百恵ちゃんが幼稚園に入園したことは先日、お伝えしましたが、幼稚園での生活を楽しんでいるようです。本人に聞いたのですが、わずかの間にお友だちが、女の子5人、男の子4人ができたと言っていました。やや盛っているような気がしますが、短期間ですごいなと思いました。
これからの3年間、年少さん、年中さん、年長さんと、どんどん成長していくのでしょう。お泊りは少なくなりますが、先日の金曜日は幼稚園が終わってから我が家に来て、今までどおり泊まっていきました。ジイジ的には一安心というところですね。
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日高屋さんの『おつまみセット』がいいね!
思わず笑っちゃいました
貯金と貯蓄はもちろん異なるものですが、貯金は銀行や郵便局へ預けてある文字どおりの普通預金、定期預金などで、貯蓄はそれに加えること、株式、投資信託などのいわゆる有価証券と、さらには財形貯蓄を含んだものでしょう。
それで、悲しいことにわが家には貯金以外の貯蓄はまったくなく、あるのは写真の銀行の定期預金のみとなっています。あとは、老齢年金と議員年金、顧問先の報酬ですが、これらはほとんど生活費になっています。
そして、よくテレビや新聞の話題になりますが、日本人の平均的な貯金のことです。これについては、平均値よりも中央値のほうが社会を的確に見ることができそうです。平均値ですと超お金持ちに引っ張られた数字になってしまいます。
そこで、金融広報中央委員会という日銀の内部組織みたいなところの家計世論調査を見てみると、私たち夫婦のように60代での平均値は約1850万円、中央値は1000万円だそうです。けっこう大きい数字です。
前置きが長くなりましたが、わが家の貯金は銀行から送ってきた書類のとおりの金額で、約300万円です。これって、中央値の三分の一以下ですので、ちょっと心配になってきました。大丈夫でしょうか。
また、タイトルの「思わず笑っちゃいました」はお気づきのように「利息」のことです。中間とはいえ、その金額はわずかに210円で、国税32円と地方税10円を差し引くと何と!168円でした。
余談ですが、区議会議員に初当選したときから確定申告を行っていますが、大きな金額ではないものの、「還付」が続いていますので、国庫に32円を払ったかと思うと、「この社会あなたの税がいきている」が実感できました。
いずれにしても、現在の超低金利政策について苦言を呈するものではありませんが、利払利率の数字を見てスパイ映画の主人公かと思いました。まあ、お金を借りる場合も超低金利ですから、誰を恨むわけにもいきませんね。
健康に優しく育ってください
巣ごもり生活になってから何回かの登場になる大宮八幡宮ですが、先日も定時散歩で行ってきました。広い参道や境内には参拝客の姿はとても少なく、先のことですが、9月の例大祭までには収束に向かうといいなと思いました。
それで、このお宮は安産祈願でも名が知られていて、特に「戌(いぬ)の日詣り」がよろしいようです。また、祈願をされたご家族には絵馬が授与され、本殿手前にすごく数多くの安産祈願絵馬が掛けられています。
絵馬にはすでにこの世に生を受けた赤ちゃんもいるでしょうし、お母さんのお腹の中で優しく成長している赤ちゃんもいるでしょう。厳しい時代になってしまいましたが、子育て八幡さまのご加護をいただき、健康に育ってくださいね。
そして、何年後かにはそのお子さんに、「あなたが生まれたとき、日本も世界も大変だったのよ。でも、みんなで力を合わせて、励まし合って、乗り越えることができたの」と必ず語れるでしょう。心から安産を願っています。
百恵ちゃんの髪を縛ってみました
とても豊かな表情の百恵ちゃん
今から貯金をしなければ
困ったときの百恵ちゃん頼み
百恵ちゃんと荻窪タウンセブンへ
やっぱり!阿部華也子さんだ!
生かされている喜び~65歳の誓い
65歳の誕生日を無事に迎えることができました。今日からは前期高齢者となりますが、あらためて、お世話になってきた皆さんに心から感謝を申し上げます。
生かされている喜びを噛みしめながら、ちょっと恥ずかしいのですが、いくつかの目標を掲げてみました。笑って読んでいただければ嬉しいです。これからも変わらぬご指導をよろしくお願いします。
◯超短期的願い
・今晩のスコットランド戦でJAPANが勝利すること
◯これからの目標
・役員を務めている総合病院の新築に向けてさらに努力すること
・手に持っている介護健康被保険者証をできる限り使わないこと
・百恵ちゃんが成人の日を迎えるまで健康寿命を維持すること
・そのためにもHbA1cと血圧の数値には常に留意を怠らないこと
・妻とは上手に折り合いをつけながら仲良く生きていくこと
・その当面の目標として7年後の金婚式まで妻に優しくすること
・国政選挙や地方選挙はまずは政党ありきで投票しないこと
・好奇心にエネルギーを注いで飽きてしまったら振り返らないこと
・無駄遣いは避けながら買いたいという気持ちを冷やさないこと
・SNSは記事が枯れることもあるけれど毎日更新を続けること
・名所史跡巡りや山登りなどほかの高齢者とは群れないこと
・母校のイベントのお手伝いなどは単純な力作業だけとすること
・2匹のワンコも高齢になっているのでリードを引張らないこと
・月間と年間の1日平均歩数は8千歩以上を必ず確保すること
百恵ちゃんと新宿御苑へ
季節はだんだん秋らしくなっていますが、百恵ちゃんと新宿御苑に行ってきました。ここも秋の雰囲気が次第に濃くなっているようでしたが、苑内には家族連れやカップルが少なくありませんでした。ただ、まだ日中の日差しは強く、皆さんは木々の日陰で身体を休めていました。
そして、少し前にもお伝えしたとおり、ベビーカーは使わずに、自分で歩くか、ジイジに抱っこするか、どちらかでしたが、杉並から遠くはないといっても、間もなく前期高齢者となる私にはちょっと難儀でもありました。
苑内は上述の日本人のほかにも、ラグビーWCでわが国に来られている外国の方も多かったです。百恵ちゃんがベンチに座っていると、スロベニアのおばさまが、「あの子を写しても良いですか?」と言われました。
私は「もちろんです」と言い、その方と百恵ちゃんとのツーショットも撮って差し上げました。それから、その三人連れの皆さんと旧ユーゴスラビアのことを話しました。だいたいは通じたのですが、チトーの発音が違っていると指摘されました。
それから、彼女にとって初体験のソフトクリームを売店で買い、自動販売機でもぶどうジュースを求めました。帰路の途中で寝てしまうかなと思ったのですが、地下鉄でも元気で、自宅に戻るまでかなりご機嫌でしたので、私も一安心でした。
女の子だね!百恵ちゃん
マックで昼食&オリンピックで買い物
ママが圭佑くんの保護者会などのとき、ジイジ&バアバが稜ちゃんと百恵ちゃんのお子守をすることがそんなに頻繁ではありませんが、月に何回があります。稜ちゃんは希望していた幼稚園の年少組に入れなかったので、来年3月まではこんなことが続くでしょう。
それで、今回は高井戸にあるマクドナルドでお食事して、オリンピックで買い物をしてきました。二人とも楽しかったのようで、百恵ちゃんが人差し指を立てているのは、「私、1歳です!」という意味です。
それから、4人で自宅に戻り、仲良くアンパンマンをしばらく観ていて、雨も降ってきそうなので、バアバに送られて帰っていきましたが、家を出るとき彼が「ジイジ、稜ちゃんが帰って寂しいでしょう」と言っていました。やれやれ。
百恵ちゃんとサミットストアへ
百恵ちゃんの服選びが楽しいです
今回は百恵ちゃんも一緒です
百恵ちゃんと新宿でデートしました
近所の孫たちはいつも元気です
つまらなかった「党首討論」
党首討論は本来、通常国会開催中の毎週水曜日に開かれることが決まっていますので、前回はいつやったか覚えていないほど時間がもの凄く過ぎていましたので、「時間が足りない!」「やり取りが噛み合わない!」と文句を言っても、与党も含めて泣き言に過ぎません。こんな無意味の党首討論だったら廃止したほうがいいでしょう。
それで、とても残念ながら一昨日の党首討論はまったくつまらなかったし、ちょっと野次馬的にも面白くありませんでした。唯一ユニークだったのは、維新の会の片山虎之助さんで、衆議院解散・総選挙のことをニコニコしながら尋ねていました。余り好きな方ではありませんが、見せ場はここだけでした。
また、野党応援団が安倍総理の答弁に対して相変わらず、「えーっ!」とわざとらしく驚くのも、いい加減に止めたほうがいいと思うのですが、あれで、テレビを観ている国民の皆さんが喜ぶとでも考えているのでしょうか。確かにご自分たちの溜飲は若干下がるとは思いますが。
ついでに申し上げれば、安倍総理の肩を持つつもりはさらさらありませんが、「この議論で大変残念なのは、先ほどの党首の議論で年金の、いわば積立金が枯渇するっていうときに拍手が起こったことであります」はまったく正しく、いくら与党を攻め立てるのが野党の仕事でも、これは酷すぎます。これじゃー、支持率が減り続けるのは当然でしょう。
それと、立憲民主党の枝野幸男さんが不信任案の提出に慎重で、「腰砕けか!」との報道がありますが、これはおかしいです。官房長官の菅義偉さんも、「不信任案は解散の理由になる」みたいなことを言っていますので、みすみす負けることが分かっているダブル選挙など望むはずはありません。
その意味では、ずっと「ダブル選挙はある」と言ってきた私は恥ずかしくて穴があったら入りたいのですが、本当に与党は参議院選単独で勝利できるのでしょうか。その方向性が党首討論で少しは判断できると感じていましたが、こちらも見事に不発でした。そう言えば、公設ポスター掲示場もすでに設置されています。
それから余談ですが、日本共産党委員長の志位和夫さんのことです。「ずいぶん年をとったな~」という感じで、一切の党内選挙もなく、20年近くもその職にありますが、やはり、不破哲三さんのイジメがきつくなっているのでしょうか。ひょっとしたら本音は「ああ、早く委員長を辞めたいな」と悩んでいるのかもしれません。
2千万円不足は既成の事実だった!
立憲民主党の代表代行であり、選挙対策委員長でもある長妻昭さんには選挙区がお隣(当時:中野区と渋谷区)ということもあり、とてもお世話になりました。特にJR高円寺駅の北側は少し歩くと中野区ですので、各級選挙でも応援弁士をお願いし、いつも、こころよく引き受けていただきました。
それで、例の金融庁の審議会の報告書にある“2千万円不足問題”ですが、私は「あれ?何かその話は以前にも聞いたことがあるな」と思い、衆議院の会議録を検索したら、ありました!平成28年10月12日の予算委員会で長妻昭さんが安倍総理に質問していました。
彼は単身世帯がどんどん増えていること、三組に一組が離婚していること、生涯未婚も将来は三人に一人になることなどを嘆いたあと、次のように述べて答弁を求めています。ちょっと長くなりますが、その部分を引用します。この前後にも年金の話題がいっぱい出てきます。
『そして、総務省が調べた家計調査というのがあります。これは、二人以上の高齢無職世帯、世帯主が六十五歳以上、これを調べますと、家計が毎月六万円赤字になっているということなんです。毎月毎月六万円。そうすると、一千万円老後に貯金があっても十四年間で消えちゃう、その赤字を埋めるのが。
これは平均のデータで六万円赤字ということなので、総理、年金は老後の安心をもう確保できていないんじゃないのか、そういう認識をぜひ持っていただきたい。何とかしなければいけないという認識を共有していただきたいんですが、いかがでございますか』。
つまり、過去の総務省の調査で今回と同じような(正確には金融庁が5万円で総務省はより厳しい6万円)数字がとっくに明らかになっていたわけです。とういうか、長妻代議士は安倍総理に「年金は老後の安心を確保できない」「なんとかしなければならない」との認識を共有してもらいたいと迫っているのです。
彼には先見の明があったわけで、今回の金融審議会の報告とほぼ同様な総務省の資料を引用しながら3年も前に質問していました。このときの質疑は結局、噛み合うことはありませんでしたが、少なくても長妻代議士から「では、このような案はどうでしょうか?」というような提案などは一切出ていません。
少子高齢化がさらに進む中で、年金に関してすべてが丸く収まる抜本的改革などあるはずがありません。実際、当時の民主党が考えた最低保障年金制度も引っ込めざるを得ませんでした。「100年安心年金は嘘だったのか!騙したな!」と大声で叫ぶのも気持ちは分かりますが、まったく的外れというものです。
そもそも、「100年安心年金」はその制度の維持のことで、年金だけで暮らしていけるということではありません。65歳を過ぎても、再就職をしたり、アルバイトやパートをしたり、貯金を取り崩したりしたり、場合によっては子供にお世話になったりと、工夫と努力をしながら長寿社会を生きていかなければならないのです。
審議会の報告書を「博打的な資金投資を国が煽っている」と批判することもまんざら理解できなくもありませんが、その国でもGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)で、国内の株式と債券、外国の株式&債権を上手に投資、運用して私たち国民の年金の原資を作っているではありませんか。一つのやり方として提起しているので、それが即、悪いこととは言えまえん。
それを歌舞伎の見得切りのようにわざとらしく驚くのも、いかがなものかと思います。だって、上述の長妻代議士の質問内容のとおり、野党もそのこと、つまり、今回の金融審議会の報告と同じことをとっくに知ってたのですから。しかも、審議会ではなく総務省そのものが調査した数値です。
もちろん、選挙も近いし、野党の攻めどころも理解できますが、「じゃ~、このことがなければ、いったい何を参院選の争点にしていたのだろう」と率直に感じます。野党は過去の成功例が忘れられず、「消えた年金の第2弾で安倍政権を退陣に追い込むぞ!」と張り切っているのでしょう。
しかし、残念ながら、二匹目のドジョウはいないような気がします。確かにいきなり「2千万円不足するぞ!」と言われれば誰でもびっくりしますが、表現は悪かったものの、今回の報告書は老後の生活設計をどうすべきか提起したもので、50頁以上ありますから5分間では不可能ですが、よく読むとけっこうまともなことを述べています。
なお、与党の対応もかなりおかしいです。金融担当大臣を兼ねる財務相の麻生太郎さんは、「報告書は受け取らない」とか言っていますが、自らがお願いしたメンバーで構成された審議会の答申ですから、受け取らないという選択肢はあり得ません。今後の審議会はビクビクして仕事にならないでしょう。
どうしても内容が気に食わなかったら、報告を無視しても何の問題もありませんし、審議会とはそのような存在です。彼は駄々っ子みたいであまりにも大人げない反応で情けないですし、全身が利権でできているような二階幹事長も似たり寄ったりで、呆れるばかりです。「もっと堂々としてよ!」というレベルです。
繰り返しますが、少子高齢化がいっそう進む状況で、限られた財源の中で、私たちの選良の皆さんがときには激しく対立しようとも、理想的でなくても、あるべき姿により近い年金制度をちゃんと議論してもらわなくては困るのです。万能の方程式や八方丸く収まることなどないのですから、なおさらではないかと思います。
そうしないと、参院選に向けて相変わらず、パフォーマンスだけの自民党攻撃では野党は選挙に負けてしまいます。だいたい、政権与党に参院単独でも選挙は勝てるとバカにされているのです。この傾向は外交分野にも及びそうですが、「安倍総理のイラン訪問は完全に失敗だった!」と批判ばっかりだと、ブーメランのように野党の後頭部に突き刺さるでしょう。
何回も申し上げて恐縮ですが、自称リベラルの方々はその名称とは正反対に、多様性を声高に説きながら、自分や自分たちへの批判は受け入れず、それに加えて対立する政権や議員を評価することを極度に嫌がります。なぜ、安倍連立政権が国政選挙で5連勝するのか、なぜ、自分たちの支持率がどんどん低下するのか分かろうとしません。
これで「まっとうな政治」ですから、お里が知れるというものです。でも、世の中には何をやっても、文句を付けなければ気が済まないという皆さんが15~20%くらいはいますから、立憲民主党や共産党の存在意義はそこにあるのかもしれません。共産党は伝統的ですが、立民も日本社会党の後継であり、左派抵抗政党の証です。
さらに私は国民民主党を応援していますが、先日もお伝えしたとおり、万万が一、その候補者、特に全国比例区や東京の候補者が当選を勝ち取れなかったとき、「左により過ぎた」「もっと現実的選択をするべきだった」などと悔やんでも遅いのです。いまさら舵を切ることはできないのでしょうが、そうならないことを祈るばかりです。頑張れ!国民民主党!
公園のお花と百恵ちゃん
今度は次男宅に門脇家全員集合!
百恵ちゃんが1歳になりました
百恵ちゃんととっても小さな旅
稜ちゃん&バアバ&ジイジ
百(もも)恵ちゃんと桃(もも)の木
先日の記事「まだまだ桜は楽しめます」の写真で一点だけ「桃」が混じっていました。桜もいいですが、桃の艶やかなピンクはとても素敵です。その桃の花に百恵ちゃんをミックスしてみました。もも&ももの共演ですね。
もちろん、合成写真ですが、けっこう“切り抜き”が難しいです。私はフォトショップの簡易版を使っていますが、なかなか上手にできません。それで最近、ネット上にAIを使用して切り抜きをしてくれるサービスを見つけました。
しかも、無料ですし、けっこう精度も高く、SNSでの投稿ではこれで十分です。さらにネット上で細かい部分の修正も可能です。ただ、人間しか認識しませんので、それ以外だったら、廉価の有料サービスも便利です。
予防医療に政府が財政支援を強化
政府は医療や介護に必要なお金を地方自治体や企業の健康保険組合に助成することを決めましたが、その本気度はかなりのもののようです。ただ、何でもかんでも財政支援するというのではなく、人生100年と言われる環境で、病気にならないよう工夫する、いわゆる「予防医療」の分野に注力します。視点を変えれば、健康寿命を伸ばして高齢者でも元気に働いてもらうという考え方が根っこにあります。
そして、具体的にはがんや糖尿病などの生活習慣病にターゲットを絞るようです。さらに言えば、市町村が行っている検診(健診)事業や健康保険組合の優れた取り組みなどをしっかりと経済的に支援することです。これにより、地方自治体の検診内容をバージョンアップすることが可能になるでしょうし、がん検診についても部位によりますが、より高度な医療機器を使用した早期発見ができます。
例えば、以前にもお伝えしましたが、自治体では検診の受診率を向上すると同時に、現在はほとんどの市町村で実施している胸部X線による肺がん検診から低線量CTに移行することができます。ただ、現状ではCTを持っている医療機関は多くありませんが、最初は実験的でもいいですから、可能な病院やクリニック、健診センターなどから始めれば良いでしょう。
もちろん、低線量CT検診の目的は肺がんの早期発見で、その結果、医療費を抑制することができますし、健康寿命を伸ばすことにもなります。ただ、X線に比べれば費用が高いことがネックでしたが、そこを今回の施策で補ってもらえればと思います。また、CTではほかの臓器(心臓や横隔膜など・女性の場合は乳頭も)と重なることがなく、10倍程度の高い精度で映像診断できます。しかも、名前の通り、従来のCTの四分の一以下の線量で身体への負担も少ないのです。
なお、現在の支援金額は約1千2百億円で、政府としてはこれではまったく不十分と判断しているようです。そして、予算の手当ですが、2020年からになり、それまでに財源確保や税金投入の金額を決めていくのでしょう。その間に、全国自治体は今の検診体制の総点検を行い、住民の皆さんの健康に資するためにいろいろなアイデアを国(厚労省)に提案することも大切と思います。
(写真は第一東和会病院のホームページから引用させていただきました)