小西洋之先生!亡命先はお決まりになりましたか?

私の仲の良い友人が、「民進党も大変だね。そこまで至った経過はともかく、結局は民進党立民支部、民進党希望支部、本家民進党、民進党OB友の会に分裂しちゃって、これで一番喜んでいるのは自民党や連立政権だろう」と言っていました。とても残念なことですが、明快に反論はできませんでした。お金のこと、総支部長、地方議員の奪い合いにならないことを願っています。

個人的には左派政党の立憲民主党が結党されたことで、いつもお伝えしているとおり、国民や有権者の選択肢がある程度、明確になって良かったと思います。ただ、その後、国会の内外ではいわゆる“市民活動”を熱心に進めている個人や団体などが積極的に入ってきているので、それが今後、どのような影響を及ぼしていくのかが心配です。共産党や新左翼の活動家が含まれていなければ良いのですが‥‥。


さて、前置きが長くなりましたが、参議院議員の小西洋之先生が、「共謀罪が成立すると本気で国外亡命を考えなければならなくなると覚悟している」と発言したことは比較的知られています。それから半年以上が過ぎましたが、先生がどこかの国に亡命されたとはお聞きしていません。


私は目を三角にして糺しているわけではありませんし、もとより、嫌味でも皮肉でもありませんが、“本気”“覚悟”という言葉はけっして軽くはなく、まさか先生もジョークで言われたのではないでしょう。国会議員の発言はそれだけ重いはずですから、せめて、現在の途中経過だけでも明らかにされことが大切と思います。例えば、「世界のどの国に亡命をお願いし、どのくらいの数の国から断られたか」などということです。


小西先生は参議院の審議において、安倍総理に対してクイズを連発されたり、ご自身のツイッターに「自衛隊員の母親の望みも虚しく、自衛隊員は他国の子供を殺傷する恐怖の使徒になるのである」と、共産党の藤野保史さんの“人殺し予算”発言もかすんでしまう投稿をされたり、とてもユニークな行動と発言がお得意のようです。


しかし、先生、いかがなものなのでしょうか。2カ月ほど前に質問主意書を提出されていますが、その件名が「安倍総理の存在そのものが国難であることに関する質問主意書」でした。安倍さんが憎くて憎くて仕方ないのでしょうが、国民の公平・公正な選挙で選ばれた衆参国会議員が民主的に指名した総理大臣のことを「存在そのものが国難」とは甚だ失礼ではないでしょうか。


もちろん、有権者は自民党や公明党に全面白紙委任したわけではありませんが、この理屈から考えると、まして、安倍さんは選挙で勝てば自分の政権を継続すると明確に言われていましたので、国民、有権者の選択で「存在そのものが国難」の人を選んだことになってしまいます。


最後になりますが、先生の参議院での任期はまだ5年弱残っています。ここで他国に亡命すれば、国会議員としての職務を果たせませんし、“小西洋之”と書かれて投票された千葉県の有権者の皆さん、そして、国民の皆さんを裏切らないためにも、本意ではないと思いますが、何とか亡命だけは思い止まっていただきたいと僭越ですが、ご期待申し上げます。

都議会議長の尾崎大介さんを訪問

 東京都議会の第四回定例会は間もなくスタートしますが、昨日の午前、議長を務められている尾崎大介さんを議長室に尋ねました。彼とは2005年の都議選で初当選した同期で、8年間、一緒に活動させてもらいました。
 年齢は私が20歳上ですが、議長就任数カ月でなかなかの風格が身に付いていらっしゃると感じました。ただ、日本最大の自治体議会の責任者ですから、いろいろとご苦労も多いのでしょうね。
 1時間弱の会話では、今となっては懐かしい話題ばかりで、お互いに笑顔が絶えない楽しいひとときでした。都議会も様々なファクターがあり、議長としての役割は難儀なこともあるでしょうが、頑張ってください!

予想どおりだった共産党の総括

 まったくもって“言い訳”にしかなっていない日本共産党の総選挙敗北の弁ですが、だいたい選挙前に予想していたとおりになりました。もちろん、それが私にとっては嬉しいことでも、悲しいことでもありませんが、党員の皆さんの“供託金没収埋め合わせカンパ”をことを思うと可哀想だなと感じます。
 さて、委員長の志位和夫さんは“三つの仕掛け”があって、共産党は選挙に敗北したと指摘しています。ただ、委員長も書記局長の小池晃さんも党内の民主的選挙や手続きで選ばれていませんので、今さら驚くことでもありませんが、大敗しようが、惨敗しようが、絶対に責任を表明することはありません。責任を取って辞任してしまうと、後継者が選出できないシムテムですから仕方ないです。
 ただ、幹部会や常任幹部会での不破哲三さんによる陰険なイジメは行われるでしょう。志位さんはこの人がいる限り、政策や党内人事など差配することは不可能です。もっとも、その不破さんも宮本顕治さんが実権を持っていた時期は同じように扱われていましたので、いわば因果応報でしょう。
 話題を戻しますが、三つの仕掛けの一つ目は、現在の小選挙制度が悪いから自民党が勝ったのだと言っています。朝日新聞なども同様な主張をしていますが、共産党が勝った選挙は不思議とこのことを持ち出してきません。これは理解できないことではありませんが、共産党や左派マスコミが得意とするところです。
 だったら、現行の選挙関連法は民主的選挙で選出された国会議員が正当な審議を経て成立しているのですから、その国会で廃案や改正を行えば、明日からとは言いませんが、共産党が理想としている選挙制度を作り出すことができます。
 次に二つ目ですが、ここは私の予想がピタリと当たったというか、そんなに偉いものでもなく、少しでも共産党のこと知っていれば、どなたでも予想可能なことです。そうです、「野党が分裂したから負けだんだ!」という理屈ですが、今回は共産党の言うことも一理あるでしょう。
 そして、最後の三つ目は、「やっぱり、そうきたか~」なのですが、首相の安倍晋三さんが街頭演説などで、“もりかけ”を言わなかったじゃないかと、ほとんど八つ当たりとしか思えないことが原因だそうです。こんな姿勢ではわが国を共産主義国家にすることなど、夢のまた夢です。革命政党として情けない限りです。
 そういえば、志位さんが、「私のところにはトランプ大統領の晩餐会の招待状が来ていなかった。ブッシュさんのときは、挨拶してツーショットの写真を撮ったのに」と怒っていました。よほど悔しかったのでしょう。
 それで、分かりました。志位さんはトランプさんと一緒に写真を取りたかったのですね。であれば、招待するお客様の基準は明らかになっていませんが、安倍さんも少し太っ腹のところを見せて、次回から招待して差し上げましょう。いくらなんでも、隣に立って、「私は日米安保条約は必要ではないと思います」とは言わないでしょう。
<写真:渋谷区代々木にある日本共産党中央委員会(党本部)ビル 施工はゼネコンの戸田建設>

頑張って!小池百合子さん

 今になって考えてみると、衆議院選挙直後に行われた希望の党の両院議員総会で、実に3時間の長丁場で厳しい批判を受けた小池百合子さんが皮肉を思い切り込めて発した、「民進党ではこうやっていたんですね。自民党は決まったら従うのよ」のころには代表を辞めたいと思っていたようです。もちろん、その総選挙で惨敗したことが一番の要因だったでしょう。
 そして、国政や都政ではありませんが、お膝元の東京の葛飾区議会議員選挙では、都民ファースト所属の都議会議員がローテンションを組んで全力で応援しました。しかし、公認候補が1人しか当選できず、残り4人は落選してしまい、さらに追い打ちをかけるように、本番前に都民ファーストの公認を辞退した2名が当選するという、踏んだり蹴ったりという結果も影響したように想像しています。
 なお、公認で当選した「うてな英明」さんは前回の選挙で惜敗し、この4年間、しっかりと地域活動を継続してきた候補者です。また、民進党公認で2位当選した「かわごえ誠一」さん、無所属で当選した「米山真吾」さんも民主党時代からの同志で、3名の当選は私にとっても嬉しい限りです。
 さて、1年数カ月前に開幕した“小池劇場”もいったんは幕の内になったようです。現在は何幕目か、千秋楽がいつになるのかは分かりませんが、小池さんにはタイトルのように東京都政で頑張っていただきたいと願っています。ただ、その情勢はかなり厳しいようでもあります。
 一つは“泣きっ面に蜂”なのですが、つい少し前にに小池知事与党を宣言した公明党が、再び急旋回して「や~めた」となってしまったことです。この会派の幹事長は、「必要であれば自民との対話もしていきたい」とも言っていますので、かなり不安定な都政・都議会運営になることが気がかりです。
 ちなみに、私の比較的身近にいる方は以前、「門脇さん、公明党は選挙後数カ月で自民党とよりを戻しますよ」と言っていました。当時「いくらなんでも、そんな無節操なことはないだろう」と思っていましたが、そのとおりになり、その方の政局を読む能力に感心しています。
 それから、私の勝手なもう一つの心配は東京都の職員さんたちのモチベーションのことです。表向きにはあまり話題になりませんでしたが、都政新報という新聞に数回にわたって掲載された職員の知事に対するアンケート調査の結果を見ると、背筋が寒くなるほど、職員の皆さんの小池さんに対する評価は厳しいのです。
 まさかそんなことはないと思いますが、今回の代表辞任→知事業務専念について、「お帰りなさい」と歓迎する職員が、「できれば、代表を続けて‥‥」と変な期待をする職員より一人でも少ないとすれば、それはとても怖いことです。確かに、“都知事に専念することが良い”が7割という世論調査結果は職員のそれではなく、都民の意識ですから、そこがやや気になります。
 それと、地方議員の在職期間が長かった私の危惧は、1年半後に迫っている統一地方選挙と来年の町田、日野、立川の市議会議員選挙のことです。希望の党と都民ファーストとの関係はよく分かりませんが、このままだと、さらに希望の党が分裂すると、区議会や市議会で都民ファーストの公認や推薦で立候補しようとする人がいなくなってしまうのではないということです。特に夏の都議選で初当選した新人都議さんは、選挙までに直系の候補者を擁立することは極めて困難ではないかと思います。
 最後になりますが、先の総選挙での小泉進次郎さんの演説を思い出しました。「あえて単純に今回の選挙の構図を言えば、『責任対無責任』の戦いだ。小池都知事は無責任。都知事選、いつやったか。去年だ。(衆院選に立候補すれば)都政を投げ出す無責任。逆に、出なければ出ないで無責任。なぜか。せっかく民進党をなくしたのに、出てくれないんですか。出ても無責任、出なくても無責任の、『無責任のジレンマ』に陥った」
 これを聞いて小池さんは、「キャンキャンとはやし立てている」とちょっと引きつった笑顔で答えていましたが、結果的には“言い得て妙”というか“当たらずといえども遠からず”になってしまいました。とても残念なことですが、依然として熱烈な小池ファンは少なくなく、3年後のオリンピック・パラリンピックの成功に向けて頑張ってください。
(写真はテレビの映像をスマホで撮ったもので、お顔の色の濃淡がブレていて申し訳ありません)

欅坂46の『不協和音』が素晴らしい!

 やはり、わが国には“共産党は嫌だけれど、保守や中道も好きじゃない”という人たちがけっこう大勢いらっしゃいます。一般的にはリベラルや左派という範疇なのでしょうし、まったく同じ理念や政策を持っているわけではありませんが、立憲民主党は過去の日本社会党の再来と言っても、そうは間違っているとは思えません。
 僭越ですが、私自身の安全保障や憲法など国の基本政策に関わるカテゴリーでは、考え方が異なります。しかし、前述のように、国民や有権者の皆さんの“選択肢”が増えたことは本当に良かったと感じています。民進党にはけっこう保守の議員も多かったので、ある意味、すっきりしたのでしょう。
 ところで、マスメディアでもネットメディアでもかなり話題になっているようですが、その立憲民主党のリーダー・枝野幸男さんの最近の生き方と欅坂46の「不協和音」の歌詞が妙にマッチングしていると評判です。私も早速、聴いてみましたが、恐ろしいほどダブっていて、作詞をされた秋元康さんが枝野さんの今日を予想していたのではと思うほどです。YouTubeの公式リンクを下に貼っておきましたので、よろしかったらご覧ください。枝野さんもこの曲がえらくお気に入りのようです。
 さて、いきなり話題は異なりますが、民進党にいくらお金が残っているかとあちこちで書かれたり、話されたりしています。100億から140億が多いのですが、実際には今回の選挙でかなり使っていますので、80億円くらいが残金のようです。
 なお、これまた噂が先行している希望の党の“供託金”問題ですが、確かに候補者擁立の段階では、振り込め詐欺と揶揄されても仕方ないほど、きつい集金方法が行われていたようですし、そもそも、それを指示していた人も、電話を掛けて請求していた人も公職選挙法のことを知らなかったのでしょう。そして結果は、マスコミ報道がこれ以上に高まり、落選した人たちから訴訟を起こされることを防ぐために“返金”を決めたようです。それにしても、小池百合子さんの最側近も含めて、彼女から離れていくことが加速していくのでしょうか。
 また、民進党職員の次の就職先ですが、特に30歳代、40歳代の方々は大変でしょう。立憲民主党には民進党の事務局長だった人がいち早く移籍していますし、それ以外にも十数人はこの党で働いているようです。一方、希望の党はほとんど人気がなく、俗な表現で申し訳ありませんが、内輪もめのスピードが増していくのでしょうから、党事務局をしっかりした組織にするのはとても難しそうですね。
 もちろん、民進党も存続しますので、特にこの党のもとで戦ってきた全国の地方議員の皆さんを資金的なことを含めて、1年半後には統一地方選挙もありますし、大切にケアしていただきたいと願っています。
欅坂46『不協和音』https://www.youtube.com/watch?v=gfzuzDrVRVM

宮崎岳志さんはユニークです

 週刊誌のWeb版で、“希望の党 落選者座談会”という企画があり、今回の選挙で民進党から希望の党に移り、惜しくも小選挙区で落選し、比例区での復活も叶わなかった4名の皆さんがそれぞれの思いを話されています。
 そのお一人は東京の町田市を中心とした選挙区から千葉3区にお国替えした櫛渕万里さんですが、私はいまだに何故、希望の党から立候補したのかまったく分かりません。この方ほど立憲民主党の立党精神に合っている人はいないと思います。
 さて、タイトルの宮崎岳志さんですが、群馬1区から立候補され惜敗された方です。私はよく存じ上げないのですが、国会の本会議や委員会で声を張り上げて激高し、ときとして何を言っているのか不明の印象が強い人でした。
 それで、彼は座談会の中で、「民進党のままで戦っていれば当選できただろうなと正直思っています」と発言したら、そのあとすぐに、「支持者からは『立憲民主党から出ろ』と言われたし、実際そうしたら受かっていたかもしれない」とも言われています。
 なるほど、なかなかユニークな方と失礼ながら苦笑してしまいましたが、落選した悔しさや口惜しさから出てきたことは理解できます。ただ、言い古されたフレーズですが、「選挙は勝てば皆さんのおかげ、負ければ自分の不徳のいたすところ」は仮に腹でどう思っていても、少しも揺るがない定説でしょう。
 上から目線で恐縮ですが、人生だって政党だって企業だっていいときばかりではありません。政党やそのリーダーの人気で当選したときは素直に喜べばいいし、その逆のときは悪口や文句、愚痴を言わず、次の戦いに備えることが大切のように思います。

「いかがなものかな」と思う人たち

 確かに小池百合子さんの“排除”や“さらさら”はあまり感じが良くなかったのですが、希望の党の混乱の第1章は若狭勝さんの場当たり的な発言でした。初手では「今回確実に政権交代できる見通しがあるなら、国政に出ることもありえる」と得意気に語り、舌の根も乾かぬうちに、「『次の次で確実に交代できる議席数に達する』という思いでいるとすれば、今回の衆院選に小池代表が出なくてもかまわない」と支離滅裂な発言で追い打ちをかけています。
 それから、ご自身の敗北が決まると、「小池氏の不出馬がはっきりしたのが遅かったため、風が止まり逆風になった」と、事務所に集まった僅か数名の支援者に対して言い訳をしていました。東京地検特捜部副部長さんの経験がある方でもこの程度なのかと悲しくなりました。
 また、選挙期間中に、「自民党は組織票をいっぱい持っています。組織票を固めて私とか小池さんを潰しにかかるという、そこだけを念頭において自民党は戦略を立てています」と絶叫していました。この方、大丈夫でしょうか。東京5区で落選した福田峰之さんとそっくりです。ちなみに、この二人はとても仲が良いそうです。
 自民党に味方するわけではありませんが、つい1年前の衆院補欠選挙で自民党公認で勝たせてもらったのに酷いものです。表現は良くありませんが、“裏切り者”ですから、自民党が党を挙げて潰しにかかるのは当たり前のことでしょう。その組織票で当選したことがまったく分かっていないというか、忘れてしまったのようです。
 そして、希望の党の国会議員さんたちもかなり荒れているようですし、小池さんの責任を追求する声が大きくなるのでしょうか。しかし、私は“ちょっと待ってください”と申し上げたいのです。小池さんの人気に便乗して、小池さんのネームバリューだけを頼りにして、民進党から集団脱走した方々にそんな資格があるのでしょうか。
 それもつい先日のことで、小池さんにも責任はあるでしょうが、彼女のやり方や性格を見抜けなかったほうが問題だと思います。政治の世界では騙される側が悪いのです。ですから、「代表!私たちの地元での活動が足りずすみませんでした」、「小池さん、引き続き二足のわらじを履いて、私たちをご指導ください!」という根性のある議員が一人くらいいないのかと残念で仕方ありません。
 さらに、数カ月前まで小池代表(都知事)のスポークスマンみたいな顔でテレビに出まくっていた音喜多駿都議ですが、都議選で彼女から支援をもらったことはすっかり忘れて、小池都政や離党した都民ファーストのことをきつく非難しまくっています。都議会会派としての都民ファーストも同じなのでしょうが、もともと、小池さんが作った組織です。彼は今月号の月刊Willに“小池独裁 教えず、聞かず、語らせず”、月刊Hanadaには“三枚舌、小池都知事は最大の反面教師”とのタイトルで寄稿していますが、今になって言うのは卑怯の一言です。単なる目立ちたがり屋でしょう。
 合わせて、都議会会派としての都民ファーストの皆さんですが、夏の都議会議員選挙では文字どおり、小池人気一点で当選されています。これは新人の方はもちろんですが、民進党からの移籍組もまったく同じで、民進党を離党しても、小池党からの公認または推薦がなければ全滅だったでしょう。
 彼ら彼女らは8年間または4年間、一緒に活動した私の大切な仲間ですが、音喜多さんのように義理を欠いた行動をされないことを切望しています。むしろ、小池さんを積極的に支えていくことが大切と思います。葛藤と自己矛盾の克服もあるでしょうが、頑張って乗り越えてください。
 それにしても、小池さんのお友だちというだけで、近畿ブロック比例単独1位で余裕の当選をした樽床伸二さんが「希望の党の安保政策は民進党と一致しています」と言ったり、「すべてが想定済み」の前原誠司さんが「結局うまくいかなかった」と嘆いたり、シェイクスピアではありませんが、悲劇を通り越して“喜劇”になってしまいました。まるで漫画の世界です。
 最後に東京都政ですが、「これからは都の仕事に専念する」と言っている小池さんに対して、“おかえりなさい!”と歓迎する職員が、“八つ当たり”を懸念している職員より一人でも多くいることを願っています。この1年数カ月で職員さんのモチベーションが落ちるところまで落ちてしまったので、ただただ、そのことが心配です。

公明党議員不祥事報道の不思議

 衆議院選挙は終わりましたのが、今日の記事は少し前の話題です。公明党所属の国会議員が二人、続けて不祥事を起こし、一人は現職の復興副大臣で、離党したばかりではなく参議院議員を辞職しています。もう一人は衆議院議員でかつて文部科学大臣政務官を務めていて、総選挙の公認辞退をして離党しています。こちらは議員辞職はしていないようです。
 私は他人のプライバシーにはほとんど興味がなく、それは国会議員でも同様です。今回は二人とも女性問題のようですが、“男女の関係”や“一線超え”を含めて、そのこと自体にもあまり関心がありません。関係者の間でよく話し合って解決してくださいねというレベルです。
 ただ、タイトルのように新聞各社やこの種の話題が大好物なワイドショーも含めて、その扱いはとても僅かでした。新聞はベタ記事程度、テレビも辞任などの事実を伝えた程度でした。
 私は公明党の二人をもっともっと晒して懲らしめるべきだなどとはまったく思っていません。ただ、どうなんでしょうか、最近、与野党問わず頻発していた不倫騒動の報道ボリュームと比べても極端に少ないように感じています。
 もちろん、二人の離党や辞職がかなり早かったということもあると思いますし、政党という組織の危機管理対策という意味では正解なのですが、何となく“公明党だけどうしてなんだろう”と考えてしまうのです。
 それから、自民党議員に不倫問題などが発覚したとき、必ず公明党代表の山口那津男さんなど幹部が、「緊張感を持って職務に当たってもらいたい」とコメントを出します。でも、今回のような逆のケースでは、自民党の副総裁や幹事長が同様なコメントを出すことは皆無です。両党の議員数は異なりますが、連立与党を構成したいるわけですから、これも同じく“なんでなんだろう”と率直に感じます。
 また、さらに不思議なことに、野党も公明党の不祥事についてはまったくではありませんが、何か理由があるのか、追求ということをしません。今回の二人がもし自民党所属議員だったらと仮定すれば分かりやすいでしょう。巨大なブーメランが突き刺さってしまった山尾志桜里さんなどは元気よく自民党議員を批判していたのですから、変な世界ですね。

地方自治での政策も大切です

衆議院選挙が終わりました。この選挙で勝利された方も、惜しくも負けた方も、お疲れ様でした。また、焦点にはほとんどなりませんでしたが、“党内民主主義”の視点では厳格な結果だったと思います。そして、国政がとても大切なことはもちろんですが、これからの時代、申し上げるまでもなく、身近な自治体である都道府県や区市町村の役割はより一層重要になっていくことは間違いないでしょう。わが杉並区も人口が57万人に迫り、様々な課題も少なくありません。なお、写真は杉並区長の田中良さんですが、時節がら、話題満載の楽しい懇親会でした。

“より悪くない”候補者と政党へ投票を!

 今日は総選挙(衆議院議員選挙)の投票日です。私事で恐縮ですが、結婚して今月13日で40年、新しい制度になって初めて、妻とは比例区の投票先政党が別々になりそうです。どの政党に入れるのか教えてくれませんが、彼女の雰囲気で何となく分かります。しかし、投票所で隣の記載台を覗き込むわけにもいきません。
 さて、杉並区議会議員&東京都議会議員として実に30年にわたり活動させていただいた私が生意気なのですが、今回の選挙は、「少しでも良いと思う候補者と政党に」ではなく、「少しでも悪くない候補者と政党に」が選択基準になるような気がします。その意味ではお花畑が満開の公約や、抽象的で落ち着いて考えると何を言っているのかさっぱり分からない政策はあまり信用できません。
 それから、ここは外せない大切なところですが、“党内民主主義”が完全でなくても、きちんと担保されているかどうかです。とりわけ、代表者がどのような手続きを経て選ばれたのかは重要です。応援するわけではありませんし、そんなに詳しくありませんが、安倍晋三さんが自民党の総裁に選ばれた過程に独断や不正はないでしょう。つまり、「それに比べて共産党などは・・・」と思っている人たちが増えていることが気になります。
 それから、自民党の候補者の劣化も凄まじいですが、野党の一部の人たちが、「(プラカードを掲げて)安保法制に反対だ!」→「(別の政党の公認を得るために)安保法制賛成の誓約書にサインしたぞ!」→「(世の中の雰囲気が変化すると)やっぱり、反対だったんです!」と豹変し続けています。お金のことばかりが政治不信になっているわけではありません。
 また、内閣府不支持率が支持率を上回っていることをことさら強調している新聞やテレビ、政党がありますが、戦術的には間違っていないものの、必要以上に声を大にして言うのはいささか恥ずかしいと思います。嫌々でも、しょうがなくても、“より悪くない”判断をしようとしている国民、有権者の複雑な想いが理解できていないようです。
 最後にありきたりですが、あなたの貴重な一票を投票箱へ!ですね。“清き一票”も死語ではありません。今回の選挙こそ、大切な選挙権を行使しましょう。大型台風の雨風も心配ですが、投票率が低くなればなるほど、議席が増える勢力を勝たせるわけにはいきません。

今言っても詮無いけれど

 ついこないだの週刊誌の見出には、「小池新党(希望の党)、東京24選挙区で圧勝!」と文字が踊っていました。それが今、新聞やテレビによると、「希望の党は、東京で候補者を立てた23すべての選挙区で先行を許す」となっています。まるで、富士急ハイランドのFIJIYAMAを見ているようです。選挙運動は今日限りとなりましたが、彼女の地元・花のお江戸でそんなに苦戦しているなら、全国的には相当厳しいのでしょう。
 ちなみに、東京に25ある選挙区でこの党が擁立していない2区は、公明党前職のいる12区と小池さんの日本新党時代の同僚が自民党で立っている13区です。公明党はかなり希望の党を厳しく批判し、13区の鴨下一郎さんは小池さんの右腕の若狭勝さんが戦っている10区の自民党候補を積極的に応援していますので、立候補を見送った理由がよく分かりません。特に後者はお友だちだからでしょうか。
 さて、話題は異なりますが、自民党総務会長の竹下亘さんの発言が新聞のベタ記事に載っていました。「8年ほど前に我々は政権を失った。その時、我々は新しい党を作って逃げたりは一切しなかった。出直そうという気持ちで立ち上がり、今日に至った」。以上ですが、これに対して私などは正直なところ、ぐうの音も出ません。
 また、安倍晋三さんが大阪高槻市での演説で、「例えば阪神タイガースが負けたとき、名前を変えようなんて考えますか?なぜ負けたんだということを考えますよ」と思い切り皮肉っていますが、悔しいかな“当たらずといえども遠からず”です。余談ですが、ここはご自分のホームページに“デマ反論コーナー”があるユニークな候補者、辻元清美さんの選挙区です。
 思い出せば、連合会長の神津里季生さんが繰り返し、繰り返し、「民主党の名前を変えない方がいい、共産党との連携はすべきではない、他党との合流は止めた方がいい」と諭されていたのですが、政権を失った恐怖感からか、何を焦っていたのか、ことごとく無視してきたのですから、仕方がありません。苦しくても民主党再建の道をまっすぐに歩んでいれば、その姿を見て、国民の皆さんは必ず評価してくれたでしょう。
 また、ずいぶん前のことですが、英国の鉄の女ことサッチャーさんから労働党のブレアさんが政権を奪い返すまで実に19年以上の年月が必要でした。選挙後に再び、民進党再建の動きもあるようですが、それをやれば、国民、有権者の皆さんは支持はますます自民党や連立与党に向かうでしょう。前原誠司さんは、「すべては想定済み」と言われていますが、私には八方塞がりのように感じます。辛いですね。
 最後に新聞に載っていた自民党のある幹部の感想をお伝えします。「私たちは何もしていないんだよ。勝手に野党が盛り上がり、勝手に厳しくなったんだ。心臓に悪い芝居をドキドキしながらみていたら、いつの間にか大勝ムードになったんだ」。選挙結果はこれからですが、言い得て妙ということになるのでしょうか。明日は投票に行きましょう!

この地図は酷すぎます

 重箱の隅をつついたり、目を三角にするつもりはありませんが、この日本地図は酷いというか、基本的に失格です。まず、わが国固有の領土である北方領土が地図には余裕のスペースがあるのに消滅しています。また、竹島も尖閣諸島も表示されていません。さらには、東京都である小笠原諸島も消えています。
 この地図は希望の党の政見放送で使われているものですが、いくら俄仕立ての政党といえどもこれでは論外です。ちなみに、私が見たのは東京都内の候補者紹介の巻でしたから、小笠原諸島の有権者をバカにしていると感じました。
 もちろん、意識的にミスを犯したとは思いませんが、むしろ、どこから北方領土を消した地図を見つけてきたのか不思議で仕方ありませんし、メディア戦略を最重要視する小池百合子さんがどうして最終チェックができなかったのかも不可解です。
 そして、そんなことは考えにくいのですが、その種のことに詳しい私の友人は、「希望の党には親中派や親韓派など反日の連中も潜り込んでいるぞ」と言っていました。そういえば、政党の書記局員(職員)の中には社会主義協会や社青同の思想を持っている人たちがいると聞いたことがあります。旧ソ連共産党にシンパシーを抱いている団体です。
 また、数日前の日本経済新聞に載せた東京都内の候補者一覧選挙広告ですが、なぜか小池さんの右腕と言われている10区の若狭勝さんが外されていました。これも単純なミスなんでしょうが、よりによって彼を忘れてしまっては義理も人情もない政党と指摘されても致し方ないと思います。
 あと、ホームページなどにはこの政党の所在地も電話番号も掲載されていません。これって、情報公開に逆行しているのではないでしょうか。人気の通信販売の世界でも所在地や連絡先が明記されていない会社は信用できないとされています。
 それにしても、いくらシンボルカラーにしても、海が緑色とはあまり気持の良いものではありませんね。

選挙ポスターの貼り替え

 皆さんがお住いの地域の小中学校や公園周辺には選挙の公設掲示板(ポスター掲示場)がありますが、木内孝胤さんのそれの貼り替えをお手伝いしてきました。先日も書きましたが、100%人物本位で応援しています。
 候補者ポスターは期間中に何回貼り替えても良いのですが、その効果はあるという人もないという人もいて、私もはっきりとは分かりません。東京8区で立候補している方々6名のうち3名が2枚目のポスターを貼っています。
 なお、持っているのがこれから新しく貼るものですが、既存のものの上に重ねてしまします。また、情勢が変化したり、緊急の大集会を開いたりすると、そのことを強調や追加して、部分的なシールを貼ることもあります。
 ところで、そのためにJR高円寺駅を降りると自民党の立候補者の石原伸晃さんがちょうど演説を終わるところで、仲良くしている区議会議員もいたので、彼と立ち話になりました。「門脇さん、これからどうされるのですか?」と。連合の内部事情もご存知でした。お互いに頑張っていかなければなりませんね。

話題には事欠かない懇親会

通常よりインターバルが短いのですが、いつものメンバーでの懇親会です。ここのところ、少し調子に乗って“冷酒”をいただくことが多くなりましたが、やはり、とても美味しいですね。また、近日中に西荻窪にあるお店で熱燗をいただくことも合意しました。そして、私の誕生日のプレゼントをいただきました。大好きなスヌーピーのマグカップと紅茶です。なお、タイトルのように時節がら話題が満載で、大いに盛り上がったというか、盛り上がり過ぎでした。次回は拡大版でさらに充実して開催予定です。

 

哀れな共産党と福田峰之さん

 “哀れ”という表現は上から目線で失礼なのですが、それ以上にフィットする言葉が見つかりません。タイトルが長くなるので省略しましたが、このあとに朝日新聞&毎日新聞と本当は続きます。
 さて、世間が“どうしてなんだろう?”とか“本当かな?”とか言っている先週の新聞各社の選挙予想ですが、確かにあれだけ似たり寄ったりの数字ですと、私も同様な思いになってしまいます。しかも、過去にはハズレもアリましたが、近年はけっこう当たっていますからね。
 それでは本題に。私は今月3日の記事で、「なお、本家左翼の日本共産党はちょっぴり複雑な想いでしょう。表向きは枝野さんの政党と選挙協力するのでしょうが、この新政党に同情が集まり、勢いが出てくると相対的に自分の議席が減ってしまう可能性があります。社会党、共産党時代から“社共共闘”がありましたが、その実態は近親憎悪的にとても仲が悪かったですから」と書きました。
 もちろん、“ほら、当たっただろ!”などと得意げに申し上げるつもりはありませんが、ほぼそのとおりになっているようです。共産党は貧乏くじを引いてしまいましたし、候補者を降ろしたくて仕方がなかった全国の地区委員会はがっかりしているようです。その結果、本来は選挙を仕切る側の地区委員長などがあわてて候補者になっています。
 そして、それ以上に「供託金没収埋め合わせカンパ」をやらなくてはならなくなり、もう、踏んだり蹴ったりです。でも、この党は執行部への批判は絶対に許されないので、なおさら惨めですし、議席が減っても屁理屈をこねて(例えば民進党の3分裂により野党協力にひびが入った)、志位和夫さんも小池晃さんも一切責任を取らないというとても不思議な政党です。
 それから、神奈川8区で3回にわたり自民党で比例復活当選して、今度は希望の党で東京5区から立候補している福田峰之さんという方ですが、一面識もないものの、“どんな人なんだろうな”と興味が湧いてきました。と言ってもネットなどを覗いてみるだけなのですが、前の選挙区ではすこぶる評判が悪かったようです。
 ご本人のツイッターやフェイスブックもざっと拝見しましたが、一つとして評価するコメントなどはありませんでした。いくら「恩を仇で返す」人でも少しは好意的な意見があるものですが、東京5区の有権者にとってもいい迷惑かもしれません。
 また、SNSには自分の選挙区の自民党候補には続々と大物が駆けつけ、ポスター貼りは自分一人、今日は1枚だけしか貼れなかったなどと泣き事を言っていますが、「自民党の組織力は本当に恐ろしい」って、その恐ろしい組織力により福田さんは3期も比例復活させてもらったことや、いわば温情で大臣補佐官や副大臣にしてもらったことをすっかり忘れているようです。因果応報とは彼の行動のことでしょう。
 ここまで来るとタイトルのように“哀れ”になってしまいますが、泣きっ面に蜂のごとく、事前予想では“伸び悩んでいる”とか“苦戦している”とか文字が並んでいます。アップしている駅前などの演説写真も迫力がなく、まったくやる気を感じさせません。このままですと、終盤予想では“独自の戦いをしている”となるのではと心配していますし、ついには、共産党からも、「希望の党は振り落としました!」と言われてしまう始末です。
 さらにやけくそになっているのか、「自民党で出た方が当選可能性は高いだろうけど」などと言っています。この人、大丈夫でしょうか。東京5区の有権者の皆さんは街頭で彼を見たら聞いてみましょう。「だったら、どうして自民党で出なかったのですか?」と。こんな候補者を応援しなければならない地方議員に同情してしまいます。
 それにしても、希望の党はどうして彼を受け入れ、代表補佐や公約担当責任者にしたのでしょうか。小池代表は「私の右腕」とまで褒めていますが、本当はそのように信頼しているとは思いませんし、これは若狭勝さんや細野豪志さんも同じでしょう。
 また、小池百合子さんが政権批判を強め、「森友と加計の深い闇がー」と言っていますが、これは戦術的に筋が良くないです。確かに国民の皆さんはまだまだ納得していませんが同時に、「あれだけやっても新しい事実は出てこない。もう、もりかけはお腹いっぱいだ。北朝鮮のミサイル、年金や介護をなんとかしてくれ」というのが率直な思いでしょう。機を見るに敏の小池さんがその辺りを理解できなくなっていること自体に、この党が雪隠詰になってしまった悲しさがあるように感じます。
 すみません、あまり長く書くと読んでもらえませんので、新聞社については“哀れ”よりも“悔しい”なのですが、機会あれば次回に掲載します。なお、写真の後ろ姿は安倍晋三総理ですが、このお店の方に、「もり、かけそばはある?」って尋ねていました。余裕なのでしょうか。

それにしても安倍さんは運がいい

 私のフェイスブックでのお友達は政治関係の方が多いので当然、この時期は衆議院選挙の記事や写真が圧倒的に多くなっています。特に今回の選挙では民進党の候補者が希望の党、立憲民主党、無所属と分かれたので、それぞれの候補者を応援する参議院議員や地方議員などの応援メッセージが溢れています。
 そして、私はほぼその全部(+他党でも友だちが推している記事)に“いいね!”を押しています。しかし、ちょっと気になるのは7月の都議会議員選挙で当選した都民ファーストの以前からの友人からのアップが日常的な地域行事への参加などだけで、選挙戦についてはまったくと言ってよいほどないことです。反面、希望の党の候補者のツイッターなどには、不思議なことにその都議会議員の応援の姿が写っていたりします。でも、他の応援弁士とは異なりハッシュタグは付いていません。
 様々な事情や都合があることは理解していますし、義理と人情の板挟みになっていることも承知していますが、それぞれが支援している希望の党の候補者へのSNS応援メッセージの効果は間違いなくあるのですから載せてあげれば良いとも思います。逆に民進党で再選された同志の一部や立憲民主党を応援している市議や区議はとても元気があります。
 さて、日本社会党以来の久しぶりの左派リベラル政党の立憲民主党の勢いがすごいです。それにしても、「さらさら」と「排除」がこれほど大きく影響するのですから、評論家みたいですが、“政治の世界は怖い”といまさらながら私も再認識しました。なお、余談ですが、私が30年以上通っている床屋さんのオーナーは、「今度の選挙は立憲民主党に決めた!」と高揚した声で携帯に電話を掛けてきました。
 そして、確かに立憲民主党は党自体はもちろん、応援している皆さんもヒートアップしているようです。写真はこの党のホームページから引用しましたが、昨年の都知事選挙での小池ブームの再来のように感じますし、もしかしたら、それ以上かもしれません。さすがに私はそれはないだろうと思いますが、今後の展開次第では野党第1党もありうると、知り合いの記者の一人は言っていました。
 公明党もこれには焦っているようで、枝野幸男さんがかつて、軍事力の保有、集団的自衛権の行使、国連のもとでの多国籍軍への参加などの改憲試案を発表していたことを痛烈に批判し始めました。ただ、今は積極的に立憲民主党の応援をしている日本共産党も4年前に公明党と同じことを言っていましたので、何が何だか分からなくなります。
 一方、素敵な名前の「三都物語」は実質的に愛知県から袖にされ、大阪府の知事からは同情されている希望の党ですが、私の友人やお世話になった人たち、後輩たちが数多く移籍していますし、ほんの少し前まで200名に迫る当選も夢ではないと言われていましたので、急失速している現状はとても残念で仕方ありません。
 その中の少なくない人たちはすでにやる気をなくしていますし、宣伝カーの横に“民進党”ののぼり旗を立てたり、今になって「私は憲法9条の改悪については明確に反対です」と主張したり、宣伝カーやタスキに希望も小池も緑もまったくない候補者がいたり、「やっぱり、民進党公認が良かったな」と嘆いたりなどと魑魅魍魎状態ですが、それぞれの方が複雑な心境なのでしょう。現職でもそうなのですから、新しくこの党の公認で戦っている新人の皆さんは可哀想ですね。
 これから、有田芳生先生が期待されているように自民党・公明党の失言やスキャンダルがまったく出てこない保証はありませんが、大方の予測のように安倍さんが勝てば、皮肉にもその最大の功労者は小池百合子さんと前原誠司さんになるのでしょうか。
 ただ、トンデモ話の類いですが、三人でそのことを示し合わせ、改憲に消極的な公明党を外して、自民党、純化された?希望の党、日本維新の会で憲法改正の発議を成就させるシナリオがあるのだとすれば、それはそれで大したものです。
 いずれにしても、希望でも立民でも無所属でも、私がお世話になった皆さん!上から目線で恐縮ですが、最後まで勝利の二文字を信じて頑張ってください!

100%人物本位で応援します

 “人物本位”とは特に政治の世界では便利な言葉で、本当は別の理由で推薦をするのに、それでは対外的に有権者に向けて都合が悪いので、「わが党は人物本位でA党のBさんを推薦する」となるケースも少なくないようです。ですから、それに従う党員や会員さんには不満がかなり積もっていることもありますね。
 それで、私も有権者の東京8区(杉並区)では、前述のような方便ではなく、100%人物本位で木内孝胤さんを応援します。とても優しく、笑顔が素敵な方です。所属政党や政策ももちろん大切ですが、今回のような良く分からない離散集合劇の中では、私のような選択も“あり”かなと思っています。
 なお、細かいことですが、彼のポスターの右上の赤い当選リボンは実際に掲示板に貼ったものではなく、Photoshopで合成したものです。

地方議会は定例会開催中

 衆議院選挙真っ最中ですが、この時期、全国の地方議会(都道府県&区市町村)では、第三回定例会が開催されています。また、多くの議会では年度決算も合わせて審議しています。わが杉並区議会は今日が最終日になりますが、同時に各常任委員会の行政視察が始まります。
 当然、総選挙も大切ですが、視察は公務ですから、優先順位は他都市へお伺いすることになります。長年の経験から申し上げて、「公務だから仕方ないけど、選挙を手伝えないのは悔しい」という真面目な議員と、「これで選挙活動しなくてすむな。うっふっふ」と喜んでいる不埒な議員がいるようです。
 これも経験的にその割合はだいたい承知していますが、後輩の皆さんがいびつに捉えられる危険性がありますので省略です。もちろん、本会議や委員会を休んで、選挙活動を行うことは絶対にありません。
 それから、今回の政党の離散集合劇で身動きが取れなくなっている区議会議員や市議会議員が少なくありません。同志として本当に可哀想だなと同情しています。ご本人たちには1ミリの責任もないのに、国会議員や都議会議員の身の振り方による犠牲者と言っても良いでしょう。
 なお、今日の写真は杉並区長の田中良さんですが、数日前、決算特別委員会の休憩時に急いで撮ったものです。彼とは簡潔に打ち合わせをしたのですが、後ろのパッチワークキルトは交流都市のオーストラリアシドニー郊外のウィロビー市から贈られたもので、とても素敵です。

玄葉光一郎さんは偉いですね

 いきなり生意気なタイトルで申し訳ありませんが、希望の党との候補者調整を行い、一人でも多くの同志が立候補できるように尽力され、それが終わるとご自身は無所属で選挙を戦う玄葉光一郎さんはとても立派だと思います。
 今回の出来事を見ていて、かつての労働組合の活動家のことを思い出しました。彼は流通大手の組合専従者でしたが、企業が時代の変化に対応できなかったために、大規模な合理化をせざるを得ませんでした。そこで、彼は去っていく仲間たちの次の就職先など懸命にお世話をし、すべてに目処がついたあとに、自分の職を探しに当時の職業安定所に行ったそうです。偉いですね。
 ところで、写真は民進党の本部で撮ったものですが、小選挙区の立候補予定者(総支部長)を決める過程でのものです。選対委員長だった玄葉さんと都連会長だった松原仁さんから、「地元のことを一番良く知っているのは門脇さんだから、どちらにするかはお任せします」と言っていただきました。
 それで、結果的にはお二人の期待を裏切る選択を私はしてしまいました。サラリーマンのときも、組合専従のときも、地方議員のときも“人事”ということをやったことがなく、言い訳がましいのですが、とても反省しています。
 それから、過去の党代表選挙の投票で大きな間違いを犯してしまいましたし、同じく都知事選挙では将来ある若者を自殺に追い込んだオーナーを積極的ではありませんが応援してしまいました。
 もちろん、どちらも私一人の行動で何かが変わったわけではありませんが、前述の大きな三つのミスは、自分自身にとって取り返しのつかない過ちになってしまいました。さらに反省。

お疲れ様でした!川端達夫先生

 民社党時代からとてもお世話になった、衆議院副議長・川端達夫先生が引退されました。“まだまだ、これからですよ”という想いも僭越ながらあるのですが、ご自身のご決断に心より敬意を表します。また、写真のように私がウルトラセブンやバルタン星人が大好きなことをご存知で、その製品をプレゼントしていただいたこともありました。(もう1枚がセブンで、今でも大切に使っています)
 先生は長い間、衆議院議員として活躍されましたが、労働組合のリーダーとしても働く仲間たちの現場の声を丁寧に聴かれ、民主的労働運動を推進された方です。今回、三菱重工労働組合(造船重機労連→基幹労連)ご出身の高木義明先生もご勇退され、民社党や同盟時代から活動し、民主社会主義を政治思想の原点とする私にとっては寂しい限りです。
 先日、衆議院が解散され、選挙結果はどのようになるのか分かりません。でも、どの候補者も当選した代議士も生意気なのですが、ご自分がお持ちの政治信条をあまり曲げることなく、降り注ぐ国難に対処していただきたいと思います。
 それから、公明党中央幹事会議長の漆原良夫さんもお辞めになるそうです。彼は杉並区内に長くお住まいで、朝の駅頭活動でお会いしたとき、社公民路線時代のことなど懐かしくお話ししました。党の重鎮ですが、気取られたところなどまったくなく、“やはり、指導者はそうなんだな”と感じました。

下手を打った厄病神の若狭勝さん

 この世の中、特に政治の世界では思ってはいても、言わないこと、言えないことは少なくないと思います。これは正直とか、不真面目とかとは別の問題で、コメント一つでも慎重に対応しなければならないでしょうし、けっこう重要なことです。
 その点、希望の党の若狭勝さんは失礼ながら、今日のタイトルのように下手を打ってしまったようです。すなわち、NHK番組で小池百合子代表がこの選挙に立候補するかどうかの質問に、「今回確実に政権交代できる見通しがあるなら、国政に出ることもありえる」と答えてしまったことです。
 そして、ダメ出しとばかり、「『次の次で確実に交代できる議席数に達する』という思いでいるとすれば、今回の衆院選に小池代表が出なくてもかまわない」と追加してしまいました。これで、建前でも何かを信じたい有権者の皆さんは“ドン引き”してしまいました。
 これには官房長官の菅義偉さんも皮肉交じりにツッコミを入れていましたが、この若狭さんの発言から流れが変わったように感じます。こんなことでは、身を賭して国を、国政を改革する決意がぜんせん伝わってきませんし、全国の希望の党の候補者の皆さんも気合が入らないでしょう。
 もっとも、小池百合子さんご本人は彼のことをまったく信頼していないようですし、私の口の悪い友人は、「どうしても、あの顔は信用できないし、胡散臭さ満載だ!」と嫌味を言っていました。確かに、話しているときに目が泳いでいることが多いですし、悪を懲らしめる東京地検特捜部ですが、そこの出身者が優れた人間性を持っているとは限りません。申し訳ありませんが、写真は取り調べられる側の人のようにも見えてしまいます。
 それから、希望の党創立メンバーのお一人である長島昭久さんが、「希望の党が表立って誰それはダメだなどと言うべきではない」とツイッターに記されています。そのとおりなのですが、小池代表がはっきりと言ったことは消しゴムでは消せません。
 義理と人情、あるいは判官びいきではありませんが、“あんな左の人は希望に入れないほうがいいんだ”と思っていても、日本人は菅直人さんのように左派でも、“一応、総理大臣を経験した人だし、それは言い過ぎじゃないの”となるような気がします。
 ただ、菅さんにしても、辻元清美さんにしても、阿部知子さんにしても、当初は小池百合子のことをずいぶん高く評価していたようですから、五十歩百歩でしょうか。特に菅さんは、「小池さんを日本のメルケルに」と言われていました。この方、大丈夫でしょうか。昨日もお伝えしましたが、初めから「私は希望の党には行かない」と明言していた方々は、私の考えとは180度異なりますが、国会議員として筋を通したと尊敬します。
 しかし、前原誠司さんが全員を送り込むとはしゃいでいたときは、それを信じて“私も私も”と擦り寄っていた人が、“排除”の論理が明らかになると、「私は無所属で勝負します」と舵を切った皆さんはいかがなものかと思います。生意気ですが、このような姿勢が政治不信を増長させているのではないでしょうか。
 また、昨日の夕方には枝野幸男さんたちが新しい政党「立憲民主党」が設立されました。日本社会党以来の左派・リベラル政党ができたわけですが、結局、今回の騒動で右から左までごった煮政党と揶揄され続けた民進党がかなり分かりやすく分裂したことになり、国民、有権者の皆さんの選択肢が増えたことは歓迎したいと思います。
 なお、本家左翼の日本共産党はちょっぴり複雑な想いでしょう。表向きは枝野さんの政党と選挙協力するのでしょうが、この新政党に同情が集まり、勢いが出てくると相対的に自分の議席が減ってしまう可能性があります。社会党、共産党時代から“社共共闘”がありましたが、その実態は近親憎悪的にとても仲が悪かったですから。(写真引用:Web版産経ニュース)

左派&リベラルは早急に結集を!

 写真は今から2年少し前の衆議院平和安全保障特別委員会で安保関連法案が可決されたときの光景です。お馴染みのお顔も写っていますが、このプラカード大作戦はとても不評でしたし、私も「お願いだから止めてください」と言っていました。
 さて、今回の大切な衆議院選挙では注目点が多いのような少ないようなちょっと不思議な感じがします。自民党が発表したいくつかの政策も何となくインパクトがなく、そのことだけ見れば、国民の皆さんには分かりづらいのではと思います。連立与党が“政策で勝負”と言っていながら、野党の悪口を中心に論戦を展開していることが象徴的です。
 ところで、まだまだ流動的な総選挙ですが、気になる視点もいくつかあります。一つは希望の党代表というか東京都知事の小池百合子さんが出馬するかどうか。民進党からの移籍希望者の誰が認められ、誰が弾かれてしまうのか、そして、いわゆる左派、護憲派、リベラルと呼ばれている人たちが無所属で戦うのか、それとも新しい政党を作るのかなどでしょう。
 小池さんのことはよく分かりませんが、一般的には彼女も言っているように、最初から野党になろうとして選挙をやることはないわけですから、知事を辞めることの反動は大きいでしょうが、自ら小選挙区で立候補したほうが筋が通ることになります。でも、ご自分が総理大臣になれそうもなければ、立候補しないようにも感じます。今後の世論や支持率を見極めるのでしょうか。
 次に誰が小池さんの眼鏡にかなうかですが、安保法制に反対した人や憲法改正したくない人は除外されるそうです。しかし、これを原則的に適用すると、細野豪志さんや長島昭久さんもダメだということになってしまいます。渋々でも嫌々でも安保法制に反対したのですから。これは民進党全員に当てはまってしまいます。
 ところが、お二人ともすでに希望の党で候補者選定に重要な役割を果たされているのですから、写真に写っている人たちも含めて移籍をお願いしている皆さんは、「実は私は安保法制に賛成でしたし、護憲派でもなく、党の決定に従ったまでです」と早めにお詫びをしたほうが良いと思います。でも、国会前で市民連合だか市民団体だかとワッショイワッショイと一緒にやっていた議員さんは難しいでしょうね。
 それから、何となく厭世的な言い方で恐縮ですが、都議会など地方議員も含めて、同志と袂を分かっても、自分のステイタスを失いたくない方々も少なくありませんし、経済的には住宅ローンの残額がかなりあったり、子供たちの教育費がこれからさらにかかったりというケースもあるのでしょう。個々には表に見えない事情もあると経験的に感じています。
 昨年の夏、共産党との選挙協力体制を嫌い、自分の政治信条を貫きたいと思って都議選の公認内定を辞退させていただき、今はモチベーションもとても良くなりましたが、長い間の議員活動の過程では、必ずしも自分の考え方や政策を忠実に訴えてきたのではないことも事実です。声を大きくして言うことではありませんが、今、振り返ると反省しなければならないこともあります。
 そして、今日のタイトルです。労働戦線でも共産党や左派と対峙してきた私が言うのもおかしいのですが、移籍をしないでご自分たちの主張をきちんと通す覚悟を決められた皆さんは、それはそれでご立派と思います。一番惨めなのは希望の党に移りたいと願ったのにリストに載らなかった人たちでしょう。
 近年の政局や選挙結果はまるでジェットコースターのようです。これから戦われる衆議院選挙だって、投票日までどのような風景になるのか誰も分かりません。最近は共産党のぶれない姿勢が評価されているとも聞きます。であれば、共産党、左派、リベラル、護憲派などが大同団結して連立与党や希望の党と正規戦を挑めば案外、議席をそれなりに獲得するかもしれませし、もしかしたら、投票日数日前の新聞に、「自公は堅調、護憲連合に勢い」みたいな記事が載るかもしれません。

大切な総選挙で貴重な一票を!

 衆議院の解散が今日行われ、来月10日に選挙がスタートして22日には投開票になりました。衆議院選挙は参議院のそれとは異なり、“政権を選択”するものですから、投票率のアップはもちろんですが、選挙後の政権がどのような形(組み合わせ)になるのか、今からとても注目されます。少なくても日米安保や自衛隊など、国の安全保障の根幹に関わることについては、「それは置いといて」ということは邪道以外の何物でもないでしょう。天皇陛下のご退位も予定されていますので、わが国の皇室をどのように捉えるかもかなり重要です。これも「とりあえずこだわらない」がかえって将来に大きな禍根を残すことになることは間違いありません。
 それから、「大義なき解散」と叫ばれていますが、確かに自民党のいくつかの政策の柱を見ても取って付けたようで、ぱっとしたものはありませんし、野党の一部は「それパクリだ!」と言っているのも理解できますが、今まで“大義ある解散”ってあったのでしょうか。
 ただ、共産党が大好きな安住淳さんは今年の3月の定例記者会見で、「4月に解散するのだったら、『森友解散』になるから結構ですよ。『森友解散』、受けて立ちますから、どうぞ4月解散してください」とか「今、解散なんて“おどし”にならない。一部の新聞が何か、解散するぞとすごんでいましたが、全くそんなこと、今は森友で解散するんだったらしてもらって結構ですから」と言われています。
 その後、“加計学園”の件が加わり、結果というか現在までほとんど新たな事実は出てきていませが、内閣・連立政権を追求することが使命の野党にとっては願ってもない総選挙になりました。ただ、選挙結果によっては「もり・かけは何だったんだろう」となる可能性もあるので、野党にとっても正念場になります。合わせて、一連の安保法制などの国民の皆さんの評価も当時とずいぶん変わっているようですから、攻め方を間違うと自爆してしまうような気がします。
 また、解散と北朝鮮のミサイル恫喝の時間的問題ですが、来年末の任期満了まで待てば、彼の国は核実験やミサイル発射を止めるのでしょうか。どちらかと言うと、延ばせば延ばすほど、私には危機がより高まっていくように思えます。現状では汚い言葉で脅していますが、綿密に弾道コースや大気圏入角度など検証している段階で、あと1年待つよりも、国民の皆さんの生命と財産を守る決意ならば、「今しかないでしょ!」がはるかにアドバンテージがあるでしょう。
 いずれにしても、それが有権者の正当な選挙で選ばらたからと言っても、いわゆる“一強”はあまり好ましくありませんし、それが続くことにより、戦後最大のタブーの蓋が閉ざされたままになってしまいます。模範解答のようですが、“健全野党”は絶対に必要ですし、そうしなければ、選挙での選択肢がなくなってしまいます。ただし、最終的には日米安保を破棄し、自衛隊を解散し、皇室の廃絶を目指し、日本を共産主義国家にすることを目的とする日本共産党は健全な野党とは程遠い団体です。
 また、民主的な選挙で選出された国会議員により民主的に指名された内閣総理大臣を呼び捨てにする人たちはいかがなものかと思います。どんなに嫌いだって、辻元清美さんとか福島瑞穂副党首とか有田芳生先生とか、敬称や肩書を付けるのは最低限のルールではないかと考えています。その点、市民団体と称する方々と共闘とかをする場合、相当な注意が必要と思います。左派やリベラルの政治家も同様です。
 最後になりましたが、なぜか新聞やテレビではあまり報道されなかった安倍首相のインド訪問のときの写真を載せておきます。相変わらず、マスコミは“報道しない自由”も“報道の自由”に含まれると勘違いているようですが、それはそれとして、安倍夫妻は9キロ40分間に渡って切れ目なく地元人民から熱烈な歓迎を受けています。モディ首相の出身地とはいえ、これだけのパレードが行われた外国首脳は初めてだそうです。それにしても、すごく小さな車に窮屈そうに乗っているなと思ったら、スズキのジムニーでした。頭の良いインドの指導者はさすがですね!(写真出典:産経フォト)

菊田一夫先生の“詩”が発見される!

 民進党の離党者問題のことは連日、新聞やテレビで取り上げられていますが、連合会長の神津里季生さんが口調は柔らかいものの、かなり厳しいコメントを出されています。
 全員野球からの離脱など本来ありえない話、背信行為、弱みにつけ込むような離党者、信頼できない人たち、党に対するいやがらせとしかみえないなど、前述のように温厚なご性格の神津さんの言葉とは思えないくらい強烈です。失礼ながら、溜まりに溜まった不信が爆発したのでしょう。
 また、統一地方選挙まで1年半ですから、これからは地方連合の対応も注目されるのでしょう。「党名を変えない方が良い」、「ほかの政党と合併するべきではない」、「共産党との選挙協力は考えられない」と指摘を続けてこられたのですから、当然の内容かもしれません。
 さて、話題は異なりますが、とても著名な劇作家であった故・菊田一夫先生の詩が新たに発見されたそうです。現在では先生のお名前を知っている方は少ないと思いますが、日本を代表する作詞家や脚本家、舞台演出家で、当時の「民社党」の大ファンでした。
 その菊田先生が民社党に贈った詩を揮毫したものが写真です。もちろん、民社党はもう存在していませんが、私はこれを見ながら、「今こそ、民社党(の精神)の出番かな」と感じました。けっして懐古主義ではありませんが、その思想や理念を今の社会や政治に活かすことが必要とも思いました。「忘れるな 大衆の願いを 祈りを・・・」重いですね。

山尾志桜里さんは離党してはいけない

 最近は政界や芸能界で、「男女の関係はない」とか「一線は越えていない」とかが流行っていますが、民進党の幹事長に内定していた山尾志桜里さんが離党しました。私はほかの人の色恋沙汰にはまったく興味がありませんが、彼女の離党は残念で仕方ありません。
 第一に「誤解を招いた行動で迷惑をかけた」が離党の理由のようですが、男女の関係がなく、一人でホテルに宿泊し、政策などに熱心なアドバイスをもらっていたならば、どこが“誤解”なのでしょうか。誤解しているのは、不倫だ!不倫だ!と騒いでいるマスコミではないでしょうか。
 これは明確な名誉毀損ですから、訴えて堂々と法廷で闘わなければなりません。いらざる嫌疑を被っている男性の方も弁護士だそうですから、お二人で冤罪を晴らすために、週刊誌の捏造報道をとっちめてやらなければ、正義がすたれるというものです。政治家として、法律家としてそんなことは許されないでしょう。
 また、彼女は宮崎謙介さんが不倫をしたとき、「無責任」とか「気が緩んでいる」とか、極めつけは「悪いことをしておきながら涙目で潔くすれば男の美学みたいな(後略)」と言われていましたし、安倍首相に対してはとても厳しく、「説明責任を果たせ!」と何度も追求していました。
 そのとおりと思いますが、万々が一、今回の報道が事実ならば、山尾志桜里という人は、「政治家のくず」どころか、「人間のくず」になってしまいます。それから、記者会見は失礼ながら危機管理能力が欠如していました。“無実”なのですから、記者からの質問が出尽くすまでやるべきでした。
 さらに、党にかなりの貢献したきたのですから、組織としてしっかりと彼女を守らなければ気の毒で、冷たすぎます。それをしないから、心無い評論家から、「幹事長落ちた民進党死ね!」などと揶揄されてしまうのです。真似する必要はありませんが、自民党は今井絵理子さんの不祥事のとき、「ダメ!」の一言で終わりでした。
 それから、マスコミ社会に詳しい友人が、「門脇、文春砲が一発だけで終わると思うか?」と電話を掛けてきました。私は週刊誌の世界のことは分かりませんが、ただただ、私の認識が、“甘かったね”、“それ見たことか、辞職したじゃないか”とバカにされないことを祈っています。

「中村ひろし」さんとの再会

 7月上旬に行われた東京都議会議員選挙で見事!3選を果たした中村洋(ひろし)さんとJR三鷹駅南口至近にある彼の事務所でお会いしてきました。残念ながら日の目を見ることができませんでしたが、当時、都議会民主党のプロジェクトチームで「がん対策推進条例」を策定したとき、中村さんにチームメンバーとして活躍していただきましたした。そして、今回の彼の都議選での活動はfacobookで毎日、拝見していましたが、日に日に“目力”が強くなっていくのが写真を通して分かりました。
 さて、いつもお伝えしているとおり、私は都議会で4年間、または8年間、活動をともにさせていただいた皆さんはすべてが同志と今でも思っています。これだけでもありがたいことです。特に彼にはこの間、様々な陳情などのお手伝いをしていただいてきました。
 それで、先の都議選で民進党公認、民進党を離党して都民ファースト公認または推薦など、それぞれの選択肢については尊重されるべきと考えていました。もちろん、落選した同志の皆さんの悔しさは4年前の自分のことを振り返れば理解できます。
 ただ、1年前に共産党との選挙協力に疑問を感じて党公認を辞退し、今は党から引いた私が言うのも僭越ですが、中村さんの民進党を貫いた姿勢には爽やかな想いさえあるのです。彼以上に「誠実」が似合う地方議員はいないでしょう。また、真夏でもスーツとネクタイで通すスタイルは私には到底できませんが、これも「誠意」が根っこにあるのかもしれません。
 ところで、筋を通すことは政治の世界ではときに厄介で、さらに思想・信条に至っては重荷になることさえあり、自分自身の経済的利益にもつながらないことも少なくないのですが、そのような生き方も大切なのかなとも思いますし、ここのところはけっこう重要ではないでしょうか。
 逆に進み続ければ、いわゆる“政治不信”にも連なっていくような気もします。とは言っても、「当選して何ぼ!」が重宝されることも分かっているのですが‥‥。板挟みで困っちゃうのですが、私の場合は民主社会主義(かつての民社党の政治思想)と心中ですね。
 また、その基礎は民社党時代の学生運動と「同盟」時代の労組運動で徹底的に学び、実践してきたことです。これらは変えようもなく、最近の政治処世術には近づくこともできません。ただ、結局はこれが現在のモチベーションの飛躍的向上につながりました。僭越ですが、投稿している記事や写真でそのことはご理解いただけると思っています。
 1時間少し、彼と話していてあらためて、そんな想いになりました。もとより、政治というカテゴリーだけではなく、人間社会なら企業でも団体でも同じことでしょう。

今更ながら「報道しない自由」を知る

 衆議院と参議院の閉会中予算委員会での新しい事実は前川喜平さんが和泉洋人首相補佐官と会った日時がなぜか次々と変わったくらいで、まったく進展はありませんでした。これからも、与党は「これ以上やっても時間のムダ」、野党は「さらに疑惑が深まった」としばらくは続くのでしょうが、一段と高い笑い声が中国と北朝鮮から聞こえてきます。そう言えば、森友のときも同じような流れでした。
 ただ、安倍晋三総理大臣の答弁姿勢が改善したことは良かったです。国民から直接選ばれた首相ではありませんが、その国民・有権者は特に彼が好きで、優れていると思っているわけではなく、「ほかの政党、ほかの政治家よりまし」という理由で評価してきたのでしょう。ですから、これだけの敵失が続いても、残念ながら、野党第一党の支持率は上がらないどころか、さらに低くなっているのですから深刻です。
 一方、与党を追い詰めない野党に存在意義はありませんが、プラカードがやっとなくなったと思ったら、今度は委員会で一斉に、「へえっー!」と声を合わせてわざとらしく驚いていました。国対筋の指令なのでしょうが、呆れ返って物が言えないとはこのことですね。これでは、安倍さんの品のないヤジと五十歩百歩です。
 さて、この年になって、30年間も地方議員を務めさせていただいて、皆さんよりかなり多くの記者の方々とお付き合いをさせてもらって、とても恥ずかしく、情けない気持ちになっています。それは最近の一連の報道を見て、聞いていて初めて、新聞やテレビの世界には「報道しない自由」があることを知ったからです。これも「報道の自由」のカテゴリーに入っているようでから、当事者の皆さんは大切にしているのでしょう。
 でも、「報道できない」ではありません。新聞やテレビの記者が取材で知り得たことでも、様々な理由で伝えられないことは数多くあるでしょう。私でも星の数ほどではありませんが、都庁第一庁舎の階数くらいは墓場まで持っていかなければならないことはあります。
 そうではなく、特定の権力者を倒すために、その人の立場を有利にする不都合な内容は報道しないということです。私は現在の政権政党や行政の責任者が憎くて、憎くて仕方なく、バンバン攻撃する姿勢は“あり”と考えていますが、叩く材料以外の発言があった場合、それも合わせて書く、話すことを省略してはいけないでしょう。
 特にわが国の報道機関に対して、公平性とか中立性を求めてはいけませんが、あまりに偏った記事ばかり載せているのは良くありません。確かに昔だったらとぼけることも可能でしたが、現在ではネットですぐにばれてしまいます。マスメディアとネットメディアを単純に比べても意味はありませんが、ここのところを軽んじていると、新聞社や放送局などの既存メディアは購読部数や視聴率を含めて信頼を失うでしょう。麻生政権を実質的に倒閣に追い込んだ時代とは違うのです。
 それにしても、あの籠池泰典さんが国会で証人喚問されたとき、「立派な態度だった」、「正直な対応は素晴らしかった」と言っていた人は今、稀有な詐欺師に過ぎなかった彼をどのように思っているのでしょうか。皮肉や嫌味は慎まなければいけませんが、籠池さんを挟んで4野党の責任者が写っている写真をどのように振り返っているのでしょうか。一度、聞いてみたいと思っていますし、二人目の籠池泰典さんになる方がすでにいるのかもしれません。
(写真出典・建物3枚:Wikimedia Commons)

投票に行きましょう!

東京都議会議員選挙の投票日です。選挙戦は僅かに9日間でしたが、候補者本人はもちろん、運動員の皆さんやボランティアスタッフの方々、そして何よりも、区議会議員の同志たちがとても頑張ってくれました。「勝負は時の運」と言いますが、選挙も戦いですので(選挙戦)、同じことなのでしょう。18歳以上の有権者の皆さん、どうか、投票所に足をお運びください。(この記事は1日に更新しています)

上野エリカ区議の手作り昼食

杉並区議会で党所属のメンバーとともに会派を組んでいる、区議会議員の上野エリカさんが西村まさみ選挙事務所で、かつ丼とサラダを作ってくれました。私も少しの間、調理の様子を見ていたのですが、ゴーヤチャンプルをリズムよく刻む姿はとても素敵でした。この事務所ではいつも炊き出しをしているわけではありませんが、彼女のお料理は候補者本人はもちろん、応援の区議会議員や運動員の皆さん、ボランティアスタッフの方々にも大変好評でした。なお、候補者の後ろの写っている胡蝶蘭は“ハマの大魔神”こと、佐々木主浩からいただきました。

今度ばかりは“任命責任”追求だ!

  “今度ばかりは”に特段の意味はありませんが、安倍総理が稲田朋美さんを任命した責任は重大です。もともと、「えこひいきしている」、「当選4回なのに党の役職も防衛大臣も安倍さんのお気に入りで就任している」と言われていました。
 もちろん、そのことは政権党内部のことですから、外野がどうのこうのではありませんが、今回の「防衛省・自衛隊、防衛相、自民党としても、お願いしたいと思っているところだ」は完全にアウトです。さらに酷いことに当初、自分の発言のどこが問題なのかも分かっていなかったようです。
 だいたい、この方は防衛大臣としての能力や資質がまったくありません。以前にもお伝えしましたが、「日米安保の意義は?」と聞かれても答えられず、安倍さんに耳打ちされて「打撃力です」と情けなさそうに言っていました。また、「北朝鮮のミサイルは撃ち落とせるか?」と質問され、「ハイ、撃ち落とせます」と意味不明の答弁をしています。
 質問する側の能力もいかがなものと思いますが、国権の最高機関である国会で、このようなやり取りがされていること自体が恥ずかして仕方ありません。これでは、人気漫画「空母いぶき」のほうがよっぽどリアリティーがあります。
 こんな無能な大臣では、場合によっては国民の生命と財産を守るために自らの犠牲もいとわない自衛隊の皆さんに申し訳ありません。党の政調会長のときはずいぶんと威勢のよいことを言っていましたが、こういう性格の人は大臣、とりわけ、周辺地域での危機が著しく高まっている現状での防衛大臣として失格ですし、北朝鮮と中国は笑いが止まらないでしょう
 自民党にはしっかりとした防衛政策を持った方がいないわけではありません。“災い転じて福となす”ために、安倍さんは稲田さんを一刻も早く解任し、アメリカや中国と渡り合える立派な人材を登用すべきと考えます。
 それにしても、これだけ敵失が続いてもいっこうに支持率が上がらない野党も寂しい限りです。野党第一党の参議院幹部が嘆いていましたが、多分、その理由や原因は分かっているのでしょう。とても残念ですね。