#ARIGATO JAPAN♡~ダイヤモンド・プリンセス

 ダイヤモンド・プリンセス船内の清掃と消毒作業が完了したことは知っていましたが、いわば戦場となった大黒ふ頭で、こんな素晴らしいメッセージを出してくれていたことはうかつにも気がつきませんでした。

 写真は客室のライトを上手に使って、「#ARIGATO JAPAN♡」と伝えてくれています。情けないことなのですが、晩酌のあとにこの光景を見たので、泣き虫カディーは涙してしまいました。

 確かに少なくない方々が亡くなったのは痛恨に極みでした。あらためて、ご冥福をお祈りします。また同時に、困難な状況の中で対応にあたった医療従事者、政府と関係自治体の職員さん、自衛隊の皆さんなどに深く感謝いたします。

 特に現場の厳しい状況で、乗客の病院や施設への搬送を担った方々のご苦労は大変なものだったと思います。そのいわば「横浜モデル」は大いに評価されるべきものですし、ホテル三日月グループの貢献は語り継がれるでしょう。

 そして、最前線で内閣から派遣されていた厚労省副大臣の橋本岳さんと同じく政務官の自見はなこさんも本当にお疲れさまでした。門外漢が生意気ですが、もう少し褒めて差し上げてもいいように思います。

 また、初期対応では様々な問題点があったのも事実ですが、今回の教訓や反省がいつかまたブームになるであろう大型クルーズ船観光に必ず役立つでしょう。疫学的にも乗員乗客全員がPCR検査を受けているので、この分析も同様です。

 それから、感染発生時には批判が多かった諸外国からもすごく友好的なメッセージが寄せられています。米国や英国の指導者からは感謝の言葉が述べられていますし、フランスでも「日本の対応は人道的だった」と評価されています。

 さらに、ロシア人の医師が乗客として乗っていましたが、彼もいくつかの問題点は指摘していたものの、全体的には満足だったと述べていました。日本のオーストラリア大使館は日本語で感謝の動画を公開しています。

 なお、下の写真は1年ほど前、私が横浜に行ったとき偶然、大さん橋国際客船ターミナルに停泊していたダイヤモンド・プリンセスです。このとき、乗員の方何人かとお話をさせてもらいましたが、とても親切だったことを覚えています。

 

この機会に「禁煙」してみませんか

 「この機会」は二つあって、その一つは申し上げるまでもなく、COVID-19(新型肺炎)に感染した場合のリスクを下げておくということです。東京都医師会は手洗い、部屋の換気を十分になど、誰もができる8つの予防策を伝えていますが、その中に「重症化しないようタバコはやめる」という項目があります。

 また、海外からも新型肺炎についてタバコのリスクが報告されています。EUの機関であるヨーロッパ疾病予防管理センターは、喫煙者が感染した場合、呼吸障害が起こりやすく重症化する危険性が高いと発表しています。喫煙は高血圧や糖尿病などの基礎疾患と同じであると捉えているようです。

 そして、もう一つの「機会」は東京都では明後日から全面施行になる「改正健康増進法&東京都受動喫煙防止条例」のことです。これによって、多人数が利用するすべての屋内施設は原則禁煙になります。居酒屋さんなどは喫煙室を作るという逃げ道もありますが、喫煙者にとってはその場所が激減します。

 なお、「多数」とは何人かということですが、「2人以上」です。合わせて、飲食店のことが大きく報道されていますが、企業の事務室などもその対象になります。つまり、一人だけで仕事をやっている方以外は、事務所内でタバコを吸うことは不可能となるわけです。上司がいいと言ってもダメです。

 喫煙者には脅かしているみたいで申し訳ないのですが、この際、いろいろあるでしょうが、禁煙されたらいかがでしょうか。日本の喫煙率は男女合わせて約2割ですが、この方々の中の4割は、「何かきっかけがあればタバコをやめたい」と言われています。今がその絶好のきっかけではないでしょうか。

 日本では欧米各国と異なり、禁煙政策は屋内ではなく屋外から始まりました。ポイ捨て禁止とか歩きタバコ禁止とかの条例です。一方、欧米では依然としてオープンエアでの喫煙はそれほど厳しくありません。その結果、明後日から、わが国(特に東京)は世界でも喫煙者にとっては生きにくい毎日となります。

 その意味では、喫煙者はより難儀することは間違いなく、今まで以上にタバコを吸える場所を探すのが困難になります。友人でも、それが嫌で禁煙した人たちが何人もいます。私は10年ほど前にタバコをやめましたが、「本当に良かった」と思っています。繰り返しますが、この機会に思い切って禁煙しましょう。

小池都知事の(準)非常事態宣言

 昨晩、東京都知事の小池百合子さんが緊急の記者会見を行いました。内容についてはすでにご承知のとおり、現状を「感染爆発の重大局面」と捉え、週末は当面の間、不要不急の外出の自粛を要請するものです。

 そして、「夜間の外出を控える」ということに大きな比重があると感じました。これは知事も言っていましたが、「少人数であっても飲食を伴う集まり」のことで、銃弾の飛ばない実質的な「夜間外出禁止令」の前段階でしょう。

 ただ、そうであっても、私は今回の要請は限りなく「非常事態宣言」に近いものだと思います。お互い様、それぞれの事情はあるわけですが、ここは首都大統領である彼女の要請という指示に従います。今が踏ん張りどころでしょうね。

 幸いにして現在のところ、世界の先進国の中では日本の状況はかなりの優等生です。しかし、見えない相手の実態はまだまだ分かりません。それは米国や英国がちょっと前まで余裕があったのに、現在はすごい状態になっていることだけで理解できます。

 けっこう息苦しくなってきましたが、愛する家族や大切な友だちを守るために、嫌々でも、渋々でもいいですから、彼女の言うことを聞いてみましょう。乱暴な言い方ですが、身体的に息ができなくなってしまっては元も子もありません。

医師の皆さんとの会食勉強会

 少し前から会食や懇親会の件数がかなり少なくなってきました。私自身も会議や委員会が中止や延期になることによって、それに連動するように食事会などが減少しています。

 そんなことで、ちょっと寂しい思いをしていましたが、久しぶりに4人のメンバーが集まり、今般の社会的約束事を遵守して、中華レストランで美味しい料理をいただきました。このお店は入り口がとても素敵な雰囲気です。

 それから、医師の皆さんでしたので時節柄、新型コロナウイルスの話題になり、私もとても勉強になりました。あとは、病理や医療政策のことなどについてもです。そして、それぞれの立場で“負けずに頑張ろう!”となりました。

 

『栄養・睡眠・運動』で免疫力を高めよう!

 なぜ、「COVID-19」を恐れるかといえば、有効な薬剤が見つかっていないという一点に尽きます。そうなるとやはり、自分の免疫力アップすることが大切と感じています。
 もちろん、手洗いや咳エチケットなどを励行することも重要ですが、免疫力を高めるためには「栄養・睡眠・運動」がとても大きな要素となります。
 年齢や健康状態、生活環境などによって、できること、できないことは異なりますが、見えない相手に対処するには、これらが有効かと思います。
 合わせて上述の手洗いや体調の管理、危うきに近づかないなどの徹底も必要でしょう。また、症状が出てきた人がほかの人にうつさないこともです。

残念ですが退屈も仕方ないですね

 昨日はお天気がとても良く、シャツ1枚でも日中はOKでした。私はその後の予定もあり、ワンコの散歩を早めにしたのですが、いつも舞台で登場してくれる都立善福寺緑地(公園)は子供たちとママ(パパも少し)たちですごく賑わっていました。

 この時期としては週末並みの人出で、その理由も分かっていましたが、子供たちは本当に楽しそうに走り回っていました。私たち夫婦もこの公園で3人の子供を遊ばせましたが、ちょっぴり、当時のことを思い出しました。

 そして、その途中で見つけたのがお花見宴会自粛看板です。もちろん、そのことは知っていましたが、「桜を見ながらの公園内の散策は自由にお楽しみいただけます」は少し苦しいようにも感じましたが、これも工夫した文言ですね。

 また、白木蓮(もくれん)と早咲きの桜が素敵な花を付けていました。いつもだったら、木蓮の花が終わったあと、桜の開花となるのですが、この調子ですと、週末には桜が開花しそうです。でも、こんな年があってもいいのかなと思いました。抜けるような青空は素晴らしいですし。

韓国の気持ちを理解しよう!

 新型肺炎に関して日本政府が決めた中国人と韓国人への入国制限に対して、中国は珍しく理解を示しましたが、韓国がすごく怒って対抗措置を取ることになりました。外交の世界では、「やられたら、やり返す」は特に不思議なことではありませんから、それほど驚かなくても問題ありません。

 ただ、韓国経済がとても厳しいもとので大感染ですし、来月には国会議員の選挙もある状況の中で、文在寅さんとしては当然の選択だったのでしょう。彼の国では内政が混乱したとき、「反日」は特効薬的な効果がありますし、徹底したRCP検査も裏目に出てしまいましたので、やむを得なかったと思います。

 そして、今回の日本への趣旨返しはかなりの長期間に及ぶことを私たちも覚悟しなければなりません。つまり、韓国から一人の観光客も韓流スターもKPOPアイドルもわが国へやって来ないということです。観光地で韓国語を聞くこともなくなりますし、ハングルは虚しく表示されることになります。

 しかし、日本も韓国に対して緩くない措置を決めているのですから、嘆いていても仕方ありません。危機管理とは最悪の状態を想定して、その対策を万全なものとすることです。韓国とはこの先、長い年月に渡り観光が互いなくなり、それに比例するように両国間の経済がさらに冷え込むことを前提に考えなければなりません。

 また、大切なことは「どうせ、困るのはあっちだろう」などとは言わないことです。そんなことはまったく生産的ではなく、いわんや、ことに乗じてヘイトスピーチなどは絶対にダメです。ただただ、安全保障のことを中心に据えて、韓国という国がなくても国民が困らない展望を与野党ともに考えてもらいたいです。

立憲民主党を責めてはいけない

 医学や医療の歴史は感染症との戦いだったと言ってもよく、そのことは、日本が誇る世界的に名前が知られている野口英世さんと北里柴三郎さんが細菌や感染症の専門医であったことからも分かります。

 また、これまでに人類がほぼ完全にウイルスに打ち勝ったのは“天然痘”だけで、不謹慎な表現ですが、圧倒的に私たち人間が負け越しています。SARSなども封じ込めることができましたが、特効薬が未だにあるわけでもありません。

 何せ相手は40億年も形を変えながら生きながらえているのですし、我が方はせいぜい20万年しかありせん。しかし、ペストやスペイン風邪のときもそうでしたが、完全に人類を滅ぼそうとも考えていないようです。

 そして、私はと言えば、感染症や疫学を研究している先生方の文章をできる限りたくさん読んでいます。もちろん、それらは医師や専門家ではない私たちに理解できるものであり、学会の論文などではありません。

 合わせて、フェイスブックなどへの関連投稿も時間の許す限り、見るようにしています。そこからのリンクがとても参考になることもありますし、政治関係のお友だちも多いので、仮に自分と反対の考え方でも同様です。

 それで、困ったことに同じ感染症や呼吸器内科の医師でも言われていることが、正反対であったり、かなり政治的な発言であったりすることです。例えば、マスク一つでも「着けていてもそれほど効果はない」という先生もいます。

 また、クルーズ船に2時間だけ乗り込んで、英語版を含めてYouTubeを使って持論を展開された国立大学の教授も、「日本政府の対応はクルーズ船と和歌山の病院以外は正しい」と言われていましたし、彼の発言で船内が改善されたのも事実でしょう。

 そのような状況で、安倍総理が全国の学校に大幅な春休みの前倒しを「要請」しました。これについても、賛成派、反対派がそれぞれの声を上げていますが、何かと安倍さんの言動を批判している石破茂さんの発言を聞けば、おおよその判断はできます。

 その一方、立憲民主党は「場当たり的だ!」と厳しく批判していますし、同党参議院幹部も「すぐ撤回すべきた!」と声高に叫んでいました。毎度の国対委員長・安住淳さんは「万端な準備がないままに決断した可能性が高い」と言っていました。

 それから、国民民主党代表の玉木雄一郎さんは、「唐突感はあるが、子供の命と健康を守ることが最優先なので協力したい」と、とてもまっとうなことを語っていました。実際、彼は安倍総理に電話して対策の法整備を求めたそうです。

 ただ、残念なのは、立憲民主党の言動に対して、「難癖を付けることしかしない」「遅ければ後手後手と批判し、早急に対応すれば独善的だと批判する」との声が大きくなっていることです。批判の批判もけっこうですが、モリカケや桜とは本質的に違います。

 つまり、立憲民主党の皆さんは政権(とりわけ安倍さん個人)に対して何でもいいから難癖をつけること自体が仕事みたいなもので、それ以外はさして考えているとは思えません。そこのところを包み込まないと、彼ら彼女らの立場がありません。

 だいたい、すべての野党が安倍さんの決断に協力したら大政翼賛会みたいで気持ち悪ですし、世の中には何をやっても「安倍が悪い!」と主張する人たちが15%くらいはいますから、その人たちのためにも立憲民主党は必要でしょう。

 なお、「すぐに撤回すべきただ!」と最高幹部の一人が言われているのですから、立憲民主党は全国の所属地方議員に、「首長や教育長の指示を撤回する行動を!」と通達を出さなければ筋が通りません。政府の決定は「要請」ですからなおさらです。

 現実的には難しいと思いますが、長い春休みになるかならないかは、地方自治体の首長が決めたことですので、トライしてみる価値は十分にあります。その意味では立憲民主党の地方議員の真価も問われることになるでしょう。

 ちょうど、第1回定例会が都道府県&区市町村で開催されていますので、「区長と教育長は安倍総理の要請を受け入れるな!」と強く求め、駅頭でも有権者にそのことを訴えなければ、“まっとうな政治”を実現することはできません。

弘道館で水戸藩を学びました

 小さな水戸の旅日記も今日で終わりです。水戸駅の手前の坂を上がって行くと「弘道館」がありました。入り口でボランティアの方に、「30分くらいで見学できるコースを教えてください」とお聞きすると、「よろしかったらご案内しますよ」と答えてくれ、これが大正解となりました。

 付いていただいたボランティアスタッフの方の説明はとても上手で、「なぜ、徳川御三家の水戸藩が最後まで尊皇攘夷を貫いたのか」「なぜ、明治政府の重鎮にこの藩から誰も起用されなかったのか」「黄門様や斉昭公、最後の将軍の慶喜公はいかなる人物だったのか」などをすべて教えていただきました。

 その結果、私もすっかり水戸藩の大ファンになりました。そして、丁寧にお礼を申し上げて、目の前にある復元されたばかりの大手門などを見学して駅に向いました。帰りは特急ではなく、青快速に乗りましたが、その途中、土浦あたりにはれんこん畑がたくさんあり、なかなか良い風景を見ることができました。

 ところで、その常磐線快速に乗っていて思ったのですが、この通称・青快速に加えて緑快速も走っていますし、取手以南は地下鉄千代田線~小田急線乗り入れの各駅停車もあります。特急も「ひたち」と「ときわ」が交互にやってくるし、全部ではないですが、品川駅まで行けるしと、けっこう便利なのですね。

常磐線特急「ひたち」に乗りました

 もう少しで全線が復旧する常磐線ですが、特急の「ひたち」(「ときわ」も)には乗ったことがありませんでしたし、グリーン券がけっこうお得であるという話題も鉄道ファンの間では盛り上がっていました。

 そこで、昨日、咳エチケットなどに気をつけながら(写真を撮るときはマスクを外しています)、品川駅発午前6時45分の「ひたち1号」で水戸駅に向かい、ちょっと奮発してグリーン車を利用しました。

 そして、品川駅では繰り返して、「この電車はかなりの混雑します。指定券はすべて売り切れです」とアナウンスされていました。乗務員さんにお聞きすると、「3連休明けですし、停車駅が少ないからでしょう」と言われていました。

 なので、普通車との比較はできませんでしたが、確かに乗り心地は良く、北千住駅をもの凄いスピードで通過したのには驚きでした。途中は土浦駅だけに停車しましたが、水戸駅まですべて通過する種別もあるようです。

 それから、水戸駅にはお馴染みの黄門様と助さん格さんがいらっしゃいましたので、お約束の記念写真です。当日はもう一つの目的がありましたが、それは明日以降にお伝えしますので、乞うご期待?くださいね。

観光立国はゆっくりと進めよう

 私も武漢肺炎ついては感染症や疫学の専門家、大学教授が書かれた分かりやすい文章を数多く読んでいますが、けっこうその内容が異なっています。経験のない感染症ですから、それは当然のことなのですが、現場で頑張っている医療関係者や自治体職員、自衛隊などをもう少し評価して差し上げても良いような気がします。

 それで、今年はあと5カ月で五輪が開催され、そのあとはパラリンピックもあります。本来ならば、そのこともあって、「来日観光客4000万人」を目論んでいましたが、武漢肺炎の今後の影響を考えれば、かなり難しい状況になってきています。

 実際、韓国は勝手に行きたくないと言っていますので、無理に来ていただかなくてもいいですが、中国を始めとして、最近はけっこう増えてきた欧米やアジアからの方々が減少しているのは、観光産業に携わっている企業や個人商店などにとっては大きな痛手であることは間違いありません。

 政府でもそれへの対策は用意し始めていますが、「本当に4千万人も訪日していただくことが大事なのか。全国各地、とりわけ観光地でのオーバーツーリズムは深刻だ」の声も大きくなっていることも事実です。私もいろいろな場所に行っていますが、それを肌で感じることも少なくありません。

 だいたい、インバウンド、インバウンドと言いますが、彼ら彼女らのわが国での消費がそれほどGDPに貢献しているとは思えません。海外からお客様が旅行を楽しみ、お金を使っていただくことは大歓迎ですが、それによって、観光地を中心に地元の皆さんが迷惑を被ることがあれば、主客転倒というものです。

 どうして、安倍総理や国土交通省はそんなに訪日客数やインバウンドにこだわるのでしょうか。私は安倍さんはそれほど本気ではないものの、他者からの強い要請があるように思えるのです。そこと訪日観光客数が圧倒的な首位である国との関係にも注目しなければならないでしょう。

 武漢肺炎の終息がいつになるか不明ですが、オリパラ後の反動も考えて、インバウンドもいいものの、景気回復の王道である国内での「個人消費」の拡大を真剣に取り組んでもらいたいです。野党も桜ばっかりやっていないで、ちょっとは生産的な質疑をしないと、それこそ「国民から出禁」になってしまいます。

 いずれにしても、自動車製造なども同様ですが、観光も一つの国だけに過度な比重を掛けることはとても危険であると、今回の武漢肺炎であらためて明らかになりました。この感染が一段落したときに、そのことをしっかりと意識した上で、ためらいなく方向転換していかなければなりません。

 でも、悪いことばかりではありません。中国からの便数が大幅に減少している関西国際空港では、フィンランド航空が便数を増やし、英国航空、アエロフロート航空などが20年ぶりくらいに空路を再開するそうです。少しずつでもこのような流れを開拓していけば、歪ではない観光立国が実現するでしょう。

習近平さんは両会を開催できるか?

 感染症に苦しんでいる中国ですが、あと3週間ほどで全人代(全国人民代表大会)政協(中国人民政治協商会議)という二つのビッグイベントが開催される予定です。どちらも、重要な会議には違いないのですが、それまでにすべての議案などは中国共産党(中共)が決めていますので、それを形式的に追認するだけのつまらないものです。

 そして、これまで何回かお伝えしているとおり、日本の新聞などは「国会に相当」と何の注釈も付けずに報道していますが、日本を始め自由主義国家の国会とはまったく異なるもので、そろそろ表現を変えてもらいたいものです。特にわが国の新聞やテレビが中共に忖度しているとは思いませんが、世界の笑いものになってしまいます。

 そもそも、3千人くらい参加している代議員なる人たちですが、各地域(日本だったら選挙区)から人民の選挙で選ばれた代表でも何でもありません。それぞれの地域の共産党組織が提出した名簿に載っている人が代議員になるだけです。共産党の意に沿わない人は代議員になることは絶対にありません。

 また、省、直轄市、自治区にも「人大」があることはありますが、これも都議会や横浜市会のように有権者から選ばれたのではなく、例えば広東省党委員会や上海市党委員会の眼鏡にかなった、中共に従順である人間だけがその地域の議員になれます。それでは、中共の幹部は誰が決めているかということですが、これも内部でやっているだけで、民主的手続きなどは皆無です。

 さらに、毎年のことですが、中国や日本のマスコミは全人代の議案採決で何票、何十票の反対が出たと嬉しそうに書きますが、これも中共がとりあえず、民主的な臭いを醸し出すための演出で、本当に反対票を投じれば、その人は行方不明になることでしょう。所詮、共産主義国家の議会なんてそんなもので、あってもなくても結果は同じです。政協に至っては何のために存在しているのかさっぱり分かりません。

 また、全人代の会場ではすごく綺麗な民族衣装を着た少数民族と思われる代議員が写し出されることが多いのですが、ご本人には責任はないものの、「中国共産党はこんなに少数民族を大切にしている」というヤラセに過ぎません。また、会場には軍服を着た代議員も多いのですが、彼の国では“文民統制”などという制度はなく、軍隊内部には政治将校という思想統制軍人がいます。

 さて、タイトルの両会の開催ですが、習近平さんとしては何としても全人代で感染症の終息宣言というか、勝利宣言を声高らかに叫びたいはずです。でも、現在の感染状況からはかなり苦しいでしょう。その場合はもともと存在価値がない両会ですから、延期も考えられますね。日本への国賓来日はどうやら先送りになりそうですが、習近平さんと中共の威厳が保たれるかどうかの瀬戸際ですから、さらに今後の展開に注目します。

すべての元凶は中国共産党

 有史以来の医学や医療の歴史は感染症との戦いと言ってもいいでしょう。細菌にしてもウイルスにしても、完全に封じ込められたのは“天然痘”だけで、今でもワクチンを開発することは困難です。ただ、悪さをする側もペストが代表的ですが、人類を完全に滅ぼすことはしません。

 それで、私は医療財団(大規模総合病院)の顧問をしていますが、医療政策が専門で医師ではありませんので、今回の中国発感染症のことについては自分の意見や考え方はあるものの、それを表に出すことは適切ではないと思っています。このあたりは注意しなければなりません。

 さて、タイトルの中国共産党(中共)ですが、明らかに初期対応を間違えました。それは中共の基本的な体質にあるのですが、今回は公表しなければならなかった時期に武漢市がある河北省人民代表大会の重要会議が開催されていて、中共としては何としてもこの会議を成功させる必要があったからです。

 そして、いつもお伝えしているとおり、中国では政治も経済も文化も社会も、何から何まで中共が決めます。新聞やテレビで、「中国政府は‥‥」などと出てきたら、それはすべて、「中国共産党は‥‥」と読み替えるととても分かりやすくなります。西側自由主義国家とは根底からシステムが異なっています。

 さらに、その中共ですが、全国に31ある省・直轄市・自治区から市・県(日本とは順序が逆)、郷や鎮という地方の小さな町村まで全部に党組織があり、その党組織のトップである“書紀”が地方政府を管理監督しています。省長や市長などより書紀の序列が高いのです。なお、省長や市長は必ず副書記でナンバー2になります。

 また、ここが極めて重要ですが、上述の責任者は例外なく人民の選挙での洗礼を受けることはありません。西側諸国の常識からはあり得ないことですが、そのあり得ないことが中国では何十年も続いているわけです。それでは、どのようにして決めているかと言えば、表に見えない陰惨な権力闘争や派閥抗争です。

 最近は少し収まっていますが、王岐山さんが主導した中央規律検査委員会や国務院監察部の反腐敗闘争も、賄賂を得ている悪い党員を処分するのではなく、反主流派や総書記の習近平さんの意にそぐわない幹部を懲らしめているだけです。このやり方を駆使して昇り詰めるのが優れた指導者となります。

 そもそも、中共の党員は9千万人くらいいるようですが、本当に国家や人民のことを考えているのは100人くらいかもしれません。共産党に入党するのも、自分や家族が少しでもいい生活をすることができるからで、理想とか改革とかは無縁の世界です。酷いものですね。

 そんな組織ですから、出世に大切なことは袖の下と面子(メンツ)と忖度の三つです。中国は4千年だか、5千年だかの歴史があるそうですが、袖の下文化もそれと同じだけ続いています。ただ、自由だとか民主だとかを叫ばず、それなりの賄賂を用意していれば、それなりの生活をすることも可能です。

 やや脱線しましたが、そのような歴史と伝統のお国ですから、常に共産党幹部は上しか見ていません。どうしたら俺は私は上に引き上げてもらえるのか、袖の下を余計にもらえるのかです。そんなことですから、正しい情報や数字を上部に報告することはなく、いい加減で、都合のいいそれしか伝わりません。

 とにかく、地方の一党員から習近平さんまで同じ思考回路なので、中国が世界に公表している例えば経済成長率などはほとんどが作文で、信頼できるのは相手国がある輸出入に関わるものくらいでしょう。今回の感染症の様々な数値も信用できるものはほとんどというか、ほぼまったくありません。

 邦人帰国の中国政府との交渉では、習近平さんの国賓のことを材料にかなり脅かしたようですが、それだけ彼の国と習近平さんは天皇陛下にお会いできる国賓にこだわっています。わが国も知恵を絞って中国と向かい合うことが求められているような気がします。“絶対に国賓は反対!”ではなく、上手に中国を利用しましょう。

 余談ですが、中共が打倒されても、それが日本にとって良い結果かどうかは分かりません。中国共産党が消え去っても、私はさらに反日的な、侵略的な愛国民族政党が政権を掌握すれば、自衛隊を憲法に書き込むこともできない日本は吹っ飛んでしまうと思います。国賓反対の人たちもそれらのことを考えてもらいたいです。

 あと一つ、日本では報道されていなことですが、中共は臨時の政治局常務委員会を開催して、党内に対策組織を作りました。名前は「中央応対新型冠状病毒感染肺炎疫情工作領導小組」で、おどろおどろしいのですが、要約すれば、「中共新型肺炎対策チーム』です。もちろん、それはそれでいいのですが、その組長(責任者)が習近平さんではなく、国務院総理(首相)の李克強さんだったのには驚きました。

 中国では大規模地震などの災害が発生したときに現地に赴くのは首相と決まっていますが、党内対策組織は総書記が兼務することが慣例になっていました。それを習近平さんは李克強さんに押し付けた形になったわけです。合わせて、副組長には現場経験がまったくない習近平さんの腰巾着である王滬寧さんが任命されています。

 いずれにしても、数多くの党内組長をやっている習近平さんがこれだけの重要案件でそれを李克強さんに任せるというのは尋常ではありません。これでは、これから登場するであろう解放軍傘下の人民武装警察も李克強さんの指示に従うとは思えません。習近平さんの頭の中には3月初旬から始まる両会(全国人民代表大会&中国人民政治協商会議)のことしかないのでしょう。中国人民は哀れです。

 しかも、恐怖のSARSのときでさえ、中国政府は都市を封鎖したり、外国への渡航を禁止したりはしていませんでした。それが武漢を始めとして何カ所もの都市が出入り禁止となっているのですから、事の深刻さがあぶり出されています。繰り返しますが、1カ月後に迫った全人代と政協に向けて、中共は何が何でも感染症に勝利したというメッセージを出す可能性が濃厚です。

 本当に封じ込められたのであれば、問題ありませんが、今の勢いであれば、両会が始まるまでには極めて難しいと言わざるを得ません。中国国内はもとより、海で隔てられているものの、隣国である日本と日本国民にとってはもの凄く深刻な問題です。これからの展開を注視して、国内外で罹患する患者さんが増えないように対策を強化することが何よりも大切ではないでしょうか。

 今回の感染症もまた、中共への重い教訓の一つとして、嫌々でも渋々でもお付き合いしていかなければなりません。現実的に考えて4月上旬の習近平さんの国賓としての来日は不可能でしょうが、そのあとも、あらゆる場面での取り引き材料として活用できるでしょう。面子を最優先する国ですからけっこう効き目はあるはずです。

河北医療財団での業務が続きます

 顧問を務めている社会医療法人・河北医療財団で、傘下の総合病院の組織である倫理委員会地域医療支援病院運営協議会などの業務が続いています。前者は病院内部のことですが、後者は文字どおり、地域の医師会長や杉並区の保健所長、東大や医科歯科大の教授などもメンバーとなっています。また、来年はこれらに新病院建設ことが加わりそうです。

 それから、2枚の写真下にあるクリスマスツリーとリースは合成したものですが、気のせいなのか、消費増税の影響なのか、街中の雰囲気はいまいち盛り上がっていないようです。お約束のあの人の♬クリスマス・イブ♬もあまり聞こえてきません。でも、財布の中はともかく、心の中は暖かくしたいですね。そして、♬もういくつ寝るとお正月~♬です。

 

地域の人と考える健康ライフイベント

 私が役員を務めている社会医療法人・河北医療財団主催のイベントが昨日、阿佐谷地域区民センターで行われました。この財団の理事長は救急車の写真の真ん中、河北博文さんです。

 会場はとても多くの皆さんで賑わい、スタッフの皆さんも一所懸命に頑張っていました。骨密度・肺年齢測定や血糖値測定などのコーナーも人気で、鰹節削体験やなりきり看護師体験などもありました。

 また、杉並区の後援もあり、キャラクターのなみすけ&ナミーも登場していました。私も案内板を持って写真を撮ってもらい、集会室でのセミナーも3本連続で参加しました。特にがんと防災医療のことは勉強になりました。

 それから、昼食は以前からちょっと気になっていたラーメン屋さんでいただきました。正統派札幌味噌ラーメンで美味しかったです。なおこのイベントは今年で11回目になりますが、今後も内容を充実しながら続けていきます。

生かされている喜び~65歳の誓い

 65歳の誕生日を無事に迎えることができました。今日からは前期高齢者となりますが、あらためて、お世話になってきた皆さんに心から感謝を申し上げます。
 生かされている喜びを噛みしめながら、ちょっと恥ずかしいのですが、いくつかの目標を掲げてみました。笑って読んでいただければ嬉しいです。これからも変わらぬご指導をよろしくお願いします。

◯超短期的願い
・今晩のスコットランド戦でJAPANが勝利すること
◯これからの目標
・役員を務めている総合病院の新築に向けてさらに努力すること
・手に持っている介護健康被保険者証をできる限り使わないこと
・百恵ちゃんが成人の日を迎えるまで健康寿命を維持すること
・そのためにもHbA1cと血圧の数値には常に留意を怠らないこと

・妻とは上手に折り合いをつけながら仲良く生きていくこと
・その当面の目標として7年後の金婚式まで妻に優しくすること
・国政選挙や地方選挙はまずは政党ありきで投票しないこと
・好奇心にエネルギーを注いで飽きてしまったら振り返らないこと

・無駄遣いは避けながら買いたいという気持ちを冷やさないこと
・SNSは記事が枯れることもあるけれど毎日更新を続けること
・名所史跡巡りや山登りなどほかの高齢者とは群れないこと
・母校のイベントのお手伝いなどは単純な力作業だけとすること
・2匹のワンコも高齢になっているのでリードを引張らないこと
・月間と年間の1日平均歩数は8千歩以上を必ず確保すること

都立西高校生徒の職場体験

 写真真ん中の青年は前田賢吾くんで、私の自宅のお隣にご両親、妹さんと住んでいます。前田家とは同じときに家を新築していて、両家の間には塀もありません。そして、彼が就学する前のことですが、お泊りセットを持ってわが家によく遊びに来ていました。
 その彼もいまは大きくなって都立西高校の1年生なりましたが、夏休みの課題として職場体験をしたいとお願いがあり、社会医療法人・河北医療財団傘下の河北総合病院を紹介しました。8時間ほどの時間でしたが、前田くんも「すごく楽しかったです」と言ってくれました。
 この財団は私が顧問を務めているので、ちょっと口幅ったいのですが、広報課や医師、看護師、リハビリ科などの皆さんが一所懸命に対応していただきました。また、写真左側の方は医師の金澤實さんで、彼は西高の大先輩であり、医学部志望の前田くんを激励していただきました。

尊敬する呼吸器内科医師の金澤先生

 写真の方はわが国を代表する呼吸器内科医師のお一人である金澤實さんで、撮った場所は先生が社会医療法人・河北医療財団で顧問を担当されている河北健診センター(杉並区高円寺南・JR高円寺駅南口目の前)です。

 先生は慶応大学医学部を卒業され、埼玉医科大学病院などで院長を務められましたが、病床数970という大病院での責任者としてのご苦労は大変だったと思います。また、お住まいは杉並区内ですので、より親しみを感じます。

 そして、先日のことですが、座・高円寺を会場として先生の講演会が開催されました。おもなテーマはCOPD、肺がん、肺炎で、特に肺がん発見については、X線よりも低線量CTの優位性を述べられました。これは重要なことです。

 しかも、初期の肺がんを見つけられる確率は10倍程度はあるそうです。区市町村で行っている定期検診(健診)でも、この低線量CTを導入することが求められているでしょう。ただ、大規模医療施設のみが設置可能です。

 それから、下の二枚の画像は、左がX線、右が低線量CTのもので、実際に私が患者として撮影してもらいました。その後、金澤医師から説明を受けましたが、医師でない私にも上述のように有効性がよく理解できました。

井口かづ子議長との楽しいひととき

 荻窪駅から青梅街道を渡ったところは「天沼(あまぬま)」という地名ですが、徒歩数分の住宅地に文字どおり、隠れ家みたいなとても素敵な日本料理店があり、そこで、いつもお世話になっている杉並区議会議長の井口かづ子さんと楽しい時間を過ごしました。話題は山盛りで、お料理はどれもが美味しく、3時間があっという間でした。

完全禁煙が着々と進む飲食店

 改正健康増進法の実施に向け、飲食店でもその準備が進んでいます。写真は阿佐ヶ谷のパールセンターで撮りましたが、上が星乃珈琲店さん、下が日高屋さんです。どちらのお店も少し前までは喫煙席がありました。
 今後はさらに受動喫煙対策が加速していくでしょうが、同時にこの機会を捉えて、「私もたばこをやめたい」という人たちを支援する態勢の強化も大切でしょう。これが実現できれば、日本の喫煙率は1割になります。
 つまり、日本での喫煙者は10人にたった一人となるわけです。ただ、これを限りなくゼロまで持っていくのはかなりの年月が必要でしょう。それまでは、全席喫煙可のお店を自分で避けるしかありません。

再び井口かづ子議長を訪問する

 先日は杉並区議会議長の井口かづ子さんを議長室にご就任の表敬訪問したことをお伝えしましたが、昨日は私が顧問を務めている社会医療法人・河北医療財団理事長の河北博文さんと一緒にお伺いしてきました。
 また、河北理事長からはJR阿佐ヶ谷駅北東地区の大規模再開発のこと、小児救急医療のことなどを要点を絞って井口議長にお話し、彼女からも様々なご意見とアドバイスをいただきました。
 それから、昨日の昼食は駅北口にある「福八」で食べました。写真の日替わり定食ですが、数えきれないほどのおかずが入っていて、もちろん、料理人のご主人が美味しく仕上げてくれています。お値段は950円でした。

血圧測定は定期的にやりましょう

 長年に渡り働いてくれたテルモの血圧計の調子が悪くなり、新しくオムロンのそれを購入しました。基本的な性能は同じですが、60回分のメモリ機能や血圧値レベルなどの表示もあり、使っていて楽しくなります。
 やはり、血圧とヘモグロビンA1c(あるいは血糖値)の数値はできる限りこまめに計ったほうが良いと思います。特にわが国では家庭での血圧計の普及は進んでいますので、血圧測定は比較的容易です。
 また、私自身のHbA1cの値は問題ありませんし、血圧も正常値ですが、ちょっとでも羽目を外すと身体はとても正直で、数値が間違いなく上昇します。なお、どちらも基準値がときどき変わりますので、注意が必要ですね。

 

河北総合病院「病診連携会」が盛大に開催

 吉祥寺にある第一ホテルで河北総合病院の病診連携会が開催されました。杉並区内を中心に地域で開業されている診療所(クリニック)などの先生方と病院の医師、看護師、事務スタッフなどが参加しましたが、写真のように会場は満杯となり、とても充実した会合となりました。

 冒頭、財団理事長の河北博文さんから昨年の胸部X線見落としについてのお詫びがありました。また、杉並区などと共同で進める総合病院の建て替えについても説明があり、各診療部からはそれぞれ新しい取り組みなどについて、患者さん紹介のお願いを含めて発表がありました。

 また、三人の写真ですが、左側が河北理事長、右側の方は私と同じ財団顧問の金澤實さんです。彼はわが国の呼吸器内科を代表する先生のお一人で、僭越ながら、初対面ではありましたが、そのお人柄に強く惹かれました。これから、財団や病院の将来の指針を作られていかれると思います。
 
 私はもとより微力ですが、杉並区(中野区など近隣も含め)の医療政策や前述の総合病院建て替え、地域での医療連携などに奮闘努力してまいります。なお、新しい総合病院の建設については東京五輪・パラリンピック後に本格的に始まり、2025年に竣工予定です。

医療財団「倫理委員会」委員に就任

 私が顧問を務めさせていただいている「社会医療法人・河北医療財団」ですが、今回、その財団の倫理委員会委員をお引き受けさせていただきました。写真のお隣の方が委員会委員長の林松彦先生で、臨床教育研修部兼腎臓内科部長にも就かれています。また、余談ですが、昨年の初期臨床研修医には数倍の応募がありました。

 それで、倫理委員会の”倫理”ですが、私たちが一般的に使っている「あの人は倫理観をしっかり持たれている」とは少し異なっていて、医師などが新しい臨床研究をするとき、治験を行うときの検討、外部論文発表などの適否などを審査します。いずれも、大変に重要なことです。

 そして、委員就任にあたって、林先生から概要的なレクチャーをしていただきました。また、当該内容以外にも医師の働き改革、特に臨床研修医の米国との対比などはすごく勉強になりましたし、先生は個人情報の取り扱いについては細心の注意が必要と強調されていました。

 なお、財団の委員会規定第1条(目的)には、「本財団におけるヒトを対象とした医療行為及び臨床研究について、医の倫理に関する事項をヘルシンキ宣言の趣旨に添い審議し、施設長へ答申することを目的として医の倫理委員会を設置する」と謳われています。

 それから、委員会メンバーですが、総合病院院長、分院院長、各診療部長など医師と看護統括部長、弁護士、事務局で構成されています。私は医療従事者ではありませんが、いわゆる一般住民の感覚と若干の医療政策推進の立場からあまり気負うことなく、審議と審査に加わって参ります。

すかいらーくHDの全面禁煙という決断

杉並区内にはガストを中心に、バーミヤン、ジョナサン、藍屋、魚屋路などのすかいらーくグループの店舗があります。また、私の選挙ではここの労働組合にとてもお世話になりましたし、本部はお隣の武蔵野市にあります。

さて、そのすかいらーくHDですが、今年9月までに全国に3千数百あるすべての店舗で、全面禁煙とすることを決めたと報道されています。文字どおり、外食産業のトップリーダーであるこのグループの決断はかなり大きいと思います。

そして、その内容は店内だけではなく、敷地内も禁煙、加熱式たばこもダメ、喫煙室も設置しないという、全面というか完全禁煙になります。ただし、お客様が駐車場に停めたご自分の車の中で吸うことはOKのようです。

それで、どちらにしても東京都内では来年の4月から従業員を1名でも雇っている飲食店は喫煙ブースなどの特例はありますが、少なくても客席で飲食しながら喫煙することはできなくなります。

それから、以前にもお伝えしましたが、一足先に完全禁煙にした「串カツ田中」がそれにより子供連れの家族などの利用が増加した結果、売上げが伸びたということも参考にしたのではないかと推測しています。

ただ、一部の飲食店では「喫煙客が減れば売上も」という恐怖から、ぎりぎりまで喫煙席を維持するという考えもあるようです。しかし、それらのお店に文句を付けるつもりはありませんが、必ず逆効果になるでしょう。

つまり、喫煙客がそこに集中するため、日本の人口の8割以上を占めるたばこを吸わない人たちが、「あすこは吸う人ばっかりで料理がまずくなる」と嫌厭することが加速し、いわんや、家族連れなどは皆無になってしまいます。

繰り返しになりますが、男女計で2割以下の人しか喫煙していない状況で、食べログなどの店紹介で多くの居酒屋さんが「全面喫煙可」となっているほうが異常とは言いませんが、おかしいのです。

できる限り喫煙のお客さんを引っ張るより、早めに禁煙対策に取り組み、受動喫煙を防ぐことが大切で、特に外食産業では従業員の20歳未満のパートやアルバイトが3割という現況を考えれば、待ったなしになります。

予防医療に政府が財政支援を強化

政府は医療や介護に必要なお金を地方自治体や企業の健康保険組合に助成することを決めましたが、その本気度はかなりのもののようです。ただ、何でもかんでも財政支援するというのではなく、人生100年と言われる環境で、病気にならないよう工夫する、いわゆる「予防医療」の分野に注力します。視点を変えれば、健康寿命を伸ばして高齢者でも元気に働いてもらうという考え方が根っこにあります。

そして、具体的にはがんや糖尿病などの生活習慣病にターゲットを絞るようです。さらに言えば、市町村が行っている検診(健診)事業や健康保険組合の優れた取り組みなどをしっかりと経済的に支援することです。これにより、地方自治体の検診内容をバージョンアップすることが可能になるでしょうし、がん検診についても部位によりますが、より高度な医療機器を使用した早期発見ができます。

例えば、以前にもお伝えしましたが、自治体では検診の受診率を向上すると同時に、現在はほとんどの市町村で実施している胸部X線による肺がん検診から低線量CTに移行することができます。ただ、現状ではCTを持っている医療機関は多くありませんが、最初は実験的でもいいですから、可能な病院やクリニック、健診センターなどから始めれば良いでしょう。

もちろん、低線量CT検診の目的は肺がんの早期発見で、その結果、医療費を抑制することができますし、健康寿命を伸ばすことにもなります。ただ、X線に比べれば費用が高いことがネックでしたが、そこを今回の施策で補ってもらえればと思います。また、CTではほかの臓器(心臓や横隔膜など・女性の場合は乳頭も)と重なることがなく、10倍程度の高い精度で映像診断できます。しかも、名前の通り、従来のCTの四分の一以下の線量で身体への負担も少ないのです。

なお、現在の支援金額は約1千2百億円で、政府としてはこれではまったく不十分と判断しているようです。そして、予算の手当ですが、2020年からになり、それまでに財源確保や税金投入の金額を決めていくのでしょう。その間に、全国自治体は今の検診体制の総点検を行い、住民の皆さんの健康に資するためにいろいろなアイデアを国(厚労省)に提案することも大切と思います。
(写真は第一東和会病院のホームページから引用させていただきました)

河北ファミリークリニック南阿佐谷

中杉通り沿いのやや杉並区役所寄りに「河北ファミリークリニック南阿佐谷」が開院しました。ビルの3階から5階までがそのクリニックで、診療科目は内科と小児科になり、3階には検査室が、4階と5階には診療室、処置室、待合ロビー、子供の広場などがあります。なお、ご利用はは建物左側にあるエレベーターをご利用ください。各階では反対側のドアが開きます。

また、3階には5月の連休明けに歯科医院(5人の写真)がオープンする予定ですが、別法人であるものの、患者さんのお口の中の健康面で十分な連携をしていきます。なお、これも別法人ですが、1階には調剤薬局がありますし、9階にも医療関係施設がそれぞれあります。

それから、私とのツーショットは責任者の一戸由美子医師です。彼女は前述のファミリークリニックと「河北訪問看護・リハビリテーション阿佐谷」や8階にある暮らしの処方箋(コミュニティ広場)などを「河北家庭医療学センター」のセンター長として統括しています。

そして、その一戸さんは挨拶で、「(阿佐谷北にある)本院からむしろ離れることにより、より地域に寄り添った身近な医療のエキスパートとしてお役に立っていきたい」と言われました。なお、ここでは、家庭医や総合診療医の臨床教育機関の役割を引き続いて担っていきます。

「何人たりとも禁煙」は厳し過ぎ?

東京オリンピック・パラリンピックまで1年と数カ月になりました。競技施設面では遅れているものもあるようですが、本番までには何とか間に合うでしょう。ただ、一つ問題を解決すれば、また一つ、別の問題が発生するという綱渡り状態が続いていることがとても心配です。大丈夫でしょうか。

さて、タイトルの「何人たりとも禁煙」は正確には、「オリ・パラの会場内はもちろん、敷地内も加熱式たばこを含めて、選手も、スタッフも、観客も例外なく全面禁煙とする」です。今までの大会では敷地内の喫煙所はあったようですから、五輪史上、もっとも厳しいたばこ対策となるのでしょう。

それで、9年前から禁煙をズルすることなく継続している私は個人的に「大いにけっこう!」と思うと同時に、「喫煙者がちょっと気の毒かな」とも感じました。「試合中くらい我慢しろよ」なのですが、一度、会場を出て喫煙所を探すのもけっこう難儀かなとも思います。

そもそも、写真は工事が進む国立競技場ですが、ここ新宿区では区内全地域路上禁煙ですし、組織委員会では「近くに喫煙場所がある場合は案内する」と言っているようですが、どの会場も敷地外にそんなに適当な場所があるとも思えません。選手村などには例外もあるのでしょうが、少し工夫が必要です。

受動喫煙対策強化を求める私がこんなことを言うのもおかしいのですが、外で探せば今度はそこを通る人たちが迷惑しまので、だったら、敷地内のほんの僅かなオープンエアで提供すれば良いでしょう。ただし、その場所で1本吸えば、10本分くらいの受動喫煙をすることになりますが、これはこれで仕方ないですね。

麻布十番から六本木へ

 年末から年始にかけてインフルエンザに苦しみましたが、医師の適切なアドバイスにより、何とか抜け出して体調は完全に回復しました。「良かった!」と思っていたら早速、仲間たちとの懇親会です。
 久しぶりに麻布十番の焼肉屋「三幸園」さんで、美味しいお肉とお酒をいただき、現職の港区議会議員のお嬢さんと記念写真をパチリ!せっかくなのでお店の入り口でも撮っていただきました。
 それから、歩いて六本木まで移動したのですが、撮影スポットがあったので、今度は雪だるまと一緒にツーショットとなりました。さらに歩いてミッドタウン近くのけっこう重厚なバーカラオケに突入しました。
 ここはすごく雰囲気の良いお店で、私が歌ったのは「風立ちぬ」「青いフォトグラ」「星降る街角」でした。ゴルフではありませんが、「メンバーに恵まれると」時間が飛躍的に楽しくなりますね。

「串カツ田中」の完全禁煙が大成功!

昨年の6月に「串カツ田中」が全面禁煙を実施し、そのとき、それを記念して阿佐ヶ谷の中杉通り沿いにあるお店(今日の写真)を訪れたのですが、お客さんの減少を心配する店員さんに私は次のように申し上げました。

「完全禁煙にしてもお客さんは減らないですよ」。「むしろ、女性客を中心に来客数が増えるでしょう」。「日本人の喫煙率は僅かに2割しかないし、さらにこれから低下していきます」。

それで、先日、開催されたこの会社の決算説明会がとても注目されていましたが、(偉そうですいません!)私の予想どおり、売り上げは減るどころか、既存点ベースで増収増益になりました。

特に串カツ田中の禁煙は、「加熱式たばこ」「喫煙ルーム」も認めないという徹底したやり方でしたが、結果的に家族連れや女性の皆さんなどにすごく喜ばれていたことが明らかになりました。

もちろん、たばこを吸う人たちは足が遠のいたのでしょうが、それ以上にお店もお客さんも満足度が上がったことになります。この流れは今後、外食業界全体に影響を与えていくでしょうし、喫煙率もやがて1割になるでしょう。

考えてみれば、例えば食べログなどのお店を紹介する「禁煙・喫煙」欄で、「全面喫煙可」という店舗が未だに少なくないこと自体がかなり異常なのです。もうそろそろ、「禁煙にすると売り上げが減ってしまう」から脱却してもらいたいですね。

なお、この機会に喫煙者にはたばこを止めていただきたいのですが、あまり追い詰めてもいかがなものかとも思います。冷たいようですが、彼ら彼女らには新宿のゴールデン街のようなところで楽しんでもらえば良いでしょう。