受けたご恩は少しでもお返しする

 もちろん、政治の道に戻ることはありませんし、後援会名簿などを活用して支援することはできませんが、参議院議員選挙東京選挙区では「蓮舫」さんに投票します。かつて、区議や都議時代に彼女から受けた様々なご恩はほんの少しだけでもお返ししなければなりません。ちょっとだけかっこつけて申し上げれば、私にとっての人物本位でしょうか。

 彼女は私のニックネームである「KADDY(カディー)」といつも親しみを込めて呼んでいましたし、現役時代の集会などには都合をつけて必ず来てくれ、とても力強い応援演説や挨拶をしてくれました。やはり、青山学院大学法学部の同窓であったことも大きかったのでしょう。今回も前回同様、母校の近くに選挙事務所を構えられたようです。

 また、ずいぶん過去のことですが、私が初めて都議選へのチャレンジをしたとき、様々な理由で党(当時の民主党)の公認が出ませんでした。そして、それがやっと叶ったときにいちばん早く知らせてくれたのが蓮舫さんでした。私は新幹線の中で彼女から携帯で連絡を受けたのですが、本当に嬉しかったですし、ありがたかったことを今でもよく覚えています。

 それから、余談ですが、蓮舫さんのお隣には同じ政党の男性候補のポスターが貼ってありました。その方はよく存じ上げないのですが、右下にはどこかで見た秀逸のキャッチコピーがありました。親しい関係者から、「使っていいですか?」と連絡があり、著作権があるわけではないので、「どうぞ!」とお答えしておきました。確かにインパクトはあると思います。

トルコの英断を高く評価する?

 きょうのタイトル「トルコの英断を高く評価する」と言いたいところですが、当初からトルコの落とし所は決まっていたのでしょう。だからこそ、スウェーデンとフィンランドがNATO加盟の手続きを始めたころ、猛烈に反対して、それにより、両国やアメリカの譲歩を引き出したものと思います。外交の世界ではこのような老練な対応はとりわけ珍しいことではないようです。

 確かにクルドの問題は私たちにはとても難しくて理解できないのですが、トルコでは多くの国民が犠牲になっていることは間違いありません。ただ、表向きはそれの解決に向けてスウェーデンとフィンランドが努力するとなっていますが、いちばんの決め手はアメリカがトルコに対して戦闘機などを売却すると、エルドアン大統領(写真中央)にそっと連絡したからでしょう。

 また、報道はされていませんが、我が国とトルコとの伝統的友好関係が役立った可能性もあるような気がします。もともと、トルコも日本もソ連・ロシアの脅威を深刻に受け止めていて、日露戦争でロシアを破ったとき、トルコでは自分の子供に「トーゴー(東郷平八郎)」と名前を付ける親が少なくありませんでした。それと、今から130年前のエルトゥールル号遭難事故も有名ですね。

 そして、その恩返しとも伝えられていることもよく知られています。それは、イラン・イラク戦戦争のとき、フセイン大統領は、「今から48時間後に、イランの上空を飛ぶ飛行機を無差別に攻撃する」と宣言したのですが、当時の日本は厄介な法律に縛られていて、自衛隊機も日航機も救助に向かうことができませんでした。そのとき、トルコは救援機を出してくれ、日本人215名の生命が救われました。

 ですから、今回の決断もアメリカだけではなく、裏方で我が国がかかわっていたことは否定できません。その日本が来年から国連の非常任理事国になることが決まりました。NATOの会談に初めて加わったことも象徴的でしたが、この国が今まで以上に飛躍的に世界から注目されます。間もなく参議院選挙の投票日になりますから、各党の外交・安保政策を比較してみるのもいいでしょう。

 それにしても、虐殺・強姦・盗人ばかりか、人さらいまで行っている総司令官のプーチン大統領はますます窮地に陥ることは確実です。多分ですが、スウェーデンとフィンランドの加盟決定は「迅速審査」されるはずです。そうなると、NATOとの国境線の長さは一挙に2倍になりますが、身から出た錆とはこのことで、経済制裁もかなり効き目を増していて、さらに彼は苦しい立場になると思います。

 私たちはNATOのストルテンベルグ事務総長の言葉を肝に銘じなければならないでしょう。曰く、「エネルギーや食料の価格高騰はウクライナが毎日多くの人命によって払っている代償とは比較にならない」「中国の台頭は、われわれの利益、価値、安全保障への挑発だ」と。これらも、参議院選挙投票の参考に大いになると思われます。

 確かに日常生活に影響のある値上げはけっして歓迎するものではありませんが、だからといって、「岸田インフレ」などと悦に入っている人たちは滑稽ですらあります。参議院選挙はいわゆる政権選択選挙ではありませんが、中国共産党、北朝鮮、ロシアという独裁国家に囲まれた我が国の自由と民主主義を守るためには、どの政党に、どの候補者に投票したら良いのかを判断する絶好の機会かもしれません。

 

あらためて選挙の厳しさを知りました

 昨日は杉並区長選挙の開票日でした(区議補欠選挙も)。私が応援させていただいた現職の田中良さんは187票(得票率差は0.11%)という文字どおり、究極の僅差で破れました。本当に残念で、悔しい思いです。

 タイトルのように、あらためて、選挙の厳しさ、過酷さを感じました。また、当選した新区長にはお祝いを申し上げ、同時に57万都市・杉並区の舵取りをお願いいたします。

 なお、明日から始まる参議院議員選挙東京選挙区のビックな看板が出てきました。報道によると、立候補者が多くなり、急遽、3名分を追加したということです。杉並の場合は右側上がそうなっています。

期日前投票も利用しましょう!

 はっきりした根拠はないのですが、多くの有権者は投票日を含めた三日間に誰に入れるかを決めるそうです。つまり、金曜日、土曜日、日曜日ということになります。私も自分の選挙でそのような雰囲気を感じていました。

 また、お聞きしたことはありませんが、投票所の近くには必ず候補者ポスターを貼ってある掲示板がありますので、それを見て、誰に投票するか決めている皆さんも少なくないようです。

 それで、今回の区長選挙と区議補欠選挙では低投票率がとても心配です。やはり、中間単独選挙は盛り上がりにかけるのでしょう。そこで、今ではすっかりお馴染みになった期日前投票も活用していただきたいと思います。

 過去からこの制度もかなり簡略化していますし、投票できる場所も増えています。現在では死語になっているかもしれない、「清き一票」を行使してください。自由と民主主義を守るための第一歩となります。

なるほど!公設掲示板はこうなっていた

 杉並区長選挙と区議補欠選挙の運動期間も早いもので三日目になりました。公設掲示板に貼られている候補者ポスターの現状はご覧のとおりですが、杉並区の選挙管理委員会はどうしてこのようなビックなものを作製したのか、その理由が遅ればせながら分かりました。

 先日、「もしかしたら、二つの選挙の掲示板の後ろにはもう1枚のそれが隠れているかも」と思いつき、近くで確認してみると、当たりでした。もちろん、何があるのか今の段階では想像するしかありませんが、それは間違いなく、6月22日に公示される参議院選挙の東京選挙区のものでしょう。

 そうなると、二つの掲示板の間がすごく狭いことも納得いきます。普通はこのようなケースの場合、それなりに離れているのですが、これですと、上のベニアを剥がしたあと、掲示板としての一体感が確保されると思います。

二つの選挙がスタートします

 きょうから杉並区長選挙と区議会補欠選挙が始まります。運動期間はわずかに1週間で、次の日曜日はもう投票日になります。始まってしまえば、あっという間に最終日という感じです。(開票日は翌日になります)

 そして、今までに何回か紹介してきましたが、区長選挙には現職の田中良さんを、区議補選には増田裕一さんを応援しています。どちらも、けっして楽な選挙ではなく、最後まで緊張感を持って臨みたいですね。

 なお、写真左は田中さんの決起集会(杉並公会堂大ホール)で、同じく右は選挙事務所で撮りました。余談ですが、私自身は現役時代にいただいた多くの皆さんのご支援を忘れることはないものの、その道に戻ることはありません。

首長と議会との関係はけっこう難しい

 きょうのタイトルの首長と議会(例えば杉並区長と杉並区議会)との関係ですが、制度的には対等で、「車の両輪」などと表現されることが多いです。それは間違ってはいないものの、いわゆる「力関係」で言えば、モノ・ヒト・カネは首長側にアドバンテージがあるのは現実として認めざるを得ないと思います。これはある意味、仕方のないことでしょう。

 ところで、杉並区議会の最大会派が分裂しました。個人的にはどちらの側にも知人はいますので、良し悪しを述べませんが、かなり深刻のようですし、三日後に始まる区長選挙や区議補欠選挙にも影響が出る可能性も少なくないでしょう。ただ、会派が割れること自体はそれほど珍しいことではありません。私も区議・都議時代にそれを何度が経験しています。

 それでは、どうして分裂するのでしょうか。その理由は様々ですが、次の二つが原因となることが多いようです。一つは議会の代表である議長の座を巡るもので、会派の運営責任者である幹事長のそれも同じです。誰しも議員に当選すれば、議長や幹事長になってみたいものですし、保守系の場合、幹事長が議長への必要十分条件になっていることも少なくありません。

 もう一つはその自治体の首長への対応というか、評価が分かれたときです。これは全国的に例が多いと思いますし、特に首長の選挙前に発生するケースが多いのです。まあ、地方議会も一人ひとりの人間が動かしているので、一般の社会と何ら変わらないと思います。最終的には有権者の審判による「選挙に強い人」が生き残る世界です。

自由と民主主義の選挙はお金がかかる

 杉並区では告示日・6月12日(日曜日)、投票日・同19日(同)の日程で、区長と区議会議員の補欠選挙が行われます。ちなみに、以前は即日開票でしたが、最近は開票事務員(区職員)の労働環境も考え、翌日の月曜日の開票となっています。

 さて、写真は区役所前に設置された公設掲示板です、告示日の午前9時ころから、指定された番号のところに運動員が候補者ポスターを貼り始めます。余談ですが、他陣営より少しでも早く貼ると、ちょっとした満足感を味わえます。

 それで、その二つの選挙の定数(当選できる人数)ですが、ともに「1人」です。まあ、区長は当然ですが、補欠選挙はそのときの欠員により、人数は変わります。なお、区長選挙がなければ、欠員があっても区議選は行われません。

 それにしても、見てください!それぞれ、15名もの枠が用意されています。もちろん、選挙管理委員会も情報を収集して、それプラスアルファで枠数を決めるのでしょうが、万が一、足りなくなることを想定して準備をしたのでしょう。

 世の中には様々な人がいますから、「なんで、こんなでかい掲示板を作るんだ。税金無駄だろう!」と叫ぶ人たちもいるでしょう。でも、これが、自由と民主主義を守るためのコストだと思います。

 中国共産党や北朝鮮にはこんな「ムダ」は一切ありません。選挙そのものがありませんから当たり前ですね。ロシアで公平公正な選挙が行われていると考えている人は多分、プーチンさん自身を含めて世界に1人もいないでしょう。

 そのような国々に囲まれて、日本は、日本人は西側諸国の一員として生きていかなければなりませんが、残念ながら、国内でもそれらの応援団はキッチリと活動してます。おかしなまとめですが、その勢力を増長させないためにも投票に行きましょう!

増田裕一さんが区議補欠選挙へ出馬

 57万都市の杉並区では6月19日が投票日になる区長選挙が行われます。告示日は12日で、開票日は20日の月曜日になります。そして、その選挙と同時に杉並区議会議員の補欠選挙があります。

 この選挙の定数はわずかに1名で、数人が立候補を予定しているようですが、前回の通常選挙で惜敗した増田裕一さんが立候補の決意を固めました。私も参議院選挙同様、できる限りの応援をします。

 なお、どの選挙でも、告示日の半年前からは立候補予定者だけが写っているポスターは掲示できませんが、補欠選挙はこれに該当しないそうです。ですので、このポスターは法律的に問題ありません。

政権与党は安保政策を強化すべきだ

 それを望んでいるのではありませんが、7月の参議院選挙では与党が圧勝しそうです。いつもこの時期ですと、自民党の不祥事がポコポコ出てくるのですが、今回のその主役は圧倒的に立憲民主党のようです。

 国会の承認なしで軍服姿でウクライナに入国した人、過去の栄光が忘れられず、不法にグリーン車に乗り続けた常任顧問、勢い余って「ロシアより酷いのが与党だ!」と言ってしまった人、などなどです。

 頭の体操ではありませんが、仮に自民党議員が同じことをやっていたら、立憲民主党や日本共産党はどのように反応したのかを想像してみると、不謹慎ながら、笑ってしまいます。大丈夫でしょうか。

 そういえば、共産党も「他国が攻めてきたら自衛隊を活用する」みたいなことを言っていました。彼ら彼女らは自衛隊を違憲の軍隊と定義しているのですから、それを使うことは違憲の2倍盛りのような気がします。

 もう、深刻に情けないレベルです。ついには自民党の議員に、「最高の援護射撃だ!」と、皮肉というか、揶揄というか、大歓迎される始末です。総理の岸田さんいろいろ批判はありますが、何か運がいいですね。

 一方、立民にはかつてお世話になった方もいらっしゃいますが、代表の泉健太さんは存在感がほとんどゼロで、幹事長の西村智奈美さんに至っては、失礼ながら、いるんだか、いないんだか、よくわかりません。

 国会の華・予算委員会(特にTV放映がある日)は毎度、お馴染みのメンバーばかりで、もう少し若手の議員を投入すればいいと感じています。もしかしたら、立民は選挙後の組織再編をすでに練っているのかもしれません。

 また、個人的には国民民主党を応援させていただいていますが、八方美人にならないことを願っていますし、戦術的には仕方ないのでしょうが、定数6名の東京選挙区は独自候補を擁立すべきだったでしょう。

 そして、きょうの写真の方ですが、バルト三国のいちばん北にあるエストニアの外務大臣のエヴァ=マリア・リーメッツさんです。この国の人口は我が国の百分の一くらいですが、すぐ隣には虐殺司令官のいるロシアがあります。

 彼女へのインタビューを聞いたのですが、防衛費はNATO基準より高く設定していると言われていましたし、ロシアからのエネルギー輸入を抑えることに、必ず国民は理解を示してくれるとも語られていました。

 それから、エストニアからわずか数十キロの海の向こうにはフィンランドがあります。その西側はスウェーデンです。どちらも、NATOに加盟申請を行いましたが、この両国は社会民主主義を基調とする政党が政権を握っています。

 さらに、あまり報道されませんが、永世中立国であるスイス(EUもNATOも未加盟)もウクライナに武器を供給しています。ロシアという事実上の独裁国家への対応は半端なものではありません。

 もちろん、日本も少なくてもロシアへの制裁については、よくやっていると思いますが、ロシアだけではなく、フィンランドの首相も同情されたとおり、我が国はそれプラス、中国共産党と北朝鮮に囲まれています。

 参議院選挙後、与党には上述のような安全保障環境をしっかりと見つめてもらいたいと思います。もう、立憲民主党や共産党が妨害しているからは通用しませんし、与党の枠組みを変えることも必要かもしれません。

田中良さんの後援会事務所開き

 現職の杉並区長・田中良さんの後援会事務所開きが行われました。選挙告示日以降は「選挙事務所」となります。ちなみに、杉並区長選挙の告示日は6月12日、投票日は19日になります(開票は20日)。

 場所は多くの区民の皆さんがご存知のJR西荻窪駅南口にある「こけし屋・KOKESHIYA」さんの店舗跡です。もちろん、閉店ではなく、3年後にリニューアルオープンされるそうです。そこを事務所としてお借りしたのです。

 ところで、西荻窪駅には多分、数年ぶりに下車しましたが、パチンコ屋さんは大手ドラッグストアになり、改札口前には高級スーパーの「KINOKUNIYA」さんがありました。街の移り変わりは早いですね。

韓国新大統領への期待は禁物ですね

 よその国の国会議員さんたちのことですから、どうでもいいと言えばどうでもいいのですが、韓国のその人たちを前にしてウクライナ大統領のゼレンスキーさんの演説が行われた会場のあまりに寂しすぎる人数には驚きました。全議員300名のうち、参加したのはたったの50名にも満たなかったそうです。しかも、スマホをいじる人、居眠りをする人など、もちろん、スタンディングオベーションなどはまったくありませんでした。あの国の思考回路があらためて、はっきりと理解した出来事でした。

 さて、彼の国では大統領が交代して、一応は「保守」と言われる方が間もなく就任されます。北朝鮮の子分のようだった外交の天才に比べて、「期待できるのでは」という声がほんの一部、我が国でもあるようですが、それは保守と言われた李明博さんや同じく朴槿恵さんのことを思い出してみれば、やめておいたほうが正解のような気がします。「日王(天皇陛下のこと)が韓国に来たければ土下座してから」とか「怨みは千年経っても忘れない」ですからね。

 私は以前から思うのですが、最悪の日韓関係を正常化しようと思うから、いつまでも、韓国大嫌い&日本大嫌いが続くのです。国もまた国民の意思で動いているのですから、嫌な者同士を無理に仲直りしたって、また、同じように憎しみが湧いてくるし、今まで何度となくそれが繰り返されています。ですから、そろそろ、「にっこり笑ってさようなら~」が両国にとってもっとも優れた選択になると思います。特に彼の国の「恨」思考は絶望的と言ってもいいと感じます。

 そして、一般的な人間社会や関係においてだって、カップル、友だち、夫婦などなど、きれいにお別れてその後、それぞれが幸せになっているケースなんて星の数ほどあるでしょう。もちろん、未練たらしくしないことも前提ですし、日本国内の在日韓国人(帰化した人たちも)の人権はしっかりと守り、芸能人などは日本にもファンが多いようですから、「どうぞ、お好きなように」で、最初は様々な問題もあるでしょうが、慣れれば、どちらもあっさりとした関係になれると思います。

 また、次期外務大臣に指名されている朴振という人は早速、岸田総理が靖国神社に真榊を奉納したことに、「日本が歴史を直視し、謙虚な反省の姿勢を見せてくれることが重要だ」と批判し始めました。結局は何をやっても、どこまでも、あの国は我が国に「謝罪と賠償」を求めてくるのです。安全保障の観点からの指摘もありますが、海上自衛隊哨戒機へ火器管制レーダー照射してくる国とはもともと一緒に行動することが無理というものです。

 それでなくても、COVID-19、ウクライナで虐殺を続けるロシア、ミサイルをバンバン発射する北朝鮮、中国共産党の尖閣諸島や沖縄への不穏な行動など、この世の中は憂鬱になることばかりです。そんな状況では一つでも不安材料を減らすことが大切だと思います。お互いに隣国ですから引っ越しはできませんが、後腐れのないように、それぞれの明るい未来を祝福し、やっぱり、「にっこり笑ってさようなら~」がいちばんの選択肢ではないでしょうか。

『かわいたかのり』さんの看板が届きました

 参議院議員の「かわいたかのり」(川合孝典)さんの看板が自宅に届きました。彼には過去、とてもお世話になりましたので、この夏の参議院選挙では極めて微力ですが、友人たちに口コミで支援をお願いしようと思っています。

 かつてのように、後援会名簿に基づいて様々な対応をすることはできませんが、ほんの少しでもお役に立つならと、彼の出身組織から看板掲示の依頼がありましたので、ご協力させていただくことにしました。

 この看板はほかのポスターなどと異なり、所有者の許可があればどこにでも立てて置くことが可能ですし、選挙中も取り外すことは必要ありません。ただ、有効期限があり、看板の左上に許可シールが貼ってあります。

 ところで、川合さんが先日、「ウクライナの駐日大使が以前から林外務大臣に面会を求めているのに一向に実現していない。どうなっているのか」とすごく的を射た質問され、その反響は大きく、林外相もすぐに会談を行っています。

 それで、どうもこの件は林大臣のチョンボではなく、ほかの政務三役が暗躍していたようです。彼女の父親(現役の参議院議員)は超親露派として知られており、今回のロシアによる侵略でもおかしなことを言っていました。

 話題を戻しますが、川合さんにはさらに活躍してもらわなければなりません。そのためにも、夏の参議院選挙では頑張っていただきたいと思います。なお、看板は表通りからも見えるように角度をつけて設置しました。

またも頭痛が痛くなる~立憲民主党

 「なぜ君は総理大臣になれないのか」ではなく、「なぜ君は立憲民主党代表にすらなれなかったのか」の小川淳也さんですが、同僚の逢坂誠二さん(同党代表代行)から、「ときどき、何を考えているのか分からない」と言われるほど、なかなかユニークな方のようです。

 それで、代表の泉健太さんは彼を政調会長に起用したのですが、その初めての記者会見で、石原伸晃さんの事務所が雇用調整助成金を受給していたことについて、「少なくともいささかも『悪用しているんではないか』と思われるような疑いすら生じさせてはならないはずで、きわめて不適切ではないか」と言われていました。

 政府与党に打撃を与えることが仕事である野党第一党の政策責任者として当然のことなのですが、私はこのとき、「大丈夫かな。立民にも受給していた人がいるんじゃないかな」と老婆心ながら心配していました。ただ、13日の予算委員会でも彼は繰り返して石原さんと岸田総理を批判し、同じく助成金を受け取っていた環境省副大臣の大岡敏孝さんに辞任要求まで突きつけていましたので、「立民の党内調査は終わったんだな」と安堵していました。

 そうしたら、出てきてしまいました。両院議員総会会長をされている阿部知子さん(写真真ん中)とジェンダー平等推進本部長代行を務める岡本章子さんがもらっていたのです。またも得意技のブーメランが炸裂ですが、どうして、いつもいつもこうなるのでしょうか。もの凄く恥ずかしことだと思うのですが、新しく立民幹事長になった西村智奈美さん(写真右端)は、「彼女たちの役員辞任などの処分は考えていない」と言い放っていました。

 確かに石原さんや大岡さんが受け取っていた雇用調整助成金とは異なる「両立支援等助成金」なのですが、どちらも税金で手当されており、実際、西村幹事長は、「国民の誤解を招きかねないので返金する」と言っていて、やましくないお金なら堂々といただいておけばいいでしょう。もう、それほど驚きませんが、こんなことを続けていて喜ぶのは自民・公明の連立与党だけだと思います。

なぜか日本の左派や自称リベラルは沈黙中

 左下の人物は中国共産党中央政治局常務委員だった張高麗さんで、流れとしては江沢民派ですが、現在の総書記である習近平さんとの関係も良好で、常務委員を円満退職したあとは、規律検査委員会や監察部からお縄になることもなく、悠々自適の生活を送っています。

 それで、右側のテニス選手の彭帥(ほう・すい)さんが、SNSで性的関係を張高麗さんから強要されたこと告白し、それ以降、実質的に行方不明になっています。中共もアリバイ的なビデオなどを公開していますが、お金儲け大好きなIOC会長以外は世界中で誰もそれを信じる人はいませんし、中共もやらせだと承知で宣伝しているのでしょう。

 この恐怖の出来事の顛末はどうなるのか分かりませんが、中国共産党や習近平さん、本人の張高麗さんが謝罪する可能性は残念ながらまったくないと思います。中共にとってはたった7人しかいない最高権力者である常務委員の名誉と、たった一人の女性選手の人権などはもともと比較にもなりません。共産主義とはそういうものです。

 彼女の安否がとても心配ですが、この問題は新疆ウイグル自治区での激しい民族弾圧とともに、欧米諸国の北京冬季オリンピック大会へのボイコットに発展しています。もちろん、それらはすごく大切ですが、その根底には民主主義国家と共産独裁国家の譲ることができない対決があることも事実でしょう。当の中国共産党自体も困り始めているようです。

 さて、我が国で日ごろから、人権、差別、ジェンダーなどに積極的に取り組んでいる国会議員や市民団体(と称されている)の面々の上述の深刻な問題への対処はどうなっているのでしょうか。結論から言えば、なぜか沈黙を貫いています。もちろん、今回だけではなく、中国、北朝鮮、韓国のそれにはほとんど反応しません。

 私はその理由がよく分からないのですが、これらの三カ国にはシンパシーを抱いているような気がします。というか、ときどきですが同志的結合すら想像してしまいます。きょうの写真の背景にはすっかり下火になってしまったスローガンを掲げたポスターを持つ立憲民主党や社民党などの国会議員が映っています。

 しかし、この方々が性行為を強制された彭帥さんを支援しているとは聞いたことがありませんし、新疆ウイグル自治区や拉致被害者のことも同様です。これが彼ら彼女らの限界なのでしょう。世界でも前述の三カ国のみが「反日国家」であることも合点がいくことです。上品な表現ではありませんが、「お里が知れる」とはこのことでしょう。

 また一つ、左派や自称リベラルが叫ぶ「多様性」とは自分たちが認めた「多様性」だけで、それ以外は断固として排除するという事例が明らかになりました。「よく分からない人たち」と述べましたが、ある意味、「とても分かりやすい人たち」のようです。まあ、そのお陰で自民党は枕を高くして眠れているのですから、その存在に感謝しなければなりませんね。

一皮むけたぞ!玉木雄一郎さん

 少人数ながら政党の党首(代表)のことを「一皮むけた」とは失礼なのですが、今回の衆議院選挙やその後の対応を見ているとそのように感じます。彼の人柄の良さは永田町などでは知らない人がいないくらいなのですが、どうも、あの地域は魑魅魍魎の妖怪が跋扈しているようで、玉木さんのような性格はあまり評価されてこなかったようです。ただ、相対的なのですが、共産党に媚を売ってきた枝野幸男さんなどが惨めなことになってしまったので、ここに来て、急浮上してきたように感じます。

 そして、ちょっと前の読売新聞のコラムに面白いことが書いてありました。それによると、玉木さんもいわゆる「野党共闘」に加わるか、そうでないか、かなり悩んだそうです。つまり、「理念を貫くか、選挙での勝利を取るか」ということです。また、そのころには市民団体から立憲民主党や共産党と共闘すれば、国民民主党も有利になると誘われていました。さながら、ハムレットというところでしょうか。

 それで、ここからが素晴らしいのですが、「落としたら責任を取ると」と彼が言っていた接戦の小選挙区の候補に電話をすると、その候補たちは、「理念は曲げない。共産党とも戦う覚悟だ」と言い、それによって、腹をくくったと記事は伝えています。玉木さんも大きな決断だったでしょうし、その候補者の決意も称賛に値するでしょう。その結果、その方々は見事!小選挙区で当選しました。今回の国民民主党の健闘を象徴するような出来事だったのです。

 さらに、これは以前からですが、官僚たちへの究極のパワハラである「野党合同ヒアリング」にも引き続いて参加せず、あの共産党大好き人間の安住淳さんが仕切っていた「野党国対」から離脱することも決めています。あとは維新との協力ですが、せっかく国民民主党を立て直すことができたのですから、そんなに急ぐ必要はないと思います。それよりも、来年夏の参議院議員通常選挙の準備をしっかりやることが重要でしょう。

 なお、現実路線を選択肢した国民民主党や玉木さんに一部の連合内官公労系が不満を持っていると伝えられていますが、彼ら彼女らは立憲民主党の支援を継続強化すればいいので、そんなことを気にする必要はまったくありません。私は2年前の参議院選挙でいち早く自治労や日教組が組織内候補を立憲民主党から擁立することを決定したことを生意気ながら、高く評価させていただきました。

 民間労組や穏健良識的有権者が応援する国民民主党、官公労や左派・自称リベラルの人たちが同じくの立憲民主党、それでいいじゃないですか。これですごく分かりやすくなりましたし、それによって困る人はほとんどいないでしょう。先日も述べましたが、自民・公明連立与党vs国民民主党など中道勢力vs立民&共産連合軍と、選択の幅が広がり、それぞれの政党などもやりやすくなるでしょう。この構図も玉木さんの決断が大きいと思います。

 それを無理くり統一しようとするから不都合が発生し、共産党を巡ってガタガタするのです。官公労系が共産党への一定の理解を示す容共路線は今に始まったことではなく、旧・総評が応援していた日本社会党の後継政党である立憲民主党を支援することはとても理にかなっています。同じく志をともにする民間企業系産業別労働組合が国民民主党をそうすることもまた、理にかなっているのです。

 来年夏には繰り返しますが、参議院選挙があります。国民民主党には比例区も大切ですが、是非、花の大江戸・東京選挙区(定数6名)で優れた候補を擁立して勝利してもらいたいです。6名中、公明党と共産党はほぼ指定席ですから、2名の自民党と2名の立憲民主党(維新も)との戦いになる可能性も少なくありません。民間労組出身の比例区候補と一緒に首都東京でも頑張ってください。玉木さん、正念場ですよ!

【追加】国民民主党と日本維新の会は幹事長、国対委員長が会談して、衆参両院の憲法審査会の開催を各党に求めていくことを決めました。しかも、毎週やろうというのですから、かなり気合が入っています。この間、立憲民主党&共産党の連合軍(「政党ひとり」の社民党なども)はひらすら審査会の審議はおろか開催することにさえも難癖をつけて妨害してきましたが、この合意で前に進むことが期待されます。同時に与党の自民党と公明党のやる気も問われるでしょう。自民党で票にならない憲法改正について本気で考えている議員はごく僅かのようですし、真の妨害勢力は自民党かもしれません。

区議の安斉昭さんと久しぶりに懇親

 衆議院選挙や杉並区議会の定例会も終了しましたので、区議の安斉昭さんと久しぶりにJR阿佐ヶ谷駅南口からすぐのところにある居酒屋さんで懇親しました。また、駅周辺ではクリスマスの飾り付けも始まったようです。
 そして、彼とはとても長いお付き合いになりますし、二人とも「民社党=同盟」の出身なので、この日の話題の中心になった政党や労組のことについても、同じ思いを共有することができました。
 やはり、文字どおりの同志と一緒に飲むのは楽しいものですね。とりわけ、樽生ビールは最高です。あとは、来年の参議院議員選挙や杉並区長選挙のことでも大いに盛り上がりました。

 

「地獄への二人三脚」から脱出できるか

 立憲民主党代表の枝野幸男さんが、衆議院選挙惨敗の責任を取って辞任されることになりました。もともと、彼が都知事・小池百合子さんの「排除します」の発言から立ち上げた政党ですから、いわば創業者であり、その意味からも今回の決断は高く評価しなければと思います。それほど長い間ではありませんでしたが、「お疲れ様でした」と申し上げます。今後の身の振り方は分かりませんが、ご自分の選挙区では次回の選挙で自民党候補に抜かれる可能性が高いようですので、地元でしっかりと頑張られることになるのでしょう。

 さて、選挙も終わり、ちょっとは落ち着きましたので、タイトルについて考えてみたいと思いますが、結論から言えば、共産党との二人三脚から脱出することはかなり難しいでしょう。その最大の理由は、惨敗したと言っても、全国の小選挙区では共産党との共闘、あるいは彼ら彼女らが大好きな言い回しである「野党と市民の本気の共闘」で見事に当選した候補者もけっして少なくなかったからです。実際、立憲民主党は小選挙区では当選者数を増やしているのです。

 となると、いささか気が早いのですが、次回の総選挙で共産党の応援をもらった人たちはそれがなくなってしまうと、落選してしまう候補者が続出してしまいます。もうこれは、連合の皆さんがどのように言われようとも、自分たちの生死に関わることですから、柳に風となるでしょう。私は文字どおりの「立憲共産党」はすごく嫌いですが、それによって当選した方々の立場になれば、しょうがないのかなとも思います。それは、立民国対委員長の安住淳さんの発言、「共産党のリアルパワー」に象徴されていると思いますし、事実、その安住さんは、「今回の戦略は決して間違っていなかった」と総括しています。

 そして、その立憲民主党の代表選挙ですが、あれだけ自民党の総裁選挙にああでもないこうでもないと文句をつけていましたので、この機会に是非、党是である「まっとうな政治」を実践してもらいたいと思います。ここのところは重要で、新しい役員体制と今後の政策などを間違えてしまうと、政権交代は夢の夢のそのまた夢になってしまいますし、かつての日本社会党と同様に没落の道を歩むことになるような気がします。健全な野党は日本の政治に絶対に必要ですし、それを目指していただきたいです。

 また、来年夏の参議院選挙に向けて、「1人区」での野党共闘をどう展開するのかも大きな鍵になってくるでしょう。今回の小選挙区での各党の獲得票を単純に計算すると自民党の大勝利となってしまうので、共産党を除外しての戦略が大切と思いますが、「政権選択の衆議院とは参議院は違う!だから、共産党も加えるべきだ!」と結局はなってしまうのでしょうね。確かに勝てる割合はそのほうがすごく大きいのですし、衆参の“ねじれ”も再び起こってしまうかもしれませんが、それはそれで、厄介でもあります。

 それから、選挙運動とは多くの場合、どこそこの候補者を当選させるためですが、同時に落選させるための運動も含まれます。私は嫌味や皮肉を好みませんので、ここだけははっきりと申し上げますが、立民の黒岩宇洋さん、今井雅人さん、川内博史さんが落選(比例復活もダメ)して本当に良かったと思います。一方、変なもので、さんざん批判してきた辻元清美さんが同じく落選したことは可哀想だなと感じました。彼女の選挙区の高槻市の辻元ポスターがいっぱい貼ってある居酒屋さんで、支持者と議論することを楽しみにしていたのでなおさらです。

 ところで、私のバーチャルお友だちである、朝鮮日日新聞の築地支局記者の宇曽八佰さんですが、9月11日の記事で、枝野さんのポスターの「変えよう。」について、以下のように語っていました。「次の衆議院選挙は立民と彼にとって雪隠詰めになることを予想していて、『変えよう。』と発信していた節がある。『変えよう。』とは自分自身が代表を引退して、党の支持を回復するという、文字どおり、標語に託された捨て身の暗号のようなものだったわけだ」と。

 いやいや、すごい分析力ですね。現在でこそ、新聞や党内でも同じようなことを言っていますが、この段階での的を射た予想には驚きました。私もこのような友人はこれからも大切にしていきたいと思いますし、多分ですが、節目ごとに私のSNSに寄稿すると思いますので、皆さんも期待してお待ちください。なお、この新聞社の略称は「朝日新聞」となりますが、あの旭日旗みたいな社旗が風に揺れている築地にある新聞社とまったく関係がありません。

 いずれにしても、共産党の応援で勝ち上がった人も少なくありませんし、前述の安住淳さんのように共産党大好きの人もいるわけですので、新しい執行部の「色」にもよりますが、将来的には分裂していくのかもしれません。特にそれを望むものではありませんが、連合もやりやすくなると思いますし、それによって、中道路線が強化されれば、国民、有権者の皆さんも、自民公明連合vs穏健良識中道vs立民共産連合という選択肢が分かりやすくなるでしょう。

 だらだらと長くなってしまいましたが、健闘した国民民主党のことです。ちょっと前に行われた参議院静岡選挙区の補欠選挙ですが、国民民主党が主導して勝利しました。枝野さんは勝ちそうになってからアリバイ的に登場しましたが、実際には立憲民主党はほどんど動かなかったようです。しかも、共産党には一切の協力を要請せず、共産党は仕方なく独自候補を擁立しました。これで、ちゃんと勝ったのですから立派なものですし、当選された方も国民民主党会派に入られています。なお、国民民主党がいわゆる「野党国対」から離脱したことも素晴らしいです。

 もちろん、そう簡単に静岡のように全国には広がらないでしょうが、本番の参議院選挙も半年先に控えているので、国民民主党には今回の選挙で健闘したのですから、頑張っていただきたいです。比例区もですが、花の東京選挙区の定数は6名ですから、しっかりした候補を擁立してもらい、何とか議席を確保できる選挙戦を今から展開すれば、当選も叶うのではないかと思っています。それぞれの産別の立ち位置も明確になり、労働運動にとっても、組合員にとっても良い結果に結びつくでしょう。

 すみません、二人三脚のもう一方の日本共産党を忘れていました。ここはいつものことですから「またか!」ですが、今回も共産党ならではの独特な論理を持ってきました。委員長の志位和夫さんも言っていますが、簡略にまとめると、「正しいと判断して活動した結果だから、辞任などの責任を取る必要はない」となります。これは、日本だけではなく万国共通の共産主義者の考え方です。それでなくては、党内選挙すら20年以上行われていなくても、委員長職に君臨していられるのですから、ある意味、当然のことなので、驚きもしません。

 さらについでに言えば、自民党も「勝った!勝った!」とうつつを抜かしていると大変なことになります。立民の枝野さん、幹事長の福山哲郎さん、そして、多分ですが安住さんのお笑い三人組が退くということは、党内でその程度は別として、「まっとうな政治」に近づく可能性があります。今回の結果もどちらかというと、立民&共産の連合軍が勝手に転んだだけですし、その連合軍に僅差で勝利した自民党の候補者も少なくありません。上から目線で恐縮ですが、そのことを忘れると、政権交代が「夢の夢のそのまた夢」から「夢のまた夢」くらいになってしまうでしょう。

共産との共闘で引き算ができなかった立民

 蓋を開けてみれば、衆議院選挙の報道機関の事前予想は朝日新聞以外はほとんどハズレでした。残念なような、そうでないような複雑な気持ちですが、これも国民の、有権者の「清き一票」を積み上げた結果ですから、そのとおりに受け止めるほかありません。異論のある方も少なくないようですが、これが『民意』なのでしょう。

 ただ、そうは言っても、小選挙区では各地域ですごいドラマが展開されていました。その象徴は私が住まいをしている東京第8区です。かなり厳しいと聞いていましたが、まさか、最小と言っても派閥の領袖が比例復活すらできなかったことには驚きました。個人的には知らない仲ではないので、彼の今後の政治人生はどうなるのか気になります。

 それから、多くのマスコミ予想と同じく、「野党と市民の本気の共闘」もハズレたようです。立憲民主党代表の枝野幸男さんと、日本共産党中央委員会委員長を20年以上やっている志位和夫さんは辞任しかないでしょう。もしも、そうならないのなら、自民党以上に自浄能力がないことになります。結局、立民は共産に頼ることで、引き算ができなかったと思います。

 ですから、私が偉そうに予想したように、「変えよう。」や「まっとうな政治」をまずは党内から実行すべきでしょう。また、これだけ共産党にお世話になってこの議席ですから、立民・共産連合軍のあり方を根本的に考えなければ、大変なことになってしまうと恐れています。一方、野党連合が成功した小選挙区もあるのですから、こちらはさらに左傾化していくのでしょう。

特捜部が現金給付を買収容疑で立件か

【10月30日 朝鮮日日新聞(略称:朝日新聞) 東京築地支局 記者・宇曽八佰】
 きょうは衆議院選挙戦の最終日だ。各党各候補者が最後のお願いで選挙区を駆け巡り、明日の有権者の審判を待つことになる。今回の選挙報道で特徴的だったのは、比較的与党に近い新聞が獲得議席予想について与党に厳し目であり、その逆に野党の応援団のようなそれは与党有利と報じていることである。

 そして、この12日間、街中は宣伝カーの騒音でやかましかったが、霞が関の検察庁合同庁舎の13階にある東京地検特捜部直告班の照明は深夜早朝も静かに消えることはなかった。主として選挙違反を担当する検事や事務官たちが懸命に各党党首の演説内容やビラの記載を分析していたのだ。事務官が群衆に紛れて駅前などで撮影したビデオもその対象となっている。

 それは一人の中年主婦の特捜への電話で始まった。受けたのは古参事務官だったが、そのやり取りはすぐに担当検事に上がり、現在でも慎重に検討されている模様。彼女は電話口で以下のように語ったそうだ。「この前、◯◯(※)駅の広場の演説を聴いていたら、◯◯(※)党の党首と目が合ったのですが、『あなたに毎月、10万円差し上げますよ』と言うんです。そのとき、思ったんですが、これって買収ではないのでしょうか」と、そのような内容だった様子だ。

 このとき、特捜は別件の捜査で多忙を極め、選挙買収に割ける人員はいなかったが、東京高検、最高検にも報告され、極めて異例のことであるが、慎重に捜査が開始されたのだ。もちろん、立件できない可能性もあるが、一人の女性の素朴な疑問が突きつけられたことに特捜の敏腕検事も、「そうか、そこは盲点だったな。選挙での公約は余程のことがない限り、それが大盤振る舞いだったとしても罪に問えないが、特定の個人に向けて10万あげますと言ったら、それは買収の可能性も出てくるだろう」と思案しているようだ。

 この場合はその場で現金を渡しているのではないが、選挙後の政権政党としてCOVID-19対策の個人給付金が支給されれば、将来を約束した買収という考え方も成り立つだろう。ただ、与野党問わず、財源も明示せずに気前よく10万円単位の給付金を訴えているので、特定政党を狙っての摘発は困難が伴うだろうし、そうかと言って、ほぼすべての政党を捜査対象とすることも現実的ではないと判断している模様だ。どちらにしても、投開票日の直後のガサ入れなどは考えにくい。

 また、本紙が独自に掴んだ情報によると、この主任検事と財務省事務次官に近い幹部は東大法学部の同期で、何らかの連絡を取っている節もあるようだ。実は検察と言えども、その予算は財務省の査定があり、所得税法違反での摘発なども国税庁の協力が必須であるので、過去からその関係はともすると問題になることもあった。いずれにしても、明日の投票日には日本をきちんと守ることができる、嘘をつかない誠実な政党と候補者に清き一票を投じたいものだ。
(※)実際の政党名を出していたようですが、投票に影響するので◯◯とさせていただきました:編集部)

柿沢未途さん~必ず勝利してもらいたい!

 東京第15区(江東区)から立候補している「柿沢未途」さんとはかつて、都議会で一緒に活動させていただきました。年齢は私よりずっと下ですが、とても爽やかなお人柄で、特に医療関係ではずいぶんと彼から勉強することができました。

 それで、門前仲町駅すぐ近くの選挙事務所に若干の差し入れを持参して行ってきました。このような場合は候補者本人はもちろん、事務所のスタッフに負担をかけないことを以前から心掛けています。つまり、そこに長居をしないことなどです。

 この日も柿沢さんはお船で区内の運河などを回っていました。その動画も見ましたが、なかなかユニークな選挙運動と思いました。また、写真の私の隣は候補者のつれあいの柿沢ゆきえさんで、彼女とは都議会で同期の仲間でした。

 そして、事務所を出て、富岡八幡宮と深川不動堂で、柿沢必勝、疫病平癒、国家安寧の祈願をさせてもらいましたが、富岡八幡宮には巨大なアマビエが鎮座していて、かなり可愛かったですし、深川不動堂では昨年同様、障害者の皆さんが描いた絵画を見学することができました。

 その後、お天気も良かったので、清澄通りを歩いてJR両国駅に向かいましたが、沿道にはほかの立候補者の事務所があったり、テレビドラマに出てくるような河川があったりと、まったく飽きることはなく楽しく歩けました。

 また、ゑんま堂もあり、ここも面白かったです。日本最大の座っている閻魔様が迫力満点でしたし、お賽銭を入れると突然、心に沁みるお言葉が流れてきてびっくりしました。お賽銭を入れる筒みたいなものがたくさんあり、私は「うそ封じ」に投げ入れましたが、「浮気封じ」もありました。

 さらに、名前は忘れましたが、松平定信さんのお墓のあるお寺でも上述の三つの祈願をして、深川江戸資料館にも立ち寄り、両国駅からの総武線ではお約束の前面展望スペースを確保して、阿佐ヶ谷駅まで乗り換えなしで帰ってきました。

門脇文良さんは一人しかいませんが(笑)

 国政選挙でも地方選挙でも、選挙はがきは極めて有効なツールになるので、過去の私の選挙事務所でも無駄にならないように様々なチェックをして送っていました。ただ、完璧にはできないので、お父様が逝去されたのにそのことを知らず、怒られたこともありましたが、今となってはほろ苦い想い出になりました。

 それで、写真の衆議院選挙候補者からたくさんの選挙はがきが届きました。期待してもらうのはありがたいのですが、私(門脇文良)は一人しかいませんし、1票しかありません。できれば限られた枚数なのですから、ほかの方に送られたほうが良かったですね。でも、特に文句などは言いませんから大丈夫です。

自分の思想信条に則して投票します

 「思想信条」という言葉はちょっと大袈裟ですが、地方議員を30年間に渡り務めさせていただきましたので、衆議院選挙の投票日を前に久しぶりに使ってみました。この間、所属した政党は民社党と民主党の二つだけですが、民社党は「民主社会主義」という明確な政治思想がある政党でした。一方、民主党はいくつかの政党が合流したような組織で、はっきりとした考え方はありませんでした。ただ、私もその民主党の看板で2回の都議選を勝たせていただきましたので、今でも感謝を忘れることはありません。

 そして、古いことになりますが、昭和35年、当時の日本社会党から分裂したのが民社党(民主社会党)で、なぜ別れたのかと言えば、日米安全保障条約を認めるか、認めないかということがもっとも大きかったと思います。また、社会党は容共(共産党に一定の親和性を持つ)的であり、民社党は徹底した反共産主義であったことも特徴でした。これは、社会党の支援組織である「総評」と民社党のそれである「同盟」にも色濃く反映されていました。

 ですから、その日本社会党の事実上の後継政党である立憲民主党が日本共産党にすり寄っていくのは仕方のないことかもしれませんし、連合内でも自治労や日教組などは日共系の競合組織が分裂(自治労連や全教)しても、比較的、共産党との共闘には理解を示してきました。報道では「連合は立民と共産との共闘は認めない」みたいな表現を使うことが多いですが、実際には、それは旧・同盟に加盟していた民間労組のことですし、新しく選出された連合会長も異議を唱えていますが、立民候補への推薦を取り消したという話は聞きません。

 さて、昨日から始まった衆議院選挙戦ですが、立憲民主党や日本共産党などのいわゆる野党共闘や野党統一候補が台風の目になるのかどうかが注目されているようです。このとき、叫ばれている理屈として、「野党がバラバラだと、自民党(公明党も)がその結果として有利になってしまう」という決り文句があります。でも、これって少し考えてみれば、かなりおかしな考え方だということが分かります。それはもちろん、共産党の主義主張にあるのですが、自民党が憎いあまり、無視することを決め込んでいます。

 あらためてですが、共産党の思想の根幹には、日米安保破棄、憲法違反の自衛隊解散、立憲君主制(左翼用語そしての「天皇制」)廃止があります。これは共産党や共産主義を勉強すれば分かるのですが、少なくても日本を共産主義国家にするという、彼ら彼女らの究極目標を達成するためには絶対に譲れない事項です。いずれも、日本と日本国民にとっても極めて重要なことですが、共産党は「統一戦線論」に基づいて、上手に立ち回ってきました。

 ここは大切なところですが、現在の局面は共産党のこの論理どおりに進んでいます。とにかく、共産主義者は共産主義国家実現のためには、嘘をついても、適当にはぐらかしても何の問題も感じません。なぜなら、共産主義そのものがそれを認めているからです。立憲民主党の皆さんがそれを知らないのか、知っているのに知らないふりをしているか、私には分かりませんが、ちょっと上から目線で恐縮なものの、「もう少し勉強してくださいね」という世界です。

 また、私は20歳からこの歳まで、投票用紙に自民党やその候補者の名前を書いたことは一度もありません。偉そうですが、「反自民、反共産」を貫いてきました。なので、国民民主党の候補者がいない東京第8区(大部分の杉並区)では、どなたに投票するのか選択肢がなくて困っています。野党では統一候補となりましが、私も当時の民進党の選考にかなり関わっていましたので、大いなる反省を含めて、自分なりに落とし前をつけなければなりません。

 今回の選挙では、自民党を利するという切り口は理解するものの、それによって、日本共産党の統一戦線論がさらに進むことは、上述の安保、自衛隊、皇室と、国の根幹をなすものを破壊する時期が近づいているということでしょう。しかし、少なくても現在の政権政党はこれらについて、しっかり守り、推進していくと立場を明確にしています。公設掲示板に貼られたポスターを見ながら、そんなことを考えていました。そんなことにならないように、私も「清き一票」を投じたいと思います。

 あと、先日の読売新聞に載っていた記事を紹介しておきます。立民と共産党の連立政権が樹立されたとき、「限定的な閣外からの協力」という摩訶不思議な合意がなされたのですが、それに接した民間企業系労組幹部は、「政策が相いれない共産と一緒に政権交代を目指す時点でアウトだ」と指摘したそうです。さらに、「国民民主党の候補者がいない選挙区では、自民党や公明党の候補者を応援する方がましだ」との声があることも伝えています。私もこの声に激しく共感してしまうのです。

【写真】昨日の午後3時過ぎに撮ったものですが、この光景を見て、「選択肢がないな~」と感じました。この選挙区の中選挙区時代は、自民党、公明党、社会党、共産党、民社党と、5人が選出されていました。元に戻してとは言いませんが、各党とも躍動感のある選挙戦をやっていたように覚えています。どちらの制度も私たちが選んだ国会議員が決めたものですから、文句はほぼ等分で上から降ってくるのでしょう。繰り返しになりますが、日本の有権者は現在の政権を再び選ぶことも、立憲民主党&共産党政権に変えることも可能です。

立民は共産党へもっと頭を下げなくちゃ

 自民党総裁選挙では、「国民の民意」がどうたらこうたらと言われていました。でも、ちょっと考えれば分かるのですが、自民党員だけの選挙では民意などではあり得ません。それに比べて間もなくスタートする衆議院選挙は文字どおり、政権選択選挙であり、知りうる限り、これに勝る民意はないでしょう。つまり、私たちの「清き一票」で政権を変えることも、変えないこともできるのです。

 それで、一時は自公政権を倒すと意気込んでいた立憲民主党ですが、叫んでいることはそれほど違わないものの、だんだんカラ元気なっているような気がします。それにつれて、代表(党首)の枝野幸男さんの発言のユニークさが急上昇しているようです。特に自民党を揶揄して、「表紙だけしか変わらない」と言われていましたが、ご自分の党は中身どころが表紙すら変わらないままです。

 また、野党ですから政権批判は当然ですし、民主党政権時代の自民党の攻撃もけっこうえげつなかったです。ただ、この間の政局では菅内閣に対して、「辞めろ!辞めろ!」→「政権をほっぽり出すのは無責任だ!」→「我々が菅総理を辞任に追い込んだ!」と、立民幹部の頭の中を覗いてみたくなるほど、めちゃめちゃな展開になっていました。一般社会ではこのような非常識な変わり身は恥ずかしいことですが、野党第一党では関係ないようです。

 さらに非常識を通り越して、幹事長の福山哲郎さんの発言には呆れるというか、公党のナンバー2に対して失礼とは思いますが、「大丈夫かな?この人は」と疑ってしまいました。曰く、「菅総理をたった1年でお払い箱にした自民党の罪は極めて重い」だそうです。いつも申し上げているとおり、この方はこの国に何か大きな不満をお持ちのようですが、ここまで来ると、最近はCOVID-19のせいでギャグの切れ味が落ちている(大阪の先輩談)吉本興業を完全に超えたようです。

 まあ、枝野さんも、福山さんも、国対委員長の安住淳さん(友人談:お笑い三人組)も思考回路が同じなのでしょうね。中心メンバーも中華料理店の回転テーブルを移動しているだけで、座っている人たちはほぼ固定のようです。一方、今や盟友の日本共産党は党内選挙などまったく存在しておらず、同じ人(志位和夫さん)が何と!20年以上、中央委員会委員長を務めているのですから、こちらも何かの冗談かと思います。

 そして、立憲民主党と共産党の間では意味不明の協力体制が整ったのか、そうでないのかちっとも分かりませんが、立民は共産党の票がもっともっと欲しいならば、頭の下げ方が足りないと思います。それでなくても、彼ら彼女らは、新内閣のご祝儀相場、前総理への再評価、共産党接近による忌避感、応援団・連合の会長&事務局長異動、COVID-19感染者の激減、順調に進むワクチン接種という6重苦の状況で選挙を戦わなければなりません。

 おこがましいのですが、もう、助けてくれるのは共産党しかありません。私は区議会、都議会と多くの共産党の地方議員と接してきましたが、思想信条は正反対なものの、本気で日本を共産主義国家にするという一途な思いは尊敬に値するでしょうし、人間的にはとても魅力的な人たちも少なくありませんでした。区議時代は「こっちと取っ替えて!」と、お願いしたいくらいの人物もいらっしゃいました。

 ですから、立民は最大最高の礼を示せば、相手も統一戦線論に基づいていろいろ考えているわけですから、必ずさらなる協力をしてくれるはずです。具体的には全部ではないものの、小選挙区で共産党の候補者を降ろす、立民の候補者への応援を強めることです。この場合、さすがに共産主義者ですから、口先だけで、「私たちは全力で支援します」などはありません。一度決めたら真面目にやるのが共産党です。

 その意味では良い見本があります。申し上げるもなく、自民党と公明党の関係です。もともと、両党の支援者の経済的、地域的基盤はかなり異なっているのですが、お互いに我慢をしながら、1999年から野党時代を含めて20年以上、協力してきた歴史があります。それと比較すれば、立民と共産との考え方に今やさほどの隔たりはないのですから、より濃厚な関係を築けるはずです。

 ただ、公示と投票まで時間がありませんから、この際、枝野さんは、「共産党と閣内協力を行い、自公政権のように大臣も一つだけだが渡す」と思い切った提案を示すべきでしょう。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」ということわざもありますが、もう一つは枝野さんが、「何としても勝たせてもらいたい。もし、政権交代できなければ私は潔く代表職を辞す」と言えば、その本気度を信じてもらえるかもしれません。

 いずれにしても、民主主義の定義として、「健全な野党がなければ、健全な与党もない(その逆も)」は正しいと思います。共産党大臣の誕生が日本の民主主義にとって良いことなのか、そうでないのかは様々な意見があるでしょうが、立民は待ったなしの判断をしなければ沈没してしまいます。まさに正念場の政権選択選挙です。繰り返しになりますが、立民は共産党を政権内部に入れることにしか生き残りの道はないと思います。

 あと、政策のことを忘れていました。立民は連日のように日替わりで分野別の政策を発表しています。これを有権者に判断してもらうのですから、とても良いことだと思います。しかし、1千万円以下の年収の人たちの所得税をすべて免除するという打ち出しには驚きました。これを実行すると9割以上の納税者が一切の所得税を払わなくてもいいことになります。まあ、野党ですから、リップサービスの必要でしょうが、個人的には今から心配です。

 それから、アベノミクスを検証すると言って、その結果が先日に発表されていました。これも立民にとっては政策なのでしょう。与党の政策を野党が検証することも大切だと思います。しかし、ビックリしたのがその報告書で、私は少なくても数十ページの小冊子になると期待していていたのですが、何と!A4サイズ2枚(詰めれば1枚になりそうです)のペラ紙でした。作成した方には失礼ながら、この程度の報告書であれば私でも書けます。

 なお、気づいていなかったのですが、衆議院選挙の1週間前に参議院静岡選挙区の補欠選挙があるのですね。今のところは、自民・公明vs立民・国民vs共産党の構図になっているようですが、ここで共産党が自前の候補者を降ろすことができるかどうかが一つの鍵になりそうですし、共産党としては高く売りたいでしょう。その結果により、本丸の衆議院選挙で与党が大勝利するのか、野党がボロ負けしないのか、大きな分水嶺のような気がします。

【追加】昨日から始まった上述選挙ですが、結局は共産党は候補者を降ろしませんでした。つまり、野党共闘はできなかったのです。というか、立民&国民サイドからその要請がなかったというのですから、仕方ないでしょう。静岡には静岡の事情があるのでしょうが、自民党人気が高くなっていることもあり、共産党も想像ですが、「どうせ政権交代はできないんだから、候補者を降ろさずに比例区の票を稼ぎたい」と思っているのかもしれません。枝野さんは全国小選挙区の半数で与党と競っていると言われていましたが、残りの半数はどうなっているのでしょうか。そちらのほうに興味があります。しかも、この分析は菅総理が総裁選挙に出ないと言われた前の状況ですから、なおさら知りたいと思います。

ありがとうございました!菅義偉さん

 さすがに、「総裁選挙に出ても勝ち目がなくなりました」とは言えず、「コロナ対策に集中したいので、総裁選には出ません」と弁解がましい言葉となったのでしょうが、この1年間の菅義偉さんのCOVID-19対策、特に唯一の切り札であり、ゲームチェンジャーになったワクチンについてはその実績はとても大きかったし、十分に評価できるものと思います。短い時間でしたが、本当にお疲れさまでした。心より感謝いたします。

 ただ、悲しいかな、その伝え方、打ち出しの仕方、表現力の欠如から、国民の皆さんからの評判は芳しくありませんでした。彼は多分ですが、「ちゃんと仕事をやっていれば、かっこよくなくても、喋り方が上手でなくても、必ず人々は分かってくれるはずだ」と考えていたのではないでしょうか。しかし、現在ではそのような姿勢は古臭く思われ、政治の世界といえども見せ方が重要になっているようです。

 私もここ1年半ほど、COVID-19関連の記事を載せることが増えましたが、「それでもワクチンとマスクしかない」「打って、打って、打ちまくれ」のタイトルで述べたとおり、究極のCOVID-19対策はワクチンであることは間違いありません。もちろん、感染症病床や国産ワクチンの製造などについては、確かに「後手」だったと思いますが、これは現政権でも、過去の民主党政権の責任でもありません。医療や政治の環境がそこになかったのです。

 ですから、なおさらのこと、ワクチンをどのように調達するのか、打ち手の確保はどうするのか、必要な経費をどこから捻出するのか、などなど、困難な問題ばかりの道を進まなければならなかったわけです。その状況下で、「7月末までに高齢者への接種を必ず終わらせる」「一日100万回の接種」など、あのイケイケ太郎こと、河野太郎さんでも、「総理、それはいくら何でも無理です!」と、一時は音を上げるほどでした。

 また、東京五輪のために来日したファイザー製薬のCEOを異例の厚遇で迎賓館で接待したり、その前にはバイデン大統領への挨拶と称して渡米し、同じくファイザーのCEOと電話会談したりと、とにかく、ワクチン確保のためだったら何でもやるという行動でした。一時は自治体への供給が滞りましたが、モデルナやアストラゼネカとの契約も順調でしたし、ノババックス製ワクチンについても1億5千回分の目処がついています。

 それから、ちょっと前まで、「ワクチンがあっても打ち手がいない!」という悲鳴が聞こえてきましたが、いつの間にか、その問題は解消しています。これも菅さんの、「それって、法律違反じゃないの」と思われるほどの荒業を繰り出し、歯科医や検査技師まで動員して打ってもらう態勢を作りました。実際に歯科医などが打った例は少なかったのですが、詳細は省くものの、これによって、本来の打ち手である医師の皆さんが手を上げてくれたことは間違いないでしょう。

 さらに、医療現場が逼迫する中、看護師不足も深刻になったとき、一般的な“急募”は当然ですが、家庭などに帰っていた看護師確保のため、復帰したことによる所得分は課税対象にしないと決断しました。つまり、医師も看護師も、病院も開業医も、いい意味で「お金で解決できることはお金で解決する」を実践したのです。推測ですが、財務省の反対もあったのでしょう。

 そして、ワクチン接種が軌道に乗るとなぜか沈黙してしまうマスコミや野党ですが、今や人口あたりの接種者は彼ら彼女らが絶賛していたアメリカや韓国を追い抜き、ドイツも抜き去り、近いうちにイギリスやフランスの回数を上回る勢いです。国内の接種も足踏みの時期もありましたが、欧米のような頭打ちにはなっておらず、11月中旬には希望者全員への接種が見えていますし、慎重に対処しなければならないものの、3回目の接種も大きな問題はないと思います。

 菅義偉さんはきょう、総理大臣を辞められますが、これから政権選択選挙である衆議院選挙に向かうとき、少なくない有権者の皆さんが、「なんだかんだ言っても、よくやってくれたよな。ちょっと批判過ぎちゃったかな」と思われるような気がします。それも含めて衆議院選挙はとても大切なものになるでしょう。私たちにとっても自民党総裁選挙直後にこれで本物の民意を示せるのですから、とてもありがたいことですし、今から結果が楽しみです。

 菅さんが今後、どのような道を進まれるのかは分かりませんが、わずかに1年間だったものの、就任当時に言われていた「仕事人」であったことは、今になって理解できました。そのことは後世の人たちが認めるのでしょう。世界中の国々でCOVID-19対策が完璧に行われている国など一つもありません。むしろ、他国からは都市封鎖もなく、強制力がなくても国民のほとんどがマスクを着け、死者が桁違いに少ないことがとても評価されています。少なくても私はこの国に生まれて良かったと思っています。

【独自】これが幻の枝野幸男内閣名簿だ!

【9月18日 朝鮮日日新聞 東京築地支局 記者・宇曽八佰】
 今は惜しいことに幻となってしまった立憲民主党代表の枝野幸男氏が練りに練った自身の内閣名簿を本紙が入手した。一時は菅義偉総理が続投することにより、衆議院選挙で勝利を収め、「あわよくば枝野政権樹立か!」と言われていたが、その夢も自民党総裁選挙が盛り上がり、ワクチン接種も進むことにより、誰にも相手にされず、水泡に帰してしまったようだ。(以下 敬称略)


●内閣総理大臣 枝野幸男
「政治の世界は一寸先は闇」をもっとも感じているのは彼かもしれない。「こんなにしんどい仕事をがんばって、歯を食いしばってやっているのは、首相になってこの国を変えたいから」が秋の空に虚しく響いている。
●副総理兼財務大臣 石破茂(自民)
枝野内閣の最大の目玉になる予定だったが、いつものように枝野の詰めが最後まで甘く、結局は実現できなかった。ただ、石破本人にとってはそれで良かったことは言うまでもない。あとは、新内閣でのポストに期待大。
●総務大臣 原口一博
党内では中二階に長く置かれていたが、民主党時代の優れた実績から再登板を約束されていた。本人曰く、「リアルタイムで人や乗り物が動いているグーグルアースを実現することが重要。そのために電波法を改正する」とのこと。
●法務大臣 小池晃(共産)
立民内部では法相を共産党に渡すことには異論もあったが、その共産党抜きでは今や選挙に勝てないので、要請を受け入れた。もちろん、公安調査庁の解体が最優先される。なお、衆議院法務委員会委員長も共産党を予定。
●外務大臣 菅直人
これについても、党内若手から、「もう、終わった人だろう」という声が多かったが、市民の党などを通じて北朝鮮に太いパイプを持っていることが期待された人事。ただ、選挙区の東京18区で落選する可能性がある。
●文部科学大臣 前川喜平(民間)
こちらもこの内閣での目玉の一つ。新宿歌舞伎町の「ラブオンザビーチ」に日参して培った貧困対策に力を入れる。民間からの登用は珍しいが、最近は売れっ子だった講演もコロナで激減していたので、渡りに船か。
●厚生労働大臣 長妻昭
「昔の名前で出ています」的人事だが、ほかに適任者がまったくいないので、やむを得ない就任となる。コロナ対策について、「工程表はありますか?」と記者から問われ、「ありません」と正直に答えてしまった姿勢は清々しい。
●農林水産大臣 小沢一郎
最近は存在そのものが怪しいが、農林水産行政は小沢が知り尽くしている。まずは、すべての農家にお金をばらまくことから始めるようだが、地元岩手の選挙事情が気になって仕方ない様子。決め文句の「最後のご奉公」はいったい何回目?
●経済産業大臣 適任者が見あたらないので総理が兼務。
国土交通大臣 赤羽一嘉(再任・公明)
まだ、公明党が受けるかどうか分からない危険な人事だが、野党になる公明党からの支援を期待した一か八かの選択。党内には、「実を取るべきだ」の声も少なくない一方、「それではカメレオン政党になってしまう」という意見も多い。
●環境大臣 山崎誠
「そんな男は知らないぞ!」との怒りの声が聞こえそう。本人によると「脱原発で30年。ぶれません。」だそうだが、民主党(除名)→みどりの風→日本未来の党→みどりの風→立憲民主党と所属政党はぶれまくり。
●防衛大臣 福島瑞穂(社民)
「怖いもの見たさ」みたいな抜擢だが、これは多様性を示したい枝野の意向が強く働いた。水面下では米国は警戒感を通り過ぎ呆れ顔、中国と北朝鮮、韓国はやんやの喝采だが、3カ月どころか3週間、いや、3日で終了か。
●内閣官房長官 蓮舫(参院)
諸般の事情により、寸評は省略。これにより、内閣記者会は東京新聞記者の望月衣塑子を加えるとの情報がある。彼女が官房長官時代の菅を週刊誌のコーピーを使って追い詰めるふりをしたことが再現される可能性はある。
●国家公安委員会委員長 辻元清美
民主党政権時代に岡崎トミ子が就任した際、「監視される側が監視する側の責任者になってどうするんだ!」という批判があったが、関西生コンやグリーンピースの強力な押しがあって実現。本人は早くも「デマ」に備えているという。

 なお、残余の国務大臣については鋭意検討中だが、れいわ新選組の山本太郎も入閣予定。共産党からは、「何とか、もう一つポストを!」との要請があるようだ。その際は行政改革阻止担当大臣、アベノミクス検証担当大臣(いずれも新設)などが差し出される見込み。

立民が石破茂氏に代表就任を打診か

【9月11日 朝鮮日日新聞 東京築地支局 記者・宇曽八佰】
 「政治の世界は一寸先は闇」とは英国の著名な劇作家であるシェイクスピアの言葉だが、それを今の日本でもっとも噛み締めているのは立憲民主党代表の枝野幸男氏かもしれない。菅義偉総理の支持率の低下により、来たるべき衆議院選挙であわよくば政権交代も夢ではないとはしゃいでいたが、皮肉にもその菅総理自身が自民党総裁選挙に立候補しないと表明したことにより、世間の関心は完全にその選挙や候補者に集まってしまい、立民はいるんだか、いないんだか分からない哀れな状態になってしまったからだ。全国の立民総支部長(衆院選立候補予定者)のため息がまるで9月の秋空に充満しているようだ。

 しかし、転んでもただでは起きない枝野代表のことであり、どうやら、このことは折り込み済みだったと思われる。それは、8月の党の新しいポスターのお披露目のときに暗示していたのだ。それは「変えよう。」という言葉に隠されていた。つまり、このときから次の衆議院選挙は立民と彼にとって雪隠詰めになることを予想していて、「変えよう。」と発信していた節がある。「変えよう。」とは自分自身が代表を引退して、党の支持を回復するいう、文字どおり、標語に託された捨て身の暗号のようなものだったわけだ。

 そうなると、いったい誰に変えたいと願っていたのかが注目されるところだが、それはズバリ、石破茂氏を意識したものだった。すなわち、石破氏が出るとも出ないとも言っていない段階で、河野太郎ワクチン担当大臣の支援に回ることを読んでいたことになる。この構想は一部の限られた幹部だけで共有されていたようだが、そこは人事の話であり、多くの衆参国会議員の知るところとなった。それでなくても、比例復活当選の割合が少なくない同党にとっては、あるいは、絶望の世界に叩き落されていた候補者にとっては、慈雨ともいうべき奇策であろう。

 すでに、多くの小選挙区総支部長から感嘆の声が上がっている。「存在感がまるでない代表だったが、さすがに東日本大震災のときの官房長官を務めていただけあり、空前の敗北を奇跡の政権交代に転換した。見直した!偉い!」とまるで、もう当選を決めたような反応だ。また、「この際、幹事長の福山哲郎さんや国対委員長の安住淳さんもともに党内下野してもらいたい」という切実な意見も少なくないそうだ。一方、今回の取り組みに厳しい視線を向けている議員もいる。

 民主党政権で閣僚を務めた議員は、「先日発表した7項目の政策は何なんだ!補正予算などはいいとしても、任命しなかった日本学術会議の会員を直ちに任命するとか、入管施設で外国人女性が亡くなったことで、監視カメラの映像を公開するとか、森友の報告書の黒塗り部分をすべて公開するとか、それぞれに問題のあることは分かるが、これが政権を目指す政党の一発目の政策とは情けなくて涙が出そうだ。立憲共産党か!」と憤りを隠せない様子で、続けて、「党の方針であるゼロコロナについてはまったく触れられておらず、何だこれはって感じだ」とさらに声を震わせた。

 また、国民民主党から合流した別の幹部は、枝野氏が8月末の記者会見で、「こんなにしんどい仕事をがんばって、歯を食いしばってやっているのは、首相になってこの国を変えたいから」とむきになって語ったことに対して、「しんどい仕事を頑張ってとか、歯を食いしばってとか、野党第一党の代表が言う言葉か!一般社会でもそうだが、本当に頑張っている人はこんなことは絶対に言わない。彼の人間性が透けて見えるようだ」と半ばあきらめ顔で吐き捨てた。

 そして、最大の問題は当人、すなわち、石破氏の承諾を得られるかになる。複数の立民幹部が本紙に語っとところによると、実は枝野代表は積極的行動には至っていないというのだ。このことが党内に知れるとかなりの混乱が間違いないので、党幹部たちは必死に隠蔽しているが、いつまでも何もしなくていいはずはなく、上述の幹部たちはそれでも彼に期待している。というか、立憲民主党が生き残る道はこれしかないわけだから、最終的な対応を行う時期に来ていると言っていいだろう。

 もっとも、石破氏の心境も複雑だ。今回の総裁選挙で誰を応援するとしても、過去の4連敗、自派閥の人数減など、明るい材料は見あたらない。一時は幹事長の二階俊博氏に応援要請をしたものの、二階氏から「本当に自分の派閥内をまとめられるのか」と問われ、その答えを出せなかったという情報もある。地方議員や一般党員の間では人気の高い石破氏だが、さらに負け癖を重ねれば、将来の展望すらなくなってしまう。そこを枝野氏が説得できるかどうかが鍵だろう。

 ただ、ここに来て石破氏の発言が立民のそれに近づいていることも注目される。森友の再調査も必要と明言しており、桜を見る会についても、「開催はやめたが、それでいいとは思っていない」、参議院広島選挙区で買収の原資になった思われる河合杏里氏陣営への1億5千万円に対しても、「買収に使われていないと明らかにすればいい。きちんと証明するのが党の責務だ」と言い切っている。これらが、何らかの秋波だとすれば、立民は期待できるだろう。

 いずれにしても、東京五輪・パラリンピックが特に大きな問題もなく開催され、衆議院選挙が遅れれば遅れるほど、ワクチン接種率は上がっていくので、このままだと同党の獲得議席は以前の予想よりかなり減少するだろう。今となっては詮無いが、菅総理には自民党総裁選挙で勝ってもらい、彼を政権の顔として敗北に追い込むというシナリオはもろくも崩れ去ったようだ。立民議員の生殺与奪の権を握るのは石破氏の決断次第という、これ以上の皮肉はない状況になっている。冒頭のシェイクスピアも空の上から苦笑しているだろう。

大坂なおみさんの点火に感動しました

 昨晩のオリンピック開会式をご覧になって、いかがだったでしょうか。私は始まる前の晩酌で、「アサヒスーパードライを飲むぞ!」と気合を入れすぎて、不覚にも寝てしまいましたので、夜中に起きて録画を観ています。様々な意見はあるのでしょうが、大坂なおみさんが最終ランナーとして、聖火台に点火したときにはなぜか涙が出てしまいました。無観客でもやってよかったなと感動しました。

 それで、連日、暑い日が続いていますので、SNSをご覧をいただいている皆さんにはさらに不快になってしまうとは思うのですが、依然としてかなりのネタ不足が続いていますので、立憲民主党の川内博史さんのツイッターを取り上げてみます。なお、この衆議院議員さんは七つの政党を転々された過去があります。

 その内容は掲載したとおりの短い文章ですが、この人のことが本当に心配になってきました。立憲民主党の国会議員が立憲君主制をからかい、天皇陛下の政治利用を平然と語り、どこをどうしたら、こんな発想が出てくるのか、大丈夫かなという気がします。まあ、同党にはユニークな人材が多いので、特段、驚いてはいけないのかもしれません。

 そして、この投稿はすでに削除されていますが、それについての言い訳がさらに奮っていました。彼の名誉のために全文を晒しておきますが、同党の最高幹部の一人は過去に「削除。無かったことにはなりません」と言われていましたので、その方は身内の削除をどのように落とし前をつけるのか気になります。自民党の削除は許されず、仲間のそれはお構いなしでは道理が通りません。

 では、その言い訳です。『このまま五輪に入ることは、国民にとっても世界中から集まる選手·役員等関係者にとっても感染が拡大し混乱を引き起こすだけであると、皆分かっているだろう。総理も内心では心配なはずだ。しかし、誰も止められない。この状況は異常な状況なのだ、ということを言いたかったのです』だそうです。

 確かに何としても五輪開催を阻止したと主張するのは自由ですし、それが立憲民主党の基本なのでしょう。問題はその先で、どうしてそれが天皇陛下の中止宣言につながっていくのか、基本的な思考が完全におかしいです。仮に心の中でそのように思っていても、選挙で選ばれた国会議員がSNSで発信すれば、立憲君主制の否定につながることが分からなかったのでしょうか。まったくもって疑問です。

 また、上述のコメントは反省でも謝罪でもなく、単なる釈明で、ツイッターで発したことはご自分でも間違ってはいないと思われているようです。この人、立憲民主党の政務調査会長代行を務めていますので、会長が事故あるときはこの党の政策の企画立案の最高責任者となるわけで、それを想像するだけで猛暑が吹き飛び、一気に冷や汗が出てきそうです。

 もちろん、川内さんに謝罪を求めているわけではありませんし、そんなことはどうでもいいのですが、また一つ、「左派や自称リベラルは人には猛烈に謝罪を求め、自分たちはそれをしない、できない」が明らかになった事象でしょう。「多様性を説くけど、それは自分たちが主張している多様性だけだ」もまったく同じですね。

 でも、彼ら彼女らだけを責められません。だいたい、この党の代表からして、「安倍の次は俺だ!」「総選挙をしないで政権をよこせ!」「菅内閣は何もやっていない」などなど、スクープ発言の連発です。そりゃ~、菅さんの不手際が多くあることは事実ですが、総理は「あんただけには言われたくないよ」と多分、思われているでしょう。

『選挙で晴らそうコロナの恨み』

 かなり昔のことですが、その当時、我が国は“狂乱物価”というインフレに苦しんでいて、どこの政党が主張したのかは覚えていませんが、タイトルの「選挙で晴らそう物価の恨み」というフレーズが有名になりました。その結果も同じく覚えていませんが、少なくてもそれによって政権交代はありませんでした。ただ、その時代はお給料も上がっていましたので、何となく懐かしく思い出します。

 それで、きょうからまた、東京では緊急事態宣言が発令されます。もう、まん延防止等重点措置と区別がつかなくなりましたが、私や妻の日常的な生活が変化することはありませんので、「ああ、まただね」という感じです。しかし、世の中はそんなに甘いものではなく、「もう我慢の限界だ!」「政府はいったい何をやっているんだ!」との声があちこちから聞こえてきます。

 これはもっともなことで、毎日の経済的な生活が脅かされている皆さんも多いですし、「なんで、酒が飲めないんだ!」と叫んでいる人たちの気持ちも理解できます。そこに五輪をやるとか、中止してしまえとか、観客を入れるとか、無観客とか混乱していましたので、怒りが爆発寸前であることも、SNSの世界をウォッチしているだけでも分かります。世論が二分されているようでもあり、嫌な気分ですね。

 ただ、五輪がどのように閉会式まで進んでいくのか、ワクチン接種も同じく進捗状況がどうなるのか、関心があるところですが、必ず秋までには衆議院議員選挙が行われます。申し上げるまでもなく、参議院選挙や都議会選挙と違い、文字どおり、どこの政党の党首が内閣総理大臣なるのかを問う“政権選択”の選挙ですから、私たち国民、有権者にとっては絶好の機会になります。

 自民党と公明党の連立政権が継続するのか、立憲民主党と共産党の連合政府が樹立されるのか、国家にとっても、国民にとっても極めて大切な選挙戦となりますし、立憲民主党と共産党の協力体制もけっこう進化していて、仮に立憲共産党的政権ができたら、大臣を共産党から出すことはなくても、衆議院の常任委員会の委員長ポストは差し出すでしょう。ちょっと前の民主党政権よりとっても左に寄った政府の誕生です。

 そうすれば、立憲民主党の枝野幸男さんも、「総選挙を省略して、政権を俺たちによこせ!」などと意味不明なことを言わずとも、堂々と枝野総理、福山官房長官が実現できますし、「ようやく時代が私(枝野)に追いついてきた」というチンプンカンプンな妄想が現実になるでしょう。ちょっとしたお化け屋敷より冷や汗が出てきそうが、そろそろ、立憲民主党はいわゆる“影の内閣”のメンバーを発表すべきとも思います。

 なお、都議選での立憲民主党の獲得議席が少なかったのか、多かったのかは見方が分かれると思いますが、共産党との共闘が成功したのは事実だったようです。一方、国民民主党は4人の公認候補を擁立しましたが、残念ながら、その4人の獲得票がいずれの選挙区でも最下位当選者のそれの三分の一でした。これにより、特に東京では両党の協力がさらに強化されることは避けられません。

 実際、連合東京と立民都連の事情に通じている関係者は、「連合は何かというと、共産党との連立はあり得ない。とりわけ、民間労組がそれを嫌っていると言うが、今回の都議選で民間労組はどんな応援をしたのか。4名の票数は世間では泡沫候補と呼ばれても仕方ない。それに比べて、共産党はビラ配り、ポスター貼り、電話作戦、集会動員と、確かに高齢者は多いが、真剣になって支援してくれた」と言っていました。

 私のように過去の選挙で、民間労組にそれこそ物心両面のご支援をいただいた者にとっては信じ難いのですが、もしも、そんな状況になっているとしたら、悲しいことですし、数カ月後の衆議院選挙や来年の参議院選挙にも影響があるのではと心配です。そのあたりも考えて、貴重な一票を投じなければいけないと思っていますし、あまり雰囲気に流されないことも大切だと感じています。小選挙区制は雪崩が起きる可能性も少なくありません。

 そして、上述のような状態が本当ならば、それは日本共産党の統一戦線路線にまんまとはまってしまったと思うのですが、立憲民主党や公認候補者にとっては、「背に腹はかえられない」というよりも、共産党に対する警戒感も忌避意識もほとんど消滅しているのでしょうか。日米安保廃棄、自衛隊解体、立憲君主制廃止を究極的に実現することを党是としていることも、彼ら彼女らは忘れたのでしょうか。

 また、日本は自由で民主的な選挙が保証されていますし、過去には短期間ですが、政権交代が行われました。ですから、文句ばっかり言っていることも分かるのですが、ストレスも溜まりますので、ここはスッキリと政権選択選挙に大いに期待して、投票所に行きましょう!また、コロナなどで誰を恨むのかも勝手ですが、その原因がどこにあるのか、あったのかもしっかり意識しましょう。

 それから、きょうの写真の方ですが、中国外交部(外務省)報道官の趙立堅さんという人ですが、「この人、見たことある」という方々も多いでしょう。この目つき、世界一横柄な態度など、中国共産党の実態を象徴しているようです。彼も当然、中国共産党の党員ですが、自分の考えを言っているわけではなく、すべてが共産党の操り人形です。彼の国では官僚は全員がなんちゃってで、共産党があらゆることを決めています。

都議会選挙~勝者は誰なのだろうか?

 東京都議会議員選挙の投票が行われました。その結果については様々な見方があると思います、現職も新人も、元職から復活した皆さんも新たな都議会で頑張っていただきたいです。特に目前に迫った東京五輪とパラリンピッを無観客でもいいので、成功させることは大切だと思いますし、COVID-19対策についても同様でしょう。

 ところで、今回の結果ですが、正直なところ、「誰が勝ったんだろう?」と感じました。もちろん、当選者(落選者も)は明らかなのですが、この場合は政党という意味です。都民ファーストの会は事前予想ではかなり減らすのではと言われていましたが、それに反して31議席を獲得しました。

 ただ、これも前回のことを思い出してみると、間違いのない敗北ということになります。確か追加公認を含めて50議席以上を獲得していたと思いますので、これからの議会運営はけっこう難しくなるかもしれません。公明党は23人全員が当選しましたが、自公で過半数には8議席ほど足りません。

 一方、自民党ですが、前回よりは議席を増やして第1党にはなったものの、それでも過去2番目に少ない結果で、多分、党内でも「勝ったぞ!」という雰囲気はないのでしょう。また、立憲民主党や共産党も議席を伸ばしていますが、これも「勝利の美酒に酔う」というマインドではとてもないでしょう。

 そうなると、今回の都議選は前述した「誰が勝ったんだろう?」となってしまいます。つまり、繰り返しますが、今後の議会運営は困難を極めることになるような気がします。それを含めての都知事と都議会ですからやむを得ないとも思いますが、新しい議会の各会派の小池さんに対する姿勢はどうなるのでしょうか。

 そして、私の友人たちも見事に当選を飾った人もいますし、「えっ!なんで彼が!」という人もいました。当選した人たちにはさらに頑張っていただきたいですし、涙を呑んだ方々には、捲土重来で次の戦いで返り咲いていただきたいです。あと、「都議選は衆院選の前哨戦」の定義は崩れるでしょうね。