やるぞ!大腸内視鏡検査

タイトルのように特に気合を入れる必要もないのですが、今日の午後から、下部(大腸)内視鏡の検査を受けます。5年ほど前に国立国際医療研究センター病院で同じ検査をしていますので、“心構え”と“段取り”は問題ありませんが、やはり、大腸内を空にするため強制的に下痢を起こす、あのポカリスエットに工業用油を混ぜたような不思議な液体を何回かに分けて飲むのは難儀ですね。それと、内視鏡を挿入する瞬間のなんとも言えぬ感触は‥‥です。それでは、飲み始めます。

シュラスコダイエットが凄い

銀座にある「スーペルバッカーナ」というレストランで、タイトルのイベントが開催されました。写真の“藤本なおよ”さんたちが企画、大勢のお客様が参加し、それぞれのテーブルで大いに盛り上がっていました。「お肉を食べながらお酒を飲みながら痩せるという夢のイベント」でしたが、お肉は食べきれないほど取り分けしてくれ、チョコファウンテンまでありました。私自身はダイエットの必要はとりあえずありませんが、糖質制限は日々の課題でもありますので、次回にも期待させていただきます。美味しかった!

「顧問」として引き続き業務推進

 河北総合病院(本院&分院)、サテライトクリニック、リハビリテーション病院、検診センター(人間ドック)、透析センターなど、杉並区を中心として数多くの医療施設を運営している、社会医療法人・河北医療財団の“顧問”を引き続いて務めさせていただくことになりました。
 これから、総合病院の移転・建て替えをはじめ、JR阿佐ヶ谷駅北東地域の大規模再開発がスタートとします。そのための準備予算も先日の杉並区議会で決定していただきました。もとより微力ですが、理事長の河北博文さん(写真)を補佐し、区民や近隣の患者さんに喜んでもらえる新しい病院を創らなければなりません。
 また、周辺の緑や環境に配慮した計画も必要ですし、新しい小学校で学ぶ子供たちの姿も今から楽しみです。そして、私自身も幅広い医療政策を実現という意味で、しっかりと取り組んでいかなければならないと決意しています。
(写真は合成ですが、背後は移転場所の通称“けやき屋敷”の樹木です)

西村まさみ総決起集会

前・参議院議員で都議会議員選挙に立候補予定の「西村まさみ」さんの総決起集会が阿佐ケ谷の新東京会館で開催されました。数多くのご来賓と支援をいただく皆さんが参加され、会場は満員、集会はとても盛り上がりました。私は最後で“頑張ろう!三唱”の音頭を取られていただきました。

世界最低レベルから一挙に最高レベルへ!

 受動喫喫煙に関する改正健康増進法ですが、ご承知のとおり、秋の臨時国会に審議が延期されるようです。私は結果、このことはとても良かったと思います。何せ、自民党(たばこ議連)の案は本当に酷いもので、これが通ると現状が向上するどころが、ほとんど変化がないというお話にならないものだからです。
 ですから、厚生労働大臣の塩崎恭久さんが妥協しなかったのは十分に評価できるものです。ただ、秋の国会では再び妥協案を探るのでしょうから、私たちも注意が必要です。自民党たばこ議連のメンバーは困ったものです。
 それで、以前にもお伝えしましたが、もう、法律改正には余計な期待をしないで、文字とおり、地方の権限を最大限に活用し、各自治体(都道府県&市町村)で独自の受動喫煙対策条例を制定するべきでしょう。もちろん、法律は全国一律適用ですから、本来はそれが望ましいのですが、おかしな妥協をした改正案などはかえってない方がいいです。条例はその自治体の地域内のみ有効ですが、それはそれでやむを得ないですね。
 幸いにして東京都では、都議会議員選挙が目前にあり、各党・各会派が当初の厚労省案に近い(むしろそれより厳しい)条例制定を罰則付きで打ち出しています。これが実現すれば、他の自治体への波及効果もあるでしょうし、何よりも、オリンピック・パラリンピック開催都市として、WHO(世界保健機関)の“世界最低レベル”から瞬く間に“最高レベル”になります。
 なぜなら、欧米など、受動喫煙対策が進んでいる国々でも、屋外のそれは哀れなものです。わが国は路上にゴミが落ちていないと海外からの観光客の皆さんから褒められています。昔をことを思い出していただきたいのですが、そのゴミの大半はタバコの吸い殻でした。これが各地の“ポイ捨て禁止条例”で飛躍的に清潔になりました。
 なお、今日の写真は私の胸部CT画像です。直近のもので特に問題はありませでしたが、日本では受動喫煙の影響での死者は年間1万5千人と推計されています。待ったなしです。それと、電子タバコですが、有害性が完全に除去されない限り、一般のタバコと同様に扱うべきでしょう。

増田裕一さんの区政報告会

昨日の午後7時から、区立産業商工会館ホールで、区議会議員の増田裕一さんの区政報告会が開催され、とても多くのお客様にご参加をいただきました。私も挨拶をし、彼と西村まさみさんの対談も行われました。これからも、連携をより強めてまいります。

自民党たばこ議連の誤算

 今回の通常国会がどのくらい延長になるのか分かりませんが、受動喫煙防止をメインとした厚生労働省案(法律は“健康増進法の改正)の成立はかなり難しくなったようです。
 自民党の部会に厚労大臣が出席して妥協案も探ったようですが、もともと、たばこ議連はまったくやる気がありませんでしたし、塩崎恭久さんも変に妥協してしまうと、今後の任期中に出席するであろうすべての国際会議で最低の大臣と烙印を押されてしまいますので、その選択肢はなかったのでしょう。
 しかし、今回の流れで、僭越ながら私が予想していたように、「それでは、東京都で条例を作りましょう」となりました。当初の厚労省案に近い、完全とは言えませんが、2020五輪に向けて世界各国から合格点はもらえるでしょう。
 まあ、自民党たばこ議連は、「東京でやるオリンピックなんだから、東京だけでやればいいじゃないか(つまり都条例)」と暴言を吐いていましたので、さぞかし満足でしょう。ただ、東京都選出のたばこ議連のメンバーはメンツ丸つぶれですが。仕方ありませんね、自業自得です。
 それから、このような機会に、「できればたばこをやめたい」と考えている皆さんを応援する施策も大切です。全体で約2割の喫煙者のその4割はそのように思って苦悩しています。これが実現できれば、単純計算で日本の喫煙率は1割ちょっとまで下がります。喫煙者は私たちにとって敵ではありません。
 そして、わが国は屋外(道路や公園)の禁煙地域を拡大することに今まで重点が置かれてきました。それはそれで良いことですが、都条例が成立すると、日常生活の中で喫煙場所がかなり少なくなりますので、当面の間は写真のようなスポットも必要かもしれません。
 これには様々なご意見もあると思います。でも、私の少なくない友人たちは、「喫煙できるところを探すことに疲れたので、たばこをやめた」と言っています。矛盾するようですし、何となくいじめみたいですが、そのような囲い込みも有効かなとも思っています。

東京都は受動喫煙対策条例の準備を

 様々な国会運営の影響で、受動喫煙対策としての健康増進法の改正案提出が遅れるというか、提出そのものができるかどうかも怪しくなってきました。このままですと、自民党の「たばこ議員連盟」の思う壺になってしまいそうです。と、心配していたら、変な落とし所でまとめられる雰囲気になってきています。
 ただ、厚生労働大臣の塩崎恭久さんもそんなんに簡単に「ハイ、分かりました」とはならないでしょうし、“政治生命をかける”と言われていますので、自民党の厚労部会や議連に対しても戦いは続けなければ筋が通りません。連立与党の公明党も困っているようです。
 そして、雪隠詰め状態を打開するために、本来はあまり良くない選択肢ですが、「もともと、2020オリンピック対策なんだから、東京都の条例でやったらいいじゃないか」が現実になる可能性が出てきました。この場合は議員立法で成立させることになります。
 それで、東京都でも今回の厚労省案と同じような内容を検討したことがあるのですが、結論を出すことができませんでした。その原因はいろいろあったのでしょうが、「都議会各政党の幹部に愛煙家が多い」と言う人も少なくありません。
 準備期間(喫煙室の設置など)もありますから、残されて時間は多くありません。IOC(国際オリンピック委員会)やWHO(世界保健機関)から“世界で最低レベル”とありがたくない格付けをされている日本ですから、法律改正でも、東京都の条例でも、どちらでもいいですから急ピッチで進めなければなりません。都もいつでも動ける態勢を作っておくべきでしょう。
 そう言えば、JR各社の新幹線から喫煙車が2020年までにすべて廃止になるそうです。前のオリンピック(1964年)に開通した東海道新幹線は全車が喫煙可能でした。当時の喫煙率は7割くらでしょう(現在は2割)。時代の流れを感じますね。

東京の「高度救命救急センター」

 重篤な症状の患者に対応する「救命救急センター」は都内に26カ所あります。文字どおり、早急な処置をしなければ、短時間で死に至る人たちのための医療施設で、その指定は都(道府県)が行います。
 杉並区内には残念ながら現在のところ、三次救急たる救命救急センターはありません。しかも、お隣の世田谷区と練馬区を合わせて二百数十万人口のエリアに1カ所もないのが実態です。私はこのことについて以前から重ねて指摘していますが、今回は別の角度から「高度救命救急センター」についてお伝えします。
 都議現役時代には都内の高度救命救急センターは、三鷹市の杏林大学医学部付属病院、文京区の日本医科大学付属病院の二つと、恥ずかしいことなのですが、それが最近まで変わらずにインプットされていました。
 それで先日、関連することがあって調べていたら、墨田区の都立墨東病院と板橋区の帝京大学医学部附属病院が追加になっていて、合計4カ所になっていることが分かりました。これらの病院は今までも救命救急センターとして指定されていた優秀な病院です。
 さて、後先になりましたが、高度救命救急センターは、さらに高度な医療を提供できる病院を知事ではなく、厚生労働大臣が指定します。東京都は4カ所になりましたが、県によっては1カ所もないところもあります。ちなみに、全国では36カ所あるようです。
 そして、どんな症状に対応するかですが、全身やけど、指の切断、重度の薬物中毒などです。私はこれにサリンVAガスなど殺人を目的にした化学物質対策を加えるべきと思います。もちろん、現在でも救命救急センターでは処置をしますが、残念ながら、その態勢はしっかりしているとは言いづらく、今日的国際政治状況を考えれば、早急な対策、対応が必要でしょう。とりわけ、人口が集中している東京都では喫緊の課題です。症例も極めて少ないのですが、それぞれのセンターには頑張ってもらいたいと思います

新しい船出を祝福

少し前ににお伝えした社会医療法人・河北医療財団傘下の河北総合病院の“初期臨床研修医師修了発表&修了証授与式”に続いて、「後期」のそれが開催されました。集合写真を撮ったあと、食堂で懇親会が行われ、私から新しい病院建設計画の概要をお話しし、皆さんのこれからの活躍を祈念する挨拶をさせていただきました。彼ら彼女らは大学付属病院、公立病院、総合病院などで臨床のスキルアップをしていきます。頑張ってくださいね!

臨床研修医師の修了発表&修了証授与式

 今から37年前に大森一樹さんが監督した映画「ピポクラテスたち」が公開され、医学部6年間の最後の1年が爽やかに(一部は重く)描いていました。医学生は医師国家試験を受け、その結果が明日発表され、合格すれば正式に「医師」になります。
 そしてその後、国から指定された大学病院や地域総合病院などで2年間の初期臨床研修を行い、さらに後期臨床研修を受けます。これがすべて終了すると社会的に“一人前のお医者さん”となります。(制度的や法律的には国家試験に合格した段階で医師です)
 さて、社会医療法人・河北医療法人傘下の河北総合病院では昨日、14名の初期臨床研修医師の修了発表と修了証授与式が行われ、私も3年前に彼ら彼女らを面接していますので、それぞれの修了発表を聴いてきました。全員が立派な内容で、本当に3年間、先輩医師の指導を受け、多くの患者さんと接してきたことが、あらためて分かりました。これから、後期臨床研修の道はそれぞれ異なりますが、医術的なことはもちろん、生意気ですが、人としてもさらに大きくなってください。
 そして、院長を始め各診療科の幹部医師からは様々な質問が投げかけられ、研修医たちは一所懸命に対応し、それがまた、医療従事者ではない私にとって、とても新鮮に感じました。皆さんが患者さんに寄り添ってこれからも頑張って行きたいと言われたのは嬉しかったですね。
 なお、臨床研修制度と関係があり、この4月からスタートするはずだった(来年に延期)新しい“専門医制度”については多くの疑問があります。次の機会にその問題点をお伝えしたいと思います。

JR阿佐ヶ谷駅北口の大規模施設整備が始動間近

 正式に整備方針が決定するのは今年4月~5月になりますが、「B案」と呼ばれている計画も含めて準備をしています。もちろん、地域住民の皆さんから意見をお聞きしたり、近隣への説明会などを丁寧にやっていくことが大切です。
 それで、詳細は杉並区の関係サイトを見ていただくとして、ざっくり申し上げれば、長い間、杉並区と隣接区の身近な医療を担っている河北総合病院(本院・分院“けやき屋敷”と一般的に呼ばれている場所に移ってきます。はできる限り保存し、屋上にはヘリポートも設置する予定ですし、病院周辺の道路も拡幅します。これにより、救急車の進入が画期的に向上し、救命救急医療体制の拡大が期待できます。なお、この病院の開設は平成37年度を目指します。
 そして、病院の跡地に今度は杉並第一小学校が移転、全面改築(新築)になり、今より静かな環境の中での教育が大いに期待できるでしょう。こちらは平成40年度の開校予定です。
 さらに、中杉通り沿いの杉一小跡地は民間活力も導入し、にぎわいのある複合ビルが建設されます。このとき、南側の西友&三菱東京UFJ銀行も一体で開発されるかもしれません。それから、阿佐谷南3丁目の産業商工会館はこの中に入り、同1丁目の地域区民センターはけやき公園プール跡地に移転します。
 このほかにも、阿佐ヶ谷駅から区民センターまでの動線の整備、高架下スペースとの連携、周辺道路の整備など、教育、医療、にぎわいの視点を環境面で最優先し、素晴らしいまちづくりを目指していきます。すべてが完了するのは今から15年後です。なお、計画は現在のところ“想定”でもあり、変更される可能性はありますので、ご承知おきください。

東京都病院学会と東京マラソン

 昨日はアルカディア市ヶ谷で、第12回東京都病院学会が開催されました。主催者の東京都病院協会からは会長の河北博文さん(社会医療法人・河北医療財団理事長)が基調講演を行いました。
 「スマートソサエティ~成熟社会における医・食・住~」という演題で、病院協会という組織の目的と役割、国民皆保険制度の大切さ、家庭医の育成、建て替えが予定されている河北総合病院と地域連携などについて話され、私も大いに勉強になりました。
 そして最後には、「医師は十分な裁量権を持ってチーム医療を行い、最終的な責任を取る」と、社会的問題になっている医師の問題行動などを諭しました。ただ、少し残念だったのは時間が25分間だったことです。ロマンチシズムと現実主義が同居し、その土台には“人間愛”がある会長の講演としては短すぎると感じました。
 また、学会には都内にある病院の理事長や院長も数多く参加されていましたが、あちこから“デンカル”という言葉が聞こえてきました。特に聞き耳を立てていたのではありませんが、やはり、中小病院では“電子カルテ”を導入するにはまだまだ隘路があるのでしょう。東京都の財政的後押しも必要です。
 そして、会場を抜け出して市ヶ谷の外堀通りを走っている東京マラソンのランナーを激励してきました。少しの間ですが応援していると“来年は走りたいな”と気持ちになっている自分がいました。不思議なものですね。

増田裕一区議会議員とともに

 写真は焼とり屋さん「華鳥」という素敵なお店で、私のブログなどにも何回か登場してくれています。とても美味しい焼とりやお料理を良心的なお値段で提供してくれますし、“大将”とのお付き合いは15年以上になります。
 さて、杉並区議会議員の増田裕一さんと久しぶりに懇親しました。区議会や都議会の第一回定例会、待機児童と保育園増設、ふるさと納税などなど、時節柄、話題はてんこ盛りで、楽しく、有意義な時間があっという間に過ぎました。やはり、長年の同志はとても良いものですね。友情の質と量をさらに積み増すことができました。
 ところで、その冒頭、「先輩(彼は私のことをそう呼びます)、台湾からの(SNSの)アップは食べ物のことばかりでしたね」と一撃を喰らいました。確かにそのとおりで、目的はそれだけではなかったのですが、しっかりと見抜かれてしまいました(≧∀≦)

受動喫煙対策~東京は世界から注目されている

 これまで何回か受動喫煙対策での自分の意見をお伝えしていますが、政府のそのことのたたき台が明らかになりました。具体的には健康増進法を改正することになりますが、その目的は2020東京五輪・パラリンピックを睨んでいますので、特に東京(都)や都民の皆さんの関心は高いです。
 そして、一番心配なことは今から自民党の一部などに改正案を“できるだけ骨抜きに”と企んでいる勢力がいることです。すでに党内部会では「五輪のためなら東京だけでやれ」などと乱暴な意見が実際に出ています。また、飲食店業界などでは“客離れ”が心配と言われていますし、それも理解できなくはありませんが、逆に煙のない店内を作ることで、「あのお店の料理は美味しいし、雰囲気も良いけど、タバコの煙と臭いが我慢できない」という客層を取り込むこともできます。かつて、都内のタクシーが全面禁煙になったとき、同じようなことが言われていましたが、特にそのことによる問題はありませんでした。もう、検証は済んでいるのです。
 さて、今日のタイトルの“例外”ですが、まず、「30㎡以下の小規模で、おもにお酒を提供するお店は例外とする」です。バー、スナック、クラブなどを想定しているようですが、すでに「飲食店は原則禁煙とする」の当初案から後退しています。そこで働く従業員の健康をどのように考えているのでしょうか。
 次に“例外その2”ですが、小規模な居酒屋、焼とり屋、おでん屋さんなどを上述と同じく扱うとは、上から目線で申し訳ありませんが、“何をか言わんや”の決定版です。確かに昔はこれらのお店は男性中心の客層でした。しかし、今では子供たちやタバコの喫煙率が低い女性が多く入店していますし、外国のお客様を見かけることも多くなりました。そんなことはないと信じますが、この例外が認められれば、間違いなく世界から非難を受け、タバコ4流国家に認定されてしまいます。
 それから、受動喫煙対策も大切ですが、この機会に喫煙率を下げていく取り組みも重要です。タバコを吸っている人たちの4割は「できれば止めたい」を思っていますので、それを可能にできる環境づくりがさらに必要でしょう。“意志”がそれほど強くない私でも禁煙に成功(「止め得てやる!今日から!」のパターン)しましたので、それほど難しいことではないと実感しています。それと、流行りの電子タバコですが、例外とすべきではないと思います。
(写真:JR阿佐ヶ谷駅南口。周辺に配慮したオープンエアの喫煙所)

戸籍謄本と卒業証明書

 研修講座に参加するため、自分の戸籍謄本、住民票、そして、最終学歴証明書が必要となり、それぞれ、杉並区役所と母校で申請し、受け取ってきました。
 戸籍謄本は平成6年ですから、かなり以前のことですが、それまでのB4縦書きからA4横書きになり、とても見やすくなりました。写真が現物ですが、誕生日と婚姻日が同日なのは、そのことによって、「一つ年上の女房」になるからです。ただし、金の草鞋を履いて探したかどうかは、よく覚えていません。
 一方、卒業証明書は文字通り、母校を卒業してから初めて発行してもらいました。就職するときは“卒業見込証明書”だったと思います。通常は申請時に出してもらえるそうです。でも、卒業年度が古いためデジタル登録になっておらず、一週間ほど掛かると言われましたが、何とかお願いして、二日後に受領することが出来ました。OGの担当者さん、ありがとうございました。

『HbA1c』は正直です

 私はほぼ3カ月に一度のサイクルで「血液検査」を受け、その結果についてかかりつけ医と話し合っています。そして、前回は全体的な数値がとても良かったことをお伝えしました。
 それで、今回はタイトルのHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)や血糖値、LDL(悪玉)コレステロールなどが基準値を超えてしまいました。言い訳ですが、理由はよく分かっていて、12月~1月にかけて、「(糖質カット)発泡酒」「ビール」に、「(本格)焼酎」「ワイン」に変え、また、調子の乗っていただいた、からすみやチョコレートなどをけっこう食べていたからです。
 まさしく、「生活習慣病」とはこのことですね。でも、言い訳の二乗ですが、再び食生活を改善し、次の診療までに数値を安定させる目標が出来ましたし、かかりつけ医ともその約束をしてきました。
 ちなみに、焼酎は奄美大島産の黒糖ですが、この「れんと」という商品は音響熟成しているそうで、貯蔵タンクの中で約3カ月間、クラッシック音楽を聴かせるとパッケージの裏側に書いてありました。私は本来芋焼酎派なのですが、確かに飲んでみると刺激が少なく、まろやかな味を感じます。
 ということで、約3カ月後の報告にご期待下さい。卵も避けながら頑張ります!

田中良さんと男二人忘年会

56万人都市にあと一歩の杉並区ですが、その区長の田中良さんと忘年会をやりました。かなり盛り上がり、数時間があっという間に過ぎましたが、医療施設再開発、駅周辺都市整備などハードの話題から、彼がとても力を入れている保育園待機児童対策、ふるさと納税の杉並区への影響額(約10億:出ていく金額)など幅広く会話が続きました。特に私が不足している保育士さんのことを心配して尋ねたら、「それぞれの新設保育園の園長さんと区役所の部課長が常に連絡を取って、来年4月からしっかりした受け入れ体制を作ります」と答えてくれました。それと、東京都内の政治状況についても意見交換しています。

小池知事の英断~広尾病院は現地で建て替えへ

一昨日の報道番組で都知事の小池百合子さんが、「『(広尾病院を青山のこどもの城跡地に移転するための土地購入)予算の執行も当然ないし、これからどうするかは白紙だ』と述べ、慎重に検討を進める考えを示した」と時事通信が伝えています。また、「いったん白紙にし、その上で何が本当に必要か検討を続けてもらう」と述べたそうです。
私は今まで4回に渡りこの問題を取り上げています(それぞれのタイトルにリンク)。「不可解な都立広尾病院の移転計画」(9月20日)、「青山の現場を見てきました」(9月29日)、「ヘリコプターが降りられない!」(10月7日)、そして、10月12日には、「広尾病院は移転しない&青山の国有地は購入しない」とのタイトルでかなり断定的に“そう遠くない時期に小池さんが英断を下す”と書きました。
そして今回、彼女は”いったん白紙に戻し”と言われていますが、これまた、近い将来に広尾病院の現地再整備(建て替え)を規模を縮小して決断するのではと思っています。
もともと、青山の土地購入代金だけで370億円、それに、地形が悪く、ヘリコプターも降りられない筋の悪い場所に新たに病院を新設すれば、間違いなく1000億円以上の税金を使わなければならなかったでしょう。そんなにしてまで、基幹災害拠点病院を移転させる理由などまったくありませんでした。
これから、広尾病院が今の場所で建て替えになるでしょうが、この病院は病床(ベッド)数が余っていると指摘されていますので、やや小ぶりに建設するのは願ったり叶ったりですね。
いずれにしても、前知事の舛添要一さんのときに決定した予算と事業ですが、都議会でも共産党を含めて全会一致で可決した370億円を未執行にするのですから、後々、勇気ある判断だったと評価されるでしょう。第二の築地・豊洲問題になる可能性を未然に防ぐことができました

救急車の不適切利用は深刻な問題

img_5364 「救急車をタクシー代わりに使っている」、「軽症で救急車は利用は適切でない」、「同じ人がいつも救急車で“来院”している」などの問題は今に始まったことではありませんし、同時に有料化の議論も過去から行われています。
 それらのことは次の機会に少し詳しくお伝えしたいと思いますが、私がとても心配していることは、医療現場で患者さんに対応する医師や看護師のモチベーションの低下です。このことは救急隊員も同様でしょう。また、小売店でのヘビークレーマーの増加が深刻になっていますが、同じようにモンスターペイシェントの存在がどの病院でも悩みの種になっています。
 私が委員を務めている河北総合病院の地域医療支援病院・運営協議会が年間数回開催されていますが、救急車の搬送&受け入れ件数も議題になりますので、もちろん、この病院だけの課題ではありませんが、問題提起をさせていただきました。「東京ルール」も稼働していますが、あらためて、不適切利用や有料化については深い検討が必要と考えています。
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池上本門寺に参拝

 昨日は都庁に所用があり、それを済ましたあと、都議会民主党のときの同僚議員だった神野吉弘さんの事務所に向かいました。彼のそれは五反田にあるのですが、少し時間があったので、予定外に「東急線に乗って池上本門寺に行こう!」となり、あの西島三重子さんの不朽の名曲”池上線”を口ずさみながら向かいました。
 池上線は久しぶりでしたが、池上駅の駅舎は写真のように昭和の雰囲気がいっぱいで、帰りは電車が到着するまでの間、その風景をしばらく眺めていました。そして、本門寺では奥の方にある日蓮聖人の御廟所(お墓)にお参りしてきました。ここまで足を運ぶ方はあまりいないようですが、とても良い参拝が出来たと思います。合掌。
 それから、逆コースで五反田駅まで戻り、神野事務所に行きました。彼との政治的、思想的立ち位置は98%合致していて、短い時間でしたが交流をさらに深めました。変な表現ですが、同じ党の人でも火星の裏側で金星人と話しているように感じることもありました。最近はそのようなこともなくなり、モチベーションというか、心がすごく軽くなったように感じています。
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東京都の防災と「シン・ゴジラ」

 大ヒット映画「シン・ゴジラ」の舞台は、鎌倉、武蔵小杉以外はすべて東京都内です(ダバ作戦は県境の多摩川沿い)。東京都知事や副知事、総合防災センターも登場し、ゴジラから都民をどのように守るのか、あるいは政府と東京都の役割分担など、かなり重要な台詞が数多く語られます。つまり、都の防災体制についても真剣に考えさせられる内容になっています。ちなみに、エンドロールには都知事の小池百合子さんの名前も出てきます。
 さて、多分最後になるであろう観賞は池袋でした。今まではTOHOシネマズ新宿でしたが、さすがにこの時期、上映回数が少なくなり、比較的それが多い池袋の映画館に移動しました。そして、終了後は恒例の沸騰大懇談会で盛り上がり、ビールと食事も美味しかったです。
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糖尿病予備軍からの脱出

 あまり適切な表現ではありませんが、糖尿病ほど“生活習慣病”という言葉がピッタリ当てはまるものはありません。四十数年前まで僅かに3万人程度の患者さんが今ではその予備軍(境界型糖尿病)を含めると2000万人を超えると言われています。恐ろしいほどの増加です。
 また、初期の糖尿病は自覚症状がそれほどない場合が多いですが、合併症がとても怖いです。神経障害、網膜症(最悪の場合には失明)、腎不全(透析もあり)などですが、心筋梗塞、脳梗塞、認知症、そして、がんの発生のリスクがあることも分かってきています。かなりの悪者ですね。
 それで、私も予備軍一歩手前でしたが、担当医の熱心な指導と自分の若干の努力で、その状況から脱しました。詳しくはグラフをクリック、拡大して見ていただければ幸いです。食事と運動(禁煙も)ですが、どちらも、それほど苦になるようなことではありません。それよりも結果、改善したこと自体に嬉しさを感じます。
 それから、赤いバラみたいのは私の胃から十二指腸です。上部内視鏡(胃カメラ)ですが、かかりつけ医と相談して定期的に検査するのが良いと思います。杉並区民検診では今年から胃カメラを廉価で選択できるようになりました。管も細くなったし、鼻からも入れられますので、あの特別な苦痛はずいぶん少なくなっています。
 また、レーダーみたいのは腹部超音波(エコー)で、これも私の画像です。こちらは区民検診に含まれていませんが、肝臓、膵臓、胆のうの病気の早期発見に極めて有効です。胃カメラと異なり、診療所(開業医)にも装置がある場合が少なくないので、ちょっと心配だったら相談してみたらいかがでしょうか。
 なお、今日の記事は基本的に私の経験をお伝えしたもので、それを勧めるものではありません。大切なことは、いつでも安心して話しができるかかりつけ医を持つことです。病は患者と医師とで“とも”に治していくものかも知れません。医療従事者は患者に寄り添い、患者は「治してくれて、ありがとう」と感謝の気持を忘れないことでしょう。
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広尾病院は移転しない&青山の国有地は購入しない

 数回に渡ってお伝えしてきた問題ですが、今日の長いタイトルの通り、都立広尾病院は移転することなく、現地で再整備するでしょう。もちろん、移転先に予定されている青山の国有地(こどもの城)を税金をいっぱい使って買う必要はなくなります。
 また、議会でこの予算が認められたのは災害医療センター建設の土地を買うことが大前提ですから、当然、それがなくなれば、別の施設などために400億円近くのお金を流用することは出来ません。
 そして、広尾病院の構内案内図を載せておきました。そんなに簡単だとは思いませんが、地形が良く、比較的空間があるこの場所で再整備をすることは十分に可能であると、現地の視察を含めて確信しました。
 さて、賢明な小池知事ですから、とても僭越ですが、タイトルのような選択を必ずされると思います。しかし、土地は買わない、移転はしないだけでは深く、暗い闇は晴れることはないでしょう。公開されている資料も、サイトの最深部までたどり着けないと見ることは困難です。
 そして、そう遠くない時期に小池さんが英断を下したあと、本当の戦いが始まるかもしれません。自治体病院の経営のあり方と改善、とりわけ、十数年前から流行りのようになっている民間企業を巻き込んだ施設建設や経営の深部で、誰が何を仕切っているのかを解明しなければ、旧態依然とした状況は未来永劫、変わることはありません。
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ヘリコプターが降りられない!

 東京都内に80カ所ある災害拠点病院の司令塔になっている都立広尾病院の青山地域への移転については、いくつかの理由で行うべきではないとお伝えしてきました。
 それで、都議会の仲間からも情報が寄せられているのですが、それは、ヘリコプターのことです。災害拠点病院は必ずしも屋上ヘリポートが義務付けられているわけではありませんが、写真のこどもの城周辺の見れば、近隣にヘリコプターが降りられる場所はありません。
 そうなると当然、救命救急センターにも指定されるであろうこと、現在の広尾病院が伊豆諸島から救急患者をヘリコプターで搬送していることを直視すれば、新しい病院の屋上にヘリポートが必要なことは論を俟ちません。
 しかし、予定地(こどもの城&住宅展示場)西北には34階建ての高層マンションがありますし、それほかにも高層オフィスビルが数多くあります。そうなると実際には40階建て以上の病院でないと、ヘリコプターは降りられないことになるでしょう。でも、そんなものを建てたら税金で賄う建設費がいくらあっても足りません。また、北側には民家がけっこう建て込んでいることも心配です。
 その他にも夜間の救急患者を乗せたヘリコプターがどこに降りているのかという問題もあり(別の機会に報告します)、この青山地域に災害拠点病院を建設することは適さないというか、現実には不可能であることは間違いないと思います。
 それから余談ですが、住宅展示場は山手線内ではここだけだそうです。東京都から5年間の契約で借地していますが、各社の環境提案型の住宅が並んでいました。地元の町会とも仲良くお付き合いしていると聞きました。
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講演5本を有意義に聴く

 私が顧問を務めさせていただいている「社会医療法人 河北医療財団」が主催し、杉並区が後援する“地域の人と考える 8th around 杉並健康ライフ2016”が開催されました。
 救急車に乗れたり、模擬店が出たり、骨密度や血糖値を測ってくれたりと、楽しいイベントもあるのですが、例年、私は午前10時から午後4時まで講演会会場に座りっぱなしで先生方の講演をお聴きしています。
 今年は河北博文理事長の基調講演に始まり、『環境問題解決における企業による取組みやっ人づくりの重要性』、『地域包括ケアと地方創生』、『目標指向形人生設計の創造~健やかな老後、大往生に向けての生活習慣(自己投資)~』、『あなたは健康だと思いますか~「健康であること」について考える~(シンポジウム有り)』まで、多方面からの5本はとても有意義な内容でした。
 医療、介護、環境、健康など、自分の政策や生活とも結び付けて考え、実行していかなければならないと真摯に思った時間でした。やはり、日ごろからの勉強が必要ですね。
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病診連携講演会と美魔女ボーカル

 今年も河北総合病院の病診連携・懇談会が開催されました。第一部は講演会と症例報告会で、財団理事長、病院長の挨拶あとには各診療部の紹介と診療科部長の紹介が行われ、私は腹腔鏡手術の説明にとても関心がありました。また、第二部では多くの勤務医や地域の開業医の先生方と意見交換をすることが出来ました。
 そして、いつもはお開きまでいるのですが、会場がある高円寺から隣の阿佐ヶ谷へ移動し、北口のジャズバーで貞吉なおこさんのライブを聴きました。私が今でもお世話になっている先輩からお誘いをいただいたのですが、彼女は“美魔女”と言われているそうです。私は美魔女の定義がよく分からないのですが、確かに写真のように綺麗な方ですし、ボーカルも店内に美しく響いていました。
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青山の現場を見てきました

 東京都が都立広尾病院を青山にある「こどもの城」に移転して、災害拠点病院のグレードアップ化を図り、「首都災害医療センター」を建設する計画があることを先日お伝えしました。
 それで、当該地の現場を丁寧に視察しました。この辺りは母校の目の前の地域ですから、それなりの土地勘はありますが、あらためて、周囲を調査してみるといろいろなことが分かりました。
 まず、建物の入口になるであろう青山通りに面した幅がとても短いです。このセンターは三次救急病院(救命救急センターにも指定されるでしょうから、救急車の進入動線からなおさら問題です。また、敷地の西側を走っている道路は写真のように大変狭隘の一方通行です。これを両面通行にしなければ災害拠点司令塔病院&救命救急センターとしては失格です。そうなると、東側に道路を拡幅することになりますので、青山通り沿いの入口スペースがさらに狭くなります。
 それから、こどもの城と現在は住宅展示場になっている旧・都職員共済病院(青山病院)の場所との位置関係ですが、2枚の写真のようにけっこうな高低差があります。今のところ、建設費は400億円弱を予定しているようですが、少なくてもその1.5倍は必要でしょう。つまり、国から買うこどもの城(解体費用は含まれていません)を合わせると、最低でも1000億を用意しなければなりません。
 様々な考え方はあると思いますが、このような“うなぎの寝床”みたいで高低差もかなりあり、大通りに面している部分が極めて少ない場所に病院を移転することは止めたほうが良いというか、話題になっている築地・豊洲市場問題の第二弾になってしまうような気さえします。
 そして、現職時代に何回か視察している都立広尾病院にも久しぶりに行って、敷地内を回ってみました。こちらのほうが特に優れているわけではありませんが、比較してもここでの現地再整備に軍配が上がると思いました。確かに大きな病院の場合、建設の間、入院患者さんをどうするかという課題はありますが、都内の数百から千を超える病床数の病院だって、その場所で建替えを行ってきています。
 都立広尾病院は立川にある「国立病院機構災害医療センター」とともに東京都における広域基幹拠点病院ですが、都内には災害拠点病院は80カ所あります。阪神・淡路大震災の反省を踏まえて全国で指定されている災害拠点病院ですが、首都圏直下地震に真剣に対処するためにも間違った判断は禁物でしょう。極端な意見ですが、1000億円あるのなら、都内80の災害拠点病院に10億円ずつ渡して文字通り、各地域での態勢を整えたほうが良いというのもあながち否定できません。
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やっと動き始める「公認心理師」

 img_9371東京都やわが国に「心理カウンセラー」という仕事をやっている人がどのくらいいるのか分かりませんが、この社会がより多様化、複雑化する中で、人の悩みを聴き、心の病を治すことはとても大切です。
 しかし、心理カウンセラーの“資格”となると、逆に大変不安になってしまいます。現在は一部(精神保健福祉士)を除いて国家試験を受けて名乗っているわけではありません。つまり、ある日ある時ある人が、「今日から私は心理カウンセラーです。よろしくお願いします」と言えば、悩んでいる人たちから信頼されるかどうかは別として通用してしまいます。
 一方、精神科心療内科の医師は6年間大学で学び、国家試験に合格して診療にあたっているのですから、どう考えてもおかしい現状が続いてきました。このことは、職場でうつ病など従業員の心のケアを行っている産業医も同じでしょう。
 もちろん、民間資格の臨床心理士(日本臨床心理士資格認定協会)などの役割は高く評価していますが、正直なところ、「あんな人に悩みを打明けたり、アドバイスを受けたら、もっと元気がなくなってしまう」という危ない方がいることも事実です。これだったら、仲の良いお友だちか、世話好きの近所のおば様に相談したほうがよほどいいと思います。
 それで、昨年の9月に「公認心理師法」が成立し、再来年には第一回目の国家試験が実施されます。企業でも、教育現場でも、家庭でも深刻な問題が増えている現状で、遅ればせながら制度がしっかりすることは大いに歓迎です。それから、“士”ではなく“師”というところがポイントですね。(写真はイメージです)

不可解な都立広尾病院の移転計画

 何が“不可解”かということですが、端的にまとめると、東京都の長期計画などにもまったく予定されていなかった計画が文字通り、突然に表に出てきたことです。つまり、都立広尾病院を潰して、僅か2kmくらいのところにある国有地「こどもの城(現在は利用終了)」を買って(+旧・共済青山病院跡地で現在は住宅展示場として使用している土地)、その場所に“首都災害医療センター”を建設しようというものです。青山学院大学の国道246(青山通り)を挟んだ北側になります。
 確かに今年の第一回都議会定例会で予算は認められていますが、1年少し前まで広尾病院を現地で建替えすることも決まっていたのに、あるいは、看護学校の建替え工事も突然中止になったりと、タイトルのようにどう考えても“不可解”な出来事が続いています。知合いの記者も、「当時の院長の人事処遇も変だ」と言っていました。
 しかも、新しく出来る災害医療センターの用地(国有地)取得費は400億円弱、建設費用は約350億円で、合わせた経費は平成35年度の竣工までに間違いなく1000億前後にはなるでしょう。また、広尾(渋谷区)と青山(港区)の両区の地元医療関係者もこの移転については乗る気ではないようです。
 そう言えば、都政の大問題になっている中央卸売市場の移転ですが、当初は築地の現地再整備で行う予定でした。そのことと同列には扱えませんが、どうも、今回の病院の移転も嫌な感じがしています。これからも、資料や現地を調査して報告していきます。なお、今回の件は自治体病院(都道府県立病院や市立病院など)の経営という基本的なあり方にも大いに関係がありそうです。ここも極めて大切なテーマではないでしょうか。
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