トルコの英断を高く評価する?

 きょうのタイトル「トルコの英断を高く評価する」と言いたいところですが、当初からトルコの落とし所は決まっていたのでしょう。だからこそ、スウェーデンとフィンランドがNATO加盟の手続きを始めたころ、猛烈に反対して、それにより、両国やアメリカの譲歩を引き出したものと思います。外交の世界ではこのような老練な対応はとりわけ珍しいことではないようです。

 確かにクルドの問題は私たちにはとても難しくて理解できないのですが、トルコでは多くの国民が犠牲になっていることは間違いありません。ただ、表向きはそれの解決に向けてスウェーデンとフィンランドが努力するとなっていますが、いちばんの決め手はアメリカがトルコに対して戦闘機などを売却すると、エルドアン大統領(写真中央)にそっと連絡したからでしょう。

 また、報道はされていませんが、我が国とトルコとの伝統的友好関係が役立った可能性もあるような気がします。もともと、トルコも日本もソ連・ロシアの脅威を深刻に受け止めていて、日露戦争でロシアを破ったとき、トルコでは自分の子供に「トーゴー(東郷平八郎)」と名前を付ける親が少なくありませんでした。それと、今から130年前のエルトゥールル号遭難事故も有名ですね。

 そして、その恩返しとも伝えられていることもよく知られています。それは、イラン・イラク戦戦争のとき、フセイン大統領は、「今から48時間後に、イランの上空を飛ぶ飛行機を無差別に攻撃する」と宣言したのですが、当時の日本は厄介な法律に縛られていて、自衛隊機も日航機も救助に向かうことができませんでした。そのとき、トルコは救援機を出してくれ、日本人215名の生命が救われました。

 ですから、今回の決断もアメリカだけではなく、裏方で我が国がかかわっていたことは否定できません。その日本が来年から国連の非常任理事国になることが決まりました。NATOの会談に初めて加わったことも象徴的でしたが、この国が今まで以上に飛躍的に世界から注目されます。間もなく参議院選挙の投票日になりますから、各党の外交・安保政策を比較してみるのもいいでしょう。

 それにしても、虐殺・強姦・盗人ばかりか、人さらいまで行っている総司令官のプーチン大統領はますます窮地に陥ることは確実です。多分ですが、スウェーデンとフィンランドの加盟決定は「迅速審査」されるはずです。そうなると、NATOとの国境線の長さは一挙に2倍になりますが、身から出た錆とはこのことで、経済制裁もかなり効き目を増していて、さらに彼は苦しい立場になると思います。

 私たちはNATOのストルテンベルグ事務総長の言葉を肝に銘じなければならないでしょう。曰く、「エネルギーや食料の価格高騰はウクライナが毎日多くの人命によって払っている代償とは比較にならない」「中国の台頭は、われわれの利益、価値、安全保障への挑発だ」と。これらも、参議院選挙投票の参考に大いになると思われます。

 確かに日常生活に影響のある値上げはけっして歓迎するものではありませんが、だからといって、「岸田インフレ」などと悦に入っている人たちは滑稽ですらあります。参議院選挙はいわゆる政権選択選挙ではありませんが、中国共産党、北朝鮮、ロシアという独裁国家に囲まれた我が国の自由と民主主義を守るためには、どの政党に、どの候補者に投票したら良いのかを判断する絶好の機会かもしれません。

 

【独自】3首脳が新たにNATTOを結成か

【6月28日 朝鮮日日新聞(略称:朝日新聞) 東京築地支局 記者・宇曽八佰】

 NATO(北大西洋条約機構)に加盟するバルト三国の情報機関で指摘されていたことが明らかになった。今までその確証がなかったため、本誌も発表を控えていたが、記者が独自ルートでその真相を掴んだ。信頼できる複数の消息筋からのものである。

 その衝撃的な内容は、ロシアのプーチン大統領、中国共産党の習近平総書記、朝鮮労働党の金正恩総書記の3氏がタッグを組み、「NATTO(NArazumono Tryangle Teams Organization」を新たに結成すると決定したことだ。水面下で相当な交渉があったのだろう。

 当面は3氏3国で軍事同盟的に運営するが、今後、カンボジア、シリア、イラン、ベラルーシなどにも加盟を呼びかける予定で、次第に経済的協力も進めていきたい意向はあるようだ。ベトナム共産党やキューバ共産党は加わらない見通し。

 また、加盟の条件は、自由な選挙を行わないこと、個人崇拝を徹底すること、西側諸国の民主主義に組しないこと、日本への恫喝を強めることなどとなっていて、お互いに粘っこ~い関係を目指しているという。特に日本については国内の内通者への金銭的な支援も確認された

 なお、茨城県水戸市もこの同盟に便乗して町おこしを行いたいとの意向を示していたが、大井川和彦知事から待ったがかかり、断念せざるを得なかった模様だ。いずれにしても、3首脳がいわば開き直りの域まで達してしまった事実は我が国としても深刻に受け止めなければならないだろう。

「君は運のいい男だね!フミオ!」

左:「(お茶碗の回し方が逆なんだけど‥)閣下、私がアメリカに行く前に来ていただき、恐悦至極でございます。こんなケースは三十数年ぶりだそうですね」
右:「その感謝の気持を忘れないようにね。これからも、51番目の州として励むように頼んだよ」

左:「もちろんでございます。それにしても、閣下が我が国を国連安保理の常任理事国にご推挙いただいたことは、外務省の役人たちからもレクチャーがなく、ビックリしましたよ」
右:「まあ、先に日本が大嫌いな韓国に行っちゃたし、ほんの手土産だね。でも、実現できるかどうかは、そっちの覚悟次第ということを忘れないようにね」

左:「あと、台湾への武力介入にも驚きましたよ。また、バイデンおじいちゃんになっちゃかと思いました。しかし、本音だったのですね。中国共産党の習近平さんは昨晩、眠れなかったらしいです」
右:「失言だと思ったよね。でもね、そうそう、ボケてもいられないから。ちゃんと、ホワイトハウスで打ち合わせしてきたんだ。質問を予想してメモも用意していたからね」

左:「それにしても、閣下の国のウクライナへの武器支援の金額はもの凄いですね。うちの年間の防衛費に匹敵するのですから。なので、私からも数字はぼかしましたが、しっかり、増額を発表しておきました」
右:「そこね、そこが大切だよ。分かっていると思うけど、しっかりと我が国から購入するんだよ。国産は国産でいいけどね。予算編成もまだ先なのに、決意を示したのは大いに評価するよ」

左:「そこのところは理解していますから大丈夫です。うちではもうすぐ、サンギインセンキョというのがありますので、それが終わったら本格的に根回ししますので、ご安心ください」
右:「そのサンギインなんとかだけど、圧勝のようだね。フミオの経済政策なんて聞いたことないけど、ホントに運のいい男だ。俺んとこなんて、秋の中間選挙が厳しそうで、心配のタネだよ」

左:「そろそろ、ジョーおじさんはお休みの時間のようですから、ここらでお開きとしましょうか。それでは、おやすみなさい。素敵な夢を見てくださいね」
右:「いろいろともてなしてくれて、ありがとう。くれぐれもだけど、武器は我が国から買うことを忘れないでよ。おやすみ、フミオ(あ~、きょうは疲れたな)」

政権与党は安保政策を強化すべきだ

 それを望んでいるのではありませんが、7月の参議院選挙では与党が圧勝しそうです。いつもこの時期ですと、自民党の不祥事がポコポコ出てくるのですが、今回のその主役は圧倒的に立憲民主党のようです。

 国会の承認なしで軍服姿でウクライナに入国した人、過去の栄光が忘れられず、不法にグリーン車に乗り続けた常任顧問、勢い余って「ロシアより酷いのが与党だ!」と言ってしまった人、などなどです。

 頭の体操ではありませんが、仮に自民党議員が同じことをやっていたら、立憲民主党や日本共産党はどのように反応したのかを想像してみると、不謹慎ながら、笑ってしまいます。大丈夫でしょうか。

 そういえば、共産党も「他国が攻めてきたら自衛隊を活用する」みたいなことを言っていました。彼ら彼女らは自衛隊を違憲の軍隊と定義しているのですから、それを使うことは違憲の2倍盛りのような気がします。

 もう、深刻に情けないレベルです。ついには自民党の議員に、「最高の援護射撃だ!」と、皮肉というか、揶揄というか、大歓迎される始末です。総理の岸田さんいろいろ批判はありますが、何か運がいいですね。

 一方、立民にはかつてお世話になった方もいらっしゃいますが、代表の泉健太さんは存在感がほとんどゼロで、幹事長の西村智奈美さんに至っては、失礼ながら、いるんだか、いないんだか、よくわかりません。

 国会の華・予算委員会(特にTV放映がある日)は毎度、お馴染みのメンバーばかりで、もう少し若手の議員を投入すればいいと感じています。もしかしたら、立民は選挙後の組織再編をすでに練っているのかもしれません。

 また、個人的には国民民主党を応援させていただいていますが、八方美人にならないことを願っていますし、戦術的には仕方ないのでしょうが、定数6名の東京選挙区は独自候補を擁立すべきだったでしょう。

 そして、きょうの写真の方ですが、バルト三国のいちばん北にあるエストニアの外務大臣のエヴァ=マリア・リーメッツさんです。この国の人口は我が国の百分の一くらいですが、すぐ隣には虐殺司令官のいるロシアがあります。

 彼女へのインタビューを聞いたのですが、防衛費はNATO基準より高く設定していると言われていましたし、ロシアからのエネルギー輸入を抑えることに、必ず国民は理解を示してくれるとも語られていました。

 それから、エストニアからわずか数十キロの海の向こうにはフィンランドがあります。その西側はスウェーデンです。どちらも、NATOに加盟申請を行いましたが、この両国は社会民主主義を基調とする政党が政権を握っています。

 さらに、あまり報道されませんが、永世中立国であるスイス(EUもNATOも未加盟)もウクライナに武器を供給しています。ロシアという事実上の独裁国家への対応は半端なものではありません。

 もちろん、日本も少なくてもロシアへの制裁については、よくやっていると思いますが、ロシアだけではなく、フィンランドの首相も同情されたとおり、我が国はそれプラス、中国共産党と北朝鮮に囲まれています。

 参議院選挙後、与党には上述のような安全保障環境をしっかりと見つめてもらいたいと思います。もう、立憲民主党や共産党が妨害しているからは通用しませんし、与党の枠組みを変えることも必要かもしれません。

西側諸国に学ばなければ日本は厳しい

 写真の方は以前にも紹介したドイツ外務大臣のアンナレーナ・ベアボックさんで、背景は最新鋭の自走榴弾砲の「パンツァーハウビッツェ2000」です。自走榴弾砲は戦車に強力な大砲を搭載したようなものですが、ドイツはこの車両を十数台、ウクライナに提供することを決めています。

 ご承知のとおり、ドイツは過去の教訓から、他国に軍事物資を供給することをしていませんでしたが、ロシアの侵略戦争、とりわけ、ウクライナ首都近くでの大量虐殺事件もあり、長年の伝統を打ち破り、武器輸出やその取り扱い訓練を惜しみなく行っていますし、国内でも大きな反対の声はありません。

 そして、そのドイツの首相のショルツさんですが、どうも不人気ですし、ゼレンスキー大統領との関係もよくありませんでした。ドイツの大統領は国家の象徴であり、権限はほとんどありません。その大統領がウクライナを訪問しようとしたら、「大統領ではなく首相が来るべきだ」みたいなことを言っていました。

 そんな関係の中で先日、ベアボックさんがウクライナを訪問し、虐殺については、「ブチャの殺害に関与した人間が裁きを受けるべきだ」と主張し、続いて、「それが被害者に対する私たちの義務だ。ここでは被害者のことが強く感じられる。被害者は私たちかもしれなかった」と語りました。

 また、ロシア兵による性的虐待を受けた女性たちとも面会し、悲しみと怒りを共有したようです。さらに、キーウでのドイツ大使館の再開も発表し、ゼレンスキー大統領とも会談しています。彼女の防弾ベストを着用して颯爽として歩く姿からはドイツの意気込みを感じます。

 さらに、先日のG7外相会議では議長としてキッチリ仕切っていました。彼女は以前もお伝えしたように緑の党の所属で中道左派の連立政権に参加していますが、かつてはかなりの左派だったその政党出身の外務大臣が上述のような行動をしているのです。まさに、ドイツの次期首相になるような気がします。

 そういえば、NATO加盟を決めたフィンランド首相のサンナ・マリンさんは岸田総理との会談で、「日本はロシア、中国、北朝鮮に囲まれて本当に大変ですね」と語ったそうです。様々な安全保障政策を飛躍的に拡充できなければ、それは結局、我が国の国民を侵略の危機から守らないことになってしまいます

 その日本では7月に参議院選挙が行われます。政権選択選挙ではありませんが、とても残念ながら、左派野党は昨年の衆議院選挙に続いて惨敗でしょう。そうなると、しっかりした安全保障政策を構築できる責任は与党にすべてがあると言っても過言ではないように思います。

 もう、右ウィングの人たちの、「憲法改正や安保は立憲民主党と共産党がいつも邪魔をする」は理由にはなりません。今後、与党の枠組みが変化することを歓迎しますが、ウクライナを見ているとやはり、自分たちの国は自分たちで守ることが基本で、それから初めて、西側諸国の支援が期待できるでしょう。

 その意味でも、ロシアの脅威に苦しんできたフィンランド首相の「日本はロシア、中国、北朝鮮に囲まれて本当に大変ですね」を深く噛み締め、左派や自称リベラルの人たちの妨害をはねのけて、共産国家や強権国家に、「日本に攻め込むと、むしろこちらの犠牲が大きい」と思わせることが重要だと思います。

颯爽と行動する欧州の首相と外務大臣

 それでは、左側の方から順にご紹介します。アンナレーナ・ベアボックさんはドイツの外務大臣で、かつてはかなりの左派だった緑の党の所属ですが、背景の自走式対空砲(対空戦車)をウクライナに提供することを積極的にシュルツ首相に提言していたようです。

 その右の方は最近になってその存在感を増しているイギリス外務大臣のエリザベス・トラスさんで、所属政党はもちろん、ジョンソン首相が率いている保守党です。先日は「ウクライナのロシア軍は一人残らず追い出す」と発言して、そのロシアはもの凄く怒っていました。

 次にその右の方はフィンランド首相のサンナ・マリンさんで社会民主党の代表でもあります。さらに右端の方はスウェーデンの同じく首相のマグダレナ・アンデションさんで、これも同じく社会民主党党首です。ちなみに、日本の社民党とはまったくの別物で、比較するのが失礼ですね。

 それで、フィンランドとスウェーデンはいよいよNATOに加盟することを決めるようです。そのNATOの責任者は、「わずかに6日間でヨーロッパは過去20年に渡る安全保障政策を転換した」と言っていました。それを推進した原動力は上述の4人の政治家の力も大きかったと思います。

韓国新大統領への期待は禁物ですね

 よその国の国会議員さんたちのことですから、どうでもいいと言えばどうでもいいのですが、韓国のその人たちを前にしてウクライナ大統領のゼレンスキーさんの演説が行われた会場のあまりに寂しすぎる人数には驚きました。全議員300名のうち、参加したのはたったの50名にも満たなかったそうです。しかも、スマホをいじる人、居眠りをする人など、もちろん、スタンディングオベーションなどはまったくありませんでした。あの国の思考回路があらためて、はっきりと理解した出来事でした。

 さて、彼の国では大統領が交代して、一応は「保守」と言われる方が間もなく就任されます。北朝鮮の子分のようだった外交の天才に比べて、「期待できるのでは」という声がほんの一部、我が国でもあるようですが、それは保守と言われた李明博さんや同じく朴槿恵さんのことを思い出してみれば、やめておいたほうが正解のような気がします。「日王(天皇陛下のこと)が韓国に来たければ土下座してから」とか「怨みは千年経っても忘れない」ですからね。

 私は以前から思うのですが、最悪の日韓関係を正常化しようと思うから、いつまでも、韓国大嫌い&日本大嫌いが続くのです。国もまた国民の意思で動いているのですから、嫌な者同士を無理に仲直りしたって、また、同じように憎しみが湧いてくるし、今まで何度となくそれが繰り返されています。ですから、そろそろ、「にっこり笑ってさようなら~」が両国にとってもっとも優れた選択になると思います。特に彼の国の「恨」思考は絶望的と言ってもいいと感じます。

 そして、一般的な人間社会や関係においてだって、カップル、友だち、夫婦などなど、きれいにお別れてその後、それぞれが幸せになっているケースなんて星の数ほどあるでしょう。もちろん、未練たらしくしないことも前提ですし、日本国内の在日韓国人(帰化した人たちも)の人権はしっかりと守り、芸能人などは日本にもファンが多いようですから、「どうぞ、お好きなように」で、最初は様々な問題もあるでしょうが、慣れれば、どちらもあっさりとした関係になれると思います。

 また、次期外務大臣に指名されている朴振という人は早速、岸田総理が靖国神社に真榊を奉納したことに、「日本が歴史を直視し、謙虚な反省の姿勢を見せてくれることが重要だ」と批判し始めました。結局は何をやっても、どこまでも、あの国は我が国に「謝罪と賠償」を求めてくるのです。安全保障の観点からの指摘もありますが、海上自衛隊哨戒機へ火器管制レーダー照射してくる国とはもともと一緒に行動することが無理というものです。

 それでなくても、COVID-19、ウクライナで虐殺を続けるロシア、ミサイルをバンバン発射する北朝鮮、中国共産党の尖閣諸島や沖縄への不穏な行動など、この世の中は憂鬱になることばかりです。そんな状況では一つでも不安材料を減らすことが大切だと思います。お互いに隣国ですから引っ越しはできませんが、後腐れのないように、それぞれの明るい未来を祝福し、やっぱり、「にっこり笑ってさようなら~」がいちばんの選択肢ではないでしょうか。

♫ゆううつな毎日をどうしよう♫

 きょうのタイトル「♫ゆううつな毎日をどうしよう♫」は山崎ハコさんが歌う「気分を変えて」の冒頭の歌詞になります。本当は全部を紹介したいのですが、著作権のこともありますので、興味のある方は検索してみてください。この歌がヒットしたのは1990年ころですから、まだ、バブル絶頂期でした。

 さて、COVID-19はその終息どころか、収束もなかなか見通せない状況で、ロシアによるウクライナ侵略がますます酷くなってきています。虐殺最高司令官が大統領というのですから、あの国はいったいどうなっているのかととても心配になっていますし、我が国固有領土である島々を返すつもりもさらさらありません。

 また、今回の侵略で中国共産党による台湾侵攻の可能性が、その時期が早いか遅いかは別として、より高まったことは間違いないでしょう。もちろん、中共が狙っているのは台湾だけではなく、尖閣諸島、さらには沖縄本島もその対象外ではありません。中共がロシアに対する忖度だけ見ても明らかです。

 次は北朝鮮です。自由と民主主義のかけらもなく、ひたすらミサイルを打ち上げ、核兵器を有していることは確実でしょう。その南側にある国は一応、西側のスタンスのようですが、大統領選で惜敗した候補は日本のことを「敵性国家」と叫んでいました。新大統領にも過度な期待は禁物です。

 一方、もう一つの「ゆううつな毎日をどうしよう」ですが、もちろん、COVID-19です。少し前に「第6波とオミクロンが最後とは限らない」との表題で文章を載せましたが、そのような状況になってきているような気がします。4回目の接種量の確保は大切ですが、その前に3回目接種者の数をもっともっと増やしていくことが重要だと思います。

 それから、海外の国々ですが、COVID-19対策の優等生と言われていた韓国のK防疫は事実上、破綻しましたし、中国共産党によるゼロコロナ政策も共産主義国家独特の強烈な対策でも抑え込むことが困難になってきています。個人崇拝が進む習近平さんは秋の党大会に向けて、眠れない夜が続いているのでしょう。

 余談ですが、上海市の大混乱は党書紀の李強さんの人民を犠牲にしても、党中央(と言っても習近平さんだけですが)に気に入られるためには何でもやるという極度の焦りから起こったものです。実際はもう遅いと思いますが、常務委員にめでたく昇進し、あわよくば副首相の座もという目論見は崩れ去ったようです。

 なお、中国共産党では地方政府のトップは市長ではありません。そこの党書紀が序列最高位になっています。市長は書紀に従うナンバー2に過ぎません。ですから、北京オリンピックなどを仕切っていたのは市長ではなく、北京市党書紀の蔡奇さんでした。まったく、何でもかんでも共産党がトップ(しかも選挙は一切なし)ですから、気持ち悪いです。

 話を戻します。山崎ハコさんの歌のタイトルの「気分を変えて」のように、日常的な生活様式もちょっとずつ変化していますが、もともと、我が国の場合は厳しい規制を行っていませんので、逆に要請解除が厄介な面もあります。まさか、「明日から不要不急の外出もOKですよ」とか「もう、マスクは必要ありません」とはならないでしょう。

 いずれにしても、繰り返してお伝えしているように、それがいいか、そうでないかは別として、規制解除を精力的に進めている欧米諸国は日本と人口比補正をしてみると、毎日、もの凄い数の人たちが感染しているのです。その反面、我が国のテレビ局は午後5時になると速報のように東京の感染者数を発表しています。

 それが悪いというのではありませんが、もう少し工夫をすべきではないでしょうか。同時に周りの医師と話していて感じるのは、COVID-19の感染分類のことです。安易なことは申し上げませんが、ここを何とかしないと、ずっとずっと、「ゆううつな毎日」が続くと思います。しかし、多くの国民の皆さんがそれで良いと感じていらっしゃれば、それはそれで仕方ないですね。

きょうの演説は歴史的なものになる予感

 写真は先日のラグビーシックスネイションズ最終節の最後の試合である、フランスvsイングランドの開催直前の光景です。結果は来年のワールドカップ開催国であるフランスがイングランドを破り、グランドスラムを成し遂げました。また、7年間で1勝もできなかったイタリアが昨年チャンピオンのウェールズに勝利し、それもすごく盛り上がっていました。

 そして、試合の前にはバルーン「ウクライナ連帯」が上がり、選手や観客から拍手が鳴り止みませんでした。余談ですが、会場は満員で、ナショナルアンセムを大きな声で歌い、自国チームに全力で声援を送っていました。しかも、ほとんどの人たちはマスクを着けていません。我が国でも早くこのような風景が見られるといいなと思いながら、WOWOWで観戦していました。

 ところで、左側の方はウクライナのゼレンスキー大統領です。この1カ月は彼の顔を見ない日はありません。そして、その彼がきょうの午後6時から日本の国会で演説することになりました。詳しくは省きますが、これまでも、米英独加伊イスラエルなどで演説を行っており、どれもがその国の議員や国民が「ぐっとくる」内容で、各国での評価がとても高いようです。

 それでは、日本ではどのような演説になるのでしょうか。これはまったく私の想像ですが、帝政ロシアを破った日露戦争、広島・長崎への原爆投下、シベリア抑留、北方領土不法占拠などで、今までの各国での演説と比較しても、かなり歴史的なものになるような気がしますし、我が国への思い入れは強いようです。

 それから、ロシアが日本に対してすごく怒り始めています。「平和条約締結、ビザなし交流、共同経済活動などなど、すべて止めるからな!」というものですが、我が国がちゃんと対露制裁を実行していることの証で、少なくても政府はよくやっていると思います。

 いずれしても、世界は日本の行動を注視しているでしょう。これは中国共産党や北朝鮮に対しても同様で、「まさかロシアはウクライナに攻め込まないだろう」の日本版は完全になくなりました。しかも、国民の皆さんは国境を超えて隣国に避難することもできません。文字どおり、ウクライナで起こっていることが我が国では起こり得ないと、世界のどの国も保証してくれません。

 

これは民主主義と全体主義の総力戦だ!

 写真は北海道の野付半島から国後島を望んでいます。私はもうずいぶん前のことですが、これと同じ光景を何度か見たことがあります。それは当時、民社党・同盟ブロックとして「返せ!北方領土」活動を近くの根室などで行っていたからです。

 余談ですが、そのころの日本社会党・総評ブロックのこの問題への対抗はとても冷たいもので、根室市などの職員労組が返還運動の取り組みは聞いたことがないと市役所の幹部さんが言っていたことをよく覚えています。

 確かに社会党や総評の中にはソ連にシンパシーを感じている人たちは少なくなく、特に社会主義協会に所属している党員や組合員はその傾向が強かったと思いますし、「協会」と呼ばれていた勢力は現在でも一定の影響力を持っているようです。

 さて、前ふりが長くなりましたが、タイトルの「全体主義」とは難しい定義は省くとすれば、共産主義とファシズムの両方を示すものです。ですから、今まさにウクライナで、民主主義と全体主義の総力戦が進行しています。

 申し上げるまでもなく、彼の地ではウクライナを支援する自由と民主主義を基調とする国々と全体主義で侵略しているロシアが厳しく対峙しています。そのロシアの後方では中国共産党が様々な支援を行っていることも事実です。

 これは先日のロシア非難の国連決議でも明らかで、反対した国は北朝鮮、シリア、ベラルーシ、それから、アフリカの北朝鮮と言われているエリトリアで、いずれも独裁者が国民を弾圧している国ばかりです。

 また、今回の軍事侵略で欧州のいくつかの国では防衛方針を大きく変更することが起こっています。まず、ドイツが過去からの原則を大転換して、ウクライナに対戦車砲を供与し、国防費をGDP比2%以上にすることを決めました。

 そして、NATOには加盟していないスウェーデンやフインランドも武器供与を決定し、NATOへの接近を強めていますし、永世中立国のスイスも同じく対戦車砲などを送っています。地政学が大きく動いているのでしょう。

 それでは、我が国はどうなんでしょうか。確かに遠く離れてはいますが、ここを侵略している国は写真の国後島を始め、北方領土を不法に占拠を続けていて、最近は様々な威嚇行為さえもためらわなくなっています。

 前回もお伝えしましたが、そのような全体主義国家が西の端では武力侵略を行い、東の端では何もしないという発想そのものに無理がありますし、さらに、北朝鮮と中国共産党も抜かりなく日本への脅かしを行っています。

 このような状況で私は思うのですが、いわゆる西側諸国は我が国の実効性のあるロシア制裁やウクライナ支援をやっているのかをよく見ているのではないでしょうか。単独ではロシア、北朝鮮、中国共産党を跳ね返すことは不可能です。

 その助っ人の中心はアメリカですが、イギリス、フランス、ドイツなどともしっかり連帯しなければなりませんし、内側から妨害している勢力とも戦わなければならないでしょう。むしろ、こっちのほうがより厄介かもしれません。

 「戦争反対!」は当然のことですが、それを叫んでいるだけではかえって戦争に巻き込まれてしまいます。左派や自称リベラルが得意の「軍靴の音が聞こえる」のその音は国内からではなく、上述のならず者国家から聞こえてきます。

 同時に、「どっちもどっち」「喧嘩両成敗」「まずはウクライナが武器を置いて」の発想ももの凄く危険です。一見、平和的主張のようにも感じますが、その手に乗ってしまえば、間違いなく利を得るのは独裁国家ばかりです。

 それから、ここがとても重要ですが、この侵略を独裁国家の一員である中国共産党は注視しているでしょう。つまり、ウクライナが敗北すれば、台湾と尖閣への武力侵略は早まり、踏ん張れば、それを先延ばしすることになると思います。

 その意味でもウクライナに限らず、繰り返しますが、世界の中での民主主義と全体主義の総力戦ということになります。憲法前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して」が大きく問われている出来事でもあるでしょう。

次は日本ではないという保証はない

 かつてのソ連共産党員であり、同じくそのスパイ機関のKGB幹部であったロシア大統領のプーチンさんの化けの皮が剥がれました。彼やロシアのことを強権主義とか専制主義とか称されていますが、分かりやすく言えば、共産主義と同様、独裁主義と同じようなものでしょう。

 それで、現地で取材を続けている日本人ジャーナリストが言っていました。「この現実を日本として、日本人として自分たちのこととして受け止め、何ができるのか考えなければいけない」と。確かにウクライナは遠く離れていますが、そこを侵略している国は北海道沿岸から見える土地を不法占拠しているのです。

 また、この機に乗じてミサイル発射を繰り返している北朝鮮という超冒険主義国家があり、我が国内にはそれにシンパシーを持っている人たちも少なくありません。さらにその南にある国の大統領選挙が行われて政権交代が実現しますが、もとより、関係改善などはあまり期待しないほうが良いでしょう。

 そして、真打ちは最近、世界一退屈で意味のない両会が終わった中国共産党です。秋の党大会に向けて習近平さんの個人崇拝は北朝鮮並みに高められていますし、尖閣諸島や台湾への侵略も、「それはないだろう」と思っていたロシアによるウクライナ侵略で、見事に破壊されました。

 以前にもお伝えしましたが、私たちは文字どおり、これらのならず者国家に取り囲まれて、自由と民主主義を死守しなければなりません。これがきょうのタイトルに込められた意味です。結局は自分たちの国は自分たちで守らなければないことも、今回の侵略ではっきりしました。愛する家族や大切な友人たちのためにも。

この1枚の写真で心が穏やかになります

 大規模な火山噴火とそれによる津波によって、甚大な被害が起こった「トンガ王国」に航空自衛隊のC130輸送機が物資(飲料水、マスク、高圧洗浄機など)を届けたとき、空港に写真のようにトンガの首相、副首相、外務大臣、財務大臣、保健大臣、貿易・経済開発大臣など、ここで閣議が開けるのではと思うほど、政府の要人たちが出迎えてくれたそうです。

 そして首相は、「日本の自衛隊機をトンガで見られるのは本当に感慨深い。日本の皆さんにありがとうと伝えてほしい」と述べられたとのことです。彼の国と我が国は過去から強い交流があり、親日国としてよく知られています。それから、日本でプレーするラグビー選手にもトンガが出身者が多いことも有名ですし、LEAGUE ONEの試合冒頭で黙祷が行われていました。

 一方、日本からこの国の反対方向を俯瞰すれば、こそ泥のように領土を奪い取った国、いつも嘘ばっかりついている国、国民が飢えてもミサイル発射が大好きな国、共産党が何でもやり放題の国と、毎度のことながら憂鬱になってしまいます。そんな厳しい国際環境でもトンガのような国があり、その写真を見ているだけで心が穏やかになります。大切にしていきたいですね。

 なお、トンガからは東日本大震災や熊本地震などに対して義援金をいただいています。また、サッカー・ワールドカップ日本開催の関係から各地の自治体でも募金の受付も始まっています。私は日本財団へ居酒屋さん1回分をクレジットカードで寄付をしました。トンガは厳しいゼロコロナ対応を実施しているので、寄付は確実に届く機関を選択したほうが良さそうです。

だから来なくてもいいですから

 韓国大統領の文在寅さんが東京五輪に合わせて来るとか来ないとか報道されていましたが、結局は、来ないというか、来られないことになりました。彼の国の国民の6割以上が、「日本には行くべきでない」と考えているのですし、ご自身も外交の天才と思われているようですから、面倒くさいことはともかく、とても良かったと思いますし、将来まで彼がこの国を訪れることはないでしょう。

 それで、様々なことが指摘されていますが、どうせ、「何とか菅総理との会談時間は1時間は確保して欲しい」と申し入れていたものの、「慰安婦と旧朝鮮半島労働者について、ちゃんと“約束を守ります”と言わない限り、15分だけだからね」とでも袖にされたのでしょう。日本政府にとっては当然のことです。

 ただ、文在寅さんもだんだんと切羽詰ってきていて、このままだと来年3月の任期が終了後、塀の中へ入る可能性がますます高くなってくるので、それはそれで必死のようです。その塀の中にはご自分が投獄した前々大統領の李明博さんや、同じく前大統領の朴槿恵さんもお待ちですから、3人で楽しくやってください。

 ところで、そのオリンピックですが、いつものこととはいえ、あの国の普通では考えつかない嫌がらせが早速、始まっています。もうご存知でしょうが、一つには選手村の部屋のテラス側に抗日の英雄と称されている李舜臣将軍の言葉を使った横断幕を掲げたことです。IOCに一喝されてすぐに取り外しましたが、どこの国がこんなことをするでしょうか。まあ、腹の底から骨の髄まで「反日国家」ですから仕方ありません。

 それから、こちらはけっして許されることではありませんが、選手村の食堂で福島県産の食材が使われていることが我慢できず、近隣のホテルを貸し切って、韓国から持ち込んだものでお弁当を作って提供するそうですし、放射能測定器まで用意しているそうです。右側のおどろおどろしいポスターは韓国の民間団体が作成したものですが、彼の国の発想を的確に表しているでしょう。

 どれもこれも、今に始まったものではありませんので、特には驚きませんが、あらためて、すごく嫌な気持ちになります。我が国ではみんなが励まし合って、福島県などを応援しているのですから、韓国政府にはコロナ禍が明けても、その食材を使っている全国の飲食店には自国の国民を行かせないようにしてもらいたいものですし、それでなければ辻褄が合いません。いつも整合性がない国ですから当然のことかもしれませんね。

 また、韓国ばかりを責められません。自民党幹事長の二階俊博さんの鉄板方程式は、「二階俊博氏-(利権+中国共産党)=存在ゼロ」ですが、カッコ内に彼の国も加わったようです。彼は「大統領には是非、日本に来ていただきたい」と言って、韓国の高官は「それなら検討しよう」と真逆な展開になりかけていました。こんな人が政権政党の責任者なのですから、韓国ばかりを批判できません。

わが家も「勝手に緊急事態宣言」を発令!

 きょうから3回目の緊急事態宣言が始まりましたが、私は1年ほど前に感染症の専門家からお聞きしたことを思い出しました。彼は、「感染症は熱したら冷まし、それを繰り返しながら、ワクチンの完成を待つんですよ」と言われ、数回にわたる波型グラフを見せてくれました。正直、当時はどのような意味かよく分からなかったのですが、現在より遥かに未知のウイルスであったころから、そんな指摘をされていた彼はあらためて、すごい医師なんだなと感じています。

 また、徹底した封じ込めを行えば、収束に向かうとも言われていました。これも結果的に正しいことも明らかになっています。それは中国が実現しましたが、中国共産党の独裁政治によって実行され、例えば、100万人都市に一人の陽性者が出れば、僅か3日間でその100万人全員にPCR検査を実施したり、数百世帯のマンション内で同じく一人の陽性者が出たら、マンション住民の全員が2週間、外出禁止になるというものです。

 これは当初、小池都知事が「ロックダウン」とか言っていましたが、そんな甘っちょろいものではなく、野党は存在せず、マスコミも完全に共産党の支配下にあり、失敗すれば隠蔽、成功すれば、中国共産党と習近平同志のおかげとなります。もちろん、そんな政治は嫌ですが、自由だとか、私権だとか叫ばなければ、日常的な暮らしがすでに戻ってきているのも現実です。ちなみに、その中国では不活化ワクチンが2種類、接種されていますが、封じ込めてしまったので、それほどワクチンに積極的な関心を持つ人は多くないようです。

 それから、きょうはいつくかの国政選挙の投票日ですが、ある選挙区の野党系候補がこんなことを街頭で喋っていました。「皆さん、日本は中国、韓国、台湾に比べて感染者が桁違いに多いのです。政府の対策は失敗しました」というものでした。物事、様々な見方があるのだなと感じましたが、政府の失敗はともかく、前段のことはそのとおりですし、中国については前述したやり方でそうなりました。

 韓国は何度もお伝えしましたが、クレジットカード使用履歴、スマホの移動履歴、街中の監視カメラなどで個人情報を丸裸にして、感染経路を明らかにしています。さらに台湾はかつてのSARSで阿鼻叫喚の苦しみを味わってきましたし、外国からの訪問者がホテル隔離で数分間、ドアの外に出ただけで数十万円の罰金を課すなど、中国共産党のワクチン遮断などの嫌がらせなどにも耐えて、感染を見事に抑えています。

 あと、これは私の想像ですが、韓国と台湾は過去からの長い間、それぞれ、北朝鮮と中国からの侵略の脅威に備えて、徴兵制などの国内安全保障体制を築いて来たことも、その理由かと思います。韓国は残念ながら赤組さんに行ってしまいましたが、両国ともに西側の自由と民主主義を維持していることも事実です。

 さて、前置きが長くなってしまいましたが、わが家でも表にある項目を勝手に決めて、自粛することにしました。もちろん、各人、各家庭で条件は異なりますから、あくまでもわが家庭内の取り決めということで、それをほかの人たちにまねしてもらいたいなどというおこがましい考えなどは皆無です。「あれ、門脇さんを歌舞伎町で見たよ」などと指摘されないように、自分への戒めの気持ちとしてご理解くださいね。

 それと、以前にもお話しましたが、「俺たちは若いから感染しても大丈夫だ!」と考え違いをして騒いでいる人たちですが、それで本当に感染してしまい、入院することになっても、その病院はそのことで拒否することはありません。私はCOVID-19の患者と向き合っているわけではありませんが、医療法人顧問として現場がどんな状況になっているかはよく分かっています。COVID-19病床も一向に減少していませんし、退院したら、すぐに次の患者が入ってくるという状態が続いています。

 皆さんの医療従事者に対する応援はもの凄く嬉しいのです。それは激励のお手紙をいただいたり、お弁当を差し入れてもらったりすることですが、ブルーインパルスや都庁をブルーにライトアップすることもありがたいです。しかし、最大の激励は、あなたが感染しないことです。まだまだ、分からないことが多い厄介なウイルスですが、概ね「何をしたら感染するのか、何をしなければ感染しないのか」が明らかになっています。

 お互い様、「我慢をいつまで強いるのか」という思いも増しているのですが、文句は山ほどあるものの、その元凶は菅総理でも小池都知事でもなく、SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)です。ワクチン接種もいろいろと言われていますが、あと数カ月で完了するように思います。「もう、なにを頑張ればいいのか分からない」という率直な声が聞こえてきますが、嫌々でも渋々でも、政治家に対する批判でも、何でもいいですから、その先の光明を大いに期待して、さらに頑張ってまいりましょう。きっと、大所高所から声明を出してきた医師会も積極的に接種に協力してくれるはずです。

 それでも、「もう、我慢の限界だ!政治家はけしからん!」という皆さんもいらっしゃるでしょうし、その気持は私もとても理解できます。であるとするならば、次の選挙で菅義偉さんも、小池百合子さんも、西村康稔さんも落選させましょう。幸いにして日本は中国共産党や北朝鮮とは異なり、選挙の自由と公平が担保されています。そうすれば、批判が増している尾身茂さんも退場になるでしょう。ただし、今の政府より、都政より、ましな政権が樹立される保証はどこにもありません。

中国vs韓国の「キムチ戦争」が勃発!

 わが国にとってはどうでもよいことですが、キムチの起源をめぐって、中国と韓国の正統派争いが泥沼化しているようです。もっとも、この二つの国は歴史的にも、もちろん、現在でも本音では極めて仲が悪いという関係ですから、正直なところ、「また始まったな」という感じです。

 ただ、私はキムチと言えば、朝鮮半島由来の食べ物と思っていたので、中国が本家を主張していたとはちょっと意外でした。実際、中国共産党機関紙・人民日報の東京スポーツこと環球時報では、「キムチ宗主国の韓国の屈辱」などと得意に伝えています。

 これには韓国も黙っておらず、「本場のキムチと泡菜(中国の発酵野菜)は似て非なるもの」と反撃していますが、もともと、国際標準化機構(ISO)が中国にお墨付きを与えたことが紛争の発端だったようです。

 まあ、どっちもご勝手にとなりますが、中共で警察、検察、司法などを取り仕切っている政法委員会のSNSでの発言が秀逸です。曰く「キムチは韓国のもの、干し柿は韓国のものというが、全てにけちをつけるのは自国に自信がないからだ」と。

 中国のキムチは食べたくありませんが、これには思わず苦笑してしまいました。また、個人的にキムチは大好きですが、やはり、日本製のものがいちばん美味しいと思います。本場韓国のものとはけっこう酸っぱいと聞いたことがあります。

新しい駐日韓国大使には注意が必要

 もちろん、わが国に赴任される世界各国の駐日大使が全員、日本に好印象を持っていただき、親日的であるとは限りませんが、次の韓国の駐日大使に先日まで国会議員で、前「韓日議員連盟会長」である、姜昌一(カン・チャンイル)さんが内定したそうです。今後、日本政府の同意(いわゆる“アグレマン”)を得られれば、港区南麻布にある韓国大使館(写真背景)の主(あるじ)となられるのでしょう。

 それで、この方ですが、東京大学で博士の学位を取得され、客員教授も務め、日本語も話されるようです。また、議連前会長の経歴からも、知日派などと呼ばれているようですが、韓国では「知日派」と「親日派」はまったく別のものです。むしろ、知日派のほうが文字どおり、日本のことを知っているので、より反日的な言動を繰り返しているケーズすらあります。

 それでは、いくつかの事実をお示しします。まず、2011年ことですが、彼は韓国の国会議員として初めてわが国固有の領土である国後島を、日本政府の許可も得ないで訪問しています。いかに無責任極まる行動だったかは、当時の総理大臣だった親北派の菅直人さんですら、深い憂慮を表明したことで分かります。とにかく、日本と日本人の嫌がることだったら何でもやるということですね。

 それから、身の毛のよだつような「親日派破墓法」の制定に彼はとても積極的です。何の法律かとお思いでしょうが、簡潔にまとめると、「国立墓地に埋葬されている歴代大統領などの墓を掘り返して、親日派の遺骨をほかの場所に移す」というものですが、その理由が「国立墓地に仇敵(つまり親日派)が眠っていると、愛国烈士があの世に行って落ち着くことができない」と仰天ものなのです。

 また、これで驚いていては、以下の発言で腰を抜かしてしまいそうです。数年前のことですが、彼は自国のいわゆる慰安婦のおばあちゃんたちに向かって、「本当は日本国王(天皇のこと)や安倍が来て謝罪しなければならない」「いつか日本国王や首相が来てひざまずいて謝罪するでしょう」と言い放ったのです。こんな人が天皇陛下に信任状を捧呈するなど、まったくあり得ないことです。

 そう言えば、保守派と言われている元大統領の李明博さんも「天皇が韓国に来たかったら土下座しなければならない」と言っていましたし、今は一緒に壁の中にいる前大統領李恩恵さんも、「日本が朝鮮半島を併合した恨みは千年経っても忘れない」と述べていました。要するに、彼の国では保守派であっても、現政権の革新派(実は北朝鮮大好き派)でもあっても、反日は絶対に揺るがない根本なのです。

 そのほかにも、いわゆる徴用工(実態は応募工)裁判での資産の現金化(私個人はとっとと実行すればいいと思っていますが)、福島第一原発の処理水の海洋投棄(ちなみに韓国では東京五輪を放射能五輪と呼んでいるようです)などなど、厄介で頭が痛くなることばかりですが、日本に在住している帰化を含めた韓国人の人権をしっかりと守って、あとは彼の国とのお付き合いをできる限り止めてしまうのが、両国、両国民にとって最良の選択のような気がします。

 あと、余談ですが、日本に出稼ぎに来ている韓国の芸能人のことです。男性でも女性でも、「どうぞお好きなように」しかありませんが、注意しなければならないのは、Tシャツに原爆投下のイラストをつけてはしゃいでいたり、来日すると「日本の皆さ~ん!こんにちは!」と叫びながら、その同じ人が、母国ではさんざん日本の悪口を言っている現実があるということです。嫌ですね、このような人たちは。

白黒版の「半地下家族」が待ち遠しい

 4カ月ほど前になりますが、韓国映画「パラサイト 半地下家族」を絶賛する記事を載せました。有料サイトでしたが、有効期限のうちで繰り返して観たほど面白かったです。

 そして、早くもWOWOWで放映されることが決まりました。しかも、今回は吹き替え版と白黒版(モノクローム)も合わせて放映されるということなので、今からすごく楽しみです。

 それから、最近の映画などでの吹き替えは昔と違って、そのレベルがかなり高くなっていますし、今回の白黒版はこの作品の監督がこだわって制作されたものだそうで、こちらも、放映日が待ち遠しいです。

 また、録画はもちろん行いますので、以降はいつでも観れる喜びを感じますし、あらためて、温厚なお人柄で知られる元韓国大使・武藤正敏さんが書かれた「韓国人に生まれなくてよかった」を再認識するでしょう。

警視庁公安部が外事部門を強化する

 新聞やテレビではそれほど大きなニュースにならなかったようですが、警視庁公安部が組織を大幅に変更することになったようです。もともと、「公安部」という名称は警視庁のみに存在していて、ほかの道府県本部では「警備部」の中に公安各課があります(一部例外あり)。それだけ、東京都内では公安警察の役割が重要なのでしょう。

 それで、その組織再編ですが、簡潔に申し上げれば、外事部門を全体的に強化して、特にアジア全体を担当しているセクション(と言っても、ほとんど中国と北朝鮮だけですが)から、北朝鮮(もちろん、韓国の従北派を含みます)関連を独立させます。これにより、中国、北朝鮮両部門の調査をレベルアップすることが可能となるようです。

 なお、日本共産党や宗教団体を視察している公安総務課、過激派や大衆団体、右翼団体を担当している外事関係以外の公安部組織には特に変更はないと承知しています。国会の審議では日本共産党の議員が公安調査庁の次長などに、「違法な調査活動を止めろ」と、ときどき要求していますが、公安調査庁のそれは失礼ながら、公安部に比べれば子供と大人ほどの差があります。

 ただ、北朝鮮内部のことについてはなぜか、公安調査庁がけっこう把握しているようで、同じく自衛隊の諜報部門も情報を持っています。しかし、公調と自衛隊の関係はまずまず良好ですが、警察公安の人たちは公調に対して「あいつらは俺たちの邪魔ばっかりしている」と言っているようですし、自衛隊には「226事件で軍部に殺されたのは警察官がいちばん多かった」といまだに恨んでいると聞きました。

 さて、私が持っている単行本は小学館から最近、発刊されたもので、コンビニのみで購入できるシリーズです。今回はみんな大好きなゴルゴ13の過去の作品3話が載っていて、タイトルはその名もズバリ『諜報』です。そして、インテリジェンスに関しての著書も多い、江崎道朗さんのコラムもありました。短いですが、コミンテルンのことなども書かれていて面白かったです。

 余談ですが、アマゾンなどでは売っていないため、この本を購入するため、荻窪と阿佐ヶ谷周辺の6店舗のコンビニを歩き回りました。結局は普段、もっとも利用している南阿佐ヶ谷駅横のセブン-イレブンにありました。休日だったので時間的な問題はありませんでしたが、最初からここに行っていれば良かったと思いました。しかし、歩数はけっこう稼ぐことができたので、結果オーライということでした。

超推奨!パラサイト~半地下の家族

 私は何年か前に朝鮮半島軍事境界線を挟んだ南北兵士の友情みたいなものがテーマの映画を観たことがありますが、それ以外の韓国の映画やTVドラマは1本も観たことがありませんでした。また、彼の国には2回だけ訪問しましたが、これからはその予定はありません。

 ところが、アマゾンプライムビデオで話題作の「パラサイト 半地下の家族」何と!が500円で提供されていることを知り、4K高画質で観ることができました。48時間の制限があったのですが、1回目を観たあと、韓国の方が日本語で解説しているサイトを見つけ、二日連続でテレビの前に釘付けとなりました。

 それで、「ネタバレ厳禁」とのことですから、余計なことは一切話しませんが、とにかく素晴らしい映画です。テンポも良く、脚本がしっかりしていて、2時間ちょっとがあっという間に過ぎてしまいました。さすがに、カンヌ映画祭パルムドールアカデミー賞(監督賞や脚本など4部門)に輝くだけある秀作です。

 そして、大変におこがましいのですが、特に前述のアマゾンプライムを契約されている皆さんは是非、観ていただきたいと思います。繰り返しますが、本当に素晴らしい作品ですし、韓国社会を知るにも絶好の作品であると思います。なお、再開された映画館でも再び上映が始まったようです。

 それから、私は2回目を観ている途中で、韓国大使を務められた武藤正敏さんの著書「韓国人に生まれなくてよかった」を思い出しました。彼の国の大統領も北の指導者からはボロクソに言われ、ボルトン暴露本では致命傷を食らってしまい、踏んだり蹴ったりです。ピエロになった自称・外交の天才も立つ瀬がありません。

 もちろん、この映画と外交は直接にかかわることはありませんが、今後の日本と韓国との関係は間違いなく、さらに悪化するのですから、ちょっと飛躍するようですけれども、寄生虫(この映画の原題)をしっかりと観ておくことも何かの役に立つかもしれません。あと、写真左の絵と石が重要なファクターとなります。

朝日新聞はどうするのかな?

 世の中では連日、新型肺炎の話題でいっぱいです。生命と経済に重大な影響のある問題ですから当然のことですが、国内と国外でとても注目すべきことが始まりました。まだまだ、流動的ですので、これからの展開を見ていきたいと思いますが、端的に言って、朝日新聞の態度がどのように変化していくのか、今からすごく興味深いです。

 その内外の動きですが、国内では森友学園問題の籠池泰典さんが完全かどうかは見極めが必要なものの、これまでの言動を大きく修正し始めたことです。ただ、ご長男のように呪縛が完全に取り払われたかどうかは疑問です。また、何回かお伝えしましたが、辻元清美さんや福島瑞穂さんなどは、ご自身が大好きな「説明責任を果たせ!」を自ら実行していただきたいと願っています。

 そして、国外では韓国のいわゆる慰安婦問題についてです。過去からこの問題の主人公のように振る舞ってきた李容洙(イ・ヨンス)さんが、「30年にわたりだまされるだけだまされ、利用されるだけ利用された」と衝撃的に述べたことです。彼女をだましたり、利用したのは日本ではなく、過去から強い絆で結ばれてきた彼の国の市民活動家(団体)などで、今後の日韓関係に与える影響も少なくないかもしれません。

 いずれにしても、前述したように、この二つの問題に積極的に関わってきた朝日新聞は事が進展することにより、現在までの論調や批判を修正するのか、知らんぷりするのか、それとも居直るのか、どのような態度を取るのでしょうか。それと連動して、一般的な報道機関の立ち位置も気になりますし、問題の解明はマスコミや政党のあり方にも欠かせないでしょう。

韓国の気持ちを理解しよう!

 新型肺炎に関して日本政府が決めた中国人と韓国人への入国制限に対して、中国は珍しく理解を示しましたが、韓国がすごく怒って対抗措置を取ることになりました。外交の世界では、「やられたら、やり返す」は特に不思議なことではありませんから、それほど驚かなくても問題ありません。

 ただ、韓国経済がとても厳しいもとので大感染ですし、来月には国会議員の選挙もある状況の中で、文在寅さんとしては当然の選択だったのでしょう。彼の国では内政が混乱したとき、「反日」は特効薬的な効果がありますし、徹底したRCP検査も裏目に出てしまいましたので、やむを得なかったと思います。

 そして、今回の日本への趣旨返しはかなりの長期間に及ぶことを私たちも覚悟しなければなりません。つまり、韓国から一人の観光客も韓流スターもKPOPアイドルもわが国へやって来ないということです。観光地で韓国語を聞くこともなくなりますし、ハングルは虚しく表示されることになります。

 しかし、日本も韓国に対して緩くない措置を決めているのですから、嘆いていても仕方ありません。危機管理とは最悪の状態を想定して、その対策を万全なものとすることです。韓国とはこの先、長い年月に渡り観光が互いなくなり、それに比例するように両国間の経済がさらに冷え込むことを前提に考えなければなりません。

 また、大切なことは「どうせ、困るのはあっちだろう」などとは言わないことです。そんなことはまったく生産的ではなく、いわんや、ことに乗じてヘイトスピーチなどは絶対にダメです。ただただ、安全保障のことを中心に据えて、韓国という国がなくても国民が困らない展望を与野党ともに考えてもらいたいです。

朝日新聞の社屋がよく見えました

 三井ガーデンホテル銀座プレミアのレストランからの眺望は素晴らしく、築地方面もよく見えます。右側の茶色いビルが朝日新聞本社で、その左側の更地が築地市場の跡地です。

 ところで、わが家で数十年間、購読していた朝日新聞をやめてから6年ほどになります。数年前までは拡張団による再購読の訪問などもありましたが、それからは、「生まれ変わった朝日をもう一度だけお願いします!」もなくなりました。

 別に揚げ足を取るわけではありませんが、今も昔もまったく生まれ変わった論調はなく、慰安婦問題や吉田調書のことも本気で謝罪したとはとても思えません。言ってみれば、左派や自称リベラルの限界なのでしょうね。

 それから、この新聞とは論調がほぼ正反対の産経新聞の記事が目に留まりした。余談ですが、私は何が何でも“安倍が憎い!”という朝日も、その逆の産経も、両方あっていいと思います。すべての新聞がどちらかに偏っていては気持ち悪いからです。

 それで、その記事には、「『お国のために死んでこい』。町長や在郷軍人会代表が演説をするたびに、赤、白の朝日新聞社の小旗が揺れる。朝日新聞販売店員だった後尾年雄さん(86)は、見送りの人々の横に立って大きな社旗を力いっぱい振っていた。家族らが手にする小旗は、前夜のうちに、配っておいた」とありました。

 これは戦争中、大阪の池田師範学校(現在の大阪教育大学)のグランドでの出来事だったそうですが、記事には全国的にこのようなことが行われていたのだろうとまとめられていますし、私も同じ思いです。

 朝日新聞が先の大戦で率先して国民を鼓舞したことは知られているところですが、ここまであの旭日旗そっくりの社旗を使って、若者を戦争に駆り立てていたとは驚きです。現在ではその強烈な贖罪心から国旗・日の丸と自衛艦旗・旭日旗を忌み嫌うのでしょう。

 そして、掲載した写真を見ながらあらためて、「やっぱり、左派や自称リベラルは人には多様性を求め、自らは非寛容であり、教条的であるんだな」と感じました。なお、白い矢印のところにはその社旗が掲げられています。

韓国の憂鬱~GSOMIA破棄できず

 日本と韓国との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の失効は避けられないとの予想が多かったのですが、土壇場で韓国がブツブツ言いながらも、破棄撤回を決めました。輸出管理強化への対抗策として世界貿易機関(WTO)への提訴も避けましたので、ほぼ、日本側の完勝といってもいいように思います。

 私も失効は仕方ないかなと感じていましたので、正直なところ、かなり意外な落とし所となりましたが、わが国は何一つとして彼の国に譲歩していませんし、ホワイト国除外などについても、「前回と同じレベルだったら聞いてやってもいいよ」との程度で、基本的な姿勢が変化することはありえません。

 それで、今後もひっくり返る可能性はありますが、やはり、わが国政府のまったくぶれない姿勢とアメリカ上院の全会一致の決定が大きかったんだろうと思います。韓国はもう切るカードもなく、慰安婦問題やいわゆる徴用工訴訟などでも過去と違って、日本は理由もなく謝罪することもなくなりました。

 また、アメリカの国防長官のエスパーさんが、「協定破棄を喜ぶのは北朝鮮、中国、ロシアだ」と至極まっとうなことを述べていましたが、文在寅さんの最大の喜びは金正恩将軍様にどこまでも忠誠を誓うことですから、今後も彼の言動には十分に注視していかなければならないでしょう。

 そして、この協定の目的は日韓両国の軍事情報をやり取りする際に、それが第三国に漏れることを防止することにもあるですから、文在寅さんの上述のスタンスであれば、北朝鮮に情報をご注進する危険性すらあるわけです。問題がすべて解決したわけではありません

 しかも、アメリカ政府や議会は、「韓国が譲ったのだから今後は日本の番だ」みたいなことを言い出す可能性が強いです。まさに韓国の狙いはここにあるわけで、朝鮮半島出身労働者問題についても攻勢を強めてくるでしょう。それでなければ、自称・外交の天才のメンツが丸潰れになります。

 特に韓国世論は「日本との軍事協定なんて止めてしまえ!」が多数派ですし、「せっかく政府の方針に従って日本製品ボイコットしているのに裏切るのか!」の声も大きいです。来年には国会議員選挙もありますし、再び破棄の恫喝を掛けてくる可能性も少なくありませので、油断は禁物です。

 それから、悲しいかな文在寅さんは北朝鮮からも袖にされてしまい、ロシアは知りませんが、中国の本心は「長い歴史であの国と付き合うとろくなことはない」ですし、世界で唯一の反日国家になった韓国と比べれば、その度合は大したことはありません。現在の日中の関係も少なくても見かけは順調です。

 しかし、その間違いに気づかす、反日のボルテージを上げていきましたが、わが国の大多数の世論も、韓国に悪い印象を持っていない人たちも、「さすがに韓国という国はどうなんだろう」と率直な疑問を持つようになり、政府の方針を消極的であっても支持するようになりました。

 もちろん、立憲民主党などは得意の「どっちもどっち」論を展開して、日本を再び悪者にしたかったのですが、逆に「それっておかしいよね」となり、彼ら彼女らの固定客を除いて共感が得られませんでした。こんな状況で枝野幸男さんは「安倍さんの次は俺だ!」だそうですが、たちの悪いジョークですね。

 視点が変わりますが、韓国のデモって参加者の数をいったい誰が正確に調べているのか極めて疑問です。でも、反政権、反文在寅デモの参加者がかなり多くなっているのは事実のようです。しかし、それで反日が弱まるわけでも何でもありません。ここに期待すると結局、過去と同じくがっかりしてしまいます。

 つまり、わが国ではあの国の政権が革新より保守のほうがいいと言う考えがありますが、残念ながら、保守でも革新でも反日に関しては五十歩百歩の世界なのです。実際、保守の李明博さんは「天皇は韓国に来たかったら土下座しろ」という意味のことを言っていました。

 彼とともに塀の中の朴槿恵さんも「日本に侵略されたことは千年経っても忘れない」と述べていますし、中国の軍事パレードに西側諸国でただ一人参加して、天安門から嬉しそうに観ていました。こんなことですから、『反日種族主義』が売れているからといって、特に何かが変わるわけでもありません。

 なお、最近の報道で「韓国人の訪日客数が半減してしまった。さあ、大変だ!」のような記事が目立ちます。確かに数字はそのとおりですが、わが国が彼の国の人たちに「来ないでくれ!」などと1回も言ったことはありません。彼ら彼女らが勝手に「日本には行かないぞ!」とエキサイトしているだけです。

 大分県の別府や由布院などの観光客が激減している事実は直視しなければなりませんし、政府としても対策を打つ必要はあると思います。ただ、一つの国の観光客だけに生計を依存していることは、現地の皆さんには失礼ですが、もともと危険を伴うものと覚悟しているものと考えています。

 今日の結びにウクライナ出身の日本研究家であるグレンコ・アンドリーさんの言葉を引用させてもらいます。ちょっと長いですが、彼の国の国民の本質を見抜いていると思いますので、お付き合いください。

『もし韓国は昔、本当に日本と戦って、独立を獲得したのであれば、そこまで反日ではなかっかと思います。史実ならそれを自信を持って言えます。しかし、彼らはなんとなくそれは嘘だと言う事を感じていると思います。だから騒いで常にそれを自分に言い聞かせる必要があります。そうしないと不安になります。

韓国にとっての反日は、別の言い方をすると、ある意味、中毒性の高い麻薬みたいなものと言えます。定期的に投入しないと禁断症状が生じます。つまり、精神的に不安定になり、恐怖を感じてしまうのです。

結論は、自国の歴史を多少飾るのはいいのですが、100%の出鱈目を歴史認識の根幹にしてしまうと、結果的に自分で自分の首を絞める事になります』。

 以上ですが、まさに正論と言うか、的確な分析でしょう。なお、写真の本は韓国での大使を長い間、経験されて韓国を愛し続けた武藤正敏さんの著作です。けっして嫌韓本ではありませんが、このような著名人がこのようなタイトルの本を書かれたことにも反日の根深さがあるように思います。

「厳重に抗議し、強く非難する」って?

 写真は朝鮮労働党(共産党)の機関紙・労働新聞に載っていたもので、彼の国では革命の聖地と呼ばれている白頭山で白馬に乗る金正恩さんです。同じような写真が何枚か公開されていますが、最近はレタッチの技術もかなり向上しているようです。白頭山も美しいですし、白馬もなかなか凛々しいですね。

 さて、その北朝鮮が弾道ミサイルなどをぶっ放すたびに日本政府は「北京の外交ルートを通じて、厳重に抗議し、強く非難した」と発表します。もちろん、そのことは至極まっとうなことなのですが、「厳重に抗議」とか「強く非難」とは具体的にはどのような行為なのかが気になっていました。

 例えば、「今度やったら承知しないからな!」「覚えておけよ!次はただじゃ済まないぞ!」とか言うのでしょうか。でも、そんなことを言ったって、あの国はせいぜい「あっかんべー」くらいの反応で、逆に「グズグズ言うと、ホントにミサイル打ち込むからな!」と思っているかもしれません。

 つまり、いくら気負ってみても、意気込んでみても、たとえ実験であっても、武力による威嚇にはそれに相当する武力の用意がなければ、相手は痛くも痒くもないのです。さらに、わが国の軍事力は北朝鮮のそれを凌駕していますが、正直なところ、弾道ミサイルと「核」には敵いません。

 このことは中国による尖閣諸島を巡る領海侵犯も同じことで、悲しいかな安倍総理は「日中の関係は完全に正常化した」と言わざるを得ないのです。北朝鮮からのミサイル攻撃はイージスシステムなどで何とか防げますが、中国から日本に向けられている数百発のミサイルは防ぎようがありません。

 保守層の人たちの一部は「毎日のように尖閣が侵されているのに日本は弱腰だ」と叫んでいますし、確かにそのとおりなのですが、公務員(例えば沖縄県警の警察官)を常駐するようなことは考えていないでしょう。強い相手に真っ向勝負するには、それと同様かそれ以上の実力(組織)が必要だからです。

 わが国では憲法改正の議論をするのだか、しないのだか、さっぱり分かりませんが、外国からの侵略から国民を守る自衛隊の存在そのものが、国家の最高法規である憲法に書かれていないのですから、その結果、いちばん喜んでいるのは上述のような国々でしょう。

 そう考えると、「自衛隊は憲法違反だ!」とか、逆に「自衛隊を違憲だと思っている国民はいないのだから、わざわざ憲法に明記しなくてもいい」と言っている人や政党の中国や北朝鮮との親和性がとても良く理解できます。敵とは言いませんが、批判すべき対象はこの国の中の同胞かもしれません。

 例えば、沖縄県知事の玉城デニーさんです。彼は沖縄県民の選挙で選ばれた代表ですが、「中国公船が尖閣諸島の周辺海域をパトロールしていることもあるので、故意に刺激するようなことは控えなければならない」と驚くべき発言をしました。さすがにこれはまずいと思ったのか、すぐにこの発言は撤回しました。

 しかし、尖閣諸島が沖縄県石垣市内にあることは玉木知事も知らないわけがありません。であるとすれば、彼の胸の中には尖閣諸島が日本の領土(領海も)とは思いたくないどこからかの影響があると考えても不思議ではありません。彼は人の良さそうな知事ですが、その背後にはちょっと怖いものも感じます。

 平和への願いや祈りは素晴らしいと思いますし、「日本国憲法の前文を読むだけで感動的だ!」も分からなくもありませんが、それだけではこの国と国民を守ることはできません。長く続く戦後の平和は憲法9条の賜物という人たちも否定しませんが、最大の貢献はどう考えたって「日米安保条約」でしょう。

 わが国への侵略を狙っている国には、「日本と戦っても勝てないだろう」と常に思い知らさなければなりません。まさに“戦わずして勝つ”の大原則であり、恒久平和へのほとんど唯一の道でしょう。そのような視点から憲法改正や防衛力整備をやっていかなければ、日本は戦争に巻き込まれてしまいます。

 左派や自称リベラルの皆さんは、「戦争をするための9条改正」とか「軍靴の音が聞こえてくる」とかを好んで使いますが、軍靴の音は国内ではなく、海の向こうから聞こえてきます。しっかりした議論を急がなければならないと思いますし、左派や自称リベラルの宣伝力を軽く見るのは危険なことです。

海上自衛隊をナチスドイツ呼ばわり

 韓国は大統領制ですから、日本の国会が「国権の最高機関」と位置付けられているのとはちょっと異なっているかもしれません。でも、自称・外交の天才の文在寅さんはいつも「わが国は三権分立の制度が確立している」と言っていますし、少なくても民主的な選挙が行われていますので、国会は国民を代表している正当な機関であることは間違いありません。

 その韓国国会が来年の東京五輪・パラリンピックで、旭日旗(自衛艦旗)の競技場への持ち込みを禁止するように国際オリンピック委員会とわが国の大会組織委員会に求める決議をしました。陸上自衛隊の八条旭日旗も同様ですが、十六条旭日旗は海上自衛隊の象徴であり、誇りであって、艦尾や艦橋に掲げること自体が法規で定められています。

 そして、いつも申し上げているように、この旗を掲揚していない自衛艦は海賊船と同じで、仮に攻撃、撃沈されても文句は言えません。それだけ、すごく大切な旗であるわけです。だからこそ、それに問題は一切ないのですが、私はスポーツの応援にはふさわしくないと思っています。わが国には立派な国旗である「日の丸」がありますら、これで熱烈応援すれば良いでしょう。

 さて、前置きが長くなりましたが、上述の決議はもちろん、とんでもないことなのですが、私たち日本人がこれからもけっして忘れてならないのは、この決議が出席議員199人中、賛成196、棄権3という圧倒的多数で採択された事実ですし、もう一つは、演台には下の写真の「旭日旗=ナチス」のボードがあったことです。

 つまり、海洋国家・日本の海を守り、国民を他国の侵略から守っている海上自衛隊をナチスドイツと決めつけたのです。私は近年の彼の国が次々と繰り出す反日行動を厳しく批判してきましたが、最近はあまりにもバカバカしくなって、怒りの感情も逆に収まってしまっていました。しかし、今回の出来事は絶対に許すことができません。

 日本で良識、穏健な考えをお持ちの皆さんの「韓国人と韓国政府は違う」「日本を理解してくれる韓国人を増やしていかなければ」「反日を批判する本が売れている」などは尊重します。しかし、どうなのでしょうか、その韓国人が自由で公平な選挙で選んだ国会議員の98%が、旭日旗を激しく罵り、自衛隊をナチスドイツと同じであると決めつけたのです。

 私は以前から、韓流ドラマもKPOPも新大久保も「勝手にすれば」という立場ですし、これからもそれに変わりはありませんが、今回の常軌を逸した彼の国の国会と国会議員の行動で、あの国との関係は修復不可能になったと思います。でも、これはむしろ歓迎すべきことかもしれません。なぜなら、「韓国とはできるだけ関わらないことがいちばん大切」だからです。

スポーツ応援での旭日旗は控えよう

 来年開催されるオリンピック・パラリンピックの競技場での旭日旗を使った応援を組織委員会が認めたそうです。例によって世界で唯一の旭日旗大嫌い国家であるお隣からのイチャモンに回答したとのことです。その理由は「旭日旗は日本国内で広く使用されており、旗の掲示そのものが政治的宣伝とはならないと考えており、持ち込み禁止品とすることは想定していない」と報道されています。まったく問題ない対応です。

 ただ、同時に私は思うのですが、旭日旗は海上自衛隊艦旗であり、陸上自衛隊でも八条旭日旗を掲げていること、つまり、わが国と国民を外国からの侵略から守ってくれている、場合によっては二階級特進もあり得る崇高な任務を遂行している自衛隊(員)の象徴である軍旗たる旭日旗をスポーツ観戦での応援で使用することは、今流の表現で言えば、ちょっと違和感を覚えるのです。

 やはり、日本には日の丸という素晴らしい国旗があるのですから、これを振って応援すれば良いと思うのです。もちろん、彼の国主催の観艦式で「旭日旗を掲げて入港するのは許さない」などととんでもないことを言い出したときに、毅然としてわが国が参加しなかったのはまったく正しい選択でしたし、こんなナンセンスなことを叫んでいるのは世界中であの国だけです。

 それにしても、半島の人たちはパラリンピックのメダルのデザインにも文句をつけているようです。何でも旭日旗を連想するからだそうですが、もうこうなると、怒りを通り越して笑ってしまいます。だから、あの国には関わらないことがいちばん大切です。ただ、面白いのは旭日旗に酷似している社旗を掲げ、日本軍国主義万歳だった朝日新聞は一切批判しないことです。お里が知れますね。

大韓航空の大幅減便と軍事情報協定の破棄

少し前のことですが、「韓国の皆さんの言動を尊重しよう!」のタイトルで、韓国から日本の各都市へのLCC(格安航空会社)の減便や運休が始まったことを書きました。その記事で、「これからはLCCだけでなく、大韓航空やアシアナ航空でもそのような選択を行う可能性が高くなるものと思います」とも載せました。

ただ、その根本的な原因は、あくまでもあちらの強い思いと判断です。「日本へは行かないぞ!」と雄叫びを上げている当然の結果ですから、私たちはそれを尊重しなければなりません。間違っても、「それ見たことか!」などと言ってはいけませんね。それでは彼の国と彼の国の国民と同じレベルに落ちてしまいます。

それにしても、私は大韓航空に一度も乗ったことはありませんが、かなり大幅な減便と運休でした。何でも韓国の航空会社にとって日本路線は“ドル箱”だそうです。そのことを知りませんでしたが、嬉しいようなそうでないような気持ちになります。今後はLCCもさらなる運休や減便が一段と加速するでしょう。

さらに悲惨なことに、大韓航空とアシアナ航空、それとLCC6社を加えた8社すべての航空会社が赤字に転落したようです。ウォン安にはますます拍車がかかるでしょうし、人を運ぶこともそうですが、米中貿易戦争や日本製品不買運動による航空貨物の減少もいっそう深刻化していくと思います。

それから、わが国の観光施策のことです。「外国人観光客が3千万人突破!4千万人に!」などと威勢が良いのですが、インフラがまったく追いついていないし、最近では“オーバーツーリズム”という言葉も頻繁に聞くようになりました。ですから、ちょっと立ち止まって考えたほうがいいと思います。

また、先日もお伝えしましたが、確かに韓国からの観光客数は中国に次いで第2位でしたが、一人あたりの旅行費出額は調査した22カ国(その他を含む)では圧倒的に最下位の約7万円で、その上のフィリピンにも3万円の差を付けられています。この現実をきちんと把握していることが必要でしょう。

なお、直近の7月の訪日観光客数では韓国のそれは7.6%減少していますが、全体では単月として過去最高を更新しました。皮肉なものです。韓国では実に8割を超える人たちがわが国を訪問したくないと叫んでいますし、その傾向はどんどん高まっていきますが、実態ははそんなものです。

それに関連して、北海道や九州、沖縄など一部の地域では、韓国からの観光客が激減して困っているとの報道があります。それで生計を立てている皆さんは難儀なことはよく分かりますが、民間企業は常に順風満帆とは限りません。一つの取引先の商いが減少すれば、その損害を上回る経営努力するのは当然でしょう。

そもそも、インバウンドに過大に期待することは間違いとは言いませんが、本来の景気回復の本流にするべきではありません。それより、日本国民の内需や個人消費の拡大が大切です。しかし、安倍政権は10月からの消費増税を実施する準備を進めていますので、景気経済の先行きはさらに暗くなると思います。

余談ですが、日本の韓国への半導体材料輸出管理正常化とホワイト国除外に対抗して、彼の国も対日輸出規制を決めましたが、わが国への影響はほどんどないようです。例えばDRAMですが、いくらでも代替えができますし、逆に国内メーカーを使うという利点すらあります。

結局はあらゆる産業で川上で優れた製品を製造している日本と、川下で汎用品ばかりを作っている韓国を対比すること自体にまったく意味がありません。それが悔しくて悔しくて、あの国の人たちはさらにエキサイトするのでしょう。シン・ゴジラの石原さとみさんのセリフではありませんが、「好きにすれば」です。

自称・外交の天才の文在寅さんもご主人の金正恩さんに、ご自分が日本に対して使った「盗人たけだけしい」と袖にされてしまうし、自国経済は悪化の一途で、得意の告げ口外交もほとんど効果がなく、日本ではなぜか報道されない文政権糾弾デモも盛り上がるし、踏んだり蹴ったりです。すべてが身から出た錆ですね。

ここから追加ですが、韓国が「軍事情報包括保護協定」の終了を決めたそうです。米国からも協定の継続を求められていましたしたが、「もう終わりにします」という条項があるのですから仕方ありませんし、もともと「ないよりはあったほうがいい」程度ですので、揺るぎない日米安保がある限り、たいした影響はありません。

この協定はいわくつきなもので、無理して自動延長をお願いするものでもありません。文在寅さんは北朝鮮に忠誠を誓い、今回の決定に至ったのでしょう。彼の金正恩さんに対する最後のご奉公になるような気がします。「北朝鮮を利するもの」と心配する声もありますが、「北朝鮮を利するため」の決断です。
(写真出典:ウィキメディア・コモンズ)

大丈夫ですか!?枝野幸男さん

写真は立憲民主党代表の枝野幸男さんの部下の福山哲郎さんですが、その枝野さんの最近の発言を紹介します。先日の参議院議員選挙の結果の数字を捉えたものですが、与党が国政選挙6連勝した状況を、「比例選挙では与党(自民&公明)の票と野党合計のそれはほとんど同じだった。だから、有権者は消費増税に反対したのだ」と分析していました。

また、同じように「自民と公明の得票率は5割を切っている。これが民意なのだ!」とも言っています。ずいぶんとユニークなお考えですが、議席数で政権与党は過半数を超える71議席、野党は43議席でした。数字は嘘をつかないと言われていますが、選挙のそれは様々な角度から見ることで、けっこう手前味噌的に解釈できます。それにしても、枝野さんの「民意」の基準はどこにあるのでしょうか

私は消費増税に反対ですし、“軽減税率”に至っては百害あって一利なしだと思いますが、選挙の結果は勝ち負けに関わらず、最終的には各政党が獲得した議席数で評価するべきだと考えています。自分(たち)の敗北を認めたくない気持ちも理解できますが、いつもいつもこんなことばかり言っていると、残念ながら、野党の支持率と来たるべき総選挙での議席は忍びないほど惨めになってしまうような気がします。

それにしても、立憲民主党の代表選挙規定は未だに存在しません。枝野さんに万が一のことがあったら、じゃんけんかあみだくじで代表を決めるのでしょうか。彼ら彼女らは好んで“安倍一強”を強調していますが、友人の記者に聞くと、「立民内部ではいっそう“枝野一強”が進んでいる」と嘆いていました。まあ、結党の経緯からは枝野さんが過半数以上の株をも持っているオーナーみたいなものですから、仕方ないですね。

次は幹事長の福山哲郎さんですが、同じく韓国に対する輸出管理正常化について、「政治的問題に通商的な対抗措置を取ったと国際社会から見られるのは国益上マイナスだ!」と政府の決定を厳しく批判していました。あるいは今回の措置は「一理はあるが(以下は同じ)」とも言っています。私はよく分からないのですが、海上自衛隊機へのレーダー照射のときの長い沈黙も同様で、福山さんの韓国への強い親和性はどこから出てくるのでしょうか。

それから、立民のある幹部は参院選の応援演説で、「アメリカの言いなりになって、もの凄く高価なF35を100機も買おうとしている。こんな金があったら子育て政策に!」みたいに絶叫していました。日本では過去から左派(左翼)を中心に“防衛費を福祉に!”論はあったのですが、さすがの共産党も最近ではこのようなトンチンカンな言い方はしなくなっています。

だいたい、私も尊敬する野田佳彦さんが総理大臣のときにF35を42機、購入することを決めたのですが、このことを忘れてしまったのでしょうか。あるいは、忘れたふりをしているのでしょうか。いずれにしても、得意技である特大ブーメランが後頭部に炸裂してしまいました。令和デモクラシーが何を求めているのか不明ですが、少なくても「まっとうな政治」からまた一歩、離れていったようで、さらに痛い政党となって行進中です。

ここまで書いて投稿ボタンにマウスを移動し、エンターキーを押そうと思ったら、またまた痛い動きがありました。枝野幸男さんが国民民主党などに衆議院での院内会派の結成を呼びかけたそうです。この人のコロコロ変わる言動はいまに始まったことではありません。すこし前には憲法改正と集団的自衛権についての試案も発表していましたし、野党の統一会派などは頑なに忌み嫌っていました。それが今回も見事に変身です。枝野さんに思想・信条など期待しませんが、主義・主張すら皆無のようです。

だいたい、そんなに野党合同会派を望むのなら、民主党(民進党)のままで頑張れば良かったのにという話です。合わせて、不発に終わった参議院選挙の一人区共闘ですが、共産党にもお世話になったのですから、共産党にも呼びかけなければ義理を欠くというものです。普天間・辺野古基地、原発再稼働、消費増税と、ご自分が民主党に所属していたときに決めた重要な政策と正反対のことを立憲民主党の入党条件にしていますので、もともと期待などしていませんが、情けないの一言です。

立憲民主党の人たちは「安倍政権は憲政史上最低最悪だ!」と叫んでいるようですが、だったら、その最低最悪の政権が国政選挙で6連勝しているのですから、自らも憲政史上最低最悪の野党ということになります。しかも、ちょっと悔しいことですが、安倍首相は国民の民主的選挙で選出された国会議員が、これまた国会の民主的選挙で選ばれているのです。こうなると、市井の人たちも騙されて?、最低最悪の総理大臣を望んだことになるのでしょうか。

いずれにしても、今回の企みが成功しようと、失敗しようと、いちばん喜んでいるのは政権政党だと思います。「ほら!あいつらまた、パフォーマンスやってるよ」と微笑み、「これで、次の衆議院選挙もいただきだな!」ともほくそ笑んでいるでしょう。確かに、国民や有権者の皆さんも、「また、やってるよ」と嘲笑して、仕方ないから自民党に投票するのでしょう。あと、余談ですが、野党はけっして連立政権相棒の公明党のことは批判しませんね。なぜなのでしょうか。

実は日本に感謝している文在寅さん

今日のタイトルには「そんなことはないだろう~」と聞こえてきそうですし、想像ですが、韓国大統領府、とりわけ、自他(韓国のみ)ともに認める「外交の天才」である文在寅さんは、そんなふうに思われているかもしれません。

つまり、あちこちでお得の「告げ口外交」に汗をかいても、アメリカはもちろん、世界の国からも「なに、それ?意味不明じゃん」とまったく相手にされず、ますます孤立感を深めていることに一つの理由があります。

また、国内に目を向ければ、経済はちっとも回復できずに悪化の一途ですし、失業率も好転することは絶望的です。日本ではなぜかあまり報道されていませんでしたが、保守派の反政府デモも相当エキサイトしていました。

ところが、半導体材料輸出管理正常化とホワイト国除外で、俄然として野党や経済団体など、文在寅さんにとっては打倒すべき敵が、「反日」でまとまり始めていますので、彼としては、「安倍さん、本当にありがとう!」となります。

その理由は至極簡単で、来年春の国会議員選挙です。このままいけば与党・共に民主党の苦戦も予想されていましたので、半永久的に与党が勝ち続ける謀略を練っている文在寅さんとしては“願ったり叶ったり”となりました。

それと、それまでは政権の支持率の低下に歯止めがかからず、すごく困っていたのですが、それも解消して人気が上がってきました。こうなれば、金正恩さんからも文在寅さんは褒めてもらえるかもしれません。まさに一石三鳥です。

繰り返しますが、彼の国にとっての「反日」は魔法のようなツールで、しかも、同じ反日国家である中国では共産党のヤラセによって人民はそのポースを取りますが、韓国の国民は本気でためらいなく反日に突っ走ります。

ですから、もうお祭り状態になっている日本製品不買運動も、「日本なんか行くものか!」も過去のように沈静化することはないでしょう。腰折れにならないように、皆さんの特異な思考である「恨」を貫いていただきたいと思います。

合わせて、共に民主党の国会議員は、「東京五輪に対して全世界の良心が不買運動をすることになるだろう」と自信満々で発言をしていますが、これがあの国の国民が選んだ選良の本音です。所詮、国も国民もそのレベルなのです。

さて、写真は吉田博司先生の名著「朝鮮民族を読み解く」です。何と!いまから25年ほど前に書かれた本ですが、文字どおり、あの半島の民族のことを極めて冷静に分かりやすく解説されています。価格は950円(税抜き)です。

彼の民族が嫌いな方も、比較的好感を持たれている人も、僭越ですが、お読みいただきたいと思います。なお、サブタイトルは「北と南に共通するもの」となっていて、北朝鮮のこともしっかり説明されています。

それから、「非韓三原則」とは吉田先生が提唱されたものですが、「助けず 教えず 関わらず」の三つです。私はしつこいほど、日本と韓国の真の究極の未来志向は「お互いにかかわらないこと」と申し上げてきました。

若干、自慢げに言えば、先生のような卓越した朝鮮民族の専門家がとっくに同じことを語られていたわけです。そう言えば、福沢諭吉翁も100年以上前に同様に嘆き悲しんでおられました。私などはそれに比べて恥ずかしい限りです。

いずれにしても、韓国の波状攻撃はそれなりに上手ですから、日本が変な対抗意識を振りかざすことは危険です。逆立ちしてもあのエキサイトする国民感情には勝てません。淡々として、第3弾、第4弾の反撃をすればよいでしょう。

また、今回の一連の出来事で日本国民の皆さん、とりわけ、若い人たちが韓国(北朝鮮も)という国は、国民は、どのように物事を考え、行動していくのかを理解したことは素晴らしいと思います。何事も「産みの苦しみ」ですね。

いつの間にか「合法化」が「法整備」に?

私は6月10日に「安倍総理は岩屋防衛大臣を即刻クビに!」のタイトルで記事を載せました。その文章のなかで岩屋さんが政治アドバイザーを務められているパチンコ・チェーンストア協会」の設立の目標の先頭に、『パチンコを大衆消費者の立場で合法化し(後略)』と謳われていることを紹介しました。

つまり、この全国組織のパチンコ団体が自らの社業が日本の法律に違反していることを認めているわけです。どの違法行為を合法化するのかは書いてありませんが、「三店方式」であることは間違いないでしょう。考えてみれば、「私たちは違法行為を昼間から全国の駅前やロードサイドでやっています」と白状しているようなものです。

それで、久しぶりに同じサイトを覗いてみたら、いつの間にか、会社だったら社是、政党や労組などでは綱領に当たる「設立目的」が書き換えられていました。何と!「合法化」が消されて、意味がまったく異なる「法整備」になっていました。この間、この団体で何があったのでしょうか。

また、最近はちょっと下火になってきたIR・カジノのことですが、これについても何回か指摘しました。ギャンブル依存症の最大の原因はパチンコにあることは、わが国の誰もが否定しないと思います。しかし、どうしてなのか、出玉を現金化することをはっきりダメだという政治家は極めて少数です。

その理由は私には分かりませんが、前述のパチンコ団体の政治アドバイザーに各党の少なくない国会議員が名を連ねていることを見れば、だいたいの構図が見えてきます。私は日本の警察組織を高く評価していますが、全国のパチンコ関連団体に天下りしている実態を知れば、こちらも同様な仕組みが理解できます。

全国のパチンコ屋さんには多くの労働者が真面目に働いています。でも、彼ら彼女らはうすうす、出玉を換金することは完全なブラックではなくても、限りなく違法であることは分かっていると思います。「どんな職業ですか」と問われたら、自信を持って、「ハイ!パチンコホールで働いています」と即答できる環境が必要ですね。(写真は本文とは関係ありません)