フランスが日本から学んだマスク

 世界最大のロードサイクルレースである「ツール・ド・フランス」が終わりました。期間中、スタッフを含めて同じチームで二人以上のPCR陽性者が出たら、競技から離脱という厳しい条件でしたが、いくつかのチームでスタッフの陽性がああったものの、全22チーム176人(スタート時)の選手は2度の検査で全員が陰性でした。

 この結果が来年の東京五輪・パラリンピックにもけっこう参考になると私は思っています。これは選手側のことだけではなく、観戦する人たちも何を守るべきなのかということを教えてくれたような気がします。それはわが国で守られているマスクや社会的距離の確保などのことです。

 ただ、東京オリパラに向けて、国民の皆さんがとても期待しているワクチンのことが心配です。繰り返しますが、大会には間に合わないと思っていたほうが良いと思います。臨床試験(治験)、副作用、効能期間、接種順位、供給体制などなど、文字どおり、乗り越えなければならない隘路がいっぱいあります。

 それで、フランス人は何と言っても個性をとても大切にしています。逆に言えば、政府の規制を素直に受け入れることをあまり好みません。これは良いとかそうでないとかではなく、お国柄ということでしょう。そのフランス人が今回のレースでは、観客側も含めて、徹底してマスクをしていました。

 下に具体的に書いておきましたが、マスクをしないと厳しいペナルティーが課せられるのです。一方、日本では強制力は例外的にしかなく、多くの国民が自主的に、しかも圧倒的な割合でマスクを着けています。わが国が欧米諸国と比較して、人口あたりの感染者数や死亡者数が桁違いに少ないもそれが理由の一つかもしれません。

 もちろん、“自粛警察”などというすごく嫌な言葉もありますが、「日本人は個性がない。同調圧力なんてとんでもないことだ」と叫んでいる左派や自称リベラルの文化人や評論家、ジャーナリストたちに、少なくても私は共感することはありません。だったら、自粛ではなく、強制力を伴った法律や条例を国民が選んだ国会議員や首長が決断すればいいことです。

 実際、わが国の自称リベラルたちが大好きな多様性を大切にするフランスでは、11歳以上の国民がマスクをしないで街に出た場合は罰金1万5千円、20日以内に再び同じことを行えば罰金20万円、それが4回続けば50万円の罰金と禁固刑となり収監されます。つまり、自粛警察ではなく、本物の警察が着けないと強制的に取り締まるということです。

 さて、今日の写真ですが、ツール・ド・フランスでステージ優勝した選手がインタビューを受けているものです。先日もお伝えしましたが、競技中はマスクを外すものの、ストート直前まで、ゴールしてすぐ、選手たちはマスクを着けていました。ちなみに、主催者の会長さんが陽性者になっていまいましたが、7日後には復活していました。

 それから、もう1枚のものは、わが家が購入した国産のマスクです。ミネベアミツミという会社が作っていますが、50枚入りで2970円(税込み)でした。街中には同じ入数で598円なんていう製品を見かけましたが、毎日、着けるものですから、信頼のおけるものがいいですね。

 いずれにしても、日本の「3密」は「3C」なり、完全に国際標準となりましたし、手指洗いやマスクも同様です。ネットフリックスで「アウトブレイク~感染拡大~」というテレビドラマを観ていたら、手洗いや玄関で靴を脱ぐシーンが何度も映されていました。わが国の生活習慣がCOVID-19対策にとても有効だということはほぼ間違いないでしょう。

 ちなみに、このテレビドラマはCOVID-19のパンデミック前に制作されたものだそうです。しかし、その内容があまりにもリアルなので、物語とはいえ、グイグイと引き込まれてしまいました。なお、フランス語を喋ってドルを使う国はどこなのだろうと疑問でしたが、イヌイットの名前が出てきましたので、カナダであることがやっと分かりました。

素敵なうちわができあがりました

 東京高円寺阿波おどりも阿佐谷七夕まつりも区内各地の神社のお祭り(例大祭)も、そのほとんどすべてが中止になってしまいました。どのイベントも多くの皆さんが楽しみにしていたので、とても残念です。

 それで、高円寺地域では「共に、前へ」の掛け声のもと、商店街の方々が中心となり、うちわを製作して、無料で配布しています。表側はご覧のとおりですが、裏側が協賛団体の宣伝を兼ねたものになっています。

 その第一弾は、「読売新聞」「キリン」でしたが、9月16日から配られている第二弾は、私が役員を務めている河北医療財団から、高円寺駅前にある健診センターと中杉通りにあるファミリークリニックが登場しています。

 写真右側は見ずらいのですが、ファミリークリニックの案内が載っています。今日的な厳しい状況で、少しでもお役に立てれば嬉しいですね。なお、うちわの在庫や配布場所は高円寺阿波おどり振興協会にお問い合わせください。

 それから、医療財団の河北博文理事長によると、今回のうちわへの広告掲載は、伝統あるイベントが次々と中止になる中、地域の皆さんの医療機関への支援に対して感謝の気持をお伝えしたかったとのことです。

難儀なCOVID-19ワクチン開発

 COVID-19については今後、どのように感染が収まっていくのか、そうでないのか、依然としてとても心配ですが、それに対するワクチンや薬剤(治療薬)の開発が全世界レベルですごく急いで進められています。それらに関わっていらっしゃる製薬会社、研究機関、大学などで頑張っている皆さんに心より敬意を払わせていただきます。

 それで、COVID-19問題がなければ私たちは、「PCR検査」「ジョンズ・ホプキンス大学」も「アビガン」の名前を聞くことはなかったでしょう。その意味では、ほかの疾病と違って、世界のどこの国民であれ、COVID-19からすぐには逃れられることはできません。逆に言えば、知恵の出しどころですね。

 さて、2カ月以上前になりますが、私は「ワクチンへの過渡な期待は禁物かも」というタイトルの記事を載せました。少なくない皆さんからご賛同をいただきましたし、上から目線で恐縮ですが、物事はだいたい内容のとおりに進んでいます。もっとも、この考察は何人かの医師にお聞きしてまとめたものです。

 そして、政府もこのワクチン確保ではなかなか頑張っていますし、一つの製薬会社に頼ることはなく、今回、重大な副作用が発生した(その後に臨床試験を再開)アストラゼネカのほかにもファイザーとモデルナとの契約も進めています。ただ、正直ところ、アストラゼネカは18年前のイレッサのことがあるので心配はあります。

 ところで、治療薬(抗ウイルス薬)とワクチンとの違いですが、申し上げるまでもなく、治療薬は患者さんに投与するもので、ワクチンは健康な人に接種するものです。ですから、治験(臨床試験)のやり方も大きく異なっています。私には専門的なことは分かりませんが、急ピッチで行われているCOVID-19ワクチンの治験はこのあたりにも課題がありそうです。

 また、ワクチンを接種したあと、重い後遺症が出てしまった場合は、製薬会社ではなく、政府がその補償をするという方針も悪くはないのですが、それを始めから承知で接種を実施することは若干の不安があることも事実ではないでしょうか。その意味でも、慎重に治験を行ってもらいたいものですし、スター・トレックではないのですから、トランプ大統領の「ワープ・スピード作戦」はどうなんだろうと思ってしまいます。

 もちろん、目の前にある命運をかけた大統領再戦への向けての焦りもあるのでしょうが、世界を代表する、本来は商売敵である9つのバイオ企業が共同で「最高度の倫理的、科学的基準に基づいて臨床試験を進める」との声明を出したことも異例でした。本来は最短でも3~5年はかかるワクチン開発ですから当然でしょう。日本も社会経済を潰すわけには生きませんが、接種までは極めて慎重に対処する必要があります。

 それから、友人の医療関係者が興味深いことを言っていました。それは中国でのワクチン開発のことでした。彼曰く、「治験とか臨床試験とか言っているけど、ワクチンは新しいがん治療薬などと決定的に異なり、病気でもない被験者への人体実験だよ。もちろん、各国とも被験者への報酬などは支払っていて、保険会社ともリスク分散で契約をしているけどね。その点、中国はかなり優位に立っているんだ」と言いました。

 私が「それは分かるけど、どうして中国が開発でアドバンテージがあるの?」と尋ねると、「具体的なことは避けるけど、新疆ウイグル自治区やチベットでの人権弾圧、圧倒的に多い死刑囚の数から考えれば理解できるだろ」と返してきました。確かにかなり恐ろしいことですが、彼の国の共産党が何でもやり放題のお国柄からすれば、人体実験という単語からも結論は導けそうです。ワクチンで世界に恩を売るつもりなのでしょうか。

 いずれにしても、治療薬の開発というか、どれとどれを組み合わせることによって、COVID-19の患者さんに効くのかも分かってきましたし、ワクチンへの期待も当然です。でも、依然とし“未知のウイス”なのですから、やっぱり、日本ではかなり確立されている社会的約束事を守っていくことが、少なくても当面はワクチンや治療薬に匹敵する最大のやり方と思います。

(写真は数多い中国のワクチン開発グループの中でもっとも進んでいると言われている“シノバック・バイオテック”の開発中のワクチンです。中国には「武漢生物製品研究所」というシュールな名称の企業もありますし、人民解放軍でも開発を急いでいるようです。何となく怖いもの見たさのようでもありますね)

棚に並ぶようになった消毒液

 今となってはあのマスクが買えなかったころが思い出になりつつありますが、政府が転売罰則商品を解除した消毒液などはまだまだ不足が続いていたと思っていたら、ここに来てかなり解消してきたようです。

 わが家からチャリンコで10分ほどのところに、オリンピックという大型スーパーがあります。杉並区内にはイオンモール、コストコ、ニトリなどの大型店は一つもありませんので、けっこう利用しています。

 そして、今日の写真の背景は消毒液などの棚ですが、お馴染みの商品がびっしりと並んでいました。いつも愛用している「ビオレu手指の消毒液」も品切れが続いていましたが、ご覧のようにいっぱいありました。

 また、どちらかというと、医療現場で使われることが多い“サラヤ”のジェルも通販で購入することができました。ちなみに、オリンピックの店内にはマスクがこれでもかというほど、多くの種類が山積みされていました。

 ちなみに、私が着ているポロシャツはサンウルブズ公認のものですが、今年が最後の参加となるスーパーラグビーはCOVID-19の影響で中途半端になってしまいました。1年前の今ごろはまもなく始まるWCに胸をときめかせていたことが懐かしいです。

8月も1万3百越えを実現する!

 残暑は続いていますが、早朝の愛犬との散歩のときには、虫の鳴き声に秋の気配を感じます。COVID-19の影響や対策でご苦労をされていると思いますが、栄養・睡眠・運動を基本として、社会的約束事を遵守していきましょう。

 それで、8月も7月に続いて毎日の平均歩数が1万3百を上回りました。先日は長く続いた梅雨と連日の猛暑で、歩くこと自体がかなり難儀でしたが、いろいろと工夫を行って、一応の目標をクリアーしました。

 以前にかかりつけ医と交わした歩数は一日あたり8千歩でしたので、平均で5千歩ほどですが、順調に増えています。ただ、遠くに外出する機会は増えていませんので、この数値を維持するにはさらなる取り組みが必要かもしれません。

 それから、友人の女子プロから、18ホールで電動カートを使わずにプレーすると、1万5~6千歩くらいになると教えてもらいました。これにはちょっと足りないですが、連日、名門ゴルフコースを歩いていると思うと楽しいですね。

「AOKI」のマスクと労働争議

 メンズやレディースのスーツ専門店のAOKIが販売しているマスクの抽選に応募して、店員さんによると数倍の確率だそうですが、当選しましたので、荻窪駅近くにある店舗で購入しました。紐の結び目が動くようになっているので、長さを調整できるようになっています。

 そして、価格は5枚が1セットの専用袋に入っていて、それが2組(つまり10枚)で2700円(税別)で、次回の買い物で1点が半額になるという割引券も付けてくれました。ただ、それを使用できる商品の範囲はかなり限られているようです。

 ところで、AOKIというと労働争議のことを思い出します。現在の状況はよく分かりませんが、私がすごくお世話になった「SSUA(専門店ユニオン連合会)」という労働組合組織があり、AOKIの組合もそこに加盟しています。

 それで、詳しいことは割愛しますが、経営者が露骨な組合つぶしを行いました。しかし、上部団体のUAゼンセンなどの指導により、ついに経営者も不当労働行為を諦めました。残った組合員の皆さんは本当に頑張られていると思います。

 ちなみに、かつてUAゼンセンは旧・同盟に加盟していて、当時は民社党のもっとも強力な支援団体でした。労使がともに力を合わせて企業を発展させ、労働環境を向上させていくというのが基本的な方針です。

 でも、組合を敵視する経営者や組合作りを妨害する社長などとは徹底的に戦うことも原則でした。そのやり方は凄まじく、これが良識派の同盟=民社系の産別かと思われた方もいたようですが、もちろん、組合(員)を守るための当然の行動です。

 私自身も20歳代後半、ゼンセンに出向していた時代、いくつかの組織化に参加しましたが、家電小売店の社員通用口から突入したり、赤旗をいっぱい立てた街宣車から、「社長、出てこい!」と叫んでいました。

 ですから、新左翼の革マル派ですら、機関紙の「解放」で何度も何度もUAゼンセンの批判を繰り返しているのです。彼ら彼女らの過激派さえ、注目をせざるを得ないのです。だた、記事がやけに内部情報に詳しいのが気になるところです。

 私は入社した企業の労組がゼンセン加盟で、選挙では本当に多くに仲間に支えていただいたことに深く感謝しています。また、政党については現在も現実路線を掲げる国民民主党を支持していて、今後もその方針は微動だにしないでしょう。

セルフロックダウンからのリハビリを

 COVID-19については、かなり分かってきたことも多くなりましたが、依然として未知のウイルスであることに変わりはありません。そんな辛い状況が続いていますが、先日もお伝えしたように、社会的約束事を守って、「結局は自分で判断しよう」ということになるんだろうと思っています。

 それで、私も自らの判断で“セルフロックダウン”を継続していますが、将来の社会生活に向けて、若干のリハビリを始めました。もちろん、定かな工程表などありませんが、会食については昼間の時間の近隣のレストランからです。

 これをぼちぼちと夜に移行して、日常的に新宿あたりまでになるのは2年間くらいを設定していますが、その期間ができるだけ短くなることを願っています。また、感染が再び酷くなれば、仕方ありませんがふりだしに戻ります。

 そして、COVID-19を限りなく鼻風邪レベルまで落とし込むのはけっこう大変そうです。各国で開発が進んでいますが、ワクチンに過渡の期待を抱くのは、少なくても今の段階では空振りになる可能性が低くありません。

 さて、写真のレストランに行ってきました。場所は荻窪駅南口からすぐのところにあり、ご覧のようにテスラ席や屋根のある開放的なオープンエア席もあり、店内も左右にあるドアで通気性はけっこう良さそうです。

 店員さんもフレンドリーで、いただいてサラダ、パスタ、ピザなどはとても美味しかったです。予約をして午前11時の開店と同時に入りましたが、その後、店を出る同40分くらいからは続々とお客さんが入店されていました。

区民健康診査が始まっています

 写真は河北健診クリニック院長の金澤實さんで、日本を代表する呼吸器内科専門医のお一人でもあります。COVID-19の報道では感染症専門の医師が登場することが多いのですが、実際に患者の治療を行っているのは呼吸器内科医の場合が多いです。もちろん、臨床を行っている感染症専門医もいらっしゃいます。

 それで、金澤先生からは呼吸器内科医の立場から様々なことを教えていただいています。COVID-19関連のことが大部分ですが、「そうだったんだ」を思うことが少なくありません。いつも診療とカンファレンスの間の限られた時間ですが、医療政策的にも大変に勉強になっています。

 さて、そのCOVID-19の影響もあり、遅れていた杉並区の区民健診が今月から始まっています。対象となる皆さんには受診券などが送られていますが、COVID-19の今後の感染拡大によっては、一時休止になる可能性もあるので、早めの健診をお勧めします。入室にはマスクの着用も必須です。

 そして、健診(検診)を受けられる医療機関の一覧表は写真の封筒に入っていますので、日ごろのかかりつけ医が決まっていれば、そこでの受診がいいと思いますし、この機会にオプションでの検査も必要でしたらやっておきましょう。なお、大企業健保や協会けんぽ加入の皆さんも同様です。

 それから、河北健診クリニックはJR高円寺駅南口の目の前にありますが、その南口には駅前パークがあり、喫煙ブースも設置されています。喫煙者にとっては大切な空間なのでしょうが、COVID-19への不安が消えないこの時期ですから、禁煙されることを強くお勧めします。

「ユニチカ」の夏マスクが最高です!

 タイトルはもちろん「私個人の感想」ですし、ユニチカから“宣伝してね”と依頼されたのでもありません。価格は2枚組で1650円(税込み)ですが、それだけの価値はあると思います。

 それで、この製品は国内で生産した自社の素材を使用しているそうで、この時期、着用時のストレスが少ない快適なマスクとアナウンスしていることも、着けてみてよく分かりました。

 また、製品名「DRIMY」のロゴもさり気なく素敵で、細かいことですが、耳ひもとても柔らかく工夫されていますし、サイズはMとLがあります。「創業130年を超える繊維メーカーが本気で作った夏マスク」のコピーも納得です。

現場でCOVID-19への奮闘が続いています

 最近のことですが、何人もの皆さんから「河北(総合病院)の院長さんがテレビに出ていたね」とお聞きしました。私は地上波TVをあまり観ないので、「そうなんだ~」と思っていましたが、話しかけられた日にちが同じではなく、「なぜなんだろう~」と感じて、医療財団の広報ページを見てみると、かなり頻繁に院長の杉村洋一さんが出演されていることが分かりました。

 もちろん、それらはすべてCOVID-19に関連するものですが、可能な限りアーカイブされた動画を見ると、病院内、特にCOVID-19専用病床の様子などが映っていました。これはテレビ局が内部に入ったものではなく、広報課が提供したものですが、緊張感を維持して使命を果たしている医師や看護師の姿そのものでした。

 そして、杉並区内では河北総合病院、荻窪病院、佼成病院など4つの医療機関がCOVID-19の患者さんを受け入れていますが、河北はほかの3病院の患者数を合計したよりも多く受け入れていると、理事長(写真:河北博文さん)からお聞きしました。また、COVID-19に区内の中核病院が連携して対応していることにより、病院間の連絡体制がスムーズになったとも言われていました。

 それで、先日もお伝えしたように、病院の経営が、とりわけ、COVID-19の患者さんを受け入れているところほど悪化しています。政府や東京都も次々と支援策を打ち出してくれていますし、杉並区では全国唯一の助成をしてくれましたが、それでも経営状況を改善することは今の段階では厳しいと言わざるを得ません。「コロナ終わりました。病院潰れました」は何として避けなければなりません。

 それから、河北のCOVID-19専用病床もあっという間に再び満床になっています。確かに春の段階と比べて重症者や死者が少ないことは事実です。でも、だからといって、行政の判断で入院してくる患者さんへの対応は今までとまったく同じです。病院で働いている医療従事者は直接には行政行為にかかわることはありませんから、同様の奮闘が続いています。

 現在の感染状況をどのように判断するかは意見が分かれていますし、それは仕方のないことでしょう。しかし、前回も申し上げましたが、「コロナにかかったっても、若いんだから大丈夫だ!」と勘違いして、社会的約束事を守らず感染しても、医療機関などの対応はすべて同じです。身勝手な行動だからといって手を抜くことはありえません。そのことだけは皆さんと共有したいと思います。

 なお、医療政策について一言だけ申し上げれば、増え続けている無症状や軽症の自宅療養の皆さんのことです。特に症状もなく、自宅で缶詰状態になっている患者さんは苦痛の毎日ですが、絶対に出歩かないことを守ってもらわなければなりません。私は罰則規定の導入は慎重にしなければと思いますが、無断外出が増えれば、残念ながら、法律で規制するしかありません。

区議会議員の安斉昭さんと懇談

 杉並区議会議員の安斎昭さんとは民社党や同盟時代から長いお付き合いになりますが、最近は諸般の事情もあり、文字どおりの懇親をすることはありません。ですので、今回は久しぶりにお会いしたことになります。でも、不思議なもので数分の後には元の感覚が戻っていました。

 そして、話題は様々の方面に展開し、1時間ちょっとがあっという間に過ぎました。衆議院解散総選挙や来年の都議会議員選挙のこと、JR阿佐ヶ谷駅北東地区再開発のこと、国民民主党と立憲民主党との合併話のこと、連合の労働運動と政治活動のことなどでした。

 それから、安斉さんは3月に一念発起して禁煙&禁酒を始め、現在でも見事に継続されているそうです。また、早朝から1時間から2時間のジョギングを欠かさず、それらのこともあって、血圧などすべての数値が適正になったと言われていました。もう、素晴らしいの一言です。

 ですから、COVID-19の目処がついたとしても、「門脇さん、次回にご一緒するときは私はノンアルコールですから」と笑いながらの会話でした。しかし、それすら当分の間は、もしかしたら、かなり先のことになるかもしれませんが、あまり焦らないで楽しみにしています。

結局は自分自身で判断しましょう!

 COVID-19はまだまだ未知のウイルスですが、その解明はずいぶん進んできていますので、私たちは何をできる限り避けて、何を積極的に行わなければならないのか、だいたいというか、概ね分かってきました。

 私も役員を務めている医療財団の契約書の中に医療政策について理事長に進言するという項目があり、それを実行するために様々なCOVID-19に対する記事などを難儀しながら、かなりのボリュームで読み込んできました。

 合わせて前項と関連しますが、感染症や呼吸器内科の医師から勉強させてもらい、それなりに理解することができるようになりました。ただ、同じ感染症の専門家でも正反対の意見を言っているケースもあり、悩んでしまうこともあります。

 一方、テレビのワイドショーなどでは極端な考えを持った医師や評論家が好まれ、ときどき「大丈夫かな?」と思ってしまいます。別の機会にテレビ制作の現場について触れたいと思いますが、彼ら彼女らは視聴率のアップしか眼中にありません。

 また、医師の中には世界各国の感染者の数を示したグラフメモリを操作してまで、「日本はこんなに酷いんです」と煽っている人もいます。検証すればすぐにバレるのですが、何か特別の意図を持ってやっているようです。

 それで、政府が言っていることややっていることと、都知事が都民の皆さんにお願いしていることは正反対とは言えませんが、けっこう異なったことを提唱しているので、「それじゃ~、いったい私たちはどうしたらいいんだろう」と悩むことも少なくありません。

 しかし、日本は法律によって、罰則を伴って飲食店の営業時間を短縮させたり、マスクの着用を義務付けたり、外出を禁止したりすることはできません。このことについては、国会を開いて法律を改正するべきだという意見も出てきました。

 なので、営業時間やマスクについての要請に従わなくても、公権力に叱られることはありません。中国では死刑になる案件でも、「法律に書いているのかよ!俺たちの勝手じゃん!」と言われれば、有効な反論をすることもできません。

 先日も紹介しましたが、少し前の緊急事態宣言中にも堂々と24時間、営業していた居酒屋がありました。同様にビルの上の方からカラオケが聞こえてきたガールズバーもありました。警察に電話しても営業を止めさせることはできません。

 それでは、どうすればいいのでしょうか。私自身は冒頭にお伝えしたように、行動様式を決めて、少なくても8月いっぱいはそれに従っていきますが、それを無理してほかの人たちに勧めることはありません。

 ですから、居酒屋さんにしても、GoTo何とかキャンペーンにしても、一般的な外出にしても、結局は自分自身で判断するしかないのでしょう。しかし、人間は面白いもので、誰かにはっきり決めてもらいたいという願望もありますので、なかなか厄介です。

 ところで、東京都が推奨しているレインボーカラーの「当店は感染防止をしています」的なポスターですが、保健所が店内を確認して認証しているわけではありません。利用される皆さんが一つの目安として判断されれば良いと思います。

 東京五輪・パラリンピックの開催もかなり難儀になってきました。何かと息苦しい世の中になりましたが、感染者が勝手に出歩いて厳罰を食らったり、韓国のように個人情報をすべて国家に渡さなければならない義務もありません。

 その意味では自由なわが国ですが、だからといって、「俺たちは若いから感染しても大丈夫だ!」と、どんちゃん騒ぎして罹患してしまい、入院した結果、貴重な医療資源を浪費させることだけは止めてくださいね。

医科歯科大はどのように戦ったのか

 写真の方は東京医科歯科大学大学院で教授を務められている河原和夫さんで、ご専門は医療政策、医療法、医療経済などです。また、先生は私も委員を務めている河北総合病院の地域医療支援運営協議会の委員にも就任されています。そんなこともあり、以前からいろいろとご指導をいただいています。

 それで先日、NHKBSで「コロナ 看護師たちの闘い~東京医科歯科大学病院の120日~」というドキュメンタリーが放映されました。ご覧になられた皆さんも多かったと思います。ですから、超多忙な先生との約1時間はCOVID-19に関する話題に終始しました。

 一言で申し上げるのは難儀なのですが、COVID-19についての様々な疑問がすべて理解できましたし、病院経営のことも大いに勉強させていただくことができました。実際、大学病院や民間の総合病院などでは、COVID-19の患者さんを受け入れれば、受け入れるほど経営が悪化しています。

 そのことに関連して、私は数カ月前に東京都保健医療公社の理事長をされている山口武兼先生にお会いしていました。当時は都内の大学病院がほとんどCOVID-19の患者さんを入院させることをためらっていました。ですが、医科歯科大はいち早く専用病床の提供を申し出ました。

 そして、それからの感染症病棟での戦いの有様が前述のNHKのスペシャル番組になったのです。私は山口理事長が医科歯科のご出身であることを知っていましたので、「先生、医科歯科はかっこいいですね!」と言ったら、「そうでしょう!」と嬉しそうに顔をほころばされていました。

 それから、河原先生から医科歯科の大学広報誌をいただきました。ほとんどのページがコロナ関連でしたが、私が注目したのは、4月から学長に就任された田中雄二郎先生と河原先生との対談でした。その冒頭、田中学長が「本学の新型コロナウィルスへの対抗について、どうお考えですか?」という質問をされました。

 それに対して河原先生は「まず、頭が下がります」と言われ、これもNHKでも伝えられていましたが、大学関係者が一丸となって対応したことを高く評価されています。番組でも手術が激減した外科の医師たちが専用病床のお掃除をしている姿が印象的でした。

 なお、この対談では感染症法の立て付けのこと、二次医療圏の様々な問題、今後の病院経営への財政面からの立て直しなど、COVID-19の患者さんを受け入れたすべての病院が参考になることも記載されています。いずれにしても、「医療政策」の専門家が果たす役割はますます増えてくると思います。

(紹介した大学の広報誌「Bloom」の最新号はwww.tmd.ac.jp/artis-cms/cms-files/bloom29_A3.pdfでご覧いただけます。表紙のマスクをしてフェイスシールドを着けた風神と雷神がすごく頼もしいですね)

日常生活と街の風景が変わっていく

 杉並区を中心に地域医療の中核病院として長い歴史がある河北総合病院ですが、本来であれば6月中には感染症病棟を一般病棟に移行する予定でした。つまり、元の状態に戻すということです。

 でも、COVID-19は一向に先が見えず、結局は先日から感染症病棟として患者さんを引き続いて受け入れることになりました。これは当院だけではなく、都内の大学病院なども同じで、医療体制の崩壊がまったく回避されたわけではありません。

 そして、感染症病棟を担当する医師や看護師、各技師などはもちろん、それ以外の事務職員も含めて、今日も感染の危機に晒されながら奮闘努力の毎日が続いていますし、患者さんに接する際の緊張感は相当に強いものがあります。

 そのことに対して、全国で医療従事者をリスペクトしていただく行動が起こっているのは本当にありがたいことです。しかし、それと反対に差別とも思える悲しい言動が残念ですが生じていることも事実です。

 一方、繰り返してお伝えしているとおり、「いつCOVID-19が終息するのか」「いつ有効なワクチンが接種できるのか」「いつこの病気を治せる薬剤ができるのか」を正確に言い当てることができる人は世界中に一人もいません。

 そんな厳しい状況ですが、分からないことだらけのCOVID-19について、かなり分かってきたこともあり、それが私たちの日常生活に役立つこともはっきりしてきました。これからも明らかになることはどんどん増えていくでしょう。

 言い方を変えれば、何をすれば感染の危険が増すのか、何をしなければその心配が少なくなるかです。前者を積極的に避け、後者を同様に実践するには、例えば今まで営んできた通常の行動様式を変えていく必要もあるでしょう。

 それが「3密回避」で、先日もその記事を載せましたが、わが国が提唱している3密対策は世界基準というか標準になりました。医学的に考えれば当然のことなのでしょうが、多くの先進国でもまだまだ守られていない現実があります。

 また、手指洗いの励行やマスクの着用も同様でしょう。アメリカなどでは強制的にマスクを義務付けても「そんなの嫌だ!」という人たちが少なくありません。それに比べて日本は要請だけで、大多数の皆さんがそれに従っています。

 これは将来に判明するかもしれませんし、しないかもしれませんが、わが国の感染者数や特に死者の数がOECD加盟国の中では圧倒的に少ないことは事実なのですから、マスク着用や手指洗いが影響していることは間違いないでしょう。

 ただ、3密回避を徹底することで、タイトルのように私たちの日常生活がいろいろな場面で変わっていくことも事実です。それは上述のとおり、けっして愉快なことではありませんし、窮屈で我慢を強いることにもなります。

 結局は自粛という極めて緩い要請で、問われているのは一人ひとりの意識の改革なのかなと思い始めています。確かに中国のように死刑を伴うほどの恐ろしい強制力で感染を抑え込むことに成功した国もあります。

 でも、わが国はそうではありません。韓国もほぼ封じ込めましたが、7次感染まで追えるという個人情報をすべて丸裸にしている結果です。私たちはそのどちらの道も選択することなく、感染を抑え込む医療政策を進めています。

 政治への文句もたくさんあるでしょう。それは当然のことです。政府や東京都のリーダーに私たちも白紙委任しているわけではありませんが、民主主義は機能しているのですから、ともに前を向いていくことも必要だと思います。

 いずれ、ワクチン接種のときが来たら、政治は重大な決断をしなければなりません。それに至るまでには喧々諤々の議論があるはずです。私たちはそれにも備えて、総選挙でどの人を、どの政党を選ぶかもそろそろ準備しておきましょう。

 長々とした文章になってしまいましたが、医療現場が崩壊することがいちばんの危機であることに異議はないでしょう。あらためて、お互いに工夫をして3密回避をそれぞれの立場で推進して行きたいと思います。

ついに国際基準になった「3密回避」

 WHO(世界保健機関)がCOVID-19への日常的な対策として、3密(密閉・密集・密接)の回避を推奨するメッセージをフェイスブックに投稿して、世界中の加盟国で話題になっています。

 申し上げるまでもなく、3密回避については日本が提唱したスローガンのようなもので、振り返ってみると、けっこう早い時期から発信していました。当時の欧米などではあまり評価しなかったようにも覚えています。

 それで、この図表がまさに3密回避を訴えていて、「密」の部分は「C」と「s」で統一するという工夫がされています。これもわが国のものをいい意味で真似たのでしょう。左側の3原色みたいな表示もそっくりです。

 そして、先日もお伝えしたように、ワクチンは世界中の優秀な研究者の皆さんが全力で開発していますが、それに期待し過ぎることは避けたほうがいいでしょうし、ひょっとするとその前に有効な薬剤ができるかもしれません。

 また、様々な人たちがCOVID-19に対して、それこそ様々なことを言っていますが、同じ感染症の専門家でも異なる見解を示すことも珍しくありません。日本はよくやっていると思うのですが、それを認めたくない政治家も少なくありません。

 そんな状況では、やはり、「手指洗い、マスク、3密回避」に尽きるような気がするのです。これに「栄養・睡眠・運動」を基本とすれば、ほとんどのリスクを避けられると思うのです。それが今回のWHOのメッセージにもなったのでしょう。

 ちなみに、下段のイラストは左から、混雑回避、ソシアルディスタンス、換気ですが、目立ちたがり屋の私が隠してしまっているのは、「くしゃみや咳は腕で覆ってね」と「マスクを着けましょう」のイラストがあります。

 それから、緊急事態宣言中にも堂々と24時間、営業していた居酒屋が中央線の二つの駅の南口にありました。同じ系列ですが、朝の散歩でお店の前を通ったとき、狭い店内は3密代表選手権状態でした。

 でも、このチェーン店は法律にも条例にも違反はしていません。ですから、こんなことを嘆いてみても仕方ないのです。愛する家族と大切な友人を守るため、お互い様、他人を批判する前に、自らが実践していくしかないと考えています。

当選しました!シャープマスク

 ちょっと前に、「当たればラッキー!」みたいな軽い気持ちで、話題のシャープ国産マスクを申し込みましたが、そのとおりになりました。現在でも約百倍くらいの競争率だそうです。

 一時は街中から消えてしまったマスクですが、最近は購入にほとんど苦労はなくなりました。でも、COVID-19対策は長丁場になりそうなので、若干の備蓄はこれからも必要でしょう。

 それで、お値段ですが、税&送料込みで3938円でした。今となっては少し高く感じますが、とても優れた機能のマスクですから大切に使いますし、1箱50枚入りを長男と次男一家にもおすそ分けします。

 なお、週に1回の抽選があり、一度申し込めば、当選するまで有効とのことです。ただ、当選通知が届いてから、手続きを完了するまではけっこうややこしいと思いました。

 それから、マスクの右下に「SHARP」の文字が刻印されていますが、この部分は着けてしまえば、ほかのひとからは見えないので、残念ながら、さり気なく自慢することはできません。

ワクチンに過度な期待は禁物かも

 私はこの間、COVID-19に関する様々な記事や提言、資料などをできる限り読み込んできました。もちろん、学術論文的な難解なものは理解できませんので、例えば、日経ビジネスやダイヤモンド、新聞の電子版などです。

 加えて、周りには医師が数多くいますし、フェイスブックを通じて感染症の専門家ともやり取りができるようになりました。ですので、医療政策的にはほぼ、概要を理解することは可能になったように思います。

 ただ、現在は落ち着いてきましたが、PCR検査を巡っては、「やりまくれ派」と「あまり意味のない派」が対立していましたし、テレビのワイドショーでは、「国民全員にPCR検査を!」と叫ぶ評論家までいて、閉口してしまいました。

 さて、タイトルのCOVID-19に対するワクチンですが、世界の研究者が一所懸命に開発を行い、製品化を急いでいます。集団免疫獲得がとても難儀になっていますし、治療薬もけっこう苦戦していますので、ワクチンへの期待は当然でしょう。

 ただ、過度な期待はやめたほうがいいと思います。世界中でCOVID-19に有効なワクチンがいつできるかを明言できる人は一人もいません。半年とか1年とか5年とか言われていますが、それすら、誰も保証できません。

 実際、2002年に中国広東省で発生して、世界を恐怖に陥れたSARS(重症急性呼吸器症候群)ですが、未だに有効なワクチンはありません。SARSに比べても桁違いに感染者、死亡者の多いCOVID-19ですから、余計に心配です。

 そのSARSですが、世界の感染者数は約8千人、亡くなった方は8百名弱でした。それに比べてCOVID-19は、感染者は1千万人を超え、死者も50万人を突破していますので、ワクチンの完成はさらに困難でしょう。

 仮に製品化できたとしても、それがワンシーズンだけ効くのか、結核予防のBCGのように長期間に渡り有効なのかも、今の段階では分かりません。また、国民に対する接種の順番は何も決められていません。

 一般的には医療従事者を最優先することに異議はないでしょうし、警察、消防、自衛隊などがそれに続くことになるでしょう。問題はそれ以降で、例えば、国会議員は優先順位が高いのかだけを考えても憂鬱になってしまいます。

 考えてみるまでもなく、毎年のように流行するインフルエンザでさえ、製法は確立しているのですが、いつも不足していて、あちこちの医療機関を探したりしています。これが全国民規模になるのですから大変です。

 それから、ワクチン接種の価格をどうするかも悩みのタネです。インフルエンザは自由診療枠ですから、保険適用とはならず、数千円のお金がかかりますが、COVID-19対応のワクチンは少なくても当初はそれなりの高額になることが予想されます。

 ただ、期待の持てる話題もあります。世界最大の医薬品メーカーであるファイザーが開発したワクチンが初期の治験で好結果だと発表しました。RNA(リボ核酸)ワンチンとのことですが、さらに臨床試験が進めばいいですね。

 ファイザーは量産体制を進めていますが、それでも、今年末までに1億本、21年には12億本だそうですので、日本にいつ、どのくらいのワクチンが届くのかはまったく未知数です。副作用も新たに生ずるかもしれません。

 なんだか、ワクチン開発は極めて前向きに行われているのに、湿っぽい話になってしまい申し訳ありませんが、それまでは、手指洗いの励行、マスクの着用、3密の回避という基本を守っていくしかないでしょう。

 あくまでも個人的な考えですが、「栄養・睡眠・運動」を日々の生活の基礎とし、上述の手指洗い、マスク、3密をしっかりと遵守すれば、ワクチン接種と同等、いやそれ以上の効果があるように思っています。

6月の平均歩数が1万1千を超える!

 俗な表現ですが、今年も半分が終わり、時間がすごいスピードで過ぎて行きます。そして、COVID-19への不安がなかなか消えない状況で、私は以前にもお伝えしたように、「栄養・睡眠・運動」の三つを生活の基本としています。

 栄養については多くの皆さんも同様と思いますが、時節柄、むしろ過多になっているようですから、それほど問題はないでしょう。逆にカロリーを減らさなければならない人たちも少なくないようです。

 次に睡眠ですが、報道によると、全体的にはその時間は増えているとのことです。外出自粛やテレワークの影響もあり、家にいる時間が多くなったので当然のことかもしれません。ただ、睡眠障害を訴える方も増えていると聞きました。

 問題は運動ですね。何でもかんでもCOVID-19のせいにするつもりはありませんが、どなたも例えば日々の歩数一つ取っても難儀をされていると思います。簡潔に言えば「運動不足」です。

 それで、私は特にスポーツジムなどを利用していませんが、散歩や買い物で「歩数」を”稼ぐ”ことを大切にしています。今日のグラフは6月1日から昨日までのものですが、平均で1万1千歩を超えた結果になりました。

 これについては、早朝のワンコとの散歩が半分くらいで、残りは買い物などでの移動歩数です。雨の日はわが家の1階の二部屋の間を八の字のように歩くことで、目標を達成しています。右回りと左回りを繰り返しながらです。

杉並区長の田中良さんと意見交換

 杉並区議会の定例会が終了し、区内のCOVID-19の感染者数も落ち着いてきましたので、久しぶりに区長の田中良さんと40分ほど面談しました。もちろん、感染者の数が減少はしていますが、警戒をまだまだ緩めることはできませんので、当日の話題の9割以上はCOVID-19関連でした。

 それで、私が冒頭に申し上げたのは、「区長も常々言われているとおり、医療政策は基本的に国と都道府県が中心になって行うものだが、今回のことで、基礎的自治体(区市町村のこと)でも、積極的に様々な行動をしたところもあり、そうでなかった自治体もあって、その差が明らかになった」ということでした。

 例えば、杉並区では全国唯一だと思いますが、河北総合病院など、4つの区内基幹病院に対して包括的財政支援を実施しました。この大きな英断によって、相当数の感染症専用病床を提供することができましたし、病院の財政基盤が崩壊する最悪の事態を避けることができました。

 また、医療従事者のお子さんが保育園への通園を拒否された場合、それが杉並区民でなくても、区内の保育園で預かることもいち早く打ち出しました。これについては、私も総合病院の女性看護師さんと話しましたが、彼女は、「本当ですか!嬉しいです。仲間の皆さんにも伝えます!」と声を踊らせていました。

 さらに、区直営の旧・衛生試験場では、独自にPCR検査を始めました。もちろん、検体数はそれほど多くありませんが、まず、このようなことによって、区のやる気を区民の皆さんに伝えていくということが大切だと感じました。そのほかにも、感染者の家族に対しての応援体制の充実なども行っています。

 それから、上述のこと以外にも、保健所の管理体制の拡充、同じく教育委員会のそれ、区内の風営法該当店舗への対策、来年の予算について、区内最大のイベントである「すぎなみフェスタ」のことなども、お聞きしてきました。これまではメールでのやり取りが多かったので、訪問してとても良かったと思いました。

台湾を入国制限緩和国家に追加を!

 写真の女性はご存知のように台湾(中華民国)総統(大統領)の蔡英文さんで、COVID-19対策では世界でもっとも成功したと言われている国家元首です。大の日本ファンであることも知られています。ありがたいですね。

 さて、タイトルの政府が検討している入国制限の緩和についてですが、今のところ、ベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国です。これらの国々については誰もが異議はないでしょうが、大切な国が入っていません。

 それが台湾ですが、外務大臣の茂木敏充さんも国会で、「世界的に見ても非常に優れた対応をしていることは間違いない」と答弁しているのですから、何を躊躇しているのでしょうか。また、自民党も台湾を加えるように決議しています。

 もしも、何らかの思惑があって、台湾を排除するようなことがあれば、それは世界から笑いものになるでしょう。COVID-19封じ込めに成功し、経済や文化でも強い結び付きがある台湾を外すなどという選択肢はまったくありません。

 ベトナムとの交渉はまとまり、その次はタイと言われています。それはそれで良いことだと思いますが、どう考えたって、オセアニアの2カ国よりも、同じアジアの台湾がその次です。ちゃんとやってくださいね。

2カ月半ぶりの電車&3カ月ぶりの懇親会

 昨日、全国の都道府県をまたいだ移動自粛も解除されましたが、私は少なくても当分の間は東京都の外に出ることはなさそうです。特に辛くもありませんし、三浦知良さんではないですが、勝手にセルフ・ロックダウンと洒落込んでいます。

 それで、そんな状況ですが、3月19以来、2カ月半ぶりに電車に乗り、3カ月ぶりに友人たちとの懇親会に参加しました。会場は新宿のサザンタワーにあるお店でしたが、店内のCOVID-19対策はかなり徹底していました。

 久しぶりに再会した友だちもいて、楽しい時間を過ごすことができましたが、懇親会の時間はいつもより短縮したようです。もちろん、二次会などはなく、中央線快速で阿佐ケ谷駅まで戻ってきましたが、次はいつになることやら。

いいでしょう!この布マスク

 もちろん、個人的な感想ですが、マスクの材質はやはり綿などの布製のものがいいと思います。けっこう長い間、肌に直接触れていますし、これからは蒸す季節となりますので、なおさらでしょう。

 さて、私が着けているのはその布マスクですが、なかなかの優れものです。ご覧のように三段のひだがあるので、顎のところまできちんと覆ってくれますし、ちょっと見にくいのですが、上部にはワイヤも入っていて、鼻にフィットします。

 この製品は妻の知り合いの方が作ってくれ、営利を目的にしていないので、驚くほどの廉価で3枚を求めさせていただきました。なお、いわゆる「アベノマスク」を合わせて並べておきました。

新病院の建設~感染症対策強化へ

 杉並区のCOVID-19感染者は昨日までの累積で268人となりましたが、退院された皆さんも246人となり、日々の感染者の数も極めて少なくなりました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、第2波を甘く見ないようにして、将来の展望を切り拓いていかなければならないと思います。なお、区内の感染者数は例えば、区外の歓楽街で罹患しても、杉並区の数字となりますので、少しだけ注意をお願いします。

 それで、区内で最大の病床を有している河北総合病院(河北博文理事長・写真左)では今回、杉並区当局と連携して感染症の患者さんを受け入れました。その際の詳しい経緯は後ほどお伝えしますが、提供した病床数の半分以下しか罹患者を入院させることができないというのが、感染症対策の難しさです。つまり、4人部屋でも一人だけということです。

 そして、河北総合病院では本院&分院の全面的な建て替え(実質は新築)が始まりますが、その機会を捉えて、感染症対策を飛躍的に充実させる計画を練っています。まだ、詳細を発表できる段階ではありませんが、一般車駐車場や地下駐車場などに仮設病床を設置し、ICU(集中治療室)を含めて、レッドゾーンとグリーンゾーンを明確に区別できる動線を確立することなどです。

 その臨時病床の具体的な数はまだ決まっていませんが、文字どおり、地域中核病院としての役割をしっかりと担っていくことが大切だと思います。国では景気経済や医療対策に巨額な公金が投入されます。一方、地域で河北総合病院が頑張ることができたのも、区長の田中良さんの決断によるところが大きかったのです。理事長の言葉を借りれば、「有事におけるオポチュニティ・コストに対する補償」となります。

 つまり、区の補正予算で病院に対する包括的支援を実施してくれたのです。もちろん、後日に監査を受けますが、この全国でも唯一の取り組みにより、COVID-19の患者さんを相当数、受け入れることができました。また、杉並区医師会の協力によって、発熱外来を稼働させることもできましたし、ありがたいことに、区内のお店からは続々とお弁当やお菓子の差し入れをいただきました。

 私は現場の一線にいたのではありませんから、かっこいいことは言えませんが、これほど、医療従事者へ地域の皆さんからの温かい気持ちが伝わってきたことは初めてではないでしょうか。先日、河北理事長とお会いして、現状や今後について説明をしていただきながら、そんなことをお話していました。とても微力ですが、都議会議員の在職中、医療政策に取り組み、現在は医療財団の役員を務めていることがちょっとだけ自信になりました。

新宿歌舞伎町「夜の街」ってなんだ?

 私の大学時代の4年間はキャンパスがあった渋谷よりも、新宿がフランチャイズだったような気がします。お金持ちのお坊ちゃんやお嬢さんたちは、当時から六本木とか赤坂とか麻布などに繰り出していたのでしょうが、私には縁もゆかりもない場所でした。ついでに言えば、彼女なんていませんでした。

 それで、その母校の法学部&労働法ゼミの後輩が先日のテレビに写っていました。彼は東京都の副知事を務めていて、当日は白衣を着た医師たちと一緒に新宿歌舞伎町で手洗いの励行やソーシャルジスタンスを小型のトランジスタメガホンを使って訴えていたようです。

 それはそれで大切なことですが、この画像を見たほとんどの人は最近の流行語になった「夜の街」に近づかないことの要請が目的だったと感じたのではないでしょうか。この示威行動にどのくらいの効果があるのか私には分かりませんが、今後はほかの地域にも拡大していくようです。

 また、それと同時にテレビや新聞では歓楽街、とりわけ、歌舞伎町のホストクラブのホストなど従業員に感染者が多いとも報じていますし、ニュースではそのホストがモザイク、匿名で、「歌舞伎町のホストには確かに感染者が多い。歌舞伎町全体をロックダウンしたほうがいい」と言っていました。

 ただ、「夜の街」という摩訶不思議な言葉で歌舞伎町をくくってしまうと、クラバ、ホストクラブ、キャバクラ、そのほかの風俗店以外の飲食店、物品販売店、映画館なども、「危ない地域だから行くのをやめよう」となってしまいますので、だったら、はっきりと営業形態を示さなければならないと思います。

 そうでなければ、歌舞伎町全体が「汚染地域」か「レッドゾーン」のようになってしまいますし、さらにその地域が六本木、池袋、渋谷、上野へと拡大されれば、それこそ「夜の街」は壊滅的な打撃を受けることになりますが、そんなことは誰も望んでいないと思います。

 あとは休業補償をどうするかという問題が発生します。東京都は各種の協力金などを比較的気前よく払ってきましたが、石原慎太郎知事時代にコツコツ貯めた原資もほぼ底をついています。都単独でも借金をするのか、それとも、この時期に廃業に追い込むのか、首長の手腕が問われています。

 もちろん、実態は私には把握できませんし、様々な人たちが様々なことを言われています。微妙な問題になっているので、責任を持てないことは言いませんが、青春時代からつい先日まで楽しい時間を過ごした新宿が少しでも早く、以前のような「街」に戻ってもらいたいです。

 なお、COVID-19には引き続いて注意が必要ですが、街、特に歌舞伎町のような歓楽街ではいわゆる風俗店も多く、そこで生活のために働いている人たちも多いのでので、始めからから目の敵みたいに扱うのはいかがなものかと思います。法律に違反しない限り、風俗店などの存在は必要と考えていますし、街は多少の猥雑さもありだと思います。

 ただし、そのサービス内容はかなり変わらなければならないでしょう。さすがに具体的にはお伝えできませんが、特に性的サービスを提供するお店は特段の工夫が必要です。お客の側も、従業員側も命がけで行為をすることがあれば、それ業態そのものが存続できなくなります。

 私はいつも申し上げているように、自粛要請については影でブツブツいいながら続けていますが、自分のことではないものの、「夜の街」という不思議な定義にすごく違和感を覚えます。揚げ足を取るつもりはありませんが、日が暮れて夜が来れば、どこの都市でも「夜の街」になりますからね。

この国に生まれて良かったです

 ちっとも自慢にならないのですが、私は二十歳からこの年になるまで、選挙で「自由民主党」という政党名や自民党公認の国会議員の名前を投票用紙に1回も書いたことがありません。また、そのことを特に悔いたりもしていません。

 さらに、何度もお伝えしているとおり、首相の安倍さんは意地が悪そうですし、すごく嫌いというわけでもありませんが、あまり好きではありません。もちろん、だからどうだということではなく、ただ、それだけです。

 そして、今回のCOVID-19については、いろいろな人が様々なことを言っていますが、それぞれの立場や考えがあるのですし、日本は言論の自由が保証されていますので、法律に触れない限り、何を言っても自由です。

 でも、わが国の首相は民主主義システムによる選挙で選ばれた国会議員がさらに憲法に基づいてその過半数以上で選出しているのですから、好き嫌いは別として、ちょっとくらいは評価してもいいんじゃないかと思うのです。

 現在はかなり研究が進んできましたが、文字どおり、未知のウイルスであり、確証を持って終息時期を示せる人は世界中に一人もいません。しかし、その世界各国の中で日本は対策をかなり上手にやっている国の一つです。

 詳しくは次の機会にお伝えしますが、人口あたりの死亡率は先進国の中ではずば抜けて低く、その理由はああだこうだと言われていますが、もしかしたら、遠い将来にならなければ解明されないかもしれません。

 その世界からは当初、「日本の自粛要請や宣言だけで収束するはずがない!」と批判されていましたが、今ではどの国からも称賛というか、むしろ驚きの目で見られています。第2波を警戒しながら、この事実を受け止めましょう。

 また、話題のアベノマスクと特別定額給付金は喜んでいただきます。マスクは孫が中学生になったとき、令和2年のことを説明する材料として使いますし、わが家の30万円は1ミクロンの景気浮揚のためにパアッーと使い切ります。

 それで、私は安倍さんと同じ歳ですので、1月26日から一日も休んでいない彼を見ていると心配になってきます。枝野幸男さんからは火事場泥棒と罵られ、辻元清美さんからは「鯛は頭から腐る」と面罵されても耐えています。

 もちろん、私たちは連立政権や安倍さんに白紙委任しているのではありませんから、気に入らなかったら次の総選挙で落としてやればいいのです。収束に一定の目処がつけば、必ず総選挙はあるでしょうし、やらなければなりません。

 繰り返しますが、どこぞの国と違って日本ではそれが可能なのです。それまでは、嫌々でも、渋々でも、私は「自粛要請」という世界でも摩訶不思議な取り組みに影で文句を言いながら従っていきます。

 ただ、左派とか自称リベラルは本当に困ったものです。「互いに支え合う社会」とか「まっとうな政治」とか言っていますが、それを他人には強く求めても、自分たちは極めて教条的であり、非寛容を基本として攻撃を緩めません。

 福山哲郎さんや安住淳さんなどはその典型ですが、一方では選挙区の有権者から国会に送り出されているのですから、それはそれで尊重しなければなりませんし、奇妙な表現ですが、私たちは民主主義に耐えなければならないでしょう。

 それから、都知事の小池百合子さんを嫌いになるオジサマが増えているようですが、批判はあるものの、よくやってくれていると感じています。それが結果、事前の選挙運動のように見えても、それは制度的に仕方のないことでしょう。

 以前のことですが、石原慎太郎さんから「化粧の濃いオバサン」と揶揄されてことがありますが、それに対して彼女はさらりと、シミだかアザだかがあるので、それを隠すためと切り替えしていました。

 それであれば、ほかの女性よりも早く起きて、念入りにお化粧しなければならないし、寝る前には同じく念入りにお化粧を落とさなければなりません。その分だけ睡眠時間を削って激務に耐えているのです。これだけでも難儀でしょう。

 いずれにしても、総選挙も遠くないでしょうし、都知事選挙はもうすぐです。そのときに、そのときまでのことを振り返って決着をつければいいような気がします。それまでは、淡々と前を向いて進んで行きます。

 (追加です)少し前に、航空自衛隊のブルーインパルスが医療従事者に感謝と敬意を込めて、東京上空を飛行してくれました。医療財団の役員の一人として、もの凄く嬉しかったのですが、同時に私は日本の空を守ってくれている航空自衛隊に、爆音だけが聞こえた杉並から感謝しました。ありがとう!自衛隊の皆さん!パイロットの皆さん!

安倍さんはとても意地悪です

  先日から2回、登場してもらった友人に再び電話でお伺いしました。通常は私のSNSでの記事の中で、硬めの政治ものは「いいね!」が少ないのですが、検察関連の2回はけっこう多くの皆さんに見ていただけたようです。調子に乗っているわけではありませんが、三度目のお話をお聞きしました。

門脇:あなたのおかげで、私のSNSを見てくれている方が増えたようです。どちらかというと、硬めの政治の話題ですので、少し驚きました。
友人:それは良かったですね。新型肺炎で自粛が続いている中で起こった事件でしたので、誰もが関心が高かったのでしょう。

門脇:ところで、その後の展開ですが、どのように思われているのでしょうか。
友人:まあ、酷いの一言です。賭け麻雀の点数なんてどうでも良いことでが、検察はまったく反省していませんね。

門脇:具体的にはどんなことですか。
友人:私がもっとも怒っているのは、検事総長の稲田伸夫さんの態度です。カメラの前にも出てきませんし、紋切り型のお詫び文を発表しただけですから。失礼ながら、検事総長ってそんなに偉い人なのですかね。

門脇:確かに企業でいえば、副社長か専務が問題を起こしたのですから、当然、社長がマスコミの前に出てきて、謝罪して、きちんと質問にも答えるということですね。
友人:そのとおりです。もうすぐ辞めるから、天下りを意識して顔を晒したくないのでしょう。

門脇:なるほどですね。「謝罪しろ!謝罪しろ!」って、立憲民主党の福山さんや安住さんのようにはなりたくありませんが、検事さんが胸につけている「秋霜烈日」のバッチが泣いているように思います。
友人:ああ、あのバッチですね。でも、自らがそんなことを主張している人たちが、繰り返して恐縮ですが、マスコミに自分たちの都合の良い捜査情報だけを垂れ流しているなんて、どの口が言うのかと思いますよ。比叡山の千日回峰行のお坊さんが使うなら分かりますが、彼ら彼女らは何となく胡散臭いですね。

門脇:そこまで言われるとはなかなか強烈ですね。その一方でマスコミについても文句があるようですが。
友人:こちらも酷いものです。マスコミや立憲民主党は検事総長をちょっとでも批判しましたか。私の知る限り、そんな記者や立民幹部は一人もいません。ひらすら、安倍がーとか、森がーとか叫んでいるだけです。そっちも大いに問題ですが、こんなことでは検察改革なんて夢のまた夢でしょう。

門脇:要するに検察から情報をもらえなくなって困る、あるいは、検察は怖いから政権だけを徹底的に叩くということでしょうか。
友人:おっしゃるとおりです。特に立憲民主党は仮にも野党第一党でしょう。定年延長問題では検察に介入するなと言ったと思ったら、今度は処分が大甘だから厳しく罰せよと、いったいどうなっているのでしょう。もっとも、あまり期待もしていませんが。

門脇:ところで、束ね法案としての国家公務員と検察官の定年延長は今国会では審議しないことになりました。普通に考えれば、秋の臨時国会でとなるのでしょうが、そのあたりの展望はどうでしょうか。
友人:先日も申し上げたように、安倍さんは廃案にしてしまうと思います。彼はもともとこの改正案にはほとんど関心がなかったのです。ああだこうだと言われるのなら、「もう、やめったと!」です。逃げ足はかなり速いですよ。

門脇:しかし、そうなってしまうと、自治労に大きな恩義がある立憲民主党が困ってしまうのでは。私の友だちに役所で働いている人がいるのですが、「民間企業はこれからますます大変になるのに申し訳ありませんが、正直なところ、5年間も定年が伸びて、完全雇用と7割の給料が保証されるのはすごく助かります。それがなくなってしまうのは忍びないです」と言われていました。とても誠実で謙虚の方ですよ。
友人:ですから、安倍さんは意地悪なのです。相手が困ることが大好きなようです。今回の場合はその対象が立憲民主党と自治労でしょう。彼は労組や過激派については過去からかなり勉強しています。

門脇:立憲民主党と自治労はともかく、定年延長を楽しみにしていた大多数の公務員の皆さんはかわいそうですね。
友人:ええ、そうです。ただ、門脇さんの友人が「民間企業の社員さんには申し訳ない」と言われていたその人たち、つまり、サラリーマンたちがこれから民間ではリストラや給与の減額が始まるというとき、「公務員だけが‥」は理解されにくいでしょう。それでなくても、公務員バッシングは効き目が強いですから。

門脇:今になっては詮無いのですが、束ね法案を知らんふりして通したほうが良かったのではないですか。
友人:まったくです。検事の定年延長なんてもともと対決法案ではなかったのです。それをハッシュタグがどうのこうので、勝手に盛り上がってしまい、人徳ゼロの安住さんなんて、「想像できないほどの抵抗をする」と、ヤクザみたいなことを言っていました。公務員の皆さんは恨むんだったら、立憲民主党でしょう。もっとも、自治労が、「私たちは目先の利益より、組合員の待遇向上より、安倍政権を追求する立憲民主党をさらに支持する」と言ったら、それはそれで立派だと思います。

門脇:話題を変えます。安倍総理というと、門閥も豪華で、成蹊出身のぼんぼんというイメージですが。
友人:とんでもありません。あの権謀術数の岸信介さんや佐藤栄作さんの血統ですよ。しかも、長州の出身ですから。でなければ、総理大臣在籍日数が史上最長なんて実現できたはずがありません。ひょっとしたら、悪(ワル)のほうがお人好しより、政治の政界では長生きできるのでしょうか。

門脇:何となく恐ろしくなってしまいました。それにしても、そんなずる賢い安倍さんが国政選挙で連勝連戦なんて、いかに立憲民主党などがだらしないかということですね。
友人:これは本来、大変に残念なことです。ただ、立憲民主党などの幹部の言動を見聞きしていると、あの人たちの限界を感じます。国会やツイッターで発言するたびに猛烈な抗議となりますから。これは国家国民にとっても不幸なことでしょう。彼ら彼女らが「ネトウヨのせいだ!」と嘆く気持ちも理解できます。余談ですが、ツイッターなんて、多くの人々を不幸にするだけです。

門脇:今日もいろいろなお話をお伺いでき、ありがとうございました。また、様々な事情を含めて教えてください。
友人:いつでもお声を掛けていただければ、喜んで。次回は居酒屋さんで一杯やりながらがいいですね。ではまた今度、お会いしましょう。

恐ろしいほどの規則正しい毎日

 「規則」と言っても明確な基準があるわけではありませんし、どちらかと言うと「単純」とか「変化のない」のほうが当たっているかもしれません。まだ3カ月も過ぎていませんが、こんな日常は物心ついてから間違いなく初めての経験です。

 私自身はもともと「お家大好き」的人間ですから、個人的には特に不自由を感じることは少ないのですが、医療現場で奮闘する皆さんのことを思うと、胸が締め付けられることも少なくありません。医療財団役員として、最前線での協力できないこともジレンマです。

 また、とても多くの人たちが月々の収入が減少し、将来に大きな不安を感じています。私はすでに月々の収入の一部を年金からいただいていますので、その分だけ世の中の皆さんより長く行動を控えなければならないと思っています。

 それでも、なるべく早く街に出て、電車に乗って、生ビールを飲みたいという願望が強いのも事実です。昨今は散歩で神社仏閣を訪ねて国家安寧を願っているのですが、自身の煩悩はいっこうに減る気配がありません。困ったものです。

 そして、気がつけば、LINEやメールの文末に、「収束したら飲みに行きましょう」と打っています。その時期は思っているより早くやって来るかもしれませんが、その後、2波、3波が到来することも感染症の宿命でもあります。

 いずれにしても、長い付き合いになるでしょうし、ワクチンにも様々あるものの、場合によってはアイツを薄めたものを体内に入れなければなりません。だから、打ち克つとか、勝利するとかは適切な表現ではないような気がします。

 そんな厳しい状況ですが、日本の死者の数は欧米と比較しても圧倒的に少なく、”ジャパンミラクル”などと言われ始めています。その理由もいろいろと語られていますが、もしかしたら、最後まで不明かもしれません。

 それから、来年に延期された五輪・パラリンピックですが、多くの国民の皆さんの本音は、「開催して元気をもらいたいけど、無理かもしれないな」と思われているように感じます。もちろん、それが外れることを願っています。

 IOC会長のバッハさんがそのことについて質問を受けたとき、「来年の7月に感染状況がどうなっているのかなんて誰にも分からない」と言われていました。この言葉がすべてを象徴しているように私には思えました。

 なお、私も写真のようにいつも笑っているばかりではありませんが、世間には仕方がないとかしょうがないとかがいっぱいありますので、百恵ちゃんの笑顔をお供に、ぼちぼちと進んで行こうと思っています。文句ばかり言っても詮無いですからね。

今こそ「日本ONE TEAM」かな

 昨年秋に開催されたラグビーワールドカップ日本大会から早いもので半年以上経ちました。その後、日本でのラグビー人気は高まるばかりで、トップリーグも観客が大幅に増えて、ウェールズやイングランドとのテストマッチにも期待が高まっていました。

 それが、世界的な新型肺炎の影響で、トップリーグは途中で中止、欧州シックスネイションズやスーパーラグビーも同じくで、前述のテストマッチの開催も危うくなってきています。せっかく、日本大会でわが国のラグビーファンも急増したのに、残念で仕方ありません。

 さて、そんな厳しい情勢ですが、日本大会を記念して発売されたTシャツを購入しました。ご覧の3色ですが、背中には日本の代表メンバーや試合結果がプリントされています。また、その上の「日本ONE TEAM」特にが目立ちます。

 自粛生活も長くなってくると、様々な批判が高まってきますが、もう一度、この「日本ONE TEAM」で進んでいきたいものです。もしかしたら、日本は世界から称賛される状態で収束に向かうかもしれません。今日もそのことを楽しみにして巣ごもりを続けます。

思い切ってこの機会に禁煙を!

 上の写真はJR阿佐ヶ谷駅南口に、下は同じく北口に設置されている公衆喫煙所です。いずれも杉並区が管理するものですが、今月からご覧のように閉鎖されました。区内のほかの駅前や規模の大きい区立公園の喫煙所も同様です。

 以前にもお伝えしましたが、先月からは改正健康増進法が施行され、特に東京都内では独自の条例が上乗せされて、喫煙者にはいっそう厳しい環境になりました。この喫煙所閉鎖はいつまで続くか分かりませんが、緊急事態宣言中は解除されないでしょう。

 そして、居酒屋さんなどは杉並でも駅周辺に集中していますので、店内に喫煙室を作ることができないお店のお客さんは多分、これらの喫煙所を利用したと思われます。しかし、以降はそれもできなくなってしまいました。

 そこで、これは何回も繰り返しになりますが、この機会をむしろチャンスと捉えて、思い切って禁煙されることをお勧めします。意思のあまり強くない私でも10年前に成功したのですから、できないことはないと思います。

 特に今回の新型肺炎は呼吸器そのものに悪さをするものですから、受動喫煙対策とは別の意味で深刻です。お酒を飲みながらの一服はとても気持ちの良いものです。だけど、それができなくなっているのですから、選択肢はさらに狭まりました。

 いつまでも、たばこの吸える場所を探し回ったり、何となく後ろめたい気持ちに落ち込んだりするストレスより、禁煙に成功するまでのストレスのほうが少ないようにも思えます。家族や友人にも間違いなく歓迎されるでしょう。

乗車を諦めずに今日も巣ごもりです

 株主優待乗車証ですが、私は東武鉄道の株主ではなく、阿佐ヶ谷駅南口にあるチケットショップで購入したもので、1枚800円でした。この乗車証(切符)は東武線内ならどこからどこまで乗ってもOKです。

 つまり浅草駅から鬼怒川温泉駅の先の新藤原駅(この先も線路はありますが、別の会社が運行しています)まで乗っても、同じく浅草駅のお隣のとうきょうスカイツリー駅だけ乗っても、この1枚を使うことになります。

 ちなみに、前者の運賃は1571円で、後者は147円です。最長距離である浅草⇔新藤原間では約半額になっています。ちょっとせこいのですが、800円が“損益分岐点”になります。

 ただ、有効期限があり、今回の優待証は6月末までですから、あと2カ月になります。緊急事態宣言も継続されるようですが、いつ解除になるか分からないものの、乗車の希望を捨てずに今日も巣ごもりします。