あらためて「基本の徹底」しかない!

 ご覧になっている皆さんも少なくないと思いますが、Googleが推計しているCOVID-19の感染予測(日本版)では、向こう28日間を対象とした死亡者や陽性者などの合計と日別数が表示されますし、都道府県別にも表示することも可能です。もちろん、その予測は日々、数字の補正が行われていますので、一応の目安と捉えれば良いでしょう。

 それで、今から2カ月ほど前に都道府県の合計陽性者予測が6千人超えを示したとき、役員をしている医療財団の理事長に、「大変なことになるようです!」とメールしたら、「そうならないように、基本の徹底がさらに大切です」と返信がありました。

 写真の病院がその財団傘下にありますが、地域中核病院として早い時期からCOVID-19の患者さんの受け入れを始めています。しかし、とても残念なことですが、「民間病院はコロナの患者受け入れていない」と一部で言われているようです。でも、少なくても杉並区内では河北総合病院、荻窪病院、佼成病院などが患者さんを受け入れています。

 また、話題は異なりますが、先日もマウスシールドはほとんど効果がないとお伝えしました。それ以上のことを申し上げるのは僭越なのですが、できれば、布マスクやウレタンマスクではなく、サージカルマスクを着けていただきたいと思います。感染者の1回のハクションで2億個くらいのウイルスが飛んできますので、可能ならばということです。

 今後のワクチン接種や新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に期待するものですが、ワクチンも集団免疫が確立するまでけっして安心でしませんし、わが国はこれまでほぼ、「お願い」と「要請」で対応してきましたので、罰則規定がどれだけ効くかも不明です。また、接種による副反応にも注目すべきでしょう。

 いずれにしても、陽性者が激増していますので、基本の徹底、つまり、マスク着用、手指消毒、3密回避(換気や2mの間隔などもろもろ)をさら徹底するしかないと思います。相手は脳も司令系統もない、生き物なのか、そうでないのか分からない単純な作りですから、こちらもある意味、単純に飽きることなく継続することが大切ですね。

 総理大臣も東京都知事も医師会長もそれぞれの立場で頑張っておられると思いますが、小池都知事の「5つの小」や都医師会長の「真剣勝負の3週間」を覚えていて、積極的に実践した人たちはそんなに多くなかったと感じます。この際、あらためて、Simple is Bestの精神で、できることを確実にやっていきましょう。

国会議員へのワクチン接種を最優先に

 写真の左側に同じ形をした建物が三つありますが、手前から衆議院第一議員会館、同第二議員会館、参議院議員会館です。また、右側には国会議事堂が見えます。住所は申し上げるまでもなく、千代田区“永田町”です。

 それで、この中で仕事をされている衆議院議員(定数)は465人、参議院議員(同)は245人で、合わせて710人となります。もちろん、その全員が私たち有権者の民主的な選挙で選ばれた皆さんです。

 ところで、COVID-19の影響で東海道新幹線などの利用者もかなり減っていますが、それでも頻繁にやって来る“のぞみ”など16両編成の定員は1323人です。つまり、わが国の国会議員の総数はのぞみ一編成の半分くらいしかありません。

 そして、日本の場合は議院内閣制ですから、内閣総理大臣は当然ですし、大臣の過半数は国会議員から選出されます。現在では全員がそうなっています。副大臣や大臣政務官を加えて政務三役も同様です。

 これは考えてみるとけっこうすごいことで、国民のよって選ばれた立法府と行政府の面々はたったこれだけの人数しかいません。ちなみに、東京の山手線の定員は11両編成で約1千8百人程度、これに比べて国会議員はそのわずか4割くらいです。

 前置きが長くなりましたが、皆さんが評価をされている国会議員もいれば、「あの野郎!」と思っている人もいるでしょうし、政党も似たりよったりかと思います。ただ、繰り返しますが、どなたでも国民の選挙を経ているのです。

 ですから、話が飛躍するものの、今回のワクチンも医療従事者を最優先するのは当然のことですが、それと同じくらい選良の方々にも接種しなければならないと感じているのです。国会や内閣が壊れてしまうと大変なことになってしまいます。

 ただ、国会議員といえども、国民のお一人ですから、接種するかしないかは努力義務の範囲でしょうし、ワクチン否定主義の方も一定数はいらっしゃるようですから、そのことを責めることは適切でないと考えます。

 幸いにして、医療従事者への接種が始まると言われている2月下旬は通常国会が開催されていますし、それぞれの議員会館の地下には広い会議場もあります。東京都医師会の協力を得れば、7百人への接種はそれほどの問題もないと思います。

 国会議員の皆さんへいち早く接種することで、安心して日々の業務を推進していただき、それが間接的でも国民の福祉につながれば、こんな優れたやり方はないと思います。それによって国民からの信頼が増すのであればなおさらでしょう。

 あと余談ですが、政府はワクチン供給計画として、アメリカのファイザーとモデルナ、英国のアストラゼネカと契約を結んでいます。前者2社はmRNA、後者はウイルスベクターという種類で、温度管理なども異なっています。

 なので、例えばですが、非公開で所属党派に関係なく、衆議院第一の皆さんはファイザー、第二はモデルナ、参議院はアストラゼネカとすればより一層、国民の皆さんの安心感と公平感もそこそこ担保されるような気がします。

「マウスシールド」はいかがなものか

 最近、テレビのバラエティ番組などで、出演者の皆さんがマウスシールドを着けている姿を見かけることが増えてきているようです。それはそれで、目くじらを立てるほどのことではないような気もしますが、少なくても、医師など医療従事者や専門家でこれを推奨する人は一人もいません。

 もともと、マスクそのものも人から罹患しないこともありますが、ほかの人に罹患させない効果が大きいと知られるようになっていて、これはスーパーコンピューター「富岳」などを使った実験で証明されています。

 そして、その実験でもマウスシールドのしない、させない効果は極めて少ないことも分かっています。それなのに、テレビの向こう側ではこれを着けて、芸能人たちが距離も取らないで、けっこう大声で喋っているのはなぜなのでしょうか。

 それで、友人のテレビ局社員に電話で聞いてみました。彼は報道セクションなので、担当者に聞いてくれたそうです。曰く「そんなことは分かっています。ただ、こっちも“やっている感”だけでも演出していないと、やっぱりまずいですからね」とのことだったそうです。

 実際、出演者の間に設置されているアクリル板を含めて、「大丈夫なんですか?」みたいな視聴者の声も少なくないとのことです。“やっている感”はやはり問題でしょう。そんなことだから、自粛警察の出番となるようにも思えます。個人的なお願いですが、効果のないマウスシールドはやめてもらいたいですね。

 特に、テレビの世界はともかく、飲食店の調理人さんやファーストフードの店員さんがこれを着けて仕事をしているとなれば、それは大いに問題でしょう。私自身はお店に入ってその光景を見たら、食事やテイクアウトをせずに、すぐにUターンして外に出ることにしています。

 なお、手話通訳者がこれを使用していることがありますが、発言している人と、手話を読み取っている人の距離が2m以上あれば、むしろ、使わないほうが口元の動きがよく理解できると思います。いずれにしても、何でこんなものが流行しているのかですが、“やっている感”しかないのでしょう。アリバイ的で嫌な感じです。

「不要不急」って難しいですね

 もちろん、「不要不急」のあとには「外出を控える」となりますが、簡単のようで実はけっこう難しいと感じています。強制力を伴ったものではないので、個人や家族の判断になり、それがまた、難しさを増しているような気がします。

 そして、人はできる限り自由に生きたいと思うと同時に、統制をしてもらいたい、束縛をして欲しいとう本能もあると何かの本で読みましたので、それがまんざら外れていないとも思い、余計に混乱するケースもあります。

 私などは昨年4月7日から巣ごもり生活を基本的には解除していていませんので、逆にあまり難儀に感じることはないのですが、それも、個々の生活や仕事の事情により大きく異なるので、多分、正解というものはないのでしょう。

 それから、医療政策というのは医療そのものだけではなく、世の中の人々の行動様式、例えば、この期間中の繁華街の様子はどうなっているのだろうかなど、将来への組み立てから見ておかなければと考えることはあります。

 ただ、それも止めておくことにしました。何とか理屈を付けても悪くないのですが、それはそれで疲れますし、まして、自分のSNSなどの発信のためにということでは、それほど深刻ではないものの、世間に申し訳ないようにも思います。

 結論的には法規で不要不急が縛られていない日本ですから、繰り返しますが、結局は個人や家族、企業などの判断になります。欧米の自由主義国家でも強制力で規制していますので、わが国が成功するか、失敗するかは世界が注目しているでしょう。

 なお、写真は渋谷駅前スクランブル交差点のライブカメラの映像を切り抜いたものです。今回の緊急事態宣言が出されたあとですが、人出はけっこう多いようです。これも個々人の判断ですから、嘆いてしても仕方ありませんね。

諸般の事情により多少の手抜きはお許しを

 おかげさまでSNS(ブログ&フェイスブック)の更新は休むことなく続けてきましたが、諸般の事情により、毎日のネタ探しやネタ作りにすごく難儀し始めました。これらからは当分の間、さらに厳しくなりそうですが、巣ごもり生活継続中ですから、仕方ありませんね。

 「それじゃ~、無理してやらなくてもいんじゃない」との声も聞こえてきそうですが、変な意地があり、工夫をして毎日の投稿を続けて行こうと思っています。それで、そんなこともあり、タイトルのように多少の手抜きはお許しをいただけると嬉しいです。

 それで、早速ですが、きょうのネタは一昨日と似たりよったりの苺の話題で、フジパンが生産している「いちごのケーキ」です。なかなかもっちりしていて美味しかったです。お値段は2個入りで110円(税抜き)ですから、けっこうお買い得と思いました。以上です。

すべては基本の徹底なのでしょう

 再び緊急事態宣言が発令されるとのことです。年末年始の厳しい陽性者数の上昇から仕方ないのかなと思っていますが、その内容は前回より緩く、ほとんどすべての対策が「お願い」であり、「要請」であり、強制力はほぼありません。

 でも、私たちの民主的な選挙で選ばれた国や自治体のリーダーですから、今回もそれに従っていきます。というか、それしかないように考えています。この世の中、仕方ない、しょうがない、致し方ないは星の数ほどありますし、文句合戦をしても、事態は先には進みません。

 しかし、同時に私たちはそのリーダーの皆さんに白紙委任しているのではありません。総理も都知事もそれぞれの立場で仕事をしているのは理解するのですが、どことなく政治的駆け引きをしているようにも感じます。それも含めて“政治”なのでしょうが、もうちょっと何とかならないかとも思います。

 それで、これからのことはいろいろと悩ましいのですが、結局は今まで実践してきた社会的約束事、つまり、マスク、手指洗い、三密回避などをあらためて継続していくしかないんだろうな思っています。大切なことは飽きないで、めげないでやることでしょう。

 そして、新年会ですが、見事なくらいに皆無となりました。私などは我慢すればいいことですが、現役の議員さんたちは、極端に言うとこの時期、やることは極めて限られてしまうので、とてもナーバスになっているようです。辛い環境だと思いますが、それはこの国のどなたでも同じでしょう。

 それから、ワクチン接種のことですが、繰り返してお伝えしているように、それに大いに期待するものの、その効能期間もまだはっきりしていませんし、発症を抑止する効果はあっても、感染抑止効果は製薬メーカーなどからも報告されていません。

 つまり、何度も述べて恐縮ですが、接種をしたあと、「私はこれで感染しないから大丈夫だよ。マスクも必要ないね」となってしまうと、マスクはもともと、人に罹患させないことに効果があるので、社会が、街中が混乱することになる可能性が少なくないと思います。

 いずれにしても、このウイルスはまだまだ分からないことが多く、だとすれば、私たちは五感を研ぎ澄まして基本の徹底をするしかありません。それがもっとも有効な、ワクチンと同じくらい、それ以上の効果があることだけは間違いないでしょう。

 なお、今後の展開でいちばん恐れることは、いわゆる「自粛疲れ」かもしれません。これについては、現在まで真面目に取り組んできた個人やお店ほど、それが加速していくような気がします。ウイルスに脳はありませんが、そこを突いてくる予感がします。

 箱根駅伝では、「応援したいから 応援に行かない」というキャッチフレーズがありました。もちろん、死活問題になっている小規模飲食店などへの公的支援が前提となることは当然ですが、クラウドファンディングの利用や、いったん整理しての再出発など、様々な工夫もすごく大切と思います。

神仏にお祈りするのも大切ですね

 新年、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 今年は時期をずらしての初詣が推奨されていますので、私も規模の大きい神社仏閣は成人式前後に参拝しようと思っていましたが、それも行わず、地元の氏神様だけにします。それで、神様や仏様が怒ることはないでしょう。

 そして、この間、お参りするときには、家内安全を願意とすると同時に、必ず「国家安寧」を祈願していただいてきました。それはもちろん、COVID-19という病が収まり、元には戻らないものの、少しでも安らかな生活が戻ってくることです。

 私自身は仏教徒ですが、部屋の壁には高野山奥之院と成田山新勝寺のお札とともに、「結び目を解くマリア」の絵も飾ってあります。表現が難しいのですが、誰もが一所懸命に祈れば、必ず願いを叶えてくれると信じています。

孫たちの未来は私たちの責任で守る

 昨日の記事は暗い感じになってしまい、申し訳ありません。もちろん、私もそうならないように願っていますし、そのためにも、まずは自分と家族がこれからも社会的約束事を守っていくことを何よりも心がけなければと思っています。

 そして、今年はこの時期でも、「良いお年を!」とあまり言わなくなっている自分自身がいることに気づきました。多分ですが、少なくない皆さんも同じではないでしょうか。どちらにしても、こんな年末は1回限りとしたいものです。

 それから、今日の写真は稜ちゃん特集です。幼稚園ではけっこうお調子者のようですが、クラスメイトには人気があるらしいと本人が言っていました。絵を描くことや工作が大好きで、わが家にも作品がたくさん展示してあります。

来年はCOVID-19封じ込め元年に!

 いきなりですが、武漢市は中国湖北省の省都で人口は一千万ちょっと、申し上げるまでもなく、COVID-19はここから発生したと言われています。その検証は非常に重要なのですが、中国共産党はそれを拒否しています。ここをはっきりしない限り、後世の人たちに私たちは責任を果たしたことにはなりません。

 そして、その当初の市内の様子は報道されていたものの、中国共産党の露骨な妨害によって完全に抑え込まれ、世界もどうなっているのか知ることができませんでした。上述したように、市内で何が起こっていたのかを検証することなしには、新たなウイルスの出現を阻止することも不可能でしょう。

 しかし、その間、市内では想像を絶するような共産党による一切の私権の制限が行われ、徹底して人の流れを止めたと一部では伝えられています。ですから、現在は「武漢は世界でもっとも安全な都市」というのも、あながちブラックジョークとも言えなくなっています。

 感染症を封じ込めるには様々なやり方があるようですが、いちばん効果的なことは武漢でやったと言われているように人の流れを断ち切ってしまうことでしょう。ただ、これは独裁強権の共産党だからできたことで、自由主義国家ではそれ限界があると思います。

 なお、総理の菅さんが先日、「感染拡大を阻止する最大の効果は飲食店の時間短縮だ」みたいなことを言われていましたが、それをすることは間違っていないものの、繰り返しますが、武漢でいわば実証実験をやった結果からも、経済を回すことを除外すれば、人の移動を徹底して制限することでしょう。

 それから、欧米先進国とは自由と民主主義を共有している国々ですが、その対策のほとんどは強制力のあるものです。それでも、感染が拡大しているのですから、もしかしたら、万策尽きたという状態になるかもしれません。もともと、政府の方針にあまり従わないお国柄もあるようです。

 振り返って日本ではどうでしょうか。これまでの政府や自治体の対策はほとんどすべてが、「お願い」であり「要請」であり、今後のワクチン接種も「努力義務」です。ですから、それに従わなくても法律で罰せされることはありません。逆に言えば、最終的には国民の皆さんの判断に任されているのです。

 だから、電車の中でマスクを着けていなくても、周りからちょっと奇異な目で見られるでしょうが、罰金を聴取されることはありませんし、自治体の要請に従わずに深夜早朝営業している居酒屋も同様です。もちろん、休業補償のことも大切ですが建て付けはそうなっています。

 一方、中国共産党と同様にCOVID-19対策に成功した台湾(中華民国)ですが、現在でも地下鉄などではマスクの着用は義務付けられていますし、違反すれば罰金です。世界でもっとも抑え込んでいる台湾でさえ、このような態勢で臨んでいるのです。

 また、その台湾も2003年のSARSでは文字どおり、阿鼻叫喚のような現実を経験しました。一例ですが、台北市内の市立和平病院では大人数のSARS患者が発生しまし、そのときの痛烈な反省が、今の安全安心な台湾につながっていると思います。また、入国者の受け入れにも厳しく制限されています。

 いずれにしても、年末年始の人の動きが心配です。陽性者の数はどうなるのでしょうか。合わせて人の流れが再び活発になったときをさらに懸念しています。ワクチンにも期待するところですが、今一度、わが国が世界に先駆けて取り組んできた社会的約束事を守るしかないのでしょう。

 もしも、そのことを地道に継続できなくなれば、法律での強制力がないため、逆に国民の皆さんの不満というか、自粛疲れが爆発することすらあると思います。政府、自治体の首長、有識者から繰り返されているメッセージも素直に受け入れることが難しくなっているように感じます。

 そうなると、世界の中で重症者も死者も桁違いに少ないわが国が、欧米とは別の意味の混乱に陥る危険性もないとは言えないでしょう。写真は渋谷駅前の風景をぼかして載せていますが、歓楽街での人出は、感染症へのいちばんの有効策である“人の流れを止める”とは縁遠いようです。かなり厳しい状況になっています。

 あと、ワクチン接種のことについてはこれまでも何回となく述べてきたとおりです。それが有効な結果につながることを願っているものの、接種した人の感染リスクが軽減されることは間違いないと思いますが、だからといって、その人がほかの人に感染させないという報告はありません。ここのところは重要です。

 もちろん、「そんなこと言ってたら何にもできないじゃないか!」と声が聞こえてきますし、そのとおりです。ただ、少なくても7割以上の人たちが接種を受けないと集団免疫が確立しないと伝えられているのですから、街中で「ワクチン打ったから、マスクは外すよ」という光景が増えてくるとしたら、それはそれで危険なことになるでしょう。本当に厄介なウイルスですね。

民間のPCR検査センターの利用は慎重に

 少し前のことですが、新宿の伊勢丹前を歩いていたら、ご覧のように大型トラックを改造した超ド派手な広告を見ました。このクリニックはもともと、美容整形を専門としていたようですが、ホームページにも唾液によるPCR検査を大々的に宣伝しています。もちろん、ここは医師が代表者の医療機関です。

 それで、PCR検査については同じ感染症を専門とする医師の間でも、意見が別れていますので、すごく重要だと私は思いつつも、そこには触れないでおきます。問題は最近、その数が増えてきた民間のPCR検査センターのことです。“民間”というのは医療機関ではなく、判定を医師がしていないということです。

 ただ、冒頭のクリニックもいわゆる“自由診療”として検査を行っています。つまり、健保や国保は通用せず、100%自費負担となるわけです。これは美容整形なども一部の例外を除いて同様で、区市町村が疑いのある人たちに無料で実施しているPCR検査とはその過程がまったく異なっています。

 そして、東京都医師会なども警告を鳴らしていますが、手軽に利用できる民間PCRセンターには注意が必要です。どんなことかというと、医師会の注意喚起「3つのお願い・お約束」に集約されていると思います。「①慎重に ②油断せず ③逃げないで」ですが、それぞれを簡潔に解説しています(以下、医師会の文章を一部の表現を分かりやすく直しました)。

①慎重に 正確な検査なのか  個人情報などの管理体制は万全か 結果報告は確実なのか フォローアップ体制は心配ないか
②油断せず 偽陰性や偽陽性の可能性もあり 三密を避けてマスク・手洗い・消毒を忘れずに 心配ならかかりつけ医などに相談を
③逃げないで 新型コロナウイルスは法律上の指定感染症 提携医・かかりつけ医か近医に電話相談を 医師が必要と判断したら行政指定機関で再検査を

 以上ですが、もっとも心配なのは陽性となった場合、そのセンターには保健所への連絡義務はないことです。例えば、杉並区内には2カ所の民間センターがありますが、区としてはその業者へ陽性者が出たとき、「お願い」しかできないのです。これは区がさぼっているのではなく、建て付けから仕方ありません。

 さらに危険性があります。陰性になれば、「もう、何の心配もなく出歩けるぞ!」となり、陽性になれば、「会社に迷惑をかけるから黙っておこう」となる可能性も少なくないことです。私は民間のPCR検査センターを一概に否定するつもりはありませんが、最低でも陽性になった場合は、保健所などに連絡されることが極めて大切でしょう。

 なお、クリニックなどの医療機関が自由診療として行っているPCR検査で陽性判定が出た場合は必ず保健所に報告され、以降は保健所に指示に従うことになります。それによって、入院、ホテル療養、自宅待機などが決まります。確かに医療機関による検査代金は安くありませんが、より安心であることは間違いありません。

 ただ、全国からこのクリニックに送られてくる検体(唾液)が陽性と判定されたとき、医療法人の所在地である中央区の保健所に届け出ています。なにせ、ここだけで実績が20万件を超えているそうですから、これでは、正確な都内の陽性者数を把握することはできなくなっています。自由診療ですから、儲けることも特に問題ないのですが、課題はとても多いようです。

すごくきれい好きになりました

 今だから言えるのですが、昔から私はあまり手洗いなどを励行していませんでした。見た目が汚れていればもちろん、ちゃんと洗いましたが、それ以外は「まあ、いっか!」という感じでした。軽蔑されそうですが、帰宅したときのことなどです。

 それがこの約1年で自分でも「ちょっと神経質かな」と思うほど、手指洗いを徹底するようになりましたし、自宅での換気や湿度に気を使うようになっています。COVID-19対策をするために、これほど変わったのかと妙に感心することもあるくらいです。

 また、気がつけば外出時には消毒液を持ち歩くようになっていますし、そもそも、雑踏な場所には近づかなくなっています。1年前まではむしろ、そのようなところが好きだったのに、不思議なことだと思います。ただ、少なくない皆さんさんも同じではないでしょうか。

 それで、今回は「歩くだけでかんたんお掃除!」のスリッパの紹介です。以前にも登場していますが、写真のそれは進化版で、サイズもMからLになり、作りもしっかりしています。「超極細繊維」で汚れを落として、ホコリや髪の毛を吸収してくれます。繰り返して洗えることも経済的です。

東京都病院協会から緊急メッセージ



東京都内の355病院で組織される東京都病院協会から緊急メッセージが発表されました。現在、東京都の医療は崩壊直前との極めて重大な危機感から、以下のことをすべて都民の皆さんへお伝えしています。

①現状のまま感染者が増え続け、東京都で1日1,000人を超えるような事態になれば、適切な医療を受けられず死亡する人が出てくることが高い確率で予想されます。

②医療従事者、特に看護師が疲弊しきってきています。
診療の現場での疲労に加え、感染を外部から持ち込むことによる病院内での集団感染を予防するため、10ヶ月以上の長期にわたり私生活を強く規制されています。
私権の制限に相当する状況です。もちろんほとんどの看護師はGO TO キャンペーンは利用できる立場ではありません。

①,②を回避するためには感染者数を短期間で激減させるしか方法はありません。
それには、緊急事態宣言やロックダウンに匹敵する極めて強力な対応を行うことが不可欠です。

なお、写真背景は東京都病院協会の事務局がある東京都医師会の建物で、人物は協会の名誉会長の河北博文さん(社会医療法人河北医療財団 理事長)です。また、会長は東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議で専門家として意見を述べられている猪口正孝さん(平成立石病院 理事長)です。

久しぶりに新宿に行ってきました

 自宅から最寄り駅の丸ノ内線南阿佐ケ谷駅からは新宿駅までわずか11分ですから、「久しぶりに」という表現もどうなのかなと思いますが、そこに今日的な厄介な問題があるのかと感じています。仕方ないですね。

 それで、さっさっと行って、さっさっと帰ってきましたが、お天気がとても良かったので、サザンテラスの「Suicaペンギン」さんと記念写真を撮りました。バスタ新宿もちょっと見てみましたが、けっこう閑散としていました。

 それから、東京メトロの定期券うりばの前を通ったのですが、来年のカレンダーはもう買わないと決めていたものの、誘惑に勝つことができず、千円のそれを購入しました。でも、後悔なんてけっしてないです。

 そして、昨晩ですが、都知事から「年末年始コロナ特別警報」が出されました。また、都内のCOVID-19の陽性者も800人を超えました。様々な考え方はあると思いますが、さらに社会的約束事を守っていくしかありません。

とても興味深い二つの図表

 夜中にトイレに起きて、珍しく寝付けなかったので、テレビのスイッチを入れたら、全米女子オープンがライブ放映されていました。現在、最終組は15ホールですが、渋野日向子さんの優勝を願いながら、更新ボタンをポチッと押して、ワンコの散歩に行きます。

 さて、医療財団役員としてやるべきことは多いのですが、最近はCOVID-19に関することの連絡調整が業務のメインになっています。これは仕方のないことなのですが、全面建て替えを行う新病院のことを始めとして、コロナ以外のことも少なくない毎日です。

 それで、タイトルのようにとても興味深い図表をSNSなどで見つけました。まず、上のものですが、すごく分かりやすいですね。実はこれには「マスクやフェイスシールドの効果(スーパーコンピューター『富岳』によるシュミレーション結果」という題名が付いています。

 このところ、大活躍の「富岳」ですが、このスグレモノを使った飛沫拡散のシュミレーションをご覧になられた皆さんも多いと思います。これを駆使してマスクなどの吐き出し飛沫量と吸い込み飛沫量を比較しています。数量が多いほど効果がないというものです。

 そして、これを見るとやはり、不織布マスクをお互いに着けているケースがもっとも感染させるリスクと感染するリスクが少ないことが明らかになっています。また、フェイスシールド(だけ)やマウスフィールドは二つのリスクにはほとんど役に立たないということも分かります。

 私は特にマウスシールドに文句をつけるつもりはありませんが、テレビのバラエティ番組などでこれを着けて大声を発していることを見たことがあり、何となく「ああ、やっている感だけを演出しているな」と思いました。でも、幸いにして街中でこれを利用している人を見たことはありません。

 ただ、皆さんに押し付けるつもりはまったくありませんが、ファーストフード店やレストランのカウンターの向こう側で、店員さんがマウスシールドだけを着けて食べ物を渡したり、料理をしていることがあれば、彼ら彼女らの飛沫はほとんど防げていないと考えたほうがいいと思います。

 それから、下段のものですが、これはフェイスブック友だちになっていただいた、大阪大学名誉教授の宮坂昌之先生が紹介されていた記事の中にありました。それによると、オーストリアのウイルス学者の方が言われていることで、コロナ対策にはイラストのスイスチーズ・モデルが大事だということです。

 スイスのエンメンタールチーズを切ってみると。たくさんの穴が空いていて、これをコロナ対策になぞらえているそうです。すなわち、単独の対策では穴は塞げないが、何層にも方策を重ねればお互いに穴が封じられて、最終的に防御策がうまく講じられるということのようです。

 さらにここからが秀逸で、チーズの壁は左から、対人距離保持、マスク着用、手を洗う、咳エチケット、密の場所では滞在時間を短く、迅速な検査と経路追跡、送風・換気、政府からのはっきりとしたメッセージと財政的な補助、有事の自己隔離、ワクチンとなります。

 私はこれを見て、読んで「なるほど!」と唸ってしまいまし、あらためて、基本の徹底が大切だなとも思いました。もう一つ象徴的なことはワクチンが最終の壁になっていることです。つまり、大いに期待をするが、それまでにやるべきことはいっぱいあるということでしょう。ここが大切ですね。

 なお、上の図表については、国立大学法人豊橋技術科学大学のプレスリリースから引用させていただきました。この大学は新潟県にある長岡技術科学大学と並んで、全国の高等専門学校(高専)からの編入生が8割で、大学院への進学が同じく8割だそうです。再び技術立国・日本を目指し、頑張ってください!

 

国産のCOVID-19ワクチンに期待する

 COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の陽性者がかなり増えてきました。確かに欧米などと比較しても、人口あたりはもちろん、国別の数字でもわが国の罹患者や重症者、死者が少ないのは間違いありませんが、重症者がじわりじわりと増えている現状を憂慮しなければなりません。

 ただ、当然のことですが、経済や社会生活も回していかなければならず、両方に正しく対応するのはけっこう難儀なことでもあります。その状況でも、何をして、何をしなければ罹患を防げるかはかなり分かってきています。ですので、繰り返しますが、定着した社会的約束事を遵守すれば、感染する可能性は大幅に減少します。

 そして、連日、ワクチン接種のことが現実的日程として報道されています。国会でも先日、改正予防接種法(検疫法も)が全会一致で可決されました。私はこの“全会一致”というのがとても良かったと思っていますが、これですべてが解決されたわけではありませんし、様々な隘路を私たちは進んでいかなければなりません。

 例えば、接種の実施は区市町村が行いますが、その各自治体は接種を“推奨”し、住民はそれを受ける“努力義務”があるということになります。つまり、何回も発せられた“自粛”と同じく、強制的な権限はなく、打つか打たないかは一人ひとりの判断になりますので、集団免疫の効果を期待できるかどうかは未知数です。

 それから、英国ではすでに接種がスタートしていますが、わが国政府としては来年の前半までに国民に接種を始める方針で、これは五輪・パラリンピックを意識してるものと思います。その伝えられている製薬メーカーは3社とも欧米の企業で、しかも、ファイザーとモデルナはmRNA,アストラゼネカはウイルスベクターという手法です。

 すでに、その効果が90%とか95%とか、新聞やテレビで見ることが多くなりました。しかし、これは私の想像ですが、病院などで接種を受ける人がメーカーを選ぶことはできないと思いますし、まずは“打ってみる”と考えるものの、副反応が心配の皆さんも少なくないような気がします。

 本当に難しい選択になるとなりますね。私も今後、信頼している医師とよく相談して、医療政策的にもきちんと判断して決めようと思っていますが、高齢者(前期の65歳からかどうかは未定)から優先接種となるようですから、医療財団の役員という立場もあり、あまりぐずぐずしているのも本意ではありません。

 でも、辛いことばかりではありません。上述のとおり、英国では一昨日から接種が始まりましたし、アメリカやEU諸国もそれに続きます。一方、日本政府が国民に供給できるのは来年の前半からとなっています(その間も日本人を対象とした臨床試験は行われています)。すなわち、数カ月間は欧米での接種後の状態を見ることができることになります。これはアドバンテージを考えていいと思います。

 さらに、政府は国内の製薬会社や大学などにも生産体制等緊急整備事業を実施しています。塩野義(感染研)、第一三共(東大医科研)、アンジェス(大阪大学)などですが、例えば、治療薬では定評のある塩野義では来年末までに3千万人分の生産を目標としています。なお、欧米3社のワクチンについては頻繁に報道されるのに、これら国産の情報がほとんどないのが不思議です。

 さて、ご承知のとおり、その理由は未だにはっきりと分かっていませんが、欧米などに比べて日本の感染者や死者が桁違いに少ないことは事実です。であるとすれば、私たち日本人に適した日本製のワクチンに期待することは、あくまでも個人の意見ですが、接種の流れを阻害する方向性ではないと思うのです。

 そんなことを考えながら、繰り返しますが、欧米の接種先進国の様子をウォッチして行きます。なお、横浜市立大学の極めて興味深い研究が報告されました。まず、感染回復者のほとんどが6カ月後も抗体と中和抗体を保有することが分かったということです。あと半年後まで研究を続けるそうですが、大いに期待させていただきます。

 なお、回復者で酸素吸入を行った中等症以上の人たちが軽症者より中和抗体が高かったそうです。私はこれを聞いて「やっぱりな」と思いましたが、ワクチンの重要性を認識しながら、あらためて、薬剤(治療薬)の開発研究にも注目するべきではないかと思いました。

 いずれにしても、「ここ半月が重要」「勝負の3週間」「我慢の3連休」などには、ちょっと辟易してしまう人たちも多くなっているようですが、ウイルスはそこを突いてくるようにも思います。ウイルスに文句を言っても仕方ないのですが、このようなときだからこそ、嫌々でも、渋々でも社会的約束事を守っていきましょう。

Myアルコール消毒薬を携帯しよう!

 「Myアルコール消毒薬を携帯しよう!」の前には、“できるだけ”とか“できる限り”とかが付きますが、意味はそのとおりで、外出するときなど、レストランや物品販売のお店の入り口にある消毒液を使うより、持参するしっかりとした消毒液を使ったほうがいいと思うのです。

 もちろん、「そんなに神経質にならなくても」という声も聞こえてきそうですし、言うまでもなく、わが国の日常的なCOVID-19対策は基本的に個々人の判断に任されていることが少なくないので、繰り返しますが、“できれば”となるわけです。何となくややこしくて申し訳ありません。

 それで、その理由は前述の入り口に置いてある(置いてないお店は入らないほうがいいです)消毒液の品質が十分ではないケースが報告されていることです。特に重要なのは含まれるエタノールの含有率ですが、厚労省では原則として70~83%としてます。

 ただ、少し前のようにそれを満たす消毒液が極めて入手困難なときは、例外的に60%台のものでも仕方がないとしていましたが、現在では一部の例外はあるものの、安心して使用できる消毒液を買うことが可能になっていますので、陽性者が多くなっている今、本来の濃度のものを使うべきと思います。

 しかし、前述したように、各企業の理屈はあるようですが、そもそも、エタノールを含まない消毒液を店頭に置いてある全国チェーンも存在していますし、入店するときにいちいち、ボトルの説明書を読むことなどできないでしょう。ですから、信頼できる、厚労省の基準をクリアーしているものを携帯することをお勧めします。

 また、写真の消毒液はサラヤさんのものですが、向かって右側はスプレータイプで、メーカー小売希望価格は550円(税込)、左側はジェルタイプで285円(同)です。つまり、けっして廉価ではないということです。なお、私はこの会社の株主であるとか、親戚が役員だという関係は一切ありません。

 COVID-19の収束がまだまだ見通せない現在、ワクチンへの期待も否定しないものの、やはり、基本の励行がもっとも大切なような気がしますし、アルコール手指消毒液が石鹸と水道水での手洗いよりも有効という報告もあります。消毒液はどこにでも置いてあるわけでもなく、すぐに使える携帯型がいいですね。

そもそもウイルスは生き物なのか?

 少し前のことですが、NHKの番組でタモリさんと京都大学教授の山中伸弥さんが、COVID-19について、「人体 VS ウイルス~驚異の免疫ネットワーク~」とのタイトルで対談していました。このお二人は3年前から続いている「人体」シリーズでご一緒されているようです。

 その冒頭で、とても印象的に感じたのは、タモリさんが「ウイルスに脳があるのですかね?」と尋ね、それに山中さんが「脳はありませんね」と答えていたことでした。私は高校の授業で物理とか生物とかが苦手で、ついでに言えば、数学も同様だったので、私立大学の文系しか受験しませんでした。

 だから、ウイルスが生き物なのか、そうでないのか、さっぱり分かりませんでしたが、ちょっと悔しいので調べてみました。そうしたら、生物学者の先生方でも意見が異なっていることを知りました。見方を変えれば、生物でもあり、生物ではないということのようです。

 そして、私たち人類は長い間、このウイルスと戦い、ときには助けてもらった歴史があることをこの番組で学びました。つまり、これからもずっと、COVID-19はもちろんのこと、永久にウイルスと共存しなければならないということです。すごく悔しいし、癪に障るのですが、どうも、仕方がないようです。

 振り返ってみると、昨年の今ごろはラグビーワールドカップが終わり、翌年の夏に迫ったオリンピック・パラリンピックの話題で盛り上がっていました。それがまさかの延期になり、箱根駅伝も沿道での応援は控えなければならなくなりました。スポーツの世界だけでも、息苦しい制約が続いています。

 また、個々人の行動様式にもいろいろな約束事が定められて、強制ではないだけに、ときには厄介に感じることも少なくありませんし、国や自治体の施策や対策も進んでいるのか、そうでないのか、分からなくなることにも、ときには苛立つこともあります。また、COVID-19以外のがんなど5疾病や5事業が後回しになっていることも心配です。

 ちなみに、5事業には「新興感染症等の感染拡大における医療」が追加されるようです。“新興”となっているのは、既存の感染症とCOVID-19を区別するための表現でしょう。それだけ、今回の新型コロナウイルス感染症の深刻さを象徴しているような第8次医療計画になると思います。

 いずれにしても、先が見通せないCOVID-19ですが、あのときにはボロクソに言われていたダイアモンド・プリンセス号対策も今では世界でけっこう評価されていますし、日本独自のクラスター対応もいまさら遅いと思うのですが、フランスではそれを取り入れるようです。けっして、わが国が間違ったことをやってきたとは思えません。

 それから、一連の「Go to」も政府は口には出さないものの、ある程度の罹患者が出ることを承知で、経済を回すためにやっているのでしょうが、どんなに遅くても、1年先までには総選挙があります。飛躍するようですが、私たちは与党が実行していること、共産党と立憲民主党が叫んでいることをしっかりと見極めて、そのときは投票しなければなりませんね。

「感染経路不明」を考えてみる

 COVID-19については確かに陽性者が急増していますが、これは検査体制が以前より格段に向上した結果でもあり、無症状や軽症の患者さんの割合が多いことも事実です。しかし、重症者がじわりじわりと増えていることも、もう一方の現象であることも間違いありません。

 このような状況でも、私たちが気をつけていかなければならないことに変化はありません。毎日、何回も目にして、耳にすることですが、マスク、手指洗い、3密回避、換気などです。これらを遵守している限り、もちろん、完璧ではありませんが、ワクチンと同じくらいの効果はあるはずです。

 ところで、これも以前から言われてきたことですが、最近になって特に増加してきたのが「感染経路不明」の罹患者のことです。実際、上述の社会的約束事を守っていても、検査で陽性になってしまうことがあります。それだけ、SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)が世の中に潜んでいるということでしょうし、その場合、罹患者を責めることはけっして許されません。

 その一方、もしも、自分が陽性になったとき、保健所や医師に「感染ルートで思い当たることがありますか?」と聞かれたら、何らかの理由で答えたくないケースがけっこうあるのではないかと思います。つまり「ひょっとしたら、あのとき、あの人と会ったから、あの場所に行ったから」の“あの人(たち)”と“あの場所”のことです。

 例えばですが、感染したのではないかと思われる会食で、相手が大切な取引先の方だったらどうでしょうか。また、私は風俗を否定するものではありませんが、その世界で楽しんでしまったら、そのことを正直に答えられるでしょうか。世間には人に知られたくないことなど、星の数ほどあるように思えます。

 これらは私の想像ですが、「相手に迷惑がかかる」と考えて、「分かりません」「知りません」と答える場合が少なくないような気がするのです。正直なところ、とても難しいことだと思いますが、黙っている人たちを一方的に責めることもできないでしょう。ただ、国などの要請が強まれば、それに比例してこのようなことが増えるかもしれません。

 それから、居酒屋、キャバクラ、ホストクラブなどは頻繁に登場しますが、私がちょっと懸念しているのは、新宿二丁目や吉原ソープランド街、デリヘル、さらに、“同伴”や“アフター”とその世界で呼ばれている行動です。念のため、風俗に詳しい友人に聞いてみると、それらのことは否定せず、電話口でうなずいているように感じました。あまり報道されないことも不思議です。

 さらに彼は次のようなことも指摘していました。「今は除名されたようだけど、立憲民主党の高井崇志って議員がいただろ。彼が昇天してしまった歌舞伎町の風俗店のサービスはすごかったんだ(以下、文字にできないので省略)。キャバクラとかホストクラブとかより、文字どおり、濃密な濃厚な性風俗店のほうがよっぽど問題だと思うけど」。

 彼の電話での話は続きます。「それから、文科省の事務次官やってたおっさん(彼の言葉どおり)が、出会い系バー、まあ、実態は売春斡旋バーだけど、そこに頻繁に通ってたよな。そういう場所もまるで3密大会やっているようだよ」。これらを聞いて、私は歌舞伎町だけではないと思いますが、落とし穴はいろいろなところにあるのだなと感じました。

 それではこの隘路をどのようにて進んだら良いのでしょうか。私も妙案はありませんが、あえて言えば、COVID-19が一定の収束(5年先か10年先かは誰にも分かりませんが)にたどり着くまで、二つのやり方があると思います。一つは簡単で、調査に答えられない相手や場所に近づかないことです。息苦しくてどうしようもない方々もいると思いますが、あくまでも、ご自分の判断です。

 もう一つはあまりお勧めできませんが、韓国方式の導入です。これによって、彼の国は封じ込めに成功しています。日本ではなぜか報道されませんが、スマホによる行動履歴、クレジットカード使用履歴、防犯カメラ映像などから、個人情報を丸裸にして、7次感染くらいまで割り出せるというのですから、さすがにあの国です。

 ただ、わが国での導入はほぼ無理でしょう。左派や自称リベラルは猛反対するでしょうし、立憲民主党の人たちは文句を言う前に気絶してしまうかもしれません。そして、ユニークなのは、彼ら彼女らの多くは韓国との親和性がいいことです。いずれにしても、あらためて、基本の徹底しかありませんね。

 なお、私が着けているマスクですが、台湾代表処(中華民国大使館)からいただいたものです。着け心地がとても良く、写真でもお分かりいただけると思いますが、口のあたりが立体的になっていて、呼吸をするのも、喋るのもすごく楽です。このようなマスクは日本では販売されていないようですので、台湾の友人にお願いして、送ってもらおうかと思っています。

会食のときに扇子の使用はどうかな

 師走も目の前に迫ってきましたが、今年から来年にかけて、言われているようにCOVID-19の影響というか、対策というか、忘年会や新年会は激減してしまうようです。私も多分、3人以上の会食はほとんど行かないと思います。とても残念で、ある意味、悔しいのですが、仕方ないことですね。

 さて、お世話になっている医師からユニークなメールが数日前に届きました。その内容は「会食時にマスクの使用が奨励されているが、それを扇子に変えたら、日本文化の普及にもなるし、“粋”な雰囲気も醸し出せるのでは」ということでした。私もこれを見て、発想がいいなと直感しました。

 確かに科学的根拠はスーパーコンピューター「富岳」にお願いしなければ分かりませんが、扇子はかさばらない、テーブルの上に置いても清潔感が損なわれない、持ち運びに便利、すぐに広げられる、それなりの面積があるなどなど、十分に検討してみる価値があるような気がするのです。

 また、あまりお行儀が良くはありませんが、気がおけない友人同士だったら、食べるとき、飲むときには左手にセンスを持ったままで、右手で箸を使ったり、グラスを持ったりすることも可能です。それが終わったら、速やかに扇子で口元を覆うのです。(これは右利きの場合です)

 ちなみに、私は身近に扇子がなかったので、通販で写真のものを購入しました。葛飾北斎の神奈川沖浪裏にゴジラがコラボしているものですが、これだと、参加者からのウケも取れそうです。もちろん、食事が終わったら、持参している除菌ペーパーで扇子全体をきちんと拭き取ります。

「秋の我慢の3連休」が終わる

 日本医師会会長の中川俊男さんが“命名”した「秋の我慢の3連休」が終わりました。その我慢の結果は少し先に数字で出てきますが、全国的には人の流れはけっこうあったようです。少なくない国民の皆さんが、「感染は怖いけど、どこかに出かけたい」と思われたのでしょう。

 そして、わが家といえば、次男一家が五月雨(さみだれ)式にやって来ました。特に百恵ちゃんは金曜日と日曜日にお泊りとなり、結局は金曜日の午前中から4日連続で滞在していました。お泊まりの日はジイジと一緒にお風呂に入り、ジイジの隣に布団を引いて寝ました。

 また、昨日は午前9時に3セットを予約しておいたデニーズのパンケーキを彼女と一緒に取りに行きました。テイクアウトメニューにはなかったのですが、電話でお願いしたら、作ってくれました。ということで、我慢とは無縁の楽しい3連休でしたが、ちょっとだけ疲れましたね。

菅総理の前のめりはいかがなものかと

 少し前に国際オリンピック委員会(IOC)会長のバッハさんが来日され、総理大臣の菅義偉さんと会談されました。これについては広く報道されていましたが、観客を入れた試合を実現するなど、バッハさんも「東京大会を必ず成功させる」と言われていました。私もそうなるように願っています。

 ただ、揚げ足を取るつもりはまったくありませんが、菅さんがこれが初めての発言ではないものの、「人類がウイルスに打ち勝った証しとして、また東日本大震災から復興しつつある姿を世界に発信する復興五輪・パラリンピックとして東京大会の開催を実現する決意だ」はちょっと気になりました。

 もちろん、後段はそのとおりで、当初の東京五輪・パラリンピックの開催意義でもあります。ただ、「人類がウイルスに打ち勝った証」という言い方は勇ましく、心意気は理解しますが、前のめり過ぎるのではないかと、心配なのです。そのことは多くの国民の皆さんも同じ思いのような気がします。

 私は生意気な言い方ですが、数カ月前から、「COVID-19の収束(終息)時期は世界中で誰も予想することはできない」と申し上げてきました。だから、余談ですが、立憲民主党幹事長の福山哲郎さんが以前に「安倍総理はコロナの収束時期を示すことができない。だからダメなのだ!」と批判していることに、「この人、大丈夫かな?」と記事にも書いたわけです。

 それから、これも今年の2月からお伝えしていますが、長い歴史で人類がウイルスに勝利したのは「天然痘」だけです。インフルエンザですら、勝利したとはとても言えません。日本は被害を免れたものの、一時は世界を恐怖に陥れたSARSだって、現在でもワクチンはありません。偶然、消えてくれただけです。

 繰り返しますが、菅総理の意気込みは分かりますが、「依然としてコロナの危機は続いているが、人類の英知を集めて全世界でワクチンや治療薬の開発が進んでいる。その中で、最大限の対策を講じて、オリンピック・パラリンピックを選手とともに、国民とともに成功に導いていく。それは困難な道になるかもしれないが、それでも、日本から世界の人たちに感動と勇気を送りたい」とでも言えば良かったと思います。

 それでないと、さすがに共産党や立憲民主党も大会の進行が困難になった場合でもイチャモンを付けるとは思いませんが、「ほら!打ち勝つことはできなかったじゃないか」くらいは叫ぶ可能性があります。イレギュラーな言い方ですが、40億年の歴史があるウイルスとの共存も必要かもしれません。

アルコールを上手に利用しましょう

 以前にもちょっと紹介した、「SARAYA」さんの消毒液ですが、ジェル状のものに続いて、スプレータイプのそれがやっと入手できるようになりました。個人的な感想ですが、消毒液はサラヤさんの製品がもっとも信頼感があります。

 それで、スプレータイプですが、各所の出入口にあるさらさらしたものではなく、けっこうジェル感があり、そこがまた、安心感が出てくる理由のような気がします。また、ラベルをはがすと、お洒落な感じのボトルに変身します。

 そして、もう一つのアルコールはもちろん、お酒ですが、言うまでもなく飲み過ぎは禁物です。ただ、家呑みで二日酔いになることはほぼ皆無ですから、その点では、やや寂しいものの、それも良しとしましょう。

 それから、写真のサッポロラガービールはなぜか最近、目にすることが多くなりましたので、購入してみましたが、生ビール派の私も美味しくいただきました。よく分かりませんが、ラガービールのブームが来るのでしょうか。

大曲貴夫先生とセッション・セミナー

 杉並区議会の会議室をお借りして、私が役員を務めている、社会医療法人・河北医療財団主催のセッション・セミナー「地域の人と考える アラウンド杉並健康ライフ2020特別セッションセミナー 地域の医療を守り、住民の健康に寄り添う『withコロナの生活文化を創ろう』」が開催されました。

 登壇者は(写真左から)、杉並区医師会 会長の甲田潔さん、国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター センター長の大曲貴夫さん、杉並区長の田中良さん、当財団理事長の河北博文さんで、進行は河北総合病院院長の杉村洋一さんが行われました。

 当日はCOVID-19対策もあり、参加者の数を少なくして、広い会議室内も十分に距離を保って着席していただきました。もちろん、マスクも全員にお願いするというより、入室のとき、すでにそうしていただいていました。

 それで、登壇者からはとても有益なお話を聴くことができましたし、会場からの質問も良かったと感じました。なお、セミナー・セッションは今月の25日午前10時から「YouTube河北チャンネル」で配信しますので、それぞれのご発言など、詳細はそちらでご覧ください。

 そして、今回は大曲貴夫先生をメインゲストとしてお迎えしたのですが、超多忙の中、ご参加いただいたことにすごく感謝です。先生とは事前に何回かメールでやり取りをしていましたし、テレビで何度もお見かけしていましたが、やはり、生(笑)大曲医師にお会いできたのはとても嬉しかったです。

 それから、お帰りのとき、玄関までお送りしたのですが、失礼とは分かっていたものの、ちょっと個人的なことを質問しました。でも、先生は笑顔で丁寧にそれについて教えてくれましたし、国立国際の私の担当医がこの病院に戻って来られたことも分かりました。

 私は日ごろから、特に最近はCOVID-19のこともあり、多くの医師や看護師と接していますが、大曲先生の優しさは際立っていると感じました。東京都のアドバイザーとしてもご活躍の毎日ですが、お身体にご自愛され、引き続いてご活躍されることをご期待申し上げます。

 なお、河北医療財団では毎年、この時期に多くの区民などの皆さんのご参加をいただいて「around杉並健康ライフ」というイベントを実施していますが、今年はCOVID-19対策もあり、今回のセッション・セミナーに絞って行いました。来年は皆さんの笑顔が見られることを願っています。

忘年会は換気とトイレが大切かな

 11月も中旬となり、ぼちぼちと忘年会(最近は望年会の表現も多くなりました)のシーズンに入っていくのでしょうが、その回数はどなたでも大きく減少するのではないでしょうか。もちろん。私も大幅に減るというか、5人以上のそれはゼロになると思います。寂しいですし、今までお世話になったお店には申し訳ないのですが、同時に仕方がないのかなと感じています。

 それで、わが国では欧米諸国や中国と違って、強制力を発動して飲み会などを制限することはできない仕組みになっていますので、逆に言えば、個人とか個人が集まったグループとかの判断がとても重要になります。今までもいろいろありましたが、それらの判断は概ね正しく推移してきたとも思います。ただ、お酒の量が多くなると、これは自分がよく分かっているのですが、気が大きくなってしまいますね。

 そんな状況で気をつけたいのが、やはり、換気でしょうか。それについては、東京都のレインボーポスターが参考になりますが、あのポスターはあくまでも各店舗の申請により貼り出されているもので、超多忙な保健所が認可したものでも、巡回してお墨付きを与えたものでもありません。ですから、一応の目安くらいに考えておいたほうがいいかもしれません。

 これから寒い季節になってきますので、居酒屋さんなどでも、空気の通り道の一方、または両方を閉めてしますケースが多くなるでしょう。本当はエアコンで換気ができれば良いのですが、現在はダイキン工業の一部の製品にしかその機能はなく、しかも、けっこう高額です。暖房と窓やドア開けを同時に行うことが必要かと思います。難儀ですが、それが守られているお店を選びましょう。

 ちなみに、自宅や事務所内でも理屈は同じです。わが家の場合は、早朝4時に1階2階ともにすべての窓を開けます。もちろん、夜までそうしているのではありませんが、冬に向けてその習慣は継続していきます。ただ、高血圧のお年寄りなどがいらっしゃるご家庭はさらに工夫が必要かと思います。急に冷気が入ってくると、心筋梗塞や脳梗塞の心配があります。

 さらには、加湿器も必需品と言えるでしょう。これにより、空気中のウイスル(SARS-CoV-2以外も)を落下させる効果があることが分かっていますし、喉や皮膚の乾燥も防いでくれます。門脇家では室内の湿度計が40%を下回ったらスイッチを入れています。だいたいですが、適切な湿度は40~60%であり、逆に高すぎても良くないそうです。

 あと、すごく大切なことは店内のトイレですが、ここでは換気というか、清潔に保たれているかどうかが極めて重要です。例えば、男女共有の便器が一つしかない場合、お店の人がいつもきれいにしてくれていれば問題ないものの、自分の前の人が下痢気味で用を足したあとに、同じ便座に座るのは避けたほうがいいと思います。東京都などが下水道内のウイルス調査をしていることも思い出しましょう。

 確かに、軽症の患者さんの割合が増えているのも事実ですが、自分が罹患してしまえば、COVID-19対策の立て付けに従って、周りに人たちに影響が必ず出てくるのも事実です。東京都医師会会長の尾崎治夫さんが、「every ten days」という対応を推奨しています。強い感染力の発症2日前、発症後5日間に若干の余裕をもたせて、「10日間が過ぎてから次の忘年会だね」となります。

 まとめというわけではありませんが、開発に精力的に携わっていただいている研究者などには敬意を払うものの、ここに来て報道が多くなっているワクチンも手放しでは喜ぶことはできません。肝心の「ワクチンの効能がどのくらい続くのか」は、各メーカーとも発表をしていません。仮定ですがそれが3カ月であれば、国民一人当たり、1年間に4回の接種が必要になります。やはり、当面はマスク、手指洗い、3密回避、換気などが最高のワクチンとなるでしょう。

もう一生分の手指消毒をしたかな

 確かにCOVID-19による罹患者の重症度は少なくなっていますが、全国的な患者数は微増を続けていますし、欧米の国々では外出禁止令などが再び強化されています。わが国では政府や地方自治体の助成金が活用され、各地で賑わいが流行以前にはなっていませんが、戻りつつあるようです。

 そして、日常的に簡単で効果的な手指洗いもほぼ完全に定着しています。私たち日本人は子供のころから手を洗うということをしっかりと教えられてきましたので、そのことがこの厳しい時代に生きているということでしょう。廊下や校庭横にあった手洗い場やネットに入った石鹸を思い出しますね。

 それで、一時は絶望的に購入できなかった写真のような消毒液がスーパーやドラッグストアの棚に並ぶようになりました。私などはこの光景だけ見ても、「ああ、良かったな」と思ってしまいます。それから、マスクなども同様で、数カ月前はいったいどのように調達していたんだろうと妙に感心していまいます。

 ところで、あくまでも個人の感想ですが、同じような消毒液では「サラヤ」さんのそれにかなりの安定感があります。もともと、医療機関や学校などを中心に納品されていましたが、最近では糖質ゼロの甘味料を使った料理を提供するレストランを経営したり、精力的に事業を展開されているようです。

 また、これも個人的なことですが、やはり、ジェルタイプの消毒液が私には合っているようです。消毒液は手のひらに垂らして(吹きかけて)、それをまんべんなく手指に刷り込むというよりは、まず、爪と指先のところにそれをやると効果的だそうで、なるほど!と納得しました。

 COVID-19の感染が広がってから、今日のタイトルのような気持ちになっていますが、終息どころか、収束さえも見通すことができない毎日ですから、この習慣は継続することが大切ですね。ちょっとして指紋が擦り切れるんじゃないかと思うこともあるくらいの毎日です。

医療関係者との会食に参加しました

 フランスではパリなどいくつかの都市で、午後9時から午前6時までの外出禁止令が始まっています。薬局など一部は営業できますが、何だか戒厳令みたいな感じです。それだけ、感染状況が深刻なのでしょう。

 それで、医療関係者4名による会食が新宿であり、久しぶりに出かけてきました。駅から会場まで少し歩き、その途中では大規模な商業施設の中を通り抜けましたが、マスクさえなければ、COVID-19前の賑わいが戻ってきているような気がしました。

 そして、メンバーとの話題は病院経営のこと、COVID-19のこと、そして、私がもっとも関心があったのはワクチンのことです。もちろん、開発の進捗状況もですが、むしろ、来年のそう遅くない時期に接種が始まったときのことです。

 実はこの間、多くの医師や薬剤師、看護師などを始め、市井の皆さんにも、「政府の態勢が整ったら、すぐに接種を希望しますか?」を私は聞いて、概ねその傾向を把握することができています。

 ただ、接種が可能となったとき、政府は国民に対してどのような説明をするのか、いくつかの有名な製薬会社などが治験(臨床試験)の段階で、重篤な副作用が発生したため、それを中止したことなど、悩みのタネが尽きないことも事実です。

 そのほかにも様々な隘路があるのですが、完成していないワクチンについて、今の段階でどうのこうの言うことは避けます。もしかしたら、政府は国民に対して積極的に接種を推奨することはしないかもしれません。

インフル予防接種予診票が届く

 杉並区役所(保健所)から今年度の「高齢者インフルエンザ予防接種予診票」が届いたのは先月の29日でした。ご承知のとおり、COVID-19のこともあり、厚生労働省として、10月1日からは定期接種対象者(65歳以上の高齢者など)が接種し、それ以外の皆さんは同月26日からの接種をお願いしています。

 ただ、「お願い」はどこまでも「お願い」ですから、「それ以外の皆さん」も今から接種することも可能です。また、「それ以外の皆さん」でも、医療関係者や基礎疾患のある方、妊婦などの優先順位が高くなるようにアナウンスされています。ちょっと、ややっこしいですね。

 それから、私の予診票には「本人負担額 2500円」となっているところを見え消しで大きく『無料』と印刷されていますし、封筒に同梱されていた案内には、そのことが説明されていました。もちろん、令和2年度に限ってということですが、経済的にも助かる高齢者も少なくないでしょう。

 そして、私も呼吸器内科の医師などにも聞いていますが、COVID-19の症状とインフルのそれの見分けはとても難しそうです。自分自身も一昨年の12月末にインフルに罹患してしまい、箱根駅伝の応援を途中で切り上げる結果になってしまいましたので、早めに接種する予定です。

 ところで、インフルの蔓延はこれからですが、現在までの罹患者数は例年に比べて激減しています。その理由はよく分からないのですが、COVID-19対策として手指洗い、マスクなどが効いている可能性もあると言われています。あと、区民検診(健診)の数字が思わしくありません。こちらも早めに受けましょうね。

しばらくは妄想旅を続けます

 お預け我慢が続いていた東京の「Go To トラベル」などが明日から解禁されます。いろいろな捉え方はあると思いますが、社会的約束事をお互い様、しっかりと実践すれば、楽しい時間をお得に過ごせるでしょう。

 私自身は諸般の事情があり、もう少し様子見としますが、鉄オタは消滅していませんので、当面は妄想旅の世界をさまよいたいと思っています。ただ、ヒコーキにはいつでも半額以下で乗れるようになったので、それも利用したいです。

 また、関西の私鉄車両への乗車は抑えがたいものがあります。特に京阪電車です。多分、一泊で大阪や京都往復の割引商品もあると思います。それとも、北海道か沖縄にひとっ飛びも良いかなと想像しています。

 どちらにしても、私はこのキャンペーンが終了する来年2月以降にゆっくり出かけることにします。観光地が賑わうのは大いにけっこうなことですが、先日の高尾山の頂上の超混雑ぶりを見ただけで、ちょっと体が引けてしまいました。

フランスが日本から学んだマスク

 世界最大のロードサイクルレースである「ツール・ド・フランス」が終わりました。期間中、スタッフを含めて同じチームで二人以上のPCR陽性者が出たら、競技から離脱という厳しい条件でしたが、いくつかのチームでスタッフの陽性がああったものの、全22チーム176人(スタート時)の選手は2度の検査で全員が陰性でした。

 この結果が来年の東京五輪・パラリンピックにもけっこう参考になると私は思っています。これは選手側のことだけではなく、観戦する人たちも何を守るべきなのかということを教えてくれたような気がします。それはわが国で守られているマスクや社会的距離の確保などのことです。

 ただ、東京オリパラに向けて、国民の皆さんがとても期待しているワクチンのことが心配です。繰り返しますが、大会には間に合わないと思っていたほうが良いと思います。臨床試験(治験)、副作用、効能期間、接種順位、供給体制などなど、文字どおり、乗り越えなければならない隘路がいっぱいあります。

 それで、フランス人は何と言っても個性をとても大切にしています。逆に言えば、政府の規制を素直に受け入れることをあまり好みません。これは良いとかそうでないとかではなく、お国柄ということでしょう。そのフランス人が今回のレースでは、観客側も含めて、徹底してマスクをしていました。

 下に具体的に書いておきましたが、マスクをしないと厳しいペナルティーが課せられるのです。一方、日本では強制力は例外的にしかなく、多くの国民が自主的に、しかも圧倒的な割合でマスクを着けています。わが国が欧米諸国と比較して、人口あたりの感染者数や死亡者数が桁違いに少ないもそれが理由の一つかもしれません。

 もちろん、“自粛警察”などというすごく嫌な言葉もありますが、「日本人は個性がない。同調圧力なんてとんでもないことだ」と叫んでいる左派や自称リベラルの文化人や評論家、ジャーナリストたちに、少なくても私は共感することはありません。だったら、自粛ではなく、強制力を伴った法律や条例を国民が選んだ国会議員や首長が決断すればいいことです。

 実際、わが国の自称リベラルたちが大好きな多様性を大切にするフランスでは、11歳以上の国民がマスクをしないで街に出た場合は罰金1万5千円、20日以内に再び同じことを行えば罰金20万円、それが4回続けば50万円の罰金と禁固刑となり収監されます。つまり、自粛警察ではなく、本物の警察が着けないと強制的に取り締まるということです。

 さて、今日の写真ですが、ツール・ド・フランスでステージ優勝した選手がインタビューを受けているものです。先日もお伝えしましたが、競技中はマスクを外すものの、ストート直前まで、ゴールしてすぐ、選手たちはマスクを着けていました。ちなみに、主催者の会長さんが陽性者になっていまいましたが、7日後には復活していました。

 それから、もう1枚のものは、わが家が購入した国産のマスクです。ミネベアミツミという会社が作っていますが、50枚入りで2970円(税込み)でした。街中には同じ入数で598円なんていう製品を見かけましたが、毎日、着けるものですから、信頼のおけるものがいいですね。

 いずれにしても、日本の「3密」は「3C」なり、完全に国際標準となりましたし、手指洗いやマスクも同様です。ネットフリックスで「アウトブレイク~感染拡大~」というテレビドラマを観ていたら、手洗いや玄関で靴を脱ぐシーンが何度も映されていました。わが国の生活習慣がCOVID-19対策にとても有効だということはほぼ間違いないでしょう。

 ちなみに、このテレビドラマはCOVID-19のパンデミック前に制作されたものだそうです。しかし、その内容があまりにもリアルなので、物語とはいえ、グイグイと引き込まれてしまいました。なお、フランス語を喋ってドルを使う国はどこなのだろうと疑問でしたが、イヌイットの名前が出てきましたので、カナダであることがやっと分かりました。

素敵なうちわができあがりました

 東京高円寺阿波おどりも阿佐谷七夕まつりも区内各地の神社のお祭り(例大祭)も、そのほとんどすべてが中止になってしまいました。どのイベントも多くの皆さんが楽しみにしていたので、とても残念です。

 それで、高円寺地域では「共に、前へ」の掛け声のもと、商店街の方々が中心となり、うちわを製作して、無料で配布しています。表側はご覧のとおりですが、裏側が協賛団体の宣伝を兼ねたものになっています。

 その第一弾は、「読売新聞」「キリン」でしたが、9月16日から配られている第二弾は、私が役員を務めている河北医療財団から、高円寺駅前にある健診センターと中杉通りにあるファミリークリニックが登場しています。

 写真右側は見ずらいのですが、ファミリークリニックの案内が載っています。今日的な厳しい状況で、少しでもお役に立てれば嬉しいですね。なお、うちわの在庫や配布場所は高円寺阿波おどり振興協会にお問い合わせください。

 それから、医療財団の河北博文理事長によると、今回のうちわへの広告掲載は、伝統あるイベントが次々と中止になる中、地域の皆さんの医療機関への支援に対して感謝の気持をお伝えしたかったとのことです。