【独自】これが幻の枝野幸男内閣名簿だ!

【9月18日 朝鮮日日新聞 東京築地支局 記者・宇曽八佰】
 今は惜しいことに幻となってしまった立憲民主党代表の枝野幸男氏が練りに練った自身の内閣名簿を本紙が入手した。一時は菅義偉総理が続投することにより、衆議院選挙で勝利を収め、「あわよくば枝野政権樹立か!」と言われていたが、その夢も自民党総裁選挙が盛り上がり、ワクチン接種も進むことにより、誰にも相手にされず、水泡に帰してしまったようだ。(以下 敬称略)


●内閣総理大臣 枝野幸男
「政治の世界は一寸先は闇」をもっとも感じているのは彼かもしれない。「こんなにしんどい仕事をがんばって、歯を食いしばってやっているのは、首相になってこの国を変えたいから」が秋の空に虚しく響いている。
●副総理兼財務大臣 石破茂(自民)
枝野内閣の最大の目玉になる予定だったが、いつものように枝野の詰めが最後まで甘く、結局は実現できなかった。ただ、石破本人にとってはそれで良かったことは言うまでもない。あとは、新内閣でのポストに期待大。
●総務大臣 原口一博
党内では中二階に長く置かれていたが、民主党時代の優れた実績から再登板を約束されていた。本人曰く、「リアルタイムで人や乗り物が動いているグーグルアースを実現することが重要。そのために電波法を改正する」とのこと。
●法務大臣 小池晃(共産)
立民内部では法相を共産党に渡すことには異論もあったが、その共産党抜きでは今や選挙に勝てないので、要請を受け入れた。もちろん、公安調査庁の解体が最優先される。なお、衆議院法務委員会委員長も共産党を予定。
●外務大臣 菅直人
これについても、党内若手から、「もう、終わった人だろう」という声が多かったが、市民の党などを通じて北朝鮮に太いパイプを持っていることが期待された人事。ただ、選挙区の東京18区で落選する可能性がある。
●文部科学大臣 前川喜平(民間)
こちらもこの内閣での目玉の一つ。新宿歌舞伎町の「ラブオンザビーチ」に日参して培った貧困対策に力を入れる。民間からの登用は珍しいが、最近は売れっ子だった講演もコロナで激減していたので、渡りに船か。
●厚生労働大臣 長妻昭
「昔の名前で出ています」的人事だが、ほかに適任者がまったくいないので、やむを得ない就任となる。コロナ対策について、「工程表はありますか?」と記者から問われ、「ありません」と正直に答えてしまった姿勢は清々しい。
●農林水産大臣 小沢一郎
最近は存在そのものが怪しいが、農林水産行政は小沢が知り尽くしている。まずは、すべての農家にお金をばらまくことから始めるようだが、地元岩手の選挙事情が気になって仕方ない様子。決め文句の「最後のご奉公」はいったい何回目?
●経済産業大臣 適任者が見あたらないので総理が兼務。
国土交通大臣 赤羽一嘉(再任・公明)
まだ、公明党が受けるかどうか分からない危険な人事だが、野党になる公明党からの支援を期待した一か八かの選択。党内には、「実を取るべきだ」の声も少なくない一方、「それではカメレオン政党になってしまう」という意見も多い。
●環境大臣 山崎誠
「そんな男は知らないぞ!」との怒りの声が聞こえそう。本人によると「脱原発で30年。ぶれません。」だそうだが、民主党(除名)→みどりの風→日本未来の党→みどりの風→立憲民主党と所属政党はぶれまくり。
●防衛大臣 福島瑞穂(社民)
「怖いもの見たさ」みたいな抜擢だが、これは多様性を示したい枝野の意向が強く働いた。水面下では米国は警戒感を通り過ぎ呆れ顔、中国と北朝鮮、韓国はやんやの喝采だが、3カ月どころか3週間、いや、3日で終了か。
●内閣官房長官 蓮舫(参院)
諸般の事情により、寸評は省略。これにより、内閣記者会は東京新聞記者の望月衣塑子を加えるとの情報がある。彼女が官房長官時代の菅を週刊誌のコーピーを使って追い詰めるふりをしたことが再現される可能性はある。
●国家公安委員会委員長 辻元清美
民主党政権時代に岡崎トミ子が就任した際、「監視される側が監視する側の責任者になってどうするんだ!」という批判があったが、関西生コンやグリーンピースの強力な押しがあって実現。本人は早くも「デマ」に備えているという。

 なお、残余の国務大臣については鋭意検討中だが、れいわ新選組の山本太郎も入閣予定。共産党からは、「何とか、もう一つポストを!」との要請があるようだ。その際は行政改革阻止担当大臣、アベノミクス検証担当大臣(いずれも新設)などが差し出される見込み。

立民が石破茂氏に代表就任を打診か

【9月11日 朝鮮日日新聞 東京築地支局 記者・宇曽八佰】
 「政治の世界は一寸先は闇」とは英国の著名な劇作家であるシェイクスピアの言葉だが、それを今の日本でもっとも噛み締めているのは立憲民主党代表の枝野幸男氏かもしれない。菅義偉総理の支持率の低下により、来たるべき衆議院選挙であわよくば政権交代も夢ではないとはしゃいでいたが、皮肉にもその菅総理自身が自民党総裁選挙に立候補しないと表明したことにより、世間の関心は完全にその選挙や候補者に集まってしまい、立民はいるんだか、いないんだか分からない哀れな状態になってしまったからだ。全国の立民総支部長(衆院選立候補予定者)のため息がまるで9月の秋空に充満しているようだ。

 しかし、転んでもただでは起きない枝野代表のことであり、どうやら、このことは折り込み済みだったと思われる。それは、8月の党の新しいポスターのお披露目のときに暗示していたのだ。それは「変えよう。」という言葉に隠されていた。つまり、このときから次の衆議院選挙は立民と彼にとって雪隠詰めになることを予想していて、「変えよう。」と発信していた節がある。「変えよう。」とは自分自身が代表を引退して、党の支持を回復するいう、文字どおり、標語に託された捨て身の暗号のようなものだったわけだ。

 そうなると、いったい誰に変えたいと願っていたのかが注目されるところだが、それはズバリ、石破茂氏を意識したものだった。すなわち、石破氏が出るとも出ないとも言っていない段階で、河野太郎ワクチン担当大臣の支援に回ることを読んでいたことになる。この構想は一部の限られた幹部だけで共有されていたようだが、そこは人事の話であり、多くの衆参国会議員の知るところとなった。それでなくても、比例復活当選の割合が少なくない同党にとっては、あるいは、絶望の世界に叩き落されていた候補者にとっては、慈雨ともいうべき奇策であろう。

 すでに、多くの小選挙区総支部長から感嘆の声が上がっている。「存在感がまるでない代表だったが、さすがに東日本大震災のときの官房長官を務めていただけあり、空前の敗北を奇跡の政権交代に転換した。見直した!偉い!」とまるで、もう当選を決めたような反応だ。また、「この際、幹事長の福山哲郎さんや国対委員長の安住淳さんもともに党内下野してもらいたい」という切実な意見も少なくないそうだ。一方、今回の取り組みに厳しい視線を向けている議員もいる。

 民主党政権で閣僚を務めた議員は、「先日発表した7項目の政策は何なんだ!補正予算などはいいとしても、任命しなかった日本学術会議の会員を直ちに任命するとか、入管施設で外国人女性が亡くなったことで、監視カメラの映像を公開するとか、森友の報告書の黒塗り部分をすべて公開するとか、それぞれに問題のあることは分かるが、これが政権を目指す政党の一発目の政策とは情けなくて涙が出そうだ。立憲共産党か!」と憤りを隠せない様子で、続けて、「党の方針であるゼロコロナについてはまったく触れられておらず、何だこれはって感じだ」とさらに声を震わせた。

 また、国民民主党から合流した別の幹部は、枝野氏が8月末の記者会見で、「こんなにしんどい仕事をがんばって、歯を食いしばってやっているのは、首相になってこの国を変えたいから」とむきになって語ったことに対して、「しんどい仕事を頑張ってとか、歯を食いしばってとか、野党第一党の代表が言う言葉か!一般社会でもそうだが、本当に頑張っている人はこんなことは絶対に言わない。彼の人間性が透けて見えるようだ」と半ばあきらめ顔で吐き捨てた。

 そして、最大の問題は当人、すなわち、石破氏の承諾を得られるかになる。複数の立民幹部が本紙に語っとところによると、実は枝野代表は積極的行動には至っていないというのだ。このことが党内に知れるとかなりの混乱が間違いないので、党幹部たちは必死に隠蔽しているが、いつまでも何もしなくていいはずはなく、上述の幹部たちはそれでも彼に期待している。というか、立憲民主党が生き残る道はこれしかないわけだから、最終的な対応を行う時期に来ていると言っていいだろう。

 もっとも、石破氏の心境も複雑だ。今回の総裁選挙で誰を応援するとしても、過去の4連敗、自派閥の人数減など、明るい材料は見あたらない。一時は幹事長の二階俊博氏に応援要請をしたものの、二階氏から「本当に自分の派閥内をまとめられるのか」と問われ、その答えを出せなかったという情報もある。地方議員や一般党員の間では人気の高い石破氏だが、さらに負け癖を重ねれば、将来の展望すらなくなってしまう。そこを枝野氏が説得できるかどうかが鍵だろう。

 ただ、ここに来て石破氏の発言が立民のそれに近づいていることも注目される。森友の再調査も必要と明言しており、桜を見る会についても、「開催はやめたが、それでいいとは思っていない」、参議院広島選挙区で買収の原資になった思われる河合杏里氏陣営への1億5千万円に対しても、「買収に使われていないと明らかにすればいい。きちんと証明するのが党の責務だ」と言い切っている。これらが、何らかの秋波だとすれば、立民は期待できるだろう。

 いずれにしても、東京五輪・パラリンピックが特に大きな問題もなく開催され、衆議院選挙が遅れれば遅れるほど、ワクチン接種率は上がっていくので、このままだと同党の獲得議席は以前の予想よりかなり減少するだろう。今となっては詮無いが、菅総理には自民党総裁選挙で勝ってもらい、彼を政権の顔として敗北に追い込むというシナリオはもろくも崩れ去ったようだ。立民議員の生殺与奪の権を握るのは石破氏の決断次第という、これ以上の皮肉はない状況になっている。冒頭のシェイクスピアも空の上から苦笑しているだろう。

大坂なおみさんの点火に感動しました

 昨晩のオリンピック開会式をご覧になって、いかがだったでしょうか。私は始まる前の晩酌で、「アサヒスーパードライを飲むぞ!」と気合を入れすぎて、不覚にも寝てしまいましたので、夜中に起きて録画を観ています。様々な意見はあるのでしょうが、大坂なおみさんが最終ランナーとして、聖火台に点火したときにはなぜか涙が出てしまいました。無観客でもやってよかったなと感動しました。

 それで、連日、暑い日が続いていますので、SNSをご覧をいただいている皆さんにはさらに不快になってしまうとは思うのですが、依然としてかなりのネタ不足が続いていますので、立憲民主党の川内博史さんのツイッターを取り上げてみます。なお、この衆議院議員さんは七つの政党を転々された過去があります。

 その内容は掲載したとおりの短い文章ですが、この人のことが本当に心配になってきました。立憲民主党の国会議員が立憲君主制をからかい、天皇陛下の政治利用を平然と語り、どこをどうしたら、こんな発想が出てくるのか、大丈夫かなという気がします。まあ、同党にはユニークな人材が多いので、特段、驚いてはいけないのかもしれません。

 そして、この投稿はすでに削除されていますが、それについての言い訳がさらに奮っていました。彼の名誉のために全文を晒しておきますが、同党の最高幹部の一人は過去に「削除。無かったことにはなりません」と言われていましたので、その方は身内の削除をどのように落とし前をつけるのか気になります。自民党の削除は許されず、仲間のそれはお構いなしでは道理が通りません。

 では、その言い訳です。『このまま五輪に入ることは、国民にとっても世界中から集まる選手·役員等関係者にとっても感染が拡大し混乱を引き起こすだけであると、皆分かっているだろう。総理も内心では心配なはずだ。しかし、誰も止められない。この状況は異常な状況なのだ、ということを言いたかったのです』だそうです。

 確かに何としても五輪開催を阻止したと主張するのは自由ですし、それが立憲民主党の基本なのでしょう。問題はその先で、どうしてそれが天皇陛下の中止宣言につながっていくのか、基本的な思考が完全におかしいです。仮に心の中でそのように思っていても、選挙で選ばれた国会議員がSNSで発信すれば、立憲君主制の否定につながることが分からなかったのでしょうか。まったくもって疑問です。

 また、上述のコメントは反省でも謝罪でもなく、単なる釈明で、ツイッターで発したことはご自分でも間違ってはいないと思われているようです。この人、立憲民主党の政務調査会長代行を務めていますので、会長が事故あるときはこの党の政策の企画立案の最高責任者となるわけで、それを想像するだけで猛暑が吹き飛び、一気に冷や汗が出てきそうです。

 もちろん、川内さんに謝罪を求めているわけではありませんし、そんなことはどうでもいいのですが、また一つ、「左派や自称リベラルは人には猛烈に謝罪を求め、自分たちはそれをしない、できない」が明らかになった事象でしょう。「多様性を説くけど、それは自分たちが主張している多様性だけだ」もまったく同じですね。

 でも、彼ら彼女らだけを責められません。だいたい、この党の代表からして、「安倍の次は俺だ!」「総選挙をしないで政権をよこせ!」「菅内閣は何もやっていない」などなど、スクープ発言の連発です。そりゃ~、菅さんの不手際が多くあることは事実ですが、総理は「あんただけには言われたくないよ」と多分、思われているでしょう。

『選挙で晴らそうコロナの恨み』

 かなり昔のことですが、その当時、我が国は“狂乱物価”というインフレに苦しんでいて、どこの政党が主張したのかは覚えていませんが、タイトルの「選挙で晴らそう物価の恨み」というフレーズが有名になりました。その結果も同じく覚えていませんが、少なくてもそれによって政権交代はありませんでした。ただ、その時代はお給料も上がっていましたので、何となく懐かしく思い出します。

 それで、きょうからまた、東京では緊急事態宣言が発令されます。もう、まん延防止等重点措置と区別がつかなくなりましたが、私や妻の日常的な生活が変化することはありませんので、「ああ、まただね」という感じです。しかし、世の中はそんなに甘いものではなく、「もう我慢の限界だ!」「政府はいったい何をやっているんだ!」との声があちこちから聞こえてきます。

 これはもっともなことで、毎日の経済的な生活が脅かされている皆さんも多いですし、「なんで、酒が飲めないんだ!」と叫んでいる人たちの気持ちも理解できます。そこに五輪をやるとか、中止してしまえとか、観客を入れるとか、無観客とか混乱していましたので、怒りが爆発寸前であることも、SNSの世界をウォッチしているだけでも分かります。世論が二分されているようでもあり、嫌な気分ですね。

 ただ、五輪がどのように閉会式まで進んでいくのか、ワクチン接種も同じく進捗状況がどうなるのか、関心があるところですが、必ず秋までには衆議院議員選挙が行われます。申し上げるまでもなく、参議院選挙や都議会選挙と違い、文字どおり、どこの政党の党首が内閣総理大臣なるのかを問う“政権選択”の選挙ですから、私たち国民、有権者にとっては絶好の機会になります。

 自民党と公明党の連立政権が継続するのか、立憲民主党と共産党の連合政府が樹立されるのか、国家にとっても、国民にとっても極めて大切な選挙戦となりますし、立憲民主党と共産党の協力体制もけっこう進化していて、仮に立憲共産党的政権ができたら、大臣を共産党から出すことはなくても、衆議院の常任委員会の委員長ポストは差し出すでしょう。ちょっと前の民主党政権よりとっても左に寄った政府の誕生です。

 そうすれば、立憲民主党の枝野幸男さんも、「総選挙を省略して、政権を俺たちによこせ!」などと意味不明なことを言わずとも、堂々と枝野総理、福山官房長官が実現できますし、「ようやく時代が私(枝野)に追いついてきた」というチンプンカンプンな妄想が現実になるでしょう。ちょっとしたお化け屋敷より冷や汗が出てきそうが、そろそろ、立憲民主党はいわゆる“影の内閣”のメンバーを発表すべきとも思います。

 なお、都議選での立憲民主党の獲得議席が少なかったのか、多かったのかは見方が分かれると思いますが、共産党との共闘が成功したのは事実だったようです。一方、国民民主党は4人の公認候補を擁立しましたが、残念ながら、その4人の獲得票がいずれの選挙区でも最下位当選者のそれの三分の一でした。これにより、特に東京では両党の協力がさらに強化されることは避けられません。

 実際、連合東京と立民都連の事情に通じている関係者は、「連合は何かというと、共産党との連立はあり得ない。とりわけ、民間労組がそれを嫌っていると言うが、今回の都議選で民間労組はどんな応援をしたのか。4名の票数は世間では泡沫候補と呼ばれても仕方ない。それに比べて、共産党はビラ配り、ポスター貼り、電話作戦、集会動員と、確かに高齢者は多いが、真剣になって支援してくれた」と言っていました。

 私のように過去の選挙で、民間労組にそれこそ物心両面のご支援をいただいた者にとっては信じ難いのですが、もしも、そんな状況になっているとしたら、悲しいことですし、数カ月後の衆議院選挙や来年の参議院選挙にも影響があるのではと心配です。そのあたりも考えて、貴重な一票を投じなければいけないと思っていますし、あまり雰囲気に流されないことも大切だと感じています。小選挙区制は雪崩が起きる可能性も少なくありません。

 そして、上述のような状態が本当ならば、それは日本共産党の統一戦線路線にまんまとはまってしまったと思うのですが、立憲民主党や公認候補者にとっては、「背に腹はかえられない」というよりも、共産党に対する警戒感も忌避意識もほとんど消滅しているのでしょうか。日米安保廃棄、自衛隊解体、立憲君主制廃止を究極的に実現することを党是としていることも、彼ら彼女らは忘れたのでしょうか。

 また、日本は自由で民主的な選挙が保証されていますし、過去には短期間ですが、政権交代が行われました。ですから、文句ばっかり言っていることも分かるのですが、ストレスも溜まりますので、ここはスッキリと政権選択選挙に大いに期待して、投票所に行きましょう!また、コロナなどで誰を恨むのかも勝手ですが、その原因がどこにあるのか、あったのかもしっかり意識しましょう。

 それから、きょうの写真の方ですが、中国外交部(外務省)報道官の趙立堅さんという人ですが、「この人、見たことある」という方々も多いでしょう。この目つき、世界一横柄な態度など、中国共産党の実態を象徴しているようです。彼も当然、中国共産党の党員ですが、自分の考えを言っているわけではなく、すべてが共産党の操り人形です。彼の国では官僚は全員がなんちゃってで、共産党があらゆることを決めています。

都議会選挙~勝者は誰なのだろうか?

 東京都議会議員選挙の投票が行われました。その結果については様々な見方があると思います、現職も新人も、元職から復活した皆さんも新たな都議会で頑張っていただきたいです。特に目前に迫った東京五輪とパラリンピッを無観客でもいいので、成功させることは大切だと思いますし、COVID-19対策についても同様でしょう。

 ところで、今回の結果ですが、正直なところ、「誰が勝ったんだろう?」と感じました。もちろん、当選者(落選者も)は明らかなのですが、この場合は政党という意味です。都民ファーストの会は事前予想ではかなり減らすのではと言われていましたが、それに反して31議席を獲得しました。

 ただ、これも前回のことを思い出してみると、間違いのない敗北ということになります。確か追加公認を含めて50議席以上を獲得していたと思いますので、これからの議会運営はけっこう難しくなるかもしれません。公明党は23人全員が当選しましたが、自公で過半数には8議席ほど足りません。

 一方、自民党ですが、前回よりは議席を増やして第1党にはなったものの、それでも過去2番目に少ない結果で、多分、党内でも「勝ったぞ!」という雰囲気はないのでしょう。また、立憲民主党や共産党も議席を伸ばしていますが、これも「勝利の美酒に酔う」というマインドではとてもないでしょう。

 そうなると、今回の都議選は前述した「誰が勝ったんだろう?」となってしまいます。つまり、繰り返しますが、今後の議会運営は困難を極めることになるような気がします。それを含めての都知事と都議会ですからやむを得ないとも思いますが、新しい議会の各会派の小池さんに対する姿勢はどうなるのでしょうか。

 そして、私の友人たちも見事に当選を飾った人もいますし、「えっ!なんで彼が!」という人もいました。当選した人たちにはさらに頑張っていただきたいですし、涙を呑んだ方々には、捲土重来で次の戦いで返り咲いていただきたいです。あと、「都議選は衆院選の前哨戦」の定義は崩れるでしょうね。

都議会議員選挙が始まりました

 きょうから4年に一度の東京都議会議員選挙が始まります。投票日は7月4日の日曜日ですが、我が家では妻ともじっくりと話して、すでに投票する候補者を決めています。また、日程がタイトでない限り、私たち夫婦は揃って日曜日に荻窪体育館で投票します。ちなみに、ここの地下では杉並区全体の開票作業が行われますし、自転車で数分の距離です。

 それで、都知事の小池百合子さんのことです。正直なところ、かなり驚きましたが、同時にとても長い間、激務を続けられていましたので、心身ともに限界だったのかもと感じました。そして、小池さんはいつもきちんとメイクをされていますので、それを落としたり、直したりすることも含めて、睡眠時間が削られていたのでしょう。これだけでも難儀だったと思います。

 小池さんにはしっかりと療養され、1400万人都民のリーダーとして再び、頑張っていただきたいと思いますし、COVID-19、五輪・パラリンピックと、さらに大変な仕事が待ち受けています。週明けから無理をされて復帰するよりも、まだまだ任期も残っているのですから、くれぐれも、お身体をご自愛されてください。

 それから、東京都の職務代理者は写真の多羅尾光睦(たらおみつちか)さんが担われるとのことです。私も都議時代にとてもお世話になりましたが、青山学院大学の3年後輩で、学部やゼミ(労働法:本田尊正先生)までも同じことが議員になって分かりました。気さくな方で、思いやりがあり、しかも、ユーモアのセンスも備えられていて、小池さんのピンチヒッターとして心強いです。

 もともと、卒業して公務員への道に進む学生が少ない母校ですから、多羅尾さんが世界最大級都市の職務代理者に就任したのは後輩たちへの励みにもなると思いますし、東京都では4名の副知事がいらっしゃいますが、その筆頭順位としての彼が指名されたのです。ただ、知事に万が一のことがあっても、副知事が知事に繰り上がることはありませんし、そのときは選挙で選び直します。

 合わせて、その都議選のことですが、現役時代にともに活動した仲間が立候補していますので、党派を超えて、全員が当選していただきたいです。選挙情勢のことはよく分かりませんが、都民ファーストの存亡は小池さんの応援度合いに比例すると報道されていますので、特に最終議席を争っている候補者はより厳しさが増したのかなと心配しています。

 これはその仲間の一人から聞いたのですが、政治団体としての都民ファーストの代表者や都議会の都民ファーストの会派責任者も苦しい戦いを強いられているそうです。しかし、小池さんの体調を気遣う有権者も少なくないようですから、彼女の名前を4年前と同じように連呼すれば、ご本人はそこにいなくても、隘路を切り開ける可能性も十分に残っていると思います。

 いずれにしても、今後4年間の都議会のメンバーを決める大切な選挙ですから、棄権をせずに、投票所に足を運んでいただきたいと思います。特に今日的状況では、もともと投票率が高くない都議選ですから、いっそう低くなってしまう危険性もあります。新しい議会構成がどうなるのかにも関心がありますが、私たち一人ひとりの選択で、立派な都議会になるといいですね。

爆笑!枝野幸男さんと朝日新聞社

 爆笑ギャグ満載の吉本興業のステージは以前から大好きですが、これを超えたと思われるのが、立憲民主党代表の枝野幸男さんと、そのお仲間のような朝日新聞社で、両者とも最近の発言には本当に心から笑わせていただきました。COVID-19で何かと窮屈な生活が続いている中、免疫力を上げるにはもっとも効果的であると言われている笑いにすごく貢献されているようです。

 それでは、我らが枝野幸男さんですが、昨年7月の都知事選投票日の“宇都宮餃子ツイート”事件には大いに笑わせてもらいましたが、その後、しばらくはクリーンヒットがなかったものの、11日の記者会見で最近上梓された「枝野ビジョン 支え合う日本」に関して、「バイデン米大統領の就任演説を読み、私がずっと言ってきてこの本にも書いたこととほぼ同じ方向性を言っている。時代が私に追いついていただいたと喜んでいる」と語られたようです。

 私はこれは聞いて何かの勘違いか、ジョークなのかと思ったのですが、どうやら彼は本気で言ったようです。でも、「時代が私に追いついた」ってどういう意味なのでしょうか。最近は支持率5%不動政党になっている立憲民主党ですが、いったい、時代の何が、どこが彼に追いついたのか丁寧に得意の“説明責任”を果たしてもらいたいです。それとも、ほぼ支持率5%に固定した現状が大好きなのでしょうか。まあ、いずれにしても、超上から目線のそんな“時代”はご遠慮したいものですし、その時代が立憲民主党に追いつくのは至難の業だと思います。

 でも、彼に忖度すれば、ご自分がちっとも時代に追いつけないので、無理を承知で時代からこちらに寄ってきてもらうという、彼の一流のひねったネタかもしれません。また、ちょっと前に集団的自衛権と憲法改正について、共産党から厳しく批判されていたこともすっかり忘れたようです。僭越ですが、立憲民主党には少なくないまっとうな政治を目指している国会議員がいることも分かっていますし、地元で汗を流している地方議員も多いことも同様ですので、残念で仕方ありません。

 いずれにしても、なぜ5%から脱皮できないかを真摯に反省しないと、政権交代など、夢の夢のそのまた夢でしょう。ということで、次に朝日新聞社ですが、こちらは先日、発表された新聞購読料の値上げのことです。余談ですが、マスコミは自身のことはけっして値上げとは言わずに、「改定」というのはとても面白いです。ご自分たちは特別の存在だと思っているのでしょうか。

 それで、そのお願いには苦しい経営状況で値上げに至る経過が書いてあり、それはそれで理解できるのですが、終りの部分でこんなことが書いてありました。ネット上にフェイクニュースが飛び交う今、新聞の役割は増していると考えています。事実を正確に報じるという報道機関の使命を肝に銘じ、新聞を広げるのを楽しみにお待ちいただけるよう、内容とサービスを一層充実させてまいります』だそうです。

 もちろん、朝日だけではありませんが、特にここと毎日新聞はどうしても、ネットの記事はフェイクで溢れていると思い込ませたいようです。確かにネット上にはフェイクニュースが多いことは事実です。でも、そのような記事を自分の頭で考え、ときには調べて真実かどうかを吟味することが大切でしょう。むしろ、昔のように新聞の記事を間違いない真実を思い込み、それを検証する手段がなかった時代のほうがよほど問題だった言わざるを得ません。

 さらに朝日はとても長い間、いわゆる慰安婦問題で、フェイクニュースを流し続けてきましたし、これで世界から我が国の信用がどれだけ傷つけられたか、彼ら彼女らが大好きな他人への“謝罪”も本気で果たしているとはとても思えません。福島第一原発の吉田調書もモリカケも同じようなものです。権力に寄り添う報道は気持ち悪いですが、それを叩くためには何でもありというのは、もっと気持ち悪いです。

 あと、いちばん笑わせてくれたのは、『新聞を広げるのを楽しみにお待ちいただけるよう』の一節です。確かにそう考えている読者もいらっしゃるでしょうが、私は広げるたびに、紙面をめくるたびに、嫌な気分になることに耐えられず、数年前にこの新聞の購読を解約しました。おかげでストレスみたいなものはなくなり、精神的にもそうして良かったと感じています。

 ただ、日本は自由と民主主義の国ですから、立憲民主党の枝野幸男さんも朝日新聞も法律に違反しない限り、何を言っても、書いても問題ありません。結局は選挙にしても新聞購読にしても、それを選ぶのは国民の皆さんです。ここがいちばん大切なのでしょう。余談ですが、朝日新聞社の赤字額はもの凄いことになっているようです。今までは黒字だった不動産部門も赤字に転落しました。日本社会の木鐸である朝日新聞の将来がとても心配です。

連合東京と立民都連に「埋められない距離感」

 読売新聞の記事だったと思いますが、少し前に、「立憲民主党都連とは埋められない距離感を感じざるを得ない」と書いてありました。私は当初、これは連合東京の幹部が記者にぶら下がりで語ったものだと思っていました。このようなことは特にイレギュラーなことではありませんが、正直なところ、「そこまで関係が悪くなっているんだ」と心配していました。

 ところが、これが私の勉強不足で、連合東京は公式見解として、上述の記事の内容を発表していたのです。部分的な切り取りは誤解を生じますので、全文は連合東京の公式ホームページを見ていただきたいのですが、このようなことは極めて異例と言ってもいいでしょうし、事はかなり深刻だと感じました。「埋められない距離感」とは尋常な表現ではありません。

 もちろん、政党と労働団体はそれぞれが自立した組織ですから、意見や考え方、行動様式が違うことは取り立てて珍しくはありません。これは立憲民主党と連合だけではなく、保守系の政党や支援団体でも同様でしょう。実際、過去のことですが、民社党と同盟だって、いろいろあったことは、私自身が体験しています。お互いに支持・協力関係ということですから、当然でしょう。

 しかし、立憲民主党が共産党に急接近している現状を何度も連合東京として諌めてきたのに、それを無視してさらに連携を深めるというのですから、連合東京が立民都連に怒りをあらわにすることはやむを得ないことだったのでしょう。立憲民主党ももう少し、上手に立ち回る選択もあったと思いますが、共産党との強い絆がそれを許さなかったと思います。

 さらに、連合東京としては間近に迫った都議選や数カ月先に行われる衆議院選挙では、その候補者や政策を厳しく吟味して、推薦の約束事に共産党との関係で違反があれば、その推薦を取り消すと明言しています。私はよく分からないのですが、特に衆議院選挙については連合東京の方針が連合本部にも及ぶのではと考えています。このことはかなり影響が大きく、全国の立憲民主党の小選挙区支部長の中には辛い選択を迫られるケースも出てきそうです。

 東京において、立憲民主党は長い間、物心両面で支えてくれた連合よりも共産党のほうが魅力的というか、はっきり言えば、より票を出してくれると判断したのでしょうから、それはそれで仕方のないことなのかもしれません。私などは民社党の時代から、同盟→連合ととてもお世話になってきたので、現在の立民の言動は理解不能なのですが、その傾向はますます濃くなっていくようにも感じています。すごく残念ですね。

 それから、きょうの記事とは関係ありませんが、この党の本多平直さんという衆議院議員が年の差のある男女の性行為のことでユニークな発言をして、初めはとぼけていなのですが、結局は謝罪に追い込まれたようです。私がこの人よりさらにユニークと感じたのは幹事長の福山哲郎さんです。彼は本多さんが謝ったことで、「もう、それでいいのではないか」と言っていました。

 でも、これだけでも、さすがに立民の「お笑い三人組」(友人の国会議員秘書談)と言われているだけあって十分過ぎるくらいユニークです。私は同じ問題発言でもこれが自民党だったら、福山さんはどのような反応をするのか想像してみました。まずは、委員会審議拒否、議員辞職要求あたりから始めていたのでしょう。この種の案件では自民党も立憲民主党も違いはないはずです。

 また、同じく自民党がやらかせば、烈火のごとく怒りまくり、「謝罪しても、けっして許すことができない」と公言しているあの人はだんまりを決め込んだままです。台湾へのAZワクチンのことについても、この党からはユニークな発言が連発されていますが、それは別の機会にまとめてお伝えします。いずれにしても、また一つ、左派や自称リベラルの実態が明らかになりました。

 立憲民主党って、本当にユニークな政党ですし、不動の支持率5%もうなずけます。こんな有様で、本多問題にも沈黙している代表の枝野幸男さんは、「総選挙を省略して政権を明け渡せ」と堂々と主張しているのですから、ユニーク度満開です。「政権を担う準備もできている」に至っては、もう、お笑いマンガ道場というしかありません。
(写真の方は立憲民主党都連会長の長妻昭さんです)

とても哀れな安住淳さん

 テレビや新聞などへの露出はその役職から、党代表(党首)や幹事長よりも多いのが国会対策委員長ですが、立憲民主党の安住淳さんは先日、自衛隊による大規模集団接種について次のように言われていました。曰く「なんで東京と大阪だけなのか。7月の都議選対策としてのパフォーマンスはやめてほしい」と。

 自治体との二重予約などの問題はありましたが、少なくても当日、私たち夫婦が会場で聞いた声は、「早く打ってもらって良かったね」や「少しでもこれで地元の枠が空けばいいね。私たちは電車でここまで来られるのだから」というものでしたし、日ごろは批判的なマスコミも好意的に捉えていたようです。

 しかし、安住さんはまったく異なっています。都議選で自民党に投票してもらうためのパフォーマンスだそうです。つまり、会場で接種を受けた人たちはその自民党の策略にまんまとハマってしまったということでしょう。偉そうなことは言えませんが、政権を叩くことだけが仕事の安住さんを「反面教師」として、彼からは学ぶべきことが多いです。

 それから、私が心配しているのはその都議選で何人かの友人たちが立憲民主党公認で戦うのですが、それに影響が出ることです。街頭で「あんたのとこの安住さんという人は、自衛隊の集団接種は選挙対策のパフォーマンスだから止めろって言ってるけど、あんたも同じ考えなの?」と問われたとき、困ってしまうのではないかなということです。

 さて、その安住さんですが、すでにご承知のとおり、国会議員へのワクチン接種を、「国民の理解が得られるものではない」として諦めました。もっとも、これは彼一人の判断ではなく、ほかの野党も同じですし、考えを伝えた自民党もそれに同調したようです。ご自分たちがいかに国民から信頼されていないかを白状してしまいました。

 まあ、選挙を抱えている国会議員ですから仕方がないのかなと思いますが、同時に「なぜ、理解が得られないの?」と聞いてみたくもなります。もっとも、仮に優先接種することになっても、「私は国民とともにある。特権的な接種は受けない」と主張する議員も続出しそうですし、これもいいんだか悪いんだか分かりません。

 ただ、私自身は千人に満たない衆参国会議員に、ましては総理大臣と各省庁の政務3役の全員が国会議員から選出されている現状もあり、この国の、国民の現在と将来を託しているのですから、むしろ、「国会議員の皆さんは早く打ってください」とお願いしたいくらいです。千代田区医師会の先生方に頼めば、あっという間に終了するでしょう。

 だいたい、首相はアメリカに行くために接種を受けましたが、COVID-19対策最前線指揮官の田村憲久さんや河野太郎さんがいまだに接種していないなんて、どう考えてもおかしいことでしょう。もしも、彼らが罹患したらその影響はすごく大きいと考えますし、そちらのほうがよっぽど理解が得られません。

 あとは、地方自治体の長(知事や区市村長)が勝手に打ったとかという報道もあります。彼ら彼女らは住民の選挙で選ばれていて、都道府県や区市町村の重要案件は最終的にその長の判断で決定します。こちらも、本来ならばいちばん先に接種しても何の不思議もないのですが、そのことが語られないのは残念なことです。

立民が無くなったら困るのは自民党

 少し前のことですが、日本維新の会幹事長の馬場伸幸さんが、「立憲民主党は日本には必要ない政党だ」と記者会見で述べたようです。憲法改正手続きのプロセスを定める国民投票法改正案に立民が賛成したことに関しての発言だったと伝えられています。

 立憲民主党などはとても長い間、実質的に憲法調査会での審議をボイコットしてきたので、馬場さんは皮肉と嫌味を込めて言ったのでしょう。ただ、この程度のジョークにむきになって反応してはいけませんが、仮にも野党第1党が、「消えてなくなればいい」という主旨の物言いはいかがなものかと思います。

 なぜなら、この政党の小西洋之さんだって、千葉県の有権者から選挙をいう公平公正な仕組みで選ばれているのですし、同じく石垣のりこさんも宮城県で選挙に勝って参議院議員になられています。あとは省略しますが、衆参両院でこの党にはすごくユニークな方々が大勢いらっしゃいます。

 そこで、何回か私のSNSに登場してくれている自民党国会議員秘書の友人に今回のことを聞いてみました。彼は「なかなか面白い発言だったけど、もしも、立民がなくなったら、いちばん困るのはうちだよ。その理由?自民党も魔の三回生なんて言われているけど、けっこう当たっているね。ほんとにろくでもない議員が多いんだ」と言いました。

 さらにその勢いは止まらず、「でもね、相手が立憲民主党だろ。だから、本当に助かっているんだ。これが常識や良識を備えた野党だったら、政権交代だって覚悟しなければならないんだから。彼ら彼女らには感謝しているよ。特にあの“お笑い三人組”にこれからもずっと続けてもらいたいね」と嬉しそうに電話口で語っていました。つまり、立民が日本からいなくなって、もっとも困るのは自民党だということを言いたかったようです。

 私はこの党にもお世話になった議員もいますし、地方議員には真面目な友人も何人かいますので、意味のない批判は避けるようにしていますが、かつて、「安倍政権は史上最低最悪だ!」と言い放った所属国会議員がいたのを思い出しました。でも、そうだとしたら、それを許し続けた立憲民主党は、「史上最低最悪の野党」ということになるのでしょうが、そのことを頬かむりでは筋が通りません。

 個人的にはこの政党に日本の舵取りを任せられるようになってもらいたいのですが、支持率5%の政党代表が「選挙を省いて政権を俺たちに渡せ!」と本気で言い、国対委員長が「自衛隊が都心でワクチン接種をやるのは都議選対策だ!」と得意がり、ご自分は週刊誌の記事コピーを持って質問しているのに、総理秘書官がちょっとメモを渡しだけなのに、烈火のごとく起こり始める幹事長の姿を見ていたりすると、馬場さんのウィットもまんざらでもないのかなと思いました。

 あと、立民の最高幹部のお一人が気になることを言われていました。彼は共産党とは同じ政権に預かることはないと示したあと、「共産党は比例選で議席を増やしたいのだから、取り引きはできる。お互いが前進し、議席を拡大するための意見交換はあって良い」と語っています。これって、どのような意味なのか分からないのです。

 まさか、自民党と公明党のように、自民の支持者が小選挙区は自民党候補、比例区は公明党と書いて投票すると同様のことなのでしょうか。自民党が立憲民主党に、公明党が共産党に置き換わることなのでしょうか。そんなことはあり得ないと思うのですが、万万が一、そうだとすれば、この政党は間違いなく、永遠に政権を奪取することはないような気がします。

立憲民主党が共産党と統一会派結成か

【4月27日 朝鮮日日新聞 東京築地支局 記者・宇曽八佰】
 衆参の3選挙区で勝利した野党の勢いがここにきて増してきた。参議院広島選挙区と衆議院北海道2区については、自民党の不祥事ではあったが、共産党との連携が功を奏して見事に勝利したし、長野も弔い選挙とはいえ、過去から築いてきた共産党との関係がさらに強化され、圧倒的な数字で兄の無念を果たした。

 いずれの選挙区も立憲民主党代表の枝野幸男氏が共産党との同時登壇を嫌うなどの行動が見られたが、それでも、共産党は耐え忍び、文字どおり、「野党共闘」に徹したことが一つの勝因となったことは間違いないだろう。今後、総選挙に向けて、この傾向はさらに強まっていくと思われる。

 実際、ある選挙区の立憲民主党幹部は次のように語っている。「共産党には嫌悪感があったが、その応援には本当に頭が下がった。ポスターでも、選挙ハガキでも、集会動員でも、我々の要望以上に頑張ってくれた。もちろん、彼ら彼女らも党の司令で動いているのだろうが、本気度がほかの団体とはまったく違った」。

 さらに同党の地方議員の一人は、「うちの県議会レベルで共産党との共闘はありませんが、今回の選挙でびっくりしましたよ。選対主催の街頭演説会も盛り上がりましたが、動員で来てもらっている人たちはありがたいものの、どこか冷めている感じでした。それに比べて共産党と系列の市民団体のそれは熱気ムンムンでした。遠くから見ていましたが、これでは、総支部長(衆議院候補)たちが共産党の支援がのどから手が出るほど欲しくなるのも分かります。自民党と公明党、創価学会のとの関係も同じなのでしょうかね」と自嘲気味に語った。

 一方、共産党との連携を警戒する議員もいる。匿名を条件にインタビューに応じた国民民主党から移籍した関東地方選出の国会議員は、「執行部は間違った方向に党を持って行こうとしている。こんなことを繰り返せば、良識穏健の中間層がどんどん逃げていってしまう。足し算はできても、引き算ができなければ、必ずしっぺ返しを食らうことになる」と肩を落とした。

 また、別のベテラン議員は、「残念ながら立憲民主党では小選挙区で当選できる候補者は限られている。となれば、比例復活目当てで、惜敗率を少しでも上げたい総支部長は何としても共産党の固定票が欲しいという気持ちも理解できるし、私を含めて共産党には前に出てきてもらいたくないが、裏での熱心な応援と票をというのが本音だ」と遠慮気味に話した。

 そして、お互いの本部レベルでは新たな動きがあることが、複数の関係者への取材で明らかになった。それは、解散総選挙前に衆議院だけだが、立憲民主党と日本共産党が統一会派を作るというものだ。今のところ、ごく限られた幹部だけに伝えられているようだが、水面下でその動きは着実に進んでいる。これには参議院は関与せず、あくまでも、総選挙に向けての便宜的な対応と言えそうだ。

 これについて、本紙の記者がある幹部に、「そんなことをしたら、連合が縁を切るのでは?」と投げかけると、「大丈夫だ。長野では共産党とも、連合とも政策協定を結んだが、それによって、連合が離反することはなかった。すでに、旧総評系のいくつかの産別からは暗黙の了解を取り付けている。民間の組合はコロナのこともあって選挙に本腰を入れるのは困難だろう。もともと、官公労系は選挙上手だし、あまり心配はしていない」と胸を張った。

 さらに同党のごく一部の国会議員たちには共産党との合併を目論む勢力も存在するという。これについて、前述の幹部は、「まさか、そんなことはありえない。ただ、党内には共産党との会派結成を超えて、一体化を求めている議員がいるのも事実で、場合によっては、『立憲共産党』が創設される可能性が極めて少ないがあるかもしれない。もちろん、我々もそうならないように、その動きは徹底して抑える」と、今度は伏し目がちに述べた。

 いずれにしても、仮に解散をしなくても任期満了まであと数カ月であり、秋までには必ず衆議院選挙が実施される。それまでにコロナが、ワクチンが、オリパラがどうなるのか、まだまだ見通せない現状の中で、与党、野党ともに待ったなしの戦いを迎える。私たち国民もけっして他人事ではなく、選挙に関心を持って臨んでいきたいものである。文字どおり、これからの日本の命運を左右する選挙になるであろう。

立憲民主党が週刊文春に感謝状


【4月1日】立憲民主党が近日中に週刊文春(文藝春秋社)の編集部に感謝状を贈ることが、複数の関係者への取材で分かった。日程はまだ未定だが、できる限り早く役員会を開いて決めたい意向のようだ。

 関係者によると同党で幹事長を務めているいる福山哲郎氏は周辺に、「情けないことだが、わが党の政策調査会の機能はゼロ、いや、ほぼゼロだ。その状況ではいわゆる“文春砲”に頼らざるを得ないし、実際、今までも私を含めてそうしてきた」と漏らしているという。

 加えて、「朝日新聞や毎日新聞が国民から見放されている姿は私たちも忍びない。本来であれば週刊誌などではなく、わが国のクオリティーペーパーである朝日新聞を示しながら追求したいのは山々だが、それができず本当に悔しい」とも述べているようだ。

 確かに彼が予算委員会で新聞紙面ではなく、文春記事のコピーを振りかざしながら、菅総理などを追求する姿は自信に満ち溢れているように見えるが、どことなく虚しい雰囲気も伝わってくる。立憲民主党の国会議員にとっては文春の情報こそが喉から手が出るほど重要な位置づけになっているのは仕方ないことなのだろう。

 また、福山幹事長は側近の議員には、「文春にはお世話になりっぱなしだ。少しでも恩返しをしたいと考えている。まずは、党員に週刊文春の年間購読を呼びかけたい。ただ、わが党は多様性を重んじるので強制はしない」と語っている。

 一方、感謝状なるものを受けることになる週刊文春編集部の思いは複雑だ。実際、編集部幹部の一人は、「立憲民主党を支援している団体が総務省幹部を高額接待していたという疑惑を追っているので、正直なところ、ありがた迷惑という感じだ」と困惑気味だった。

 なお、文春ではなく名誉毀損で同党の篠原孝衆議院議員と国家戦略特区ワーキンググループの原英史氏が争った裁判で、原氏が全面勝訴した結果について、福山幹事長は、「ブログに書いたのがまずかった。森裕子さんのように国会内で批判すれば、それが捏造でも責任は問われなかった」と肩を落としているようだ。

 いずれにしても、解散総選挙がきな臭くなってきた今、「利権屋とチンピラの痴話喧嘩(事情通)」と称される、自民党幹事長と福山氏の言い争いも勃発し、野党第一党の舵取り役としての手腕が試される時期もそう遠くはないだろう。
(朝鮮日日新聞 東京築地支局 記者・宇曽八佰)

立憲民主党の「ゼロコロナ」を評価する

 立憲民主党が「ゼロコロナ戦略」を発表しました。感染封じ込めを徹底して、罹患者がゼロになったら、経済活動を行うとのことで、その間は事業者などに手厚い支援を講じるそうです。一方、現政権は感染防止と経済を両立させる「ウィズコロナ」を基本としていますので、秋までの衆議院選挙に向けて、もっとも大切な政策がはっきりと対立することになり、有権者の選択という意味でもとても良いと思います。タイトルはそのことを表したのもので、年がら年中、週刊誌ネタを材料にして、「ここに書いてあることは事実なのか?」と虚しい追求を繰り返すより、よっぽど生産的でしょう。

 ただ、今のところ、具体的な工程表は示されていないようなので、そこがちょっと心配ですが、余計なお世話と思いつつも、最低でも以下の二点はやらなければダメだろうと思います。まずは緊急事態宣言ですが、COVID-19ワクチンの接種が概ね終了するまでは継続する必要があります。これについては予想が難しいのですが、それこそ、衆議院選挙が実施される今年の秋までは続けなければいけないでしょう。もう一つは東京オリンピック・パラリンピックの中止(または延期)です。残念なことではありますが、ゼロコロナ実現のためには絶対に避けて通れないでしょう。それでなければ、辻褄が合いません。

 それから、立憲民主党代表の枝野幸男さんは台湾、ニュージーランド、オーストラリアなどいわゆる「島国」をお手本とされているようですが、だったら、例えば台湾が現在でももの凄く厳しい感染対策を継続していることも真似てもらいたいです。公共交通機関でのマスクの着用が義務付けられていますが、当然、立民はそのこと一つとっても法律の改正を求めなければなりませんし、ニュージーランドの女性首相が自国民から「そこまでやるか!」と反発を受けながら、強力な対策を行ったことも同様です。

 つまり、相当な覚悟を持って今回のゼロコロナ政策を国民の皆さんに訴えていただきたいということです。その戦略にある『①医療現場を支援 ②感染を封じ込める ③暮らしと事業を守る』は肝心なことですが、そんなことは小学生だって分かっていることです。また、限りなく罹患者をゼロにするのですから、中国共産党が武漢市でやったことも大いに参考になると思います。徹底して抑え込むには、私は賛成できませんが、一つのやり方であることも間違いないでしょう。だいたい、以上ですが、立憲民主党と共産党の連立政権実現に向けて、注目される政策になることを見守りたいと思います。

 あと、これも何度も申し上げてきたのですが、長い人類の歴史の中で、根絶した感染症は「天然痘」でけです。もちろん、その後、薬剤やワクチン、医療機器なども進歩していますが、COVID-19感染者をゼロにすると主張し始めたのは世界でもわが立憲民主党だけのようです。さすがにあの独裁専制の中国共産党ですら、そんなことは言っていません。つまり、立憲民主党がゼロコロナを勝ち取れば、国内だけなく、海外からも最大限に称賛されるでしょう。逆にそうならなかったとき、「与党が我々の言うとおりにやらなかったから失敗した」との言い訳は卑怯です。

 このことも含めて秋までの総選挙で優劣が決まるでしょうから、立民の「ゼロ」と与党の「ウィズ」は有権者にとって絶好の判断材料になるでしょう。ただ、枝野さんはときどき、「私はぶれない」と言われているようですが、本当にぶれない人はご自分からそんなことをは言わない気がします。数年前に彼は「改憲私案」を発表し、集団的自衛権の行使にも積極的に発言し、それを現在は盟友となった共産党からコテンパンにやられていましたので、今度こそゼロコロナについて、きちんと落とし前をつけなければなりませんね。

 なお、立憲民主党のコロナゼロは上述のように「0」ではなく、「ほぼゼロ」ということだそうです。それはそれで理解できますが、だったら、「ほぼゼロ」とはどのくらいの数なのかを示さなければならないでしょう。例えば「東京都で陽性者が1日3人以下になったとき」とか具体的にです。すごく心配なのはこの政党が自信満々で主張していた「原発ゼロ」もいつの間にか、枝野さんによると「100年単位の話」になっていました。これって、「ゼロ原発」ではなく、もはや「with原発」になったようです。

新大統領誕生を最も喜んでいる日本人

 日本の民主的選挙で選出された国会議員の皆さんが、さらに民主的な選挙で選ばれた内閣総理大臣がお祝いのメッセージを送ったとのことですから、アメリカの大統領はアメリカの有権者が決めることは当然ながら、わが国の立ち位置が定まって良かったと思います。でも、「大統領」とか「当選」とかいう表現はありませんでしたね。

 それにしても、彼の国は世界最大最高のIT国家であるのは間違いないのに、選挙に関してはけっこうアバウトというか、いい加減なところがあるようです。まあ、合衆国(合州国)ですから、文字どおり、「州」の権限がとても強いことは理解していますが、「何なんだろうな」と思うことも少なくありません。

 そして、大統領選に勝利したバイデンおじいちゃんですが、彼自身は中道穏健派ですから、特に問題はないものの、厄介なのは応援していた急進左派の人たちです。もともと、今回の戦いは、トランプ大好き派vsトランプ以外だったら誰でもいい派の様相がありましたから、余計に心配になります。

 それから、私はトランプ大統領のあまりお行儀が良くない言動はいかがなものかと思いますが、だからといって、「往生際が悪い」とか「民主主義が破壊されている」はおかしいと感じています。確かに往生際がいいとは思いませんが、法廷闘争は民主主義の権利行使で、アメリカの民主主義が壊れたわけではありません。

 さて、今日タイトルですが、その日本人は首相の菅義偉さんでしょう。その理由は割に簡単で、トランプ-安倍晋三がトランプ-菅義偉の構図で比較されなくて済むことです。実のところは分かりませんが、外交が苦手と言われている菅さんにとっては、相手も変わるのですから、一安心でしょうし、何となく相性も良さそうです。

 それで、その菅さんですが、臨時国会での日本学術会議問題もなかなか手堅く乗り切りました。でも、それは菅総理がすごく長けていたのではなく、立憲民主党などがあまりにもお粗末だったからからです。だいたい、代表の枝野幸男さんからして、論戦前に「一問一答に行き詰まって総選挙だ」と意味不明なことを言っていました。

 また、一部の新聞では衆参の予算委員会で論客を揃えて臨むなどと報道していましたが、お馴染みのメンバーがお馴染みの自己満足的な質問を繰り返して、ついには「熱意がまったく伝わってこない」などと、これまた、意味不明なことを発信していました。あと、同じ質問をすれば、同じ答えが返ってくるのは当たり前ですが、それも気に食わないようです。

 いずれにしても、森友も加計も桜も同じなのですが、政権を陥れることができると脊髄反射的に信じ込んでしまい、結局は「疑惑はさらに深まった」で終了です。日本学術会議については、人事のことなのですから、初手から筋が悪かったのです。普通に考えれば、裁量権のない人事権なんてこの世にあるはずがありません。

 そして、過去にもお伝えしましたが、官房副長官が人事に関与したのではとの疑念から、参考人招致を求めているようです。しかし、どの世界だって、社長や理事長などが人事について、担当常務や理事、人事部長などに相談することは極めて常識的なことで、そうでなければ、左派や自称リベラルが大嫌いな独裁になってしまいます。

 ですので、共産党や立憲民主党が野党でいる限り、連立与党政権はとっても安泰だということでしょう。その意味では、国民民主党の玉木雄一郎さんの質問はすごく良かったと思いました。ただ、彼の質問時間は立憲民主党から融通してもらったそうですので、会派離脱は大いに評価するものの、限界があるのかもしれません。

 おしまいに、いつも小ネタを提供してくれる自民党国会議員秘書をしている友人のメールを載せておきます(本人の了解済みです)。「正直なところ、国民民主党から移ったまっとうな先生もいるので、警戒していたのだが、蓋を開けてみれば、いつもメンバーがクレマー的質問をしていただけ。玉木先生のような質問がほとんどなくてほっとしている」。だそうです。

政令指定都市を「特別自治市」へ

 大阪市のことは大阪市の皆さんが決めればいいことですから、今回の都構想への住民投票についてはそれほど関心はありませんでしたが、結果は前回同様、僅差で「大阪市」は存続することになりました(写真背景は大阪市役所)。

 ただ、相当な気合を入れた運動を展開していた大阪&日本維新の会ですから、大阪市や大阪府以外、つまり永田町政局への影響は小さくないでしょう。特に、自民党、公明党(創価学会)、共産党・立憲民主党左派連合のそれぞれの距離感はより微妙になるような気がします。

 もちろん、先のことは分かりませんが、来たるべき衆議院選挙では共産党・立憲民主党左派連合が勢いづくことは間違いないでしょうし、最近までの維新(正確には吉村洋文さん)人気に期待して立候補準備をしている全国の維新総支部長たちはかなりの危機感を持つことになると思います。

 そして、大阪府内(兵庫県も)の公明党候補に対して、自民党や維新がどのような対応をしてくるのかにも注目です。その名を付けた会館まである「常勝関西」の創価学会ですが、現実にはそれを維持することはできなくなっていると聞いています。

 もっとも、これは大阪や関西だけではなく、全国的な傾向のようです。私が住まいしている近くにも、創価学会の小規模会館があるのですが、以前には常駐者がいて、門もいつも開いていましたが、近年では無人になっていることが多いようです。

 また、さらに言えば、創価学会だけではなく、ほかの宗教団体も、政党や政治団体、労働団体も同じように組織人員は減少しています。これは仕方のないことのように感じていますし、歯止めをかける妙策もないようです。時代の流れでしょうか。

 それにしても、大阪のその筋に明るい知人は、「公明党の議員はともかく、学会はほどんど動かなかった」と言っていましたが、前回は強硬に反対していたのですから、いくら応援している公明党が真反対の賛成に協力してくれとお願いしても、なかなか「ハイ、分かりました」とはならなかったのでしょうね。

 さて、前置きが長くなりましたが、今回の都構想は限りなく、大阪府と大阪市の関係を、東京都と23区とのそれに移行するというものでしたので、そのことだけには興味がありました。区議会議員と都議会議員の両方を務めさせていただいた経験もあるからです。

 それで、東京都と23区の位置づけは銀行の本店と支店みたいなものという過去もありましたし、人口比較では約6万7千人の千代田区から約95万人の世田谷区まで同じ立ち位置でいいのかという議論もまったくないわけではありません。

 ただ、今のところは制度を大きく変えようという考え方は多数になっていませんし、少しずつではありますが、都から特別区に権限の移譲がされていることも事実です。ですから、東京23区というある意味、不思議な現状が改変されることは当分間ないでしょう。

 しかし、東京はいいとしても、ほかの道府県とその中にある政令指定都市との関係は大阪府と大阪市とのそれと一緒ですから、多分、何らかの悩みはあるものと思います。例えば私が小学校まで住んでいた横浜市金沢区ですが、ここ選出の地方議員は神奈川県会が2名、横浜市会が5名います。

 問題はよく言われることなのですが、市会議員のほうが同じ選挙区選出の県会議員よりも権限があるというのです。もっと言うと、失礼ながら、政令指定都市内の道府県議員は「何をやっているのかな?」と考えてしまうと、小学校時代の友だちはいつも言っていました。

 だったら、どうすれば良いのかということですが、かなり乱暴な意見なものの、政令指定都市を完全に道府県内のもう一つの道府県と同じ扱いにしてしまえば解決するのではないかと、私は以前から思っていました。こうすると、47都道府県に(仮称)特別自治市20が加わることになります。

 もちろん、名称は「横浜県」とか「札幌道」にはなりませんし、政令指定都市と府県の名称が同じ自治体はややっこしいことになりますので、そのままでいいでしょう。今では国からの通達などは都道府県と政令指定都市がほぼ同様に行われていますし、神奈川県のように、横浜市と川崎市、相模原市を除いたらすごく寂しい県になってしまうとの声も聞こえそうですが、いかがでしょうか?

 なお、今日のタイトルは「特別自治市」となっていますが、この名称についてはもうひと工夫あってもいいかなと思います。いずれにも、「県の中にもう一つの県がある」と揶揄される政令指定都市ですから、実際にそうしてしまえば、とりわけ問題があるとは思えません。

川合孝典さんが国民民主党に入党!

 参議院議員の川合孝典(かわいたかのり)さんが国民民主党に入党されました。ご承知の皆さんも多いと思いますが、彼はUAゼンセンという産業別労働組合の組織内議員で現在2期目を務めていらっしゃいます。

 それで、今だから言えるのですが、党名はどちらとも継続しましたが、立憲民主党と国民民主党が再編成されたとき、電力総連と電機連合の組織内参議院議員は国民民主党所属となりました。しかし、川合さんなどはそこを選択せず、とても心配していました。

 もちろん、様々なご事情があったのでしょうから、それはそれで仕方なかったのしょうが、今回のご決断で僭越ながら、私もすごくスッキリとした気持ちになりました。本当に良かったと思いますし、党内でも頑張っていただきたいと願っています。

 なお、今日の写真は彼のフェイスブックからお借りしました。奥が代表の玉木雄一郎さん、手前が川合さんですが、彼のコメント「玉木代表、遅刻してすみませんでした」みたいな表現はなかなかウィットが効いていて素敵でした。

 それから、連合に加盟する産別で組織人員ベスト10では、組織内参議院議員が国民民主党系会派に所属するところの合計が約400万人、立憲民主党系会派のそれは約130万人となります。

 また、生保労連は8番目の組織ですが、政党支持はよく分からないので、いずれにもカウントしていません。この組織のホームページには「生保労連支援議員」というのがありますから、どこかの誰かを応援しているかもしれません。

まんまと罠にはまった日本学術会議

 「だから、言ったじゃないか!」なんて上から目線は禁物ですが、新総理の菅義偉さんは本当に恐ろしい人だということが、話題になっている日本学術会議の会員任命の件で早くも明らかになりました。失礼ながら、お坊ちゃん育ちの前総理とはまったく違うことを、左派や自称リベラルは見抜けていないようです。

 今回のことについては文字どおり、いろいろな人たちが様々な意見や考えを“開陳”していますが、まず、基本として「日本学術会議法」を読んでみましょう。わずかに30条しかない法律ですから5分もかかりませんし、それだけで、「憲法違反だ!」とか「学問の自由の侵害だ!」がいかにナンセンスなものか、容易に理解できます。

 また、数十年前の政府答弁を「破ったのは許せない!」と叫んでいる人もいますし、それはそれで、ご本人たちの自由ですが、これって、既得権益や利権を今までどおりに保証しろと言っているのと同じです。日本の左派や自称リベラルは根性がなく、お金は権力からありがたくいただくが、言いたいことは言わせてもらうが基本です。

 そして、既得権益や利権は昔から守旧派というか保守派のイメージがありますが、私は長い間、地方議員を務めさせていただき、「赤い既得権」や「赤い利権」もたくさん見てきました。でも、あまりやり過ぎずに控えめにしていましたので、それほど目立ちませんでしたが、日本学術会議の赤組の先生方は調子に乗り過ぎたようです。

 もちろん、会員の先生方には思想信条の自由があるのは当たり前ですが、それだって、あまりに度を越してしまえば、お金を出す側は何らかの対応策を取ることになります。どうしても、文句を付けられたくないのであれば、自らの資金で勉強すれば良いわで、この団体に入らなければ学問の自由がないとは言えません。そんなに偉そうに主張しないでもらいたいですね。

 それで、私もすごく気になっていましたので、公安関係の友人に聞いてみましたが、「日本共産党の秘密党員も少なくないですよ。彼ら彼女らは戦略に長けていますからね。上手に国家からお金を引き出して、反体制のプロパガンダをしています。学者さんというより、活動家の集まりですよ」と言っていました。

 ただ、会員の大多数がそうかといえば、穏健良識的な先生も少なくなく、「どうして、こんな組織になってしまったのだろう」と嘆いておられるようです。いずれにしても、この機会に日本学術会議とは何なのかということが次々に明らかになっているのは、納税者の国民の皆さんにとっても大いに歓迎すべきことです。

 実際、モリカケ桜では政府からなかなか資料が出てきませんでしたが、新官房長官からは超特急で人件費などが発表されています。また、自民党もモリカケ桜ではあまりやる気がありませんでしたが、今回はいち早くチームを組んで、河野太郎さんとともに反撃体制を整えています。要するに、「本気」なのでしょう。

 一方、立憲民主党や共産党はどうでしょうか。あいも変わらず、官僚のいじめの鬱憤ばらしの追求をやっています。せっかく立憲民主党(改)立憲民主党になったのですから、もう少し大人の態度を示さないと、さらに支持率は低下することは間違いないと思います。それでないと、難癖をつけるだけのクレーマー政党になってしまいます。

 それから、新・国民民主党はこの糾弾集会に参加していないのは良かったです。過去にこの種のチームで元気に発言していた人は立憲民主党に全員が移籍しましので、当然といえば当然です。結局はこの問題のオチもモリカケ桜と同じく、「疑惑はさらに深まった!」で終了するのでしょう。自民党や公明党の高笑いが聞こえてきそうです。

実はすご~く恐ろしい菅義偉さん

 もう5年以上前になりますが、六代目山口組から神戸山口組が分裂したとき、私は椅子から転げ落ちるほどビックリしました。その後はNHKや朝日新聞でも報道されるほどの話題となっていますが、数カ月前からその神戸山口組から中核団体の五代目山健組が抜けたとか抜かないとか、魑魅魍魎的な情報が飛び交っています。

 私もそれらのことを追跡していますが、今日はそれがテーマではありませんので、別の機会にお伝えします。ただ、かなり単純化して言えば、山健組からその主流である健竜会が飛び出したということでしょうか。もちろん、二代目宅見組や六代目若頭の高山清司さんの動きも注目です。

 さて、任侠の世界から脱して、私が再び椅子から転げ落ちそうになったことがありました。それは、新しく内閣総理大臣に就任された菅義偉さんが、ご自分の補佐官に共同通信幹部(すでに辞職済み)の柿崎明二さんを起用したことです。この通信社は反安倍を鮮明にしていることで知られています。

 その通信社でこれまた、反安倍を訴え続けてきた人を懐刀の補佐官にしたのですから、びっくり仰天です。彼が売り込んだのか、菅さんが望んだのかは分かりませんが、まさか、同じ秋田県の出身という理由だけではないでしょうし、もしかしたら、逆説的にモリカケ桜の野党対策かもしれません。

 それから、いささか以前のことですが、内閣の閣僚人事です。河野太郎さんのはんこ廃止や平井卓也さんのデジタル庁、不妊治療費用援助などが注目されていますし、携帯電話の料金引き下げも含めて、大いに頑張ってもらいたいと思いますが、私が驚いたのは上川陽子さんが何と!3回目の法務大臣で入閣されたことです。これって、オウム事件死刑囚の全員の執行もあると思いますが、検察組織への圧力強化にも見えます。

 そのほかにも、苦手とされている外交でも、中国共産党総書記の習近平との電話会談を2~3番手どころか、8番手くらいに後回しにするくらい、そっと嫌がらせをしています。おまけに、その習近平さんからのお祝いまで言ってもらいました。通常は序列2位の国務院総理からですから、運のいい人だと思います。

 そして、公明党というか、創価学会との関係です。安倍さんと公明党代表の山口那津男さんは表面的には上手にやっていましたが、安倍さんの思想信条からはどう考えても、公明党=創価学会と反りが合うわけがありません。その点、菅総理は学会の幹部ととても仲が良いと聞いています。今日の写真の背景は菅さんの選挙区内にある横浜橋通商店街ですが、このあたりも学会が強そうです。

 一方、野党はどうでしょうか。立憲民主党(改)立憲民主党は高揚感ゼロ、支持率上昇ゼロ、政策限りなくゼロという悲しいスタートになりましたし、代表(改)代表の枝野幸男さんは、「デジタルより自然エネルギーだ!」と意味不明のことを就任直後に言っていました。また、連合の言うことをほとんど無視して、共産党との共闘に熱心に汗を流していますが、それ以外は何となくやる気が感じられません。

 ただ、野党代議士の秘書を務めている友人が言っていました。「連合さんにはお世話になっているけれど、地域の共産党の人たちは一生懸命に応援してくれるんだよ。確かに門脇さんが指摘しているように、党中央の統一戦線戦略にはまっているんだろうけど、背に腹は代えられないからね」。まあ、ご自分が当選することが第一ですから、理解できなくもありません。

 さらに彼は、「共産党の真剣さはありがたいよ。比べてはいけないんだろうけど、連合さんの参議院選挙全国比例区候補の票数とその産別の組織人員を見てみると、『なんでこうなんだ』と思うことも少なくなくてね」と続けました。どちらにしても、立憲民主党の皆さんはご自分の選挙区で共産党が立候補せず、応援してくれることに腐心しているそうです。

 何となく残念な気持ちになりましたが、確かに当選第一はとても大切で理解できます。しかし、「門脇さんがSNSで『思想信条どころか主義主張がない』と嘆いていましたが、元々、そんなもんはないんですよ。それじゃなきゃ、コロコロと政党を渡り歩くなんてできるはずないじゃないですか」には妙に納得してしまいました。寂しいことですね。

 話題を戻します。国対委員長(改)国対委員長、お馴染みの人徳人望ゼロの安住淳さんは相変わらず、自民国対委員長の森山裕さんの掌で元気に踊っています。でも、調子に乗って、「菅内閣が国民目線でなければ政権から引きずり降ろす」などと叫んでいますが、本当にこの人の思考回路が心配になってきました。私は思うのですが、安住さんは何か特別のコンプレックスでもあるのでしょうか。

 いずれにしても、枝野幸男さんのように、「安倍亜流内閣だ!」とレッテルを貼っているようでは、菅総理の本当の恐ろしさを理解できず、いつになるか分かりませんが、次の総選挙では一定数の比例復活と一部幹部以外の議席は絶望的かもしれません。私たちにとって自民党政権が続くことを喜んでいられませんが、それ以上に不幸なのは、健全穏健な野党がほぼ存在していないことかもしれません。

 あと一つ忘れていました。それは防衛大臣に就いた岸信夫さんのことです。ご存知のとおり安倍前総理の実弟で、それはそれで何か問題があるのではありませんが、自民党の中では、すなわち、すべての国会議員の中では最大最高の台湾(中華民国)通なのです。この時期に菅さんはこの人を国家の守りの責任者にするのですから、これだけも怖い総理大臣です。くわばらくわばら。

(追記)昨日のことですが、日本学術会議の会員6名が任命されなかったと報道されていました。早速「憲法違反だ!」と野党が叫んでいますが、「日本学術会議法」を読んでみれば、慣例や既得権益という観点からは外れていいるものの、法律は「日本学術会議は、内閣総理大臣の所轄とする」「日本学術会議に関する経費は、国庫の負担とする」「会員は(中略)内閣総理大臣が任命する」となっていますので、憲法違反とか学問の自由の侵害とかには少なくても抵触することはありません。どうしても、自分たちの人選どおりにしたいならば、それを可とする政権を作ればいいでしょうし、わが国はそれが憲法で保障されています。

この会議は総理大臣の諮問機関であり、あくまでも、その任命権は総理大臣にあります。もちろん、過去の慣例を破って任命されなかった人たちは面白くないでしょうが、見方を変えれば、日本学術会議が推薦さえすれば何事もなく会員になれるという、文字どおりの既得権益と前例を打ち破る第一号となるかもしれません。これは菅さんのいちばんの公約ですから、絶対に妥協することはないと思います。本当に恐ろしい総理大臣の誕生ですが、日本学術会議も今まで調子に乗りすぎたようですし、野党のヒアリングという名の官僚いじめも止めたほうが良いと思います。

つくづく運が悪いと思う立憲民主党

 多くの国民の皆さんも同じ考えだと思いますが、健全な与党・政府が仕事をするためには、健全な野党が必要でしょう。鶏が先か卵が先かみたいな表現になってしまいますが、残念ながら、鶏も卵も有権者から十分な共感は得られていないようです。

 そして、永田町の権力構造などはなかなか分かりませんが、官房長官の菅義偉さんが総裁になるのではともっぱらの評判です。彼が総裁になるということは、総理大臣に就任するのですから、自民党員でなくても興味は湧いてきます。

 その後は内閣を作るのですが、防衛大臣の河野太郎さんが新しい官房長官になり、それを補佐する役職に現・環境大臣の小泉進次郎さんという、トリオ神奈川ができたりすると、内閣支持率の急上昇は確実でしょう。

 ちなみに、総理大臣や官房長官を補佐する役職とは官房副長官が代表的です。昔は一般の大臣より明らかに格下でしたが、政高党低がかなり顕著になっている現在においては、その位置づけは格段に高くなっているようです。

 こうなると、解散総選挙をやらないという選択肢は消滅してしまいますし、やってみなければ分かりませんが、多分、自民党は圧勝するでしょう。COVID-19でF票が取りにくくなっている公明党も渋々とそれに従うと予想できます。

 一方、立憲民主党は新しい立憲民主党を設立する大会を開くそうですが、不幸なことに“ご祝儀相場”はすべて自民党に持っていかれそうです。もともと、有権者からまったく期待されていない合併劇ですから、ご祝儀相場そのものがなかったような気もします。

 さらにそれに加えて、立民参議院議員の石垣のりこさんの大チョンボです。国民の広く知るところとなってしまいましたが、あれ(詳しくは検索してくださいね)はまずかったです。一般人をレイシストと決めつけるなど、あの方の染み付いた体質なのでしょう。

 また、落書き新聞紙貼り出し事件の人徳ゼロ人間の安住淳さん、特大ブーメラン連続直撃の山井和則さん、いまだに亡命先が決まらない小西洋之さん、metoo行進隊長の柚木道義さん、4回比例復活バラバラ政党所属の今井雅人さんなどもいます。

 それにプラスすること、民間人を冤罪に追い込んだ森裕子さん(立民に移籍確定)、久兵衛のお寿司を透視できる黒岩宇洋さん、歌舞伎町爆発の高井崇志さん、そして、大トリは自分が気に食わない答弁に激おこする福山哲郎さんなど、ユニークな人材がいっぱいです。

 なので、余計なお世話なのですが、立憲民主党にはまっとうな議員もいらっしゃるのですから、どなたかが注意してあげればいいと思います。でないと、もっともっと悪い方向に進んでいってしまうような気がするのです。

 そんなこんなですから、新・立憲民主党丸が初手から座礁することがないように願っています。でも、繰り返しますが、ほかの人たちには多様性を声高に叫んでも、自分たちが決めた多様性以外は認めないというのですから、すごく難しいでしょうね。

 それと、友人の自民党の秘書が面白いことを言っていました。国会前で太鼓を鳴らして独特なリズムで、「アベやめろ!」と絶叫している人たち、つまり、立憲民主党や共産党のコアな支持者の皆さんが、「アベ逃げるな!」となったそうです。

 どんだけ、安倍さんのことが好きなのでしょうか。もう、お笑いマンガ道場の世界です。モリ・カケ、桜など、すべての攻撃対象を安倍さん一人にほぼ絞ってきたので、そのご本尊がいなくなって寂しくなったのでしょうか。

 いずれにしても、新しい政権にはスピーディーに動いてもらいたいです。特に経済も含めたCOVID-19対策、完全に居直った中国共産党の覇権主義や韓国のイチャモン、再任されるであろうトランプ大統領との関係再定義など難問が行列しています。

 そんな状況の中で、少人数の出発となるようですが、穏健現実路線を行くことを決めている国民民主党には大いに期待しています。健全な野党を立憲民主党に求めることはより難儀になっていますので、民民には頑張っていただきたいと思います。民間労組出身議員もきっと良識を示してくれることでしょう。

衆議院議員の長島昭久さんと懇談

 安倍晋三さんが総理を辞任されることになりました。民主的に選出され、国政選挙では勝利を重ねている安倍さんが任期途中で辞められるのですから、かなり体調がお悪いのでしょう。本当に長い間、お疲れさまでした。市井で暮らす国民の一人として、お礼を申し上げるとともに、ご快復を祈念いたします。

 また、私には永田町の権力構図などさっぱり分かりませんが、COVID-19対策に本格的に取り組むためにも、新しい総裁・総理にはできる限り早めに、例えば10月とかに衆議院の解散総選挙を実施していただきたいと思います。その結果を受けて本格的な内閣でしっかりと仕事をしてもらいたいです。

 さて、今日の話題ですが、久しぶりにとても静かな衆議院議員会館に行ってきました。私が学生時代から利用している丸ノ内線で移動しましたが、南阿佐ヶ谷駅から国会議事堂前駅までは乗り換えなしで20分程度で、すごく便利です。ただ、新宿駅から先に進んだのは半年ぶりくらいだったと思います。

 それで、長島昭久代議士とお会いしたのは、昨年10月に帝国ホテルで開催された連合30周年パーティー以来ですが、限られた時間だったものの、大いに様々な話題で盛り上がりました。また、彼は日本(国民)にとってもっとも大切な政策の一つである安全保障の第一人者であることが広く知られています。

 そして、話を進めながら、適切な比喩ではないと思いますが、つくづく「遠くの親戚より近くの他人」だなと感じました。もちろん、彼は“他人”ではありませんが、今日的な政治情勢から、長島さんが政党を移ったこともよく理解できますし、“遠い親戚”はますます遠くなっていくようです。

 それから、会館に入る前に国会議事堂を写真に収めようと思ったら、警備員の方が敷地内では撮らないでと言われました。でも、ありがたいことに、ベストスポットを教えてくれました。おかげで、夕日に輝く素敵な国会議事堂を撮れましたし、長島さんの部屋からは主が変わる総理大臣官邸と公邸がよく見えました。

 ちなみに、帰りの丸ノ内線はラッシュにかかっていたので、最後尾の車両の運転席が見える場所に乗客の皆さんを背にしてずっと立っていました。でも、運転席の各種メーターなどと後ろに流れていく線路を見ていましたので、まったく飽きることはありませんでした。満員電車も工夫次第ですね。

悪魔のささやき「共産党も応援するからね」

 どうやら国民民主党の分党の流れが固まったようです。マスコミは早くも国民民主党(以下“民民”)に残る人、立憲民主党(以下“立民”)に移籍する人の分類表を作り始めています。いろいろな見方はあると思いますが、個人的にはとても良い方向に進んでいると思っています。

 それで、立民では民民の身の振り方が定まらない議員に対して説得工作を行っていると伝えられています。もっとも、これは今に始まったことではなく、かなり以前から立民で寝技を得意とする議員によってやられてきたことです。ですから、それほど驚くことでもありません。

 そのやり方は単純で、「あのさ~、解散総選挙も近いようだね。君が立民に来てくれたら、もちろん、われわれは積極的に応援するし、自治労や日教組もそうなると思うよ。でもね、最大のメリットは共産党だよ。多分だけど、君の選挙区には共産党は候補者を擁立しないよ」と囁(ささや)いています。

 これは民民の衆議院議員にとってはかなり決定的な誘惑です。かたや自民党(一部は公明党)の公認候補と戦うとき、横を見れば立民の支援を受けた共産党候補がいるのと、その立民と共産党が後ろから背中を押してくれるのとでは、まさに地獄と天国の隔たりがあるでしょう。

 こうなると、特に小選挙区での基盤が弱い、とりわけ、比例復活で当選している議員は思想信条も主義主張もかなぐり捨てて、立民へと走り出します。ただ、これを責めることはやってはいけないでしょう。間接的に共産党に魂を売ることになるのですが、自分たちの当選が第一ですから仕方ありません。

 でも、実際には共産党の統一戦線の道を歩むことになりますので、移籍した人たちは十分に注意していただきたいと願っています。つまり、立民を通じて共産党と本気の共闘をすることになります。見方を変えれば、共産党の戦術も表から見れば柔軟になったのですが、その実態は共産主義特有の統一戦線論にはまったことになります。

 これは立民の幹部や小沢一郎さんなどが過去から画策していたもので、友人の記者によると小沢さんは共産党幹部に、「自民党も本来は水と油ほど違う公明党と上手くやっているではないか。共産党は野党の創価学会になれ」と言っていたそうです。なるほど、理屈としては変に分かるような気がします。

 一方、残留者たちの新生国民民主党ですが、しばらくは冬の時代が続くかもしれません。でも、それだっていいじゃありませんか。もともと、穏健良識の中道右派の場所はがら空きになっていたのです。国民の少なくない皆さんは「自民党は好きではないけど、今の野党じゃね~」と思っていました。

 今こそ、意味不明な野党の塊より、新たな国民民主党は初めは少数でも、必ず国民の、有権者の皆さんの支持を得ることは可能だと考えます。立民は共産党や社民党とともに左傾化を進んでいくことは間違いありませんから、今回の分党が絶好のチャンスになる可能性も低くはありません。

 つまり、それぞれの道を歩んでいけばいいと思うのです。この世の中、「政治が悪い!社会が悪い!安倍が悪い!」と常に叫んでいなければ落ち着かない人たちがいるのですから、その意味では共産党や新・立憲民主党もなくてはならない存在ですし、人物的には魅力的な方もいらっしゃいます。

 そして、個人的な思いで恐縮ですが、すべての選挙でただの一度も自民党(候補者)の名前を書いたことがない私も、民社党の解党以来、やっと心から応援できる政党が誕生するようで歓迎しています。民間企業に働く労働者の皆さんもきっと、この政党を支援してくれると確信しています。

 また、長いわが国の労働組合の歴史の中で、常に民主的労働運動に邁進し、左翼労働運動と対決して、安定的な労使関係を築いてきた多くの産業別労組の指導者の皆さんも同じ思いでしょう。私がお世話になった組織でもそのことは脈々と受け継がれてきましたし、民主的労働運動のまさに原点であると思います。

 なお、民社党の理念を継承する民社協会としての基本的姿勢は以下のとおりです。ちょっと長いのですが、ご覧いただければ嬉しいです。

 「民社党は党綱領において、『左右の全体主義と対決』とし、特に人間性を踏みにじる共産主義を否定、自由にして民主的な政治を進めようとした。容共的な政党とは一線を画してきた。
 そして、国民・国家の将来に責任を持てる現実的政策の推進を旨とした。反対のための反対の姿勢をとる政党、クレーマー的政党に堕することがないよう努めてきた。
 エネルギー政策においては、資源に乏しいわが国の実情をも踏まえ、原子力の平和利用を推進してきた。
 防衛政策においては、観念的平和論を避け、自由世界の一員の立場で独立を守り、誇りの持てる国家であることを目指してきた。そのために、国際連携と防衛力の整備を進めようとしてきた。
 福祉政策においては、友愛の精神に基づき、弱肉強食的な社会に陥ることなく、国民がこぞって安心して暮らせる社会の建設を目指してきた」。

 以上ですが、いかがでしょうか。びっくりするくらいこの時期に求められる基本理念が集約されています。今回の分党劇を好意を抱いて見ながら、小さくても将来の日本を託せそうな新・国民民主党の将来が楽しみです。

区議会議員の安斉昭さんと懇談

 杉並区議会議員の安斎昭さんとは民社党や同盟時代から長いお付き合いになりますが、最近は諸般の事情もあり、文字どおりの懇親をすることはありません。ですので、今回は久しぶりにお会いしたことになります。でも、不思議なもので数分の後には元の感覚が戻っていました。

 そして、話題は様々の方面に展開し、1時間ちょっとがあっという間に過ぎました。衆議院解散総選挙や来年の都議会議員選挙のこと、JR阿佐ヶ谷駅北東地区再開発のこと、国民民主党と立憲民主党との合併話のこと、連合の労働運動と政治活動のことなどでした。

 それから、安斉さんは3月に一念発起して禁煙&禁酒を始め、現在でも見事に継続されているそうです。また、早朝から1時間から2時間のジョギングを欠かさず、それらのこともあって、血圧などすべての数値が適正になったと言われていました。もう、素晴らしいの一言です。

 ですから、COVID-19の目処がついたとしても、「門脇さん、次回にご一緒するときは私はノンアルコールですから」と笑いながらの会話でした。しかし、それすら当分の間は、もしかしたら、かなり先のことになるかもしれませんが、あまり焦らないで楽しみにしています。

これで秋の解散総選挙は決定的か?

 昨日の東京地方の天候は不安定で雨も降っていましたので、合格点ではないものの、投票率の55%はまずまずだったのではないでしょうか。ここ数日、COVID-19の罹患者も増えていましたので、その不安からも投票率を押し上げたようです。

 それで、はやり現職の小池百合子さんは強かったですね。私は少し前に前回の得票率45%を超えることが、4年間の通信簿になるだろうとお伝えしましたが、これが約6割に達しましたので、十分な伸び率と評価できるでしょう。

 それから、焦点は2位~4位争いとも書いていましたが、これについては特にコメントするほどの結果ではありませんでした。五十歩百歩というところですし、あえて言えば、5位の桜井誠さんが前回より票をけっこう伸ばしたことが注目されます。

 そして、私が気になっていたのは同時に行われた都議会議員の補欠選挙ですが、4選挙区とも自民党が勝ちました。とりわけ、大激戦となった北区は候補者5名が全員女性ということもあり、けっこう注目されていたようです。

 それで、結果は自民党候補の圧勝で、鳴り物入りの選挙戦を行っていた、小池さんの行動隊である都民ファーストの会公認の天風いぶきさんは、立憲民主党ばかりか日本維新の会にも敗北して4位となってしまいました。文字どおりの惨敗です。

 現地の友人からはリアルタイムで連絡をもらっていたのですが、都民ファーストの会の自民党候補への攻撃はかなりすごかったようです。ツイッターやビラの類ですが、ここまでやるかと言うほど、熾烈なものだったと聞きました。

 つまり、知事選では小池さんの大勝利でしたが、都民ファーストの会はほとんど支持されていないということでしょう。実際、NHKの調査では都民ファーストの会の支持率はわずかに1%でした。来年の今ごろの都議選はかなり厳しいかもしれません。

 もう、前回のように、「小池都知事とともに改革を進めます!」だけでは票は獲得できませんし、その小池さんも前回のような熱烈な応援はしないでしょう。次第に自民党(+公明党)に傾斜していく可能性が少なくないと思います。

 また、今日のタイトルですが、しっかりした根拠があるわけではありません。僭越ですが、「そうなるんじゃないかな」という想像からです。もの凄い第二波がやって来れば局面は変わりますが、衆議院選挙はやらなければなりません。

 もちろん、連立政権の支持率が下っているので、解散の判断は難しいものの、安倍さんはスイッチが入れば必ず総選挙を打ってくるような気がします。今までも同じようなモードで実行していて、どういう訳か連戦連勝です。

 いずれにしても、今回の都知事選挙で小池百合子さんは文句なく勝利したのですから、COVID-19対策はもちろんのこと、来年度の予算編成、あるいは地方税は1年遅れで入ってきますので、再来年度のそれも極めて重要になるでしょう。

ちっとも盛り上がらない都知事選挙

 現職の小池百合子さんがかなり強いこと、依然としてCOVID-19の脅威が消えていないことなどにより、首都東京のいわば大統領を決める都知事選挙が盛り上がりに欠けているように感じます。注目点は先日もお伝えしたように、小池さんの得票数(率)と2位から4位までの順位争いでしょう。

 私もすでに投票する候補者を決めましたが、投票率によるものの、小池さんの前回の得票率が約45%でしたので、少なくてもそれを上回らなければ、4年間の実績が評価されたということにはならないような気がしますし、過半数の50%を超えたいところでしょう。ですので、街頭にもちょっとは出たほうがいいと思います。

 ところで、写真の候補者カーですが、私の自宅と同じブロックにあるコインパーキングに停まっていました。もっとも、それを見るのは早朝のワンコの散歩のときですから、それから都内のどこかに出かけていくのでしょう。まあ、それだけのことなのですが、数多くの選挙を経験してきたものですから、こんなことでも少し気になります。

 もちろん、私は彼がどんな人なのか知りませんが、公営ポスター掲示場には初日に貼られていましたので(下段は一人だけ)、一定の組織力はあるのかなと思いました。また、政策はCOVID-19対応一本だけで、マスクも3密回避も自粛も必要ないそうです。まったく、都知事選って、ユニークな候補者がいつも登場しますね。

都知事選の注目は2~4の順位争い

 今日から首都東京の代表者を決める都知事選挙が始まります。依然としてCOVID-19の脅威が消えることはありませんが、そんなときだからこそ、皆さんで棄権することなく、少しでも政策の近い候補者に必ず投票しましょう。

 さて、今日のタイトルですが、誰が当選するのか、どなたが都知事になるのかということではありません。これについては、小池百合子さんの再選が確実でしょう。私が不謹慎ながら興味を惹かれるのは、対抗馬3人の順位です。

 まずは左派や自称リベラルの皆さんが担ぎ出したのか、ご本人がやる気満々かは分かりませんが、元日弁連会長の宇都宮健児さんです。ずいぶんとお年寄りのように見えますが、まだ73歳なのですね。

 思想信条や主義主張は私と異なりますが、お人柄は良さそうなので頑張っていただきたいです。特に前回は女性問題疑惑もあって惨敗した鳥越俊太郎さんに譲りましたので、雪辱戦といったところでしょうか。

 次に前熊本県副知事の小野泰輔さんですが、失礼ながら、ご本人がどうだというよりも、日本維新の会が支援することが注目されています。大阪府知事の吉村洋文さんの人気は抜群なので、戦略が優れていればかなり集票するでしょう。

 さらに、今回の構図では、「宇都宮さんや山本さんは左翼っぽくて嫌だけど、そうかといって、どうも小池さんも好きになれないな」という都民も少なくないと思いますので、その人たちの受け皿になれば化けるかもしれません。

 そして、何のために、立候補を決断したのかさっぱり分からないのが、れいわ新選組の山本太郎さんです。左界隈の票を宇都宮さんと取り合いになるのは分かりきっているので、なおさら不思議です。総選挙への布石でしょうか。

 それなので、早くも立憲民主党あたりからは、「山本は小池の援護射撃をするつもりか!」と恨み節が漏れていますが、彼の選挙戦略というか、パフォーマンスはなかなか上手ですから、どこまで票を伸ばすか注目です。

 だいたい以上なのですが、もしも、立憲民主党、共産党などが支援する宇都宮さんの順位が小野さんや山本さんのよりも下位になってしまったら、左派3党の今後には暗雲が垂れ込めるでしょう。まあ、そんなことはないでしょうが‥‥。

 いずれにしても、3人の票数と順位がどうなるのか、とても関心があります。考えてみれば、誰が当選するのではなく、当選に届かないだろう3人の方の上下が気になるのも変なことですが、都議選の注目点はそれくらいのことでしょう。

 なお、今日の写真ですが、小池さんが4年前に当選されたとき、支援をした団体に挨拶に来られたときのものです。なので、特に意味はありません。あれから4年、ありきたりの表現ですが、時が過ぎるのは早いですね。

子供を議員にさせたかった?

 正しくは「子供を議員にさせたかった?」ではなく、「子供に議員になって欲しかった?」のほうが今流でいいのでしょう。杉並区議会&東京都議会と30年間、地方議員を務めさせていただきましたので、そんなに多くではありませんが、男の子が3人いる私に対して、そんな問いかけもありました。

 ただ、私は一度も「そうなってくれればいいな」と思ったことはありませんし、実際に子供たちも議員という仕事にまったく興味を示したことはありませんでした。妻も含めてそれで良かったと思いますが、だからといって、世襲的に議員になることも否定しません。選挙というフィルターがあるからです。

 ところで、今月の18日告示で、来月5日投票の東京都知事選挙の公営ポスター掲示場がかなり早く、いつもの場所に設置されています。様々な事情があるのでしょうが、すごく早いと思います。そして、その前で百恵ちゃんが板に印刷された数字を見ていました。脈絡はありませんが、彼女の将来が楽しみです。

 

この国に生まれて良かったです

 ちっとも自慢にならないのですが、私は二十歳からこの年になるまで、選挙で「自由民主党」という政党名や自民党公認の国会議員の名前を投票用紙に1回も書いたことがありません。また、そのことを特に悔いたりもしていません。

 さらに、何度もお伝えしているとおり、首相の安倍さんは意地が悪そうですし、すごく嫌いというわけでもありませんが、あまり好きではありません。もちろん、だからどうだということではなく、ただ、それだけです。

 そして、今回のCOVID-19については、いろいろな人が様々なことを言っていますが、それぞれの立場や考えがあるのですし、日本は言論の自由が保証されていますので、法律に触れない限り、何を言っても自由です。

 でも、わが国の首相は民主主義システムによる選挙で選ばれた国会議員がさらに憲法に基づいてその過半数以上で選出しているのですから、好き嫌いは別として、ちょっとくらいは評価してもいいんじゃないかと思うのです。

 現在はかなり研究が進んできましたが、文字どおり、未知のウイルスであり、確証を持って終息時期を示せる人は世界中に一人もいません。しかし、その世界各国の中で日本は対策をかなり上手にやっている国の一つです。

 詳しくは次の機会にお伝えしますが、人口あたりの死亡率は先進国の中ではずば抜けて低く、その理由はああだこうだと言われていますが、もしかしたら、遠い将来にならなければ解明されないかもしれません。

 その世界からは当初、「日本の自粛要請や宣言だけで収束するはずがない!」と批判されていましたが、今ではどの国からも称賛というか、むしろ驚きの目で見られています。第2波を警戒しながら、この事実を受け止めましょう。

 また、話題のアベノマスクと特別定額給付金は喜んでいただきます。マスクは孫が中学生になったとき、令和2年のことを説明する材料として使いますし、わが家の30万円は1ミクロンの景気浮揚のためにパアッーと使い切ります。

 それで、私は安倍さんと同じ歳ですので、1月26日から一日も休んでいない彼を見ていると心配になってきます。枝野幸男さんからは火事場泥棒と罵られ、辻元清美さんからは「鯛は頭から腐る」と面罵されても耐えています。

 もちろん、私たちは連立政権や安倍さんに白紙委任しているのではありませんから、気に入らなかったら次の総選挙で落としてやればいいのです。収束に一定の目処がつけば、必ず総選挙はあるでしょうし、やらなければなりません。

 繰り返しますが、どこぞの国と違って日本ではそれが可能なのです。それまでは、嫌々でも、渋々でも、私は「自粛要請」という世界でも摩訶不思議な取り組みに影で文句を言いながら従っていきます。

 ただ、左派とか自称リベラルは本当に困ったものです。「互いに支え合う社会」とか「まっとうな政治」とか言っていますが、それを他人には強く求めても、自分たちは極めて教条的であり、非寛容を基本として攻撃を緩めません。

 福山哲郎さんや安住淳さんなどはその典型ですが、一方では選挙区の有権者から国会に送り出されているのですから、それはそれで尊重しなければなりませんし、奇妙な表現ですが、私たちは民主主義に耐えなければならないでしょう。

 それから、都知事の小池百合子さんを嫌いになるオジサマが増えているようですが、批判はあるものの、よくやってくれていると感じています。それが結果、事前の選挙運動のように見えても、それは制度的に仕方のないことでしょう。

 以前のことですが、石原慎太郎さんから「化粧の濃いオバサン」と揶揄されてことがありますが、それに対して彼女はさらりと、シミだかアザだかがあるので、それを隠すためと切り替えしていました。

 それであれば、ほかの女性よりも早く起きて、念入りにお化粧しなければならないし、寝る前には同じく念入りにお化粧を落とさなければなりません。その分だけ睡眠時間を削って激務に耐えているのです。これだけでも難儀でしょう。

 いずれにしても、総選挙も遠くないでしょうし、都知事選挙はもうすぐです。そのときに、そのときまでのことを振り返って決着をつければいいような気がします。それまでは、淡々と前を向いて進んで行きます。

 (追加です)少し前に、航空自衛隊のブルーインパルスが医療従事者に感謝と敬意を込めて、東京上空を飛行してくれました。医療財団の役員の一人として、もの凄く嬉しかったのですが、同時に私は日本の空を守ってくれている航空自衛隊に、爆音だけが聞こえた杉並から感謝しました。ありがとう!自衛隊の皆さん!パイロットの皆さん!

安倍さんはとても意地悪です

  先日から2回、登場してもらった友人に再び電話でお伺いしました。通常は私のSNSでの記事の中で、硬めの政治ものは「いいね!」が少ないのですが、検察関連の2回はけっこう多くの皆さんに見ていただけたようです。調子に乗っているわけではありませんが、三度目のお話をお聞きしました。

門脇:あなたのおかげで、私のSNSを見てくれている方が増えたようです。どちらかというと、硬めの政治の話題ですので、少し驚きました。
友人:それは良かったですね。新型肺炎で自粛が続いている中で起こった事件でしたので、誰もが関心が高かったのでしょう。

門脇:ところで、その後の展開ですが、どのように思われているのでしょうか。
友人:まあ、酷いの一言です。賭け麻雀の点数なんてどうでも良いことでが、検察はまったく反省していませんね。

門脇:具体的にはどんなことですか。
友人:私がもっとも怒っているのは、検事総長の稲田伸夫さんの態度です。カメラの前にも出てきませんし、紋切り型のお詫び文を発表しただけですから。失礼ながら、検事総長ってそんなに偉い人なのですかね。

門脇:確かに企業でいえば、副社長か専務が問題を起こしたのですから、当然、社長がマスコミの前に出てきて、謝罪して、きちんと質問にも答えるということですね。
友人:そのとおりです。もうすぐ辞めるから、天下りを意識して顔を晒したくないのでしょう。

門脇:なるほどですね。「謝罪しろ!謝罪しろ!」って、立憲民主党の福山さんや安住さんのようにはなりたくありませんが、検事さんが胸につけている「秋霜烈日」のバッチが泣いているように思います。
友人:ああ、あのバッチですね。でも、自らがそんなことを主張している人たちが、繰り返して恐縮ですが、マスコミに自分たちの都合の良い捜査情報だけを垂れ流しているなんて、どの口が言うのかと思いますよ。比叡山の千日回峰行のお坊さんが使うなら分かりますが、彼ら彼女らは何となく胡散臭いですね。

門脇:そこまで言われるとはなかなか強烈ですね。その一方でマスコミについても文句があるようですが。
友人:こちらも酷いものです。マスコミや立憲民主党は検事総長をちょっとでも批判しましたか。私の知る限り、そんな記者や立民幹部は一人もいません。ひらすら、安倍がーとか、森がーとか叫んでいるだけです。そっちも大いに問題ですが、こんなことでは検察改革なんて夢のまた夢でしょう。

門脇:要するに検察から情報をもらえなくなって困る、あるいは、検察は怖いから政権だけを徹底的に叩くということでしょうか。
友人:おっしゃるとおりです。特に立憲民主党は仮にも野党第一党でしょう。定年延長問題では検察に介入するなと言ったと思ったら、今度は処分が大甘だから厳しく罰せよと、いったいどうなっているのでしょう。もっとも、あまり期待もしていませんが。

門脇:ところで、束ね法案としての国家公務員と検察官の定年延長は今国会では審議しないことになりました。普通に考えれば、秋の臨時国会でとなるのでしょうが、そのあたりの展望はどうでしょうか。
友人:先日も申し上げたように、安倍さんは廃案にしてしまうと思います。彼はもともとこの改正案にはほとんど関心がなかったのです。ああだこうだと言われるのなら、「もう、やめったと!」です。逃げ足はかなり速いですよ。

門脇:しかし、そうなってしまうと、自治労に大きな恩義がある立憲民主党が困ってしまうのでは。私の友だちに役所で働いている人がいるのですが、「民間企業はこれからますます大変になるのに申し訳ありませんが、正直なところ、5年間も定年が伸びて、完全雇用と7割の給料が保証されるのはすごく助かります。それがなくなってしまうのは忍びないです」と言われていました。とても誠実で謙虚の方ですよ。
友人:ですから、安倍さんは意地悪なのです。相手が困ることが大好きなようです。今回の場合はその対象が立憲民主党と自治労でしょう。彼は労組や過激派については過去からかなり勉強しています。

門脇:立憲民主党と自治労はともかく、定年延長を楽しみにしていた大多数の公務員の皆さんはかわいそうですね。
友人:ええ、そうです。ただ、門脇さんの友人が「民間企業の社員さんには申し訳ない」と言われていたその人たち、つまり、サラリーマンたちがこれから民間ではリストラや給与の減額が始まるというとき、「公務員だけが‥」は理解されにくいでしょう。それでなくても、公務員バッシングは効き目が強いですから。

門脇:今になっては詮無いのですが、束ね法案を知らんふりして通したほうが良かったのではないですか。
友人:まったくです。検事の定年延長なんてもともと対決法案ではなかったのです。それをハッシュタグがどうのこうので、勝手に盛り上がってしまい、人徳ゼロの安住さんなんて、「想像できないほどの抵抗をする」と、ヤクザみたいなことを言っていました。公務員の皆さんは恨むんだったら、立憲民主党でしょう。もっとも、自治労が、「私たちは目先の利益より、組合員の待遇向上より、安倍政権を追求する立憲民主党をさらに支持する」と言ったら、それはそれで立派だと思います。

門脇:話題を変えます。安倍総理というと、門閥も豪華で、成蹊出身のぼんぼんというイメージですが。
友人:とんでもありません。あの権謀術数の岸信介さんや佐藤栄作さんの血統ですよ。しかも、長州の出身ですから。でなければ、総理大臣在籍日数が史上最長なんて実現できたはずがありません。ひょっとしたら、悪(ワル)のほうがお人好しより、政治の政界では長生きできるのでしょうか。

門脇:何となく恐ろしくなってしまいました。それにしても、そんなずる賢い安倍さんが国政選挙で連勝連戦なんて、いかに立憲民主党などがだらしないかということですね。
友人:これは本来、大変に残念なことです。ただ、立憲民主党などの幹部の言動を見聞きしていると、あの人たちの限界を感じます。国会やツイッターで発言するたびに猛烈な抗議となりますから。これは国家国民にとっても不幸なことでしょう。彼ら彼女らが「ネトウヨのせいだ!」と嘆く気持ちも理解できます。余談ですが、ツイッターなんて、多くの人々を不幸にするだけです。

門脇:今日もいろいろなお話をお伺いでき、ありがとうございました。また、様々な事情を含めて教えてください。
友人:いつでもお声を掛けていただければ、喜んで。次回は居酒屋さんで一杯やりながらがいいですね。ではまた今度、お会いしましょう。

検察とマスコミの癒着はここまで酷い

 検察組織ナンバー2である東京高等検察庁検事長の黒川弘務さんが辞任することになりました。時節柄の不祥事ですから当然のような気がしますが、わずか数日前、事情に詳しい私の友人が語ってくれたことが本当になってしまいました。一連の出来事について、これから起こるであろうことについて、再びインタビュー形式でお伺いしました。

門脇:いや~、驚きましたね。あなたが言われてことがこんな短期間で証明されてしまいました。
友人:私自身もびっくりしています。ただ、黒川さんや朝日と産経の記者などがやっていたこと自体は関係者なら誰でも知っていることです。検察とマスコミはズブズブの関係ですから。私が意外だったのは産経の人間が産経の同僚を文春にチクったことです。

門脇:どうして、同じ新聞社の社員がそんなことをしたのでしょうか。また、犬猿の仲のように感じる朝日と産経が同じ麻雀卓を囲んでいたことも理解できないのですが。
友人:これは想像ですが、嫉妬とか個人的なものではないかと思っています。あと、両社は確かに安全保障問題や政権との距離ではまったく異なっていますが、江戸時代じゃあるまいし、未だに「メモ合わせ」なんてことをやっている人たちですから、同じ穴のムジナということかもしれませんね。

門脇:マスコミはどのような論調で今回の事件を報道していくのでしょうか。
友人:多分、緊急事態宣言中にとか、お金を賭けていてとんでもないとかという方向でしょう。しかし、3密も賭博も問題ですが、デイサービスのお楽しみ麻雀ではありませんから、現職の検事長が賭けごとをやっていたというのは褒められたものではないものの、事件の本質ではありません。ですから、逆にマスコミはそこを問題視していくでしょう。

門脇:つまり、問題点をづらしていきたいということですか。
友人:そのとおりです。少々古い例えですが、第4の権力であるマスコミと検察の癒着の酷さが明らかになってしまい、しかも、どこの社も朝日や産経と同じようなことを過去からやってきましたので、そのことから目をそらさせることでわが身を守っていくでしょう。記者クラブの談合体質がさらに強化されると思います。

門脇:それにしても、あなたが指摘されていたように、検察組織や検察官に過度な倫理観や道徳心を期待しては危ないということが、皮肉にも証明されてしまいましたね。
友人:まあ、同じ人間、同じ日本人がやっていることですから、あまり目くじらを立てても仕方ないと思いますよ。独立とか中立とか、野党や検察OBが叫んでいましたが、そんなものは最初から期待するのが無理というものです。ちょっと、寂しいですがね。

門脇:これで政権や安倍さんはさらに窮地に陥るのでしょうね。
友人:いえいえ、安倍さんはむしろ、今回の不祥事を喜んでいると思いますよ。いろいろ言われていますが、黒川さんとほとんどお付き合いがなかったのは間違いないようですし、これで厄介な人間が消えてくれたわけです。しかも、検察庁法の改正案はもともと、黒川さんを含めた法務検察当局が持ってきたもので、安倍さんとしてはどうでもいいことだったのですから。彼は安保法制などやるべきことは支持率が下っても引きませんが、関心のないことはすぐに放ってしまう性格ですよ。

門脇:なるほどですね。なぜかあっさりと今国会での成立を諦めた理由が分かりました。でも、野党はこれを利用して攻勢を強めてくるでしょうか。
友人:見かけは騒ぐでしょうが、実は立憲民主党も微妙だと思いますよ。立民にとっては強行採決をしてもらったほうが良かったのです。なぜかといえば、政権を攻撃できる絶好のお題ですし、ここがポイントですが、束ね法案として国家公務員の65歳までの定年延長を勝ち取ることができたからです。それなのに、肩透かしを食らった結果になってしまいました。

門脇:そういえば、安倍さんととても仲の良い自民党の参議院幹事長の世耕弘成さんが早速、「これから景気経済が大きく落ち込んでいく中で、公務員だけが65歳まで雇用と給料を保証されることは、民間企業とのバランスからも立ち止まって考えなければならない」という趣旨のことを言い始めました。これって、観測気球ですか。
友人:確かに今後というか、今から民間企業は中小零細から大会社に至るまで、すごく苦難の道を歩まなければならないでしょう。ひょっとしたら、3年や4年で元のように回復しないかもしれません。そんな厳しい状況で、世耕さんの発言は一定の共感を得る可能性は低くないでしょうね。

門脇:そうなると、立憲民主党の最大のお得意先である自治体職員の労働組合は困ってしまいますね。せっかく、束ね法案で65歳まで雇用と給料が保証されると思っていたのに、とても残念でしょう。
友人:小池都知事から「排除します」と三行半を突きつけられたとき、財政的に助けてくれたのは自治労だと言われています。だから、立憲民主党を結党することができたのです。わざとではないものの、結果的に恩人を裏切ってしまうことになってしまいました。だから、先ほど申し上げたように、枝野さんは本音では「強行採決してくれたら」と思っていたでしょう。なお、国家公務員の定年が延長されば、ほぼそれに合わせ全国の地方公務員の定年も延長されます。

門脇:今回も分かりやすく説明していただき、ありがとうございました。
友人:いえいえ、少しでもお役に立ったなら嬉しいです。最後に繰り返しますが、外部の誰からもチェックされない、選挙の洗礼も受けない権力組織が、独立だとか中立だとか叫ぶのは怖いと感じています。しかも、前回にお話したとおり、その権力と対峙することが使命のマスコミが、いわば手下となって検察のスポークスマンの役割を果たしているのですからなおさらです。まるで、WHOのテドロスさんと中国共産党の習近平さんの間柄ようです。今回の出来事はでそれが世間に晒されたという意味ではむしろ良かっのかもしれません。いずれにしても、季節は夏に向かっていますが、検察とマスコミ、そして公務員にとっては冬の到来かもしれません。

「悪口言い放題タイム」を新設しました

 昨日、緊急事態宣言の適用地域の見直しが行われました。東京都のそれはいつになるか分かりませんが、多分、最後なのでしょう。お互い様、嫌々でも渋々でもいいですので、社会的約束事を守っていきましょう。

 そんな状況でも、「この人、いったい何を考えているんだ!」などと思うことも少なくないと思います。それは自粛モードではなおさら高まっているような気もします。誰でもストレスが溜まっているから仕方ないですね。

 私自身も、「大卒が高卒になっちゃうじゃないか、どうするんだ!」とか「わが党の支持率が低下したのは、◯◯議員が歌舞伎町でハメを外したからだ」とか、思考回路自体が壊れているのではと思うことも少なくありません。

 まったく、ドヤ顔で発言するたびに、ツイートするたびに、絶好の批判や失笑の標的になる最高幹部を使い続けるのか、私には不思議で仕方ありません。残念ながら、これでいちばん喜んでいるのは政権の自民党と公明党でしょう。

 また、医学的根拠をまったく示さずに、芸能人の逝去を政権叩きに使ったり、質問中にアベノマスクが息がしづらいと嘆いて、わざわざ外して市販のマスクに付け替えたりと、どこまで自己満足ショーを演じているのでしょうか。

 さらに、尾身茂先生に対して失礼な質問をしたどこぞの幹事長はいかがなものかと思いました。執拗に感染者数を問いただしていましたが、そんなことは、1億2千万人を超える国民全員にPCRと抗体検査をしなければ分かりません。

 そして、誠実なお人柄で知られる先生に、「ちょっと短くしてくださよ」といちゃもんを付け、最後には、「まったく答えていただけませんでした。残念です」と慇懃無礼のお手本のようなことを言っていました。酷いものです。

 ただ、そんなことばかり言っていると、思っていると、それこそストレスが上昇してしまいますので、それを時間的に集約することにしました。名付けて「悪口言い放題タイム」で、時間帯はいわゆる晩酌のときです。

 対象はNHKニュースで報道される政治関係のことが多いです。おもに上述したような言動についてで、妻も初めのころは「あんまり批判しないほうがいいんじゃない」と言っていましたが、今では「そうだ!そうだ!」となっています。

 もちろん、その場限りの罵詈雑言で、意外とこれを続けることでスッキリした気持ちになります。それ以外の批判は収束に向かうまで封印していますが、「他人の悪口は鰻(うなぎ)より旨(うま)い」が理解できるようになりました。