから、杉並区民の皆さんも東京医大とは縁が深いと言えるでしょう。

とりわけ、3病院の中ではもっとも杉並区に近く、区役所至近の南阿佐ヶ谷駅からは東京医大がある西新宿駅まではわずかに9分ですから、より身近な医療機関になっています。そんな環境での出来事でした。

もちろん、事の真相はまだまだ明らかになっていませんし、今後の特捜部の捜査を待つしかありませんが、私がとても気になっているというか、想像するともの凄く嫌な気分になることが最近になって報道されています。

それは、裏口入学が今から5年以上前までは毎年、行われていたということです。いつから不正行為が始まったのかははっきりしていませんが、少なく見積もって10年前にはやってはいけない操作があったとします。

そうすると、そのときに不正入学した学生は6年間、当該大学で学び、医師国家試験を通り、初期と後期の臨床研修医師研修期間も終了し、第一線で働いている医師ということになります(現在は制度が変更になっています)。

もしものことですが、その裏口入学リストが何らかのルートで表に出てきたとき、東京医大出身の現職医師や関係機関ではかなりの混乱が生じる可能性が高いと思います。あまり考えたくないのですが、全国的に影響が出てくることも予想されます。

なお、医師国家試験での不正はまずありえませんが、「医師として国が免状を与えているのだから」という理屈は成り立たないように思えます。しかし、すでにそれぞれの病院で頑張っている医師がその資格を剥奪されることもあるのでしょうか。

ちなみに、医療問題に精通している弁護士と医療政策が詳しい大学教授にお尋ねしたところ、学生本人がどれだけ自分の入学の経過を知っていたかによるだろうと言われていました。でも、これを遡って検証するのは極めて困難でしょう。

ところで、今回の不祥事について、野党の二人の国会議員が関係しているではとの報道が一部にあるようです。この二人は異なる政党に所属しているそうでが、私は直接的にはもちろん、間接的にもそのようなことはありえないと強く願っています。

河北健診クリニックでの肺がんの見落とし

 私が顧問を務めさせている社会医療法人・河北医療財団の構成医療機関の一つである河北健診センター(写真中央の白いビルの5~7階)で、胸部レントゲン画像の異常所見の見落としによる肺がんの適切な治療機会を逸した事案が発生し、財団ではお詫びと今後の再発防止への取り組みを発表しました。
 私もそのことをしっかりと肝に銘じ、気を引き締めて、少しでも地域医療にお役に立てるよう、一所懸命に努力してまいります。以下、財団が皆様にお伝えした文章です。なお、杉並区、杉並区医師会とともに財団では昨日の午後に記者会見を開きました。

 『杉並区より区民健診の受託を受けております、社会医療財団 河北医療財団 河北健診クリニックにおきまして、受診された方の肺がんを疑う陰影の見落としが4月18日に確認されました。
 受診された方はその後、脳梗塞を発症され、ご家族のご希望により他院で治療を受けられていたところ、5月下旬に肺がんとの確定診断が下され、誠に遺憾であり、残念ではございますが、治療の甲斐なく6月下旬 ご逝去されました。
 お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族ならびに関係者の皆様に多大なご迷惑とご心労をおかけしておりますこと心から深くお詫び申し上げます。
 本件を受け、2014年から杉並区の肺がん検診を受診した計9,424名のレントゲン画像の再読影を放射線科専門医がおこない、44名の方に対し、河北健診クリニックで精密検査を受診していただくようご案内をしております。
 今回の調査により、本事案については、健診業務そのものの根幹に係る問題を包含していることが明らかになりましたことから、河北健診クリニックのみならず河北医療財団全体の問題として捉えております。地域医療への貢献を標榜する医療機関として、皆様の信頼を損ねる結果となり、誠に申し訳ありませんでした。深く反省し、財団全体として職員一丸となり再発防止に努めてまいります』。

「禁煙外来」は保険適用です

正確には「保険適用は一定の条件を満たせば可能」となりますが、その条件でもっとも重要なのは「禁煙指数」で、一日に吸う本数と喫煙している年数を乗じたものです。これが200以上であれば(毎日20本を10年間吸ってきたケースは指数が200です)、保険適用になります。逆にこの数字に満たないと全額自己負担となりますので、注意してください。

最近は病院だけではなく、診療所・クリニックなどでも禁煙外来が増えてきましたし、治療にかかる費用も患者さんによって異なりますが、1万5千円から2万円程度でしょう。これは3割の自己負担分の金額です。もちろん、お薬代も含んだものです。

そのほかには、薬局などで購入できる禁煙補助剤を利用する方法もありますし(貼ったり噛んだり)、“今日からたばこなんか吸わないぞ!”と気合でやめるやり方もあります。ちなみに、医師に聞くとこれが一番成功するそうで、私も皆の前で宣言してから7年間、禁煙を続けています。意志がそれほど強くない自分でも継続できているのですから、やめたいと思っている方は是非、実行してみてください。費用は一円もかかりません。

ところで、なぜ禁煙外来などを勧めるのかですが、その理由の一つは現在、男女計の日本の喫煙率は約2割で、この人たちの4割は機会があればたばこをやめたいと思っているからです。そして、まさに今がその機会でしょう。詳しくは省略しますが、東京都の受動喫煙防止条例が可決され、2020五輪・パラリンピックまでには、喫煙者がゆっくりと吸える屋内空間はかなり少なくなります。

加えて、日本では路上喫煙禁止という条例などが、けっこう早くから整備されてきたため、屋内でも屋外でも喫煙者の肩身は究極的に狭くなってきています。ですので、“何かあっても全体にたばこはやめないぞ!”という人以外はある意味、絶好のチャンスかも知れません。

確かにIOC(国際オリンピック委員会)も屋外の受動喫煙などについてはうるさく言っていませんし、屋内受動喫煙を完全に達成したと言われる五輪開催都市、北京、ロンドン、リオデジャネイロ、東京の次のパリと、一歩外に出れば、吸い殻がたくさん落ちています。ですから、たばこを吸っていた私も、「日本の喫煙者は可哀想だな」とも思うのですが、時代の流れなのでしょうね。

「串カツ田中」が終日全席禁煙に

私もときどき利用させてもらっている「串カツ田中」さんが昨日から全席禁煙になり、それを“記念”して、中杉通り沿いにあるお店に行ってきました。その前には杉並区議会に増田裕一さんを訪ね、ちょうど、同じ区議会議員の上野エリカさんも在室していましたので、久しぶりに情報交換もしています。

さて、店内では従業員の皆さんに僭越ですが私から、「完全禁煙にしてもお客さんは減らないですよ」「むしろ、女性客を中心に来客数が増えるでしょう」「日本人の喫煙率は僅かに2割しかないし、さらにこれから低下していきます」などとお話しました。

だからというわけでもないのでしょうが、彼ら彼女らは少し安心したようでした。東京都の条例制定前に、全面喫煙可から全面禁煙に踏み切った「串カツ田中」さんの決断を大いに歓迎します。増田さんにも付き合ってもらいましたが、いつもより、ビールもハイボールも串カツもより美味しかったように感じました。

とても評価できる都の禁煙条例

受動喫煙防止対策については過日、国としての法律(健康増進法)改正の内容が閣議決定しましたが、とても残念ながら、飲食業界やたばこ関連事業者からの圧力により、いわゆる“ざる法”になってしまいました。受動喫煙対策は2020東京五輪・パラリンピックのためだけにやっているわけではありませんが、このままでは、その対策は史上最悪の五輪になってしまうことが多いに危惧されていました。

その汚名を返上するには開催都市である東京都が法律に上乗せする条例(東京都内のみで効力のあるルール)の制定が期待されていましたが、その条例の骨子が発表されました。一番評価できるのは、飲食店などの面積から喫煙を規制する改正ではなく、「人」をその基準においたことではないでしょうか。

すなわち、法律の100㎡以下の場合、表示すれば喫煙OKが、マスターやママ(分かりやすい言い方にしました)のほかに一人でも従業員がいれば、そのお店ではお客さんがたばこを吸うことはできなくなります。ジガーバーなど一部例外はありますが、これにより、都内飲食店の84%が対象になるそうです。

そして、逆に一人で営業しているお店は例えば、新宿東口のゴールデン街のようなところでしょうが、喫煙絶対反対の皆さんからはまだ不満だと想像できるものの、「仕方がないのかな」と私は思っています。ただ、大好きな町中華なども、奥さん(その逆も)やお子さんが働いていれば、喫煙ができなくなりますので結果、良かったです。

それから、人気のある加熱式たばこを規制対象にすることも大きな前進ですし、あとは6月の都議会定例会でしっかりと成立させてもらいたいです。先日もお伝えしましたが、私たちが「がん対策推進条例」を作ろうとしたとき、たばこ関連団体からけっこう嫌らしい妨害を受けました。その団体はなかなかねちっこいですから、それに負けないでください。

新たな病院で充実した臨床を!

 毎年、この時期にお伝えしていますが、私が顧問を務めている社会医療法人・河北医療財団傘下の河北総合病院「初期・後期臨床研修医師修了発表・修了証授与式」が開催され、その発表テーマと内容はかなり立派なものと感じました。
 この病院を巣立ったあとは、全国各地の病院で後期研修を行ったり、文字どおり、一人前の医師として活躍が期待されています。今回の初期臨床研修医師は3年前に私も面接官として選考に参加しましたので、感慨深いものがあります。
 そして、式に続いて開かれた懇親会では、若手医師の皆さんと楽しくお話しをしました。私は冒頭の挨拶と乾杯の発声をしましたが、準備が進められている新しい病院のことをお伝えしました。皆さん、頑張ってください!

第13回東京都病院学会

 一般社団法人・東京都病院協会が主催する東京都病院学会が市ヶ谷駅近くにあるアルカディア市ケ谷で開催されました。この協会は私が顧問を務めさせていただいている、社会医療法人・河北医療財団理事長河北博文さんが会長をされている団体で、協会が設立されてから20年になります。この日も河北会長が基調講演をされています。
 そして、ご来賓でご出席されていた東京都医師会会長尾崎治夫先生からご挨拶がありましたが、先生はかなり厳しく東京オリンピック・パラリンピックへ向けての受動喫煙防止対策について話されていました。確かに先日、明らかになった改正健康増進法の内容で、怒りさらに増したのは尾崎会長だけではないでしょう。
 なお、この改正案では都内の飲食店などの半分以上が依然として喫煙可能となります。表現は良くありませんが、これでは「ザル法」の典型で、五輪スポーツを語る前に世界に向けて恥ずかしくて仕方ありません。自民党&公明党内では妥協してしまったようですので、東京都内で有効な条例制定に期待するしかありません。

史上最低の五輪は嫌ですね

東京オリンピック・パラリンピックまであと2年半になりました。これから開会式まではあっという間でしょう。心配されていた競技施設なども何とか間に合いそうですし、“おもてなし”を自然体で提供する準備なども着々と進んでいます。私などは一生に2回も母国での五輪を観ることができ、幸せものだと思っています。

さて、物騒なタイトルで申し訳ありませんが、「史上最低」とはたばこの煙のことです。ご承知のとおり先日、厚生労働省の受動喫煙対策(法律は改正健康増進法)についての骨格なるものが発表されました。加熱式たばこも規制の対象になるなど、前進した部分もありましたが、最大の焦点である飲食店の規制面積の下限については、150平方メートルが有力案と言われているようです。

先に頓挫した改正案ではこれが30平方メートルとなっていました。もちろん、飲食店は原則禁煙が基本ですが、“このくらいなら仕方ないかな”と思われていた皆さんも多かったでしょう。ところが、政治の妥協の産物かどうか分かりませんが、これでは何と!5倍という驚く面積になってしまいます。

つまり、喫煙を法律で正当性を与えて推進しているようなものです。競技会場が集中している東京都の調査では、現在の飲食店の9割が喫煙可能であり、繰り返しますが、法律が推奨する「たばこ天国」の出現です。これでは、“たばこフリー”のフリーがほとんどの飲食店でたばこが吸える”という意味になってしまいます。

一方、残念ながら、飲食店の組合などは、「これで一安心だ」と言われているようですが、僭越ながら、強迫観念と言うべきこの「禁煙になったらお客さんが減ってしまう」は根本的に間違っています。なぜなら、わが国の喫煙率は約20%、つまり、現在では5人に僅か1人しかたばこを吸っていません。

さらに注目すべき数字もあります。女性に限れば10人に1人以下になっています。申し上げるまでもなく、レストランやホテルなどはまず、女性に人気がなければ生き残れないと時代と言われています。実際、女尊男卑ではありませんが、その傾向はますます高くなっていくものと感じています。つまり、発想を恐怖から抜け出し、積極的にお客様に来ていただくという姿勢に転換する必要があるでしょう。

ただ、日本では屋外喫煙を禁止することが先行してきましたので、喫煙者を屋内でも屋外でも追い出すと、彼ら彼女らは行き場所がなくなってしまいます。今回の改正ポイントでは、医療機関、大学を含めた学校、官公庁などは敷地内の屋外に喫煙スペースを作ることは認めるとなっていますので、こちらは良かったです。

今日の写真はJR阿佐ヶ谷駅北口で撮りましたが、このような喫煙場所でも、“煙が流れてきて嫌だ”という方もいらっしいますが、少し遠回りをしてでも若干の我慢も必要かなとも思います。飲食店は駅周辺で営業していますので、お手数でもここですってもらえばいいかなとも考えます。

それから、私たちはIOCやWHO(世界保健機関)のために受動喫煙防止を進めているのではありません。世界的にもかなり遅れているそれをオリンピック・パラリンピックというビッグイベントを一つの契機として、良いチャンスとして、実現しようとしています。もちろん、行政や医療機関と協力してこの機会に、“たばこを止めたくてもなかなか止められない人たち”を応援することも大切でしょう。

最後に重ねてになりますが、このままで改正案が成立するとすれば、五輪史上、最低、最悪の大会になってしまします。それは、これまで一所懸命に練習を積み重ねているアスリート、日々、奮闘努力している大会関係者、そして、何よりも素晴らしい競技を楽しみにしている国民と世界の人たちを裏切ることになってしまうでしょう。

早めの確定申告完了!

税務署が自宅から至近にあることは良いのか、そうでないのかは分かりませんが、今年の確定申告の受付は来週の13日に始まります。でも、還付される場合はそれ以前でもOKということで、その至近の杉並税務署に行ってきました。

そして、今年から医療費控除の計算をしてみましたが、手間のかかった割にその金額は何と!620円でした。でも、その作業によって、家族を含めた年間の医療費(お薬代も)の合計が判明し、保険料のそれとも比較することもできました。

また、今年から、「医療費控除の明細書」を添付すれば、病院や診療所、薬局の領収書の提出は不要となりましたが、すべてを税務署に置いてきました。係の方は「お返ししますか?」と言われていました。

その理由ですが、領収書は5年間の保存義務があるので、税務署が「それ、見せてください」という場合があるそうです。税務署も暇ではないので、620円では自宅に調査には来ないと思いますが、紛失してもいけないので念のためです。

いずれにしても、支払った医療費があまり多くないということは良いことで、これを3で割って10倍した金額よりも、保険料がかなり上回っているというのも、ちょっとだけ社会に貢献しているようで嬉しいです。

なお、還付される税金ですが、台湾訪問1回分プラスαくらいはありそうなので、一応、これを元手に行ってきたいと思っていますし、何回か分の孫たちのおもちゃ代にも充てられそうです。こちらは、ちょっと得した気分です。

それから、定期的な採血を行い、そのために朝食は抜きでしたので、お昼はときどき登場するJR阿佐ヶ谷駅北口の「キッチン男の晩ごはん」でここでは控えめな定食をいただきました。レバ炒めとハンバーグがとても美味しかったです。

もちろん、このお店は女性も入れますし、晩だけではなく、午前10時からけっこう遅い時間まで営業しているようです。写真のご飯はほかのお店の普通盛りくらいありますが、ここでは、「ご飯、少なめでお願いします」です。

謹賀新年~医療政策の充実を

 新年、おめでとうございます。今年も皆さんのご指導をよろしくお願い申し上げます。写真は杉並区阿佐ヶ谷にある河北総合病院本館玄関前で、社会医療法人・河北医療財団理事長の河北博文さんと一緒に撮ったものを合成したものです。
 私はこの財団の顧問を務めさせていただいていますが、病院の建て替えや阿佐ヶ谷地域の大規模再開発が予定されていて、微力ですが理事長を補佐し、少しでも東京と杉並の医療政策が充実、発展するよう奮闘努力する決意です。
 これらのことは考えてみれば、30年の長い間、杉並区議会議員と東京都議会議員として働かせていただき、その議員活動の中心をして医療政策を進め、現在では役割は異なりますが、それを継続させていただいていることは、とてもありがたいと思います。
 それから、今年の6月末には杉並区長選挙(区議会補欠選挙も)が行われます。杉並区の人口も67万人を超え、いわばその大都市の大統領を決める4年に1回の大切な選挙です。国政選挙はありませんが、来年には統一地方選挙と参議院選挙があります。どの選挙も慎重に取り組んでいかなければと考えています。

診療報酬が僅かにアップする

来年は診療報酬と介護報酬の両方が改定される6年に1度の年になります。ちなみに、これらに“障害福祉サービス報酬”を含めるとトリプル改定になります。(診療報酬は2年ごと 介護報酬は3年ごと)

それで、昨年の夏ごろは、医療従事者や関係者の皆さんと、「来年の改定はかなり厳しいだろうな。もしかしたら、これからずっと上がることはないかもしれない」と悲観的に話していたことが思い出されます。

でも、日本医師会などが、「安倍さんは3%の賃上げを要請しているではないか。医師だって看護師だって、現場で懸命に働いている。われわれの給料も上げるべきだ」となかなか上手い理屈を付けて、いわば“勝ち取り”ました。

もっとも、財政当局は、「ほかの産業の賃金がアップしていないときでも、診療報酬は連続で増えていたんだ」と、逆にマイナスにしたかったようですし、実際、6回連続でプラスになるのですが、押し切られたようです。

ただ、特に病院、とりわけ、都市部のそれでの経営はかなり厳しい状態が続いていて、いくら内部で経費削減をしても、人件費が大きな割合を占めている環境を変えるのは不可能というのが実態でした。

それから、診療報酬が改定になれば、それに比例して患者さんの負担も増えたり、減ったりします。一般的には3割を自分で払っている金額の増減です。また、税金を投入していますから、その部分も今回は額が増えます。

私自身は今回の改定の進め方、決め方には問題があると感じています。毎回そうなのですが、中央社会保険医療協議会は何のために存在しているのか、さっぱり分からなくなっています。委員の皆さんが「こんな決め方、おかしいぞ!」と言われているのも当然でしょう。

しかし、病院で働く勤務医の労働環境(お給料だけではありませんが)と安定した病院経営に良い影響が少しでも出ればとも思っています。そして、プラス改定の原資になったのは薬価を下げて捻出したことも、覚えておかなければならないでしょう。
(写真:慶応義塾大学病院・出典:ウィキメディア・コモンズ)

今朝の2時間の行動

 昨晩は出撃を控えましたので、もちろん、二日酔いとも無縁で、いつものように早朝から“精力的”に動き始めました。まず、身支度を整えて、毎回行っているお店で朝ご飯をいただきました。あまり、ガイドブックには載っていないようですが、私のお気に入りです。
 それから、お馴染みに行天宮に参拝しました。失礼ながら、今までは手を合わせて頭を下げていただけでしたが、今回は係の人に教えてもらい、正式の参拝をさせてもらいました。また、あの三日月型の木片を投げる占いですが、「良い!」と出ました。
 そして、雙連朝市に向かい、途中の総合病院に停車中の救急車の前で一枚。台灣にいてもやはり、救命救急のことは気になります。ちなみに、この病院はキリスト教長老派の教えがバックボーンにあり、極めて評判が良いです。
 それで、有名な朝市は食品が多いのですが、雑貨屋さんもけっこう出店しています。赤い袋の中は孫のジーパン、トレーナー、靴下です。その後はいったんホテルに戻り、まだ行ったことのない「猫空ロープウェイ」に向かうため、今度は地下鉄中山駅に歩き出しました。  なお、建物は今回もお世話になっている國賓大飯店の外観です。

杉並健康ライフ2017

 社会医療法人・河北医療財団主催の「around杉並健康ライフ」が今年も区立阿佐谷区民センターで開催されました。私も毎年参加していますが、今回は例年よりもお客様がかなり多かったようです。企画や準備、当日のスタッフも皆さんに感謝申し上げます。
 4本の講演も充実し、骨密度、血管、血糖値など体験測定も多くの方々で賑わっていました。また、今年から中庭で阿佐谷パールセンター商店街や河北総合病院近くのいくつかのお店が美味しいものを販売してくれました。写真は人気店「ともえ庵」さんです。
 何回かお伝えしていますが、私はこの財団の顧問を務めさせていただいています。理事長の河北博文さんとはいつもお話しをしているのですが、病院の全面移転・新築など、地域の皆さんのお役に少しでも立てるよう活動してまいります。

河北総合病院の病診連携・懇親会

 今年もJR高円寺駅北口にある“座・高円寺”で、河北総合病院 病診連携・懇親会が開催されました。病診連携とは文字どおり、規模が比較的大きい病院と開業医(診療所やクリニック)さんとの関係強化のことです。
 開業医の先生から病院に患者さんを紹介することが多いのですが、逆のケースも少なくありません。私はこれらのことを話し合う“地域医療支援病院運営協議会”の委員も務めさせていただいています。このこともあり、私のお隣にお座りの方は杉並区医師会会長の甲田潔さんです。
 当日は総合病院を統括している社会医療法人・河北医療財団理事長の河北博文さんから冒頭講演があり、彼からは欧州と米国の医療制度や政策のことなどが独特の視点から語られ、とても勉強になりました。
 続いて2階に会場を移して懇親会が行われました。地元の先生方とも懇親できましたが、病院と関連の健診センター(人間ドックなど)に勤務する二人の女性医師との会話も有意義でした。特に乳がん発見に有効であるマンモグラフィ検査と比較してより高い精度が期待できるMRIのことを教えてもらったのは良かったです。
 それから、近くのうどん屋さんで理事長や若手医師たちとの二次会となりました。専門的な単語が飛び交い、美味しい日本酒で少し酔いが回っていましたが、とても楽しい時間でした。

大学附属病院の院長選挙は?

 全国の大学医学部や医科大学の附属病院内での選挙というと、テレビドラマにもなりましたが、やはり、60年ほど前に公開された「白い巨塔」(小説も)が有名です。モノクロの映画ですが、今見てもまったく色あせていませんし、大学病院内のドロドロとした壮絶な権力闘争が描かれています。
 さて、この映画は院長選挙ではなく、教授選挙がテーマでしたが、厚生労働省は院長を教授たちの選挙で選出することを禁止しました。もちろん、直接的には映画と関係ありませんが、学内での派閥争いなどが優秀な人材の育成や登用を妨げていて、それが重大な医療事故にもつながっていると考えているようです。確かに、映画でも財前教授の判断ミスが重く描写されていました。
 そして今回の改正で、外部の有識者を含めて選考委員会を開催して、学長が院長を決めるという本来のあり方になるのですが、逆に言えば長い間、いかに制度が形骸化して学閥が闊歩していたのかが分かります。東京女子医科大学附属病院や群馬大学医学部附属病院の度重なる医療事故も関連があったのかもしれません。
 ところで、上述のことが話題になっていたら、幻冬舎からそのタイトルもズバリ「院長選挙」が発行されました。これから読むのですが、とても面白そうです。著者は現役の医師ですね。
 なお、研修会での東京医科歯科大学教授河原和夫さんや同大学外観の写真は“医療”のイメージとして載せたもので、今日の記事とは関係ありません。ちなみに、河原先生は医療政策の第一人者で、優しいお人柄の素晴らしい方です。河北総合病院地域医療支援病院運営協議会でもご一緒させていただいています。

杉並区議会議長の富本卓さんと

 政治の世界では、それが必ずしも褒められたものではありませんが、私は22年間の区議会議員時代(8年間の都議会も同様ですが)、“敵”というものを作ったり、意識したりすることはほとんどありませんでした。
 ですから、区議会を離れて長いのですが、今でも政党や所属会派を問わず、仲良くさせていただいている区議会議員も少なくありません。とてもありがたいことと感謝しています。
 それで、そのお一人でもあり、3度目の区議会議長職に就かれている富本卓さんと久しぶりにお会いしました。と言っても、何か特定の案件があったわけではなく、もちろん、きな臭い話もなく、彼が大阪出身ということもあり、甲子園野球のことなど楽しい会話ばかりでした。
 また、彼は戦後の保守政治の歴史にかなり詳しいのですが、それと同時に昭和歌謡史やプロ野球の順位予想などにも造詣が深いのがユニークです。お酒は飲みませんが、飲んだような雰囲気でお相手をしてくれるのもいいですね。
 それから、もう12年前になりますが、私が初めて都議会に挑戦したときに、区議会議員の辞職届をお渡しした相手が当時も議長だった富本さんでした。なお、その辞職届は本会議で満場一致で認められました。「門脇さんは区議会に必要です。留まっていただきたいので反対します」という区議は一人もいませんでした。

「中村ひろし」さんとの再会

 7月上旬に行われた東京都議会議員選挙で見事!3選を果たした中村洋(ひろし)さんとJR三鷹駅南口至近にある彼の事務所でお会いしてきました。残念ながら日の目を見ることができませんでしたが、当時、都議会民主党のプロジェクトチームで「がん対策推進条例」を策定したとき、中村さんにチームメンバーとして活躍していただきましたした。そして、今回の彼の都議選での活動はfacobookで毎日、拝見していましたが、日に日に“目力”が強くなっていくのが写真を通して分かりました。
 さて、いつもお伝えしているとおり、私は都議会で4年間、または8年間、活動をともにさせていただいた皆さんはすべてが同志と今でも思っています。これだけでもありがたいことです。特に彼にはこの間、様々な陳情などのお手伝いをしていただいてきました。
 それで、先の都議選で民進党公認、民進党を離党して都民ファースト公認または推薦など、それぞれの選択肢については尊重されるべきと考えていました。もちろん、落選した同志の皆さんの悔しさは4年前の自分のことを振り返れば理解できます。
 ただ、1年前に共産党との選挙協力に疑問を感じて党公認を辞退し、今は党から引いた私が言うのも僭越ですが、中村さんの民進党を貫いた姿勢には爽やかな想いさえあるのです。彼以上に「誠実」が似合う地方議員はいないでしょう。また、真夏でもスーツとネクタイで通すスタイルは私には到底できませんが、これも「誠意」が根っこにあるのかもしれません。
 ところで、筋を通すことは政治の世界ではときに厄介で、さらに思想・信条に至っては重荷になることさえあり、自分自身の経済的利益にもつながらないことも少なくないのですが、そのような生き方も大切なのかなとも思いますし、ここのところはけっこう重要ではないでしょうか。
 逆に進み続ければ、いわゆる“政治不信”にも連なっていくような気もします。とは言っても、「当選して何ぼ!」が重宝されることも分かっているのですが‥‥。板挟みで困っちゃうのですが、私の場合は民主社会主義(かつての民社党の政治思想)と心中ですね。
 また、その基礎は民社党時代の学生運動と「同盟」時代の労組運動で徹底的に学び、実践してきたことです。これらは変えようもなく、最近の政治処世術には近づくこともできません。ただ、結局はこれが現在のモチベーションの飛躍的向上につながりました。僭越ですが、投稿している記事や写真でそのことはご理解いただけると思っています。
 1時間少し、彼と話していてあらためて、そんな想いになりました。もとより、政治というカテゴリーだけではなく、人間社会なら企業でも団体でも同じことでしょう。

伏見稲荷からインバウンドを考える

 関西方面の旅行では大急ぎで京都にも行ってきました。京阪本線の文字どおり伏見稲荷駅で下車し、稲荷伏見大社に向かいました。僅かな距離の参道は人が歩けないほど混雑していて、あらためて、外国人旅行者の皆さんの多さに驚嘆しました。なお最近、何回か書いているように、この全国お稲荷さんの元締めもアジア系だけではなく、アングロサクソン系やラテン系の人々もとても多かったです。
 そして、千本鳥居への案内を終えた三人の観光バスガイドさんとお話しました。予想はしていたのですが、「日本人は私たちだけです。近年は欧米の方も多くなりました」とあまり嬉しそうではなく答えてくれました。また、帰りはJR奈良線・稲荷駅を利用しましたが、ここも参拝を終えた人たちで溢れていました。JRの女性駅員さんの胸には“English 中文”のワッペンがあり、懸命に問い合わせに答えていました。
 さて、連日のようにテレビや新聞で「インバウンド」関係の数字が報道されています。訪日客の数はすごい勢いで増えていますし、使っていただいたお金もかつてのような爆買いはなくなったものの、半期ベースで2兆円を超えたそうです。国内消費がなかなか伸びず、デフレも解消できない状況でありがたいことです。もとより“おもてなし”の精神と対応も大切です。
 ただ、喜んでばかりいられません。特に心配しているのは“治安”のことです。あまり記事になったりしませんが、アジアのある国から入国した観光客や留学生などの数と出国した数が合わないのです。その数は年間数千人と指摘されているようです。いったい、この人たちはどこで何をしているのでしょうか。
 もちろん、わが国の公安・外事機関の能力はけっして低くありませんが、対象の数が多すぎると関係者も手が回らなくなってしまします。また、闇の紳士たちとの“連携”もすでに大きな問題です。そのほかにも、医療機関での診療費の踏み倒し金額も年々、増加していますし、規制緩和もいいですが、“民泊”は下手をすると、不良外国人のたまり場になってしまいます。中国最大の民泊運営会社が日本へ本格参入することも喜んでばかりいられません。
 私はどこの国の観光客でも公平に優しくお迎えしなければと昔から思っていますし、微力ですが実践もしてきました。しかし、特定の国(を領導している政党)が日本に対して敵対的な戦略を持って、少しずつ、少しずつ、それを実行しているとすれば、この国の国民の皆さんの生命と財産を守ることが難しくなってしまいます。私の余計な幻想であれば願っているのですが。
(東寺を超駆け足で訪問&興味のある京都駅南側地域一帯を視察)

「加熱式たばこ」も「たばこ」

 わが国での喫煙事情は考えてみれば不思議なもので、国民の皆さんの喫煙率(男女計)が僅かに20%なのに、居酒屋さんなどでは「全席喫煙可」のお店が少なくないというか、大多数を締めています。発展途上国は知りませんが、先進国の中では極めて珍しいケースでしょう。
 それで、自民党たばこ議連と厚生労働省の折衝がまとまらず、受動喫煙対策法案(改正健康増進法)の国会提出ができず、結果、東京都においては都議選も良い意味で影響して、罰則付きのかなり厳しい条例が制定されることが確実になりました。
 さて、加熱式たばこがこの条例の中でどのような位置づけになるのかは重要です。まず、WHO(世界保健機関)は次のように言っています。「科学的に安全性が証明されていない上、試験ではニコチン以外の有毒化学物質の存在が示されており、使用しないよう強く勧告する」
 当然のことと思いますし、そもそも、パッケージには一般のたばこ同様、警告表示が書かれています。ここは大切なところで、やはり、規制の対象とするべきでしょう。また、煙は出ませんが、あの独特な臭さを我慢できない人たちが多いようです。
 さらに、日本たばこ産業、フィリップモリス、ブリティッシュアメリカンタバコが市場を独占し始めていますが、最近、変なステッカーを共同で作成しました。写真がそれですが、自治体や外食業界などを通じて配布するそうです。各企業・各店舗に貼るのはそれぞれの自由ですが、あたかも、都条例に向けて、「紙巻きたばこと異なり、問題ありませんよ」と既得権を主張しているようです。自治体がこんなことをサポートする必要はまったくありません
 いずれにしても、加熱式たばこの身体・健康への影響が明らかになっていませんから、安全性がはっきりするまでは一般のたばこと同じ扱いが必要でしょう。

頸動脈エコー(超音波)検査がいいね!

 サスペンスやホラー映画などで、ナイフを使って首(喉)を切ると勢いよく血が吹き出してくるところが“頸動脈”で、大切な脳(顔も)に動脈血を供給しています。
 それで、その頸動脈エコー(超音波)で検査を受けてきました。結果は問題なしとなりましたが、担当医師からこの検査は脳梗塞や心筋梗塞の予防にとても有効だとお聞きしました。つまり、身体の中で一番太い頸動脈を診ることで、全身の動脈硬化の状態を調べることができるということです。ただ、医師からは、「一番太いところがキレイだからと言って、細い血管も必ずそうだとは限りません」ともサジェッションがありました。確かにそうですね。
 それから、料金は健診(ドッグ)扱いですと8500円くらい、高血圧などの疾患がある場合(初・再診料や医学管理などが加わる)は3割または1割の自己負担になります。二次健康診断に進むときは個人負担はありません。
 さらにこの検査の良いところは、身体への負担がほとんどない(仰向けに寝て、首にあのジェルみたいな液体を塗って、卓上掃除機の吸込口のような機器でなぜるだけです)、30分程度で結果の説明を含めて終わる、費用が比較的廉価である、被爆の心配がないなどです。
 なお、医師とかなり詳しくやり取りをしていますが、詳細については個人差もあり、また、医師法・医療法のこともありますので、ここでは割愛させていただきます。(画像は門脇の頸動脈)

肺がんより怖い大腸がん

 一週間ほど前に下部(大腸)内視鏡検査の前に飲む“経口腸管洗浄剤”(強制的に下痢を起こし、大腸内をキレイにする不思議な液体)についてお伝えしましたが、やはり、誰もが検査そのものよりも、あの2リットルが辛いと思われているようです。
 それで、結果ですが、問題はありませんでした。胸部レントゲン腹部超音波、肝胆膵MRIなどと異なり、この検査は上部(胃)内視鏡と同様、医師が行いますので、検査中にほとんどの状況は分かります。もちろん、ポリープが発見された場合はその後の対応はかなり違ってきます。
 さて、検査当日は医師、臨床検査技師、看護師の3名体制でしたが、医師と看護師さんは女性で、モニターを見ながら和やかな雰囲気で検査は進められました。先生にお聞きしたら大腸は1メートルくらいあり、初めに一番奥まで管を入れて、それから少しずつバックして診ていくそうです。
 なお、最近は上部内視鏡検査は自治体健診に含まれるケースが増えていますが、下部は全国でも例がないと思いますし、企業の人間ドックでも良くて補助金支給のようです。実際の費用は観察だけで2万5千円前後で、これは健診、つまり人間ドックの場合です。大腸がんが疑われる病状では、この1割または3割になりますし、ポリープ除去には別途追加料金が必要になります。
 それから、便を2回(2日)調べる“便潜血検査”も有効で、これを健診にプラスする自治体も増えています。ただ、この検査で疑いが出ると内視鏡検査を受けることが一般的ですし、見落としがもありますので、胃がん検診(バリウム→内視鏡)と同様、考えどころです。
 大腸がんはここ20年間で亡くなる方が2倍に増加していて、これは肺がんに続いて第2位で、人数では5万人を超えていますし、そう遠くない将来、第1位になるのではと言われています。お互い様、気をつけていかなければなりませんね。
(写真は検査を受けた私の大腸です。あまり公開するものではありませんが、僭越ながら、皆さんの健診への参考としてご理解ください)


医療財団顧問とし再始動です

 今回、社会医療法人・河北医療財団の顧問として新たな契約を締結させていただきました。地域医療、児童相談、心のケア、病院経営など、基本的な業務内容に変更はありませんが、“総合病院建て替え”に関することが追加になっています。
 この財団は杉並区内を中心に、河北総合病院(本院&分院)、サテライトクリニック、リハビリテーション病院、検診センター(人間ドック)、透析センターなどを運営し、最近は多摩事業部として「あいセーフティーネット」が傘下に加わりました。こちらは、多摩ニュータウンの地域包括ケアシステムにおける高齢者医療・ケアサービス提供をしています。
 さて、総合病院の建て替えですが、阿佐ケ谷地域だけではなく、杉並区でも最大規模の再開発になります。詳しいことはこれから順次お伝えしてまいりますが、総合病院が通称・けやき屋敷に移転・建て替え(つまり新築)し、その跡地に杉並第一小学校が移ってきます(こちらも全面新築)。さらにその跡地の利用は現在のところ未定ですが、立地環境を活かした商業施設やホテルなどが考えられます。
 そのほかにも、産業商工会館、阿佐谷地域区民センター、阿佐谷児童館などの移転や複合化も予定されています。また、今の杉一小学校に隣接し、中杉通り沿いのスーパーや銀行の再開発も今後の日程に上ってくるかもしれません。このように、病院や学校などとても公共性、公益性の高い計画がいよいよスタートします。
 そして、大切なことは最終的に小学校跡地を活用した複合施設完成(平成44年以降)まで、この大規模な計画を順調に進めていくことです。とりわけ、医療と教育の早期整備は極めて重要です。このような計画は“遅れることが当たり前”みたいな意識がありますが、そうではなく、できる限り“前倒し”にすることが求められています。
 充実した医療設備と人材で病気や痛みから救われる患者さん、新しい小学校で元気に学び遊ぶ生徒たち、私はこの人たち、子供たちの笑顔を見たくて仕方ありません。それから、そう遠くない将来にはこの病院に3次救急たる救命救急センターを併設することが僭越ですが、私の長い間の夢でした。そのことへの第一歩の始まりでもあります。
 いずれにしても、新しい総合病院を整備するだけも数百億円の予算規模になります。理事長の河北博文さんとも二人で話し合っています。「阿佐ケ谷から元気になっていこう!」と。微力ですが、誠心誠意、務めてまいります。杉並区民、東京都民の皆さんがもっとも望まれている“医療の充実”に向けて!

やるぞ!大腸内視鏡検査

タイトルのように特に気合を入れる必要もないのですが、今日の午後から、下部(大腸)内視鏡の検査を受けます。5年ほど前に国立国際医療研究センター病院で同じ検査をしていますので、“心構え”と“段取り”は問題ありませんが、やはり、大腸内を空にするため強制的に下痢を起こす、あのポカリスエットに工業用油を混ぜたような不思議な液体を何回かに分けて飲むのは難儀ですね。それと、内視鏡を挿入する瞬間のなんとも言えぬ感触は‥‥です。それでは、飲み始めます。

シュラスコダイエットが凄い

銀座にある「スーペルバッカーナ」というレストランで、タイトルのイベントが開催されました。写真の“藤本なおよ”さんたちが企画、大勢のお客様が参加し、それぞれのテーブルで大いに盛り上がっていました。「お肉を食べながらお酒を飲みながら痩せるという夢のイベント」でしたが、お肉は食べきれないほど取り分けしてくれ、チョコファウンテンまでありました。私自身はダイエットの必要はとりあえずありませんが、糖質制限は日々の課題でもありますので、次回にも期待させていただきます。美味しかった!

「顧問」として引き続き業務推進

 河北総合病院(本院&分院)、サテライトクリニック、リハビリテーション病院、検診センター(人間ドック)、透析センターなど、杉並区を中心として数多くの医療施設を運営している、社会医療法人・河北医療財団の“顧問”を引き続いて務めさせていただくことになりました。
 これから、総合病院の移転・建て替えをはじめ、JR阿佐ヶ谷駅北東地域の大規模再開発がスタートとします。そのための準備予算も先日の杉並区議会で決定していただきました。もとより微力ですが、理事長の河北博文さん(写真)を補佐し、区民や近隣の患者さんに喜んでもらえる新しい病院を創らなければなりません。
 また、周辺の緑や環境に配慮した計画も必要ですし、新しい小学校で学ぶ子供たちの姿も今から楽しみです。そして、私自身も幅広い医療政策を実現という意味で、しっかりと取り組んでいかなければならないと決意しています。
(写真は合成ですが、背後は移転場所の通称“けやき屋敷”の樹木です)

西村まさみ総決起集会

前・参議院議員で都議会議員選挙に立候補予定の「西村まさみ」さんの総決起集会が阿佐ケ谷の新東京会館で開催されました。数多くのご来賓と支援をいただく皆さんが参加され、会場は満員、集会はとても盛り上がりました。私は最後で“頑張ろう!三唱”の音頭を取られていただきました。

世界最低レベルから一挙に最高レベルへ!

 受動喫喫煙に関する改正健康増進法ですが、ご承知のとおり、秋の臨時国会に審議が延期されるようです。私は結果、このことはとても良かったと思います。何せ、自民党(たばこ議連)の案は本当に酷いもので、これが通ると現状が向上するどころが、ほとんど変化がないというお話にならないものだからです。
 ですから、厚生労働大臣の塩崎恭久さんが妥協しなかったのは十分に評価できるものです。ただ、秋の国会では再び妥協案を探るのでしょうから、私たちも注意が必要です。自民党たばこ議連のメンバーは困ったものです。
 それで、以前にもお伝えしましたが、もう、法律改正には余計な期待をしないで、文字とおり、地方の権限を最大限に活用し、各自治体(都道府県&市町村)で独自の受動喫煙対策条例を制定するべきでしょう。もちろん、法律は全国一律適用ですから、本来はそれが望ましいのですが、おかしな妥協をした改正案などはかえってない方がいいです。条例はその自治体の地域内のみ有効ですが、それはそれでやむを得ないですね。
 幸いにして東京都では、都議会議員選挙が目前にあり、各党・各会派が当初の厚労省案に近い(むしろそれより厳しい)条例制定を罰則付きで打ち出しています。これが実現すれば、他の自治体への波及効果もあるでしょうし、何よりも、オリンピック・パラリンピック開催都市として、WHO(世界保健機関)の“世界最低レベル”から瞬く間に“最高レベル”になります。
 なぜなら、欧米など、受動喫煙対策が進んでいる国々でも、屋外のそれは哀れなものです。わが国は路上にゴミが落ちていないと海外からの観光客の皆さんから褒められています。昔をことを思い出していただきたいのですが、そのゴミの大半はタバコの吸い殻でした。これが各地の“ポイ捨て禁止条例”で飛躍的に清潔になりました。
 なお、今日の写真は私の胸部CT画像です。直近のもので特に問題はありませでしたが、日本では受動喫煙の影響での死者は年間1万5千人と推計されています。待ったなしです。それと、電子タバコですが、有害性が完全に除去されない限り、一般のタバコと同様に扱うべきでしょう。

増田裕一さんの区政報告会

昨日の午後7時から、区立産業商工会館ホールで、区議会議員の増田裕一さんの区政報告会が開催され、とても多くのお客様にご参加をいただきました。私も挨拶をし、彼と西村まさみさんの対談も行われました。これからも、連携をより強めてまいります。

自民党たばこ議連の誤算

 今回の通常国会がどのくらい延長になるのか分かりませんが、受動喫煙防止をメインとした厚生労働省案(法律は“健康増進法の改正)の成立はかなり難しくなったようです。
 自民党の部会に厚労大臣が出席して妥協案も探ったようですが、もともと、たばこ議連はまったくやる気がありませんでしたし、塩崎恭久さんも変に妥協してしまうと、今後の任期中に出席するであろうすべての国際会議で最低の大臣と烙印を押されてしまいますので、その選択肢はなかったのでしょう。
 しかし、今回の流れで、僭越ながら私が予想していたように、「それでは、東京都で条例を作りましょう」となりました。当初の厚労省案に近い、完全とは言えませんが、2020五輪に向けて世界各国から合格点はもらえるでしょう。
 まあ、自民党たばこ議連は、「東京でやるオリンピックなんだから、東京だけでやればいいじゃないか(つまり都条例)」と暴言を吐いていましたので、さぞかし満足でしょう。ただ、東京都選出のたばこ議連のメンバーはメンツ丸つぶれですが。仕方ありませんね、自業自得です。
 それから、このような機会に、「できればたばこをやめたい」と考えている皆さんを応援する施策も大切です。全体で約2割の喫煙者のその4割はそのように思って苦悩しています。これが実現できれば、単純計算で日本の喫煙率は1割ちょっとまで下がります。喫煙者は私たちにとって敵ではありません。
 そして、わが国は屋外(道路や公園)の禁煙地域を拡大することに今まで重点が置かれてきました。それはそれで良いことですが、都条例が成立すると、日常生活の中で喫煙場所がかなり少なくなりますので、当面の間は写真のようなスポットも必要かもしれません。
 これには様々なご意見もあると思います。でも、私の少なくない友人たちは、「喫煙できるところを探すことに疲れたので、たばこをやめた」と言っています。矛盾するようですし、何となくいじめみたいですが、そのような囲い込みも有効かなとも思っています。

東京都は受動喫煙対策条例の準備を

 様々な国会運営の影響で、受動喫煙対策としての健康増進法の改正案提出が遅れるというか、提出そのものができるかどうかも怪しくなってきました。このままですと、自民党の「たばこ議員連盟」の思う壺になってしまいそうです。と、心配していたら、変な落とし所でまとめられる雰囲気になってきています。
 ただ、厚生労働大臣の塩崎恭久さんもそんなんに簡単に「ハイ、分かりました」とはならないでしょうし、“政治生命をかける”と言われていますので、自民党の厚労部会や議連に対しても戦いは続けなければ筋が通りません。連立与党の公明党も困っているようです。
 そして、雪隠詰め状態を打開するために、本来はあまり良くない選択肢ですが、「もともと、2020オリンピック対策なんだから、東京都の条例でやったらいいじゃないか」が現実になる可能性が出てきました。この場合は議員立法で成立させることになります。
 それで、東京都でも今回の厚労省案と同じような内容を検討したことがあるのですが、結論を出すことができませんでした。その原因はいろいろあったのでしょうが、「都議会各政党の幹部に愛煙家が多い」と言う人も少なくありません。
 準備期間(喫煙室の設置など)もありますから、残されて時間は多くありません。IOC(国際オリンピック委員会)やWHO(世界保健機関)から“世界で最低レベル”とありがたくない格付けをされている日本ですから、法律改正でも、東京都の条例でも、どちらでもいいですから急ピッチで進めなければなりません。都もいつでも動ける態勢を作っておくべきでしょう。
 そう言えば、JR各社の新幹線から喫煙車が2020年までにすべて廃止になるそうです。前のオリンピック(1964年)に開通した東海道新幹線は全車が喫煙可能でした。当時の喫煙率は7割くらでしょう(現在は2割)。時代の流れを感じますね。